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2006/11/27■月曜交流会から

ビジネスとスピリチュアルな生き方

@スピリチュアルな学び

私たちは光のハイアラーキーとしてお話をいたします。今日は皆さん方、自分のいろんな体験において今までどのような学びをしながら今に至ってきたのか、それをいろんな角度から検証してみることにします。一般にスピリチュアルな勉強を始めると自分に関心を向け自分がどのような導きで、どのような人からのアドバイスで学んでいくのか、そして自分は最終的にどのようなスピリチュアルな能力を身に付けるのか、一般にそういう観点で学びを始めていきます。

いわゆる自分におけるスピリチュアルな能力、スピリチュアルな特質が何であるのか、そこに関心が向くことになります。そして必ず何らかの意味があり、理由があり、それに従って自分は学んでいるという思いを持つことになります。今、いわゆる宗教的な流れにおいて多くの人がかなり勘違いをしていたり、錯覚に陥ったまま学びを続けております。

すべてに意味がある、確かに見方によってはそう言えるかもしれません。しかしその意味というものが本人たちが期待している意味とはまったく無関係で、本当はまったく別の事情、別の状況による意味をたまたまその人がそこに関係していたり、本来行うべきはずの人が何も行動しなかった為に、代わりに自分が演じていたり、そのようにして行なわれていく場合もあります。

したがって、すべてが完全なる意味の中で行なわれているわけではありません。このスピリチュアルな勉強を始める時に多くの人が何らかの期待を持って学びを始めます。どういう期待を持って始めるのか、少しでも他の人より早く、先にスピリチュアルな能力を目覚めさせる、スピリチュアルな能力というのはどこで学ぶこともできず、身に付けることもできない為に、自分が先に何らかの方法で身に付ければ他の人よりも圧倒的に有利な能力を身に付けることができる、そういったことによりスピリチュアルな能力を身に付けようとする人がおります。

しかしこれはある意味では典型的なビジネスの分野と同じであり、他の人より先に自分が身に付ける、先に身に付けることによってその優位性を生かし、他の人より、より先に進んだ優先的な能力を開発できる、そういう思いによって学びを続ける人がおります。これはスピリチュアルな能力を利用して自分のビジネスに生かしたり自分の生活に生かそうとしているものです。

これ自体が良いのか悪いのか、確かに判断が難しいところでしょう。スピリチュアルな能力を磨き活性化させ使うこと自体は問題ではありません。しかし、それを何らかの形で典型的なビジネス行為としてビジネスのために用いる、もしそれが収穫となっているのであれば人を癒したり、人を導いたりするのも基本的にはビジネスの範囲内に治められてしまい、そこで使われたエネルギーは完全なるビジネスのエネルギーとして動くことになります。

いわゆるヒーラー、チャネラー、エネルギーワーカーとしてビジネスの分野で身に付けた能力、これはビジネスのエネルギーで染まったスピリチュアルな波動であり、最終的にどのような行為を行うにしても、必ずビジネスのエネルギーがつきまとってきます。そうやって身に付けたエネルギーを使う際、ビジネスとして使うことが前提となっている、必ず金銭との交換、或いはエネルギー交換が前提となり、金銭を払う余裕のない人、エネルギー交換を行う余裕のない人はスピリチュアルな能力を受けることができない、こういうことになってしまいます。

スピリチュアルな波動というのは何でしょう。本来スピリチュアルなものは人間世界で欠かせないものであるために、スピリチュアルな世界から無尽蔵に流れ出てきます。太陽が毎日燦々と輝いているように、スピリットな波動も毎日皆さん方に燦々と輝いております。それをどれだけ自由に無尽蔵に使っても一切文句は言いません。太陽はただただ光を放っているだけです。スピリチュアルなエネルギーにしても基本的には人間全員にただただ光や波動を送っているのです。

それをビジネスというエネルギーでまとい、ビジネスという行為で交換をしていく、そこで使われたものはすべてビジネスのスピリチュアルな波動に変換されていきます。同じように皆さん方はいろんなことに興味を持ち今に至っております。しかしそこで身に付けたスピリチュアルな能力、スピリチュアルな知識、これらはほとんどが金銭との交換で身に付けた知識となっております。

金銭との交換で手に入れた知識は金銭との交換で使うということがある程度宿命付けられております。只で教えたり只で使うのではなく何らかのエネルギー交換で渡していく、伝えていく、こういうことになるのです。一般に金銭との交換でスピリチュアルな知識を一杯身に付けた人、本を読んだり、セミナー、ワークショップで身に付けたもの、こういう知識はすべてビジネスの範囲内での知識となっております。

