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2001/2/14■水曜瞑想会から

弱いものを下に見る気持ちが虐待を生む

@虐待されている子供たちを癒す[第1部]

私たちは今の瞑想においていっしょにワークをしていた仲間たちです。今日は日本人の集合意識について癒しを行ない、気づきや目覚めを早める光を当てるという作業をやっておりました。確かに今、育児や家庭内、子供たちに関していろんな問題が出てきて、毎日のように報道などで明らかにされております。そしてこれらはあくまでも本当に一部であり、実際にはニュースにならないレベルで家庭内で苦しみ、悲鳴をあげている子供たちもおります。その一瞬一瞬に出されてくる子供たちからの思いも、集合意識の中で集められ、いろんなエネルギーが集合意識の中にとどまっております。

つらさや苦しさを表現することもできず、ただ耐え忍ぶ子供たちや、完全にあきらめてしまい、大人の言うなりになっている子供たち、子供たち同士で必死になって協力し合い、慰め合っているもの、いろんなエネルギーがあります。そしてこれらは当然、解消しなければなりません。しかしそれをどう解決するかで、何をして良いのか分からず、ただ流れに任せているものたちもおります。

基本的には一人ひとりの心の中に気に喰わないものがあったらすぐに自分の思い通りにさせようとしたり、自分の都合のよいように持っていこうとしたり、特に力のないもの、権力の弱いものに対してそういうことをしようとする人間がいる限り、こういう現象は改善されません。力のないもの、能力のないもの、権力のないものをいたわり、認め、尊重するという思いが日本人にはかなり薄れております。強いものにあこがれ、権力のあるものに従い、能力のあるものを尊ぶ。これが今の日本人の意識であり、どうしても遅れているもの、能力のないものを見下ろす傾向があります。

子供たちはそのエネルギーの現れであり、力のないもの、弱いものたちをシンボル化しているに過ぎません。したがって皆さん方が本当になすべきことは、まずは自分から力のないもの、能力のないもの、身分の低いものを認め、尊重し、同じように扱うという姿勢が必要になります。無理して争いをして認めさせようとすると、また混乱が起こってしまいます。あくまでも同じように、対等に、平等に扱うという姿勢が必要であり、それは一人ひとりが今、すぐにできる行為となります。

日本においては長い間、こういう差別的なもの、上下関係のようなエネルギーが作られておりました。これは全体を管理したり、運営するときには、非常に都合のよいエネルギーとなります。しかしそれによってこの階級の仕組みが完全に出来上がってしまい、人間がそこから抜け出せなくなってしまいました。今、このシステムから解き放たれ、自由になるためには、まずは自分の心の中からそういう仕組み、上下関係に関するエネルギーを取り除いていく必要があります。もう全体を作り、まとめ上げるエネルギーは不要になってきております。一人ひとりが自分の判断で、自分の考えで行動する。今はそういう時代になっております。

組織としての全体的な観点から見た上下関係、身分や階級、もうそういったものは人間社会には必要ありません。人間一人ひとり、同じ立場で尊重し合い、分かち合えるような時代になっていきます。子供たちがこれからどう変化していくか。それは皆さん方一人ひとりの心の在り方によってかなり変わっていきます。

当然、今日、行なわれたような癒しも必要であり、これまでではありません。もう自分の力ではどうしようもできない分野もたくさんあります。毎日の意識だけでは改善できないところもあります。やはりそういうところは今日のような瞑想で、エネルギー的に浄化をしたり、癒しをすることも大切です。これからもそういう観点で、いろんなやり方で社会に対してのエネルギーを改善させていってください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。


Aいろんな愛を流す[第2部]

私たちは今のワークのいて、一緒に行なっていた仲間たちです。今日は宇宙船の設備を使うという設定で、いろんな仲間たちが一緒に協力をしておりました。一人ひとり、違う雰囲気を感じたものと思われます。しかし実際には皆さんが大きな一つのエネルギーの中に運ばれ、その中で本当にエネルギーを増幅する仕組みが用意され、皆さん方の愛の波動を何十倍、何百倍にも増幅させて、地球に広げるというワークが行なわれました。

今日、行なったのはきわめてシンプルなやり方でした。今日、やった中で私たちなりにもいろんなことを試したり、工夫することができました。これをヒントにしてもっと性能のよい仕組みや、やりやすい仕組みを考えたいと思います。もし同じようなことを次にやるときには、さらに効率がよく、皆さんも感じやすい設備が用意できるものと思われます。

今日は愛の波動ということをテーマにして、いろんな種類の愛を皆さんから出していただきました。日本人にとって愛というのはかなり概念が難しいエネルギーのように思われます。どうしても言葉の響きから、恋愛的なものだけをイメージしたり、男女間の感情やフィーリングだけをイメージする人が多いように思われます。しかし宇宙で理解している愛は必ずしも男女間や若い人たちだけのエネルギーではありません。生きとし生けるものすべてに必要なエネルギーであり、また誰もがそれを持っており、誰に対しても使うことのできるエネルギーです。そして一人ひとりその波動が違い、強さが違い、特徴も違っております。

自分はどういう種類の愛を育み、使えるようになってきたか。自分はこの愛をどういう方向へ持っていかせようとしているのか。一人ひとりがそれを理解して、さらに素晴らしい愛を身につけていただければと思っております。


私はクワンインの仲間として話をします。今日は私たちと一緒にワークをしていただき、とてもうれしく思っております。皆さん方とワークをするケースが多くなり、私たちはとても幸せな状態にあります。人間の皆さんと一緒になってワークをするということは、私たちにとってこの上ない喜びとなります。皆さん方が私たちの波動を呼ぶとき、私たちは喜んで皆で降りていきます。人間と一緒にワークできることが私たちにとってどれほどうれしいものであり、喜びとなっているのか。皆さん方には理解できないでしょう。

私たちから見て、地球という惑星はとても大切であり、この惑星で必死になって生きている人間たちをいつも見ていると、何とかしてあげたい、早く手助けしてあげたいという気持ちがたくさん沸いてきます。そういうときに、私たちを求める声がすると、私たちは皆で呼ばれた人間のところに出掛けていて、必死になって援助をしてきます。今日も、とても楽しいワークをすることができました。これからも皆さん方といろんなワークができることをとても楽しみにしております。

今日は子供たちの虐待やいじめに関してのエネルギーを修正するということで呼ばれてきました。私の仲間たちもその波動を受け取り、悲痛な声を出している子供たちを一生懸命、愛で抱きかかえ、少しでも自分に対して力が、勇気が沸いてくるように、エネルギーを流しておりました。でも先ほど話されたように、基本的に人間が力のないものや劣っているものを見下したり、無視するエネルギーがあると、どうしても力のない子供がその役割を演ずることになります。体の不自由な人、体に障害のある人たちは皆、そういうエネルギーから現れたものです。

はじめからそういった弱いものや完全でないものという思いを人間がまったく持っていないと、彼らは現実化することはありません。ただ単にそういった人たちをなくそうというのではなく、まず一人ひとりの心の中から不完全なもの、未熟なもの、弱いもの、そういう概念をなくしていくように、努めていってください。今日は本当にありがとうございました。


(c)2001 CentralSun
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