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2002/8/26■月曜交流会から

ライトワーカーとして活動する人へ

@ライトワーカーとしての役割

私たちは光の仲間の一人としてお話をしていきます。今の話を聞いていて私たちなりの話しをしようと思います。私たちは大いなる光の仲間の一つとして役割を持ち、それぞれが自分のできることを行ない、自分と人間との繋がっている波動の中で人間に奉仕を行なっております。

私たちは多くの集まりであり、グループがたくさん存在し、それぞれが違う波動で人間と接しております。人間との関り方は一人ひとりまったく違っており、それぞれ自分の持つ波動の中で人間と接しております。

したがって私たちは数多くの波動を持ちながらもそれぞれが自分だけの波動で人間と接しております。皆さん方から見た時には光の集まりとして一つに見えるかもしれません。それはその人が私たちと繋がる波動のところだけを見ているに過ぎず、実際には見えていない部分、感ずることのできない波動もたくさんあり、その波動は他の人が役割を担って接している場合があります。

皆さん方が他の人と交わり、接するのもある意味ではこれと同じ関係になります。その人は数多くの波動を持ち、これまでの長い経験の中で自分にはまったく理解できない波動も身につけております。その人のことを理解しようと思っても自分にはまったく理解できない波動がたくさんあります。

自分は自分の体験してきた範囲内でしか相手を理解することができず、相手も自分の経験してきた範囲内で行動を取っております。もう普通の人間になって経験を積んでいる場合には一人ひとりの経験の波動はまったく違っており、ほとんど同じと呼べるものはありません。

話をいろいろと聞いて同じような境遇とか、同じような経験をしたという風に思っても、実際の経験したエネルギーは一人ひとりかなり違っております。皆さんがその中で他の人と接する時、自分の波動と相手の波動の接点のところで会話をし、感情を出して接していくことになります。

接点がない部分においては、交わることができず、話題になることも感情を共感し合うこともありません。接点のある部分でのみ会話が進んでいきます。接点の範囲内だけで話をし、感情を感ずると相手のことがよく理解できたり、相手が分かったつもりになってきます。

まるでその人は自分と同じ環境を経験している、まるで自分を見ているようだ、そういう風に感ずる場合もあります。でも所詮それは接点だけを話しているに過ぎず、その人の人生のほんのわずかな部分でしかありません。その人の人生すべてを見た時、自分との接点はほとんどありません。

ライトワーカーとして自分は何ができるのか。ほとんど接点がない相手に対し、自分はどういう奉仕ができるのか。

ライトワーカーという場合には、いわゆるヒーラーやチャネラーとしてその人の抱えている問題を解決し、前に進むことができるようにワークをし、アドバイスをしていく。これを行動の基本にしておりました。

したがって目の前で悩み、つまづき留まっているものがいると、その原因を探り出し原因を解決し、そして前に歩けるようにする。その人が何につまずいたのか、その人を引っ張って進めないようにしているのは何であるのか。それをヒーラーやチャネラーがアドバイスを渡し、本人の力で前に進めるようにもっていく。これを基本としていわゆるクライアントに接してきました。

いわゆるニューエイジという世界をつくり、癒しを必要とし、癒すことによって問題が解決され前に進む。したがって困っている人が現れた時、それは癒しを求めている人と解釈し、その原因を探り出していく。何が問題なのか。何につまずいているのか。それを早く的確に見抜くものが優れたヒーラーとなり、力のあるヒーラーとなって良きアドバイスを与えていく。こういう構図が作られ、それを目指して多くの人がヒーリングの勉強をしております。

それによって確かに人生が救われ、問題の渦中から光の世界に入ることができて自分を思い出した、本来の自分に戻ることができた、そういう人もいるでしょう。ヒーラーのアドバイスによって自分に目覚めることができた、歩けるようになった、などたくさんおります。

しかし、ヒーリングの法則からすればヒーリングは自分で行なうものであり、自分で自分を癒し、また自分でしか癒すことはできません。ヒーラーはアドバイスを与え、ヒントを与えることはできても、その人を癒すことはできないのです。

