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2003/3/15■月例セミナー@[土曜]から

自分の正体を見つけるためにマスターを活用する

@マスターは全員を見ている

私たちは光のマスターの波動でお話をいたします。今日は宇宙のマスターというテーマで皆さん方と繋がりをつくっていきます。マスターという存在が、人間という肉体をまとっている存在とどういう関係になっているのか、まずそこの基本のところからお話をしていきます。皆さん方が人間として肉体を持ち、体験を重ね、意識の成長を進めております。

自分が何者であり、どこに向うのか、それを探ろうとしていろんな学びを続けてきました。皆さん方一人ひとり、自分だけの波動を身に付け、神から与えられた役割を持ち、その神の思いを実現すべく自分の流れをつくっております。神は一人ひとりにその人にしかできない役割を与えていきました。

皆さん方がこの地球上で肉体をまとい、活動をしているのも神の思いを実現するために行なわれていることです。毎日の生活において、神が皆さん方に問いかけを行なっております。自分の道に真実に歩いているかどうか、自分の道をはっきりと踏みしめているかどうか、それによって皆さん方の意識が神に向いているのか、神に向いていないのかを確認することができます。

自分が自分のためにいろんな役割を演じていく、その流れの中で多くの人と語り合い、交流しながらも自分は自分として成長を重ねていく、こういう流れの中で皆さん方の真実の自分をみつける流れに入っております。本当に自分は何者であるのか、常にこのテーマが付きまとってきます。

これまでの流れにおいて、皆さん方はいろんなツールを手にし、いろんな物を見つけてきました。そして自分が何者であるのか、それを求めるためにいろんな所に行ったり、いろんな話を聞いたりしてきました。皆さん方の学びの仕方そのものが今大きな変化を現しております。これまで誰か先に理解し、分かった人から情報をもらい、それを分析して自分たちのものとする、こういう流れがつくられておりました。

この地球上において、自分が何者であり、どこに向うのかをはっきりと理解している人はそんなに多くはありません。ただそれを探し、求めようとする人は無数に存在しております。多くの人が自分がどこから来たのかを理解できないまま人生をつくり、朽ち果てていきます。

今の段階で自分がどこから来て、どこに向うのか、それをはっきり理解しておくだけで、人生はまったく変わったものに姿を変えていきます。多くのマスターは皆さん方の流れの中において、皆さん方が少しでも自分の真実に目覚めるような手伝いをしております。

自分がどこから来て、どこに向うのか、それを見つけることができるようにいろんなエネルギーを流しております。多くの人が自分の正体が何であるのか、自分は何をすれば良いのか、それが分からず、混乱したり、人に頼ったりしてきました。でも本当は自分の真実は自分でしかみつけることができません。他の誰かに聞いても見つけることはできず、他の人の情報を持って理解することもできません。自分は自分でしか見つけることはできないのです。

まずそれをしっかりと理解していただく必要があります。では皆さん方が自分が何者であるのかを見つける旅に出ている時、マスターはどういう手助けをすることができるでしょう。いわゆるマスターとなって存在しているものたちは、皆さん方が人生を楽しく、勇気を持って過ごすことができるような場をつくったり、あるいはしっかり前を向いて歩けるようなエネルギーを入れていきます。

まず皆さん方が自分の道を最後までしっかり歩いていけるかどうか。実際にはマスターそれぞれ特徴があり、思いがあり、また人間との関り方も変わっております。あるマスターは自分の方針で細かいことを言うかもしれません。あるマスターは大まかに適切であればその方向だけを見ていく場合があります。

自分はその多くの情報の中でどれを信じたら良いのか、いろいろと思う人がおります。しかしマスターの観点から見た時、一人ひとりの接する時空が違うために今こういったからと言って、次のアドバイスもそれと関係しているということは保証することはできません。

その時、その時、場が違い、与えるべき情報も違っております。マスターという世界を理解できた時、その真実が分かるようになっていくでしょう。

質問の中で今のこの戦争の起こりそうな時期の状態で、一人ひとりが何を行なえるのか、そういう質問がありました。確かに地球全体で見た時、今争いの波動はとても難しい状態にあり、今にでもすぐ戦争を起こしてしまいそうな波動になっております。

