基本的に、エネルギーワークにおいて、正しく理解し、実感が得られるということはほとんどありません。今の皆さん方の成長のレベルにおいて、すべての現象を正しく理解している人は誰一人、おりません。仮に三次元の世界において、五感をフルに活用し、皆さん方一人ひとりがお互いに見たところで、相手のことを正しく理解している人は一人もいないのと同じです。五感の情報の整理の仕方、神経や脳の使い方、これまで培ってきた判断力や洞察力、これらすべてを考慮したとき、100%理解しているという人はあり得ないのです。そういう状態において、分からないことや見えないことに意識を向けていること自体、成長をとどめており、そういう仕方は正しい瞑想の仕方ではありません。見ようとか、感じようということに意味があるわけではなく、あくまでも自分の今のレベルから次のレベルに引き上げるためには、意識をいろいろと使っていく、ただそこだけに自分の心を向けていただきたいと思います。
Yokoさんの今日のワークにおいて、光の柱の底の方に感じた否定的なもの、そこでワークしたり、いろいろ行なったことは、あなた自身の心の底に眠っている波動を感じていただいたものです。自分の意識のなかなか届かないところ、普段感ずることのできないところのエネルギーを感じていただき、それをいかに光に変えていくのか、そこをうまく使いながら、本当の自分に目覚め、心を取り戻していく。そういうワークが行なわれていきました。でも最終的には常によい方向に向かい、本来の光に戻るという流れができあがっております。これからの一連の学びもそうであり、一時的に不快感や否定的なもの、つらいものがあったとしても、必ず光に戻って来れるように流れていきます。常にそれを理解しておくと、一つひとつの学びがよく理解でき、一喜一憂するよりも、全体的な進化の度合いで自分を理解することができるようになります。自分についての見方が段々うまくなってきており、これからもそういうやり方で学びを続けていってください。
Yasuhiroさんのワークにおいては、富士山から東北への道の流れにおいて、自分なりに感じた距離感、そこで感じたエネルギーの感触、これ一つひとつがあなたが身につけている心のエネルギーから作られたものです。自分なりにどんどん理解し、いろんなことが分かって、得意になっているようにみえても、全体からみたらホンのわずかな場合があります。でもそれでも自分自身の喜びや感激として受けたものは真実であり、それを自分の喜びとして身につけて問題はありません。神の力を使ったり、神や天使が仲間のように動いてくれた。これはあなたの成長にとてもよい情報を与えております。今まではどうしても畏れ多く感じ、自分とはひとつの境目が存在しておりました。それが少しずつ解き放たれ、本当に仲間のように使いこなせるようになってきたという意味があります。これは成長という点に関してとても大きな財産であり、ほかの多くの人にも是非とも感じていただきたい波動ともいえます。これからもマスターやいろんな天使たちを自分の仲間として、本当に同じ仲間として共にワークするという意識を持ちつづけてください。
Michikoさんのワークにおいて、自分なりに見たビジョン、あなたからは中世の騎士のように感じたという話がありました。基本的には自分の価値観の中にあるもの、あるいは自分の理解してきた学びなどが過去における経験、知識などが大きく関与しているために、今の自分の持っている整理の仕方が過去のいろんなものの組み合わせになって作られております。これは良いとか悪いとかの問題ではなく、あなたの整理の仕方、理解の仕方がそういうやり方になっていることを意味します。そしてそれは理解するにはとてもよいやり方といえます。すでに体系化されているいろんな概念を使いこなすことにより、整理し、理解することができます。しかし次の段階として、そういったことにこだわらずに、まったく新しい発想、まったく新しい考え方、これまでにはない考え方を身につけていく必要があります。そうすると、これまでいくらやってもできなかったこと、いくら願い、考え、実行してもうまくいかないことが、うまくいくようになっていきます。うまくいかないときは、基本的に今までの考え方の延長で進めようとしているために、どうしても現実に合わないことが起こるためであり、これまでの考え方ではない新しい見方、新しい発想でやるとうまくいく場合があります。そういった意味で、これまでやったことのないこと、考えたことのないやり方を工夫して、自分の人生にも生かすようにしてみてください。