ヒーリングは本人が望み、本人の力で癒すことが前提になっているのです。しかしヒーラーに相談に来る、ヒーラーに頼むという現象があるとき、そのクライアントは何かを期待してヒーラーに会いに行き、自分の問題を解決させようとしております。

自分で本当に癒すことは大切だ、自分で気付き、自分で行動することが大切、それがはっきりと分かっている人は、たとえヒーラーのところに行ってもすべてを鵜呑みにせずに自分のできる範囲内で理解し、そして後は自分で行動することが必要と感じて自分で行なっていきます。

ヒーリングの法則に従い、自分で自分を癒す、これが原則だからです。しかし、実際にヒーラーとなって活動し、クライアントを持つようになると、悩み疲れてやってくるクライアントに対し、何とか手助けしてあげたい、立ち直ってもらいたい、元気を出して欲しい。どうしても感情的にこういう思いが沸き起こってきます。

その人のために自分の力をフルに発揮させて、最大限の努力をしてその人が元気になるようにして欲しい。目の前で疲れてやってきた人に対して、その人が元気になって帰ってもらいたい、こういう思いが起こってきて何とかしてヒーラーとしてライトワーカーとして素晴らしい仕事をする。こういう思いが沸き起こってきます。

しかし、何度も言っているようにヒーリングは本人の意志が必要であり、本人の力で本人が行なうものが原則になっております。ヒーラーができるのはアドバイス、ヒントを与えることであり、その人の癒しを行なうわけではありません。

したがって、クライアント自身に自分を癒そうとする気持ちがなかったり、自分にとって本当に癒しが必要という思いがない時にはヒーリングという効果は一切起こることがありません。皆さん方がヒーラーとしてカウンセラーとして立派に仕事をしていく。それを考えた時、困っている人に対してアドバイスをどう差し上げるのか。

やはり一番の良いヒーラーというのはその人が自分自身が癒すという思いを引き出すことであり、自分でないと自分を癒せないという思いを発揮させることです。一番の優れたヒーラーは、クライアントが自ら自分のヒーリングの能力に目覚め、自分で自分を癒すという思いを切望し、そして実際にそれを行動に移す、これを行なえる人が一番のヒーラーになります。

自分が良きヒーラーとして何が行なえるのか。人それぞれの中に眠っている癒しの能力を活性化させ、目覚めさせ、その人の意志で使えるようにする。これがヒーラーになります。では、現実に今悩みを抱えていて相談に来ている、現実的に辛く苦しい立場に置かれている。そのまま自分一人では何もできず、何かを手伝ってあげないとすぐに死ぬかもしれない、こういう時に自分は何ができるのか。

皆さん方が理解すべきなのは、たとえどのような状況になろうとも、どういう事情があろうとも先ほどのヒーリングの原則は守る必要があります。あくまでもヒーリングを行なうのは本人の意志であり、本人の癒しの能力です。

自分でそれを望み、自分で切望しない限り癒しは起こりません。どんなに自分を頼り依存してやってきたとしても、自分は何もできないのです。相手が自分に期待をし、自分が何かすることを求めている。いくらそれを強く感じ、毎日やってきたとしても自分は癒すことはできません。その人が癒しの能力を自分で持っていて、自分で使えるようになる、それをひたすら教えることになります。

ライトワーカーとして流れを見た時、それは辛い、また自分でもはっきりよく分からない経験になるかもしれません。せっかく自分を頼って自分の元へやってきた、クライアントがわざわざ自分のところにやってきた、にも関らず本人に癒しの意志が存在せず、ただ依存の気持ちでやってきた時、自分は何一つ手助けすることはできないのです。

癒しは一見簡単に行なえるように見えても、実際にはとても難しいワークになります。確かに手をかざしたり、話したりするだけでその人が癒され、体が楽になり、エネルギーが十分に満たされることもあるでしょう。でも本当のヒーリングはまだ始まっていないのです。本当のヒーリングは自分の眠れる能力に意識がいき、自分で自分が癒せるという確信を持ち、そしてそれを行動に移した時に癒しが始まっていきます。

