この地球という惑星は、私たちにもとても意味のある惑星でした。今までの多くの流れが私たちの世界とつながっており、関係が深く、お互いに影響しあっておりました。私たちの世界でうまくいかなかった、失敗したもののかなりの部分がこの地球にもたらされ、この地球にて同じような経験を繰り返しております。私たちの世界で起きたことと同じことを演じている国があります。私たちはそれを改善させようとして、いろんな方法をとったり、対策を立ててきました。
しかしなかなかうまく進まず、結果的に私たちの世界で同じようなことが繰り広げられてしまいました。私たちがはじめに作ったエネルギーがあり、このエネルギーに負けることなく、しっかりと自分たちで進むということがとても難しいようです。私たちはこの地球においては、新しい流れで、今までとは違う流れで進んでもらいたいと思っておりました。でも多くの場合、ほとんど同じ経験を繰り返しております。はじめに作り上げたエネルギーがいかに強く、皆さん方に影響を与え、皆さん方をコントロールしてしまったか。私たちにはよく分かっております。
あらためて皆さん方の世界を変えようとしたり、元に戻そうとすると、皆さん方の世界で大混乱が起こってしまいます。こういう状況において、私たちが皆さん方の世界に何をなし、皆さん方は私たちに何を望んでいるのか。こういったことがとても大切なテーマになってきます。一人ひとりはとても素晴らしい波動を持ち、私たち以上に素晴らしい働きをする人がおります。でもまだ自分で何をするのか、自分が何者なのか、まだそれが把握できていません。私にはそんな役割はない。そんな力はない。もっと力ある人にやってもらいたい。こういった考えが充満しており、日本人の多くの人があまり活動していないという状態になります。
皆さん方が活動するということは、どういうことなのか。奉仕の人生を歩くということに強い抵抗を持っている人がおります。奉仕はあくまでも善意で行なうものであり、金銭を取ったり、ビジネスにするのはおかしい。そう考えている人がおります。金銭がすべて否定的であり、皆さん方の意識から完全に追い出さなければならないのか。金銭自体に問題があるわけではありません。あくまでも金銭に執着したり、コントロールしたり、他人を利用しようとしたり、いろんな不快なエネルギーと一緒になって使われるために、金銭が不愉快な言動を作り出していくのです。金銭自体に問題があるわけではなく、それを使うときの皆さん方の思考のエネルギー、感情のエネルギーが問題なのです。金銭自身について論じたり、話し合ったところで、何一つ結論は出てきません。
その金銭をどういう意識で、どういう感覚で使ったのか。心から本当に愛が出てきて、愛のある言葉を出し、相手をすべて受け入れているのであれば、本来、その光はどんどん広がり、自分に否定的な現象を創り出すことはありません。好ましくない現象というのは、金銭を使うときの思いやエネルギーに否定的なものが入っている場合、金銭を使うときには必ずといってよいほど、皆さん方のエネルギーが入っていきます。その中には、執着的なもの、コントロール的なもの、いろんな思いが入っております。これが次の人間にも影響を与え、それを手にしたものがそのエネルギーを体で受け取ることになります。
執着的な思いやコントロールの思いを持って金銭を使う場合、これは執着やコントロールを広げたり、流通させているだけであり、アバンダンス(富)のエネルギーを流通させているわけではありません。本来のアバンダンスのエネルギーを皆さん方が使いこなすということは、ほかの人が裕福になり、ほかの人がアバンダンスのエネルギーを手にし、その人のために自分の体を通してアバンダンスのエネルギーを流していく。これがアバンダンスの原則になります。
皆さん方はまだ自分自身のアバンダンスを心配しており、これはアバンダンスにはなりません。単なる執着であり、あくまでもエゴから出てきたエネルギーになってしまいます。ほかの人の富のために、自分はどういう活動をしているのか。ほかの人を豊かにさせよう、ほかの人が豊かである、こういう意識が入っていない限り、アバンダンスのエネルギーは流れていきません。皆さん方一人ひとり、心をよく見て、本当に自分はアバンダンスのエネルギーを流していたかどうか。
