これまでは、多くの日本人の意識という観点から皆さん方と接し、またアドバイスを与えてきました。日本人特有の感情的な傾向や集団的な言動におけるエネルギーを理解し、その範囲内で無理がないように成長できるアドバイスを与えてきました。ここにきて私たちの世界においても今、急速に変化してきており、皆さん方との接し方も変える必要性が出てきております。
おそらくこれからは日本人特有の感情や行動形態を前提にしてアドバイスをするということはなくなっていくものと思われます。日本人の心の傾向や行動の傾向を考慮してある程度許されていた言動が、これからは許されなくなっていく可能性もあります。もう皆さん方は、日本人という一つの枠の中で、一体感や仲間、お互いに理解し合えるという場を体験し、そこでずっと留まっているという意識はもう手放していく時期がやってきました。今まではこういう習慣だったからこういう風にしようとか、普通はこうだよねとか、いつもこうという対応の仕方がもう通用しなくなっていきます。
場合によっては、西洋的な言動が必要な場合も多くなっていくでしょう。イエスかノーかはっきり表現しないとうまくいかない場合、論理的にしっかり説明しないとうまく進まない場合、テキパキした行動をとっていかないとついていけない場合、いろんな状況がこれからやってくるものと思われます。
それは皆さん方から見て、人によっては不快感を感ずる場合もあるでしょう。今までの日本的なスタイルとは違う、そんなやり方をしていてはよけいに争いが発生し、トラブルが起こる。相手の心を理解していない、皆のことを考えていない、自分のことしか考えていない。そういう風に映るケースが増えてくるものと思われます。しかしそれは、悪いことではなく、また、エゴや身勝手な言動を許しているわけではありません。むしろ、多くの日本人が今までの日本という殻の中に閉じ篭って、そこから出ようとしないこと自体が大きな問題を創り出していきます。
日本人という殻をもう捨てる時期がやってきています。日本人だから、今までこうだったから、皆そうだから、もうこういう理屈が通用しなくなっていくのです。皆さん方はそういう流れの先駆者になるでしょう。したがって皆さん方自身が、まず日本人という殻の中に閉じ篭っている他の多くの人々の前で率先して自立的な行動をとり、表現し、主張し、個性を出し、テキパキ行動するという状態を示していく必要があるのです。
多くの人が、それは日本人のやり方とは違う、それはエゴだ、そんなやり方では皆ついてこない、いろんなことを言ってくるでしょう。でも皆さん方は彼らの言うことにいちいち合わせ、妥協することは許されなくなってきます。結局、そういう屁理屈を言っているだけで、彼らは一歩も前には進みたくないのです。ただそこに留まって楽をしていたいだけなのです。何もせず、ただ与えられて楽な生き方だけを求めている人たちなのです。
今まではそれでも何とか生きることはできました。でももうそういう時代ではないのです。自分でその殻から出てきて自分で歩かねばなりません。皆さん方が率先して歩いていくのです。行動で示す必要があります。歩こうとしない者に、いかに歩くことが必要なのか、を示すのは難しいかもしれません。今までそれで何一つ不自由なく育ってきた人も多いからです。すべてが与えられ、すべてレールが敷かれ、すべて責任をとってもらっていた生き方しかしていない人も多く、その人たちに一気に社会の中に出て行動しなさいといってもやはり何もできないでしょう。
一歩、歩くたびにつまづき、倒れ、傷つき、否定されていくことの怖さばかりが体にしみこんでいきます。皆さん方はそういう人々の手を取り、足を取り、一歩一歩、歩くことを教えていくのです。無理してただ歩かせることばかりを口にするのではなく、手を取り、足を取り、何とか一歩一歩、歩めるようにしていくのです。〜しなさいと口で言うことは誰でもできます。何度でもいえます。でも、実際に歩くことを知らない人々に歩きなさいと口で言っても分からないのです。
どう歩いていくのか、どこへ向かっていくのか、本当に何も分かっていないのです。皆さん方はそういう人々の手を取り、自分の足で歩けるように導いてあげる必要があるのです。難しいやり方になるかもしれません。倒れるたびに、先生が悪い、歩き方をちゃんと教えてくれない、行く先を教えてくれてない、そういう屁理屈ばかりを言ってくるでしょう。文句ばかりを言ってくるでしょう。そして結局は、おんぶされ、だっこされ、面倒を見てもらうことばかりを求めていきます。
