地球に関して創られている計画があり、その計画に沿って光のマスターたちが皆さん方を適宜導き、情報を与え、そして共に学びを続けてきました。皆さん方との繋がりが強くなるに従い、私たちの計画も頻繁に変更を行なってきました。皆さん方の成長に応じて計画は変化していきます。一人ひとりが成長するとそれまで不可能と思われたことが可能になったり、五年、十年かかると思われていたことが、数ヶ月で可能になったりしたために、その都度計画が修正され、これまで考えたことがないような状況を設定することも可能になってきております。
光のハイアラーキーは、長い間地球人類を見ながら、皆さん方の意識の成長をうかがってきました。今、皆さん方と光のハイアラーキーたちとの繋がりが変化しはじめており、いよいよ新たなる時代に向けての根本的なレベルでの修正が必要になってきております。今、皆さん方の国において政治的な根本の仕組みや企業における根本の仕組みが通用しなくなり、新たなる構造が必要になってきております。それらは私たちの世界も同様であり、今まで人間と接してきた組織的な行動形態がもう皆さん方の意識には合わなくなってきており、光の存在たちとの構造的な仕組みが新たなるものへと変化する必要が出てきております。
光のハイアラーキーとして、長い間人類を見守り、仕組みを創り、アドバイスを与えたりしてきました。しかし、これからは皆さん方が光の存在の中心人物となって動く時代に入っていきます。私たちが創った計画に合わせて動いたり、私たちの指示で動くのではなく、皆さん方一人ひとりが自分の意志で、自分の計画で歩んでいく時期に入っていきます。皆さん方が光のハイアラーキーと繋がり、ブラザーフッドと繋がっているということは、もう自分が光のマスターと同じ意識レベルであり、自分で行動するということを意味しているのです。
皆さん方が自分で行動していく。今、社会においていろんな問題が起こり、これからの流れが不透明な状態になっております。その時、皆さん方の多くの人が、神はどううまくやってくれるのか、天使やマスターにお願いしたらどうやってくれるか、ほとんどの人がそう考えております。マスターや天使たちがうまく切り抜けてくれる、お願いすればやってくれる、こういう意識そのものがこういう混乱の世の中を創りだしているのです。私たちは、むしろ私たちの存在を理解できず、まったく分かっていない人が困っているときに手助けをしてあげたり、頼みごとを聞いてあげたりすることがたくさんあります。しかし皆さん方はもう光の仲間と繋がりを持っており、光として自覚をして生きている人間であり、イニシエーションを受けた仲間なのです。その皆さん方が光のマスターや天使にお願いをするという状況は、もう許されないのです。
皆さん方自身が光の存在として自分の力を信じて活動する必要があるのです。自分は何ができるのか。私はまだ何もできない、分かっていない。ほとんどの人がそう言うでしょう。では分かっていたらうまくできるのでしょうか。能力があれば世の中をうまく変えられるのでしょうか。屁理屈にしかならないのです。そういう人はいくら能力を身に付け、いくら知識を得ても同じことを言い続けるのです。まだ私は力がありません。まだ私は何も分かっていません。結局は行動しないのです。行動したくない口実に使っているだけです。少なくともイニシエーションを受けたものは、もう自分から動かねばなりません。
確かに儀式で天使やマスターを呼び、手伝ってもらうというやり方もあるでしょう。ただそれは意識レベルがまだ今のように進化していなかった頃の儀式のやり方と覚えておいてください。もう皆さん方は十分に意識的に進化し、自分で行動できるのです。自分に備わっている光の能力を信ずることです。
相変わらず幼児虐待や不幸な出来事が毎日のように起こっております。天使にお願いして社会を良くしてもらう、マスターにお願いして社会を良くしてもらう。皆さん方は、お願いをするためにイニシエーションを受けたのでしょうか。頼むために肉体を選んだのでしょうか。天使やマスターに頼むという時代はもう終わったのです。自分が動かねばなりません。自分がマスターであり、自分が天使になっているのです。
今、いろんな仕組みが変化し、波動が変わり、一人ひとりの生き方も変わってきております。皆さん方は、神であり、自分が自分の現実をすべて自分で創っている。そう理解している人が、何故いざ現実の問題になるとマスターや天使にお願いをするのでしょう。皆さん方が神である限り、天使もマスターも皆さん方が自分で創り出し、使いこなし、自分ですべてを創り直すことができるのです。
皆さん方が自分で何かをしたいと思ったとき、多くの光のマスターたちはその意志を感じ、皆さん方の持てる能力の範囲内で最大限の援助をしていきます。しかし、やってくださいというお願いだけをして自分はただそのままそれで良いことをしたかのように思って何もしないでいると、私たちはほとんど良い働きはできなくなってしまうのです。皆さん方が意識的に何かをしようと動いている間、私たちは一緒になって働くことができるのです。皆さん方が活動をやめたとき、私たちも活動をやめてしまうのです。したがってお願いをして終わるのではなく、皆さん方自身が常にできる最大限のことをする、その間、私たちも一緒になって最大限の奉仕をすることができるのです。
神や天使やマスターを呼んで手伝ってもらう、これは宗教の世界の概念が創り出したまったくのウソの接し方であり、本当の光の仲間はそんな接し方を望んではおりません。仮に皆さん方が天使や光のマスターであった時、人間がいろんなエゴに満ちたお願いを持ってきて、お願いだけ言って、後は好き勝手なことをやっている時、皆さん方はどの程度その願い事を実現させようとしますか?
