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2000/10/23■月曜交流会から

本当の光を自分で生み出す

@どうやって本当の光を創り出すか

私たちは私たちの世界において私たちが何を学び、皆さん方とどういう関係があり、今、なぜここにやってきたのか、話をしていきます。私たちは今、私たちの世界から話をしています。私たちの世界において、私たちはある目的を持って意識を出し、この意識に波動の合う世界を探しておりました。私たちはそれに合う意識に出会い、コミュニケーションをとり、いろんな調整をとってここへ意識を向けることができました。

今、私たちの世界ではある意味では大変な状況が起こっており、混乱が起こり、助けを求め、最後の望みをかけて救いを求める意識を宇宙に放出しました。私たちの世界は人間型ではありますが、皆さん方が理解しているような人間とはかなり違います。知性が発達し、技術が進み、文明のようなものをつくり、自らの力を競い、他と競争し、いつのまにか争いや破壊が蔓延してしまいました。しかしその裏に隠れている本当の企みにはまったく気づきませんでした。

私たちは文明を発達させ、技術を発達させたと思っていましたが、実は別のものの企みに操られていたのに過ぎないということに気がつきました。気がついたときにはもうすでに私たちの世界は完全に牛耳られてしまい、理性を正常に戻すことができず、誰も自分をコントロールできない状態に陥ってしまいました。

確かに正しいこと、良いことを理解し、それを信じ、誰もが本来、喜びと感じていることをやってきました。しかし気がついたときには、それすらも別のものに操られており、何一つ自分たちの力で獲得した判断や理性ではないということに気がつきました。私たちの文明ができる前から完全に牛耳られていたようです。私たちもはじめは疑いました。私たちの文明はいったい何であったのか。なぜわざわざそういう文明を私たちは経験しなければならなかったのか。

もしそういったものに関与されずに、はじめから理性を持って光と共に進化していたら、争いや混乱は確かに何一つ起こらないはずだったのでしょう。ホンのわずかでも争いが生じた段階でそれに気づけば、問題なかったのかもしれません。初期の段階で、争いが目に見えた段階で文明そのものの奥を見抜き、真のエネルギーを見抜くことができれば、こうはならなかったのかもしれません。争いや混乱が当たり前のもの、当然のものとして理解してしまい、それすらも文明の一つと把握してしまったところに私たち自身の愚かさが現れていたようです。

私たちは自分たちの愚かさを罪深く感じ、どうしようか、この文明をどう終わらせようか、いろんなことを考えました。しかし私たちを蝕んでいたエネルギーはきわめて強く私たちに関与し、染み込んでいるために、私たちの通常の考え方一つひとつがすべて悪巧みの中に入っていました。このまま文明を続けたとしても、私たちには何のメリットもないということ。かといってそれぞれが勝手に行動すると、破壊と混乱だけが広がっていくということ。もうどうしようもならない状態にあります。

私たちは宇宙に向かい、どう解決すべきか、どうしたら救われるのか、ずっと信号を送り続けていました。あるとき、奇跡が起こりました。私たちのメッセージに対する答が宇宙から戻ってきました。私たち自身、苦しみ、悩んで、他を傷つけ合いましたが、私たちだけがそういう苦しみを体験していたのではなく、同じように苦しみ、もがき、うめいている惑星がたくさんあるということが分かったのです。しばらくしてから、宇宙の方々から返事がやってきました。そのほとんどが同じように、破壊寸前であったり、混乱中であったり、破壊直後で惑星から放り出された人々でした。

私たちに限らず、いつのまにか破壊へと進んでいた人々がたくさんいたのです。私たちはその回答を見たとき、本当に愕然としました。同じような人々がこんなにもたくさんいる。皆、同じようにどうして良いのか分からず、迷っている。皆、困っていました。私たちは良い答を手にすることができず、ただ宇宙の実態を理解したに過ぎませんでした。なぜ、そういう混乱ばかりが広がっていくのか。人間の進化とは何であるのか。私たちは希望がなくなり、行く末を案じ、呆然としておりました。私たちがどうして良いか分からず、そのままの状態であったとき、初めて私たちは真実を知ることができました。

