前へ戻る
2002/7/8■月曜交流会から

自由意志と想念現象化が闇を作る

@悪は神の産物ではない

私たちは、セントラルサンの領域からお話をいたします。私たちはここの場において皆さん方が学びを重ね、成長し、光に近づいてきているのをとても喜ばしく感じております。ここの場において、何年もの間来て下さっている方、自分の時間をみて必要に応じて来られている方々、いろいろ時間のとれない中で何とか時間を作ってやってきている人、一人ひとりとても素晴らしく感じております。

ここにおいて皆さん方は話を聞き、メッセージを受け取り、自分の成長のために情報を活用してきました。一人ひとり自分に与えられたメッセージを解釈し、その意味を理解し、少しでも自分が何者であり、どこに向かい、この地球で何を手にするのか、それを学ぼうとしております。皆さん方のその真面目で、真剣な態度はとても喜ばしく、私たちがここにおいてメッセージを与えている時間においても、とても満足できる状態になっております。

私たちの観点から見て、私たちなりに光について話をしてみます。私たちはこの宇宙に生命の波動を流しております。生命あるものが進化を重ね、進化の流れをまっとうできるように、それぞれの生物に合わせて、生命のエネルギーを流しております。私たちは一人ひとり個別に波動を流しているのです。一人ひとり進化の流れが微妙に異なり、自分だけの進化の流れを進んでいるからです。したがって、皆さん方は私たちから自分だけの光を受け取って進化を重ねております。

またこの生命という波動をみたとき、皆さん方は、大いなる神の流れにありながら地球という惑星における進化の流れも体験し、そして皆さん方の宇宙、いろんな領域における波動を体験しております。皆さん方に流されてくる光は、それぞれの場に応じて変化し、皆さん方の今の意識レベルに必要な現象を生み出していきます。したがって、一人ひとり違う光を流しても進化の場が同じである場合に似たような波動として皆さん方は受け取る場合もあります。

皆さん方が一人ひとりどういう意識レベルにあり、どういう進化の状態にあるのか、それによって受け取る光が波動を変えていくことになります。この光は、皆さん方が進化を重ね、進化の流れがまっとうできるように流されているものです。先ほど、光ではないものについての話がありました。皆さん方は進化の流れに入っており、この進化をまっとうさせるために光を受け取っている。では、その光を妨害し、進化の流れを妨げているもの、これを悪と皆さん方は定義しておりますが、悪というものが何故存在し、何故執拗なまでに皆さん方を苦しめていくのか。

進化の流れを妨害し、皆さん方が足を踏み外したり、落とし穴に落ちるような仕組みを創っている存在を悪と呼んでおります。もし、こういう存在がいなかった時、皆さん方の進化はどういう風になっていくでしょう。セントラルサンから流れてくる光を、すべてそのまま受け取り、それに応じて進化の段階に応じて着々と進んでいく。何一つつまずくことなく、問題もなく、完璧に進む。そういったことがもし行なわれた場合、そこで進化を終えたものはどういう意識レベルになっているでしょう。

予定通りのことをすべてこなし、何一つ間違いを犯すことなく歩んできた。それは意識的な進化には繋がってきません。形態的なもの、常に単にエネルギーを獲得し、姿、形を美しくするということはできたかもしれません。でも意識的に成長する。意識的な成長というのは、自由意志を与えられた中で、その中でも常に進化の法則に従って進んでいくという自由意志ですが、この自由意志を見た時、何一つ間違いを犯すことなく、自由意志で進化の流れをまっとうするということが可能でしょうか。

自由意志というものはとても面白く、皆さん方が仮に何かを行なうのが良いと判断した時、必ず、集合意識レベルで別のものを選択しようとする意識が現れてきます。これが進化の流れだと思った時、進化の流れでない方向に意識を向ける意識体が現れてきます。これが光だと思った時、それ以外は光ではないという意識に焦点をあてるものが現れてきます。生命形態をまとい、自由意志が与えられた時、こういう意識の働きが起こり、進化の流れを常に考えたり、これが正しい進化の流れだと思った時には、それと違う方向に意識を向ける意識体が現れてくるのです。そういう意識体が現れた時、その意識体の思いを具現化させようとする行動が現れてきます。