こういう接し方を常にクライアントに行なっていく。理想的なヒーラーはそういう行動になるでしょう。したがってそれは依存や甘えの気持ちを持つクライアントから見ると必ずしも良いヒーラーには入りません。全然面倒を見てくれず、癒してくれず、いくら言ってもやってくれない。こういう思いばかりを抱くクライアントが集まってきます。自分はそしてそこからいろんなことを学ぶ必要があります。本当に癒しが必要なのはどういう人間なのか。自分でも原因がよく分からず、ただ癒して欲しい。どこが悪いのか分からないけどもまず癒して欲しい。こう思っている人の大部分は必ずしも本当に癒しを求めておらず、また癒しだけで直るわけではありません。

その人はただ単に他の人と同じような美しい心になり、ハートが大きく綺麗になるのを夢見て、それを実現させようとしてヒーリングを頼んでいるだけなのです。その人は他の多くの人と同じような美しい心を手にしたいためにヒーリングを望んでいるのです。

こういう人がいくらやってきても皆さん方はヒーリングすることはできません。本人がそれに気付く必要があるのです。周りの人は皆ハートチャクラが美しい。私だけハートチャクラが閉じている、格好悪ぅ... 早くヒーラーにきれいにして欲しい。単にこういう気持ちでやってきている人にヒーリングでエネルギーを流したところでヒーリングは行なわれません。

三次元の世界と同じように単に見栄や虚栄、世間体を気にしているだけのことであり、それこそがヒーリングすべき場所なのです。本人がそれに気付かない限りヒーリングは始まりません。美しい心の人と自分の心を比較して落ち込む、こういう考え方そのものに大きな問題があります。

ではそういう人にどういうアドバイスをしてあげれば良いのでしょう。他の人は皆チャクラが輝いて開いて美しい。私はまだ一度もヒーリングしたことがない、汚れている、あまり指摘されたくない、性格も悪い、どうしよう...

実はこういう思いを持っている人は意外とたくさんおります。口に出していないだけで実に多くのライトワーカーがそういう思いを持っております。素晴らしい先生やヒーラーを見て自分はまだまだ欲があり、エゴがあり、心が汚れている、早くああいうヒーラーみたいに美しい心を持ちたい。こうやって一生懸命ヒーリングを進めていきます。

でもこういう人たちのおかげで皆さん方が立派に仕事を通してお金が入ってきます。多くのヒーラーがそういう関係でお互いにお金をやり取りし、それなりのビジネスが成り立っているのです。

何故ヒーリングを必要とするのか。真のライトワーカーは何をすべきなのか。これは実に良いテーマだと思われます。本当にヒーリングが必要なのだろうか。ヒーラーは実際にはヒントを与えることしかできず、実際の癒しは自分でしか行なえない。なのにも関らずヒーラーという言葉が存在する。

ましてやそのヒーラーがヒントしか与えていないのに、クライアントからお金をもらっている。ライトワーカーは何をするんだろう。こういうシステムそのものが皆さん方の心がつくり出したエネルギーです。神に近い意識レベルに到達し、神のような状態に近づいていくと普通の人よりは立派であり、良い仕事に就けて、皆から感謝される状態になっているはず。まずこういうエネルギーがあります。

こういうエネルギーがある以上、これを現実化させる波動が流れていきます。スピリチュアルで神に近い波動を身に付け、勉強しさらに成長している人は、そうでない人よりも尊い仕事をし、役に立ち、また必要な役割を演じている、こういう波動が現実をつくっていくのです。そしてそういう人々のことをヒーラーやチャネラー、ライトワーカーと呼んでいるのです。

実際にライトワーカーとなって活動している多くの人は、心の中でははっきりと分かっている筈です。普通の人と何も変わっていないことを。心の中は同じように欲があり、エゴがあり、感情があり、執着があり、不安や迷いがあり、それでライトワーカーとして口を出していることに疑問を感ずるはずです。これが正直な感じだと思われます。

私たちは今はっきりと言いますが、でも皆さん方はライトワーカーなのです。しかし、ヒーラーである必要はなく、カウンセラーである必要もありません。でもライトワーカーなのです。私たちから直接言葉を受け取り、直接光を受け取っております。他の多くの人よりも先に先に光を受け取り、蓄えているのです。

