ここの場所において今、私たちが日本的な表現をとりながら姿を現しております。だからといって日本が特に私たちに繋がっているとか、日本だけが特別な状態にあるという意味ではありません。あくまでも日本以外のすべての国において、すべての宗教の民族において私たちは常に繋がっており、コンタクトをとっております。
今、世界という観点から地球を見たとき、地球の人類の集合意識として大きな変革の時期がやってきております。今までの民族間の争い、国同士の争いという流れで意識を目覚めさせ、意識を広げるという流れを通ってきました。世界に目を向けさせる意識がいつのまにか世界戦争をつくり、支配関係の中で植民地や支配国を生み出すという流れが出来上がってしまいました。確かに戦争や宗教というエネルギーだけをみたとき、それは人間を破壊に導き、不幸をもたらしたかもしれません。でもこれは、意識を世界レベルに広げるという流れの中で演じられた人間の行ないであり、神が創り出したものではありません。
神や宇宙の法則によれば、人間の意識が広がっていく、それまでの意識を世界レベルに広げていく、こういう流れがあるだけであり、それがどのようにして現実化するのか、どういう風にして人間が創っていくのか、それは人間の自由意志に任されております。したがって神が創り出した意識は世界中に広がるという流れと、それを人間が具現化するという支配や争いという流れで世界全体に意識を向けるのか、それとも愛と奉仕という観点で世界に目を広げるのか、それは人類の自由意志に任されておりました。
すべての現実において、これは神が創った、神が許したという風に解釈する人がおります。確かに現実に起こっているものは神の許可があり、宇宙の許可のモトで現実化したものです。しかしそれを喜びを持って現実化したのかどうか。宗教的な争いや、国同士の争い。何十万人という人々が殺戮の中で命を終えてしまうのを神が本当に喜びとしていたのでしょうか。
神はそんなことはまったく願っておりません。やはり神も皆さん方と同じように辛く、苦しく、たとえたった一人の人間であっても命を無くすということには深い悲しみが伴います。一般にそれはすべて役割を終え、許可のモトで行なわれるために死がやってきた。だから、死んだ人がいたとしてもそれは宇宙の法則に合っている、という解釈もあります。確かにそれは嘘ではありません。やるべき人生を終え、目的を果たしたとき肉体は朽ち果てるでしょう。それが戦死という形で亡くなる場合もあるでしょう。しかしその時に、苦しみや痛みを伴って死という現象を体験するのか、それとも役割を終えたという喜びをもって人生を終えるのか、そこでは結果がまったく異なってしまいます。
痛みを伴いながら肉体を失ったものは魂の世界においても痛みを伴っており、その後、何十年、何百年も痛みを引きずっているものがおります。痛みを伴いながら亡くなったものは、その後もずっと苦しみ続けているのです。何故神がそれを喜びとするでしょう。宇宙の法則だからといって、そのまま放っておくでしょうか。神は喜んではおりません。やはり喜びをもち、満足した状況の中で人生を終えていただきたいと願っております。
人間が行なった人間の選択を神の許可とか、神の意志とかいう風に決めてしまうのは必ずしも良いやり方ではありません。神が望んでいなくても人間が選択して、それが現実に反映することが多々あるのです。では三次元的に起こっているものは必ずしも神が望んでいることではないのか。
皆さん方の心で感じる望みと、神が考えている望みではかなりの違いがあります。皆さん方が望むこと、欲していることは、かなり感情を伴っており、感情的なレベルでの望みが支配しております。それは肉体的な満足感、肉体的な喜びを伴った望みであり、あくまでも個人的な感情がベースになっております。神は肉体を持っていないが故に皆さん方と同じような感情はもっておりません。感情に匹敵するものはありますが、皆さん方と同じような受け取り方ではないのです。
したがって、望みということを考える場合でも、皆さん方が感じている望みと、神が感じている望みはまったく質の違う望みになります。神が感じている望みは皆さん方一人ひとりの成長のうえに存在している望みであり、あくまでも皆さん方の成長を願っての望みが前提になります。皆さん方の望みには成長はまったく入っておらず、あくまでもその時々の肉体的な喜び、肉体的な満足感が中心になります。皆さん方の毎日の流れの中で一人ひとりが望んでいること、また、神が望んでいること、それをどこまで理解し、神の思いに近づけようとしているか。
