彼らは人間としての経験を重ねながら、人間としてのテーマを克服し、宇宙の仲間入りをし、宇宙レベルでの成長を成し、そして人間という領域を超えて、マスターになり、そしてさらにすべての創造の世界を克服して光の存在になりました。
この光のマスターたちは皆さん方にいろんな形を通して、接触を重ねております。ある光のマスターは皆さん方と密接な関係をつくりながら皆さん方の流れがうまくいくようにアドバイスを送っている場合があります。ある光のマスターは皆さん方個人にはほとんど関心がなく、もっと集合意識のレベルで、大きな意識のレベルで重要なテーマを持ち、そこでの活動を中心にしているマスターがいます。またあるマスターは、ほかの世界とこの世界との繋がりに関し、接合面における問題点や課題を克服してお互いの世界が良い影響をし合うように常にバランスをとっています。
それぞれマスターごとにテーマがあり、やるべきことがあり、また自分と関わりある存在たちも違っております。皆さん方から見た時、自分の進化の方向や成長の方面に関してアドバイスが欲しい、いろんなことを教えて欲しいという思いを出した時、それに関して応答するマスターは、いわゆるホワイトブラザーフッドと呼ばれているマスターたちが中心になります。彼らは皆さん方に奉仕をすると同時に、彼ら自身も新たなる学びを重ねていきます。彼らはすべてを理解して皆さん方を導いているわけではありません。彼らにもテーマがあり、分からないことがあり、解決策がみつからないまま、経験を通して学んでいきます。
自分たちの作ったプランがあり、その計画を遂行させようとしても、地球人類はなかなか思う通りに動かない。いくらインスピレーションや、直観を送っても、人類は自分の思う通りには行動しない、一体となった行動を取らない。生命を愛することをいくら教えようとしても他の生命には興味がない。こういう状況の中でマスターたちはいかにして人間に気付かせ、導き、光の方向へと歩いていくかを考えております。
したがって皆さん方が自分の行く末についてアドバイスを求めたり、何らかの解決策を見つけようとしても、ブラザーフッドの仲間たちは必ずしもすべてを理解して答えるわけではありません。そのアドバイスを与えたからといって、その人がその通りに行動し、それで上手くいくということはあまりないからです。いくら的確なアドバイスを与えても、多くの人はすぐに忘れてしまったり、他人事のように感じたり、いつかできると言って後回しにしたり、自分は大丈夫と言って、人の所為にしてしまったりすることが普通となっているからです。
アドバイスの一つひとつを自分のこととして受け取り、すぐに行動に移すというケースはほとんどありません。しかしそれでもブラザーフッドの仲間たちは毎回最善をつくして、その時点で一番最良のアドバイスを考え、皆さん方に与えていきます。その場合のアドバイスは、皆さん方の意識レベルを調べ、こういうアドバイスをしたときに皆さん方の意識レベルにおいてはどこまでそれを理解し、自分のものとして生きるのか、それを自分のアドバイスとして真剣に受け取り、生活のレベルでどこまで変わっていくのか、それをいろいろと考えて、皆さん方にふさわしいアドバイスを与えていきます。
したがって、ブラザーフッドの仲間でも決しておろそかにしたり、いい加減にしているわけではなく、最善なアドバイスを常に考え、皆さん方に与えていきます。ただ、それでも結果的には多くのアドバイスがほとんど人間には実行されず、何もなかったかのような流れになっていきます。ブラザーフッドの仲間たちはそういう経験を通して人間に対するルールや行動の仕方、アドバイスの仕方を学んでいきます。
人間の成長段階に応じてどういうアドバイスが一番適切なのか、どのようなやり方が適切なのかを学んでいることになります。光のマスターと言われている仲間たちはそういう学びを終えているために、一人ひとりに対してアドバイスを与える時の考え方が根本から違っていきます。光のマスターたちが皆さん方にアドバイスをする時、一人ひとりに見合って最適な答えを与えるということはあまりしていきません。彼らはもっと別の観点で、一人ひとりの本来あるべき姿に向かっていくようなアドバイスをただ与えていきます。それを受け取るか受け取らないかは皆さん方に依存し、それによって反感を買おうが、無視しようが、遅くなろうが、つまずこうが、それは皆さん方の責任になります。
光のマスターはただ単純に皆さん方に必要なアドバイスを与えるだけであり、それを受け取るかどうかはすべて皆さん方に任されることになります。皆さん方は、ブラザーフッドや光のマスターからアドバイスを受け取る、繋がってインスピレーションを受け取るという表現をとることが多いようです。ただ基本的にいわゆるアデプト以上のイニシエーションを受けている人はホワイトブラザーフッドの仲間として理解されるために、ある意味ではホワイトブラザーフッドと繋がっているという表現をとっても構わないでしょう。必ず、ホワイトブラザーフッドの誰かが皆さん方のガイドとして君臨し、的確に皆さん方をアドバイスしたり、導く状態を作り出していきます。
