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2006/7/10■月曜交流会から

日本の国際化に向けて

@考え方を根本から改める

私たちは日本の神々の集まりの仲間と聞いておいてください。日本の神々という話題をテーマにした時、多くの日本人は、何か特定はできないけれども、優しく自分たちを守ってくれている、包容力のある存在、こういうような形で認識をしているように思われます。基本的に神という概念から人間を守るもの、人間を守ってくれている、困った時に助けてくれる、そういう存在として理解されております。

したがって、仮に神という存在を身近に感じた時、何か自分が得られるもの、役に立つ話や助けてくれるもの、悩みを解決してくれるものとして理解される場合があります。これは日本の歴史において特に仏教が入ってから以降につくられた概念であり、いろんな菩薩や弥勒が人間を救うもの、人間を救済するものという考えからつくり変えられた概念と言えます。

困った時人間を助けてくれる、人間を救ってくれる、こういう前提から出来上がった概念と言えます。何故神が人間を助けるのか。神が人間を助けることはまずありえません。それは人間がつくり上げた概念であり、妄想であり、またとても都合の良いストーリーと言えるでしょう。皆さん方自身が自分の神であり、自分で自分の身を助けることが皆さん方の役割だからです。神である存在が何故皆さん方を救わねばならないのか、そんな理由はどこにもありません。

皆さん方かは神の許可を得て肉体を得ることができました。神の許可を得て自分で生まれてきたのです。そして自分のやるべきことを決め、神との間で契約がなされ人生を歩んでおります。自分がやるべきこと、なすべきこと、すべてを自分で決め、毎日を過ごしております。

皆さん方が何か困ったことに陥った、どうして良いか分からない、助けて欲しい、その時に自分の持っているあらゆる知恵を使い、できるだけの愛や癒しを使い、そして自らが一番良い道を決断していく、やるべきことを実行していく、それのみによって自分が救われます。やるべきことをやらず、なすべきことをなさずして、ただ神に祈るだけで助けてくれる、そんな都合の良い話はあるはずがありません。

自ら助くるものを助く、これが唯一の真理です。神が助けることはありません。あくまでも人が自らを助ける、それのみが助かるのです。困った時にすぐに神頼みをする、誰か力のあるものに助けてもらう。ただ人間がお互い助け合うことは良いでしょう。お互いに迷っているものばかりであり、どの人間も自分が何をして良いか分からず、どこへ向っているのかも分かりません。その中でお互いに必死になって助け合う、それは真実です。分からないけど目の前に困っている人がいる、どうアドバイスしてあげたら良いか分からない、どこへ向っているのか分からない、何とかしてあげたい、当然そういう気持ちが湧いてくるでしょう、それが人間として当然の考えです。

助けてあげたいけれどもどうして良いのか分からない、どっちを選んであげたら良いのかも分からない、もし間違って教えてしまったらどうしよう、いろんな思いがやってきます。多くの人は何か正解を見出せねばならない、正解を自分が分かってそれを教えてあげなければならない、そういう思いを持っています。これが学校教育の弊害であり、解答通りに生きなければならない、正解を常に見つけて正解を選ばなければならない、こいういう考えが体に浸透しております。

何か解決すべき問題がでてきた、どれが合っているか教えて欲しい、物事の判断基準が常にこういう考えになっています。どっちが正しいのか、どこへ行ったら良いのか、どれを買えば良いのか、いつもそういう考えなのです。どれが合っているのか、どれが正解なのか、どれが正しいのか、結局自分で判断できず誰かに聞いてしまう、神に助けてもらう、知っている人に話しを聞く、多くの人はそれが当たり前と思ってしまい、むしろそういう考え方そのものがごく当然のように思っております。