私たち自身は、私たちは宇宙である役割を演じ、この役割をもって大きな光を作り出そうとしていること、私たちに与えられた本来の役割は光を作り出すということ、初めてそれに気づくことができました。私たちがどうして良いか分からず、呆然としていたとき、光の仲間たちがやってきて、メッセージをくれたのです。人間の能力として、知性や文明を発達させても、光を作り出さない限り、何の意味もないということ。真実の光を自分たちの手で作り、宇宙に放出させない限り、宇宙には何一つ貢献していないということ、それをはじめて知ることができました。

私たちが別のものに操られていたのではなく、私たちが光を作りださなかったために、光がないものを単に集めていたに過ぎなかったということ。私たちが作り出していたのは文明という名の、光のない凶器であったということ。初めてそれに気づくことができました。光を生み出さないものは文明とはいわないそうです。光を作り出すには、神を理解し、神の気持ちと通じ合わなければ、光を作り出すことはできません。

私たちは今、それに気づき、新しい文明を作り上げようとしておりました。光を求め、神を求め、私たちは光を作り出そうと意識を変えてきました。光を求め、神を求め、ひたすら意識を向けていたとき、光の仲間たちに出会い、そしてここへ呼ばれてきました。光を扱い、光をコントロールする。光を創り出す。これを学んでいる惑星がほかにもあり、そこに行って同じように学んできなさい。そう言われて、ここにやってきました。

皆さん方の意識に焦点を集め、文明の状況を調べていました。ある意味では、私たちとかなり似ており、また部分的には私たちとまったく違うところがあります。ただ相対的に見て、神や光の仲間たちが身につけている光を創り出す能力はまだ持っていないようです。そしてそれがために、社会が、人間がどんどんおかしくなる。傷つけ合い、混乱を招くという状況が起こっているようです。私たちは皆さん方の意識を通して光を学ぶように言われてきました。皆さん方はそのすべをもう身につけているのでしょうか。どうしたらそういう光を創ることができるのでしょう。

私たちの世界において、この本当の光を一人ひとりが創り上げない限り、私たちの文明そのものが破壊のまま終わりを遂げてしまいます。これを正常にするために、私たち自身はあと何をすれば良いのでしょう。皆さん方の世界を一通り眺めても、私たちにはなかなか分からないことがたくさんあります。皆さん方の言葉で愛というものが使われ、イメージされ、心に刻まれているようです。それはどうやって創り出せるのでしょう。どういう風にコントロールしていくのでしょう。

神や光の存在が持っているこの本当の光は皆さん方に理解されているのでしょうか。これらの光をコントロールするには、どうしたら良いのでしょうか。私たちはそんなに長い間、待っている余裕はありません。これからその本当の理由を探り、見つけ、すぐに対策を立てねばなりません。皆さん方の世界をいろいろと調べ、何らかの答を見つけようとしておりました。でも明確に、有効な答はいまだに見つかっておりません。光の正体は何でしょう。私たちには分からないことがたくさんあります。皆さん方はそれをどう扱っているのでしょう。


私たちは今、宇宙の方から話をしています。今、ある意識を皆さん方に聞いていただきました。この宇宙には無数の破壊寸前の惑星があり、そして現実に破壊されてしまった惑星もたくさんあります。ほとんどがみずから破壊させ、その原因を把握せず、そのまま破壊の罪を背負ってしまったままになっていたりしています。それを解決するにはどうしたら良いのか。どうしたら回避できるのか。ほとんどの惑星がそれを考え、うまい解決策を見出そうとしました。

