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2002/11/11■月曜交流会から

失われた光を取り戻すように

@日の本の役割をなせ

私たちは光のハイアラーキーとしてお話をいたします。今、この日本において光がどの程度広がり、光に満たされ、一人ひとりが新たなる地球に向っているのか、私たちなりの見方をお話いたします。日本は、日の本、光の中心であり、光が流れ、他の多くの国々を光で照らす役割がありました。他の国々を照らす、すべての国や人々を照らしていく。他の国が光に満たされていないのは日の本の国が役割をなしていない証となります。他の国を見て光がない、貧しい国があり、善悪の判断能力がなかったり、富がなかったり、光に中々満たされない、それは日本人の責任になります。

それらの国々を下に見たり、愚かなような見方をすることは許されず、そういう国があればいかに光を流していくのか、どこにどうやって光を流すのか、それを考えるのが日の本の国の役割であり、またそこに生まれた一人ひとりのなすべきことでもあります。日の本の国に生まれ、育ちながらも光をまったく流していない、むしろ他の国から光を奪おうとしているものもいます。まことにあってはならない話となります。日の本の国が光を正しく流さない限り、この地球が光で満たされることはありません。

日の本の国が光を流していない、何故光を流していないのか。光が日の本から他の国に流れているという現象を先ず理解していない。日の本がおかしくなればなる程世界はおかしくなります。日の本で光が失われれば失われる程、世界の光が失われていきます。

日の本の国が光を復活させれば他の国々も光を復活させていきます。日の本の国において何故光が失われてきたのか。光よりも価値のあるものを見出した。富、名誉、地位、こういったものを尊いものと理解し、光を求める以上に自らの富と地位を求めていきました。

光は流れることなく、富や地位のエネルギーをかき集め、光はよどみ、心も荒み、日本は堕落していきました。日本が堕落すると世界も堕落をはじめ、自らを律するものがどんどん減っていきました。自らの心を律することができる人々がどのくらいいるのか。これからの流れにおいて、日の本の国に生まれたものの役割は大きいものがあります。

これまで流さなかった分、より多くの光を流す必要があります。ライトワーカーとなって、ティーチャーやガイドとなってやることがいっぱい増え、とてもやっていられない、そう感じている人がいるでしょう。しかし、これまでやるべきことをしなかった日本人のつけが今やってきており、これまで光を流さなかった分、今その能力のあるものはできる限りの光を流す時期に入っております。

何故自分だけが、どうして、そう思うかもしれません。しかし、日の本の国に生まれ生きている以上、光を流すのは当たり前のことであり、それなくして日の本に生まれる意味はありません。過去において失われた光の量はとても大きく、今それを復活させるだけでもかなりのエネルギーを必要とします。

ライトワーカーが増え、地球に流れる光が増えてきた。そういう表現をとれば今はかなり良い時代なのかもしれません。しかし、実際的にはかつての光の量に比べてそれほど多いわけではなく、過去に失われた光をやっと取り戻しつつあるという段階といえます。

この日本の地、ひとつを見ても、過去に満ち満ちていた喜びの波動、家族愛、兄弟愛はどこにあるでしょうか。家族で皆で支え合って頑張って生きようとするパワー、兄弟で助け合おうという愛、先輩を尊く思い、老人をいたわる仁、こういったものが今どこにあるでしょうか。

失われた光はあまりにも多く、いくら皆さん方が光を集め、流したところでまだまだ本来の光にはおぼつかないのです。ライトワーカーが頑張って流している光はどういう光でしょう。自分がライトワーカーである、それを認めてもらいたい、自分の力を見せしめる、そういう思いでやっているライトワーカーもおります。

光を広げているのではなく、逆に光を失わせております。本当のライトワーカーであるならば家族を大切にし、兄弟をいたわり合い、先輩や老人を丁重に扱うでしょう。人間愛ほど素晴らしい光はありません。人間が嫌いでライトワーカーとして名乗っている、こういう人がいかに多いことか。皆さん方もその真実を知ったら驚くでしょう。

ライトワーカーと名乗りながらも人と付き合うのが嫌で、人と触れ合うのが嫌でなるべく避けようとしている。こういう人がいかに多いことか。光を広げるというのは、人間が好きになるのをどんどん広がっていく波動です。今の日本において、世代間の分裂、家族の分裂、地域ごとの分裂、次々と分裂の波動がやってきております。