昔はそれでも神や天使の存在を示すために、わざわざその願いことを聞いたこともありました。神を信ずる気持ちが失われないように人間本位の願いことを聞いたこともありました。しかし今はもうそういう時代ではないのです。ましてやイニシエーションを受けたという人間の思い一つひとつは私たちにそのまま繋がっており、あえて願い事を叶えているのではなく、いかに毎日、人のために自分の体を使っていくか。自分の人生をいかに人々のために費やすか。そこにとても大きな意味が入ってきます。
まだイニシエーションを受けていない人や宗教的な波動を持っている人には、お願いを受けたときにそれを叶えさせたり、協力してあげることはあるでしょう。でもそれはあくまでもそういう意識レベルでの状態だからそうしているだけであり、いつまでもどれだけ成長しようとも、常に願い事を聞いてあげるという意味ではないのです。もう皆さん方は神に繋がっており、神として行動しているレベルであり、天使やマスターにお願いするというレベルではありません。
皆さん方が自分からいろいろ動き出し、自然に天使やマスターと一緒になって活動しているとき、あえて呼ばれなくても無数の天使やマスターが手伝いにいっております。そして一緒に分かち合い、一人ひとりの能力が最大限に発揮できるようにいろんな場を創っていきます。
確かに皆さん方がこれまで学んできたやり方とは違うかもしれません。まずはじめに浄化し、神に繋がり、光を呼んで、天使を呼んで、そして自分をしっかりプロテクトして儀式を行なう、そう教わってきました。私たちもそれを否定することはできません。そういうやり方をすれば確実に光がやってきて、確実に良い仕事はできるでしょう。でもこれはまだ意識レベルが皆さんのレベルになかったものたちのやり方であり、もう神に繋がっている人のやるやり方ではありません。
神に繋がっている人と繋がっていない人、どこでどう切り分けるか。それは皆さん方には分からないでしょう。少なくともリチュアルマスターだのガイドだの高いレベルのイニシエーションを受けている人はもう自分が率先して動くべきであり、自分は光の存在として活動する必要があります。そこにおいてはあえて呼ばなくても、神や天使やマスターは常に身近に待機しており、皆さん方がああしたい、こうしたいという愛の波動を出すたびに彼らは動いていきます。あえてお願いしなくとも奉仕したいという思いからの行動のすべてに光の仲間たちは関与していきます。
お願いをするというやり方があまりにも浸透しすぎてしまい、自分のエネルギーを使う、自分で行動するという意志が弱くなっております。そのうちに自分は何もしなくても、たぶん天使がやってくれているだろう、たぶんマスターが何とかしてくれているだろう、そう思ってほとんど何もしていない人がいます。すべて神や天使やマスターに任せ、自分はただお願いするだけ、人によってはお願いしたつもりになっていて、真剣なお願いすらもしていない人がいます。
さすがにそういう人の手助けまではしてはおりません。もうそれ自体が私たちとは違う波動だから私たちとは繋がっていないのです。どこかで、いい加減で良い、ただこうやっておけば良い、そういう気持ちがあり、その波動は私たちとは繋がっていないのです。そしてそれこそが皆さん方の別の心から動いていく波動であり、私たちとは別のものがそこに介入し出していきます。そしてそういう人たちは常に正面から私たちとつきあうことはせずに、常に別のやり方、簡単なやり方、手っ取り早いやり方、合理的なやり方という理屈で別のものたちのエネルギーの中に引き込まれていきます。
リチュアルマスターといっても多くの人がそういう波動に繋がっており、私たちに真剣に目を向けているものは必ずしもすべてではありません。楽なやり方、手っ取り早いやり方、お願いだけしておくやり方、そういう意識だけで儀式を行なっているのです。皆さん方は奉仕をするということを真剣に考える必要があります。お願いをするということと奉仕をすることはまったく別です。お願いをしているだけで奉仕をしていない人がたくさんおります。
ただ神やマスターに頼んでおいて、それでリチュアルマスターの仕事を終えたかのように思っている人がおります。それはリチュアルマスターのやる仕事ではありません。いかに自分が行動を移していくか、いかに自分の体を使っていくか、ここに本質的なテーマがあります。