しかし、その戦争はこれまでの一連の戦争とは少しタイプの違う戦争になります。これまではあきらかに力のある国が力のない国を占領し、侵略し、自分のものとするエネルギーで満たされておりました。しかし今回の戦争においては、明確にある国だけをコントロールするとか、明確な意図を持って操作するという状態が変わりつつあります。

その流れの中で自分の関連しているスピリットが何を望んであるのか、何を考えているのか、それを明確に理解しておく必要があります。争い、戦争という波動は、単純に人類に与えられた難しい質問とか、最終的な質問という類ではなく、かなり深い意味を持ったエネルギーとして感じられてきます。

一人ひとりは真面目で善良で素晴らしい波動を持っていながらも、全体が集まると途端に場が乱れてしまう、ライトワーカーの一人ひとりは純粋で真面目であるにもかかわらず、いつのまにかまったく違う流れに入ってしまっている、こういったことがまず大きな制約となって人類に降りかかってくる場合があります。

自分はどういう生き方を進めていけば良いのか、何を基準に生きていけば良いのか、それすらもが遠い彼方の思いになってしまいます。今自分ができること、今成さねばならぬこと、それを理解したらただそれを具現化していく、ただそれを行動に移していく、そういうやり方で自分の流れを見つけるようにしてみてください。


Aサナトクマラから

マスターオブライトのサナトクマラとしてアドバイスをしてみます。

Atsukoさんの波動を感じた時、あなたのリチュアルマスターにおける波動がシャンバラにはとても大切な波動になります。シャンバラの社会システムがどうなっているのか、まだまだ多くの人には理解されておりません。今皆さん方の体験している人間社会、構造や組織、そういったもので連想する人が多く、社会全体が何らかの秩序で保たれている雰囲気があります。しかし、シャンバラの世界においては、他を拘束したり、束縛するような現象が何一つ行なわれず、純粋な波動、純粋なものが学んでおり、それを一人ひとりが純粋な気持ちで感じており、自分の波動に見合ったものを手に入れている、こういったやり方で発展することになります。

このシャンバラの世界において自分はどこまで成長していけるのか。シャンバラをはじめ、この地球上には現実的に素晴らしいエネルギーを保持している場所があります。そしてそこにおいて、メッセージを受け取る時、一番最適なメッセージを手にできるようにうまく流れがつくられたり、状況の変化によって感ずることができるようにつくられております。

一人ひとりがそうやって自分だけの流れに入り、自分だけの世界をつくっている、自分はシャンバラのために何ができるのか。シャンバラの世界において、規律やルール、いろんなものがまた復活していくかもしれません。人間の持っていたエネルギーが忘れ去られてしまい、思い出そうとしてそのエネルギーを思い出そうとしても中々感ずることはできません。しかしだからといって、いないとか、無意味というものではなく、明確にいろんな存在たちは存在し、アドバイスを与えていきます。しかし皆さん方の方でそれが分からなくなったり、見えなくなっていく場合があります。こういう時代において何ができるのか。

シャンバラの世界においてはいろんな人間、いろんな動物、いろんな種族のものたちが存在し、しかもお互いが素晴らしい都市の集まりでつくられております。そしていろんなツールも用意され、ほとんどのものはすぐに使うことができます。これからの流れの中で自分がどういうツールを使いこなし、自分のために活用していくか、自分の与えられたものをうまく使い、与えられないものはそのままにしておく、そういう生き方が必要になってきます。

マスターのアドバイスを皆さん方に伝えるには、とても多くのトレーニングや高い波動が必要になります。今この場においても皆さん一生懸命、高い波動で繋がろうとしています。その思いは純粋なものであっても、最終的に本当のマスターに繋がるかどうかは別問題になります。

ツールに入っているいろんな波動、エネルギー、それらの波動が自分にとってあまり良いと感じなかった場合、自分は自分の思いや感性、自分の直観をしっかりと扱う必要があります。自分の思いを純粋に捉えることができない時、自分の正体を見つけることもできず、自分の流れに入ることもできません。自分がしっかりとどこまでキャッチでき、自分のために活用してきたか、それを理解して初めて、マスターとの繋がりも強いものへと進んでいきます。自分にとって一番欲しいもの、一番手にしたいものが何であるのか。

