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2002/12/4■水曜瞑想会から

変化を拒む日本人

@新しいものを手にするには古いものを手放す

私たちは今のワークにおいて一緒にワークをしていた仲間たちです。皆さん方が日本の流れを新たなる方向へと変えるためのエネルギーや変化についての話をしておりました。新しい流れにいかに入っていくか。新しい変化を体験し、その流れに入るためには古いエネルギーを手放すという意識も必要になります。

新しい流れに入るということは、本当に新しいエネルギーの中に自分自身が入っていくことを意味し、古いものへの訣別、手放しが必要になります。日本人が中々変化に対応できなかったり、新しいエネルギーに入っていけない理由の1つとして、古いものに執着する。古いものを手にしたまま新しいものも手にしようとする。

これによってこれまでのエネルギーが体にまとわりつき、新しいエネルギーが入ってこれない状況にあります。変化や新たなるエネルギーそのものはすべての日本人、すべての企業や、働く人々に流れてきております。ただそれを受け取る際に、古いエネルギーを手放す、古きものを解放する、自分を新たなるエネルギーに切り替えていく、こういう発想がほとんどなく、古いものをしっかり手にしたまま新しい物を手にしようとします。

しかし古いものを手にすると、新しいものは入ってこれないルールがあります。服を着替える、それを服を一度脱いで新しい服を着替えることであり、ツールを使い分ける際にも、今までのツールを一度手から離しておき、新しいツールを手に入れる、こういった入れ替えが必要になるのです。

自分自身が古きもので残しておくのは、古きもののサイクルにおいて学んだエッセンス、知恵、愛であり、それ以外のものは手放す。愛や知恵以外のものは俗的なもので、手放していく。また次の新たなるサイクルにおいて新たなるツールを手にし、愛として、知恵として身につけていく、こういうサイクルを理解する必要があります。そのサイクルを理解せず、物や俗的なものを手にし、一度手にしたら手放さない、こういう意識があると新たなるエネルギーがやってきて、新たなるツールで学ぼうとしても、新たなるツールを手にできず、前に進まない状態になってしまうのです。

新たなる変化を受け入れ、変わっていきたい、そう願うのであれば古きものへの執着を手放し、知恵と愛だけを体の中に宿し、俗的なものは手放していく、これを先ず自分からやってみることです。自分がやってみてそれがいかに簡単なものであり、誰でもできることか、それが分かると人に話しやすくなるでしょう。

多くの人はできる、できない以前に、単に手放すのを嫌がったり、もったいない、残念、寂しい、いろんな感情的な思いでただ手放すのを恐れていたり、不安に思っているだけなのです。そういう過去のものにいつまでしがみつくのか、新たなるものを受け入れようとせずに、今まで手にしたものだけを基準にして、これからも行こうとする、それ故に新たなるものが入ってこないで、結局自分自身は今までのサイクルを何度も何度も、堂堂巡りするはめに陥るのです。

日本人は物を大切にし、有効利用するというとても良い知恵があります。そこで必要なのは、そこで身につけた知恵であり、再利用するという道具そのものではありません。有効活用する、うまく使い分けていく、そのエッセンスだけを心にしっかりと刻み、道具そのものは手放し、新たなる物へと変えていく、こういう発想が必要になります。

皆さん方が今日やったワーク、こういう主旨を私たちは理解し、こういうエッセンスが日本人に広がっていくよう、少しでも執着を手放すことができるように、それに向けてのワークが進められていきました。


Yasuhiroさんのワークにおいて、前半、自分にとってはあまり実感がなかったという話がありました。あなたにとってリチュアルマスターの学びを始めた段階であり、天界のエネルギーを完全に理解し、使いこなすにはもう少し時間がかかるかもしれません。しかしそれでも普通のライトワーカーに比べれば、あなたは格段に高い領域で奉仕を行なっております。先端を行く、先輩のリチュアルマスターに比べると自分は劣っていると感じるかもしれませんが、そうではなく、ごく普通のライトワーカーや地球の人々に比べれば、あなたは十分に最先端の道を歩いており、また大切な奉仕を行っております。今のままでも十分に力になっており、また更に大きな期待がかけられております。これからも自分の思いを大切にしながら学びを進めていってください。