自由意志の世界はとても巧妙にできており、ただ単に思う、考えるという自由意志だけではなく、思ったことは必ず現実化するという法則も同時に組み込まれております。神は闇を創ったという風に皆さん方は解釈するでしょう。私たちが創ったのはあくまでも自由意志であり、進化の法則です。進化の法則に従って、うまくいけばそのまま進化を成し、目的を達成し、素晴らしい神々として戻ってくる。しかし、自由意志を与えている。自由意志でありながらも思ったことは必ず現実化するように流れを創っている。それは皆さん方が神だからです。思ったことはすべて現実化する。これが神です。

私たちが創ったのは、このレベルであり、闇を創ったわけではありません。悪を創ったわけではないのです。しかしそこで自由意志があり、進化の法則がある時、常に進化の法則に向かおうとする意志が強ければ強いほど、進化の法則に合わなかった時、恐れを抱き、とまどいを感じ、自分を責めたりする反応が起こってきます。これが自分自身の進化を妨害させ、流れを止めたり、自分自身の光を失わせていく状況を生み出していきます。この時点において、闇とか悪と言われているものは、自分自身が疑問を持ったり、自分を責めたり、自分に対して自責の念を抱いた時に創られていきます。

そしてそれが現象化していきます。皆さん方はその現象化された現象に対して、悪とか闇とかいう言葉を使って説明します。自分の行動に疑問を持ち、疑いを持ち、光が失われた、それが現実化する。そして自分の光を無くしているものが現象化したり、自責の念に付け入ってくるものが目の前に現象化されてきます。

そして皆さん方はそれを闇と称し、悪と称し、否定するもの、光ではないもの、克服するもの、いろんな思いを抱きます。いろんな思いを抱いた途端に、悪、闇、克服するもの、光ではないもの、そういったものがまた現実化してきます。そしてそれは明らかに実感のあるものとして自分の周りにやってきます。

もう多くの人にとってはこれがごく普通の状態になっており、これを一気に克服しようとか、悪を排除しようと思ってもほとんど収拾のつかない状態になっているでしょう。自分の周りの人間だけではなく、世界に目を向けても皆、ずるいことばかりを考えたり、自分のことしか考えていない人ばかり、そう感じられる状況になっているでしょう。でも基本的にはそういう風に思った時にそれが現実化するように創られており、そして本当にすべての人が何らかの悪の心をもった状態として現実が現れてきます。

皆さん方の今の通常の生活において、悪との戦いはある意味では避けられないかもしれません。いくら自分は真面目に正直に正しく生きようと思っても、常にそれを揺さぶるような現象が起こり、落とし穴に落ちたり、ついだまされてしまう現実がやってくるでしょう。先ず今の皆さん方のレベルで克服すべきアドバイスとしては、悪は、あくまでも自分の心の中に存在し、自分の心の中の闇の部分が現象として現れているに過ぎません。したがって、自分の心に悪と繋がる波動が一切なくなれば、現象化するものはもう無くなってきます。

ここで、大きな落とし穴があります。だから、すべては悪はないという風に皆で思って、悪のことは一切口に出さない、悪はないものと信じる、悪なんてない、ただそう言い聞かせて自分の心に悪がないかのように信じていく。こういう人がたくさんおります。いわゆるニューエイジと称して学んできた人たちといえるでしょう。これは実際には悪の心を持ちながら、悪がないと自分で思い込んでいるだけのことであり、悪の心がないという状態とは違います。しかし、悪があるという思いを持つと本当に悪ができてしまいます。では、どう対処したら良いのでしょう。

ここから先は一人ひとり克服の仕方が違います。一人ひとりエマネーションの過程において体験してきた光と闇との関係がかなり違うために、ここでの克服の仕方も一人ひとり違ってきます。したがって、ここから先のアドバイスは一般的に話すことはできません。自分でみつけ、自分で克服する必要があります。ただ言えるのは、悪を前提に話をすると本当に悪ができてしまいます。しかし、単に悪はないものと思い込んでも、そう思っているだけのことであり、自分の心から悪がなくなったわけではありません。人間である限り、感情が起こり、間違いを犯し、疑問を持ち、他を否定したりすることは何度も起こります。これは避けようがありません。

