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2005/5/9■月曜交流会から

日本人の目覚めにつながる働き

@共感と自立が特徴的な日本人

私たちは日本に関するお話をしようと思います。先ほど日本の目覚めということで日本にもたらした様々なエネルギー、今の日本人が抱えているエネルギー、封印されたエネルギーや本来のエネルギー、それらについての話が成されておりました。何をもって日本と制限し、また何をもって日本人、日本人の心と定義するか、それによって内容はいくらでも変わってきます。

ただ日本人が民族的に持っているエネルギーの特徴はあり、またこの日本の土地において体験すべきエネルギーも質的に特徴づけられております。この日本という土地に関しては日本という土地と、世界の国々との間に一つの条件がつくられており、日本と他の国々とのエネルギーのやり取りが非常に大きな意味をもたらしております。

日本が海外で働いたり、海外の人が日本に来る場合にはこれらの役割に関することが多いために、かなり高いレベルでいろんな仕組みがつくられ、それをそれぞれの人々が演ずることになります。したがって、日本における役割を考える時、日本の中だけで何かするというよりは日本人が日本以外の人と何かをする、日本以外の国に行って何かをする、そこに大きな意味がある場合がとても多いです。

日本にあるエネルギーを他の国々に運んでいく、他の国々のエネルギーを日本にもたらしてくる、それによってエネルギーが質的に変化していき、新しい目覚めや気付きに影響を与えていきます。日本のエネルギーを他の国々にもたらしていく、これは他の国々には持っていないエネルギーを日本から供給するということであり、質的に他の国には存在していないエネルギーを他の国々に与えることになります。

したがって、日本から他の国々にエネルギーをもたらす時、既に他の国々に存在しているエネルギーとかもう普通に使われているエネルギーであっては何の意味もありません。むしろまだ他のどの国にも流れていないもの、まだその国において定着していないもの、そういったエネルギーを日本からもたらすことに意味があります。

まだ他の国々で分かっていないエネルギー、日本人の心として日本ではごく普通に理解されていながらも他の国々ではまったく理解できないもの、こういったものがそういったエネルギーになっていきます。日本でお互いに人間関係を良いものとしてできるだけ調和に富んだまとまりのある環境をつくろうとする、少しでもお互いが楽しく、陽気になるようなエネルギーを維持して、それで一つの場をつくっていく、こういう人間関係や場を重視するエネルギー、日本に特徴的なエネルギーとなっています。

他の国々ではそういう場という考えや、人間関係について特に複数の人がいる場合の人間関係についてはかなり違う波動を身に付けています。他の国々における人間関係は一対一、パートナーシップとか上下関係、教える側と教わる側、主従関係、こういった一対一の関係にはとても特徴的なエネルギーがあり、またその中で明確なルールがたくさんつくられております。

しかし日本人は複数の人がいる場合の全員が取るべき規律、複数の人がいる場合の全員の調和の取り方、全員で同じような感性を感ずる、こういったところに特徴があり、これは他の国々では中々体験できない波動になっています。これを日本から他の国々に移動させていく、他の国々がそれまでの主従関係やパートナー関係でつくられていた波動が複数の人が協力し合う関係へと変化していく、これはかなり地球にとって大きな変化をもたらしていきます。

今日本人が当たり前に行なわれていることが他の国々ではほとんど理解できない行動になっています。誰か一人がやると他の人も皆同じようにやっていく、誰か一人に皆が合わせていく、これは他の国々では先ず考えられない行動パタンになります。しかし日本人がお互いにもっている感性、また場という感覚、まとまり、こういったことをとても重要視する発想から行なわれるものであり、これは他の国々において自分と神が直接契約したという関係とは異質なものと言えるでしょう。

他の国々においてはいろんな面において一人ひとり個別の契約が前提になっているために、一対一、これが常に自分につきまとってきます。日本人の場合には複数の人が一つになる、こういう発想が常に存在しているために、一対一ではなく全員の中の自分、全体で見た場合の自分、こういう意識がとても強く入ってきます。

今後この日本人の持っている感性を他の国々に与えていく、そうすることにより他の国々は一人対一人でつくられていた関係が全体の中における自分、全体で一つになる、こういう発想が次第に身に付いていき、集合意識的なレベルがかなり理解しやすい波動になっていきます。

逆に日本人はこれまで全体、皆ということを常に考えていたために自立するということがとてもおざなりになっていました。個性を発揮することこれはむしろ悪いことであるかのような意識を持っていて、個性を発揮するよりは皆と同じものを揃える、皆と合わせていく、皆と同じようにする、こういうことによって全体を重視する傾向がありました。