時間がない、よく分からない、これはまったく意味がありません。一日、朝起きてから眠るまで起きている時間すべて私たちと繋がっているのです。その中で人のために奉仕したい、何かしてあげたい、手伝ってあげたいと思ったとき、そのときそのとき、私たちも一緒になって活動しております。時間がないという言葉はまったく成立しません。どんな時でも、ああ何か光をあの人に与えて欲しい。ああ困っている子供がいる、何とか楽になって欲しい。貧困にあえいでいる人がいる、何とかお金が入るようになって欲しい。いろんな思いがあるでしょう。そして自分はそこで何ができるのか。
確かに祈りという方法で神に光をお願いすることはできます。神はその人に光を与えるでしょう。でもそれだけではその人に物質的な現象は変わりません。物質的に現象化するためには肉体的な行動が必要なのです。その人に何か与えて欲しい、そうお祈りするよりも自分が何かを与えることなのです。自分が直接行動に移すことが一番の奉仕なのです。では知らない人、見知らぬ人に何ができるか。ほとんどやらないうちから考えている人が大部分です。受け取ってくれるかどうかを考えるのではなく、必要だと思うことをただやる、自分が本当に必要だと思ったらまずやることです。
受け取ってくれるかどうか、受け取ってくれなかったらどうしよう、こういう考え自体がまったく光とは別の考えなのです。自分の奉仕を常にためらったり、はずかしい、やったことがない、こういったことはすべて光とは違う波動から向かわされます。まず今、自分が何ができるのか、どうしたいか、それを本当に真剣に考え、そして行動に移していく。今はそういう時期なのです。自分は何ができるのか。
こういうところで勉強しているときは自分は神であり、愛と慈悲に満たされ、喜びの中にある。でも一歩ここから外に出ると普通に戻ってしまうのです。そして現実的な問題に捕らわれたり、家族や友人とのテーマの中でどううまく生きたら良いのか、どう接したら良いのかを考えてしまうのです。それは結局、頭での学びのためにここに来ているだけであり、現実生活まで使うというレベルにまでなっていないのです。
ここ以外の空間においてもいかに今の愛や慈悲を維持し、行動に移していくか。そのために自分はどういう行動の仕方があるのか。それを考えていく必要があります。光の仲間たちは皆さん方一人ひとりにアドバイスを与え、エネルギーを与え、愛を分かち合ってきました。これからも多くの仲間たちが常に皆さん方と一緒に行動をとっていくでしょう。でもどうしてもここにいる時の波動と、ここから離れた時の波動の差があまりにも大きく、彼らのやりたいことがまだかなり制限を受けているのです。
家族や兄弟を目の前にしたり、友人、知人の目の前にいくとどうしても話を彼らに合わせてしまう。彼らの空気の中で生きてしまう。自分の持っている神としての生き方、自分は神という波動、これをいつでもどの空間でも維持し、それで行動していく。これをまずやってみてください。やる前から不安や恐れを持つのではなく、どんどんやってみることです。思っている以上に事態はうまく進むことがあります。そしてそういうときに改めて天使やマスターにお礼を述べることが必要です。お願いするよりも、お願いしてくれて結果を見て感謝をする。こういうやり方のほうが繋がりがもっともっと強くなっていくでしょう。
そしてそのうち本当に天使やマスターが友達のように、仲間のように感じられてきます。お願いしている段階ではまだ神のように扱ってしまい、自分は力がない、能力がない、そういう状態を続けてしまうのです。皆さん方はもうできるのです。皆さん方が中心になって行動をとることができるのです。自分の行動を信じて、周りの仲間たちも信じて、率先して行動するようにしていってください。
私たちはブラザーフッドの仲間としてお話をいたします。今、話されていることは、人によってはかなり難しいとか、まだできないという印象を持つかもしれません。でもそういう意識を持っているといつまでたっても変わらず、皆さん方のやり方が変わらないと世の中の仕組みも変わりません。世の中の仕組みを変えたければ皆さん方自身が変わる必要があります。そして今、社会は変革を求めております。政治にしても経済にしてももう行き詰まっており、変革が必要なのです。でもどういう姿が良いのか、どう変えたら良いのか、誰も分からず迷っています。皆さん方が行動するのを待っているからです。変える方法はただ一つ。皆さん方が自ら行動することです。