今のレベルにおいて神の思いを理解し、近づけようとしている人がほとんどおりません。神の思いといっても皆さん方が考える神の思いは本当の神の思いとはかなり違うからです。地球の平和を願う。地球が素晴らしい星になっていることを願う。それを神の思いと理解するのは必ずしも間違いではありません。でもその時、必ずしも言葉に表れてこない感情的なもの、平和な地球とか、愛の星とかいう言葉に入っている感情的なもの、エネルギー的なものは神のレベルで考えているものと、皆さん方の心のレベルで考えてるものではかなりの違いがあります。
したがって、地球を愛の星にしよう、そう思ってもそこに秘められたエネルギー的なものや、具体的なものになったとき、実際の神の思いとは皆さん方の思いはまったく違ってくるのです。神は今何を考えているのか。皆さん方の思いに比べて神はどういう思いの仕方をとっているのか。一人ひとりまず自分で考えてみてください。神は何を望んでいるのか。何を考えているのか。
地球はそれだけ大切な役割をもっており、地球が破壊すると宇宙が破壊してしまいます。地球はぜひとも愛の星に達成させねばなりません。地球の計画を成功させねばなりません。この地球の計画を成功させるために皆さん方が集められました。この地球において計画は完全になせるように役割が与えられました。
地球においていろんな惑星から、いろんな銀河から集められ、地球での役割が与えられていきました。皆さん方一人ひとりは地球に来る前に神と約束をし、神との契約の中で地球にやってきたのです。そしてこの地球上で何をするのか。地球をどういう風にもっていくのか。一人ひとりが約束をしてきました。一人ひとりの約束をしっかりと私たちは覚えております。
皆さん方の意識には確かに残っていないでしょう。でもそれは本質的なことではありません。皆さん方の大脳のレベルで記憶していなくても、いわゆるハイヤーセルフといわれているレベルではしっかりと記憶しており、またそれに基づいて現実が創られております。皆さん方の毎日の現実はこの流れの中で創られており、その現実を体験するだけで神との約束が果たせるようになっているのです。
したがって皆さん方は、自分の現実をまず理解し、そして自分本来の流れの中で神を演じていく。こうすることによって、神との約束が遂行されるようになっていきます。一人ひとり神との約束の中で、今自分はどこまで神の思いを達成しているのか。
Yukieさんと呼ばれている人と神との間で創られた約束の中にいくつかの波動があります。あなたが神と約束をしたとき、まず自分にはできないという反応がすぐに戻ってきました。この地球上でなすには経験がほとんどなされておらず、到底神の約束はできないと申してきました。でも私たちは全面的に協力することをあなたに約束し、あなたはそれを信じて地球にやってきました。この地球上でまだ自分がやったことのないことをやる。それまで身に付けてきた体験とは違うことを行ない、でもこの地球上で素晴らしい光を輝かせていく。それを前提にして地球にやってきました。今、あなたはまだ目覚めておらず、その働きをなすには至っておりません。それはまだその時期に来ていないからです。
多くの人があなたの波動を受け入れる準備ができない限り、あなたは真の働きをなすようにはなっておりません。今はまずそれに向けて、ただひたすら自分の準備を進め、神との繋がりを創り、神の波動をいつでも自分を通して出せるように準備しておく、今はその期間になります。無理して行動したり、無理して動かなくてもただひたすら自分と神を繋げておき、いつでも光を出せるようにしておく。まずはそういう状態を維持するようにしておいてください。
Kyokoさんと神との間で交わされた契約。地球に来るときに是非とも自分の力を十二分に使い、この地球上でこの自分のパワーを最大限に発揮しながら平和な星に導く。あなたがそういう風な約束を申し出てきました。その時に神からの条件として、あなたが自分の力を最大限に使う代わりに、今まで身に付けたことのない能力を必ず地球から身につけ、それを持って帰るように言いました。地球にはいろんな可能性があり、新しいエネルギーをたくさん身に付けることができます。そしてそれをトレーニングし、使うようになって地球から離れてといくと他の惑星でその能力を使うことができ、さらに今までの自分の能力を組み合わせて、とても素晴らしい働きをすることができます。あなたにはそれをやってもらうようにお願いをし、この地球で自分にはない能力を身に付けるようにお願いをしておきました。あなたは今それを模索している最中といえるでしょう。