愛から遠ざかっており、自分の家族ひとつまとめるだけでも多大なるエネルギーが費やされていきます。皆さん方がライトワーカーとなって奉仕の道を進む以上、光を広げるという本来の役割を決して忘れてはいけません。人を嫌ったり、避けたり、無視するのはどのような理由であれ、やってはいけない行為になります。

どのような状況であれ、分裂の波動を出すことは許されません。ライトワーカーというのは、すべての面において光と一体化し、光の行動を取らなければなりません。好きな人と仲良くし、好きでない人は無視する、これはライトワーカーではなく、むしろ反対の役割になります。

できることだけやるのは自分に都合の良い自分勝手な行動になりがちであり、ライトワーカーとは言えません。自分に都合の良いように解釈する、こういう傾向が横行しており、ライトワーカーとしての活動がかなりずれている場合があります。

日の本の国に生まれて大きな役割を持って行動している以上、一人ひとりの意識レベルもそこに持ってくる必要があります。それぞれ生活があり、家庭があり、仕事があるでしょう。頭では分かっていても行動のレベルでみたとき、できないことがあるでしょう。しかしそこには大きな学びがあり、そこで大きな光を身につけていくのです。考え方の違う人、生活習慣の違う人、そういう人と一緒に学びをすることにより大きな光が流れ、光が成長していくのです。

多くの人は、自分に都合の良いように解釈し、なるべく楽に、容易に、安易に進んでいく道を理想の道と考えております。そういう安易な道は落し穴に通ずる道であり、成長をもたらすことはありません。自分がしっかりと生きていく。学びながら成長していく、そのために与えられた毎日の流れをしっかりと体験して、自分のエネルギーを素晴らしい光の流れに変えていってください。


A男性性と女性性の相性

私たちは光の仲間としてお話をいたします。先ほどタントラに関する話が行なわれておりました。皆さん方の意識レベルで見た時、まだまだ理解しにくいエネルギーとなっております。まだ多くの人の考え方が単なる男女間の行為になっており、本来のタントラの目指す宇宙即我、あるいは自他合一、そういった意識とはかなり違うレベルの話をしております。

皆さん方の意識レベルでタントラを論じたとしてもおそらく機械的な分析に過ぎず、意識レベルで見た話題には発展しないかもしれません。男女間の関係を論ずる時、それぞれ自分の学んできた体験を通して男女を語り合っていきます。しかし、一人ひとりの男女の体験は同じ女性同士、男性同士でも個人差が大きく、自分の体験ですべての男女間の関係を言い現せるものではありません。

では多くの人が集まって話をすれば男女間が分かるのか、多くの人が集まって男女間の話を進めたとしても、それは多くの人に当てはまることをただ集めただけであり、それを最終的に自分に必要なものに昇華する場合には、やはり自分の体験に戻ってきます。

他の人の体験が自分にはまったく当てはまらない場合が生じてきます。結果的に自分にとって必要なものは自分の体験から得られるもの、そこに集まってきます。したがって男女間のテーマを考えた時、最終的に自分に必要なのは自分の個人的な関係でありながらも、他の人は他の人、それぞれに必要な体験をしていく。自分とは違う男女間の体験を他の人が演じている。一人ひとりまったく違う男女間の波動を体験している。それを完全に理解する必要があります。

それを一つの結論にまとめてしまおうとしたり、一つですべてを現そうとするとどうしても矛盾が起こり、個人差を吸収することができず、かえって誤解を膨らますようになってしまいます。男女間の問題は単なる男女間で済まされる問題だけではなく、人間、人種、年齢的なもの、宗教や、科学的知識、いろんなものが総合的に入り込んできます。

そして最も大きいのが個人の好み、またエマネーションを通して身につけてきた波動、いろんなものがそこに関係してきます。したがって最終的には一人ひとり自分で考え、自分で答えを見つけ出さねばなりません。

他の人と話をしてヒントにはなるかもしれませんが、最終的に決めるのは自分自身になります。他の人に対して明確な回答を与えることはできず、またもらうこともできません。しかしそれにしては今の時代において男女間はあまりにも危機的な状態になりすぎています。

何故こんなに争わねばならないのか、何故それほど否定し合い、いがみ合うのか。ことごとく男性の所為にしたり、女性の所為にしたり、お互いに性的なもので相手を否定してしまう、どれだけ長い間こういう関係が続いていたのでしょう。何百年も、何千年も、続けられております。

本当はお互いに異性を求め合い、異性から慰められ、癒されるのを望んでおります。お互いに望んでいながらもいざ行動となる時、否定し合い、非難し合う、とても悲しい歴史が続いております。何故こんなにお互いが求め合いながらも、すれ違い、いがみ合うのか。まずその原点をしっかりと見つめる必要があります。