自分が自分の意識改革を行ない、今までの自分とは違う行動をとっていったときに、政治や経済のシステムが新しく動き出すでしょう。まず自分からどんどん変えてみる、自分からやってみる、これを本当に実践するようにしていってください。それでは皆さんで少し考えてみてください。休憩をとります。ありがとうございました。
愛のエネルギーを出した人は、単にエネルギーを感ずるだけで満足をしておいてください。エネルギーだけ出して三次元的な物理的なアクションを期待するのは、もうまったく違う状況を創りだしてしまいます。三次元的なアクションを期待するのであれば、自分が三次元的な行動をとる必要があります。自分が三次元的な愛のある行動をとって相手もそれを感じて愛に満ちた行動をとっていく、こういう関係が成り立ちます。しかし今の多くの人は、単にエネルギーを流すだけで三次元的な物質を手に入れようとしております。これはまったく成り立ちません。この辺の関係を理解しておく必要があります。
私たちの観点から見てアドバイスをしてみます。
Michikoさんの今の意識レベルと奉仕のエネルギーを見たとき、あなたの意識の中に漠然とした奉仕の思いがあり、この奉仕を何とかして自分のものにしたいという意志があります。この奉仕がなかなか具体的な行動に結びつかず、具体的な現象として目に見えないのは、その奉仕を行なう意志のところがまだ噛み合っておらず、自分がどういう奉仕を人になそうとしているのか。自分は社会や地球のためにどういう奉仕を行おうとしているのか。そこがまだ確実に出来上がっていない状況になります。漠然とただ奉仕をしたい、役に立ちたいという思いがあるだけであり、こういうことをしたい、こうやって幸せになって欲しい、地球が喜んで欲しいという具体的なものが出来上がっておりません。この具体的なものが見えてこない限りはいくら奉仕をしたい、喜んでもらいたいと思っても現象としては創られない状態になります。奉仕をしたいという気持ちではなく、何をしたいのか、どういうことをすることによってその人が喜びに繋がるのか、まずはそれを考える必要があります。
Niwaさんの意識レベルと奉仕のエネルギーは、光の仲間たちの思いがあなたの意識を通じて、奉仕の波動を創りだしていきます。あなたの意識の中にまだ自分がどういう役割を持ち、何に適しているのかが掴めていない状態にあるために光の仲間たちの奉仕のエネルギーがそのまま意識には繋がってこない段階にあります。まずは自分が光であり、光の仲間の波動をしっかり受け入れているということを自覚し、そして自分の行動に自信を持っていく必要があります。それによって行動一つひとつに光が入り、愛が入り、奉仕のエネルギーが流れることになります。
Izumiさんの意識と奉仕の波動を見たとき、あなたの今の意識は、まさしくガイドにふさわしい波動になっております。しかし、ガイドの波動になると奉仕は肉体人間のレベルではかなり高い波動の奉仕が要求されるために、その分あなたの周りには、高い奉仕を要求するものたちが現れることになります。あなたと接する人々はあなたからの高い奉仕のエネルギーを受け取る必要があり、あなたはその人々に対して純粋なる奉仕をなしていく必要があります。純粋なる奉仕というのがどういう奉仕なのか。おそらくこれがテーマになってくるでしょう。ただ可哀想だから、ただその人の苦しみをとってあげたいから、これは純粋な奉仕のように思われがちですが、必ずしも純粋な奉仕ではない場合があります。特に可哀想だからとかいう発想は奉仕にはなりません。その人が魂の創り出した体験を演じており、自分の力で克服する必要がある場合には、一切介入しない心を持つ必要があるからです。その人一人ひとりがどういう経験をして、今、何をテーマにして学んでいるのか。そのテーマの中で自分はどういう奉仕ができるのか。それをいつも考えておく必要があるのです。ただ困っているから助けるというのはガイドの奉仕ではなくなっているのです。自分のレベルに見合う奉仕を見つけ、最大限の奉仕を純粋なレベルで行なえるようにしていってください。
