前へ戻る
2003/3/24■月曜交流会から

自分をコントロールできると周囲もコントロールできる

@すべての現実はつながっている

私たちは光のハイアラーキーとしてお話をいたします。皆さん方がいわゆるスピリチュアルな学びを通して自分が何者であり、どこに向うのかの理解を深めようとしております。自分の人生、自分の経験ということを通して自分を理解し、自分の神に向って歩いております。

そういう自分自身の進化、学びということを考えていながらも、この地球においていわゆる戦争、事件、こういった出来事が自分にどのような影響を与え、意味があり、自分は何をすべきなのか、そういう疑問が出てくるものと思われます。

自分は自分の成長のために経験すべき現象をつくり、そして経験をして学び、愛を育み、知性を身に付け、そして進化する流れを送っております。自分は自分のために進化し、成長していきながらも、愛を身に付けることを基本として、またこの地球そのものも進化、ひいてはユートピアを建設するという役割も演じております。

自分自身の進化と、この地球の進化、それをどう理解し日常で具現化していくのか。多くの人はそこでいろいろ考え、悩み、そして話し合ったり、頭を使ったりして日常の行動を取っていきます。自分自身の学びと家庭や家族における学び、友人関係における学び、仕事における学び、地域や国における学び、人種、そして地球における学び、いろんな学びのレベルがあり、それぞれが別のものとして現象化され自分にやってくる、自分は自分のことだけで精一杯で家族のことや、ましてや地球のことなどほとんど考えが浮かばない。そういう人もたくさんおります。

何故宇宙はこんなにも自分に対しての問題や家族や仕事、地球規模の争いまで現象化させるのか。多くの人は自分のやるべきことが手一杯で、他の国の人とか他の人種のことなど、到底意識が回らない、そういう風に考えている人もおります。しかし、意味のないことや皆さん方にとって学べることができないものは現象化することはありません。現象化しているということは、皆さん方が必ずそこから何かを学び、身に付け、克服することができるという意味があります。自分の個人にしても、家族にしても、仕事にしても、国のことにしても、人種のことにしても、宗教にしても、それぞれ別個の問題があるように見えても、基本的にはすべて繋がっており、また、それは自分一人だけの場合にでもすべてが入っているのです。

自分一人で克服すべきエネルギーがすべて家庭におけるエネルギーとも繋がっており、仕事におけるエネルギーとも繋がっており、国におけるエネルギーとも繋がっており、そして人種や宗教、地球におけるエネルギーとも繋がっているのです。

したがって自分一人、自分自身のエネルギーをちゃんとコントロールできない人は、家庭や友人、仕事においてもコントロールすることはできません。自分一人のエネルギーの場において、何らかの混乱やうまくいかないエネルギーを抱えていると、家族や友人、仕事に関しても何らかの問題を抱えることになります。

逆に自分自身のエネルギーをしっかりと自分でコントロールできれば、家族や仕事、国、それぞれエネルギーをしっかりとコントロールすることができます。多くの人は戦争を回避させようとしてそれこそ署名運動や、お祈り、儀式、いろんな試みをしたかもしれません。

それでも戦争という現象は起こっております。争いのエネルギーがある限り戦争が現象化され、自分の心に争いの心がある限り、自分は戦争に巻き込まれる。ではもし自分の心に争いの波動が一切なかった時、他人に対する価値観も、仕事や趣味やいろんな面において一切他を判断したり、見下ろしたり、コントロールしたりする波動を一切持つことなく、完全なる平和の心を自分が実現できた場合、戦争はどうなるのでしょう。

集合意識で見た時に、地球人類の波動の中に争いの波動がある限り戦争は起こるでしょう。でも自分の心に争いの波動が一切なければ、それに巻き込まれることはありません。自分の心と戦争との接点がない為に、他の地域で戦争が起こっても、自分は巻き込まれることはないのです。

