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2003/3/12■水曜瞑想会から

概念をツールとして使いこなす

@概念の使えない世界でワーク

私たちは光の仲間としてお話をいたします。今日は皆さん方の感じられる世界の中で一番波動の高い世界に行っていただき、その体験を感じてもらいました。一番波動の高い世界は、自分が感じられる限界の世界で三次元的な思考や観念が通用しない世界になっております。

でもそこでも明らかに生命が存在し、そこでの体験を重ねているものたちがいます。皆さん方とその存在との接点を見つけ、そこで三次元的な概念を超越する学びが行なわれておりました。

Yasuhiroさんのワークにおいて、あなたの体験した世界ではあなた自身の持っている概念というものを、むしろその世界の存在たちが学びをしようとしていろんな話しかけをしてきたり、問いかけを行なっておりました。あなたは主にそこの存在から話しかけられたことに対して自分の持っている概念をかなり深く話しておりました。この体験によって改めて自分の持っている概念、何が概念なのかが理解できるようになってくるものと思われます。

Etsukoさんのワークにおいて、あなたのマインドの世界であなた自身の創り上げたいろんな世界が展開されており、そのエネルギーがあなたにとって大きな要素を占めております。あなたにとっては明らかに真実、明らかな世界と感じられるものでも、自分のマインドの世界で創られている世界もあります。本当のスピリットの世界を感じている場合とマインドの世界で演じられているものが同居しているために、どこまでがマインドで、どこまでが本当の世界なのかが分からなくなる場合があります。今はそれでもあなたの成長のためにいろんな体験が与えられ、自分のスピリットとの繋がりを強くすることができます。しかしどこかの成長段階でマインドにある世界を一通り崩壊させる時期が来ることになります。その時々に自分が信じていたもの、自分がスピリットと思っていたものでさえもがマインドの世界だと気付く時があります。おそらく自分で愕然としたり、かなり落ち込むかもしれません。でもそういう時が来た時、それも成長の一歩であり、それによってさらにスピリットの世界に近づくということを信じておいてください。

Izumiさんのワークにおいて、あなたの感じているものはいつもスピリットの次元の波動をそのまま感じており、あなたにとっては元々概念がそれほど影響していないワークになっております。今日はまたそれと人類の集合意識レベルで身に付けている概念の波動についてのワークが行なわれました。多くの人が概念の中で生きており、概念がないと生きられない状態になっております。概念そのものが執着となっており、概念に依存しており、概念を手放して生きることができない生き方になっております。概念をなくそう、取り外そうといっても一気になくしても、混乱しか起こらないでしょう。少しずつ概念を手放していく、そのためにはどういう手順で、流れで進めていったら良いのか。自分の体験を元にして必要なものを残し、必要でないものは崩していく、それを見極めた上で人々にワークを行なってみてください。

Michikoさんのワークにおいて、あなたの感じたいろんな思いはそのままハイヤーセルフやスピリットのレベルでも感じております。これからのワークにおいても同じテーマが何度か与えられるかもしれません。あなた自身の思っていること、ハイヤーセルフの理解していること、そこでの違いをなるべく少なくさせるためにいろんなワークが与えられていきます。その時に自分の感じたこと、それがハイヤーセルフの観点から見て、本当に正しいかどうか、自分の一人合点でないかどうか、それを考える時間があるだけでかなり変わってきます。しばらくはそういう観点で自分の体験を伝えてみるようにしてみてください。

Yokoさんのワークにおいて、あなたの体験したワークは、いつもと同じ自分が今どこまで成長して、どこに向うのか、自分の本質が何であるのか、自分と神はどういう関係になっているのか、それに結びつくワークとなっておりました。あなたはだいぶ自分のことをかなり理解してきており、回答が得られるようになってきております。最終的な段階においてもいろんなテストがあるために、一見中々進まないように見えるかもしれません。しかしそれは極めて難しいところを今学んでいるために、必ずしもとんとん拍子で先に行くというところではなく、一つひとつが難しい深いテーマを伴っております。焦ることなく、時間を掛け、ゆっくりと自分の正体を見つけていってください。

Aoiさんのワークに関して、あなたの感じたいろんな波動はそのまま真実であり、またうまく感じられているものと思われます。概念のない世界、それは単純に人間が三次元の世界で創り上げた考え方に当てはめないということだけであり、自分のスピリットのレベル、自分の本質のレベルにおいては、その世界での感じ方があります。三次元的な解釈ではなく、そのスピリットのレベルでそのまま感じていく、そうすると概念にとらわれない感受性が身に付いてきます。今日はそれに結びつく良い体験が何度もなされておりました。その感覚を忘れないで、またさらに深いレベルで感受性を高めていってください。

Tokoさんのワークにおいて、あなた自身の感じたワークは、あなたがこれまでやろうとしていたこととあまり違いがないという感覚があったかもしれません。でも今日は、あなたの意識状態を見た時、あなたの中での概念と、またその概念を破壊させようとするエネルギーとの両方の間を行なったり来たりしている状態になっておりました。これまでの概念の中で考える自分と、その概念を使わずに新たなる自分に行こうとするエネルギーの往復があり、結果的に自分について疑問が出てきたりする状態になったかもしれません。長い目で見るとこれは確実に自分の概念を変える働きを行っているでしょう。すべて受け入れ、そのまま真実として体験する意識を身に付けておいてください。


今日皆さん方の体験したワークは、これからの考え方に大きなヒントを与えるかもしれません。そもそもこの三次元の世界がどうなっているのか、そもそも自分という存在が何であるのか、すべてが概念で創られております。この世界も、自分という存在も概念ではなく、真実を感じていく、いつかはそういう時期がくるかもしれません。そういう時期を手にするためにも、今日のような瞑想はとても良いきっかけになるものと思われます。

これからも真実の自分に向けて、さらにいろんな瞑想を工夫してみてください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)2003 CentralSun
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