皆さん方はこの光を自分の体を通し、智恵を通し、行動を通して、まだ光を受け取っていない人に渡すことができるのです。光のない所に光を与える。迷っているものにその筋道を教えたり、原因を取り除いてあげたり、生き方を教えてあげるのは光をあてることになります。

多くのものが自分は何のために生まれてきて、どこに向かうのか。今何故生きているのか。本当に幽霊なんかいるのか。皆分からず困っているのです。悩んでいるのです。それが分からないから仕事をしていてもこんな仕事をしていて何になるんだろう、お金をもらってもこれが何の役に立つんだろう。家庭に居てもこんなことをしていて良いのだろうか。迷いが起こり、不安があり、人生が楽しめなくなってしまいます。

皆さん方は自分たちはどこから来て、どこに向かい、何故肉体が大切なのか、何故今生きていることが必要なのか。宇宙の中で今地球はどういう状況にあるのか。皆分かっているはずです。これは多くの人から見てとても素晴らしい知識であり、能力です。

皆それを求めているのです。それを求めて宗教に入ったり、友達とけんかしたりして自分のために一生懸命頑張っているのです。皆さん方はそういう人にいくらでも力になることができ、アドバイスを与えることができるのです。それがライトワーカーです。

その過程において一時的に癒したり、知識を与えることは、それは何も問題ではありません。しかしライトワーカーは、最終的には一人ひとり自分の宇宙を創っており、その人は自分の道を自分の足で歩かねばならないことを教えていきます。癒してあげたり、教えてあげたりすることはできても、その人の専属の家庭教師にはなることはできません。その人はいずれ自分で歩き出す必要があるのです。

ヒーラーとして活動している人はたくさんいるでしょう。これはこれでとても素晴らしい仕事をしております。何故ならば愛を教えているからです。本当の愛とは何であるのか。何故愛することが大切なのか。そもそも愛とは何であるのか。この愛を思い起こさせ、身につけさせ大きくさせるための始まりとしてやはりヒーリングはとても良い効果があります。

自分以外の人に心を向け、ハートを開き、感じてみる。人と一緒になる経験をして喜びを感じ、場を共有していく。これは愛を身につける第一歩であり、そのためにヒーリングはとても良い手段となります。

したがってヒーリングの目指す愛の方向と、ライトワーカーとして光の方向を教えるのとでは少しアプローチが違う場合があります。本来はこれは一つであることが理想的であり、また望ましいものです。しかしそこで少しアプローチが違うのは、ライトワーカー、あるいはヒーラーそれぞれの特質があり、特徴があり、得手不得手があるからです。まだ光の方向は、よく分かっていないけれども、とりあえずヒーリングを通してその人と愛を分かち合うことはできる、逆にまだヒーリングとか、他の人との愛の交流は分からないけれども、どこから来てどこに向かうのかは分かっている。そういう人それぞれの特質の差により光の方向に得意な人と愛の共有に得意な人がいます。

それは、一人ひとりの行動の方向を特徴つけており、ヒーリングとしてその人の愛が目覚めるようなアドバイスをしていく。ライトワーカーとしてその人が自分が何者であり、どこに向かうのかを分かるようなアドバイスをしっかりしてあげることができる、こういう差がでてきます。

いずれにしてもそれは宇宙から見たら、大変素晴らしいライトワーカーです。まだ分かっていないものに光をあてていく、愛を与えていく、これこそがライトワーカーです。しかしライトワーカーは、普通の人と自分を差別するだけの判断能力や、また、それに匹敵するような高いレベルを身につけているという訳ではありません。

普通の人と同じように執着があり、欲がある中で、多くの光の協力を受けながら、光の仲間と一緒になって光の奉仕をしている。これがライトワーカーになります。皆さん方の多くは、口には出さなくても立派なライトワーカーとしてしっかりとやっていきたいという思いを持っております。これはとても素晴らしい決意であり、また立派なことです。