問題はそういう自分の心にいろんな波動が起こり、瞬間的に悪の波動と繋がったとしてもそれによって自分を見失わないこと、自分自身のコントロールを明渡さないこと、自分は自分にすぐに戻って、自分の理性で判断できること、これが大事なのです。つまり自分の心に悪があるということを容認し、認めていて、それでも十分に生きていけるやり方はあるのです。自分は常々弱く、すぐ自分を否定したり、疑いや迷いを起こしてしまう、しかし、それに負けたり、染まってしまうのではなく、それ以上に人を愛し、自分を愛し、力強く奉仕をし、役割を成す。こういう生き方をしている限り、悪にだまされたり、利用されることはありません。逆に悪はないと思い込んでいる人、逆に悪はすべての人間にいるというのを前提にしている人、どちらも完全に悪に利用されている状況といえます。

つまり悪がいるかどうか、そういうことに問題があるのではなく、自分がそういったものに利用されているかどうか、自分はコントロールできているのかどうか、これが大切な生き方になります。悪がいるのかどうか、自分の心にあるのかどうか、自分の友人や家族に悪の心があるのかどうか。そういったことはどうでも良いのです。悪の心のない人というのはほとんどいません。したがってそこに意識を向けるとすべてが悪人になってしまいます。そんなことは口に出すべき問題ではありません。何故ならばそれが普通の人間だからです。

人間である限り迷い、疑い、混乱することは日常のことであり、それ自体は悪いことでも悪でもないのです。問題は、その波動を持つ大いなる意志に身を任せたり、言うなりになったり、コントロールされてしまう、ここが問題なのです。

また、そのコントロールされる度合いにもいろんなレベルがあり、一時的にコントロールされたとしてもすぐ自分で気がつき、戻ってくる人。長い間、しばらく落ち込んでいてもまた戻ってこれるという可能性のある人。こういう人に関してはいちいち悪に染まっているとか、悪に利用されているということを言う必要は一切ありません。戻ってこれるという可能性がある限り、その人を悪と評価することは決してやってはいけません。

また、自分に関しても同じであり、戻ってこれるという波動の人、少なくともイニシエーションを受けている人は全員がそうです。ガイドはそのために存在しており、一時的に利用されていても確実に戻ってこれるように必ず仕組みを創っております。したがってイニシエーションを受けている人は必ず戻ってくることが約束されており、その人は、悪と断定することはできません。たとえ数ヶ月、数年かかろうとも確実に戻ってこれるという状態の人は、悪と判断してはいけません。しかし、時々、本当に完全に明渡してしまう、コントロールされてしまう、戻ってこれなくなっている人もおります。そういう人は自分でも何をやっているのか分からず、他人の進化を妨げる言動だけをとっていきます。

こういう人はそんなに多くはありません。皆さん方もそういう人々に会うかどうかは分かりません。よほど意味がある時には会うかもしれません。意味があるというのは、皆さん方のエクソシズムを求めている場合、あるいは皆さん方の魂の兄弟に、愛でその人を戻そうとしている場合、いろんな意味があります。

少なくともこういう学びをして、光の仲間として行動しているものは、光を他の人に広げ、その人の光が輝くように流れが創られていきます。闇の中にどんどん入っているようにみえても、実際には闇の世界を光で輝かせるような流れが創られているのです。人によってはイニシエーションを受けたばかりに、どんどん闇が近づいてきてだんだん怖くなってきて、イニシエーションを受けなければよかった、受けない方が良かったと思っている人がいるかもしれません。それは本人はそういう風に、闇に近づいているかのように思っているかもしれませんが、私たちからみたら、その人の素晴らしい光が光のない世界に入っていって、どんどん光を広げているように感じられているのです。宇宙にとってとても素晴らしい役割をなしております。

皆さん方の惑星においては、まだまだ光が必要です。本当に光が必要です。多くの人が自分が何をやっているか分からず、どこに向かっているのかも分からず、何が光で、何が光でないのかも分かっておりません。正しいと思った行動が他人の進化を妨げたり、自分の成長のためと思っていることが、自分の成長を留めていることになったり、いろんなことが行なわれております。まだまだ光が足りません。光を流せる人は、まだどんどん光を流していただく必要があります。

人間の心だけではなく、人間の創り出した領域、人間の生活していた場所にもいろんな波動が創られており、光が必要な場所が至る所にあります。人間が創り出した以上、人間が光に変えていく必要があります。皆さん方は自分の心だけではなく、自分と関係する場所、まだこういった世界に興味を持っていない人の心に光をどんどん流していく必要があります。その流れにおいて、妨害するもの、邪魔をするものがやってくるでしょう。それを悪と称したり、闇と称したりして、戦う、克服するという意識を持って成長しようとしております。

