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2006/11/13■月曜交流会から

善悪の判断基準をしっかり

@イジメの問題

私たちは光のハイアラーキーとしてお話をいたします。今日本の場において波動がとても不安定な状態にあります。皆さん方もご存知の通り社会において、いわゆるいじめや自殺という報道が毎日のようになされ、皆さん方の命を変化させようしているエネルギーが日本全体をとても強く覆っております。

言うまでもなく自殺は計画外のことであり、それによって日本自身の計画が根本的なところから失われ、日本の役割そのものが危機的な状態に向っております。ただそれを傍観者的に見守っているのもの、人々のように考えているもの、こういう波動が日本全体に蔓延していて本当に我が身のように考えている人がほとんどいないということ、どの人も同じようにただいじめられる側も悪いとか、頑張って生きなさい、死んではいけないとか、ありきたりの表現を取るだけでこのエネルギーそのものを何とかしようと考えている人がほとんどおりません。

他をいじめる、からかうというエネルギーがある以上、時を変え、人を変え、日本のあちこちでずっと演じられていくでしょう。皆さん方の心の中にもほんのわずかでもからかう、ふざける、いじめるという波動があればこのエネルギーがしっかりと日本に残り、そして犠牲者をまた増やしていくことになるでしょう。

からかう、いじめるというエネルギーがある限り、根本的な解決をすることはできません。何故からかい、いじめが起こるのか、日本人が本質的に皆同じ仲間であるという意識を持ち、仲間でないものをいじめる、同じような人たちが集まり、同じものでないものをいじめる、ちょっと皆と違っていればからかう、平均ん的、皆と同じという意識がいかにも良いという状態をつくり出し、この皆と同じでないものを否定するという感覚、これがからかいやいじめという現象をつくり上げていきます。

そのために日本人はただ皆と同じことをする、仮にそれが間違った行為であっても皆と同じことをする、法律的な犯していようが世間的に非難されようが、皆と同じであればそれをすることによって安心する、これが日本人の真理となっています。これは言うまでもなく変わらねばなりません。皆に合わせたり同じことをするのではなく、正しいことをする。

善悪の価値観がほとんど失われてきており、何が正しいのか、何が間違っているのか、これの判断のできなものが益々増えてきています。皆と同じことをしていれば正しい、そう勝手な解釈をしている人もいます。あの人もやっているから、皆やっているから、皆さん方がすぐ口に出すいいわけです。だって皆やってるし、常識だし、これは善悪の判断基準にはなりません。皆がやっているから正しいという根拠はどこにもありません。むしろ今の日本という場において皆がやっていることはむしろ間違っていることの方が多くなってきています。

誰かが面白がって間違ったことをする、皆面白いと思って皆が真似をする、皆が間違ったことを面白がってやれば、いつの間にかそれが普通になり間違ったことが普通として横行していくのです。今のからかいやいじめもそこにきています。たまたま誰かがいじめてる、面白い、皆でやればあたり前のようになり悪いこととは思わなくなってしまう。

日本人の意識の持ち方の非常に危険な側面です。皆がやっていると正しいことのように思ってしまい、それを注意することができなくなってしまう。まるで注意することが悪いことのように思えてくる、そのため誰も注意しない。いじめやからかいを見て何もしないというのはいじめていることと同じ結果を出していきます。いじめやからかいをそのまま正当化しているのと同じ状態なのです。

何一つ解決にはなりません。今子供たちの世界で演じているいろんな現象は、あくまでもシンボルにしか過ぎません。これがいずれどんどん蔓延してきて、日本の社会にとってごく普通になってくるでしょう。皆で悪い事をしても悪いと思わない、皆で不正を侵しても不正とは思わない。

不正を見つけた時に正々堂々と注意することができるかどうか。自分一人でもそれを指摘することができるかどうか。この勇気がない限り今の状況は変わらないでしょう。結局皆と同じように命を落とし、犠牲者が増えるだけとなります。今の日本人の生命力はどんどん失われてきている。これはとても危険な状態です。