皆さんは信じないかもしれませんが、どうせどのように選択しても結果は同じなのです。どれを選択しようが本質的な問題ではありません。結果的に神の意志の通りに進んでいきます。皆さん方の都合の良いように進んでいるわけではありません。すべては神が望んでいる通りに向っていきます。そうすると多くの人がまた聞き出そうとします。どれが神の意志なのか、二つの選択肢があった時、どれが神の意志なのかすぐ聞き出そうとします。そういう考え方そのものが違うということ、二つの選択肢があった時、二つ共神の意志でない場合があるのです。

二つ共神の意志である場合があります。必ず二つあればどちらかが正解でどちらかが間違っている、そういう発想そのものが違うのです。その時その時で選ぶべき道は毎回違ってきます。どれを選んでもまったく同じ結果になる場合もあれば、どちらを選んでも間違っている場合があります。

物事の考え方をもっともっと根本のレベルから考え直す必要があるでしょう。今まで学校で教わってきたやり方、その考えがもう通用しないということをしっかりと理解する必要があります。考え方を変えるというのは人によってはとても難しいでしょう。それこそ小さい頃から子供の頃からずっと考えてきた考え方が未だに行なわれている場合があるからです。確かに子供に比べれば知識は豊富になり、社会経験も積んできました。人間関係も豊富になりいろんな知恵が身に付いたでしょう、しかしこと考え方という点に関して見た場合、ほとんど何も進化していない人がいます。ほとんど同じ考えで過ごしている人がおります。何も変わっていないのです。

常に人に頼る人、常に正解だと思われるものを選ぶ人、その場その場の直観だけで判断していく人、小さい頃のやり方をそのまま今でも行なっている人がいます。結局その人にとって成長というのが何であるのか、ただうまくいくこと、家庭が幸せになり、友人が増えていく、そういう基準を持っているかもしれません。

しかし真実は物事の考え方が賢くなっていくこと、二つの選択肢があった時、どちらを選択しても間違いであるということに気付いたり、どちらを選択しても同じ結果になるということが分かったり、あるいは明らかに片方が正解で片方が闇である、そういったことが分かったりする、物事の判断基準が賢くなっていく、それはその人が成長している証と言えるでしょう。しかし考え方そのものが何一つ変わっていない、ただグルを求め、グルの言う通りに真似をしていく、ある人の言われたことをそのまま信用していく、自分のたまたまある知識の中ですべてを解決しようとする、常に直観だけで判断していく、いずれにしても進化をもたらさない考え方と言えます。

これからの社会は今までのような考え方では生きていけなくなっていきます。これまでは日本という国の中である一定の概念の中で生活することができました。日本人の中で共通した考えがあり、日本人の中でのみ通用していた価値観で生活できたからです。しかしすでに日本も国際化の中にあり、日本人だけの概念が通用しなくなってきています。他のアジアの国々と比べても、また日本は特別特殊な意識構造と言えるでしょう。

隣の国と接している領域がほとんどないために、他の国との接点に他の国とはかなり違うエネルギーが存在しています。他の国のように県境でまったく別の国が存在するという身近な場所がないためにどうしても自分たちだけが特殊で守られている、特殊な場所にいるという錯覚に陥っています。そのためにこ外国人に関して何か心のレベルで一体化できない波動が備わております。

またこれは逆に言うと日本人同士が非常に理解しやすいという構造をもつくり出しております。これまではそれでも十分に生活し、社会をつくることができました。しかしそれは今後の新たなる時代に向け、障壁となっていくでしょう。今皆さん方が目指している新シャンバラという時代においてはこういう障壁は悪となり、他の人種や国々、宗教の人間たちとの間の障壁をとても強いものにつくり上げていきます。これはシャンバラを破壊させる原因になっていくでしょう。今日本人同士が持っている妙な一体感、妙な障壁、それはもうこれから通用しなくなり、むしろシャンバラにとって阻害すべきエネルギーであるということ、これまでの日本にとって善と思われていたことが今後の国際社会においては悪となりうること、それを理解すべき時代に入ってきています。