そういう知識ではなく、自らの体験により身に付けたもの、自らの研究や努力によって身に付けたもの、こういう知識はビジネスとは関係ない知識になっております。自分の頭の中にある知識の中で金銭との交換でない知識がどの程度あるのか、自分の知識を一度整理してみる必要があるでしょう。いろんな金銭との交換で手に入れた知識、中にはとても高価な金銭で手に入れた知識もあるでしょう。

こういう金銭との交換で手に入れた知識、これは本当に自分に役に立っているのでしょうか。一般にこういう知識は自分のために使ったり、社会のために使うというのがほとんど成されてきません。やはり同じようにビジネスとして他の人に何らかの形で教えるとか、金銭との交換で伝えるということによって使れていきます。

ではこのように金銭との交換で手に入れた知識を本当に役立たせるためにはどのようにしたら良いのか。金銭との交換で手に入れた知識は興味があるもの、面白いもの、分かりやすいものという風につくり直され、人間の知識の範囲内で分類できるように整理されて伝えられていきます。

人間の概念の中でつくり上げられた知識と言えるでしょう。したがって、人生に役に立つというよりはそれを他の人に、さら提供したり金銭と交換したり多くの人にただ知らせるという形でのみ使われていきます。実際に役に立つことがどれだけできるでしょうか。一見役に立つように見えたとしても本当に役に立つことはあまりありません。もしその知識によって本当に人生に役立たせた、人生に役立ったという見方があるのであれば、それはその人の人生そのものがビジネス的な生き方をしていると言えるでしょう。

人生を生きるのに賢い生き方、十とか、自由とかうまく生きる生き方、十とか、そういったいわゆる書物でよく知らされているような生き方をそのまま行っている人、或いはそれを人生と思っている人、そういう人にはそのままの生き方が適用されるかもしれません。多くの人は自分の人生と思っていても実際にはそういう書物や、他の人の意見によって入ってきた他の人の生き方が多いものです。

ありきたりの決まった生き方をその通りに生きていく、言われた通りに生きていく、そういう人生が意外と多いのです。そういう人生を生きようとしている人はまたありきたりの知識を手に入れ、それで生きることは可能となるでしょう。今これからの皆さん方の生き方としてそろそろそういう生き方を変える必要があります。

本当の自分の人生とは何であるのか。今までの自分の人生は何であったのか。もし自分の人生を生きようとしていろんな本を読んだり、いろんな人の意見を聞いていたのであれば、結果的に自分の人生を生きているのではなく他の人の人生を生きることになります。本当の自分の人生は中々ありきたりの方法で手に入るものではありません。

自分が本当にしたいと思うもの、本当にやり遂げたいもの、成し遂げたいもの、本当に自分のしたいことから自分の人生がつくられていきます。自分は本当に何をしたいのか。自分が本当に何をしたいのか、それを探るのに他の人の話を聞いたり、他の人の意見を聞く、これは基本的に他の人の生き方になり自分の生き方にはなりません。

自分の生き方は自分でしか見つけられないのです。よく他の人の話を聞いてそれは良いヒントになった、とても役に立った、そういうことを言う人がたくさんおります。しかしほとんど場合、それは何の役にも立っておりません。ただ単に自分の知らないことを知識として得ることができた、自分の分からなかったところに面白い情報が来た、それだけのことであり、本当に自分の生き方に合うことはほとんどありません。

自分の生き方は自分でしか見つからないのです。自分の生き方でない生き方を他の人の生き方を見て参考にしてつくり上げた時、はじめのうちはとても楽しいように見えても、時間が経つうちやはり自分に合わなくなってきます。自分に合う生き方が中々他の人からは手に入らないのです。それよりは自分の生き方は自分で見つけるものであり、他の人がどのように反対しようとも自分はその道を行く、自分だけがその道を生きることができる、そういう確信によって自分の生き方が出来上がっていきます。

自分の生き方を自分で見つける、これはとても簡単なように見えて非常に難しく、人間関係がある以上自分の生き方を自分が自由につくるというのは難しいように思えるでしょう。しかし皆さん方がどのような人生を歩もうとも基本的に皆さん方の人生は自分のエネルギーでつくられております。すべてが自分のエネルギーだけで自分の人生がつくられております。

