したがって、ハイヤーセルフと自分を別のものにとらえていたり、離れているから一つになろうという意識を持つのではなく、もうすでに自分とハイヤーセルフは繋がっており、一連の流れの中で行動している、単に自分が肉体次元における役割を演じている、そういう風に割り切ることによってかなりの意識が進むことになります。
多くの人はこの肉体の意識でハイヤーセルフを感じ、ハイヤーセルフから明確なメッセージやアドバイスをもらうことを前提にしているようです。それはハイヤーセルフの繋がりを強くしているという証には一切なりません。別にアドバイスやメッセージをいっぱいもらったからといって、ハイヤーセルフと繋がっているという証にはならないのです。
むしろそれを自分のマインドレベルで勝手に創っていることが多く、ハイヤーセルフとの間の繋がりを逆に断ってしまう場合があります。ハイヤーセルフと繋がりを創るためには言葉や感覚的なものを明確に得ようとするのではなく、単にハイヤーセルフの意志を感じ取る、ハイヤーセルフのやりたいことを感じて自分はただそれを具現化していく、そういうシンプルなやり方を身に付けていただきたいと願っております。
Yasuhiroさんのワークにおいて、六芒星や十字架、五芒星が見えたという話がありました。これらのシンボルは自分自身と宇宙との契約に使われるシンボルであり、自分が宇宙の中でどういう活動をし、そして地球にやってくる時にどういう役割を演ずるのか、そういった方向に向けてのエネルギーが入っております。今の段階においてはあくまでもその内容を自分で感じ取ることが中心であり、仮に六芒星が見えた時、その六芒星からどういうエネルギーを感ずるのか、六芒星をずっと抱いていたり、感じてみたり、触ってみたり、いろんなことをしてみた時、そこからどういった雰囲気やエネルギーが感じ取られていくのか、十字架が見えた時、それを手にしたり、体の中に取り入れたり、触ったり遊んだりいろんなことをした時に、どういう思いがやってくるのか。五芒星が見えた時、それを触ったり食べたり、体の中に入れたりした時、どういう感覚があるのか、そういったシンボル一つひとつを実感することが基本になります。シンボルしか見えなかったというのではなく、そのシンボルを自分でいろいろ触ってみる、感じてみる、ワークしてみる、そこまで意識を持っていく必要があります。メッセージが与えられないとか、アドバイスが与えられなかった、見えなかった、これはすべて自己正当化の言い訳であり、あくまでもシンボルを自分で直接ワークしてみる、物事のすべてをそういう意識で変えていく必要があります。見えなかったのではなく、自分が行動を起こさなかったこと、まずそれに気づくようにしていってください。
Kitagawaさんのワークにおいて、今日あなたなりに感じたいろんなワークはあなたの今の意識次元における評価、あるいは状態を示しておりました。今のハイヤーセルフとの繋がりにおいて、あなたはハイヤーセルフをしっかり理解し、自分のものにしようとする思いがあります。ハイヤーセルフもそれに合わせあなたにしっかりと意識を向けワークを進めております。ただあなたの期待している流れとハイヤーセルフが考えている流れが時々合わない時があり、その時にあなた自身がどういう行動を移していくか、それによって現実に影響を与える場合があります。あなたの思っていることとハイヤーセルフの流れが違う時、それにも意味があり、理由があり、あとで何か自分に分かる仕掛けがあるのだろう、そういう風にして理解し、そのままにしておく場合があります。しかし実際にはもっと細かいレベルでいろんな意味があり、今それを明確に解釈せねばならなかったり、むしろその違いを早く修正する必要があったりする場合があります。確かにすべてを肯定的に前向きに受け入れることは必要ですが、それにもいろんな意味があり、あくまでも自分とハイヤーセルフとの繋がりにおいては、ハイヤーセルフが何らかの思いを持ってきた時、それを明確にまず感じ取り、自分の思いと違う時には修正したり、話合ったり、別の解決策を見出していく、そういった発想も必要になります。ハイヤーセルフの思いと自分の思いが違う時、そういった観点で今までと違う回答を出してみる、今までやらなかったことをやってみる、そういった工夫も進めるようにしてみてください。