いろんな国々のいろんな価値観、いろんな宗教観、いろんな社会観がこれから必要となり、それらを前提とした意識構造を身に付けていく時期に入ってきています。当然そういう社会がやってきているのであれば、日本の神々と皆さん方との関係も変わらざるを得ません。これまでのように日本人を守ってきた、神風によって日本人が守られたという現象はもう二度と起こることはないでしょう。何の意味もないからです。

日本人を特殊扱いするエネルギーも消えていくでしょう。しかし日本人はこれからの社会において重要な働きをなさねばなりません。非常に多様な価値観が存在しているこの地球の文明において日本人こそが一つにまとめるとても重要なエネルギーを身に付けています。日本人はどの社会にも溶け込むことができる特殊な波動を身に付けているからです。それこそ西洋文明においてもアジア文明においても日本人はかなり深いレベルまで浸透することができるでしょう。

資本主義社会のような競争社会も日本人はかなり優秀な成績を得ることができました。農耕社会のような集団生活においても日本人は優秀な成績をつくることができました。どのような社会においても日本人は適応できるのです。そしてこれからはいろんな社会構造があちこちに存在し、いろんな多様な価値観の人間同士が一つのグループの中にいたとしてもそれぞれの中に深いレベルで心を理解し、まとめる能力を身に付けています。

日本人が身に付けているこういう特殊な波動を生かすべき時期がこれからどんどんやってくるでしょう。しかしそれをどのようにして皆さん方が実現していくのか、一人ひとりが真剣に相手の中に深く入り込み、深いレベルでお互いに理解し合う場をつくり上げていくのです。しかし今の日本人のほとんどが学校教育の弊害から何か正解だけを求めていく、教えられた解答を見つけていく、そういう考えに染まっており、自らが相手の心の中に入り込むという力が弱くなっているのです。

相手の心の中に入り込まないで表面だけを見て正解を出してしまう、表面だけを見て答えを出してしまう、こういう変なくせが身に付いているのです。本当に相手の心の中に入り込んで相手を理解した上で相手を判断するのではなく、ただ表面だけを見て教わった知識で相手を判断してしまう、今までの自分の経験則からこういう人はこういうタイプだと言ってすぐに判断をしてしまう、こういうくせが身に付いているのです。

そういうやり方をしていては今後の新しいシャンバラをつくるためのエネルギーが身に付いてきません。相手の心の中に深く入り込んでいく、このパワーがどうしても必要なのです。相手の心の中に深く入り込んでいく、どうやって実現したら良いでしょう。ただ話を聞いて相手のことを根掘り葉掘り聞き出す、そんなことではありません。そんなことをしたら途中で相手が嫌になり逃げていくでしょう。相手の言いたくないところまで聞き出してしまう、プライベートなところまで入り込んでしまう、そんなことを言っているのではありません。

そういう風な考え方そのものが学校教育の弊害であり、また西洋文明が入ってきた弊害とも言えるでしょう。日本人の感性はとても優れており、直接言葉で聞かなくても相手の目を見たり、身振りを見たり、オーラを見たりしていろんな判断ができるはずです。相手の動揺した様一瞬を見て相手がどういうエネルギーを今身に付け、どういう深い傷を背負っていたのか、いろんなことを知ることができるのです。そういった総合的な判断で心の深いレベルを見抜くことができるのはおそらくこの地球上では日本人くらいでしょう。

そのためには正しく相手の目を見る、正しく相手の心の動きを察知していく、エネルギー的なことを正しく受け取っていく、そういうことが必要になってきます。正しく相手を理解し正しくエネルギーを感じていく、それを行なうためには自分の心が純粋でなければなりません。自分が自分に正直であり、素直である必要があります。自分の心にうそをつき騙していては正しく相手を見ることはできません。

自分の心に正直であること、そのためには自分の口から出る言葉がすべて真実であるかどうか、心とは違う裏腹なことを口に出していないかどうか、自分が本当に心から思っていることを正しく表現しているかどうか、これが基準になってきます。正しく自分の心を口から表現していない限り相手を正しく理解することはできません。