光のマスターたちは皆さん方人間の行動をとても良く理解しています。無意味なことを言ったり、反対のことを口にする人もたくさんおります。でもそれでとがめられるとか、見放されるということは一切ありません。着実に神からメッセージが与えられ、自分だけの喜びとなって理解することができるでしょう。

シャンバラの世界において何が必要なのか。こういうコミュニケーション、告白、しっかりと礼節をわきまえて話をしていく、こういったことがかなり必要になってきます。一人ひとりの抱えている大きな問題、しかし、それはかなり成長して身に付けた波動であり、自分自身が良いと思って購入したもの、手に入れたものは、その時の自分の思いで計って構いません。こうやって儀式に必要なツールを手にし、自分でもどんどん行なえるようにしていく、そうやってマスターとの繋がりを強くするようにしてみてください。

マスターについてはこれまでも何度か話に出てきました。でもその実体が中々つかめていないという状態の様です。マスターは、その時々に現れ方を変えてきます。その人の学びに一番良い姿をまとってやってきます。したがって、色ですべてを固定してしまって、自分の思いをどんどん口に出した時に誤解が生じたり、別のレベルでの話が同じレベルでの話のように勘違いしてしまうケースがあります。自分の流れ、自分の世界、それをよく理解した上でさらに別のマスターとの繋がりを強くしてみてください。それではもう少ししたらまた別のテーマでお話をしてみます。ここで少し休憩を取ります。ありがとうございました。


Bイエスから

私はイエスの波動でお話をいたします。皆さん方がイエスという名前を理解する時、それぞれが学び、理解してきたイエスキリストという概念の中でエネルギーがつくられ、そのエネルギーで繋がりができることになります。今私は必ずしも皆さん方が理解しているイエスとして現れてきたわけではありません。

肉体を持ち、愛を説き、使命を果たしたイエスという存在は、この地球上で多くの者に語り継がれ、またさらにこれからも語り継がれていくでしょう。でもそのほとんどは、人間によってつくられ、人間によって都合の良いように変えられております。

本当のイエスという存在は、多くの人々に語り継がられたことはありません。では本当のイエスというものはどういう存在で、どういう生き方をしていたのか。肉体をまとったイエスは、自分のやるべきことに常に理解を示し、自分の身に付けている叡智や真理をいかに多くの人々に伝えていくか。人々が本当に必要としている愛をどうやって理解してもらうか、いつもそればかりを考えておりました。

当時の人々は、生きるのが精一杯であり、苦しい生活の中でどう生き延びていくか、家族と一緒に暮らしている中で家族が平和に、喜びの中で生活するために、どういうことが必要なのか、誰もがそれを追い求めておりました。家族を思い、毎日の生活を少しでも楽になるように持っていきたい。

今の人に比べれば、考え方は今以上にシンプルで、もっと伸び伸びと生きることができたでしょう。でも当時の人間にとっては、それだけでも精一杯でした。肉体をまとったイエスは、毎日を暮らすためのいろんなヒントを与えていきました。

言葉の一つひとつに鋭さがある人、いずれはそれが現実に剣となって自分に戻ってきます。自分の利益、自分のエゴ的なものが常に頭にある人は、それを心に持っているものが集まってきて、自分のその持っているエゴを知らせようとして現象がつくられていきます。

それぞれの心の中にあるもの、他の人に何かをなそうとしていること、すべて表に出され自分がそれに気付くように仕組まれていきます。しかし多くものはそれを認めようとせず、さらに強い力で他をコントロールしようとし、争いをつくり、戦争に発展していきます。

何故いつの時代になっても、どの国に行っても争いが絶えることがないのか。何百年も、何千年も経ちながらも争いは絶えることなく、まださらに大きな争いへと発展していく、今皆さん方は、この争いの流れを食い止めようと意識を持っております。

それをどのようにして具現化していくのか。単純に瞑想やいろんなワークによって、戦争が終わるとか、回避できるというのは難しいかもしれません。人間がこれまで行なってきた数々の行為の中に、本当に他に苦痛を与え、他から物質的に奪ったものがたくさんあります。