異性を求めながらも何故異性を嫌うのか。都合の良い異性を求める、都合の悪い異性を排除する。こういう反応が心の中に起こっております。最終的な異性の問題ではなく、自分の好みや都合の問題になっております。

つまり相手をいかにコントロールしやすいか、コントロールできるか。こういうゲームで異性を考えており、ゲームの勝者となるか、敗者になるか、これを体験し続けているのです。異性をうまく自分のものにできる、自分の好みの異性をうまく手玉に取る。うまくいけば勝利者となれる。こういう意識で男女間を考えている限り、このゲームはまだまだ続くでしょう。

ゲーム的な感覚、コントロールし合う、これが根本にある限り、いくらタントラを学び勉強しようとも、タントラをまた利用して相手をコントロールするだけのゲームが続けられることになります。それは本質的な解決にはなりません。

男女間をうまくさせようとしていろんなアイディアが出され、いろんな工夫がなされたとしても最終的にはすべてすり返られ、それらを道具としてまた利用し、相手をコントロールする方向へと使われてしまいます。相手をコントロールする、こういう波動がある限りは何が登場し、現れようとも、単なる道具として使われてしまう現象が続いていきます。

一人ひとりの心の中に異性に対してどういう思いを持っているのか、本当にゲームや自分の都合で相手を考えるという波動をなくし、異性そのものを喜びとして感ずる波動になっているかどうか。その出発点から考えてみる必要があります。


それでは一人ひとりにアドバイスをしてみます。

今日はある意味ではとても面白く、また一人ひとりにとってかなり聞きたくない話題かもしれません。私たちもどこまでどうアドバイスしようか今考えております。

Sachikoさんの男女間の波動を見た時、あなた自身の心の中に本質的に男性を求める波動と、自分を大切にする波動が常に葛藤し合い、男性に犯される、殺される自分と、自分自身を保ちたいという波動が常に反発しあい、その中で男女間を続けております。基本的に自分が破壊されないレベル、常に自分を保持しておきたいレベルで維持しようとするために、それ以上に入り込んでくる男性がいると、すぐに自分が逆に攻撃的になったり、その時点において切ってしまう傾向があります。これはある意味では多くの人間に当てはまる心理的な反応でもあります。そしてこれは多くの地球上で蔓延している波動でもあり、地球上における男女間の悲劇的な波動ともなっております。これをうまく乗り切るにはどのようにもっていくのか。心のレベルをいろいろと自分で理解し、男性が普通に持っている心の波動のレベルと自分が普通に持っている心の波動のレベルを、まず見極める練習が必要になります。ただ単純に心や男女という波動で調べるのではなく、自分に近づいてくる男性の波動のレベル、自分が維持している波動のレベル、その波動のレベルを人によってうまく理解し、自分はそれに応じて自分の波動をうまく相手に変化させていく、やってくる波動の状態によって自分の波動を変えていく、こういう訓練が必要になります。自分の波動を一定にしたまま自分の波動に合う男性を求めようとすると、いつまでたってもそういった波動がやってこないことにいつか気が付きます。自分の波動を一定に保ち、それに合うのを待つのではなく、自分が相手に応じて自由に波動を変えていく、この練習をするようにしてみてください。

Michikoさんの波動を見た時、あなた自身が持っている本質的な女性の波動と、この女性の波動に見合う男性の波動を見た時、あなたの本質的な女性の波動に見合う男性は、日本では中々難しい波動といえます。この波動は欧米人ではごく普通に備わっている波動であるにも関らず、日本人はここ数十年の流れにおいて急速にこの波動が失われており、むしろ封印されている状態とも言えます。したがってその波動をあなたがただ待つのではなく、封印された男性のその波動を戻していく、封印を解いていく、そういう発想の方が全体的に良い流れになっていきます。ここ数十年の間で封印されてしまった男性の波動、それを自分でしっかりと理解し、封印から目覚めさせていく。そういうつもりで接していくと良い流れへと進むものと思われます。