まず自分が正直に素直に表現してこそ初めて相手の姿を理解することができます。自分自身の心としっかりと向き合う時期がやってきています。自分の心をさらけ出しこれが私の心ですとしっかりと表現できる人がどれだけいるでしょうか、自分の心を手にして神に向かい、これが私の心のすべてです、私の清らかな心をしっかりと見てください、こうやって神と対峙できる人、どれだけいるでしょうか。常に他人からの目を気にし好かれる表現ばかりをしていく、気に入られる言葉使いばかりをしていく、これでは他人の心を正しく見ることはできないでしょう。まずは自分の心を正しく見ること、自分の心を自分でしっかりと見て自分の心がどういう状態にあるのかを自分で見つけていく、それができてこそ初めて他人の心をしっかりと見ることができます、そしてそれができて初めてシャンバラでの基礎が出来上がっていくのです。

自分が今何をすべきなのか、人のために奉仕をする、いろんな理由をあげる人がいるでしょう。確かに人のために奉仕をし、社会に役立てることは重要です。しかしどのライトワークをするにおいてもまず自分の心を清らかにし、正直である、素直にしている、自分で自分の心を正しく見つめている、これは出発点であり、共通しています。まずは自分で自分の心を正す、常にこれを意識するようにしておいてください。


皆さんのメッセージをお送りしていきます。

Akikoさんの心を見た時、今自分の心をどのように自分で理解しているか、自分でどうしてもいろんな人の中で自分を見た時、何か自分は他の人とやはり違う、劣っている、あるいは何か波動が違う、そういう感覚を常に感じております。それは今の競争社会においてつくられた判断基準であり、それによって自分を評価する必要はありません。あなたはあなたの自分の生き方があり、それをしっかりと自信を持って生きる必要があります。自分自身の心の強さがこの社会ではなかなか理解されないでしょう。あなた自身の真の強さは今の社会においては基準に合わない価値観だからです。しかしあなた自身を救えるのはあなたしかありません。あなたの心を理解し、あなたの心を叱咤激励し、心を導いていけるものはあなた自身なのです。誰かに頼ろうとせず、評価してもらおうとせず自分で自分を評価し、自分で自分を力強く導いていってください。

Risaさんの心の波動を見た時、あなたの大いなる光のレベルが何段階か上昇し、今大きな変換の時期に入ってきています。物事の価値観が今変わってきている最中と言えるでしょう。それと共に自分に対する見方も変化してきています。改めて自分は何者であり、この社会において何をすべきなのか、今とても考えている時期と言えます。自分の波動、自分の特徴が何であるのか、自分が何を成すべきなのか、自分で自分のことを考える度にいろんなインスピレーションがやってきています。あなたはそれを直感として受け取り単なる思いとして感じていることでしょう。しかしその中にはかなりメッセージのようなものが入っており、あなたがそれを自分で選択できるように与えられてきています。自分のやりたいことが場合によっては大きなレベルであなたに望んでいることと同じである場合があります。自分が心からやってみたいと思うもの、心から喜びを持って実行したいもの、それを常に見つけていくと自分も満足でき、また大きな存在からも望んだ形として実行に移されていくでしょう。まだまだいろんな変化がやってきて柔軟な流れの中にいます。今一つに無理して決める必要はありません。まだまだ柔軟に変化する可能性が多いこと、その中で自分自身の可能性の中でいろいろ変化を楽しむようにしていってください。

Yoshieさんの心の波動を見た時、あなたの光の世界であなたの大きな根本的な波動が修復され、変化を現わしてきています。これまでの波動とは違う波動が現れてきて、流れも大きなレベルでシフトを起こしています。あなた自身にこれまでとは違う現実がやってくることになります。人の為、世の為として活動してきた流れから自分が充実して生きていく、自分で自分の為に喜びを与えていく、そう思っていたのがいつの間にか自分の喜びが周りの人の喜びになっていく、自分が自分に奉仕することがいつの間にか他人に奉仕していることに繋がっていく、そういった関係が段々現れてきます。自分と他人との関係が別の観点から分かるようになっていくでしょう。人に奉仕をするということと自分に奉仕するということが同じであるという本質的なところに気が付いてきます。さらに奥深い真理を求めて次の段階を楽しんでいってください。