しかし、光のマスターに関しては必ずしも特定の人間につくとか、決められた人間だけを指導するという形態はとりません。光のマスターはどの人間でも同じように同じ条件でアドバイスを与え、導くことになります。したがって光のマスターと繋がろうと思っても、ある意味ではすぐに繋がっているという表現でもかまわず、また無理してそんなことしなくても、いつでも望めば繋がることができるという表現でもかまいません。皆さん方が望み、光のマスターに思いを向ければ、光のマスターはすぐに皆さん方に奉仕をすることができます。
しかし一般に、光のマスターと繋がってアドバイスやメッセージを受け取るということはそんなに簡単にできるわけではありません。光のマスターはある意味では皆さん方の人間的なレベルをすべて克服しているために、人間的なエネルギーで交わることはでません。皆さん方が人間的な思い、人間的な感情、人間的な感覚を持って、そこを使って交わろうとすると光のマスターと繋がることはできません。そういった領域を超越し、本当に自分が光であり、自分が宇宙のそのものであり、光そのものである。そういう思いの部分と繋がることができるのです。
光のマスターと繋がるというのはそういう意味では、ある意味では難しいという表現をとることもできます。でもそれは、すぐにできる人にとってはいつでも好きな時に自由に彼らを呼びアドバイスをもらうことができます。光のマスターに関しては、もう人間的な思いを超越しているために、どの民族と関係が深いとか、どの人種と関係が深いとかいう思いはまったく持っておりません。どの人種であろうと、どの国の人々であろうと、男性であろうと女性であろうと、まったく同じように彼らは皆さん方を扱っていきます。
しかし皆さん方の方でマスターに関して、いろんな思いを持っている時に、その思いは確実に彼らに影響を与えていきます。マスターはこういう存在、マスターはこういうもの、そう持っている思いが彼らを取り巻き、彼らをそういう状態へと変化させていきます。皆さん方の思いがマスターに影響し、マスターをそういう風に作り変えていくのです。皆さん方がマスターに関してどういう思いを持っているのか、どういう認識を持っているのか、これがとても大きな影響を与えていくのです。
まだ人間的な感覚、自分たちとほとんど同じ、そういう感覚でマスターを見ていると人間的な姿・形で彼らはやってきます。そして話し方やアドバイスの仕方、話している内容もかなり人間的なエネルギーに近づいていきます。神のような存在、すべてを理解し、すべてを創り出し、私たちをすべて見ているとても素晴らしい光の仲間たち、そういう思いで彼らを見ていると、彼らはそれに見合った姿・形をまとって皆さん方にそういう役割をするものとしてやってくることになります。
もうそういうレベルになってくると、彼ら自身の姿が見えるのではなく、皆さん方が作り出したイメージに合わせて彼らがやってくるに過ぎません。彼らは皆さん方がどのように形作り、どういうエネルギーで彼らを呼んだのか、それを楽しみにしたり、それを使って皆さん方と交流するようになっていきます。皆さん方一人ひとりがマスターに対して違う思いを持っているために、皆さん方一人ひとりがマスターを見た時の感覚、雰囲気、エネルギーがすべて違っていきます。同じマスターがやってきても人によって受け取り方が違い、姿・形が違い、エネルギーが違うのは皆さん方がマスターに対してそれぞれ違う思いを持っているという現れを意味しています。そういうやり方を通してマスターとは何であるのか、マスターはどういう存在なのか、そういったことを見つけるようにしていってください。
人間という存在で人間的な観点から一人ひとりを見たときには、こういう美しさがなかなか理解されず、かなり人間的な評価で一人ひとりを見てしまう傾向があるようです。しかし私たちの観点から見たとき、一人ひとりはとても美しい輝きを持ち、大きな役割を持ち、そして素晴らしい輝きや波動を使っております。皆さん方のそういう素晴らしさが人間の目からは見ることができず、私たちの観点からでしか、見ることができないというのはある意味ではとても残念と言わざるを得ません。
私たちはそういう一人ひとりの輝きが分かり、それを理解することができるために、その光の部分をいかにお互いが理解し、使いこなし、もっと広げることができるのか、それが私たちの役割と理解しております。私たちがそれを理解できる以上、私たちがそれをしっかりと使って、皆さん方のために奉仕すべきだと考えているからです。皆さん方一人ひとりの輝きを見たとき、この輝きが何故まだ三次元の世界で作り出されないのか、生かされないのか、いつもそう感じてしまいます。これだけの素晴らしい輝きを持っても、口から出る言葉は否定的であったり、他人を苦しめる言葉であったり、傷つけ合ってしまう言葉の場合があるからです。