Yamawakiさんのワークにおいて、あなたなりに感じたいろんなシンボル、ビジョンはあなたのマインドのレベルで明確に理解し、感じ、また表現されたものです。実際にあなたに与えられているエネルギーとあなたの表現された言葉を見た時、ある一つの傾向が感じられてきます。あなたはすべてを前向きに積極的に受け入れ、興味を持ち、真剣に学びを進めております。そしてそれがかなり強く現れているために、逆に必要以上にその波動を現象化させてしまう場合があります。いろんな体験をし、いろんなものが見えて、いろんなものが感じられる、それが実際には本当に現れているもの以上に感じられたり、意味のあるもの以上に意味があるかのように理解されてしまう場合があります。あまりにもそれに対する思いが強いために、自分のマインドのレベルで創り上げられたものがあるのです。したがって、これからのワークにおいて本当に与えられたものと自分自身が創り上げたもの、これをある程度区別していく必要があります。しかしそれをただ区別するといってもまたあなたの場合は、じゃあどうしたら区別できるのかとか、区別する方法を教えてくださいという発想になってしまいます。それ自体が混乱を招いている大きな原因になっており、そういう方法で考えるのではなく、もっと本質的なレベルから感じていく、何かの方法をマスターして身に付けるのではなく、自分自身の本質のレベルで感じていく、そういったやり方を身に付ける必要があります。勉強の仕方を少し見方を変え、やり方を変えて新たな観点で取り組むこともやってみてください。
Yokoさんのワークにおいて、あなたの感じたハイヤーセルフと自分との関係、ハイヤーセルフの世界における意識、いろんなものが表現されておりました。ハイヤーセルフは確実に今あなたに近づいており、もうかなり一体となっている行動も取っております。三次元の普通の生活においてもハイヤーセルフはかなりあなたに影響を与え、あなたはその通り行動を取っております。これをさらに強くさせ、さらに明確なる言動として現していくためには、自分とハイヤーセルフとの関係において、ある明確な感覚、自分のどの部分がハイヤーセルフのどの部分に対応し、自分の思いはハイヤーセルフの世界ではどういう思いとして伝わり、ハイヤーセルフの世界における思考は自分の肉体のレベルでどういう思いとなって伝わってくるのか、そういった関係を少し明確に理解してみる必要があるかもしれません。肉体の意識における自分の考えという働きとハイヤーセルフの世界における思い、この結びつきを明確に理解できるようになってくると自分とハイヤーセルフの繋がりがエネルギー的なものというよりは思い、感覚的なもの、雰囲気的なもので区別できるようになっていきます。それができるといちいち言葉やメッセージ、現象化されることにこだわる必要はなく、本質的なレベルで自分とハイヤーセルフの繋がりが分かるようになっていきます。そういった工夫を少し捉えてみて、自分とハイヤーセルフの繋がりを感じ取るようにしてみてください。
Matsudaさんのワークにおいて、今日のあなたのワークにおける表現はあなたのマインドの世界において明確に感じ、そしてその世界での体験が話されておりました。ハイヤーセルフはあなたに意識を一生懸命向け、あなたと共にワークをし、あなたの成長を願っていろんなことを進めております。今日の瞑想においてもハイヤーセルフは確かに現れ、そして確かに影響を与えておりました。ただ自分の意識の中で何がハイヤーセルフで、何がエネルギーなのか、何が明確なシンボルなのか、まだその区別がついていないためにハイヤーセルフの全体像を正しく理解することができず、自分で理解したハイヤーセルフという一つの存在の中でエネルギーをやり取りする程度で終わっておりました。ハイヤーセルフを理解する時、自分の創り上げたハイヤーセルフの概念で終わっており、それ以上発展することができませんでした。したがって、本当のハイヤーセルフとの繋がり、その波動をもらうためにはハイヤーセルフに対する思いや概念、一つの形を今までとは違う形に創り変える必要があります。今持っているハイヤーセルフの概念ではどうしても限界が多く、ある一定以上の波動を受け取ることができなくなってしまいます。もっともっと大きな観点でハイヤーセルフを根本的に自分とはかなり波動の違う存在であり、また自分にとって掛け替えのないものである、そういったいろんなことをしっかり整理しなおし、ハイヤーセルフの思いを自分でしっかり感じ取れるように練習を進めてみてください。
今日はハイヤーセルフに関してのいろんな話がなされておりました。そしてまた儀式に向けての話や女性についての話もなされておりました。今回の儀式においてある意味では今までとはまったく違うエネルギー的なサポートが話される仕組みが進んでおります。
これは今までの儀式とは少し違う意味が入っており、これまで感じられなかった波動や、これまで現れることのできなかった波動が現れる可能性があります。しかし最終的には人間が自分の体で行ない、人間の言葉によって動かされるために、最終的にそれらが本当に皆さんのところに現れてくるのか、本当に地球に定着するのかは別問題になります。宇宙の方では常にいろんな可能性を想定していろんな準備をしておりますが、最終的にそれを引き出し地球に繋げる役割をするのは皆さん方になります。
これまでの多くのリチュアルにおいて折角準備しながらもまったく地球には入ることのできなかった存在たちがたくさんおります。皆さん方がこの儀式において可能性のある存在をしっかりと呼び込み、そして地球に繋げていく、こういったワークがしっかりできることを望んでおります。それでは今日はここまでにいたします。ありがとうございました。