何とかして他の人が目覚めるように、一人でも多くの人が光の世界に来れるように、皆が本当に愛で分かち合って、繋がった素晴らしい社会ができるように、皆がそう望んでおります。皆で望むということはそれは必ず実現されるのです。

社会全体から見たらまだ難しいとか少ないと思うかもしれません。私たちから見た時、人数の問題ではなく、光の量としてどんどん大きくなってきているのがはっきりと分かります。

皆さん方一人ひとりが何十人分もの光を持っており、頭数は少なくても光の量は十分に多くなっているのです。これはある一定レベルを超えたときに大きく現象化されていくでしょう。

集合意識レベルで一大変化が起こるでしょう。その時期が来るまでひたすら光を集めているというのもとても良い方法です。現象化が遅れているからとか、遅いからといって否定的にとる必要はありません。本当に必要な時、本当に時期がやってきた時、皆さん方の光が一気に現実化されていきます。

それまではひたすら自分はライトワーカーとして迷っているものに手を差し伸べ、留まっているものに行き先を教えてあげるようにしていってください。

それではライトワーカーとしての見方からアドバイスをしてみます。

Michikoさんに関して、日頃とても素晴らしい働きをしていただき、感謝を申し上げます。あなたの行なっている働きは人間の意識に焦点を当て、その人が自らつくり上げた幻に意識を当て、それをどうやって解放させ、今という意識に目を向けるか。過去に生きることなくいかにして今に意識を向けさせるか、これが一番の大きなテーマになっております。人間は今、生きているのであり、今喜びを感じ、今がすべてです。しかし、過去の蓄積が今をつくっているために、過去に否定的な思いをたくさん持っている人は結果的に今は否定的なエネルギーの積み重ねになってしまいます。ここに大きな矛盾があり、本当は今は何でもでき、自由に喜びを持って生きている瞬間であるにも関らず、否定的なものがベースになって辛く悲しい思いを持っている人がいるのです。あなたはそれに意識を向け解放させようとして活動をしております。その人の捕らわれからいかに解放させるのか、一人ひとりやり方が違うでしょう。一人ひとり執着の度合いが違い、方向性が違うからです。これからのやり方として、自分だったらどういう風にしてその執着から離れて今の喜びを感ずるのか。素直に原点に立ち戻り、もし自分だったらどうするのが良いのかを少し付け加えてみると新しいヒントが出てきます。相手のことばかりに意識を向け、この人の環境だからこう、この人はこうだからこう、この人の両親がこうだから。相手の世界でエネルギーだけで考えても結論が出ない場合があります。単純に自分だったらこうする、自分ならこう、シンプルに考えたほうが、より分かりやすい解答が出る場合があります。そういう工夫も取ってみてください。

Kenjiさんのライトワーカーとしての毎日の意識、とても素晴らしいものがあります。あるものすべてを肯定的に受け取り、喜びを持って接していく。ライトワーカーの基本になります。あなたの場合には今とは少し反対に今から少し先のことを考える時、今のどのレベルをどう変化させるとそれがより素晴らしい光に変わるのか、今のどの部分をどうチューニングするとさらに輝いていくのか。こういう観点を持った方がうまくいく場合があります。現状をただすべてそのまま認めてしまうとそれでストップしてしまうからです。今は今で喜びを持って構いませんが、永遠の今であるということは、永遠にそれが続く必要があり、また、進化、成長がそこに伴う必要があるからです。今感じている喜びをさらにどうさせるともう少し大きな喜びに変わっていくか。決してエゴや欲ではなく、単純にシンプルにそう考えていく。そういうやり方で今を見つめてみてください。

Norikoさんのライトワーカーとしての働きは、あなた自身の細やかな気持ちがそのまま波動となって現れております。人それぞれの考え、その人の気持ちになって考える、とても良い波動が使われております。ライトワーカーとして光を見た時、あなたの光はとても先端を走っていく光になっており、その人が本当に少しでも先へ前へ早く進めるような波動を伴っております。それによってその人が少しでも自分の価値観に理解が深まり、喜びを持ち、少しでも先へ行けるような雰囲気がつくられていきます。これはあなた自身の波動がもたらす効果であり、それはそれでとても良い状況をつくり出していきます。これからの活動を見た時、この波動に少し喜びや楽しさ、それも理論ではない逆説的な楽しさや喜び、考えてもいなかったもの、こういったものをプラスさせていくと、その人にとってとても良い波動が身に付いていきます。論理や理屈ではないまったく関係ない喜びや楽しさ、そういったことを埋め込んでいくやり方を学んでみてください。