他人の人生でつくられているものはありません。すべて自分のエネルギーでつくられているのです。とするのであれば自分の人生はすべて自分のものであり、自分だけのものであり、自分だけがこれを変えることができる、自分の人生を変えることができるのは自分だけなのです。先ずそれにはっきりと気が付くことです。

他の人にどのようなことを言われたとしても所詮自分の人生を変えることができるのは自分だけなのです。自分のエネルギーをしっかりと理解し、自分の流れをしっかりと理解し、自分の人生を自分で歩んでいく、自分の人生というものをもう一度見つめてみて自分にとって一番何が楽しいのか、何をやりたいのか、是非そこに目を向けていただきたいと思います。


A金銭とエネルギー交換

私たちは光のハイアラーキーとしてお話をいたします。人間がそれぞれいろんな特徴を持ちいろんな波動を持ち、自分だけの役割を演じている、皆さん方も概念的にはよく理解されているでしょう。しかし自分だけの人生を自分だけで歩んでいる、この実感がとても難しいものです。つい他の人と一緒になった感情や他の人とのやり取りを重視して、自分だけの人生ではない、他の人のいろんな人の人生も同時にある、そう考えたくなるでしょう。

でも基本はやはり自分だけの人生なのです。他の人がどのように干渉しようとも自分のエネルギーの流れそのものを変えることはできません。やはり自分の人生は自分だけのものなのです。しかしそれにしては巧妙につくられているために、他の人からのいろんなエネルギーで自分が動かされているのを感ずるでしょう。

自分自身の人生が他の人にも影響を受けている、そう感じたくなるでしょう。でもやはり皆さん方の人生は皆さん方だけがつくれることができ、また歩むことができるのです。自分だけの人生にもう少し重みをおき、この人生を少しでもより良い面で活用できるようにしていってください。

Akiko.Nさんの流れについてお話をしてみます。あなたの人生の流れにおいてこれまでいろんなことに興味を持ったりいろいろやりたいと思うことがあっても、実際自分がやり遂げたものはそんなに多くはありません。最後までやり遂げるということがとても難しく、興味を持つということとそれが完全にできるということにはかなりの差があります。今までの自分の人生の中で成し遂げたというエネルギーをどの位手に入れたか、対象は何でも構いません。成し遂げたというエネルギーが重要なのです。自分の人生の中で成し遂げた、これを見つめるためには、自分がこれまで興味を持ったもの、やるべきこととして集中してやったもの、そういったものを思い出してみると良いでしょう。自分が何を目指して没頭していたのか、何を成そうとしていたのか、そうするといろんなことが見えてきます。自分の根本的なところに何かをつくり出す、生み出すという波動があり、何らかの形で新しいものをつくり出そうとしています。頭の中には極めて新しいアイデアが入っております。しかしこれをどう三次元的に使って良いのかが分からないために、アイデアだけで終わってしまい、最終的な三次元の流れに入っていかないのです。最終的な流れに入れていく、そのためにはある意味では人間関係においての流れを再調整する必要があります。人間関係での流れをスムーズにし、流れて戻ってくる、流れて戻ってくる、これをうまく使うと自分の他のエネルギーもそのように動き出し、アイデアでさえもうまくエネルギーが動き出し、最終的に実現できる方向へと動いていきます。頭の中にあるアイデアを完全に動かすために先ず自分の周りの人間関係を整理し直しスムーズな流れへと変換させていく、それによって自分の思いが完結し、動き出し、流れとなって出来上がっていく、そのようにして自分の流れをつくってみてください。

Kimio.Iさんのエネルギーの流れを見た時、あなたの波動の中に新しいものに対してとても強い興味を持つ波動があります。あなたはその波動をうまく使い、いろんな面において新しい波動、そしてスピリチュアルな波動を取り入れていきます。しかしこの波動をどう使っていくか、どのように使うのか、そこでよく立ち止まっております。いろんなアイデアが出てきても具体的な流れには入っていかない、思いが動いても実際の行動には結びつかない、そういうことが度々あります。これをうまく動かすためにはスピリチュアルなエネルギーの特徴を変えていく必要があります。スピリチュアルな波動があなたの意識によって変換され、ある程度制限がつけられているのです。何らかの価値観、基準があり、価値観や基準でスピリチュアルなエネルギーが覆われているのです。そのためにそのままの素直な形でエネルギーが流れるわけではなく、何らかの自分の思いに従ってエネルギーが動いていきます。それによってスピリチュアルなエネルギーがいろんな波動に変化していき、そのままではなく金銭の交換や物との交換によって使えるようなエネルギーに変化していきます。自分が何らの形でそれをつくり出していく、そういう思いがあるために何らかの形での使い方に限定されていきます。自分自身の中にあるこれらのスピリチュアルな波動、それを自然に動かすためにも、本来の流れをよく理解し、そしてそれに合わせたエネルギーの使い方をしていく、特定するよりは一般的なままでエネルギーを使っていく、是非そのやり方を身に付けるようにしてみてください。