確かにそういう表現で成長し、光を身につけ、たくましくなっている人もおります。そういうやり方が自分に合って、それで成長できる人はそのやり方で進めて構いません。しかし全員がそうでないことは皆さん方もご承知のことと思われます。中には戦うとか争うという波動があまり自分には受け入れることができず、もっと平和的に、自然な摂理で光が広まっていくのを支援したい。日本人の中にはそういう人がたくさんおります。それはそれでとても素晴らしい波動であり、自然に光が広がり、それによって光のない所に光が広がるということは素晴らしいことといえます。

それぞれ自分に適した世界があり、自分ができる世界において自分の光を広げることは問題なく、どんどん進めて構いません。自分がやっている光の広げ方を他の人に話しても合わない場合がたくさんあります。自分にとってはスムーズにうまくできるやり方でも、他の人にとっては難しい場合があります。ごく自然に自分としては、できることでも他の人ではまったく別の概念を使わないと光を流せない場合があるのです。自分は自分のやり方で光を進めていく、他の人は他の人でやっているのをそのまま認めていく。こういう意識が必要になっていきます。

今、皆さん方の周りで妨害するもの、いわゆる闇や悪として、現象界で感じられることがたくさん起こっているでしょう。そして現実に皆さん方同士の周りでも、分裂したり、争ったりする波動を持っている人が現れてくるでしょう。その時にいちいち悪とか、光ではないものというレッテルを貼って、光を流そうとか、正しい方向に導こうとかする思いを持つと、それは必ず混乱を導いていきます。決して他を評価してはいけません。決してレッテルを貼ってはいけません。

その人に悪があると思った瞬間に本当にその人の悪が現象化していきます。その人は悪として自分に襲い掛かってきます。決して他の人に対して悪とか、闇とかいう表現をとることは許されておりません。ただ自分の心でそう感じた時、それはまだ自分の心に悪の波動が残っている証であり、自分自身の戦いになります。自分の心の中に悪や闇の波動が一切なくなった時には、本当に見る人すべてが光のように感じられ、天使のように感じられてきます。決して他の人を裁いたり、判断してはいけません。

これから社会はさらに一見混乱を増し、複雑な状況のように感じられてくるでしょう。それは光と闇の対立ではなく、純粋に皆さん方の意識の成長からなされるものです。これまで単純に教育され、これだけやっていれば大丈夫、こういう考え方で大丈夫、そういう風に教わっていたものが、実際にはより高度に、複雑な考え方でやっていくように、今現象化されているからです。単純な考えではこの現実がうまく創れず、いろいろ奥深くまで巧妙に考えて現実がうまく進んでいく、そういう時代がやってきているからです。それは光と闇の対立ではなく、純粋に現実を創る時に、より詳細に責任を持つ状況になっているという時代から行なわれているものです。

これからの皆さん方の成長に応じていろんな妨害が現れてくるでしょう。でもそれは決して闇とか悪の現象ではなく、自分の心が生み出したものであり、進化の流れに意識を向けさせるために、わざと進化からそれた時に現象化されている学びだといえます。常にそういったものが現れた時、自分の進化の流れはどこなのか、常に自分の行き先に意識を向けるようにしていってください。


A自分の光の学び

私たちは光の仲間として話をいたします。皆さん方もいずれは光の存在になり、光のマスターとなり、そして、神に直接奉仕する存在としていろんな役割をなしていくでしょう。自らが明らかに光となって活動する時、まだ光にはなっていないものたちの奉仕をし、その導きを手助けする役割をなすことになります。まだ光として不十分な、未熟な段階にあるものに対し、自分は光として役割を演じていく。その段階において、自分自身もまたさらに光についていろんな学びをすることになります。

光の存在とはいっても自分たちにはまだ分からない光がたくさんあり、まだ自分で理解できない光のものたちの進化の流れを手伝ったり、援助をする状況にあるからです。したがって、一般に光のマスターとはいっても、まだ自分には分からない光の世界で学んでいることが多いのです。それ故、光のマスターが、自分たちでも分からなくなったり、勘違いすることも多々あるのです。