しかし今時代の流れは一人ひとりが自立する方向へと向っており、日本人といえども一人ひとりが個性を持った、自主性を持った自分だけの行動を取る時期にきているのです。しかし日本人が本来持っている全体的な意識の持ち方、場を重視する考え方、これは手放すことはできないでしょう。常に全体を考えて場を重要視する意識の中で個性を発揮する、こういう個性の発揮の仕方になってきます。

したがって、個性といっても諸外国から見たらまだ個性には中々感じられない個性に見えてくるでしょう。しかしそれであっても今まではグループや複数の人が集まれば全体で一つとなる傾向が強く、その中での自分の意見、自分だけの違う意見というものを中々表現できない生活をしてきました。しかしこれからはそういうグループであっても組織や団体の中であっても自分は自分の意見をしっかりと表現する、自分一人が違っていたとしてもそれをしっかり表現する、そういう時代に入っていきます。

自分が表現をするためには他の人の話をよく聞くということが前提になります。他の人の話しをよく聞かないでただ自分の言いたいことだけを言ってしまう、まず自分が先に説明をしてしまう、これは実際には他の人の言うことをまったく受け入れていない証であり、これは真の意味において自主性を重んじている行動にはなりません。

自主性を重んずるというのはただ自分が言いたいことを言うのではなく、自分以外の人の個性を見ることから始まります。自分以外の人、一人ひとりがどういう独自の考え方を持っているのか、自分以外の人が一人ひとりどういう認識で取り組んでいるのか、そういったことを見ていく必要があるのです。自分以外の人の自主性を認めてあげること、自分以外の人の自由意志や表現をちゃんと見てあげる、これが自分の表現や自主性を表現することになっていくのです。

ただ自分だけ言いたいことを言う、自分の表現だけを優先させる、それは決して真の自主性には繋がりません。自分以外の人の話しをよく聞き、表現を理解していく、その人の自主性を重んじてあげる、先ずはこれをしっかりと行動できるようにしてみてください。


A一人ひとりの日本人の波動

私たちは光のハイアラーキーとしてお話をいたします。日本の目覚めということでいくつかのワークが行なわれ、日本人の全体的な意識に新たなる光を呼び込むことができました。皆さんの力によって行なわれたワークはそれなりに日本人に大きな影響を与えております。それまで関心のなかったもの、興味のなかったものに意識が向いていき、それまでの日本という雰囲気が少しでも自分の本来のものに繋がろうとしてきております。

日本のために何ができるのか、一人ひとりがいろんなことを考えたでしょう。自分は何が一番適しているのか。日本人が日本人として行動する、当たり前のようでいても実際には中々困難な状況になっています。本来の日本のエネルギーを表現している人がほとんどいないからです。多くの人は本来の日本のエネルギーではなく、かなり変わってしまった、つくられた日本のエネルギーで演じているからです。

日本と思っていることが実際には日本のものでなかったり、典型的に日本的と信じていたものがまったく違うものであることがよくあります。したがって、それぞれの頭の中でこれは日本的だ、これは日本人だと思っていることでも実際にはまったく違うものがあります。今自分たちがいろいろ考えて、どれが本当の日本人に繋がるものか、本当の日本人を開放させるものが何であるのか、それを一つひとつ検証していく必要があるでしょう。今の自分にとって一番何が必要なのか、何が自分の目覚めに繋がっていくのか、一人ひとりがそれをよく考えるようにしてみてください。