日本という国、日本民族そのものの生命力が失われてきています。日本人の中で生きるという生命力がどんどん弱くなってきて、ただ流れに任せている、なるようになる、こういう意識がとても多くなっています。とにかく生きる、自分は自分の手で守り通して生きる、あるいは生かす、このエネルギーがどんどん失われてきています。

日本の人口も若い子供たちがどんどん減ってきて、これから生命力が益々減っていく流れにあります。皆さん方は日本をどう考えているのでしょう。もうどうなっても良いという意識なのでしょうか。シャンバラは日本で初めにつくらねばなりません。日本でつくられたシャンバラが原型となり世界で使われていくのです。

日本でシャンバラがつくれない限りこの地球上でのシャンバラはあり得ないのです。その日本がこれだけ壊滅的な打撃を受けているのに、その危険性を誰も受け取っていない、誰も感じていない。日本という国がとても危険な状態にあります。これからのいろんな事件、いろんな報道においてまず自分はどのように行動していくのか、自分は判断力をどのように身に付けていくのか、単なる知識ではなく自分の行動一つひとつに使える善悪の判断基準が身に付いているかどうか。

いくら知識があっても善悪の判断の行動ができないものは何の役にも立ちません。場合によってはこの国を滅ぼすものと同じ行動を取っていきます。一人ひとりが何を願って行動を取っているのか、とごに進もうとしているのか、よく考えてみる必要があります。

A意識的なプロテクション

私たちは天使の世界からお話をいたします。かなり重い話がなされたので皆さん方の波動がかなり硬直したために話題を変えることにしました。エネルギーを常に流すように自分の体も柔らかくエネルギーが素直に流れる状態に保っておいてください。メッセージというと皆さん方は常に何か怒られるとか、怖いとか、何か厳しいとか、そういう反応を示す人がいます。

それは皆さん方がそう考えていると本当にそういうメッセージが降りてきます。皆さん方の波動に合わせてメッセージが降りてくるので皆さん方が持っている状態の波動しか降ろしていません。皆さん方が緊張し何か怖いという意識があると本当にそういう内容になっていくのです。皆さん方が心から愉快愉快と思っていると愉快な波動が降りてきます。あくまでも皆さん方に応じて波動が降りているだけであり、天の方では何も一つの目標があって降ろしているわけではありません。

皆さん方一人ひとりに応じてただ降りていっているだけです。さて皆さん方の今の状態を見た時、一人ひとりの波動があまりにも差があるために、この部屋全体が一つ特殊な空間をつくり上げています。そのために空間の歪があちこちに出来上がってしまい、その歪からいろんなものが入り込もうとしています。皆さん方がそれをどこまで感じ、どこまでそれを守っていたのかを報告していきます。


Yukariさんの波動を見た時、あなたはある種の緊張感や不安、また期待感、楽しみを持ってここにやってきました。そしてそれに応じた波動も一緒に付いてきて、この場の中で途中まで一緒になってこの場の中で楽しんでいました。途中で少しずつ波動が高くなり場が出来てくると、あなたの周りに来たものたちが段々波動が合わなくなってきて、いわゆるこの場にはいられなくなって別のところに移動するという状態が起こってきました。愛の話をしたあたりからあなたの周りには真剣に愛を考える波動だけが構築され、そしてそれ以降はしっかりと愛と光の波動で守られています。常にそういう意識や波動を感じていくと、自分はどのレベルで波動を維持しているのか、自分はどこでどうプロテクトしているのかが分かるようになってくると思われます。自分の意識や体で感じた反応、それによってどの程度プロテクトしているのかを感じながらトレーニングを続けるようにしてみてください。