それをエネルギーだけで解決しようと思っても難しいことがあります。肉体的に危害を加えたものは、それを肉体で受け取る必要があります。物理的に奪ったものは、その辛さを肉体で感ずる必要があります。したがってそれぞれが他になしたことは現実レベルで受け入れねばなりません。

それ故にまた争いが現象化し、そしてそれが次の争いをまたつくり出していきます。争いはとても悲しい流れを進んでおります。どう食い止めていくのか。確かに瞑想やリチュアルで戦争が回避できればこれに越したことはありません。では肉体的に危害を与え、苦痛を与えたものは、必ずそれを自ら体験せねばならないのです。

自ら苦痛を体験する、とても受け入れられない人もいるでしょう。でも現実に他人に苦痛を与え、争いをつくり出したものはそれを自ら受け入れねばなりません。それを拒み、また、さらに大きくしていく、そのエネルギーを回りにばら撒いていくと、またさらに次のエネルギーをつくり出していきます。

まず一人ひとりがそれをしっかりと受け入れ、自分がこれまでに出してきた波動は、自分の責任において受け入れていく、それを他の所為にしたり、自分だけが楽しようとしたりするとそのエネルギーが争いをつくり出し、さらに問題を複雑にさせていきます。

今自分ができることが何であるのか、戦争を回避させたい、争いをなくしたい、こういう思いは当然分かります。今のような時代において、自分だけでも戦争を止める働きをしたい、そういった思いは純粋であり、素晴らしいエネルギーをつくり出していくでしょう。

しかし、同時に無関心、あるいは他の所為にする、こういう波動も強く残っており、これらは戦争を拡大させていきます。争いや混乱が起こる状態に直面している時、自分は何を行なえるのか、一人ひとりが真剣に考えております。しかしまず自分の流れ、自分一人の流れの中に他の人間と争うこと、混乱するエネルギーを持っていないかどうか。ほんのわずかでも他の人間との間で混乱が起こるようなエネルギーを身につけていれば、それは確実に戦争を引き起こしていきます。

もうそれをしっかりと一人ひとりがしっかりと自覚する時期に入っております。誰の所為でもなく、政府の問題でもありません。一人ひとりの問題なのです。一人ひとりが心の中に他を排斥したり、他を罵る波動がある時、必ず戦争に発展していきます。

本当に戦争を回避したければ自分の心の中に争い、他を責める、他を支配する、そういった波動を一切入れることなく、純粋にすべてを受け入れ、すべてを許していく波動が必要になるのです。これを急に身に付けるのは難しいかもしれません。でもそれをしないと先には進みません。

光のマスターの中にもいろんなマスターがいて、戦争や争いを少しでも和らげ、できれば起こらない状態に導く、そういう役割を持っているものもおります。毎日の生活の中で争い、混乱、それに導く波動を一切取り外し、まったくそういう影響の受けない所で新たなる社会をつくっていく、これを使命にしているものもおります。

一人ひとりが何らかの役割を持ち、そして共に歩もうとしております。ただ現実レベルで他の人と出会ったリ、他の人のエネルギーに触れた時に、急に嫌になったり、相手を否定してしまう人がおります。こうやって自分の本来のエネルギーを見えなくさせ、分からなくさせ、争いや混乱をさらに増幅しようとしている人がおります。自分では良く分からず、ただ言うなりになっている、そういう人です。一人ひとりが自分のやっていることにしっかりと目覚め、これが本来の流れに繋がるのかどうか、自分の思いがしっかりと自分の周りのものたちにも伝わり、本来の流れの中で成長していけるかどうか、しっかりと理解しておく必要があります。

多くの人がいろんな体験の中でいろんな波動を見ることになるでしょう。戦争が起こったとしても全員が同じ感情や同じ痛みを分け合うわけではありません。一人ひとりまったく違う体験をすることになります。そしてそれは一人ひとりが新たなる意識へ向うための準備でもあります。

これまで身に付けてきたものをそのまま鵜呑みにしたり、完全に信じきるのではなく、少しでもそこから何かをつかめるように、何かが分かるように自分を成長させていく、そういったことによって新たな展開が見えてきます。自分自身の流れ、よく理解した上で自分の学び方を理解していってください。