Shindeさんのワークにおいて、富士山の中に入り、いろんな光の出入口のドアのようなものが閉まっているような感じがあるという話がありました。あなたの感じたビジョンは間違っておりません。ただあなたが感じたビジョンそのものはあなたの心のエネルギーから作られているために、それは富士山そのものの意味とは違って感じられております。つまりいろんなところに扉がある。光が流れていない。これはあなた自身の心のシンボルであり、人によって、分野によって、国や宗教によって、あなたが光を入れているもの、光を閉ざしているものがあるというシンボルがあります。どの人にでも公平に光を流しているかどうか、一部の人にだけ流していないかどうか、そういったことを知らせようとするシンボルとなっております。したがって閉じていた扉があるとき、それは自分はどの人に対してドアを閉めているのか、どういう分野の人に心を閉ざしているのか、それを自分で見つけていく必要があります。そしてそれを自らの力でドアを開け、光を流していく。それは三次元の実際の生活において、閉ざしていた人々に直接、話をしたり、コミュニケーションをとって光を流していくことを意味します。自分の心を光で満たすために、三次元の実際の行動で変えていく。そういうやり方を学ぶようにしてみてください。
Marikoさんのワークにおいて、光の柱が感じられたということはとても良いことです。それによって自分が本当に光の柱であり、自分の体を通して宇宙からの光が地球に流れてくる。宇宙からの光が自分を通してほかの人々に流れていく。それが本当に実感でき、自分が光を流す重要な一つの要素だということがはっきりと感じられます。自分の感じるところから一つひとつ、初めていくだけでも十分であり、そして今、自分が感じたことが自分にとっての真実の世界になります。自分が光の柱である。それを常に、いつどの時間にでも意識しておくだけで、本当に自分の体から光が流れていきます。それを常に意識しておいて、多くの人に光を流してください。
Etsukoさんのワークにおいて、地球に作られているグリッドシステムの話がありました。これも本当にある地球のグリッドシステムの波動とあなた自身の体にある波動、そして今、学びとなっているテーマの波動、これらが組み合わさってあなたに感じられてきたものです。ある意味ではあなた自身を地球とした場合に、あなた自身でつくられているグリッドシステムをあなたが自分で感じ、自分でワークをしたともいえます。自分自身に対してのグリッドシステムを変えていく。新たなる波動の世界に持っていく。今、ちょうどそのレベルにあるといえるでしょう。そしてそれに向けて、障害となっているもの、立ち塞がるもの、いろんなものに対して、決意を持って望んでいく。それに向けてのエネルギー的な調整が行なわれておりました。自分の波動をいろんな点から考えると同時に、自分の波動が本当にこの地球に影響を与えている、それを信じていろんなワークを進めていってください。
Kyokoさんのワークにおいて、左側に気になるところがあるという話がありました。自分の感じたその感覚、障害や光に関するいろんな感覚、それは本当にあなたの心の中における波動であり、あなた自身が持っている左というシンボルがとても良く現れております。あなたの心の中において、光は自分のひとつの側面でありながらも、常に何か、障害的に現れてくるもの、自分の思っているものとは別のやり方で現れてくるもの、自分の願っていること、求めているものとは違うもの、そういうものとして現象化されてきます。つまりあなたにとって右と左は単なる右と左ではなく、右がうまく行くもの、目に進み、喜びを与えるものとすれば、左は常にその障害となって現れ、自分を引っ張ったり、躓かせたりするものという感覚があります。そのために、本来、右足、左足を交互に動かすことによって進むべきものが、右足だけで進もうとして、左足が自分にとってネックのように感じている心理があります。そのへんの見方を一つ変え、右と左で一つのもの、お互いにあい補い、成長し合うもの、あるいはそれは二つで一つのものとして完成するもの、そういう意識が完全にできると、自分にとっての障害とか、苦労、足を引っ張るという現象がほとんど消えるようになっていきます。自分の心の心理と、左という波動、自分なりに成立しながら、新しい発想を身につけるようにしてみてください。