したがって自分自身が常に平和な心を維持し、一切争いや否定の心を出すことがなければ、自分は戦争とは無関係の流れを通ることになります。そして確かに一人ひとりがそれを行い、全員が争いの波動を持つことがなければ、この地球上に戦争が起こることもないでしょう。

でも現実に争いの波動を持つ人間が存在しており、それによって戦争は引き起こされていきます。その争いの心を持つ人、その人は悪い人でしょうか。そういう心を持っているから戦争が起こる、そういう人がいるから悪い、そういう人がいなくなれば戦争はなくなる、これは正しいでしょうか。

本来のエネルギーの観点だけから見ると、確かに人間の心の中に一切の争いの波動がなければ戦争は起こりません。でもこれまでの長い地球人類の歴史の中で常に争いの心が創り出され、送り出され、溜まり、そしてそれはこの地球の中にしっかりと残っております。

この地球の中に争いの波動、否定的な波動、分裂の波動がしっかり残っているのです。そして人間が生まれてくるときに、地球上に溜まっている多くの否定的な波動の何か一部を自分が解消するために、そのエネルギーとまったく反対のものを身に付け、この地球上に肉体として降りてきます。

そうすることによって肉体として経験する流れにおいて、その地球上の波動を少しずつ消していくことができ、最終的には自分の予定したエネルギーをすべて使うことによって、予定した波動を消すことができます。皆さん方が肉体の中に維持している否定的な波動は地球上のその波動を消すために持っているものであり、それによって地球は少しずつ否定的な波動がなくなっていきます。

ところが、一人ひとりははじめからそう用意されていた否定的な波動を消すと同時に新しく自分の意識、自分の感情や知性で否定的な波動を新しく創り出しております。他を罵ったり、忌み嫌ったり、否定的に思ったり、こういった自分の思いはまた新たに地球の中に残されていきます。そしていずれ次に生まれてくるものたちがそれを浄化するためにエネルギーを身に付けていくでしょう。

皆さん方が否定的な波動を一切つくり出すことなく、また自らつくり出したとしても、すぐに浄化したり、自分の力でその否定的な波動を無くしていけば、地球に溜まることはありません。したがって一人ひとりで見た時に、少なくとも自分は否定的な波動を一切新しくつくることなく、仮につくってもいつかの時点で明らかに浄化して、クリアにしていく、そういうやり方を取り、さらに始めに予定してきたエネルギーを浄化するプロセスを行なっていくと、地球は少しずつ光の方向へと進むことになるでしょう。

戦争は確かに多くの否定的な波動が一気に消される現象でもあります。しかしそれは戦争を行なうことによって、誰一人否定的な波動をつくり出さなかった場合に言えることであり、現実的には戦争によってクリアにされるエネルギーよりは、また新たなる否定的なエネルギーの方が多いエネルギーをつくり出していきます。

そのために戦争は結果的に否定的な波動をより強くしていく状態になります。これは人類の進化の方向や地球の進化にとって必ずしも好ましいことではありません。そういった意味において戦争を否定し、戦争を無くすという運動があること自体は一見良いことのように思われます。

ただその戦争を無くそうとして、否定的な波動やより強い不快なる波動を出していくと、それはまた地球に溜まり、いつか消されるのを待つことになります。争いや戦争、他を否定するエネルギー、これらのエネルギーをどう皆さん方が解決し、処理していくか。基本的に人類がこの波動を創り出した以上、人類自らの手で浄化せねばなりません。

他の存在に一瞬にして消してもらうとか、瞬間的に光や愛に変えてもらうという流れを考えても、そうはうまくは進みません。ただ人間はそれを行なうことができます。地球人類自らが本当に争いの波動や否定する波動の愚かさに気が付き、本当に人々を愛し、隣人を愛する波動に変わり、それをすぐに具現化し、人類が今にも愛と光に満ちた行動に移れば争いの波動はそのまま消えることになります。