Kayoさんの波動を見た時、あなたがこの部屋に普通に入ってきて普通に座り、普通に場で待っている、普段の自分の部屋で行なっているのとほとんど同じ波動でそこに座り、そして自分をいつものエネルギーで守っていました。話が進むにつれ自分の思っていた雰囲気と少し違う雰囲気を感じ、そのところから周りのエネルギーと自分のエネルギーとの違いが現れてきて、そして自分は自分で自分をしっかり守るという意識が途中から出来上がってきました。途中からあなたは自分を守るのに必死な波動となってつくられていました。何を守っているのか、それは言うまでもなく今の自分が自分の意志でコントロールできる領域を自分で守っている、自分のコントロールできる範囲内はしっかりと自分のエネルギーで保っておく、そういうプロテクトの仕方を行なっておりました。これは普段のあなたの練習の賜物であり、普段やっている練習の成果がそこに現れています。したがって、あなたにとってのプロテクトは自分のコントロールできる範囲においては自分の力でしっかりとコントロールし、それ以外をプロテクトしてもらう、そういう典型的なライトワーカーの波動になっています。ここでどこまでが本当に守られているのか、言うまでもなく頭でいろんなことを考える、思考と感情によって自分のエネルギーがどんどん流れていきます。思考の波動と感情の波動に同調し、ぴったし同じ波動に合ったものはその波動を通じてあなたの中に入ってきます。自分が常に高い波動を維持していけば高い波動の存在が常に体の中に維持されています。しかし自分がいわゆるネガティブな波動を出した時には、ネガティブな波動のものが自分の場の中に入ることになります。しかしそんなに心配する必要はありません。一時的に入ったとしてもあなたの場の中で長く居続けることは難しくなります。やはり場がしっかり出来ているとずっとそこで居続けることは苦しくなり、いずれは元の場所に戻っていきます。ただ自分の思考と感情によって同じ波動のものが自分の場の中に入りやすくなる、それだけはプロテクトしようがないということを理解しておいてください。

Hiromiさんの波動を見た時、あなたも普通にこの部屋に入ってきて、そしてその場に座り、この場の空気に合わせようとした時、その時から自分の周りのエネルギーとこの場のエネルギーの違いを感じ、それが自動的にプロテクションの効果をつくり上げ、この場と自分という場の間の何らかの調整を行なっておりました。いわゆる何らかの違和感、そういったものを感じた時に自分の場で安心できる領域と安心できない領域の差が出てきて、自分は自分の安心できる領域をしっかりと保つという意識をずっと強く残しておりました。それがある意味ではプロテクションと同じ効果をつくり上げておりました。自分の場を守る、そういう意識からつくられたものです。したがって、これは先ほどの人のリチュアルの賜物でできたわけではなく、自分の意志によってつくり上げたものです。いろんな時のそれぞれの意志によってプロテクションをつくり上げていく、これがあなたの特徴となります。自分が何か違和感を感じたり、守ろうとしたり、こうしたいと思った時にそれに応じてある領域が自分の領域がプロテクトされていく、こういう働きが行なわれていきます。この場合のプロテクトの波動は基本的に自分の世界に合わない波動は自分の中に入ってこれないようにする、そういうプロテクトの仕方になります。自分の波動に合わないもの、したがってそこに善悪とか愛とか光とかある一定レベルの基準があるわけではありません。ただ単に自分に合わないもの、こういう価値観でプロテクトが行なわれていきます。これは意志によってつくられたプロテクトのみに有効な特徴となっております。今後のいろんな成長のためには意志のプロテクションだけではなく、やはり普段のリチュアルやあるいは意志を使わなくても自分の領域を守っているような仕組みも望まれていきます。そのためには普段からやはりリチュアルやあるいは場についてもっと意識をしたり、人のエネルギーについてもっと意識を向ける練習が必要となるでしょう。自分の意識だけではなく他の観点からのプロテクション、そういったもののトレーニングにも目を向けるようにしてみてください。