そういう経験を通してさらに光の複雑さ、巧妙さを学んでいくのです。一時的に光の状態を勘違いして、進化するものたちの流れにおいて、判断を誤ったり、光を見失ってしまうこともあるでしょう。でもそういったこともすべてある程度理解しており、またその経験を通して新しい光の性質を学んで戻ってくるのです。

宇宙からみたらすべてが完璧に行なわれており、本当に巧妙に細工されているのです。すべてを肯定的に理解しておくのもとても良いことですが、だからといって無責任に、あまり自分の意識を入れないで勝手に判断することはまた間違いの元になってしまいます。複雑な宇宙の仕組みを信じながらも、無責任に信じてしまうとか、すべてをそのまま受け入れるのではなく、やはり一つひとつ理解し、分かろうという気持ち、身につけようという気持ちも必要になります。

一人ひとり波動が違うために中々説明が難しいのですが、自分の受け入れやすいもの、波動に見合うものにうまく合わせながら、光と光でないものの関係を学ぶようにしてみてください。

それでは簡単にアドバイスをしてみます。

Minoruさんの光の世界での学びにおいて、自分なりに苦労し、疲れ、いろんな体験の繰り返しの中で今、改めて自分なりの光を見ようとしております。自分の神が何であるのか。自分の光が何であるのか。意識をしっかりと向けております。これからのいろんな体験の中でもそういう意識を持っている限り、まず誤ることはないでしょう。ただ唯一あなたに落とし穴があるとする場合、それは自分の自信やプライドから起こるものと思っておいてください。自分が分かったもの、理解しているもの、まずそこにわずかでも自信がプライドがあると、そこを巧妙についてくるエネルギーがあります。常にそこに意識を向けながら、真実を見極めるように学びを進めていってください。

Izumiさんの学びは毎日とても素晴らしい学びであり、光ではないものの根源的なものを理解しようとしております。光ではないものの根源も神の思いから創られたように感じているかもしれません。しかしこれはとても複雑で、表現しにくいのですが、悪や闇の本質はやはり神ではなく、さきほど説明した自由意志における流れにおいて、自分を責めたり、否定してしまうところの本質的なものから創られております。それは自由意志の中から出てくるものであり、神の思いとはまた違うのです。その辺の見極めを学んでみてください。

Norikoさんの学びにおいて、あなたも光と闇に関していろんな学びをしてきました。自分なりに理解し、分かり、対処するやり方を身につけてきました。多くの光の仲間があなたと共にあり、あなたがしっかりと光の道を歩んでいけるように導いております。これからの流れにおいて、定期的にあなたに光でない存在のようなものが感じられることがあるかもしれません。それはある意味では単なるチェックであり、注意するように、少し意識を向けておくようにという程度の警告的な意味の波動と思っておいてください。あなたを落とし入れるために現象化しているわけではなく、定期的にチェックしてしっかりと光の道だけを意識するようにという警告的な程度で解釈をしておいてください。

Ritsukoさんの学びにおいて、あなたはとても辛い体験を通して光と光でないものの狭間を学んできました。人間的な波動をかなり使われ、奥の所まで入り込んで学びを続けてきました。これは私たちからみて、あなたの素晴らしい波動をそのまま現しております。今あなたがここに存在していることをとても喜ばしく思っております。今まで自分が直面してきた波動をすべて光に変え、そしてそこに強さが入った時、あなたは宇宙でも光輝く、素晴らしいマスターの波動になっているでしょう。そしてそれは地球だけではなく、本当にあらゆる宇宙から認められ、感じられる波動を出していることでしょう。今この地球において地球でしかできない体験を重ねております。そして、地球であなたは一番の完成された姿を身につけようとしております。これまでの学びをすべて完成させ、本来の自分の姿が現れようとしております。自分自身の輝き、それを信じて最後の学びを進めていってください。

Atsukoさんの学びにおいて、あなたの光はとても心地良く、自然で、そして地球そのものの波動を身につけようとしております。人間関係における波動とは少し違う波動で体験を重ね、自分にとって人間よりは少し別のところの波動がしっくりくるという流れで学びを重ねてきました。これから少しずつ人間がさらに自分に近づいてきて、人間の波動における学びが現実でたくさん押し寄せる状況になっております。しかし、あなたの本質的な波動は常に地球に向いており、地球そのものの波動があなたに心地良く入ってくる流れができております。この地球の波動をうまく使いながら、人間関係においてうまく現実化させていく、これがあなたの今後のテーマになるでしょう。常に自分を見失うことなく、地球との繋がりを創りながら、自分のペースで現実をうまく創れるように意識を持っていってください。