光を扱うということに関して質問がありました。光は光を持つものによって放たれ、その光が他の光に刺激を与えていきます。光を扱うということは、その光の方向性や波動、周波数をうまく理解し、必要な所に必要なものを流していく作用を言います。一人ひとり必要としている光が違い、場所によっても必要な光が違っています。それを明確に理解し、必要な光だけを流していく、これが理想的な光の使い方になります。

でも、だれがどういう光を望んでいるのか、目の前にいる人がどういう光を求めているのか、ぱっと見ただけでは理解できないかもしれません。しかし、理解しようとする気持ちが先ず必要であり、話をしたり、側に行って触れるだけでその人が何を必要としているのか、どういう意識状態に向おうとしているのかを理解することができます。

まずはそういう意識を持つことが必要です。自分は必要な光を適宜流すことができる。その人一人ひとりに個別に必要なエネルギーを流すことができる。先ずはそれをしっかりと理解していただく必要があります。そういう意識でいろいろワークをしていくと本当にそれは現実で分かるようになっていきます。

一人ひとりに必要としているもの、必要なものが分かってきて、その人だけのやり方で癒したり、エネルギーを変えることができるようになります。これは、ライトワーカーとして必須の働きであり、自分の目の前の人、その人に適切な波動を流していく、そういった練習を積むことによって自分自身の波動をも変えていくことができます。

一人ひとりの波動がいかに精妙でさらに高い波動へと向かっているか、今皆さん方はそれをしっかりと理解しております。多くの人々がいろんなことを材料にして争いをはじめていきます。宗教的な観点で区分けしたり、好みで区分けする場合も多く、すべてが真実とは限りません。しかし真実もかなり含まれており、今ニューエイジ的な活動している人の中で、どの部分が真理なのか、どの部分が本当のことなのか、しっかりと見極め、その流れの中で自ら本来の道を歩めることを望んでおります。

これからの流れの中で一人ひとりいろんなことが起こってくるでしょう。でも決してくじけたり、投げ出したりせずに、最後まで完成させてください。最後まで完成させた時、いろんなことが分かってきます。途中で投げ出してしまうとまったく分かりません。最後までやり通す、やり抜く、それによって自分の波動を確認するやり方を学んでいってください。

Sayokoさんへのアドバイスをして休みを取ります。あなたの波動を見た時、自分の中で自分の波動をコントロールできないところがあります。自分でコントロールしているように見えても、それまでの概念で自分をコントロールしているだけであり、それはコントロールではなく、むしろ執着的なエネルギーをつくり出していきます。自分のできること、できないことをはじめからつくり出し、その範囲の中でできることだけをやるという状態になっています。これをコントロール、うまく扱うということではなく、むしろ制限、執着のように働いてしまい、それ以上のエネルギーの成長がみられなくなってしまいます。今自分の感じているやり方、やっているやり方はそういう限定的なものに依存せず、さらに大きな考え方、新たなる見方でいろんなことができる自分、さらに限界を超越した自分がいるということをしっかり理解して、その波動で現実を創っている、変えていく練習をしてみてください。自分にとっての価値をもっともっと大きく、そして価値のあるものという認識を先ず持つことが必要になります。これからはそういう意識で学びを続けるようにしてみてください。それでは少し休憩を取ります。ありがとうございました。


Cマスタークワンインから

私はマスタークワンインとしてお話をいたします。今のこの時期にマスターと繋がり、マスターの光の中で自分のエネルギーを再調整させ、新たなる流れに向かおうということはとても価値のあるワークと言えます。先ほどから皆さん方がいろんなマスターの光を受け取り、自分の意識があまり明確でない状態を感じております。

これはエネルギーを急速に変化させ、それまで執着的に自分に取り付いていたもの、一つの物事にこだわっていた部分を分解させたり、その意識を合わせないように仕組みを創ったりして一人ひとりが感じていた意識の状態と言えます。何か自分がボーっとしていたり、感じたりしているということで焦点がつかない状態になっているかもしれません。それによって自分の執着やこだわっている部分が意識から離れていく状態を生み出していきます。

