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2001/8/20■月曜交流会から

光の仲間はただ光を流すこと

@闇の役割は光を留めること

私たちはハイアラーキの仲間としてお話をいたします。今日は皆さん方で光と闇についての議論がなされ、お互いにいろんな学びをしておりました。何故、闇という存在が必要なのか。何故一人ひとりが闇と格闘せねばならないのか、いろんな疑問があるものと思われます。私たちはここでそれを言うことはできません。何故ならば、それ自体が皆さん方のテーマであり、皆さん方が自分で答えを見出す必要があるからです。ここで仮に言ったとしても必ずしも皆さん方の心には響かないでしょう。まだ闇を実感していなかったり、直面していないものは、いくらここで闇の存在や闇について論じたところで響くものはありません。

自分が本当に落とし穴に落ちたり、大金をなくしたり、信用を次々と失った時に初めて闇の巧妙さに気付き、自分の愚かさに意識が向き、自分の力で自分をしっかり導こうという意識が目覚めてきます。そういう状況に陥っていないものにいくら闇について言葉を尽くしても何も心には入っていきません。

ただ、ここにいるものの多くは多かれ少なかれ、自分の光を求め、光の世界を信じ、光に成るべく経験を重ねております。そしてそれぞれの光の量に応じて、それを阻止する働きが行なわれていきます。

何故わざわざ光が成長するたびに光でないものも呼ばれてくるのか。皆さん方が光を身につけ、光と共に歩むということは、その光を、まだ光を身に付けていないものや、光を手にしていないものに流したり、与えていく役割があります。皆さん方自身は光を身につければ身につけるほど、その光を他のものに流していく役割が与えられていきます。光を与えようとせずに自分でとどめてしまう。自分のものだけにする。これは光の仲間とは言えません。光の仲間は光を他のものに流すものたちを言うのです。したがって光を身につけ、成長しようとしているものは光をとどめることは許されません。

光をとどめようとする働きは闇の働きになります。闇と呼ばれている存在は、何も皆さん方の光を奪おうとか、光をなくそうと考えているのではありません。単純に皆さん方の光が他のところに流れないようにしておく、皆さん方でとどめてしまおうとする、単純にこれだけの働きです。自分は十分に光をもらっているから、これで良い。自分は光をいっぱい欲しい。こうやって自分だけ光をもらい、他の人にいっさい光を流していなければ、闇の仲間と同じです。光の仲間とは言えません。

光があるかないかだけで、論ずることができないのはそういうところです。自分が他の人にどれだけ光を流しているのか。他の人に勇気を与えたり、希望を与えたり、楽しくさせるような言動をとっている人は十分に光を与えております。その人は他の人が生きる力を強くさせたり、勇気を与え、活力を与えているからです。したがって光の仲間だからといって、必ずしもヒーリングや特殊なワークを行なうわけではありません。他の人が楽しく、他の人が元気を出して生きているのが面白くなるように言動をとっていく。これが光の仲間の行動の仕方になります。

闇の仲間は他の人を怖がらせたり、不安に陥れたり、やる気をなくさせたり、もう学びを止めさせるような行動をとったり、その人の成長をとどめるようなやり方をとっていきます。必ずしも人殺しや事件を起こさせようとしているわけではありません。一見素晴らしい役割や能力の高い仕事をしていても回りに不安や恐れを与えたり、活力を無くす働きをしていれば、光のある活動はしていないことになります。

皆さん方一人ひとりも自分が光として行動しているかどうかを見るときに自分が口から出している言葉に愛がどこまで入っているか。人を思う気持ちのエネルギーがどこまで入っているか、それがポイントになっていきます。良い人間、悪い人間という分類で人を見ることが多いでしょう。

一生懸命家族のため、会社のために働いている。自分の身を犠牲にしながらも皆のために頑張っている、とても良い人。こういう風に世間では分類されていきます。でも私たちの観点から見れば、単純に私たちの光をどこまで他の人に流しているか、光の仲間たちから教わった知識や情報を正しく伝えているかどうか。人間が知るべき知識を与えているかどうか。それが基準になっていきます。