Etsukoさんのワークにおいて、あなたの体験した学びは、本当に意味のあるものであり、また、あなたにとってとても大切なマスターが常に奉仕を行なっておりました。このマスターはあなたを本当に大切に思っており、あなたが正当なライトワーカーとして本領を発揮できるように常にしっかりと見守っております。あなたの中に流れている強さ、そして弱さ、このエネルギーが複雑に絡み合い、ある時には強く出ていながらも、反面まったく同じ弱さを抱えている、ある時は輝いていながらも、まったく同じ不安や恐れが同居している。こういう状況が時々見受けられます。光をしっかり思っていながら、光でないことへの恐れ、反対に行なってしまう恐れ、常に同居したものがあるのです。これを克服するために、どういう流れを通っていくのか。すべてが光であり、すべてが善であるという流れにどうやって入っていくか、大切な学びが進められております。生命の樹は人を生かす道、人を生かす道に反するものはすべて、反対の方の作用になります。恐れや不安、まごつき、躊躇、すべて光をストップさせるものであり、生命の樹とは反対のエネルギーになってしまいます。今まで生命の樹だけで学んできた時、反対のものは生命の樹の中で考えていました。ブラスとマイナス、男と女、美と醜、しかし、本当の生命の樹はそうではなく、本当の生命の樹は正しく、善なるものしか入っていないのです。したがってここから先は皆さん方だけの情報になり、一般の人にはまだ言う必要はありません。生命の樹の中で考えていた二元論は、本当のものではなく、本当の生命の樹とまったく反対の生命の樹、これこそがバランスを取る二つの対極であり、ポジティブな生命の樹だけでおけるバランスは、光の存在たちのバランスになります。人間は光と光でないものの間を行き来して学んでおり、そこにおける生命の樹と、光の存在だけが行なっている生命の樹は、少し違っているのです。しかしこれは高度な学びになるために、今はあまり深く考える必要はありません。ただあなたがその情報を手にし、理解し始めようとしている時、あなたはその真実を紐解く必要があるでしょう。しかしそこで得られたものはあなただけのものであり、他の人には一切言及しないようにしておいてください。

Norikoさんのワークにおいて、あなたにとってやはり大切なシンボルがいくつか現れておりました。あなたにとって得られた経験、そこから得られたもの、学んだもの、一つひとつが真実のものであり、またいずれそれを現実で確認できるようになっていくでしょう。自分の心についていろいろ理解が深まり、心のコントロールの仕方、行動の仕方が理解されつつあります。この地球、日本という場の中で自分は何ができるのか、大切な所へと移ってきております。今日学び、身につけたワーク、変更したエネルギー、それは今後のあなたの流れに大きな影響を与えていくでしょう。そして自分が本当の道へと入り込んだ、求めた道へ入り込んだという実感が出てきます。そしてあなたがそれを理解することによって、自分のやるべきこと、本来進むべき道がさらに実感を伴って感じられていきます。これからの流れを楽しみ、そして本来のものとして喜びを感じて進むようにしてみてください。

Izumiさんのワークにおいて、あなたの波動をうまく使いながら、さらに高度な学びが進められておりました。神々はあなたの波動を本当にうまく使って、あなたに最良の学びができるように考えられておりました。これからの学びにおいて、希望、前向き、積極性、こういった波動がとても重要になります。多くの人々の中には、不安や絶望、恐れで行動する人が目立ってきます。したがってそれに打ち勝つためには、希望、勇気、前向き、常にこういう波動が必要になります。ライトワーカーとしてほんのわずかでも否定的な言葉を発すると、多くの人が否定的な流れへに巻き込まれてしまうのです。したがって自分自身はどのような状態にあろうとも、常に前向きで肯定的、積極的、この意識で進んでいく必要があります。自分が与えられた課題、自分の歩んでいる道、すべてにおいて前向きに、積極的に、行動的に進むようにしていってください。


今日は皆さん方、大切な役割をやっていただきました。本当に集合意識レベルで変化が訪れるかもしれません。でもそのためには先ず自分が古きものの執着を手放す。古きものにいつまでもしがみつかない、こういう意識が必要になります。皆さん方からスタートして、他の人々へと流れていく、こういう原理をうまく使って、エネルギー変化を起こしていってください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。

(c)2002 CentralSun
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