Keitaさんの学びにおいて、光は光を求め、常により素晴らしい光になろうとする波動があります。あなたの心の中にも常に光を求める心があり、それ故に光はあなたに近づいてきます。あなたは常に光を求め、より光を自分のものにしようとする意識で光を集めてきます。これからもその波動はベースになっており、それに合わせていろんな人間関係が創られていきます。しかし、そこで関わり合う人間にはいろんな波動の持ち主があり、人間だけをみたとき、必ずしも光とは感じられない現実がやってくるでしょう。自分では光を求め、光が来るように設定しながら、思っていないものがやってくる、願ってないものがやってくる、そう感ずることになります。これはまだ自分の価値観を学んでいる最中であり、光だから良くて、光でないものは良くない。光は素晴らしく、光でないものは未熟。こういう思いから創られる現実になります。したがって、人間関係においてそういった意識の超越、人間的な意識を克服する、そういう学びを進めるようにしていってください。

Yasuhiroさんの学びにおいて、今光はとても心地良くあなたに近づいてきて、あなたに真実を見せようとしております。今まで自分が何者であり、自分が何であるかが分からない波動のままで学びを重ねてきました。でも光の仲間はあなたに真実を見せようとしております。しかし、その真実を見せるためには、あなたが創り上げた幻を打ち消す必要があります。その幻の中にいろんな落とし穴や誘惑があり、あなたが自分で幻を取ろうとすればするほど、その世界に引き込まれてしまいます。自分の創り上げた幻をどこまで理解し、手放し、そして真実の光の中に入っていくのか、今そういう学びの最中といえます。それをうまく進めるやり方として、光と思っている概念を一度すべて作り直し、いちいち光と闇との対立で考えるのではなく、自分そのものが光である、その原点に戻るやり方を身につけるようにしていってください。

Sumikaさんの光の学びにおいて、あなたの光の認識、とても素晴らしく、また、ある意味では宇宙の真理の一つを言い当てております。あなたが自分で感じ、実感し、体験できる光はあなただけのものであり、必ずしも他の人に合うわけではありません。あなたの説明が他の人にはまったく当てはまらない場合もあります。あなたが他の人にそれを説明できる一番良い方法は、現実を通して見せることになります。理論や口から出る説明ではなく、あなたの行動や現実、あなたの創り出す現実がすべて光で満ち溢れたとき、あなたの周りの人もあなたの言葉が光と信ずることになるでしょう。あなたがいくら正当なことを言っても、あなたの現実が光になっていないとき、誰も信用する人はいません。あなたの現実を通して自分の言っていることが光であるということを納得してもらう。そういうやり方でこれから現実を進めるようにしていってください。

Naokoさんの光の学びにおいて、あなたの光と光でない学びの感覚は、ある意味ではごく普通の人の学びとほとんど同じと思っておいて構いません。あなたの持っている価値観、光と光でないもの、光であるべきやり方、克服の仕方、いろんなものがごく普通の人の意識レベルに極めて近いものと思われます。そして、その場合、ごく普通の人を相手にヒーリングをしたり、教えたりするときにはとても分かりやすく、説明しやすい状態になるでしょう。しかし、そこにはいろんな落とし穴があり、闇について悪についての考え方がある意味では、人間の創り出した妄想や空想的なものがあります。つまり普通の人の分かりやすい構図の理解の仕方になっているために、光と闇が相反するもの、対立すべきものという構図で創られており、悪いものは悪を克服することによって光になり、善になる。だからヒーリングが必要、こういう論理で進めることになります。この世界に入っている人々は少しずつ意識レベルが変わってきており、全員がそういう意識を持っているわけではありません。克服するべきものではない、戦うべきものではない、こういう意識の人も増えてきております。そういう人に対してどういう風に教えていくのか、どういうヒーリングを施すのか、これが次のテーマになっていきます。そういう人々を相手にして、自分のやり方、真実のヒーリングの仕方を学ぶようにしてみてください。