Yasuhiroさんの意識と奉仕の波動を見たとき、あなたの意識レベルの中に奉仕に対して迷いがあり、混乱があり、また一つふん切れない波動があります。自分はどこかのレベルで役に立ちたい、奉仕をしたいという強い思いがあると同時に、これが奉仕なのかどうか、自分はそれをする能力があるかどうか、いろんな迷いが常に入り込んでいきます。あなたの奉仕は常にその葛藤の中で創られているために、純粋な奉仕になりきらず、どこかに迷いが入り、それが相手に不安や恐れを与えていきます。結局あなたからの奉仕を受けた人は常に何らかの不安や恐れを感ずることになってしまうのです。それはその奉仕自体が間違っているとか、あるいは奉仕でないとかの意味ではなく、あなたが純粋に奉仕と信じ込んでいないこと、本当の愛の気持ちから起こっていないことから創り出されてしまうのです。奉仕をなすとき完全に愛だけで行なう。不安や迷いを一切入れない、本当にその人が必要だから行なう、完全にその純粋な心で奉仕を行なう必要があるのです。これからは人に何かをなすとき、何らかのエネルギー的な作業をするときは、完全にそれを信じ、自分の存在も愛と光の存在であると確信を持って行動をとるようにしていってください。
Minoruさんの意識と奉仕の波動を見たとき、一人ひとりいろんな波動があり、必要とされている奉仕もすべて違います。多くの人に同じような行動をとり、多くの人がこの奉仕で満足してもらうという状況を設定したのであれば、それはほとんど相手に通用しません。一つの奉仕で多くの人が満足するという時代はもう過ぎ去っているのです。ある奉仕が他の人には迷惑になります。ある奉仕が他の人にはかえって怒りを与えるかもしれません。その人が何を求めているのか、その人にとっての奉仕は何であるのか、それを個別に見ていく必要があるのです。その中で自分がその人にできること、自分ができる奉仕、それを一つひとつ理解し、そしてその人に対して自分の力をフルに使い、最大限の奉仕を行なう。そういうやり方で一つひとつ奉仕を身につけていってください。
Sachikoさんの意識と奉仕の波動を見たとき、あなたの意識から創り出される愛は、相手にとても強く鋭く入る傾向があります。それはその人に成長を与え、気付きを与えるパワーを持っております。そしてあなたの言葉や行動は的確にその人の意識に働きかけていきます。したがってあなたの何気ないごく普通の奉仕が、その人にとってはとても大きな気付きを与えたり、大きな反省を生み出したりします。これはあなた自身が持っている特殊な能力の一つでもあり、まさにその人の必要なところに必要なものが入っていくという波動があります。あなたにとっての奉仕は必要な時に、必要なエネルギーをその人に入れていく、与えていくという奉仕になります。したがってあとはそれをいかに相手が受け取りやすい状況で場を創っていくか。その人が本当に必要な時に、その人が受け取れるようなエネルギーで、その人が自分で理解できるエネルギーで、あなたが入れていくか。それを学んでいく必要があります。自分のやり方でどんどん入れるのではなく、相手が受け取れるように、相手が理解できるように、相手が気付くようなやり方で入れていく。これを学んでいく必要があります。したがって表現の仕方や行動、場所、時間、いろんなものを考えて一番ふさわしい場において表現をとったときに、相手が素直にそれを受け入れ、いろんな成長をすることができるでしょう。これからはそういう的をえた中身だけではなく、その周りの状況設定や場的なもの、そういったものも学ぶようにしてみてください。
先ほど、リチュアルマスターに関しての話もありました。私たちはリチュアルマスターの存在そのものを否定しているわけではありません。また彼らが行なっている学びやアサイメントを否定しているわけでもありません。それはそれでとても大切なものであり、皆さん方の意識的な成長や、自分が神になるためのツールとして大切なものがたくさん隠されております。あくまでもそれらのツールをいかに必要な時に使いこなすのか、完全に自分のものとして自分のために人々のためにいかにうまく使い分けていくか、そういった学びは適宜続けるようにしていってください。
皆さん方がそうやっていろんなツールを自由に使いこなしながら、また肉体的な言動を通して、うまく人々に愛と光を入れていく。そして最終的には地球自身の成長のために自分の体を使っていく、そういった意識でこれからの学びも続けるようにしていってください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。