Shogoさんの男性性の波動とこれに見合う女性性の波動を見た時、あなたの男性性の波動は、あなた自身の流れでしっかりとした信念のような波動が作られており、これに見合う女性性の波動となると、それをしっかりと受け入れる波動が必要になってきます。この波動は、あなた自身の本質的な波動を理解する女性の波動となっており、女性の方が本質的なものを理解できる、根本的なるものを自然と察知する、そういう能力を持った女性になります。本質的なもの、内面的なものを理解する女性、これは日本においては意外と多い存在になります。女性のタイプにもいろんなタイプがあり、直感のレベルで内面を理解してしまう人、感情や知的なレベルで内面を理解するタイプ、いろんなタイプがあり、中でも直感のレベルで本質的に理解するタイプの女性があなたに合う波動となります。しかしこういう女性は知識や感情で評価するよりも、直感的なものでくるためにあなたの思考とは合わないところがあります。理屈や論理で説明できるものではないからです。したがってあなたがそういう直感的なレベルでいろいろ進める女性をいかに認めていくのか、女性の方はその中でも男性的な知性や論理的な思考をいかに認めていくのか、この組み合わせがないとお互いに認め合う関係がうまく創られるものと思われます。

Minoruさんの波動とあなたとの男性性、女性性の波動で見た時、あなたの男性性の波動は、この地球の中で失われつつある波動でもあり、また、残しておきたい波動でもあります。信念を持って一つのものをずっと残していく、本来のものを維持し続ける、この波動があなたに備わっており、あなたはそれを信念を持って残す力があります。これに合う女性性の波動としては、女性性の波動の中にもいろんな波動があり、一つのものにこだわらずいろんなやり方を工夫してみる、いろんな流れを常に見据えながらも一つの流れを理解して進めていく、こういう波動が合う場合があります。あなたの持っている一つのものを大切に維持する、これはあなたにとっての満足だけではなく、宇宙にとって必要な場合があるからです。宇宙にとってそれを残しておく、それを実現させるためには、いろんな観点から見て常にどのような状況にあっても一つのものが残せるような流れを創り、それによって一つのものを維持するというやり方がよく使われる場合があるからです。一つの波動を残す時、一つの道、一つの方法だけで残すというのはあまりにも危険が多く、その道が閉ざされた時すべてが終わってしまいます。したがって、宇宙のごく普通のやり方としていろんな方法やいろんな手段を同時に創り出し、どの流れにいっても結果的にうまくいくような流れを創っていきます。そしてどのような方法を通っても最終的に一つの流れがうまくいけば、その一つで一番大切なものを常に残しておく、これが現実化されるようになります。したがって、あなたが一つを常に維持しようとすると、それに感ずる相手の女性の方はいろんな観点から見てその時、その時に必要なものを常に理解していく、認めていく、状況が変わればまた新たなる状況に応じて、また創り、見つけていく、こういう関係で一つのものを維持することができます。自分のエネルギー的な特徴と見た場合の状況として理解しておいてください。

Norikoさんの波動と女性性、男性性の波動を見た時、あなたの波動の中に現れている女性性の波動は、一番大切なものをずっと守って保護し、維持する、どのような敵がやってきても守り通す、自分は必死になって守り、維持し続ける、こういう波動があります。これはある意味では強さがとても必要であり、またそこにおける信念、そして神との約束、いろんなものが入っております。これを維持し続ける役割として、男性性の波動を見た時、この波動をさらにうまく持っていかせる波動として、あなた自身の強さをさらに促進させ、そしてどのような状況にあろうともあなたの守りが絶対に崩されないようにする波動、そのための男性性の波動として男性の信念を持ちながらも、尽くす、認める、許す、そういった波動を持った男性性の波動が必要になります。これはある意味では、宇宙愛的な波動をベースにしており、逆に言うと、そういった波動を身につけた男性でなければしっかりと守ることができないことを意味します。今の時代においてそこまで身につけた男性は一見少ないと思われるかもしれません。しかし現実的にはそうではなく、そこまで身につけている男性は意外とたくさんおります。多くの人がそれを認めていないだけであり、そういう波動を身につけた男性の多くは、あまり有名ではなく、出世もしておらず、富にも恵まれていないごく普通の目立たない男性の場合が多いからです。表面的なものや外見的なもので見た場合、むしろ何の価値もない男性のように思われます。しかしそういう男性ほど心が宇宙に通じ、すべてを平等に愛し、どのような生命を見ても喜びを感じ、差別することや比較することから離れ、自然と一体となった生き方をしている場合があります。したがってそういった男性をいかにあなたが見つけ、認めていくか、そういったことによってあなた自身の本来の能力も強く、強化されていくようになるでしょう。