Masunariさんの意識と神との間での契約において、この地球に来る寸前においてあなたはいろんな不安を感じ、約束を反故しようとしました。一度は契約をし、約束をしたにも関わらず、いざ地球を目の前にし、契約との内容を見たとき、非常に不安が忍び寄ってきて、この契約を元に戻そうとしたのです。確かにあなたの契約はとても大きなものでした。人類の意識全体に関わるものであり、あなただけの努力でできるかどうかは未知数なところがありました。しかしあなたにはとても素晴らしい仲間がたくさんいて、その仲間たちがすべて全面的に協力するという約束も交わされておりました。それまでのいろんな宇宙において体験してきたいろんな仲間たちがすべて手助けし、その力によってあなたが地球上で約束を交わせるという状態が出来上がっておりました。そして仲間たちと一緒に地球に関与し、この地球で奉仕をしようとしました。仲間たちが地球の様子をいろいろ調べて、地球の様子が分かるにつれ、自分たちの能力では難しいということがだんだん分かってきました。そのために仲間たち全員で会議を行ない、結局はその約束を反故しようと考えたのです。しかし結局は、神の絶大なる援助のもとで必ず成功するという条件が創られ、そしてそれを信じてこの地球の中に入ってきました。
あなたが今の状況において何かをする場合に、立ち止まったり、考え直したり、不安に陥ってしまったりするのも、その頃のエネルギーが影響しております。何かを行なうとき、まず一歩下がって考えてみる、立ち止まってもう一度繰り返して復習してみる、いろんな思いが起こってきます。でも結局は大丈夫だと思うと前に進み、行動に移していきます。あなたが本来の神との約束をなすためには、そういう局面になったときに、躊躇せず、迷わず、信じてどんどん先に進んでいく、どんどん行動に移していく、こういったパワーが必要になります。できるという自信、信念を持って、どんどん先へ進むようにしていってください。
Hirokoさんと神との間で交わされた契約において、あなた自身の本来のパワーはとても強く、この地球に集められたいろんな存在たちのどのものたちよりも極めて強いパワーを身に付けていました。あなたのそのパワーをいかにして地球上で活用し、この人類の進化に役立たせるか、神々の中でもいろんな議論が起こり、そして最終的にあなたにふさわしい契約が創られてきました。あなたの身に付けてきた波動をいろいろ組み合わせ、その時、その時でうまく使えるように、いろんな人に対していろんな波動が使えるように、そういう場が常に与えられ、あなたの波動をいつでもどこでもうまく適用できるように場が創られるように仕組まれていきました。
それによってあなたの持っているパワーがいつでも、どの時点でもその場においてうまく使えるように常に場を創っていく。神々がそうやっていろんな場を創るという状況を設定し、その中であなたが最大限の活動ができるように仕組まれております。いろんな現実が流れの中であなたの思いは、必ず達成できるように創られております。そしてそれによってあなたのパワーが多くの人々に広がっていきます。自分の現実、これは確実にうまくいき、本当に成功するということを信じて常に前に進むようにしていってください。
Miyukiさんと神との間で交わされた契約、この地球に来るときに、あなたはいろんな不安を持ちながら地球にやってきました。そして地球に入るときに神との間で契約を行ない、自分には到底できない役割だという風にいつも感じ、神との契約をどうしようか考えておりました。あなたなりに工夫し、できると思ってもいざ地球を目の前にすると、どうしても先に進めない状態になっておりました。神はあなたに確実にうまくいくように仲間を創り、あなたの周りに常に指導的に導いてくれる存在を用意しました。あなたはその存在を信じて、地球に入り、そして地球の中でその存在と共に物事がうまくいくように仕組まれていきました。あなたの現実の中で物事がうまくいくときと、物事がうまくいかないときがあります。うまくいくときには、その存在が主導権をとっており、宇宙の流れ、地球の流れ、神との契約においてスムーズに進むようなときにはその存在が主導権をとってエネルギーを創っていきます。しかしそれが神との契約においてうまく合致していないときには、その存在は必ずしも協力はせず、あなたの自由意志に任せて進ませることにしております。
したがって、これからの流れをみるとき、今までうまくいったことを整理してみてください。いわゆるうまくいったことをすべて思い出し、整理しておくと一つの流れが見えてきます。それはあなたのやるべき契約の方向性であり、それによってうまくいくものが見えてきます。過去にうまくいったことをよく思い出して、自分の流れをしっかりと見極め、その流れの中で神との契約を遂行するようにしてみてください。
Mikieさんと神との間で交わされた地球での契約。あなたの場合には、地球に来る前から神とのいろんな契約の中で地球を考えていました。まず神の契約の中で偉大なる星において、大いなる活躍をすることが条件にあり、それが初めからの契約の中に入っていました。そしていろんな流れから地球に辿り着き、地球がまさにその星だと分かり、そのまますぐに地球の中に入っていきました。あなたはこの地球にくるのをとても楽しみにし、地球で本来の活躍ができるのを信じていました。そして地球の中に入り、いろんな流れを見ていくたびに、それまで考えていた地球の姿とはかなり違う姿が目に映ってきました。あなたの考えていた地球ではなく、まだまだ進化が難しく、複雑な条件の人類の意識がそこにあり、自分の思い通りには中々人類が進化しない状態にありました。その中であなたは神との約束を達成すべくいろんな努力をしていきました。今いろんな人間関係を通じて学んでいること、一つひとつがそれらの鍵を握っております。