Kenjiさんは家族や両親が富に満たされ、そこにも自分を通して富のエネルギーがどんどん広がっていくということをどこまで考えていたか。Keikoさんは自分を通して、自分の仲間や知っているものすべてに富のエネルギーが流れていくということをどこまで意識していたか。Minoruさんは、すべての人間があなたとつながっている人々があなたからアバンダンスのエネルギーが自動的に流れてくるということをどこまで意識していたか。もしそういう思いうを持っていなければ、アバンダンスのエネルギーは皆さんの体を通してほかに流れていくことがなかなかできません。
アバンダンスのエネルギーがたくさん流れるということは、ほかの人が豊かになるということです。それによって結果を確認することができます。自分は田だそのエネルギーの通路であり、自分はアバンダンスのエネルギーを流すことだけが役割なのです。周りの人が豊かになる。それはあなたがアバンダンスのエネルギーを流しているからです。周りのものが豊かになっていかない。それはあなたがアバンダンスのエネルギーを止めているからです。アバンダンスとは何でしょう。
ただ自分は豊かである、と思っているから流れてくる、という単純なものではありません。ただ神を信じ、天を信じ、自分は裕福だと思っていたら、自動的に富はやってくる。そんなことも違います。あくまでも周りの人が豊かになるために、自分はどれだけ純粋に、どれだけ神のエネルギーをそのまま体を通して出ていくか。自分の体で止めてはいけません。アバンダンスとは何でしょう。自分が豊かになることを考えている限り、アバンダンスは流れてくることはありません。単に不安があるから、恐れがあるから。実はこれらは本質的な問題ではありません。
いくら恐れや不安を取り、ヒーリングを何度もやって、ブロックやブラックスポットをとったところで、ほかの人を豊かにさせようとする気持ちがない限りはアバンダンスのエネルギーは流れてきません。もし皆さん方が真のライトワーカーとなって、本当に他人に奉仕をしたいというのであれば、今のような考え方は当然のことであり、原則なのです。もしこういった発想をまったくなくして、ただ光のために働きたい、富は自然にやってくる、という考え方を持っていたところで、アバンダンスのエネルギーは流れてこないのです。
自分が本当にライトワーカーとして、皆のために奉仕するのであれば、周りの人たちはどんどん豊かになり、恵まれていくはずなのです。それが逆にどんどん遠ざかっていく場合、それはどこかに本当に皆に裕福になってもらいたい、幸せになってもらいたいというエネルギーが必ずしも入っていないのです。それは真のライトワーカーの働きにはなっていないのです。ライトワーカーとして、一生懸命、頑張って働く。自分は真理を教えた。ヒーリングを教えた。自分は裕福になった。でも周りは全然、裕福になっていない。これも真のライトワーカーにはなっていません。
金銭に対する執着がだんだん強くなり、それを流しているに過ぎない場合があるからです。クライアントに金銭的な不安や金銭的な恐れを抱かせてはいけないのです。ライトワーカーという名前で活動するものは、不安や恐れを作らせるような働きをしてはならないのです。ましてや口に出すということ、たとえ冗談でも、ふざけてでも、金銭がないとか、富がないとかいうことを口に出してはいけません。それは現実化するからです。自分の言葉に責任を持つこと。口に出したことは、もうそれをクリエーションしているということ。それを本当に理解する必要があります。ライトワーカーということの責任をどこまで強く持っているのか、まだまだ自覚が足りないように思われます。
自分のことだから、ふざけてだから、面白おかしく、という詭弁はもう許されません。どんな状況であろうとも、口に出してはなりません。あくまでも豊かになること、裕福になること、楽しくなることだけを口に出してください。それはどれだけふざけてでも、冗談でも構いません。皆が楽しくなること、裕福になることを口に出すのです。
確かに皆さん方はまだ、ライトワーカーとして、表立った活動はしていないかもしれません。でも私たちから見たら、皆さん方は立派なライトワーカーなのです。光の称号をもらい、資格をもらい、仲間をたくさん引き連れ、いろんなワークをしております。これだけのものを手にして、なぜライトワーカーでないと言い張るのでしょう。なぜ自分にはまだ資格がないと言い張るのでしょう。それでは普通の人はどうしたらよいのでしょう。
持てる力をフルに発揮して、画を描いている人。貧しいながら、一生懸命、小説を書いて、心に潤いをもたらそうとしているもの、売れない絵をたくさん描いて、豊かさを広げようとしているもの、皆、必死に頑張っております。それぞれ自分の人生をかけて、一生懸命、頑張っております。誰も評価してもらえず、金銭をくれるものもいない中で、一生懸命、頑張っております。皆さん方は光の仲間から偉大なる祝福をたくさんもらい、何度も何度もとっても素晴らしい高貴な存在と出会ってエネルギーをもらい、オーラを輝かせながらも、私はライトワーカーではない、私はまだ準備ができていない、まだ何も分かっていない。