確かに今の人間は、完全な光として生きるのは難しいかもしれません。個人的な感情が入り、執着があり、悩みがあり、限界があるからです。したがって私たち自身もそういう細かいところまでいちいち気にしたり、皆さんを責めるつもりはまったくありません。仮に他人を陥れてしまったり、うそをついて他人を悲しませたり、不幸な状況に陥ったとしても、必ずしもすぐに皆さん方を罰したり、責めることはありません。

そういう状況だけでは単純に判断できないところがたくさんあるからです。基本的に自分が落ち込んだり、自分が落とし穴に落ちた場合は自分の責任であり、そこに導いたものたちが必ずしもすべて悪いとは限りません。いくら誤って情報を伝えたり、誤って導いたとしても自分が自分の判断で自分の道をしっかり見ることができれば、落とし穴に落ちることはないからです。

その人が本当に光と通じていれば、どこかでそれがおかしいとか、何かしてはいけないという雰囲気が伝わってくるはずです。そういう雰囲気がまったく感じられず、つい言う通りにしてしまった。これはもう本人自身の心の弱さや甘さがあり、本人の中に光以外のものを受け入れる要素があるからです。したがって人の所為にはできず、自分のとった行動は自分で責任を取る必要があります。自分はただ光を他の人に伝えていく、まずはそれだけを理解し、光の仲間として行動することを常に意識として入れておいてください。


A日本神界の位置付け

私は大薬師瑠璃光如来としてお話をいたします。皆さんの前で言葉を与えるのは初めてとなります。今、繋がりができたためにこういうことが可能になってきました。この男が始めに話していた日本的なエネルギーと西洋的なエネルギーの場において、私たち日本的な存在が皆さん方とどういう関わりになっているのかをお話しいたします。

いわゆる日本神界として伝えられている神の世界は、西洋人的な発想からはまったく見えない場所に創られております。これは神の御心の中のある特殊なところに創られ、多くのスピリットからも見えないようになっております。あたかも日本という国がこれまで地球において、存在が分からず、見つけられない場所にあったのと同じ関係があります。ただ日本神界と言っても皆さん方が理解している神々だけで創られているわけではありません。今は新しい地球に向け、日本神界そのものも根本的な創り変えがなされております。

いわゆる、古事記や日本書紀に書かれているような神々の様子は存在しておりません。まったく新たな世界になっており、さらに今、常に変化しております。この日本神界を司っている神々は、この宇宙そのものを建て直しする役割が与えられ、日本神界の根本的な建替えと同時に地球自身の神霊界をも創り変えようとしております。日本神界は、まだまだ秘密にされねばなりません。今、表に出ると、西洋の邪悪なエネルギーに破壊され、地球の変化は困難になるでしょう。

まだまだ日本神界は、隠されていなければなりません。では皆さん方がどういう風にして行動を取っていくか。多くの人が西洋的な概念で神と繋がり、自分の本質を求めて学んでおります。これは何も問題なく、それをどんどん進めても構いません。どのようなアプローチであろうと、神と繋がり、自分の本質と繋がることは大切であり、必要なことです。皆さん方が西洋的な学びの場を選んだことは、それ自体に意味があります。そういう学びが必要であり、西洋的なエネルギーも必要だからです。

必ずしも日本神界と直結できていなかったとしても、逆に日本神界に必要なエネルギーを持ってきてもらう場合があるからです。今はそれぞれ自分の与えられた場において、自分がやるべきこと、自分が経験すべきことをどんどんやっていただきたいと思います。

いずれ地球が大きく変化し、人々の意識も変化するでしょう。それと同時に神々の世界も変化していきます。民族や宗教に依存しない、一つの神霊界が創られていくでしょう。そこには本当に光を求めるもの、本当に愛を身につけたものが一つとなり、神々と交わり、神として行動できる社会を創り上げていくでしょう。