Naomiさんの波動と女性性、男性性を見た時、あなた自身の本質的な波動の中に大きな大きな愛を創り出す波動があります。この波動は単純に愛の波動とか宇宙愛を教えるという、そういう波動ではなく、もっと違う種類の波動になっております。愛そのものを教えるのではなく、いかに愛を創り出していくのか、いかに愛を見つけ、新たなる愛へと進化させていくのか、そこに焦点が当てられております。愛があるとかないとかというレベルではなく、愛をどのように進化させ、成長させていくのか、そこがポイントになっているからです。したがって根本的に愛があるかないかという話題ではなく、今それぞれが持っている愛の波動を、愛のレベルを見て、それを次の段階にどう持っていくのか、新たなる愛の姿へとどう進化させていくのか。そのための波動を身につけております。これを認め、うまく持っていかせる男性性の波動を見た時、男性性はそこに統合の愛の波動を持ったエネルギーを入れていく必要があります。統合の愛を実現させる波動を持っている男性がおり、その男性の波動は愛を進化させるというよりはただ一つにしていく、いろんな種類の愛を一つにまとめていくという波動を身につけております。成長させるというよりは、一つにしていく、いろんな違いを一つにして違いをなくしていく、こういう愛の波動の持ち主になります。こういう波動を持った男性があなたと一緒になる時、それはとても素晴らしい愛を創り出していくでしょう。新たなる段階へと進化させながらも、一つにまとめていく。これが一つになった時、常に愛の成長が行われ、とても素晴らしい流れを創り出していきます。そういう男性は一般の社会においてはやはり協調性があり、一つにまとめようという意識があります。しかし、往々にして口下手であったり、あまり人間的な行為として目立つ方法でない場合があります。表面的にまとめるよりは内面からまとめようとするために、見た目の行動はそんな派手でない場合があります。したがってあなたとしては表面的に見るのではなく、内面から見てその人が一つに向おうとしている気持ち、まとめようとしている気持ちをいかに理解していくか、そういった観点で男性を見つけてみてください。

Naokoさんの波動と男性性、女性性を見た時、あなたの光は多くの男性にある特殊な光を与えていきます。これは男性性の一部を刺激させ、いろんな思いを男性に抱かせていきます。それは良い悪いの問題ではなく、男性性にとって一番嫌なところを刺激させ、それによって男性は自らの嫌なところを見ていきます。自分自身にとって指摘されたくないところ、言われたくないところ、見たくないところ、そこにスポットを当てて光が流れてくるために、男性は自分に対して嫌な思いを持つ場合があります。これはあなた自身の持っている波動の一つの特徴であり、それによって男性は自分に対していろんな思いを持ち始めるようになります。あなた自身の女性性や男性性を考える時、この波動は常につきまとっていきます。単なる男女間の問題や男女間の関係だけではなく、常にこのエネルギーが関与するために、どこまでが男女間の問題で、どこまでがこの波動の影響なのか、それが分からなくなってしまいます。一見男女間の問題だと論じたように見えても、実際には男女間ではなく、この特殊な波動からもたらされる場合があります。したがって今の段階としては、男女間の波動よりもまずこの自分の波動をいかにコントロールし、理解し、自分の流れとして良い光へとうまく使いこなしていくか、まずはこれが優先されるでしょう。その後で男女間の本質的な光を見るというステップを踏んでみてください。

Yasuhiroさんの波動と男性性、女性性を見た時、あなた自身の波動にはいろんな種類の波動が複雑に入り混じっており、その中には男性性、女性性に関する波動もいろんな変化を遂げてきております。自分自身の持っている本質的な波動を見た時、そこには本来の人間として自分はどこに向かい、どう生きるのか、その本質的な波動が常に存在し、それに向って生きようとする強い波動があり、それが男性性の波動と絡み合って一直線に進む波動になってきます。しかしそれに見合う女性は一直線の流れをいかにコントロールし、螺旋状に変化させていけるか、直線的な流れを螺旋状に変化させる能力のある女性、これが必要になってきます。直線を螺旋状に変化させる女性は、柔軟な思考の流れであり、女性でありながらも女性性をうまく表に出さずに男性性を認め、一見男性性を認めているように接していきながらも結果として女性の流れに持っていく、こういう傾向の女性になります。これはあなたから見た時、とても心地良い女性に見えてくるでしょう。そして自分を信頼し、自分を認めてくれる女性のように感じてきます。しかしそこには一つの大きな落し穴があり、場合によっては女性に利用されたり、女性の流れの中に自分が埋没してしまう場合があるのです。その中においていかに女性の感情的なものや思いを理解し、自分がしっかりと流れを創っていくか、お互いのこの関係でうまく創り上げていく必要があります。自分の流れをしっかり理解し、自分で進みながらも一直線にならずに螺旋状に進んでいく、そこに持っていかせる相手をうまく見つけてみてください。