Yukari.Kさんの流れを見た時、あなたの学びの中でスピリチュアルな知識、スピリチュアルな波動がどの程度揃っているか、あなたの意識はかなり前向きな意識となって、得た知識を何らかの形で使いたい、手に入れた知識を活用したいという波動があります。そのためあなたのところに入ってきた知識は何らかの形で使われるのが前提となっております。それをどのような形で使っていくのか、そのまま他の何らかのものとただ交換するとか、さらにそれを付加価値をつけて再利用するとかいう形はあまり見えておりません。むしろこの知識を知識としてではなく何らかの形で変化させて使っていく、行動や生き方、その他もろもろの生活の中に知識を入れていき、その使い方によって知識自身が成長していく、そういうやり方を好んでおります。したがって、あなたから他の人へは知識そのものの伝達ではなく、何らかの形に変換され、それによって付加価値が得られるような知識として流れていきます。これはあなたの特徴としてとても良いやり方と言えるでしょう。ただ自分がそれによってどこまで良い恩恵を預かるか、知識そのものではなく、行動と一致しているために金銭だけの世界でやり取りするのが難しくなっていきます。そのために自分としてはスピリチュアルな知識だけのエネルギー交換ではなく、他のものとも合わせた複合的なもので交換をしていく、こういう生き方になっていきます。これはこれであなたのやり方としてとても良いやり方となります。金銭だけの知識ではなくむしろいろんな面に変換できる知識、そういうものとして定着していくからです。ただそれにはどうしても限界が出てきて、その範囲内での金銭しか交換されないために、一般に金銭だけの知識に比べるとそれ程身入れがないとも言えるでしょう。ただ役に立つスピリチュアルなエネルギーとしてはとても多いものがあります。単に金銭で手に入れた知識ではなく、それ以外のものとして生み出されるために、相手に伝わるエネルギーとしてはとても良いものがたくさんあります。自分自身の流れの中においてこういった知識をどの程度自分で整理し、つくり直し提供していくか、それによって自分自身がどの程度良い恩恵をこうむるか、そういったことをよく考えて自分なりの知識の使い方を調べてみてください。

Takashi.Oさんのスピリチュアルな学びを見た時、あなたの意識の中においてスピリチュアルな学びというものがどのように位置付けられているか、恐らく確固とした実感を伴わないまま知識をかなり取得し、その知識によって自分の流れをつくり変えようとしております。今自分の流れを知識をベースにしてつくり変えていく、金銭との交換で手に入れた知識で自分のベースをつくろうとしている、そういう流れに感じられてきます。この知識の流れで人生をつくり上げていくと、基本的にここにやってくる人々も知識との交換、金銭との交換というエネルギーで接することになります。自分としてはさらに豊富なエネルギー、いろんなエネルギーを取得し、それで流れをつくりたい、そういう思いもたくさんあるでしょう。しかしそれが最終的には金銭で生かそうとする流れに変換されるために、やはり金銭的な知識が付きまとうことになります。恐らく知識という概念が金銭的なもので手に入れた知識という範囲内に限定されております。金銭では手に入らない知識、金銭では絶対に見ることのできない知識、そういった知識を自分で調べてみる必要があるでしょう。金銭では交換できない知識をどれだけ自分で見つけ自分のものとしていくのか、それによって知識のエネルギーが変化し、知識以外のいろんなものとして新しいものが生み出されていきます。自分の流れをつくる時そのように金銭との交換以外の知識をどのように身に付け、使い、それで新しい分野をつくっていくのか、ここに目を向けない限り、普通の金銭との交換が可能な知識だけの流れに入っていきます。それはある意味では価格競争になり、先に手に入れたものが得をするといういろんな仕組みがつくられていきます。そういったものに左右されない自分の生き方、自分の流れというものを見つけていってください。