したがって、地球上にいる人間すべてがそれを行なった時、一瞬にして争いの波動を愛や光に変わることができます。その際、一切否定的な波動を出すことなく、心から一人ひとりを完全に愛することが必要になります。それは奇跡とも言えるくらい素晴らしい現象になるでしょう。

この戦争の波動を愛や許しの波動に瞬間的に変えたい、しかしそれを神や天使、マスターに頼んだからといって、彼らは何もすることはできません。でも争いの波動は人間がつくったものであり、人間の手によってしか変えることはできないのです。マスターや神や天使は確かに辛く、悲しく、何とかしてあげたいという思いはとても強いものがあります。

でもどうしようもできないのです。人間が自分でつくり、自分で増幅させ、自分で抱えている以上は人間の手によってしか変えることはできないのです。一人ひとりがしっかりとそれを自覚し、自分の力で変えていく、自分の力で愛と光に変えていく、それを自覚し行動しない限り、この波動は変わることはありません。

そしてそれに気付かなければ、この波動はまたいつか現実化する時に新たなる争いや否定の心を生み出し、そしてまた大きく増幅させていくでしょう。本当に人間が自らの手で自らの行動で愛と光に変えない限り、この流れは何度も繰り返されます。

でも今地球の流れを見た時、これ以上何度も、何度も、争いを起こすのはあまりにも辛いものがあり、また、できれば避けたい現象となっております。これからの戦争で繰り広げられる兵器の使用は、単にその地域の破壊をもたらすだけではなく、地球自身にも影響を与え、引いては宇宙の歪さえも生み出していきます。

何気ない爆発の一つが実際には地球自身に大きな歪をつくったり、穴を開けたり、歪ませる現象をつくり出していきます。特に中東地域においては太古の昔から、争いの波動が溜まっており、何度も、何度もその波動が繰り返され、増幅され、多くの歪をつくり出しております。

地球上にはこのようにある特定の地域においてのみ、争いが繰り返されるという場所があります。本当に太古の昔から争いが繰り返されております。これを一人ひとりがどうやって克服し、解決し、愛と光に変えていくのか、一人ひとり自分の生活があり、家庭があり、仕事があり、国や人種、宗教の波動があります。

自分一人でいろんなことを考えたり、行動する場合、自分一人でいろいろやる場合においても、地球レベルでのいろんな波動を必ず関連して身に付けております。一見、関係のないと思われるような戦争や争いに関しても、実際には自分の頭の中でいろんな論争を繰り広げたり、他を裁いたり、争ったりする思考や感情が動いたりしております。

頭や心の中で戦争に繋がる波動を身に付け、演じているのです。家族においても同じようについ他をコントロールしようと口走ってしまったり、強い口調で言いくるめてしまったり、都合の良いようにもっていかせようと作戦を考えてしまう、これは世界に起きている戦争と同じエネルギーです。

一人の時においても、家族においても、仕事においても、基本的には世界で起きている戦争と何らかの関わりを持っているのです。まず自分が本当にこの地球上から争いや戦争を排除したいのであれば、まず自分の思考や感情、心の中に争いの波動やコントロール、他を自分の思い通りにもっていかせる、そういった波動を愛と光に変えていく必要があるのです。

自分の心の中に争いや憎しみ、他を排他する気持ちを持っているものが、戦争反対だの、戦争を止めさせようだのと口に出しても、何の説得力もありません。世界で起こっていることは必ず自分の心の現われであること、もし自分の心に争いの波動がなければ自分は争いごとに巻き込まれることはまずありません。自分の心にあるものがすべて現実化しているのです。そういった観点から見た時、戦争という局面において自分は何をなし得るのか、自分は何ができるのか、改めて考えてみてください。


A3月、4月はエネルギーの変わり目

私たちはハイアラーキーの仲間としてお話をいたします。今日は戦争という話題で皆さん話されておりました。また今もそれに関しての話がなされたので、ここにおいては少し別のテーマで話をしてみたいと思います。皆さん方は調度、三月から四月へ移行する時期にあり、季節的にも段々開放感が漂ってきて、何か夢と希望にあふれた楽しい季節を前にしております。