Akikoさんの日本人の波動を見た時、あなたの波動の中にとてもなつかしい日本の波動があります。このなつかしい波動というのは太古の昔に日本でつくられていた波動という意味ではなく、まだ日本で完全に目覚めていない波動を言います。まだ日本で目覚めていないにも関らずなつかしい、これはアーキタイプとして身につけている波動のことであり、アーキタプの世界においては日本の波動として明確に存在している波動を言います。しかしそれがまだこの三次元の日本の世界で降ろされていないために、定着しておらず、まだ日本人に使われることのない波動になっています。したがって、あなたがこの波動をいかに今の日本に定着させていくのか、これがあなたの役割になっていきます。本来の日本のアーキタイプにありながらまだ定着していない波動、これは太古の日本においていろんな人々が新たなるものに興味を持ち、学び、取り組む時、ある一つの見方を常に伴っていました。何らかの新しい学びをする時、必ずその波動によって変化が起こり新たなる成長へと進んでいき、そして新たなる人間がその波動を使いこなしていく、こういう流れがつくられていきます。新たなる波動を必ず使いこなす新しい人間が登場していくる、これは一連の動きとして常に日本で定着していた波動であり、こうやって新しい動き、新しい動きへと進んでいきました。新しいエネルギーが流れてくると同時に新しい人が現れ、それを使いこなしていく、この流れがいつの間にかうまく機能しなくなり、今では何が新しいのか、また新しい波動を使いこなしている人を否定してしまったり、ないものであるかのように封印してしまう、こういう状況になってきています。したがって、何らかの新しい波動がもたらされた時必ずそれを使いこなす素晴らしい人が現れ、それを広げていく役割を演じていく、それをしっかり理解する必要があります。そしてあなたはそれをしっかりと理解しおき、新しい人が感じられた時その人は新しいエネルギーを必ず広げて、新しい光とエネルギーを広げる役割をしている人が必ずそこにいる、それを理解しその人をある程度サポートしたり、広がるのをうまくまとめていったり、そしてその人の流れがスムーズにいくようにいろんなお膳立てをつくる必要があります。あなたはそういう場にとても良いエネルギーを持っていて、新しいものを抵抗していたり、嫌ったりしている人をうまくそこに導いてあげる、新しい波動に恐れを抱いている人に自然に紹介していく、こういう特徴があります。あなたはそうやって新しい波動をうまく広げる手伝いをする能力があるのです。そういう新しい人を見た時うまく自分が場をつくって適当な人に流していく、広げていく、そういう観点で自分の波動を使ってみてください。

Atsukoさんの日本の波動を見た時、あなたの波動の日本の部分はあなた自身の核の中にしっかりと出来上った強い波動があります。あなたはいつもその波動に救われており、あなたはその波動故に強く存在しています。あなたの核となっているこの強い波動、これは天の御中主に通ずる波動であり、天と地をしっかり繋げておく核になっています。この波動がある限りあなたは常に自分をしっかりと定着させることができ、どの場にいっても動ずることなく、どういう状況にあっても動ずることのない波動で流れをつくることができます。自分自身が一見混乱しているような場合、周りが混乱しているような場合でも自分はしっかりと天と地を繋げる役割を演ずることができます。あなたがその天と地をしっかり繋いでいる限りあなたの周りにおける波動は最終的にはうまく流れるようになっていきます。しかしあなたがそこに興味を持たなかったり、関心を持たなかったり意識を入れなかった時、そこには天と地の流れができないために、そこはいつの間にかエネルギーが枯渇した状態になっていくのです。したがって、あなたとしてはいろんな状況において本当に必要だと思うもの、本当にそこに波動を送りたい時に意識を向け、天と地が繋がるような感覚を常に持っている、流れがスムーズになっているよにうな雰囲気を感じていく、それを常に行なうようにしてみてください。あなたの意識によってそこに流れができてくるとその流れがいつしか本当にそこの場における天と地の流れをつくり、エネルギーの流れがスムーズに変化していきます。あなたの意識をうまく使って流れをコントロールしてみてください。

Masayoさんの日本の波動を見た時、あなたの波動に日本人としてある意味ではめずらしく、またある意味では特徴的な波動が宿っております。これは日本人の持つ繊細さの波動と関係しており、非常に繊細に感じ易い波動でありながらも、あなたはそれを大胆な方法で使うことができます。この繊細さと大胆さ、あなたの特徴であり、いろんな場面において繊細に感じ、使う時にも慎重に繊細になりながらも、いざその場になると大胆に行動していく、大きく大きく行動していく、こういう波動を持ち合わせております。したがって、あなた自身が何かに関心を持ちその繊細さ、微妙さ、複雑さでどんどんが問題が複雑になっていったり、どんどん手におえないような状態になったとしてもいざその場になった時、つべこべ言わずに大胆に行動に移していく、とりあえずやっていく、こういう波動として現れてきます。これはあなたにとってとても良い波動であり、そうすることによって一気に次の段階に進んでいったり、周りの人が一気にそれに合わせていく状況がつくられていきます。そしてその大胆さに合わせて多くの人が一気に前に進んだり、躊躇していたり迷っていた人が一気に先に進んでいく、こういう状況をつくり上げていくのです。したがって、あなた自身がその自分の本来の波動をうまく使っていった時、細かいことにこだわって中々進めなかった人、いつもいつも深く考えすぎて留まってしまう人、そういった人々を一気に先へ進む役割があります。あなた自身はそういう繊細さを感じながらも一気に思い切って先に進んでいく、そういう大胆さをうまく使って多くの人々を導いていってください。