今日は実際にはすでにいろんなマスターが皆さん方の周りで、活動をしております。一人ひとりに繋がっているガイドやマスターの存在たちがいろんな仕組みを創りながら波動を調整しております。でも多くのマスターは、直接人間の前に現れて、私が何をするとか、私はどういう役割があるとか言って、現れることはありません。人間的な分類はすべてではなく、その表現で語り尽くせないところもたくさんあります。

したがって一般にほとんどのマスターはいちいち説明せずに、ガイドたちとの連携を強くしたまま必要なワークを行なっていきます。クワンインという存在は、日本でも西洋でも受け入れられております。そして女性性のエネルギー、女性のやさしさや、純粋さを保つためのシンボルとしても現される場合もあります。しかし実際には、女性のためのマスターや、女性だけに仕えるマスターということではありません。今の時代において、女性性のエネルギーを目覚めさせるということはとても意味があり、またそれに必要なワークを行なっております。

争いがどうやって起こるのか、ただ単純に攻撃的なエネルギー、コントロールしようとするエネルギー、それで起こるのかというと、そういう単純なものではなく、一人ひとりが心に持っているエゴ、自己中心の思い、そして他をコントロールしようとするエネルギーへと変換し、行動に移されていきます。

したがってはじめの段階で自己中心的な波動がある限りは争いを生み出していきます。まず自己中心の波動がないかどうか、それを見極めることが優先されます。光の世界は皆さん方の意識では中々到達することのできない世界になっております。そして光の世界で行動するためには、光の世界でのルールややり方を身に付けておく必要があります。しかし光の世界は、皆さん方の世界から見れば、とても不思議で捕らえどころのない世界になるでしょう。まずは少しずつ練習をし、エネルギーを高めていって光の世界まで直接来るようなワークをしてみてください。

Yoshieさんの質問の中で光を維持するということがどういうことなのか、そういう質問がありました。人間は誰もが光の存在であり、光を放っております。そしてその放った光は対象物がある場合に、そこに到達する流れとしてつくられる場合があります。何かをイメージする、何かを考えていく、そういう時には、その対象のものへと光が流れていきます。光を流すということは、それらが明るく輝いたり、成長する方向へ進んでいったり、何らかの肯定的な思いによって光が流れていきます。反対に否定的な思いや自分中心の考えをすると光は流れるのではなく、奪ったり、吸収してしまう現象をつくり出していきます。他人に否定的な言葉を与えたり、自分の存在を否定的に思うとむしろ光を奪う方向へと流れていきます。これはライトワーカーの働きではなく、むしろライトワーカーはいかに光を流すかを考えることが必要になります。つまり光を維持する、光をそのままに保つというのは自分が出すことの光を出し続ける、光を奪ったり、変に変えたりせずにただ光を出していく、そのためには肯定的で前向きで、自分から出た光が他の人を光で輝かせていく、他の所に光が流れていく、常にそういう意識を持ち続けることを意味します。光が自分からどこかへ流れていく、合う所へと光が常に流れていく、それを意識し続けることが光を維持することになります。ほんのわずかでも自分が何かをして欲しい、他の人が自分に何々をする方が良い、そういう思いを持つと光は奪う方へと動いてしまい、光を維持することが困難になります。光を出し続ける、それも本来の純粋な光を出し続ける、それが必要になってきます。今多くの人がライトワーカーとして活動し、エネルギーを使っております。ヒーラーとして活躍している人もたくさんおります。しかし光の法則をしっかりと理解している人はそんなに多くはありません。ヒーラーといっても自分の思い込みや概念だけでやっているヒーラーもいます。そういう人たちはヒーリングする場合、実際に光を送り込むのではなく、逆に光を吸い取っていくケースもあります。ライトワーカーとして自分は本当はどういう役割を担っているのか、それを明確に知る時期がやってきております。ではただ漠然と自分が光を流している、自分から光が出ていく、そういう意識を持てば良いのか、そういう意識を持ったからといって、すぐに光が転換したり、変化するわけではありません。日常の自分の意識の持ち方の傾向としてどういう特徴があるのか、常に否定的にすぐ考えてしまう、常に否定的に言動をとってしまう、そういう傾向のある人は根本の所に光を与える、流すという意識が欠如している可能性があります。気がついた段階ですぐ変えようと思っても、そういう意識がない時には自分が光を出している、光を与えていると思っても入って行かない場合があります。したがって本当に自分の光をコントロールするということは、まず自分の光が出ているかどうか、そのためには意識や言動の一つひとつが肯定的であるという意識を持っているかどうか、先ずそれが大切であり、その後に自分の光を出し続ける、維持し続けるという思いを身に付けることになります。これは慣れていない人にとっては難しいかもしれません。しかし一度慣れるととてもスムーズにできるようになります。はじめからあきらめて何もしないのではなく、先ず少しでも良いから練習してみる、努力してみる、こういったことがとても大切になります。そういったやり方を工夫しながら、自分の光を維持することをやってみてください。