Sachikoんの光の学びにおいて、あなたの意識レベルも少しずつ高まり、光の世界において理解されるようになってきております。自分なりにできること、光との接し方、いろんな思いがあるかもしれません。これからの時代の流れとあなたの成長、意識レベルを見た時、あなたはこれからの流れにおいて、自分の意識レベルと地球が望んでいる意識レベル、他の多くの人の意識レベル、こういったことをしっかりと見極める必要があります。自分が感じているもの、他の多くの人、地球が要求しているもの、この意識レベルがそれぞれ違うために、自分の思っていることが必ずしも他の人に当てはまらなかったり、また地球と合っていない場合があったりするからです。あくまでも地球が望んでいる意識レベル、今の自分の意識レベル、他の人の意識レベル、この意識レベルの中で今自分はどこに向かっているのか、今自分はどうすべきなのか、常にそれを考え、その流れの中で自分のやるべきことを見極めるようにしてみてください。


光について簡単にアドバイスをしてみました。皆さん方一人ひとりはとても素晴らしい輝きを持ち、またしっかりと光の仲間に愛され、守られております。皆さん方がどのようなことをしようとも闇に落ちたり、落とし穴に落ちるということはほとんどありません。仮に踏み外しても戻ってくることが約束されており、その際には力強くなって戻ってくるでしょう。したがって自分の判断、自分の行動に自信を持って、迷うことなく、常に前向きで体験を進めるようにしていってください。それでは少し休憩をとります。ありがとうございました。


B一人ひとりに的確な光のアドバイスをするように

私たちは、今の皆さん方と一緒に学びを進めていた仲間たちです。皆さん方が光に関して意識を向け、自分の成長、奉仕について役割をなそうとしていること、とても喜ばしく感じております。いずれ皆さん方のところにいろんな人がやってくるでしょう。光とは何なのか、何故闇があるのか、何故戦うのか、いろんな人が質問しにやってくるでしょう。そして皆さん方は、理論的に納得できるように説明しようとするでしょう。自分が分かっている範囲で知っている限りの情報で説明をしようとするでしょう。

でも、いくら丁寧に優しく教えたつもりでも相手にはまったく伝わらない場合があります。光と光でないものに関しては、一人ひとりの体験があまりにも違うために言葉で説明しようとしても中々心に訴えるものがあるとは限りません。心に訴えるためには、頭で理解した説明ではなく、心から接することが必要になります。その人の心を感じて、その人がどういう種類の光でないものと関係をつくり、今に至ってきたのか。その人はどういうところで落とし穴に入り、つまづいたのか。その人はどういう光の学びをしているのか。それを感じ、それに応じたアドバイスが必要になる場合があるのです。

そのためには皆さん方自身が、本当に光と一つになってその光を他の人にも広げていく、その人の光が輝くように手助けしていく、少しでもその人が光の中で輝くように導いていく、こういう思いが必要になるのです。

実際そういう気持ちを持っていけば、理論的に説明しようとか、分かりやすく説明しようというよりも、その人に必要な言葉が口から出てきます。本当にその人の望んでいた言葉が出てくるのです。そしてそれが本来のライトワーカーとしての役割になります。ライトワーカーは光を広げることであり、知識や情報を広げることではありません。ワードワーカーではないのです。インフォメーションワーカーでもないのです。ライトワーカーは光を広げる。その人の光が輝くように自分の体をうまく使っていく。これからそういったことが何度も何度もやってきます。

初めはうまくいかないかもしれません。何を言っているのか、言葉で説明しても分かってくれない、いろんなことがあるでしょう。でもそのうちにだんだん分かってきます。本当に光が広がる方向、その人が輝くこと、その人の心が素晴らしくなること、それを信じて開放された表現をとるとき、自然に言葉が出ていきます。その時に本当に実感するでしょう。これが神の言葉なんだ。もう私は神の言葉を伝えているのだ。分かる時がやってきます。そしてそういう体験を一度でもできた時、一瞬でも感じたとき、皆さんは本当に完全なライトワーカーであり、神と一緒に行動しているということをしっかりと心に刻んでおいてください。

私たちは皆さんがそういう体験ができるのを本当に望んでおります。そして、そうやって一緒になれることをまた望んでおります。そういう形で皆さん方とお会いできる、直接心で通じ合える日がやってくるのを望んでおります。それではここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)2002 CentralSun
前へ戻る