でも皆さん方は、彼らをおんぶしたりだっこしたりすることは許されません。その人が自分の足で、自分で歩かない限り意味はないのです。理論ではなく体でその人が自分で歩けるようになるまで導くしかないのです。普通のライトワーカーは口で言うでしょう。歩きなさい、ここへ来なさい。でもそれは誰でもできます。皆さん方は口で言うのではなく、本当に手を取り、足を取り、一歩一歩導いてあげるのです。
何度も何度も繰り返しいろんな人と接することによって皆さん方はその本当の意味が分かってきます。皆の進んだ一歩が自分の進んだ一歩であるということ。自分が前に行くためには彼らはを前に運ぶ必要があるということ、本当の意味が分かってくるでしょう。ただ口で歩きなさいというだけで、実際に手を出さないもの、体を動かさないものは、その人自身も何も進んでいないのです。口で歩きなさいという人よりは、本当に手足を取って、教える方がはるかに難しく、また価値があり、〜それではじめて自分が一歩進むということが分かってくるのです。
これから皆さん方のところには、そういう人々がやってくるでしょう。でも皆さん方は決して負けることなく、彼らを導き、接していただきたいのです。日本人という殻の中に閉じ篭っている人々をその殻から出していくやり方なのです。彼らはそれ以外に殻から出てくることができなくなっているのです。いくら殻が崩壊し、自分の居場所が危機的な状態に陥っても、彼らは何をどうして良いのか分からないのです。歩くということすらも分からないのです。それほどまでに日本人という殻の中で育ってきたものたちは、足が萎えてしまい、方向も分からず、歩くという意味すらも分からなくなっているのです。
今、すべてをあきらかにし、手を取り、足を取り、導く時期に入っているのです。1から始めねばならないからです。父親や母親に対して、こういう言動をとるのが難しいという人もいるでしょう。兄弟に対してそういう言動をとるのが難しいというでしょう。だからといってそのままにしておいて、彼らは自分の力で殻を破って出てくることができるでしょうか。
今までのままでうまくいっているものほど殻から出ようとはしません。高い地位を手にしているものほど、殻の中ですべてを完成させようとします。でも殻の中には答えはなく、ゴールはなく、まだ自分の創った喜びもありません。自分の力で歩き、そして人々と接することによって初めて本来のものに出会っていくのです。
今年、一人ひとりまたこれまでとは違う展開がやってくるでしょう。今までは分からないとき、宇宙にアドバスを求め、自分のやり方あるいは癒しのエネルギーを流してもらい、それなりに自分を保つことができました。いざ人々の手を取り、足を取るという流れに入ると、もう自分のことよりもほかの人の手を取るだけで混乱が起こり、迷いが起こり、自分を見失ったりするかもしれません。
皆さんは、そこで決して自分を見失ったり、混乱したりしないでいただきたいのです。実は基本は同じであり、やはりその場になっても常に自分の中の光を信じ、自分の中の光にアドバイスを求め、癒しのエネルギーを流してもらい、また自分を通して目の前の人を癒していく、この原則は同じになります。決して見失わないように自分のこれまで培っていたやり方でうまくできることを信じてください。
皆さん方にとっての大きなテーマがそこにあります。何かテーマがやってきて、これまで接したことのない人がいろんなことを言ってきたとき、どう答えて良いのか分からない、どう接して良いのか分からない、そうやって混乱の中に入っていきます。でも基本は同じです。しっかりと自分を保ち、心の中の光を信じ、心の中の光からアドバイスを感ずる。初めてのケースにおける光との繋がり、光を通してアドバイスを導く、常にこれを現実化できるようにしておいてください。
混乱の人に出会っても、どのような状況に会おうとも、まず自分を見失うことなく、自分の光を信じ、そしてその光を通じてその人に一番最適なアドバイスを与えることができる。このやり方が本当に出来上がったら、この段階が終了となり、また次の段階に進むでしょう。今年は皆さん方の能力を引き出そうとしている一人ひとりに対しての的確な接し方、対応の仕方をまず身に付け、常ににいつでもどこでもどんな人でもできるように学びを進めていってください。
これからいろんな展開、いろんな動きが現れてくるでしょう。でもそのそれぞれの状況に対してどう対応し、どううまく乗り切るかはまず皆さん方にアドバイスや情報が流されていきます。したがって皆さん方はその情報を的確に必要な人に伝え、流していく必要があります。もし皆さん方がそれをせず、自分だけのものにしておくと他の人には届かなくなるのです。