Makikoさんの日本人の波動を見た時、あなたの波動にとても新しい光が入っております。日本人という波動の中でも極めて特徴的な波動であり、これは若い人に共通していると同時にまた太古の昔の人々が備えていた波動でもあります。今新しい時代が近づいてきて日本人のエネルギーそのものを変えようとしている、しかし変えるといっても日本人の世界から離れるのではなく、あくまでも本来の日本人の波動を身に付けていく、こういう変化を求められております。そのためにあなたには本来の日本人が持っていた波動がしっかりと定着しており、尚且つそれは現代の日本人から見るとめずらしい不思議な波動となって感じられるものとなっております。この本来日本人が持っていてしかも今の日本人に失われているもの、日本人がいろいろ行動する時、場を考え、天気を考え、時期を考えて、また方向を考えて行動を取っておりました。いろんな局面に応じていろんな観点から考え、総合的な観点で行動する、常にそういった行動の仕方を取っておりました。しかし今の日本人はそういう複数の複合的な考えができなくなってきており、単純に一つの方向性だけで考えてしまう、良いか悪いか、好きか嫌いか、命令か命令でないか、単純な基準だけで考えてしまう傾向があります。そのために条件が二つ三つ重なるともう何をどう行動してよいかわからない状態になっていきます。しかし本来の日本人は初めから複合的にいろんな場のことを考えて、その中で最適なものを常に選んで行動していた波動があります。そしてあなたにはその波動が入っているために一つの観点で行動したり、一つの条件だけで行動するのではなく、常に全体的な大きな観点で考えることができるようになっているのです。したがって、何か問題が起きた時、何か行動を決めねばならない時、多くの人が考えているようにこういった観点で考える、こういう風に考える、こうやるものだ、という考えに一切捉われる必要はありません。そういった基準で考えるのではなく自分の心の中で総合的に考えてみる、包括的に考えてみる、全体的な観点から考えてみる、常にそういう意識を身に付けることが必要になります。一つの細かい観点で基準をつくるのではなく大きな全体的な観点で基準をつくる、是非そういうやり方をマスターして自分の本来の波動に繋がるようにしてみてください。


今日本人についての話が成されておりました。日本人の目覚めということでいろんなワークが行なわれた所為もあり、多くの人がそういう価値観を持っているために行なわれていきました。しかし日本人の目覚めといってもほとんどの人にはその意味が中々伝わってはおりません。

そもそも何をもって目覚めというのか、本来の日本人はどういうものであるのか、分からないところがあまりにもたくさんあります。したがって、皆さん方は先ずそういう意識をもって本来の日本人とは何であるのか、日本とは何であるのか、それをもっともっと自分の意識の中に活性化させる必要があります。

皆さん方がそういう意識を持っているとそれに応じていろんな情報が入ってくるでしょう。本来の必要なもの、本来の日本、是非そこに意識を向けていろんな波動を引っ張ってこれるようにしてみてください。それでは少し休憩を取ります。ありがとうございました。


B場の雰囲気

私たちは光のハイアラーキーからお話をいたします。今場についての話がありました。もともと日本の人々は与えられた場で生活をするという意識がとても強く、与えられた土地、場において自分が神により生かされ、神が与えてくれた土地に対して自分たちが生活をする、こういう意識があるために場を重要視すると同時に場のエネルギーを汚さないように神聖に保つという意識がとても強くありました。

そのために場を壊すということはやってはいけないことであり、本来神から与えられた神聖な場を一定に保っておく、なるべく清らかな状態で神聖な状態に保っておく、こういう意識が当初ありました。そのために先ず場を重要視し、場を清らかなものに維持しておく、そのために自分の特別な波動を入れたり、自分の個人的な波動を入れるのではなく、本来の神聖な場を保っておく、これが本来の出発点と言えるでしょう。

それがいつの間にか場の雰囲気が仕事や家庭という場のところに変化していき、人間のつくられた場がいつの間にかその場に合わせてしまう、人間のつくった場に自分を合わせてしまう、こういう流れに変化してきたのが今の場と言えるでしょう。したがって、本来の神の存在となっている神聖なる場、それを意識しておけば常にその神聖なままに保っておく、そうすると家庭の場においても本来の神の神聖な場から離れてしまった場合には、本来の神の波動に戻していく、これが本来の場の維持の仕方になるでしょう。

人間によってつくられた場を維持するのではなく本来の神の波動に維持しておく、こういう意識をもつようにしてみてください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)2005 CentralSun
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