Sayokoさんの心の波動を見た時、あなたの心の中に自分で自分に対する思いの世界があり、自分がこの場においてどのように自分をつくり上げていくのか、自分が自分としてまとまるにはどのように仕組んでいくのか、自分についていろいろと考えている領域があります。自分であるということがどういうことなのか、自分のために何かを成すということがどういうことか、そこにいつも焦点が集まっております。自分らしく生きるといいうこと、自分であるということ、そのために自分なりにいろいろ自分のために行い、身に付けてきたもの、今までどれを取っても完全に心から満足できるものはありませんでした。いろんなことをやって自分のためと思っても完全に自分のものにはならなかった。こういう思いが心の中に残っております。自分について自分の心をしっかりと見つめ、自分自身への強い思いを使うことにより、自分の波動を自分の力で変えることができます。今までは自分の力ですべてを変えるというところまでの強いエネルギーを出すことがありませんでした。どこかで何とかなる、あるいはいずれそうなるという思いがあって完全にすべて自分の力で変えるというところまではパワーを出し切っていませんでした。今はそれを本当に必要としています。本当に自分の力を全部出し切り、自分のパワーで自分自身の心を変えていく、そうすることにより自分の人生が大きく変化していく、それが今求められています。本当に自分の力を最全力で全力を尽くして行った時に本当に現実が変わるということ、流れが変わるということを一度は体験する必要があります。それを体験せずにただ流れていくと結局そのまま自分の力ではなく周囲のエネルギーだけで動かされていくのです。自分で自分をコントロールする、そのためにも一度は完全に自分のパワーだけで自分の流れをつくっていく、これが必要なのです。是非今この時期に全力を尽くし自分の力で自分の流れを変えていく、是非それをやってみてください。

Motokoさんの心の波動を見た時、あなたの大いなる光の中で今あなたは自分に対して自分のために最もすべき段階がやってきています。これまで自分に対していろんな思いがあり、そして自分自身を成長させるために自分でつくってきたテーマがありました。そのテーマも地道にゆっくりゆっくりこなしてきました。そして今自分自身に対してはっきりと自分は自分である、自分は自分の力で自分を導いていく、これが最終段階として自分の目の前にやってきています。自分で決断すべきものは自分で決断する、自分で行動すべきものは自分で行動する、まずこの二つがとても重要なキーワードになっています。自分で決断すべきものは自分で決断する、自分で行動すべきものは自分で行動する、これがとても重要です。それが自分の人生の証となります。自分で決断したこと、自分で行動したこと、これが人生なのです。そしてこれを今まではいつもあやふやにして生きてきました。しかし今それをしっかりと自分で考え行動する時期にきているのです。それによって自分の人生がより具体的なものになり、はっきりしたものになっていくでしょう。自分の人生とは何であるのか、今まさにそこに直面しているのです。是非自分の人生を自分のものにしていってください。