Hiromi.Yさんのスピリチュアルな学びを見た時、あなたの頭の中にあるいろんな知識において、金銭的なものによって交換した知識、やはりとても多く揃っており、むしろ金銭以外で取得した知識はそれ程目立ってはおりません。そのために流れとしては金銭との交換を伴った知識でいろんなものがつくり上げられ、いわゆる典型的な概念によってつくられた生き方になります。これを変換させ、本当の必要な知識、重要な知識だけで流れをつくる、役に立つ知識で流れをつくる、そうするためにはやはり普段の知識の集め方において自分自身が本当に感激するもの、自分で役に立つもの、自分で手に入れたもの、こういった知識が必要となってきます。知識を得ようとして金銭で交換すると、そのエネルギーがずっとずっと付きまとい、何をするにも金銭が伴ってしまいます。しかし金銭以外の手に入れた知識は金銭に束縛されることをあまり好まず、本来の生き方によって手に入れた知識、愛によって手に入れた知識、やはりこれが少しずつ動き出し、それが他の人の心を動かしていきます。本当に役に立つ知識が何であるのか、本当に自分に使える知識は何であるのか、それをよく調べて流れの中で使いこなしていってください。

Atsuko.Iさんのスピリチュアルな知識、あなたの知識は金銭以外の方法によって手に入れた知識がとても多く、いわゆる金銭との交換で手に入れたものはそれ程多くはありません。これはある意味ではとても珍しい状況と言えるでしょう。他の人に比べ無理して一杯知識を集めたり、あくせくして集めた知識はそれ程感じられません。自然に必要性の中で流れの中で手に入れた知識が多く、それも経験を伴って知識を身に付けてきました。この知識は使う面においてとても良い使い方が成されるでしょう。言葉から出る知識にはどこかの請負とかどこかで聞いた知識という感覚がまったく感じられず、自然なものとして受け取られていきます。あなたから発せられる知識はどの人にも良い感じを持って受け入れられていくでしょう。この知識をさらに生かすために、自分自身の知識の出所をよく調べ、どういう体験の時に一番知識を手に入れているか、それをよく調べてみる必要があります。そうすると自分の得意な知識の獲得の仕方、得意なパターンが見えてきて、それが見えてくるとそれをうまく使いこなすことによって、より多くの知識を身に付けることができ、そのやり方が確実に分かってきます。それをうまく自分で理解し使いこなして自分だけの知識を一杯獲得していってください。

皆さん方のスピリチュアルな学びにおいて、どのようにして知識を獲得し今に至っているのかを話してみました。今、ビジネスということがとても大きな位置付けになっており、何をするにも金銭が伴ってしまいます。そしてスピリチュアルな学びをしたり、スピリチュアルな仕事をする時でも金銭が必ず伴ってきます。

金銭そのものが悪いというわけではありません。金銭は金銭で皆さんに希望を与え、勇気を与え、時には愛さえも与えるでしょう。しかし所詮は金銭で交換できるものは決まっているために、やはり相手が本当に望んでいるものが与えられるという保障はありません。人間が本当に望んでいるものが何であるのか、そしてそれを成し遂げるためにはどのような使い方をするのか、スピリチュアルなエネルギーを金銭を伴わずしてひたすら相手に伝えていく、金銭との兼ね合いの中でスピリチュアルな波動をいかにうまく使いこなしていくのか、そういったことを少し日常でも自分の中で考えてみたり、他の人と議論したりして良い流れをつくるようにしていってください。それでは少し休憩を取ります、ありがとうございました。


B金銭に対する意識が富の量を決める

私たちは光のハイアラーキーとしてお話をいたします。金銭を多く手に入れるのにどういう方法があるのか。風水的なことや習慣的なこと、言い伝え、いろんなものによって金銭を獲得する方法が伝えられております。しかし一般にその時代にはそれで適していたもの、ある特定の人々には適していたもの、ある地方において適するもの、いろんな条件があり、すべての人が同じように有効であるということはほとんどありません。

古代の言い伝えでは有効であったものが、今の現代の社会ではまったく通用しないものもあります。金銭のエネルギーはそれを扱う人々の意識によって変化していきます。皆さん方が金銭を使う時に何らかの思いを持って金銭を使います。その思いが金銭の中に入っていきます。

得をするか損をするか、そういう思いをいつも持ちながら金銭を使う人、金銭を使う度に得か損かのエネルギーが入っていきます。金銭を使うことに喜びを持っている人、金銭の中に喜びの波動が入って金銭が使われていきます。いつも何かもったいないと思っている人、金銭の一つひとつにもったいない、使いすぎる、少しでも安くしよう、そういうエネルギーを常に入れながら金銭を使うことになります。