Kimioさんの波動を見た時、あなたの初めに考えていたプロテクション、今のいわゆるライトワーカーとしてのある意味では典型的なプロテクションの仕方をつくっております。いわゆる自分の仕事のために必要なものはオーラの中に残り、必要でないものは入れないようにする、こういう壁ができあがって、これをプロテクションという風に理解しております。これは実際的にはプロテクションというよりはある種のフィルターがつくられており、このフィルターを通して自分の必要な波動は中に入り、自分に必要でない波動はフィルターから入ってこない、こういう仕組みがつくられています。これはあなたが自分でつくり上げたものであり、いわゆるリチュアルや他のワークによって出来たものではありません。あなたの意識によってしっかりとつくられそしてそれ以外のいろんなワークの積み重ねにより構築されていったものです。基本的に自分が信じている姿、信じている状態に応じてつくられていった姿と言えるでしょう。ここで問題となってくるのは自分の波動が高くなりいろんな新しいツールを身に付け、新しいリチュアル、新しいヒーリングを身に付けたとしても、このフィルターによって新しいツールで必要とされる波動が入ってこれなくなったり、新しいリチュアルで使うべき波動がフィルターをカットされてしまう場合があるのです。したがって、高度なリチュアルをせっかく覚え身に付けたとしても結果的に効果を成さなさい場合もあるのです。したがって、今後もし新しいいろんなリチュアルを学びはじめるとした時に、このフィルターの種類を変化させていく必要があります。新しいリチュアルで必要とする波動を受け入れるようにする、リチュアルを覚える毎にフィルターもつくり変えるという意識を持っていく、こういった仕組みが必要となってきます。自分の意識でつくり上げたフィルターであるために自分の意識で修正していく必要があるのです。今後新しいいろんなリチュアルを身に付けた時、それがどういう波動を必要としているのか、自分のフィルターはどういう波動を通しているのか、それをよく理解してリチュアルに合うフィルターをつくり変えていってください。

Haruhisaさんの波動を見た時、あなたのエネルギーに関してまず自分自身をもう少し勉強する必要があります。自分の興味のあるところにだけ意識を向けていて、自分の興味のないところや見たくないところに関してほとんど意識が入っていないために、自分で考えている自分の姿と周りが見ているあなたの姿ではかなりの差が出来上がっています。自分が自分で自分と思っているところは実は他の人はあなたとは思っていません。もっと自分に目を向け自分自身の本当のところをしっかりと見つめ直し、今まで見逃していた自分のところもはっきりと目を向け理解していく必要があります。


プロテクションについて皆さん方の波動をアドバイスしてみました。言葉としてのプロテクションでも実際には一人ひとりプロテクトの仕方がまったく異なっております。一人ひとりが考えているプロテクションという意識に応じてプロテクトの仕方もかなり変わっているのです。したがって、他の人と話しても同じ状態にはなりません。自分は自分のやり方でプロテクトをして問題はありません。

それを他の人に話しても他の人にはまったく合わないことになります。ただ一つだけ言えるのはプロテクトをすると悪いものが入ってこないとか、デーモンが入れないとか、いろんなことを空想しがちですが、基本的に自分に心があり心からいろんな波動を出している限り、その波動と同じ存在たちはいくらでも心の中に入ってくることができます。

皆さん方が出している波動はその波動とまったく同じものを心の中に呼び込んでいる作用を引き起こすのです。したがって、プロテクトすると言っておきながら心ではいろんな否定的なことや残虐なことを考えていた時にはその波動がどんどん心の中に入り込んできます。

逆に常に高い波動で人々のために社会のために良いことばかりを本当に考えている人は、その波動にふさわしいエネルギーがどんどん自分の中に入ってくるでしょう。いくらプロテクションを強くしたからと言っても自分の心が低ければいくらでも低い波動が入ってくるのです。プロテクションよりも心のあり方をどうコントロールしていくのか、常に心をポジティブに、高い波動にどう維持していくのか、心の在り方の方をもっともっと強く考えるようにしてみてください。それではここで休憩を取ります、ありがとうございました。


(c)2006 CentralSun
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