せっかくの美しい輝きを持ちながらも、三次元の肉体を通すとお互いに苦しめ合ってしまう。まず一人ひとりが自分が光の存在であるということを完全に見失っている証とも言えます。自分が光であるということを理解し、目覚めるならば、他人の光を傷つけたり、光を奪うような言動はするはずがありません。自分が光の存在である以上、他の人の光を認め、敬い、尊重する働きが起こるからです。他人の光が分からないのは自分の光を理解していないためと思われます。まず自分の心の中の自分の光、自分の素晴らしさをしっかりと見抜き、光として行動していく、光の一員として活動していく、まずはそこに目覚めるようにしていってください。
多くの光の仲間たちが常に皆さん方を指導し、導き、光の世界を創ろうとして頑張っております。皆さん方がいかにつまずき、迷い、さ迷おうとも光の仲間たちは常に皆さん方のために奉仕をし、いろんな努力を続けていきます。皆さん方も決して自分に負けたりせず、自分を否定することなしに自分の光をしっかりと輝かせて、自分の道を進むようにしていってください。
光の仲間たちはいろんな形で人間と関与し接触し、進化を見届けております。しかし人間は自分の判断で行動し、選択することが許されております。必ずしも光の仲間の言う通りにする必要はありません。自分はどこに向い、何を目標としているのか。自分にとっての喜びが何であるのか、常にそれを考え、自分にとって満足のいく生き方を見つけていってください。それではここで休憩をとります。ありがとうございました。
皆さん方がたどる道は容易ではありません。何もせずに自動的に道を歩き、必要なものが得られ、一定の流れの中で自動的に進化できるという簡単なものはありません。あくまでも自分で気付き、時期を理解し、必要な時に必要なことを目覚めさせていく。自分で自分を理解し、自分が分かると同時に新たなる自分へとまた進めていく。基本的には自分で自分のことを理解し、自分で成長することが原則になっております。
したがって光の仲間たちはあくまでも皆さん方が自分の力で自分を理解するように導くことしかできません。皆さん方がやるべきことを光の仲間たちが代わりにやるということは絶対にありません。したがって最終的には皆さん方一人ひとりの問題になります。成長が遅かった、タイミングを誤った、それは光の仲間やマスターの所為ではなく、皆さん方一人ひとりの責任になります。たとえそれによって道を踏み外し、本来の流れとは違う道に入ろうとも、選択を誤り、まったく別の存在についていこうとも、それは皆さん方の責任になります。決して光の仲間がさぼった訳ではなく、また無視した訳ではありません。皆さん方が自分で選択したのです。
光の仲間たちは常に皆さん方にいろんな選択肢を見せていきます。その選択肢の中には神に通ずる選択肢もあれば、堕落する選択肢もあります。自分を鍛え、自分に厳しく、自分の心を成長させる方向へと繋がる道があれば、自分に甘く、堕落へと導く道もあります。光の仲間たちはその選択肢をただつくり、設定し皆さん方に見せるだけになります。皆さん方はその数ある選択肢の中から何を選択し、自分の意志でどう行動していくのか。そしてそれによってすべての流れが決まり、皆さん方の成長もそこに秘められております。すべての人生において皆さん方すべて自分の責任であり、マスターや天使の所為ではないということ、すべて自分で自分の人生の責任を取るということ、まずはそれをしっかりと自覚しておいてください。
Masahiroさんの流れにおいて、今までの一連の流れから新たなる流れへと変わりつつあります。そしてあなた自身が信じているもの、理解できたもの、それらがうまく再統合され、新たなる流れに合うように組み替えられていくでしょう。今まで自分が理解し、学んできたものを整理し直し、統合し直し、新たなる流れに見合うように作り替えられていきます。あなたはその新たなる流れの中で新たなる支え、新たなる法則、自分に見合った根本的なものを作り上げ、それをベースにして新たなる流れを進んでいくことになります。自分が今まで作り上げてきたいろんな価値観のうち、確実に新たなる流れに合うものだけを選び出し、その選び出したものだけで流れを作り上げていってください。
Keikoさんの流れにおいて、自分が自分であるために今自分は何をなそうとしているのか。自分であるという確たるものがどこからやってくるのか。あなたはまだまだ自分であることに納得ができず、理解が及ばず、常に不安が共存しております。何故自分が自分であらねばならないのか。何故自分がここにあるのか。どうしても理解できないところが常に存在しております。必要なところにだけあなたが存在している。あなたを必要しているところにだけあなたが存在させられている。その本質的な存在意義をまだあなたは自分で気付いておりません。わざわざ自分にいろんな理由をつけ、理屈をつけて後から自分の価値を作り上げようとしても、それは本当のあなたの姿にはなりません。もっと本質的なところから、もっと神のレベルから自分の存在意義を考えるようにしていってください。
