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2001/1/24■水曜瞑想会から

落とし穴に落ちないことが悟りではない

イメージトレーニング[第1部]

私たちは今、この場で一緒にワークをしていた仲間たちです。イメージの方法についての学びがなされました。イメージの練習は人によっては難しいかもしれません。すぐにイメージできる人がいれば、なかなかイメージできない人もおります。実際にはイメージできないという人でも、必ずほかのいろんなエネルギーを感じており、色や形といったものではなく、ほかの感覚的なもの、匂いとか味、体感、雰囲気、思い、いろんなもので感じる場合があります。自分はどういう感じ方、イメージの持ち方をしているかを知ることは、良いことでもあります。

瞑想というと、見えることばかりに意識を向ける人がおります。確かに瞑想で何かが見えるというのは楽しく面白い経験かもしれません。しかしそこには落とし穴もいっぱい入っており、真実のエネルギーでないものを見ている場合や、自分で勝手に妄想したエネルギーを見ている場合もあります。瞑想で見えることが必ずしもすべて真実ではありません。しかしそれをいちいち否定する必要もありません。現実に見えたものはその人にとって真実であり、必ず何らかの意味を持っています。したがってまず自分は本当のものを引き寄せる能力を先に身につけ、見えるかどうかではなく本当のものを感ずる、本当のものを受け取る、まずはそれをいちばん初めに行なうようにしていってください。

そして本当のものを感じた後に、自分はどういう感じ方が得意なのか、自分はどういう風に真実のものを感じていくか。そこに意識を向け、自分なりの感じ方を進めていきます。人によっては色ではなく、形や感覚的なもの、直観的なものであったりします。それを自分で調べ、自分だけの感じ方を確立させて、真実の光とのつながりをつくっていく。そういう流れで瞑想の練習をしてみてください。

イメージに関してアドバイスをしていきます。Isaoさんの場合で、いろんな話がなされておりました。ほとんどの場合にはあなた自身が自分をわざわざ制限させ、自分で限界をつくり、自分で立ち止まっていろんな状況を説明しているに過ぎません。まだまだ自分に対する熱心さが足りず、自分という人間に対しての見方が違っている状況といえます。私たちがいくら説明しても常に別の感覚でとらえてしまうのです。本当に何を言いたいのか、私たちが何を伝えようとしているのか、早くその部分を理解するようにしていってください。

Keikoさんの瞑想では、あなたに早く修正をしていただき、本来の道に戻るようにいろんなアドバイスとエネルギーが送られております。これから数ヶ月はその進路修正のために意識を向け、エネルギーを元に戻すように全力を傾けてください。


二人とも、うまくやれば今年1年で大幅な変化を遂げることができます。しかし二人とも共通しているのは、自分で自分に制限を与え、限界を作り、自分で立ち止まっております。自分を見るときに常に別の角度から自分を見ております。自分の正体が何であり、自分はどこに向かっているのか。それを早く見つけるようにしていってください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。


A判断・概念のエネルギー調整[第2部]

私たちは光の世界からやってきた仲間たちです。今日の瞑想で、皆さん方と一緒になってワークをしておりました。今日は黄色の星へ向かうという設定で、それぞれのエネルギーの浄化や癒しを行なっておりました。皆さん方の創り出した数々あるエネルギーを星の中に分類し直し、同じような系列の波動のエネルギーを癒し、浄化し、新たな波動へと変えておりました。

Kenjiさんはこれまで自分が判断し、理解し、自分なりに結論を出していたエネルギーに対しての総合的な調整が行なわれ、これまで自分に対してひどく罰したり、傷つけていたりした部分を修正し、自分の判断ができるように、自分自身の思いが自分の体にうまく反応するように仕組みが変えられておりました。あなたの判断の波動は、まず自分が傷つくか傷つかないか、自分の傷つき具合によってほかの人の言動を判断するというやり方が仕組まれておりました。その部分を根本的に調整し直し、自分が正直であるために、素直にあるためにどう考えていくか。ほかの人の言動が素直になるために、自分がどう動いていくか。そういうエネルギーへと調整が行なわれておりました。これからは自分自身の行動にもっと自信を持ち、素直に行動に移せるようにしていってください。

Yokoさんの瞑想においては、あなた自身がかねて抱えていた思い、考え方、理解の仕方に対していろんな波動の変化が仕組まれておりました。考え方や判断の仕方において、まず自分があるべきもの、自分の臨むことを先にイメージし、それから物事を判断するというやり方がいつも行なわれておりました。そのためにまず自分のあるべき本来のものが想定され、それに合わせて判断や理解がつくられておりました。このやり方は相手を理解するときに、相手の本心がなかなか理解できないというエネルギーをできてしまい、相手と一つになるのに大きな壁を作っておりました。その部分の調整を行なうために、初めに自分がイメージしたことを前提にしないで、あくまでも単なるきっかけに過ぎず、そのきっかけから相手の本当の光へ到達するまでの道筋において、一つひとつ判断が行なわれていくようにエネルギー的な調整が行なわれておりました。これからは物事を判断するとき、初め自分で結論を出してしまわずに、それを起点として相手の本心を理解する流れへ向かうために一つひとつを理解し、判断していくというプロセスを学んでいってください。