Izumiさんのワークにおいて、あなたが感じた三つの柱を使うことにより、新たなる世界、新たなる光と闇の構図、そして自分に与えられた新たなる使命、いろんなものが感じられたと思われます。そしてこれはまさしくあなたに与えられた新たなる契約でもあり、またあなた自身もそれを望んで、求めてきたものでもあります。今、地球は波動の変化において、あなたの波動をとても求めており、多くの存在たちがそれと同時にあなたに協力をすることになります。どのような困難に見えるワークでも、必ず多くの存在が手助けをして成功するように導いてくれます。あとは自分の信念、自分の思いを大切にして、前に進むように意識を持っていってください。
Isaoさんのワークにおいて、あなた自身に関しては、まず瞑想そのものに対する考え方や意識の向け方、それに望む姿勢からいろんなことを学び直す必要があります。瞑想すれば何かが身につく、能力が増す、人生が変わる。そういう期待感を持って行なっているために、結果的に少しでも期待通りに行かないと失望したり、戦意がなくなったりする傾向があります。そういった期待をしたり、効果を求めても、1回の瞑想で直接的に成果が現れるわけではありません。もっと楽に瞑想自身を楽しむ、結果がどうであろうが、瞑想がどうであろうが、瞑想そのものを楽しむという実感が得られない限り、いくら瞑想を繰り返しても何の役にも立たなくなってしまいます。結果を楽しむのではなく、瞑想そのものを楽しむ。これを早く身につけるようにしていってください。
Masakoさんのワークにおいて、ビジョンでいろんなものを感じたという話がありました。あなたにとって感じたビジョンは、あなたの心から作り出されたものであり、ある意味では期待や自分の思いが入っております。でもそれはあなたを喜びに導く波動であり、それによってあなたは心が軽やかになる、楽しくなる、それによってうまくいく波動がつくられていきます。あなたのマインドの中に、いろんな波動のエネルギーがあり、瞑想するとほとんどそこのところからいろんな波動が流れてきます。あなたにとって本当の瞑想を楽しむためには、この状況を早く突破する必要があります。このエネルギーをただ感じている段階においては、瞑想ではなく、単なる思いや雑念、いろんな自分が作り上げた世界に留まっているだけであり、スピリットとの純粋なるコミュニケーションがまだできにくい状況になっていきます。自分の作り出した思いの中に留まるのではなく、スピリットや宇宙の存在たちにコミュニケーションをとっていく。そのレベルに引き上げるためにも、自分自身のマインドのレベルをなるべくクリアに、純粋にする練習を進めていってください。
Masayukiさんのワークにおいては、自分なりに体験したこと、感じたこと、いろいろあるかもしれません。でもやはり基本はこの瞑想の場において自分が楽になり、楽しくなる。とにかくこの雰囲気を感じようとする。この気持ちがいちばん純粋なものであり、まずはそれが基本になります。ビジョンやメッセージを受け取るよりも、まずこの場にいて雰囲気そのものを楽しむ。この瞑想の場そのものを喜びの場とする。これを繰り返していくうちに、ホンの少し、何か感じられたり、メッセージを受け取ったりするようになっていきます。でもそれを期待するのではなく、ただその場にいるのを楽しんでいく。そこからスタートして問題ありません。自分の心を自由に試しながらも、自分のやり方で進めてみてください。
今日は東北ワークのフォロー、および一人ひとり自分の心を見つめるという波動の中でのワークが行なわれていきました。お互いに話を聞いたりして共通点や似たようなところがあると、お互いに興味を持ったり、同じような波動としてあい通じるものを感じるかもしれません。でも基本的には一人ひとり心の波動はかなり違っており、一見、口に出したり、絵に描いたことが似たように見えても、心の持つ波動やエネルギーはまったく違う場合があります。無理矢理言葉や絵にしたところで、それはかなり本当のものと違い、そのレベルで同じだからといって心の波動が同じとは限らないのです。したがってお互いにシェアしたときに、似ているからといって、自分と同一化したり、あるいは同じテーマとして見てしまうような見方はなるべくしないようにしておいてください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。