日本においては、この時期はとても雰囲気が良く、希望にあふれ、何か新しいことができそうな波動が強くなってきます。そしてそれに答えるかのように日本人の意識には一人ひとりに何らかの新しいこと、チャレンジできること、夢と希望にあふれるものが与えられていきます。

そして一年の終わり頃にはそれが何らかの形で実になり現実化され、楽しい話を皆で交わし、これが一つの決まった流れのようにつくり出されております。自分は今年何ができるのだろう、どういった展開になるのだろう、一人ひとりが面白い楽しい雰囲気を持っているものと思われます。

Atsukoさんの今年これからの流れを見ていった時、今までの喜びという観点が自分の個人的な喜び、自分のできること、身に付けること、自分の達成感、そういったことによる喜びが中心となっておりました。今あなたのところにやってきている新たなる夢、希望、これからの展開に関する波動として、人と一緒に何かやってそれによって喜びを感ずる、一つのことを皆でやって達成感を味わう、自分だけではできなかったものが協力し合うことによって何かができる、こういう波動が今流れてきております。それによって自分一人での喜びと、皆での喜びの質的な違い、また達成する時のエネルギーの使い方、一人ひとりの波動の違い、それが合わさった時の全体的なまとまり、いろんなものに意識が向くような流れが創られております。今年はそういった流れを一つ楽しみとしてこれまでとは違う喜びを感じていってみてください。

Keitaさんのこれからの流れを見た時、あなたの抱いている夢、希望、野望、それぞれのいろんな波動の中に特に自分自身が何かを身に付け活性化させ、確かな手ごたえを感ずる、自分はこういったことで、これができる、何かそういったものを見つけようとしております。あなたにこれから流れてくる波動は、それを確実にさせるためにまずいくつか必要な条件があり、その条件を確実に自分で理解し、これをものにしたら次のこの段階に行ける、これができたから次のここへ行ける、これを完了させればやっとこれができる、そういう流れがはっきりと見える状況が現れております。それによって一つの展望、一つの流れが完全に見えてきて、自分がどういう能力へ向うのか、自分の目覚めさせるべき能力が何であるのか、それが少し見える流れになっております。これからの流れにおいて、常に素直にそのまま理解するという意識を常に持っておいてください。

Makiさんのこれからの流れを見た時、あなたが心にしっかり感じ取っている思い、夢、展望、これらの波動の中に確実に今年一つ自分のものにできる波動があります。自分で前から目覚めさせたかったこと、実感を得たかったこと、確実に成し遂げたかったこと、それが現実的に現れる波動を持っております。それはある意味では、それに向って成長し、学び、それによって手にできると思っても構いません。したがって何もしなければ身に付けることはできず、やはりそこに向ってある程度、成長し、意識を向けていく必要があります。でもそれによって今まで抱いていた思いが現実化し、はっきりと自分のものになる感触が出てくるでしょう。今年はそれを完全に自分のものにして、そして自分自身の波動を一段階上げていく気持ちを持っておいてください。

Yasuhiroさんのこれからの夢や野望、展望の波動を見た時、あなた自身にとって自分自身の明確な感触、明らかな実感、それを手にするのにはもう少し時間が掛かるかもしれません。実感や明らかな感触、手ごたえ、これを感じる波動がまだ完全な波動になっておらず、自分自身の心で感じているレベルにまだ繋がっていないからです。感触や実感、手ごたえ、これが思考でできてる感触であり、心で感ずる感触ではないからです。もしそういったものを本当に感じているのであれば、心で実感する、心で手ごたえを得るというやり方が必要になります。しかしそれを得ようとしてまた頭で考え、想像すると余計にそこから離れてしまいます。何らかの手ごたえ、感触や実感、それを本当に心で感じるためには、自分の心そのものがどういう働きで動いているのか、自分の心のメカニズムがどうなっているのか、それを素直に客観的に純粋に分析する必要があるでしょう。そして心そのものが自分の思いによって誤魔化されていたこと、心そのものが自分の感じていた心ではなかったこと、それに気が付いた時、本当の感触や手ごたえを得ることができるでしょう。