Megumiさんの心の波動を見た時、あなたの心の中にとても大きな波動があり、あなたの世界をそのまま映し出しております。あなたは自分の世界の中でいろんな人を見てきました。いろんな人を映し出す秘密があなたの中に隠されています。そしてあなたはそれをうまく使い、いろんな人の波動を自分の中で観察することができました。今少しずつ波動が変化していき、他の人のいろんな世界を見ていた場所がさらに高度なものに進化し、ある程度他の人の中に入り込むように変化してきています。他の人の流れが自分の中に入ってきています。それをあなたはどのように使うでしょうか。自分のやりたいことが他の人の中に入ってしまう場合があります。それを行わないようにしっかりと自分自身をコントロールする必要があります。他人の人生は他人の人生、決して自分の波動を入れないこと、自分は自分の人生のままで自分の人生だけのものにする、他人の人生は他人の人生のままで過ごしていく、その訓練を行なっている最中と言えます。これは次のステップに向うとても重要な鍵であり、決して他人の人生の中に入り込んではいけません。では他人の中に入り込むことのできるこのパワーをどのように生かしていくのか、それはコントロールするためにあるのではなく、あくまでもその人の中でしか使うことができません。その人の高いレベルから依頼があった時、その人の高い次元からの依頼によってのみ初めてそこの世界に入ることができます。自分の思いで入るのではなく、あくまでもその人の高い存在からの依頼によってのみ介入することができる、それをしっかりと頭の中に入れておいてください。

Izumiさんの心の波動を見た時、あなたの心の中に多くの日本人が直面している問題がそのまま映し出されております。他人との関係においてどこまで正直に付き合い、どこまでを自分の世界として守るか、どこまでを表現し、どこまでを守っておくか、他人との付き合いの中でどこまで入り込み、どこまでを遠慮しておくのか、多くの日本人が対人関係においてこういう悩みを抱えております。あなたの心の中に他人との関係において時々そこにトラブルが起こり、介入してはいけないところまで介入してしまったり、必要な奉仕が寸前で奉仕できなかったりしています。どこまでが奉仕であり、どこまでが介入なのか、この境目で悩んだりしています。まずその人の高い次元の存在と常にコンタクトを取るということ、肉体レベルの相手ではなく高いレベルの相手と常に向き合い、高いレベルの相手が何を望んでいるのか常にそれを理解しようとする思いが必要となります。そして高い相手が望んでいることを行なえば、それは結果的に奉仕になるでしょう。たとえ肉体次元の本人が嫌がっても不快感を感じたとしても高いレベルの本人が認めていればそれは奉仕と思ってください。逆に高い相手がそれを望まず、むしろ無理に介入しないことを求めたとしても、低い相手がそれを望んでいる場合、執拗に求めてくる場合、それを肉体の意志の通りに行なってしまうと、これは無理に介入したことになってしまいます。あくまでも高い相手が何を望んでいるのか、それを基準として介入なのか、奉仕なのかを理解していってください。

Tomokoさんの心の波動を見た時、あなたの心の中にいろんな葛藤や不安や恐れ、また新たなる希望なとが感じられております。しかしどうしても本質的に反対の方から考えるくせがついており、相手の言葉、言おうとしていることをそのまま正直に受け取るのが難しくなっています。そのままを正直に受け取る、言葉通りに受け取る、これは簡単なようでいて実際にはいろんな過去の波動がその度毎に呼び起こされるためにいろんな思いを現わしてきます。したがって、言葉通りに解釈しようとしても言葉以外のものがそこに沸き起こってきます。自分の頭の中では言葉だけではなくいろんな思いが沸き起こってきて、その総合的なもので判断しようとします。自分としては総合的な観点から判断をしているように思っていますが、実際には言葉通りに解釈していないという状況が同時に起こってきます。では相手の言葉を正しく表現し、それを理解するということはどういうことか、確かに言葉通りで受け取ったとしても言おうとしていることはそういうことでない場合があります、裏の意味があったり、別の意味を持たしている場合もあります。その時に単に自分の沸き起こってくる感覚的なもの、雰囲気だけで理解すると概ね言おうとしていることと違っている場合が多いのです。まずは言葉をそのまま正しく解釈していく、自分の沸き起こってくる思いや感覚的なものではなく、文字通りの言葉を理解する、まずはそこから出発することが大事です。文字通り理解してからその後にその本当の言おうとしている意味を論理的に考えていく、感覚的に考えるのではなく論理的に考えていく、これが必要になってきます。というのは意外と人間の感情は感覚的なものではなく論理的なことが多いからです。意外と人間の感情は論理で解明することができます。人それぞれの感情の出し方が結構決まっていて、パターン化されておりとても単純だからです。自分の沸き起こる感覚ではなく、その人の言おうとしていること、まずそこからいろんなものを引き出して論理的に考えていく、そういう見方を養っていってください。