にもかかわらず、失敗し、惑星を破壊させてしまいました。いちばん理解してほしいもの、いちばん納得してほしいところが納得されず、見つけることができなかったのです。皆さん方の地球においても同じことがいえます。地球人類みずから自分たちの行なったことを理解し、真実の光を見つけ、作り上げていく。これが必要なのです。

人間には知性が与えられ、ほかにもいろんな能力が与えられております。でもそれを正しく使いこなすには、長い時間がかかります。それを使いこなす間、光の仲間たちは決して干渉せず、自分で気づくまで姿を見せることはありませんでした。そのために多くの惑星が破壊され、犠牲に会い、混乱に導かれております。皆さん方の地球においてはもう十分にその時期は過ぎており、皆さん方一人ひとりで自分の光を創り出し、コントロールしていく必要があります。今、自分がやっていることは何であるのか。

これからもいろんな仲間たちがここにやってきて、いろんな学びをしていくでしょう。皆さん方には意識されていないレベルで皆さん方のすべてを調べ、地球を調べ、そして何らかの解決策を見つけようとしております。でも結局、自分たちの心そのものに原因があり、はじめから問題を含んでいたということ。それに気づく人はそんなに多くはいません。皆さん方の意識が宇宙に通じているということは宇宙のいろんな仲間たちが皆さん方の意識とつながっているということです。ただ単に自分が宇宙の情報を引き出したり、楽しくなると思っている人は勘違いしていると思ってください。

宇宙にはいろんな仲間がいて、本当に困っている仲間、何とかしてもらいたいと思っている仲間がたくさんいます。そういう仲間からのメッセージもたくさん流されてきました。皆さんはそこでどういう行動をとっていくか。皆さん方の実際の行動がいろんな影響を作り出していきます。光の道を歩むと宣言したものは確実にその方向に進む必要があります。言葉だけそう約束しながら、心がそう向いていない人がたくさんおります。光の本質を見抜いてもいないのに、光と一緒とか、光と共にとかいう表現を使っております。光の仲間と一緒とはどういうことを意味するのか。これから自分にどういう風に戻ってくるのか。そういったことを良く理解して、自分たちの日常の意識の持ち方も学んでいってください。


私たちはいろんな世界を見て、いろんな学びをしています。でも地球にはそれ以上の喜びと楽しみが隠されております。皆さん方は、今、与えられた環境をとても善きものとしてこれからの言動に注意をしながら、光を作り出すようにしていってください。私たちは少し、休憩をとります。ありがとうございました。


A闇を分析しても光は分からない

私たちは今の話について少し、説明をします。光について話をするとき、はじめから闇を前提にして話をしても、光は分かりません。確かに、光でないもののいろんな働きは光を理解し、光に導くために用意されたものです。しかしそれは光でないものを理解すれば光が分かるという意味ではなく、働きとして、光でないものの誘惑や惑わしにあって自分が何を失い、どこへ向かったのか、それを理解し、そこから光の方向性を見つけるために創られております。光でないものの干渉によって気がつくのは、自分がいかに弱い心を持ち、どういう手口で彼らの誘惑や惑わしに会い、いつどの時点で光の方向から逸れたのか、それを教えてくれるために存在しています。

だからといって彼らをいくら分析したところで光が分かるわけではありません。光を生み出すというもの、創り出すということは光でないものとは何の関係もありません。光を創り出すといったとき、闇や光でないものを論ずる必要性は何一つありません。純粋に光を生み出すということだけを考える必要があります。

確かに、今の地球人のレベルでは明確な答がすぐには出てこないかもしれません。しかし皆さん方はそれをもう十分に把握し、学んでいる時期にあります。こういう質問が与えられても、少なくとも考え方、導き方だけはすぐにできているような姿勢が求められております。今まで教わってきたことをただ思い出して言葉で繰り返し、表現するというやり方は何の成長にもつながります。概念や知識で論ずるのではなく、ハートから本当に自分が今、感ずるもの、自分が今感じたことを話すやり方を練習しておいてください。