皆さん方の心の中の神は、本当にそれで満足しているでしょうか。本当に皆さん方の心はそういうことを口に出して、楽しいでしょうか。何もヒーラーやティーチャーという名刺を作って掲げることが、ライトワーカーとは限りません。口から出る言葉に光が入り、自分の動作の一つひとつでほかの人を楽しく、豊かに、勇気と希望を与える言動を取っているのであれば、それは立派なライトワーカーなのです。自分の行動の一つひとつに光が入り、光を出し、光の仲間として活動する。これがライトワーカーです。
なぜ、一般的な活動にすぐ基準を持っていって、それに合わせようとするのでしょうか。ほかの人が何と言おうと、皆さん方が光の仲間と一緒に光の言葉を発し、光の行動をとっているのであれば、もうそれは十分にライトワーカーです。それを素直に認め、そのまま素直に日常生活で具現化していく。まずはそれを基礎にして、最低限、そういった意識を完全に自分のものにして、これからの地球のための、自分の力を発揮していただきたいと思います。
こういう人々は一般の人々とは明らかに違う行動形態をとっております。あくまでも細胞一つひとつが神の現れであるということを理解しており、ホンのわずかでも神と違う言動をとるということに自分で自動的にコントロールが働いていき、神と違う言動はほとんどしないというのが前提になっております。こういうライトワーカーと呼ばれる人々は自分が目覚めた段階で特殊な訓練をすることになり、ライトワーカーたちがトレーニングする場所へと連れて行かれ、そこでいっせいに学びを始めていきます。
そしてそのトレーニングは厳しいときがあれば、実際に人間世界の中で普通の人々とのやり方を学んだりして、いろんなトレーニングが行なわれていきます。こういう流れでライトワーカーとしての学びを重ね、十分に神と一体化し、活動できるようになってくると、いろんな働きが分かってきて、自分は自分の持てる能力を最大限に発揮できるように、いちばんふさわしい場所へ行き、そこで奉仕の活動を始めていきます。
私たちの世界から何人かの人間がこの地球にやってきました。この地球で奉仕するということをいつかの時点で理解し、地球のために、地球で奉仕できるように、さらに特別な訓練を行ない、完全に自分の使命がまっとうできるまで、トレーニングを重ね、そして地球にやってきました。ところがこれだけ訓練を重ね、用意周到に準備してきたものでも、地球の人間として生まれ、地球の中で体験すると、何も覚えていないのです。ライトワーカーとしてやってきたことをまったく覚えていません。これには私たちもとてもビックリしました。あれだけ強い決心を持ち、長い間、トレーニングを重ね、入念に、入念に仕組みを作り、用意周到で、地球の中に入ってきたのにもかかわらず、ほとんど覚えていないのです。
ライトワーカーとしての働きが行なわれるのに、とても長い時間がかかっております。やはり地球という場がいかに特殊な場であり、入念に入念に準備を重ねても、まだまだ準備が足りなかったということを痛感しております。おそらくほかの惑星やほかの世界からやってきたものたちも、すべてそうなのでしょう。始めは十分に、もうこれで大丈夫だと思っても、地球に入ってきて、そして実際、肉をまとい、生活してみると、当初の思いとはまったく違う状況になっており、身動きできず、波動が合わず、なかなかうまく動けないのです。
そういった地球の状況を考えると、皆さん方は、何と素晴らしい働きをしているのでしょう。神の思いを漠然とはあるけれど、必死になって感じ取り、集まり、ワークしております。私たちの仲間からやってきたものたちは、私たちが強い思いを出してもまったく感じてくれません。皆さん方は本当に、本能で感じてやってきているようです。私たちから見たら、皆さん方はとても素晴らしい働きをしているのです。確かに実感がなく、自分でよく分からないかもしれません。でも今、この地球上でライトワーカーとして働いているものは、ほとんどすべてがそうです。何もかもすべてが分かって活動しているというライトワーカーはほとんどいません。