Minoruさんの心の波動を見た時、あなたの心の中にとても大切にしている波動が存在しています。どのような場にいてもどのような状況にあっても正直であり、素直であること、これは一貫して自分で守っているベースと言えるでしょう。人間何が一番大事なのか、能力なのか、パワーなのか、賢さか、あなたはそのレベルにおいて正直であり、真実に生きることを常に志しております。しかし日本においては正直で真面目に生きているものほど周りから利用されたり、不都合な現実を体験することになります。その中であなたは比較的な利用されることなくうまく自分の人生をキープしております。これはある意味では大いなる助けの中で起こされているものです。今はこのレベルが少しずつシフトしていき、今度はその守りそのものも自分で行わねばならない時期に入っていきます。大いなるものの加護によって守られていたのではなく、今度は自ら自分を守っていく、自分の力で自分を守っていく、そういう段階にシフトしていきます。したがって、もしこれからの流れにおいて何かおかしい、あるいは騙されているかもしれない、利用されているかもしれない、そう感じてきた時それは自分で考え、自分で三次元的に対応していくこと、自分の力を使って防いでいくこと、それをしっかりと理解しておいてください。自分のみが自分を助けることができる、それを現実レベルで行なうことになっていきます。

Hiromiさんの心の波動を見た時、あなたの心の波動にあなた自身が気付いている心の部分と、そしてまだまだ自分でも理解できていない心の部分があります。心の中には深い傷もあればまた大きな喜びも入っています。問題は自分で自分の心をどこまでコントロールできているかどうか、自分の心を自分で修復していく、自分で癒していく、これはをどこまで自分で行える決心が身に付いているかどうか、そのためには自分で自分を許す、完全に自分を自分で愛していく、これが出発点になります。自分の心を自分で許し、自分で愛していく、これが完全に行なわれた時、自分で自分の心をコントロールすることができるようになっていきます。しかしその部分を常に誰かに愛してもらい、誰かに癒してもらおうと思うと結局先へ進まないまま同じ問題を繰り返すことになります。自分で自分を救っていく、自分の心の障壁を自分で乗り越えていく、是非その強さを身に付けていってください。

Naokoさんの心の波動を見た時、あなたの心の中の大きな部分にあなた自身が自分で信じている大きな大きな光があります。この光はあなたにとってとても良い反応を示しています。今まで自分が信じてきたもの、自分で自分のためにと思って信じているもの、それが大きな光となって現れております。これからの流れ、自分の流れにおいてこの光はあなたにとってとても良い道しるべとなるでしょう。常に良い方向性を示し、自分の基準を与えてくれるからです。この光が少しずつ変化を現わしていき、これまでとは違う現れ方を見せていきます。今までは安定感や安心感という形で心の中に存在していました。しかしあなた自身が善悪の判断を身に付けたり、物事の正しさの基準を身に付けるために少しずつこの光があなたにいろんな学びを与えていきます。今まではこの光を基準にいろんな判断を行なうことができました。しかし今後はそうではなく、この光をただそのまま信じていても、それだけでは自分自身の善悪の価値観が身に付かないということが理解されていきます。この光に頼らずに自分自身の力で善悪の判断力を身に付けていく、自分自身がしっかりとした判断ができるようになっていく、そこに向おうとしています。自分は何を基準に善悪を考えていくのか、自分にとっての正しさとは何であるのか、それを根本のレベルから教えるようになっていくでしょう。自分自身の正しさの基準として新たな段階に入っていくことを理解しておいてください。