Naomiさんのライトワーカーとしてのエネルギーは、あなたの周りに多くのマスターが常に存在してあなたと一緒に活動をしております。そしてそれぞれのマスターは自分の役割があり、場合によってはあなたの思いとはまったく関係なしにマスターがどんどん進めていく場合があります。したがってあなたの思っていることや理屈、常識とは違うところでエネルギー的な変化が起こったり、予想に反する現実が展開されたりします。したがってあなたは物事の考え方を少し考えてみる必要があります。一つの理想的な方法で進めようとか自分の思いで先へ進ませようとすると必ず矛盾が起こる筈です。すべてのマスターがあなたと同じ考えになってはいないために、あなたの思いとは違う現実を常に誰かがつくり出していくからです。したがって一つの考え、一つの方向性ですべてを理解するのではなく、自分とはまったく違う考えも自分のエネルギーの中にあり、それらが現状をつくり出していく。まずはそういう状況を素直に認める必要があります。そして何が起ころうとも結果的に自分のエネルギーから起こされております。そうやって現実の流れを少し大きな視野で考えることをしてみてください。

Yasuhiroさんのライトワーカーとしての波動は、あなたの活動はこれからだんだん本格的になっていくでしょう。今はまだ自分の頭の整理、あるいは体制固めという段階で学びを続けております。そして、今のところおとなしく勉強という観点で波動を留めております。しかし実際にはあなたの仲間たちはすでに活動を始め、あなたの所に少しずつ人を集め始めております。これから新しい人やあなたの所にやってくる人々が増えてくるでしょう。そしてあなたはそういう人々にいろいろとアドバイスをしてあげたり、ヒントをあげる時期が近づいてきます。これまで学んできたことがあなたの頭で咀嚼され、理解されてその人の耳に入っていきます。これまで学んできたことを本当に自分のものにして自分の言葉で表現する。自分が理解して言葉にしていく、そういう流れに入っていきます。そういった接し方でライトワーカーとして歩みを進めていってください。

Ritsukoさんのライトワーカーとしての波動は、あなたの身に付けている大きな大きな波動は、多くの人にアドバイスすることができ、支えにもなるでしょう。そして単なる経験だけではなく、実際にいろんな種類のエネルギーを使うことができます。それこそマジックを多用し、多くの人を瞬時に変換させることができるでしょう。ただ今はまだその基礎を固めている最中であり、しばらくは自分自身のエネルギーのコントロール、自分と他の人とのエネルギーの接点、そういったところでのトレーニングが中心となります。自分が相手のことをどう思った時、それが現実でどう現れてくるのか、相手に与えた感情のエネルギーがいつ自分に返ってきたか。自分と相手との関係で何かをした時、それが現実で出てきたのはどういう経路で出てきたのか。そういったことをよく調べてみてください。それによって自分の発するエネルギー一つひとつが本当に相手を変え、現実を変えていることが分かってきます。それが分かってきた時、それをコントロールして実際に現実をつくる方向へと流れていきます。そういう意識の持ち方でトレーニングを進めていってください。

Mariさんのライトワーカーとしての働きは、あなたは今とても良い波動に恵まれており、心が安定し、ごく普通のライトワーカーとして平均的に安定のある波動になっております。あえてライトワーカーとして行動しようとか、意識する必要もなく、だからといって羽目をはずすとかいい加減にするという訳でもありません。自分のできる範囲内で自分のやりたいことをしっかりやっておく。これが基本にあるためにある一定レベルの制約があり、その中でしっかりと行動を取っております。しかしこの働きも少しずつあなたに変化が現れてくるでしょう。やはり自分の解釈した基準でおかしい時、だんだん黙っていることができなくなってきます。本来の光の教え、神の教えという観点から見た時、矛盾を感じた時、だんだん黙っていられなくなります。その時にうまく自分をコントロールしながら表現していく。相手におかしなエネルギーを与えずに的確なアドバイスをしていく。こういう訓練が必要になっていきます。これから少しずつそういう流れを感じてごく普通の生活をしながら、自然とライトワーカーとしての行動を取っていく。そういった流れを感じて行動を取ってみてください。