Minoruさんの流れの中で、あなたに少しずつ少しずつ変化が出てきて、そのうち意識の方にも大きな転換期がくるでしょう。光の仲間たちはあなたの流れを少しずつ修正し、あなたの流れが確実にあなたの波動に合うように作り替えられております。今まで身につけてきたもの、自分が取得したもの、それらが本当にあなたの意志で使えるように、あなたの行動力で現実化できるように、流れが作られていきます。今まで自分が身につけてきたもの、自分が使えるものをよく思い出し、それを三次元の世界でどんどん使えるようにしていってください。
Kenjiさんの流れの中で、光はあなたを包み込み、あなた自身にいろんな気付きを与えようとしております。あなたが理解してきた真理が大きく変わる時期に入っております。これまで自分が理解していた真理、光と光でないもの、成長、進化の流れ、いろんなものが今変化しております。そして、本当にあなたの世界の中で必要な価値観だけが残り、あなたに必要な光と光でないものとの本質的なものだけがあなたの世界に残り、そこで新たな学びの段階へと進むことになります。 これまで理解していた光の価値観と今体験している光の価値観に大きなずれが生じており、あなた自身の価値観が自分でも分からなくなっております。これからの流れに向け、新たなる価値観を身につけ、自分の世界に見合った価値観の中で生活できるようにしていってください。
Sayokoさんの流れでは、あなた自身の光の部分の再調整が行われており、あなたの現実と光の世界との組み合わせが変化してきております。これまであなたの体と光の世界とつなげていた波動が変化を起こし、これからの体に見合った条件のモトで光の世界と繋がることになりました。今それに向けていろんな再調整が行なわれており、現実面においてはまだ流れが見えていない段階になっております。この光との繋がりが新たになった段階でまた新しい流れで活動することになるでしょう。今は光の世界の波動とあなたの肉体との接点を毎日のように再調整しており、あなたに本当に必要なもの、あなたが自分でコントロールできるもの、そういったものを中心にしてエネルギーを作り上げております。自分がコントロールできるものをよく理解していって、自分がコントロールできるものはしっかりと自分の意志で使うという思いを持っておいてください。
Tsuyoshiさんの光の流れでは、新たなる段階に向けての光のレベルとあなたの意識的な波動におけるレベルの調整が行われており、それによって自分が感じているものと実際に現実に起こることの間でいろんな不都合が起こる場合があります。自分が理解し、自分が信念として捕らえている現象が多くの人にとって意味がなかったり、理解できなかったり、無視される状況が起こるでしょう。あなた自身が感じている世界と他の人が感じている世界のズレがいたるところにあり、多くの人にとっての真実があなたの真実とは一致していません。しかしそこにも大きな意味があり、あなたはあなたの世界だけを作り上げる必要があります。あなたの世界を他の人に強要したり、他の人の世界を無理矢理自分の世界に持ってこようとしてもいずれも破壊的な現象を作り出し、お互いがうまくいくことはありません。自分は自分の世界で、自分の世界を作り上げていく、それだけを理解して自分の流れを作り上げていってください。
Yoshieさんの光の流れでは、新たなる光の仲間たちがあなたにいろんな援助を与え、現実的にエネルギーを与えるようになっていきます。あなた自身の意識的な成長と共に現実における波動が変化してきており、光の仲間たちが実際にあなたの現実の世界に影響を与え始めております。自分にとって実感がわかなかった、現実をつくるという作業、現実の流れというものがあきらかに自分から発せられる意志や思いによって作られていくということがだんだん実感として感じられるようになっていきます。これからの流れは自分が作り上げるということ、自分の思いが現実化するということ、それを本当に理解して、これからの自分の流れをつくるようにしていったください。
さて、一人ひとりのアドバイスを与えてきました。多くの人は自分なりに理解したことでうまく整理でき、自分にとって役立つように使うことができるでしょう。しかしまだ実感として理解できなかったり、本質的な意味を理解していない人もおります。無理矢理あてはめるのではなく、自分の現実を客観的に見て、宇宙から見た時に自分の現実はどうなのか。神の目から見たら自分の現実がどうなのか、そういう観点から見るとよく分かる場合があります。自分の観点から見るだけではなく、宇宙や神の観点から現実を見た時、自分の現実の流れがどうなのか。そういう見方も養うようにしていってください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。
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