Minoruさんのこれからの夢や展望、野望を見た時、あなたの周りには大きな、大きな希望の光があり、この希望の光はいつでも現実化できるようにあなたの周りで漂っています。この希望の光があなたを通して現実化する、しかしそこには一定のルールがあり、黙っていて現実化することはありません。まずあなた自身がそれに見合った思い、それを実現させたい、なし遂げたいという強い思いが必要であり、その強い思いを持って引っ張ってきた後、現実の行動を通してそれを表現していく、現実の中で使っていく、こういう行動が必要になります。そうすることによってその希望の光は具体的な現実をつくり上げていきます。この希望の光には、あなたよりもむしろ周りの人、他の多くの人が恩恵を預かる波動が溜まっております。自分自身のためというよりは周りの人が助かり、救われ、そして理解できるという波動になっております。したがってそれを本当に使いたいとか、現実化したいという思いを持つのが難しい波動かもしれません。自分のことよりは周りの人のために自分の思いをどれだけ真剣に持っていけるのか、自分のためではなく、他の人のために自分の行動を本当に行うことができるかどうか、とても大きなチャレンジになります。そしてそれは大きな試練とも言えるかもしれません。またある意味では本当に試されていると言っても良いかもしれません。でもそれによってあなたの周りの現実が急速に変化していきます。それを自分が喜びとして感ずることができるかどうか、一つひとつが大きなチャレンジになるでしょう。

Sayokoさんの夢や願望、望みの波動を見た時、あなたに新たなる希望の光が現れてきて、あなた自身の意識の変化に応じて現象化されていきます。この波動は面白い現れ方を取っており、ただ単純に時期が来たら現象化するとか、エネルギーによって現象化するという波動ではなく、周りの人が先ずこの波動をキャッチし、周りの人がこの波動を口に出したり、現象化させたり、行動に現そうとした時、あなたがそれをキャッチしてその波動を現象化させていきます。したがって自分一人で現象化させることはできず、まず周りの人の願い、思い、要求、それらとの兼ね合いによって現象化されていきます。この波動はそういう意味であなたの個人的な波動ではなく、一つの場、一つの空間をつくり出すのに大きな役割を持った波動と言えます。これは始めは自分の身近な数人のグループや、数十人のグループの規模で練習が始まっていくでしょう。あなたがそれに気付き、自分でコントロールできるようになり、その波動の使い方が本当に分かってきた時、それは数百人、数千人の場へと移行されていくでしょう。そしてそれは最終的には国や人種、そして地球全体の場をも変えるくらいの大きな役割を持つことになります。

Yoshieさんの夢や希望、野望の波動を見た時、あなた自身の大きな、大きな光の組織は、あなたの体をとてもうまく使いこなしながらも、この地球に大きな役割を演じております。これからの展望や流れというよりは、むしろこれまでもずっとそういう流れで現実をつくり、そして宇宙に奉仕をしてきました。ただ特に今年、この時期以降の波動として、今までの波動の質が少し変化し、夢や希望、願望という波動が自分にとっては当たり前のもの、普通のもの、ごく自然のものという感触に変化しております。他の人から見れば、夢や願望、一つの願いのような波動であっても、あなたにはごく普通の波動として感じられていきます。それによってはじめからそれが起こるもの、ありうるもの、普通のものというエネルギーを入れていき、他の多くの人がそれによって、それは当然起こりうる、当然ありうるという波動を身に付け、夢の現実化を促進させることになります。夢は夢で終わらせることなく、現実化させるためにつくられた波動であり、それは当然いつか起こるもの、起こって当然、そういった波動を振りまいていきます。したがって自分自身もそういう意識をしっかり持ち、これからのことに関して、当然起こりうるもの、起こって当たり前という意識を常に持ち続けていってください。