そして自分自身の金銭に対する意識がどうであるのか。金銭が自分を豊かにするもの、家庭を豊かにするもの、社会を豊かにするもの、或いは身を滅ぼすもの、少しでも他人よりは自分が多く獲得したいと思っているもの、いろんな金銭に対する意識があります。それぞれの意識と金銭の中に入っているエネルギーによって人それぞれの扱い方が変わってきます。

自分が金銭に常に有り難味を感じ、大事に大事に有効に使いたいと思っている人、そこに喜びの波動が入った金銭が入ってくれば本当にその金銭はその人に喜びとなるものを与えてきます。金銭との交換によって買われるもの、交換によって入ってくるものがことごとくその人に幸せをもたらすことになるでしょう。

しかし常に金銭に対してもったいないとか、もっと安く買いたいとか、お金があるから不幸が起こるとか、そういった思いを持って金銭を使って、金銭にこのエネルギーが入っている場合、金銭がいつもトラブルの元なんだという意識を持っている人に入っていくと、本当に金銭によっていろんなトラブルが起こされていきます。

あくまでも自分自身の持っている金銭に対する意識レベルと、金銭そのもののエネルギー、これによっていろんな現象が起こされていきます。金銭にはいろんなエネルギーが入っており、自分に回ってくる金銭のエネルギーが良いエネルギーであるためにはどうしたら良いか。言うまでもなく自分が金銭に対して常に良い意識、金銭に対して高い意識を身に付けておくと、一般に金銭に入っているエネルギーの高いエネルギーが集められてきます。

したがって、金銭に本当に良い思いを持ち、金銭を有効に使うこと、金銭自身は悪くないと思っている意識の人には金銭自身の良いエネルギーが集まることになります。しかし金銭で苦労している人、金銭を集めるために働かなきゃならない、使うべき金銭がまだ足りないので今月はもっともっと働かなければならないとか、金銭を獲得するためにかなりの犠牲感を伴っている人、こういう人には本当に波動の低い金銭が集まることになります。

結局自分の持っている金銭に対する意識レベルが、それに応じた金銭の波動を集めていることになります。確かに風水とかいろんなことによって、それらを少しでも和らげたり、軽減させたりする効果はあるかもしれません。しかし完全にすべてを変えるまでの力は持っておりません。最終的には人間の意識のエネルギーがとても強く、人間の意識のエネルギーによってかなりのエネルギーが動かされていきます。

一人ひとりが金銭に対してどういう思いを持っているのか、これが一番の鍵を握っております。もし金銭をたくさん所有して豊かになりたいと思っているのであれば、それにふさわしい意識レベルを身に付けることです。金銭を得ること自体はとても良いことであり、それは人々を豊かにし、自分だけではなく他の人々すべてが多くの金銭を獲得して欲しい、他の人の金銭の量が多くなるように自分も協力していく、すべての人が金銭で豊かになる、常にそういう意識を持っている人はその人にふさわしいだけの富が入ってくるでしょう。

自分だけ金銭を獲得したい、他の人が不幸になっても良いから自分は金銭を獲得したい、そういう意識レベルの人はある特定の金銭だけを手にした人が裕福になり、特定の金銭を手にできない人は裕福でなくても良い、そういう波動を持った金銭だけが入ることになります。それによってその人が多くの金銭を手に入れることができるかできないのか、それは分かりません。

金銭にどれだけの人間の波動が入っているのか、皆さん方が使う金銭にどれだけの波動を入れているのか、それに依存するからです。一部の人だけが富を得て構わないというエネルギーをたくさん入れておけば、一部の人が確かに富を得ることができるでしょう。多くの人が富みを得て構わないという意識があれば多くの人に富が回っていきます。

自分が金銭を使う時どういう意識を持って金銭を使っているのか、金銭に対してどういう思いを持っているのか、それが皆さん方の富の器を決めていくことになります。自分自身の金銭に対する意識、それを少しでも多くの人が喜びを与えるように、日本に限らず南米やアフリカ、アジアの子供たちでさえも多くの富を手にすることができる、そういう意識を持って金銭を使うようにすれば地球上の多くの人々が多くの富を得ることになるでしょう。

この地球上ではまだ富の分配が正しく行なわれておらず、ごく少数の人に多くの富が集中しております。皆さん方の普通の意識レベルはそれをさらに助長するような動きへとなっております。できれば一部の人に集まるのを助長するのではなく、少しでも多くの人に分配がうまくいくように、平均化するように意識を持っていく、是非そういう意識レベルで富を獲得するようにしてみてください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)2006 CentralSun
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