Atsukoさんのライトワーカーとしての働きは、あなたの本質的な波動の中に本当に自分であるという波動があるのです。自分は今ここにいて自分がしっかりやっている。こういう強さがあり、これはあなたにとってのとても大切な波動になります。あなたがどこで何をやっても何かすっきりしない感じがありました。でもそれでも自分は自分であるという思いは常に感じていたはずです。自分自身を否定したことは一度もないはずです。それだけ自分がしっかりと存在しています。この波動が少しずつ洗練され、自分は光であるという状態がいずれ感じられるでしょう。自分は光であるが故に常にここにあり、自分そのものであり、どこへも行かず、むしろ自分が光を流す、こういう心境へと変わっていきます。今ここにある自分、これを起点としてライトワーカーの働きを展開していってください。

Shogoさんのライトワーカーとしての活動は、あなた自身の洗練されている巧妙な波動は、常にあなたの周りに変化を及ぼし影響を与えていきます。あなたの周りの人には常にその波動が流れていくために、あなたの周りでは常に洗練された波動が影響を与えていきます。システムとして流れとして巧妙にうまく流れるように周りの人が常に動いていくのです。あなた自身は何も意識していないでしょう。何も感じていないかもしれません。しかし周りの人はあなたのつくり出す流れに従って、実に巧妙に的確に流れていきます。これはライトワーカーとしては計画を練る時にはとても良い波動であり、あなたのその波動を使って流れをつくることができます。そして結果的にとても分かりやすい流れが出来上がっていきます。したがってあなたはその時、その時のインスピレーションで必要と感じた所へ移動する、行きたい所へ行き、必要なことをする、これで十分なライトワーカーになります。自分の直感を信じ、信念のまま行動するようにしていってください。

Norioさんのライトワーカーとしての波動は、あなたの波動はだんだん洗練されてきて、本来の波動に近づきつつあります。以前よりもさらに一層自分らしさが表に出てきて、その波動が本来の波動を発揮し出してきております。それによってライトワーカーとしての活動にも大きな変化が起こってきております。以前に比べて本当に自分の光を広げる、自分だけの持っている光を人々に与えていく。こういう流れが出来上がってきております。あなたの所にやってくる人をそれを求めている人であり、あなたのその波動を手にしようとしているのです。そしてあなたの所でその光を受け取り、あなたの光を感じてその人も本来の自分に目覚めていきます。自分に目覚めるためのヒントをあなたの波動で受け取っているのです。これがあなたのできるライトワーカーとしての素晴らしい働きであり、あなたが目覚めれば目覚めるほど、あなたの所にやってくるものが目覚めやすくなっていきます。自然体で、無理して何かをしようとせずに、ただ本来の姿を保つだけで十分な役割を演じていきます。これからもその流れで自分に目覚め、周りの人が目覚めるようにしていってください。

Michikoさんのライトワーカーとしての働きは、あなたの輝ける光が本来の光になってきており、そして今この世界でしっかりと定着させようとしております。自分のもたらした光がこの地球に定着する、この地球で根を下ろす、そういう段階に入ってきております。あなたがどんどん活動をするとその波動が地球に定着し、これまで地球になかった波動がこの地球で使えるようになるでしょう。それを求めてくる人があなたの所にやってきて、さらにその波動を広げていきます。あなたの所にやってくるものはあなたのその光を欲しているものであり、そして広げていくものです。それをうまく巧妙に理解し、使いながら自分の波動を地球全体へと覆い尽くすようにしていってください。