これからは自分が必要だと思った情報、多くの人に大切だと思った情報を率先して伝えていくということが必要になっていきます。もし皆さん方が何もしなければ、その情報を必要としている何万人、何十万人という人に届かなくなる可能性があるのです。光にに近い立場であるということの責任がどれだけ大きいのか、自分が光を止めることにより、光を受け取れないものがどれだけいるのか、それを感じていただく必要があるのです。
皆さん方は十分に光の仲間になっており、またそれだけの器を備えております。決して自分の価値を否定せず、他の迷っている多くの人々に的確に光を流せるようにしていってください。
光のマスターの仲間から皆さん方にアドバイスがあります。(録音機の不備により、あちこち抜けているところがあります。ご了承を)
マスターカンインとして、Kenjiさんにお話します。これまで、光と光でないものにおける葛藤や悩み、また、克服というテーマの中でよく学んでこられました。今まで学んできた成果を少しずつ行動を通して世の中に広げていく時期がやってきます。あなたと〜に〜にしたものがたくさんおります。〜か分からず、ただやみくもに行動してしまう、??(録音不備)
ジャーメインとして、Sachikoさんにお話します。いろんな光のマスターがあなたに関与し、あなたの体を通して彼らが是非ともやりたいことを毎日行なっております。あなたにとっては意味の分からないことがあるでしょう。でも一つひとつが地球にとってとても大切な意味を持っております。〜これからの働きにおいてもまずは自分の感性を信じ、自分の能力をうまく発揮できるような流れで行動をとっていってください。あなたがそれを繰り返すことにより、ある段階に達するとマスターのレベルが大きく変化します。それによってあなたと関係するマスターが急速に変化し、そしてあなたにとても意味のあるマスターがやってくることになります。今はその大いなるマスターが降りられるための準備をするためにいろんなマスターたちがあなたを介して仕組みを創っております。〜自分の直感を信じてそして一つひとつ細かに的確に行なうようにしていってください。
スターマスターとして、Yukikoさんにお話します。地球人の意識の波動を調整、宇宙との関係を重視しながら地球の波動と関係を保っております。私たちの世界においては、地球の進化のためにある重要な仕組みが含まれ、それがこれからの地球のためにとても大切な影響を与えることを理解しております。この特殊な仕組みがこの地球上でいつどのように動き出し、またこの地球の人々との繋がりが進んでいくのか、今そこにとても大きなテーマが入ってきております。Yukikoさんはそこでのある一つの鍵を手にしており、あなたの体を通して理解できる地球人の意識レベルがある一定レベルに達した時にそのキーを使うことになっております。あなたの体を通して多くの人々の意識レベルが常に測定され、そしてその鍵を使うのにふさわしい時期になってきたかどうかいつもそれが計測されております。あなた自身の言動は他の多くの人々の意識レベルを調べるためにわざといろんな言動をとらせる場合があります。それはあなたの人間的なエネルギーではなく、他の人々の意識レベルを調べるためにわざと流されたエネルギーであり、あなたのせいではありません。まず自分を許し、あなたはただ単純に他の地球人の意識レベルを計測するための一つの鍵を握っている、それだけを理解して今後の人間関係を進めていってください。
古来の日本における神の一人としてMasahiroさんにアドバイスをします。日本の地、あなたにいろんなメッセージを与えてきました。この土地には秘密が隠され、また希望も隠されております。封印を解く、浄化する、癒す、いろんなやり方で地球と接してきました。これからは地球に隠されている喜びや希望、楽しさを見つけ出すという思いでいろんな土地と接し、繋がりを創ってみてください。多くのライトワーカーは、浄化、癒しという観点にばかり意識が向き、どうしても考え方が否定的な発想になっています。儀式一つやることで喜びが十倍になり、楽しさが百倍みつかる、こういう発想を持って儀式する人がほとんどいません。浄化や封印を解くという意識だけではなく、そこでまだ眠っている喜びや希望の光、楽しさ、そういったものを次々と見つけ出し、開花させ、そしてこれを食べる、食べさせるという段階まで引き上げていってください。
天之御中主神、Keikoに一言。光の仲間は、妥協はしない。自らをごまかし、うやむやにすることはしない。光あるものは光たる信念を持て。他人に光の言葉を説く前に自ら光たれ。決して否定の言葉を出すな。いかなる否定の言葉も光を封印していく。自らが光たるためには自らも一切否定してはならぬ。自ら輝け、自ら光たれ。