皆さん方の心の状態を話してみました。今皆さんに話したことは今後の日本において国際化し、いろんな社会の価値観が多様化してくる時代に向けて必要と思われるアドバイスをしていきました。これまでの社会においてはここまでは要求されなかったものばかりです。今まで一定の日本人という枠の中では今までの生き方で十分だったからです。しかしもうそういう時代ではなくいろんな国々、いろんな人々がいる中でユートピアを築く時、もうこれまでの価値観では通用しなくなっているのです。そのために一人ひとりが今のアドバイスを参考にして新しい生き方を身に付けるようにしていってください。それでは少し休憩を取ります、ありがとうございました。


A地球規模で考えるように

私たちは光のハイアラーキーとしてお話をいたします。今日は日本の神々に関する話題を中心としてメッセージを与えてきました。日本という国を考える時、どうしても神々が守り通し日本民族のために与えられた場の中で、神と日本民族がともに暮らしてきたという思いがあるかもしれません。しかし基本的にはそういう概念そのものが日本人によってつくられた概念であり、神と呼ばれている存在そのものはそういうことは一度も述べたことはありません。

人間が神によって守られているとか、神国、神の国日本だとか、神風によって救われたとつくり上げた妄想に過ぎません。アマテラスとかいろんな日本の神々にしても日本民族だけを守るとか、日本の国だけを守るとかいう表現は今まで伝えたことはありません。基本的に国という概念があまり神の世界には存在しておらず、ただ役割があり、その役割に応じて守るべき存在たちがおり、それぞれ必要な体験を必要な場において人間に任せている、そういったことによりこれから日本という場のエネルギーが大きく変化したとしても、別に日本の神が皆さん方を見放すとか、あるいは皆さん方との関係が弱くなるとかそういうことはまったくありません。

むしろこれまで日本の人々が勝手に日本の神々と自分たちとの関係をつくり上げ、執着的に思いを入れ、日本の人々が日本の神々によって守られているという思いをつくり上げたに過ぎないのです。神々の観点からすれば自分の国だけ守るとか、自分の民族だけを守るということはほとんどありません。むしろ地球に君臨している神と呼ばれている存在は、どの国であろうと、どの民族であろうとすべて同じように対等に扱っております。

自分の民族だけをひいきするということは他の民族や国の人々を排斥することであり、それは神々としては持っていない波動になります。しかしそういう現実がつくられていく、どの国に行なっても、どの民族にいっても、自分たちの民族を守ってくれる神がいる、我々の神だけが我々の土地を守っている、そういう思いがほとんどすべての国々に存在しています。それはすべて人間がつくり上げたものであり、神が与えたものではありません。

どの国に行なっても必ずそういう自分たちを守ってくれる神がいる、これこそが神と反するもののエネルギーであり、むしろ人間を神の元から引き離し、自分たちの元へ持ってこさせようとしている神と相反するものの働きなのです。人間は一見神によって守られているという思いを持って神と近くなったように錯覚をしながら実際には神から遠ざかり、別のもののエネルギーの中で育てられてきたのです。今その真実に目を向けなければなりません。

これまで自分たちの民族を守ってきた、自分たちの国を守ってきたと思われている神が本当は真の神ではないこと、本当は神と相反するエネルギーであること、そう思わせることによって実際に神から遠ざけてきたこと、それをしっかりと理解する必要があります。皆さん方の真の神は宗教によらず、国によらず、人種によらず、すべて同じ目線で同じようにすべての地球の人々をいつくしみ、愛し、ねぎらい、そして育てているのです。

今日本の人、一人ひとりがその真実に目を向け、そしてそれをさらに地球規模に目を向けていく時期に入ってきています。あくまでも自分自身はその真実について自分で理解し、自分で悟らねばなりません。自分を導くものは自分であり、自分を助けるものは自分であること、すべて自分で行わねばならないのです。

神が助けてくれるわけではありません。神が救ってくれるわけではありません。自分のみが自分を救うことができるのです。そのためにも賢くなり、正直になり、真実に目を向けていってください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)2006 CentralSun
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