そういう風に口に出している人はいるでしょう。私は○○の惑星からやってきた、私の使命は○○... ほとんどの人が間違っております。いい加減に発したヒーラーやチャネラーの言葉を真に受けて信じていたり、単に夢で見たのを自分勝手に解釈したり、自分の思い込みで妄想を作り上げたりして、それを信じている人が圧倒的に多いのです。本当のその人の流れとはかなり違っております。したがって本当に自分が今までのことを理解して、思い出して、活動しているという人はほとんどいないのです。
したがってそういったことを素晴らしいと思ったり、それを目標にしたり、それが何かとても偉いことであるかのように思うのは止めてください。そんなことは願っても不可能です。思い出すということはまずありません。あきらめてください。それよりもかすかな直観や予感だけで行動する。本当の神の雰囲気を感じて行動する。これが一番ふさわしいです。これがいちばん現実的です。心の中で、やはり自分がいちばんよいと思うもの、心の中でこれは大切だと思うもの、常にそれを実行していってください。
自分がどこからきて、何をやるために、どうしたらよいのか。もうそんなことを聞いたり、そういったことに執着するのは止めてください。どうせウソです。自分の心で感ずるもの、自分の心がよいと思うもの、それだけを唯一の指針として行動するようにしていってください。
それでは少し、休憩をとります。ありがとうございました。
家庭において、自分の言葉で家庭を変えることが第一であり、それからほかの領域へと広げていく練習が必要になります。自分を理解してくれる人、はじめから受け入れてくれる人のところにいって自分と共感できたところで、必ずしも自分の能力が発揮されたとは認めることはできません。今のあなたの環境が今、あなたの能力をフルに発揮する場であり、それが第一歩であり、それこそが今のあなたのライトワーカーとしての働きなのです。まずそれを本当に理解して、真剣に取り組むようにしていってください。
Keikoさんにおいては、あなたの影響力はとても大きく、あなたのホンのわずかな言葉遣いや仕草で多くの人がいろんな影響を受けていきます。したがって私たちはその影響力を考えながら、あなたにいろんな人間を持ってくる必要があります。本当にあなたが完全に光の言葉を発し、光の行動を取り、そして人々に本当に受け入れられるという状態が来たときには、多くの人間があなたに集まってくるでしょう。しかしまだ光がどうしても制限されてしまったり、あなたの立った一言でほかの人が混乱する可能性のあるときにはあまり多くの人は集まってこないことになります。あくまでも自分の周りに集まってきている人間によって、今、自分の光がどの程度、どのぐらいの人々に広がっていくかを自分で判断して、そしてコントロールできるようにしていってください。
Minoruさんの場合は、あなたも同じように、やはり今の環境において、あなたが光の行動をとる学びが行なわれております。自分と関係する人々、特に自分とまったく、面識がなく、自分のことを知らない人、はじめからまったく世界の違う人、そういう人々に光の言葉を発し、光の行動をとって、その人に光を伝えていく。今、こういう学びが行なわれております。自分を理解してくれる人々のところにだけ自分を素直に、自分を受け入れてくれる波動を出すのではなく、まったく違ういろんな人々に対しても同じように光として行動し、言葉を出していく。こういう学びが行なわれているのです。どのような人々に会おうとも、どういう状況であろうとも、常に本当の光を出していく練習を続けていってください。
皆さん方がテーマにしていることは、今、学んでいる人すべてに当てはまります。多くの人は単に何かの許可証をもらったり、修了証書をもらってライトワーカーとして行動し、すぐにビジネスでいろんな人々のために奉仕しながら、自分も裕福になる、といった単純な構図でビジネスを考えております。私たちから見れば、その人がほかの人に光を流していない限り、光は入ってきません。アバンダンスのエネルギーは光でできている以上、自分が光を出していない限り、アバンダンスのエネルギーも流れてこないのです。
ほかの人を裕福にさせるというパワー、ほかの人を光でいっぱいにさせるというパワー、このパワーが入っていない以上、ライトワーカーとしてのエネルギーが回転していかないのです。自分を中心にして、そういったエネルギーをどんどん広げていく。自分と接する人、関係する人、皆にアバンダンスのエネルギーを流していく。こういった気持ちを強く持って、自分の周りの人々全員を裕福にさせていってください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。