マリアのエネルギー体としてYoshieさんにお話をします。あなたの心は澄んでおり美しいにも関わらず、常に自分に自信がなく、人から避けよう避けようとしている。あなたの思いの中に人から避けたいエネルギーがあったでしょう。でも、そういう思いは本当に必要ありません。もっと自分の光に自信を持ってください。あなたも立派なライトワーカーとして光の仲間として宇宙ではとても素晴らしい働きをしているのです。知識や超能力的なことがすべてではありません。他の人に比べ自分は何もできないとか、分からないとかいうことには本質的な意味は何もありません。もっと自分に自信を持ってもっともっと明るさを出して頑張っていってください。
キリスト意識の波動からYasuhiroさんにお話をいたします。救済は、迷っているものへの救済ではなく、自らの神を求め、自らの神を信ずるものに対する救済である。ただ迷っているから、分からないから、エゴの気持ちを持っているものに対しては、キリスト意識の救済はやってこない。自らが自らであるために自らの神と繋がりたい、自分の神と繋がらなければ自分ではありえない、本当にそういう強い思いがやってきて、自分が自分であるために、自分でなければならないと思ったとき、キリスト意識は救済にくるだろう。
自分が何であるのか、もっともっと自分の核のところを見つめ、見つけ、自分のものにして、そして光の中で成長され、学ばれ、意識が拡大してきました。あなたの成長は私たちにとっても喜びであり、地球にとっても大きな可能性がみえております。あなたがこれから本当に活動し、多くの人々にいろんな働きかけをする段階に入っていくでしょう。これまで自分が学んできたこと、理解してきたことをうまく自分なりに整理し、決して押し付けとならないような説明の仕方、対応の仕方を考えてみてください。
ラファエルとしてMinoruさんにお話します。他人に話すとき、理屈っぽく話してしまうと相手も同じように理屈で反論してくるケースがあります。理屈ではなく、心から、態度から相手に伝わるやり方、理論よりも心から伝わるやり方が必要になってきます。おそらく今年はそれを学ぶ時期になっていくでしょう。理屈は自分の理解のためだけにしておき、それをいかに使わずに相手に導きを与えることができるか。こういったことを今年のテーマにしていってください。
皆さん方には多くの光のマスターが関与し、いろんなアドバイスを与えております。今のアドバイスに限らず自分の力で、自分の手でさらに必要なものを適宜受け取り、学びに生かすようにしてみてください。それでは少し休憩をとります。ありがとうございました。
そういった体験をしないでただ成長したい、ただ光になりたいと願っている人は、実際には日本人という殻の中でただ黙っている人々と意識的には変わらないのです。結局面倒臭いこと、難しいこと、嫌なことはしないでただ楽をしたい、ただうまくやって欲しい、そういう意識であるために、結果的に何も成長しない状態になってしまうのです。
したがって、光の流れに沿った活動をする場合には、嫌なこと、面倒臭いこと、難しいこと、それらをあえて否定したり、拒否したり、無視したりするのではなく、それらも自分にとって必要な一つの場であり、それによって強くなり、賢くなっていく、そしてより強い光の元に近づき、より多くの光を自分の体を通して流せるようになる。自分が多くの光を流せるようになればそれだけ他の多くの人に光を流すことができるようになり、自分が喜びを発した分だけ多くの人が喜びの光を感ずることができるのです。
皆さん方の体を通して地球の創造が始まっていきます。新しい社会の創造が皆さん方の光を通して始まっていくのです。そして今、現実に進んでおり、皆さん方はその立派な一員になっているのです。難しい状況のとき、それらを他の人に回して、言いやすい人にだけ話すとか、説得できる人だけを相手にするというやり方ではなく、どんな人がやってきても自分の光を信じ、冷静に確実に自分の光と繋がれば、必ず目の前の人に必要なアドバイスが自然に口から出てくる、ただそれだけを信じてどの人がやってきても同じように対等に接することができるようにしていってください。
皆さん方が、対応の仕方を完全にマスターし、どのような人がやってきても常に同じように自分を見失わないで行動していったとき、次は皆さん方をモデルにしてまた別の人たちが同じような行動をとるようになっていきます。そして皆さん方のやり方が自然に広がっていくのです。そして自分のとった行動が次々といろんな人に広がっていくのです。こうやって光が広がっていきます。皆さん方が光を流していくということをしっかりと理解しておいてください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。