Yuji.Hさんのライトワーカーとしての波動は、あなたの真面目で素晴らしい洗練された波動は、ライトワーカーにとてもふさわしい心を持っております。心がとても大切であり、心を通して人々と交流し、愛を分かち合うことができるでしょう。心こそがライトワーカーにとって欠かすことのできない財産です。身につけようと思っても中々身につけられるものではありません。あなたの心はとても輝き、素晴らしく、クライアントの一人ひとりにも安心感、信頼性が流れていくでしょう。これからの展開を見た時、その心をさらに強力にするためには、自分自身が身につけてきたいろんなやり方を本当に整理させ、それを自由に使えるようにし、あえていちいち言葉で説明しなくても行動を通して表現していく。必要な時に必要なことをどんどん行なっていく。それだけで十分に素晴らしい働きを担うことになります。自分の持っているやり方をただ素直な心で行なっていく。それこそが素晴らしいライトワーカーの働きになります。それだけで光が広がり、愛が広がり、あなたの信頼や真心がどんどん広がっていくでしょう。そうやってこの地球をあなたの心で埋め尽くしていってください。


皆さん方は今日、ライトワーカーや癒しということで話をしておりました。これはとても意味のある話になります。ともすれば本に書いてあることに頼りがちで、それを鵜呑みにしそうな環境にあります。でも本に書いてあることは基本的にビジネスを前提に書いているために、どうしても邪な波動が見え隠れします。そしていつのまにか何かを身につけなくてはいけない。人よりも美しくなければいけない。いろんな思いが沸き起こってきます。でもそういうものではありません。

たとえ、辛く悲しい経験をたくさんしていても、たとえ環境が不遇であったとしても人を癒すことはできます。光を流すことができるのです。勇気を与えることもできるのです。環境が悪いから可哀想とか、ましてや光が足りないということは一切ありません。逆にすべてに恵まれ、すべて自由にいっているものほど我がままであり、エゴに囲まれている場合があります。

すべてではありませんが、往々にしてそういう傾向があります。したがって本当に素晴らしい心を持っているものは意外と苦労してきた人が多いのです。苦労しているから可哀想とか、環境が不遇だからみじめという発想は根本から取り除く必要があるでしょう。自分たちもそういう心を持っていろんなクライアントと接して光を広げていってください。それでは少し休憩を取ります。ありがとうございました。


A心の豊かさと物質の豊かさ

私たちは光のハイアラーキーの仲間としてお話をいたします。多くの人がここやミステリースクールで学びを重ね、自分のあるべき姿、方向性、どこから来てどこに向うのか。いろんなことを理解しております。おそらく皆さん方はそれを手にしようとしてかなり早い段階から学びを重ね、いろんな本やワークを通して学んで来られたことと思われます。

そして今それを実際に理解し、改めて人生に生かし、人生が本当に素晴らしいものであるように、喜びに満ちた人生であるようにと流れをつくっております。本当に大切なのがこの現実であり、毎日の生活であり、人間関係であることが分かってきております。

一人ひとりがそれを実感し、その喜びを表現していく。この結果として地球が平和で豊かな星になっていきます。三次元的に見ると金銭的なものや物質的なものでまだまだ不十分とか、平均に満たないとか、理想に満たないという状況があるでしょう。

でもそこには本質的なものはなく、本質的なものは心の状態であり、心が満たされ、心が平安であればそれは最高の平和な社会をつくることができます。たとえ物質的に満たされ、科学技術が発達して機械が万能の状況になったとしても、心がせっかちで荒み、われ先へと急ぐような状態になっていれば、それは平和な社会とは言えません。

皆さん方が目指すものが何であるのか。それは物質と心の両方のバランスを取った時に、いかにそれがうまく取れており、心の豊かさが第一であり、さらに心の豊かさによって物質が豊かになっていく。心が豊かでないにも関らず物質だけ豊かにさせようとして心が歪んでいるのが今の状態となっております。

先に物質を目指すのではなく、心を目指して豊かな心をつくり上げていくと結果として物質が豊かになってくる。こういう流れで心と物質の統合された素晴らしい世界をつくっていただきたいと望んでおります。


今日は長い間ありがとうございました。ここまでにいたします。


(c)2002 CentralSun
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