Junkoさんの夢や希望、今後の展開の波動を見た時、これからの地球の流れ、そしてあなた自身の流れ、今までこの流れに少しうまくピッタリ合わない状況が起こっておりました。自分自身の心の中では一生懸命一つの方向を願っていても、地球全体の流れとはうまく噛み合わず、自分のペースが保てないという状況がありました。今それに向けて修正が行われてきており、自分と地球全体との連携が改善されてきております。それによってこれからの流れも徐々に変化してきております。これからの流れにおいて今までとは違う感覚を得るかもしれません。自分にとって思っていたこと、希望や夢として願っていたこと、今まではそれはほとんどはそのまま夢のまま、願望のまま留まり、先に進むことはありませんでした。今それは現実化するために動き出してきており、そして確実に自分の目の前で感触を得ることができるようになってきます。しかしそのためにはいくつかのトレーニングが用意されており、自分は本当にそれの向けての強い意志を持っているかどうか、本当にそれを願っているかどうか、本当に求めているかどうか、これが常に何度も起こってきます。あまり強い思いを抱かず、ただ流れに任せる、何とかなる、いずれそうなる、まずそういう思いを持っていたのであれば、何一つ現実化は起こりません。自分の強い思いで現実を引き寄せていく、このテストがかなり強く現れてきます。したがって本当に現実を自分が創り出していく、そういう意識を持ってこれからの流れを見ていってください。

Izumiさんの夢や希望、望みを見た時、あなたの心の中にとても大きな平和があり、その平和の中に本当に人を愛する器があり、希望があり、そして夢が広がっております。シャンバラの世界はこうだったら良い、私はこういうシャンバラの世界で住みたい、是非とも皆でこういうシャンバラを共有したい、こういう思いがはっきりと創られており、本当に心の中にシャンバラができております。これは多くの光のマスターたちが持つ心と似ており、多くの光のマスターがすぐにあなたの心に入りやすい状態になっております。そして多くの光のマスターはあなたの心と本当のシャンバラを繋げ、あなたの心を通してシャンバラをいろいろ具体的に進めております。これからの夢や希望、望みはシャンバラそのものと言えるでしょう。シャンバラに向け、地球の今後の未来に向け、あなたは一歩、一歩確実に現実化させていくでしょう。これからの流れ、とても夢があり、希望があり、また、愛と喜びに満ちた流れになっております。

Iwakiさんのこれからの夢や希望、望みを見た時、あなたの心の波動の中に自分を信ずる強い波動と、他の人に対する波動が複雑に入り込んでおり、それが時々自分に対しての罪悪感や価値観、そして自分の心の大きさが急速に変化する状況になっております。この思いはある場合においてはとても賢く動き、またある場合においては落し穴に落ちてしまう傾向があります。これからの夢や希望を見た時、自分自身にもこれだけの素晴らしい能力があった、自分にできることがこれだけあった、そう思わせる現象が頻繁に現実で見ることになります。自分自身の心の素晴らしさ、自分自身の持っている器について新たに感ずるものがあり、それが自分にとっての喜びとなって感じられてくるでしょう。ただそれと同時に時々、やはり見失ったり、別のところに意識が向いてしまうとせっかく自分の感じた自分の素晴らしさを急速に見失ってしまう場合もあります。ですから、そういうところには意識を向けず、自分の素晴らしさがよく分かるような意識の持ち方、常にそれを見つけていく意識の進め方を身に付けていってください。