光についての話がいくつかなされております。皆さん方の世界は少しずつ光が強まり、新たなる光の波動に変わってきております。それ故に三次元的にはいろんな現象が起こっております。一人ひとりの観点から見た時、不快な事件、あまり関与したくないと思われる事件が頻繁に起こってするかもれません。でもそれはすべて光の状態を変えるプロセスであり、それ自体問題がないことを理解しておいてください。

光は光の存在、また皆さん方の意志によって変化していきます。そしてこれからは人間とマスターが一緒になって光の世界を創っていく流れに入って行きます。どうか皆さん方一人ひとりもそれを意識して、光の世界で皆で一緒にワークしている時代が来るように、常に肯定的に意識を持っておいてください。それでは少し休憩を取ります、ありがとうございました。


Dシャンバラに向けて

私たちは光のマスターとしてお話をいたします。今日は宇宙のマスターとの繋がりをつくるために一人ひとりがエネルギーを感じ、意識を合わせようとしております。マスターを感ずる時、人間の解釈で感じようとしても分からないことがたくさんあります。

実際には皆さん方が理解しているこの物質世界、いわゆる三次元の世界そのものがかなり違うために、マスターという存在そのものもまったく違うイメージをもっております。皆さん方は物理的な肉体を手にし、それを基準にして自分、あるいは世界を構築しております。

でもそれは真実の世界ではなく、そういう風に思わせる世界があるだけであり、皆さん方の真実の世界はスピリットの世界にこそ存在しております。それは物質世界とはまったく異なり、自分の意識そのものもまったく違う意識の状態になっています。

でもそれを言葉で説明しようとしても伝わることはありません。皆さん方が体験を通し、いろんな現象を通して自分で理解していくしか方法はないのです。これからシャンバラの時代に向けて、一人ひとりがしっかりと自分の足で歩き、自分の道を歩いていくやり方が重要になってきます。

他の人の説いた教えとか、他の人に従うのではなく、自分は自分の道を自分の足で歩いていく、それで初めてマスターとしての流れを理解することができます。自分がどの道をどう歩いていくのか、自分の道はどうなっているのか、まず自分の道を探り、見つけていく、それによって自分のマスターの所が目覚めていきます。

シャンバラの世界に辿り着くために、是非とも皆さん方がそれを行ない、自分のものにできることを望んでおります

今地球が大いなる争いの波動に巻き込まれており、実際には戦争という現象が起こらなくても、至るところで他を非難したり、分離させる波動が出回っております。戦争そのものはそういった波動の現れの一つであり、戦争をなくそうという意識だけですべてがなくなる訳ではありません。

わずかでも他を非難したり、否定しようとする思いがある時、必ずそれは現象化されていきます。たとえ戦争という現象にならなくても、お互いが非難し合ったり、否定し合う段階は戦争と同じものを創り出していきます。

今は一人ひとりがしっかりと自分のエネルギーを保ち、否定的な思いを出すことなく、相手を愛の流れの中に導いてく、それをしっかりと意識する時代になっています。自分の流れをしっかりと保ち、相手には光と愛を与えていく、常にそういう気持ちを持ち続け、光の状態を維持し続けるように、一人ひとりが意識をしておいてください。それではここまでにいたします、ありがとうございました。


(c)2003 CentralSun
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