Keikoさんの瞑想においては、あなた自身の光の輝きの中で判断や理解というエネルギー的な要素はとても大切な比重を占めておりました。あなたは、人を理解したい、人を理解することによって愛を感じ、自分の存在も理解でき、自分としてのあるべき姿が認識できるという形態をつくっておりました。そのために、理解する、分かるというエネルギーはあなたにとってとても大切なものであり、あなたはこの判断のエネルギーをうまく使うことを最優先させてきました。この波動をあなたはほかの人を理解するために、相手を本当に心から分かってあげるために使うというやり方で、使いこなしてきました。この使い方自身はとてもよく、それによってあなたも相手から大きな愛を感じ、自分の成長にも結び付けてきました。あなたは次のステップに向かうに際して、この波動に新たなる波動を生み出し、創り出し、成長させていく必要があります。今の、理解するという能力ではあなたが真実の愛を相手に伝えることはできません。あくまでもあなたは自分のために相手を理解しており、自分の存在価値を自分で納得させるために相手の世界に入っているに過ぎません。あなたがあなたであるために、相手を理解している状況です。次の段階に進むためには、そういう前提条件なしにあなたの愛そのもので相手を理解する、あなたはただ自分の愛があるから相手を理解していく。そういう波動へと高めていく必要があります。自分を認めてもらうわけではなく、自分で自分を確認するために理解するのではなく、ただあなたに愛があるからそれだけで相手を理解していく。その段階へと高めていく必要があります。これからはそういう意味で、理解するという波動を一段階、高いレベルで相手と接するようにしていってください。

Ikukoさんの瞑想においては、今日はあなたのハイヤーセルフのレベルにおいて、根本的な波動の調整が要求されてきたために、まずはオーラのレベルでエネルギー的な修正が行なわれ、少しでもハイヤーセルフのエネルギーがあなたのオーラの中に入っていくようにワークが進められておりました。したがってあなた自身の意識で、特に黄色の星に関してイメージする必要はないために、その部分は意識化されておりません。根本的に行なわれていた大部分は、オーラの一つひとつのレイヤーにいろんな不純物が付着し、それが人間のコミュニケーションを阻害したり、自分の思っていることが相手に伝わらないような状況になっていました。その部分の浄化を行ない、またハイヤーセルフの思いが少しでも直観レベルであなたに伝わっていくようにエネルギーの浄化が行なわれておりました。これからの生き方において、自分で信じたものはあなたの思いとして大切にして構いません。しかしいくら良い友達だからといって、その人の言うことを全面的に受け入れたり、信用する必要はありません。いくら友達の薦めであっても、仲の良い友達でも、自分の心から納得できないものは受け入れないという強さが必要になります。そこであなたが相手に妥協し、合わせ、相手のエネルギーを引き入れた段階で、オーラが破られてしまい、ハイヤーセルフとのつながりが損なわれてしまっていきます。自分を大事にするために、自分のオーラは自分でしっかりと守り、傷をつけないようにする。そういう意識を定着させるようにしておいてください。

Hidetoさんの今日の瞑想では、あなたにとって悟りとは何であり、生きるということがどういうことなのか。自分にとって今まで目指してきた目標が何であったのか。いろんなことがあなたの頭の中でうごめき、思い出させ、考えさせる場をつくっておりました。人間は誰しも迷い、躓き、そして立ち上がって進んでいきます。あなたも同じように、いろんな経験の中で躓き、転び、挫折しながら、また強く立ち上がって進んでいきます。挫折する多くのものは、自分を見失ったときに作り出されたものであり、自分があえて選択したものでないものを作り出してしまったり、ほかからもらってしまったり、信じてしまったいつのまにか、その落とし穴にはまってしまいます。落とし穴に落ちて初めて自分の作り出したものに意識が移ります。でもそういう経験を繰り返すことにより、落とし穴に落ちない方法を知るのではなく、落とし穴を作らない方法を理解していきます。多くのものは落とし穴に落ちないように、知識を取り入れ、学んでいきます。しかしそれは悟りにはなりません。悟ったものは落とし穴を作らない方法を身につけたものです。あなたも今、それを目指して進んでいる最中と理解をしておいてください。


今日も皆さん方と一緒にワークできたことを私たちも喜びとしております。皆さん方の経験がまたほかの多くの人にも意識的な刺激を与え、人類全体の集合意識に何らかの成長が感じられることを私たちも喜びとしております。これからもいろんなワークを透して、皆で、仲良く、新しい時代へと進んでいってください。それではありがとうございました。


(c)2001 CentralSun
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