地球全体の集合意識で見たとき、中々うまく前に進んでいかない。自分はそれに対して無理矢理何とか前に進ませようとして、そこで起こる衝突的なもの、エネルギーのぶつかり合い、これがいろんな現実をゆがませていきます。集合意識の流れでみたとき、必ずしも自分の思いとは違っていても、無理矢理変えようとはせず、自然に、流れでうまく地球が変わっていくように導いていく。無理矢理自分の波動を使うのではなく、自然にうまく人類の中に溶け込ませていく。そういうやり方で集合意識のレベルで変えていくやり方が必要になります。自分の能力をうまく使いながら人類全体に影響を与えていく、そういうやり方を身に付けるようにしていってください。
Klausさんと地球の神との契約の中には、あなたの意識的な成長はとても素晴らしく、この地球においての進化にもかなり大きなものがありました。そのために本来地球に来る前に交わした契約と今の状態では、必ずしも合わないところが出てきました。そのために神との契約が後に修正されたことが何度か起こりました。これは神にとって予想していなかった事態であり、また喜びでもありました。当初の計画がそれ以上の素晴らしいものに変わっていく、持っていた契約以上の大きな働きを行なっている。こういうことによってあなたに対しての神の喜びは大きなものがあります。
これからの流れにおいて、あなた自身はさらにいろんな成長をしていくでしょう。そして本当の地球の光のために、素晴らしい地球のためにあなたのエネルギーが使われていくでしょう。これからの流れの中で、自分が考えていること、自分が信じていること、それを尊重し、本当にそれを大事にしながら、うまく現実に結び付けていくやり方を進めていってください。途中で迷ったり混乱しようとも自分が正しいと思ったことは、どんどん進めるようにしていってください。そして今までもそうやって成功を手にしてきました。これからもひるむことなく、自分の信念を貫くようにしてみてください。
Harukoさんと神との契約において、この地球において、いろんな国において、いろんな問題が起こり、その時々において想像もしなかった状況に陥ることがあります。あなたはその時々にそこに赴き、そしてエネルギーを変えていく、そんな役割を神との間に契約しました。したがって、一つの場所でずっと役割をなすというのではなく、その時々に起こっているどうしようもできない問題、解決できない問題があるときに、あなたがそこに赴いて解決していく、こういったことを繰り返す状況になっております。したがってあなたの行くところ、行くところ、それまで問題のあったところであり、それを修正していく。そうやって奉仕を行なう流れになっております。これからもその流れは同じかもしれません。ただ、あなたの成長と共にこれは変わる可能性があります。あなたが成長すると、いちいちその場所に行かなくても、その場所のエネルギーを変えることが可能になっていきます。そしてそのテクニックを身に付けていくでしょう。自分の成長をうまく使いながら、地球の場を変えていく、そのやり方をうまく身に付けるようにしていってください。
さて今、一人ひとりと神との契約の中でのお話がなされました。一人ひとり神との契約を具体的に知りたいという思いがあるようです。しかし神との契約は日本語で書かれたわけではなく、またそのような文字化されたものでもありません。あくまでも神の次元での話であり、言葉として説明できる状態ではありません。あくまでも自分の感覚的なもので理解して、それで十分です。あまり具体化させ、無理に言葉にすると真実とは違った状態になってしまいます。言葉で解釈しようとせず、言葉で限定させようとせずに、もっとエネルギー的なレベルで、本質的なレベルで理解するようにしてみてください。
今日は皆さん方が少しでも神に意識を向けることができるように、自分と神との関わりが本当にあったということを思い出させるためのお話をしていきました。でも地球に来る遥か前には、皆さん方はいろんな宇宙において、いろんな約束をし、またその前には神との約束のモトで、神から分かれてきました。ここに来るまでにいろんな約束をしてきております。それはまた、いろんな機会を通して思い出し、そして本当の自分に少しでも意識が戻るようにワークを進めてみてください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。