皆さん方の意識が神の世界を創っていきます。皆さん方が変われば神の世界も変わっていきます。皆さん方が変わらなければ、神の世界も変わりません。今、人類の集合意識で変化を求め、神との一体化を望んでおります。神との一体化を望まないものは集合意識から切り離されねばなりません。そして、神との一体化を望むものが、神と人間が本当に一つになって、一つの社会を創り上げていきます。

その時にはもう西洋の神とか日本の神とかいう区別すらも無意味なことが分かるでしょう。民族や宗教で分離していたいろんな概念が壊され、人間が本当に一つに神々と共にお互いに分かち合う意識で繋がることになります。そこに至るまでにいろんな経験が伴うかもしれません。

私の光を感じてください。自分が光であり、光を見失っているものに自分の光を流していく。迷っているもの、混乱しているものに真の光を流していく。皆さん方がそれを確実に行なう限り、皆さん方は私たちと共に分かち合うことができます。どういう考えを持っていようが、どういう行動を取ろうが、自分はただ光を、ただ光っていてください。

光を止めた時、皆さん方の役割が終ります。光は皆さんから出ていくものです。光は自分から出ていくものです。迷っているもの、悩んでいるものに光として接する。自分が光であるということを信じている限り、確実に光は流れていきます。うまく言葉に出さなくても、皆さん方から光が出る限り、その人の迷いは吹っ切れ、悩みは無くなるでしょう。いちいち頭で悩んだり、考える必要はありません。どう表現して良いか分からない、そんなことで悩む必要はありません。あなたは光だからです。ただ相手を抱きしめてあげるだけで相手は分かります。悩みが解消します。光であり続けること、ただ光っていること、決してそれを忘れずに、どこまでいっても決して忘れずに、行動を取っていってください。


B西洋と日本を区別しないように

今日は光のハイアラーキーと日本の神々の話がなされました。非常に誤解されると危険になってしまうのでこの情報には注意をしておいてください。日本神界が特別だとか、西洋的なものと違うとかは考えないようにしてください。ある一つの大きな計画、流れの中で、たまたま日本の神々たちが、今、妨害を受けないように隠されており、秘密にされている状況があります。今、表に出るとすぐに西洋の魔物たちに破壊され、神の計画が完全に壊されてしまいます。なるべく西洋の魔物たちに気付かれないように、わざとうそを言ったり、情報をごまかしております。そういった意味で必要以上に日本の神々に意識を向けると、かえって、破壊されやすくなってしまうのです。

そういう意味においては何も分かっていないものに対しては日本の神々も単なるマスターとか普通の天使と同じという風に説明をしておいて問題はないのです。いずれは真理が分かるでしょう。でもそれは分かるべき時に分かります。今は無理して詮索したり、必要以上に知識を手にする必要はありません。宇宙から与えられた情報がすべて、その時その時に必要な情報、ただそういう風に理解し、今は、今、理解している範囲内で情報を受け取るようにしていってください。

今日は個別のメッセージの時間はありませんので、とりあえず、多くのマスターや仲間たちから皆さん方にエネルギーを十分に与え、皆さん方の意識的な変化が起こるくらいの力を与えたいと思います。体全体でエネルギーを感ずるようにしておいてください...


今日ここに来ている皆さんはとても素晴らしい光の持ち主です。皆さん方それぞれ役割があるでしょう。これからの時代に向け、一人ひとり大切な波動を持っております。光の仲間と一緒に確実に歩き出していくでしょう。

今日はスピリットのレベルにおいて皆さん方と出会え、繋がりを持てたことをとても喜びとして感じております。これからもこの光の仲間たちと常に一緒に行動し、自分から光をどんどん流していく、本当の光の仲間としての役割を率先して行なっていくようにしていってください。ここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)2001 CentralSun
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