Kenjiさんの波動と男性性、女性性を見た時、あなたの光は今とても面白い変化をなしており、またこれからも変化していくでしょう。今の段階において論じたとしても恐らく、一ヶ月後にはもう通用しない波動になっている可能性があります。これは今、ガイドになっての波動の変化とリチュアルマスターでもいろんなワークにおける変化が同時進行しており、そのために今男性性、女性性の波動にも影響が出てきている結果といえます。したがって今現在のことを述べるよりは変化した後のことも含めて総合的に話をしてみます。いずれあなたは本来の男性性のエネルギーを新たなる観点で身につけることになります。それはこれまで自分が考えていた男性性とは少し違う男性性になり、思っていたこと、正しいことをやっていればそれで良いという感覚が変化してきて、その場、その場において正しいことが変化し、人によって正しい価値観が違ってきて、その場その場における一つの価値観に従った意識が創られていきます。そういう意識が出来た段階での女性との交流は、今とはかなり違う意識になっており、絶対的な正しさや、絶対的な方向性が定まっておらず、その時、その時、女性、女性によって違ってきて、その時におけるいろんな流れが自分をまた創り変えていきます。その時に注意すべきものは複数の女性がいた時、一人ひとりの女性の価値観が違い、見方が違うためにそこにおける自分の立場が見失う場合があります。いろんな女性のことを考えた時、自分の立場が分からなくなってしまい、基準が持てなくなってしまうのです。そういった時にいかに自分を保ち、自分を維持していくのか。その中で多くの女性との流れをうまく創る時に自分はどういう役割を演じていくのか、そういった観点から学びを進めてみてください。


男女間の話題に関してはとても難しいものがあり、皆さん方が興味があっても聞く話しと、現実と一致しない体験を何度もなされているものと思われます。今話したことも一つの側面であり、皆さんのすべてを現しているわけではありません。しかし、これまであまりにも一人ひとり自分の勝手な判断で異性を論ずるケースがあり、それがとても良くない現象を創り出してきました。

自分の思い込みで異性を考える時代はもう過去のものとし、新たなる観点で異性を捉える見方を身につけていってください。それでは少し休憩を取ります。ありがとうございました。


B進化と男性性・女性性

私たちは光の仲間としてお話をいたします。今日は皆さん方にとって興味のある話題が話されたものと思われます。皆さん方の多くがやはり男性と女性についての本来のあるべき姿を模索しております。そしてこれは流れとしてとても良い動きになっていくことでしょう。

これまで男性性のエネルギーで社会が進み、教育も仕事においても男性性のエネルギーで動いてきました。勝ち取ること、勝利者になること、一番になることを目指し、そのために人間がエネルギーを費やしてきました。

しかし、こういう競争の社会は、人間の心を幸福にはさせず、平和や喜びをもたらすことはありません。男性性のエネルギーだけではすべての人間が幸福を味わうことはできないからです。ではこのエネルギーを変えていき、新たなるエネルギーに変化させる時、どういうエネルギーで、どう社会が変わっていくのか、そこに向けての問題提起と言えるでしょう。

女性性といわれているエネルギーが、ではどのようにしてこれからの時代の流れに入っていくのか。単純に競争を止め、前に進むことや、進化することを止めた時、それが単純に女性性のエネルギーなのか、女性性のエネルギーが流れを創る時、どういう観点で創られていくのか、それをしっかりと見抜く必要があります。

それを見抜かないでただ男性性のエネルギーを否定し、成長することや進化すること、前に進むことだけを否定的で悪いもの、良くないこととして認識した場合、そこに残るエネルギーは何であるのか、前に進むことを否定したエネルギーだけでどうやって社会が進んでいくのか。

そこにおいて必要なエネルギーが何であるのか。やはりそれをしっかりと理解する必要があります。何も考えずにただ否定ばかりしていくと今の日本のように、政治や経済が何を求め、どこに向っているのか、日本の経済がどうなるのか、何も分からないまま迷走を続けていきます。

今の迷走状態から脱し、しっかりとした流れに入るために何が必要なのか。皆さん方の方でしばらくそれを理解し、そしてしっかりとした足取りで進んでいかれるのを望んでおります。それではここまでにいたします。ありがとうございました。

(c)2002 CentralSun
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