Masahiroさんの夢や希望、望みの波動を見た時、あなた自身の心の学びの一つとして、一人ひとりの心はどれだけ本当に違うのだろうか、自分と他の人の心はどこまで共通で、似ているところがあり、また違うところはどれだけなのか、時々そういう思いを持つことがあります。そして自分と他の人の共通点が分かれば、そういう観点から他の人と交流を図り、もし共通点がなければそれを喜びとして見つけ出そうとする、そういう意識があります。これからやってくる喜びや望み、希望の波動はそういう心の動きを理解できる経験がたくさんやってきます。自分の心と他の人の心、どこまでが共通で、どこまでが独自なのか、独自のレベルはどれだけ違うのか、自分の心は何が独自性なのか、そういったことが分かる展開がどんどん増えてきます。それによって心の面白さ、心の喜びを感じ取っていくでしょう。そしてそれはとても大きな財産となって自分の心をつくり上げていきます。今年それを一つの喜びとして学んでみてください。


皆さん方一人ひとりのこれからの喜びや希望の波動を見てみました。一人ひとり、自分で流れをつくり、自分が計画をつくっている人がほとんどです。今述べたほとんどの波動も実際には皆さん方が自分でつくり、材料としておいてきたものと言えます。自分で自分の流れをつくり、自分で楽しんでいく、一人ひとりはそういう流れを味わっています。でも他の人の関わりにおいて何が起こり、現実がどう変わるのか、それはまったく分かりません。自分のことは用意できても、他の人についてはまったく何がどうなるのか分からない、そこに人生の面白さがあります。

そして喜びもそこに隠れています。皆さん方が自分に与えたエネルギーを元にして他の人との間における喜びをたくさん見つけていってください。それでは少し休憩を取ります。ありがとうございました。


B現実は何のためにあるのか

私たちは光の仲間としてお話をいたします。皆さん方の意識の成長、発達、そして自分の現実、今いろんなところで学びが行なわれております。そもそも現実とは何であるのか。今マスコミの影響によってマスコミから得るもの、マスコミを通して得られるものが現実の一つとして理解されております。

しかしマスコミは自分の意図のもとに取材し編集し、皆さん方に映像を映し出していきます。それは真実というよりはあくまでも作り手側の意図が反映されたに過ぎません。それでも見ている人はそれこそが真実と思い、自分の意識の中につくり出されていきます。どこまでが真実でどこまでが創られた世界なのか、そう思うと自分の現実がそもそも何であるのか、いろんな思いを持つことと思われます。

実際にはそういった論争すらもほとんど意味がないくらい、皆さん方の現実そのものがつくられた世界であり、また自分で勘違いし、錯覚で創り上げた世界とも言えるのです。仮にマスコミや雑誌やあらゆる情報がなかったとして、それで自分が現実を体験している時、それこそが本当の現実だと思っていても実際にはそれでもつくられた現実に過ぎません。

皆さん方が自分に必要なエネルギーを身に付けており、そのエネルギーで現実化されているだけのことです。そもそも現実とは何であるのか、何の意味があるのか、そういう本質的なところに意識を向け、またその意味を解明していくと、そのうち現実そのものにはあまり意味がないこと、一人ひとりまったく別な現実を歩んでおり、他の人の現実に干渉したり、介入したり、また他の人同士の現実に何かをするということがあまり意味のないことに理解が及んでいきます。

では何のために現実があるのか、でも現実を通して皆さん方は喜びを感じ、知性を身に付け、他を理解し、いろんな成長をすることができます。基本的に自分自身の成長が行なわれ、意識が進化し、愛を身に付けることができれば現実はどうであろうとあまり意味はないのです。

最終目標はあくまでも皆さん方が神になり、愛を身に付け、多くの人と分かち合えること、それが最終目標であり、現実はそのためのツールにしか過ぎません。ツールはいかに使いこなすか、どう理解するか、それを知った時、現実に捉われる意識はもっと減ってくるでしょう。

現実とは何なのか、心とは何なのか、現実よりも心の方が価値があり、意味があり、また出発点になること、それに気が付いた時、心の中の平和も達成され、また自分が争いや戦争に直面することも無くなっていくでしょう。心と現実、この学びを通してさらなる成長を進めていってください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)2003 CentralSun
前へ戻る