B新しい学びへ

私たちは別の話をします。今、多くの人が新しい学びの段階に入っており、価値基準や生き方について学びを始めております。新しい意識を身につけ、新しい観点で学ぶというのは容易なことではないでしょう。でもそれを行ない、今までの考え方から新しい考え方へと切り替えていく。新しい価値観に変えていく。こういうやり方によって自分自身の本来を表に出し、自分の光を輝かせていくことができるようになります。一人ひとり自分が持っている本当の光がどういう光であるのか。今、本当に自分が行なうことは何であるのか。それをよく理解して、確実に先へ進むようにしていってください。

私たちはいろんな人々とここで学びを進めて、地球人自身の意識についていろんなことを学ぶことができました。ほかの惑星ではごく普通に行なえたことがこの地球ではなかなか身につかない。どの惑星の人間でもごく当たり前に行なってきたことが、地球人にはまったく身につかない。そういう事実に次から次と出会うことになり、私たち自身、これからどういう風にして接していったらよいのか。何を伝えたら理解できるのか。考えることが何度もありました。

でも私たちはそのたびごとにその原因を理解し、その原因を創り出したエネルギーと出会い、解決策を見つけてきました。そしてそのたびごとに新しいエネルギーを流し、少しでも皆さん方がそういうエネルギーから解放され、新しい観点で生きることができるようにいろんな調整を行なってきました。それでもまだまだ多くの人は完全に意識が何物かに制限されてしまい、自由な発想ができない状態になっているようです。

心の中で真実と思っているもの、一人ひとりがそう感じていても実際にはそうでないこともたくさんあります。しかしだからといって初めからあきらめたり、そういうやり方を止めてしまうと、また別のものの思う壺にはまってしまいます。やはり真実を探そうという気持ち、本当の光と出会おうという気持ちはいつも大切です。これを手放すことはできません。常に自分の本当の光と出会い、表現するという意識は必要になっております。

皆さん方、これからも何度も何度も勉強しても身につかないことがたくさんあるでしょう。なかなか成長できないことがあるでしょう。それでも決してあきらめることなく、さらにそれ以上の努力をし、自分の光を表に出す意識を常に持っておく。常にほかの人のために愛と光を流していく。そういう意識で毎日を過ごすようにしていってください。


C本当に学ぶべきテーマの光

Tamamiさんの光とのつながりにおいて、あなたが本能的に身につけている光は常にあなたに何らかの気づきや目覚めを与えようとしております。新しい成長や見方、考え方ができるようにいろんなエネルギーを送り届けております。そしてそのうちのいくつかがあなたに直接、感じられる場合があります。これからもそれを常に意識し、常にあなたに何らかの目覚めや気づきが与えられているということ。困ったときや分からないとき、どうしてよいのか迷っているとき、素直にそこに意識を向け、それを受け取ることができるように練習をしておいてください。

先ほど、犬の病気についての質問がありました。一般に人間のペットとして扱われている動物は、人間の波動の影響をとても強く受けてしまいます。病の原因となる波動が人間にあり、その人間と強いかかわりを持ったペットはその病の原因を強く受ける可能性があります。病は人間に限らず、生命すべてに何らかの影響を与えていきます。たまたま人間と同じ器官を持っていたとき、その動物に対してもその器官に人間と同じように影響を与え、人間と似たような病気の症状を起こす場合があります。人間と親しく接している以上、人間のエネルギーが強く関係してしまい、したがって人間と同じような治療法や処方を必要とする場合があります。

これは悲しいことではなく、それだけ人間が強い力を持ち、人間のエネルギーが自然界のすべてに影響を与えているということ。ほかの生命体にも強い影響を与えているということ。あらためてそれを理解していただく必要があります。動物はそれによって病を起こし、肉体的にもいろんな不都合を生じることになります。でも人間を責めたり、恨むことはいっさいありません。彼らはそれを引き受ける意志を持っており、十分にそれに耐えるだけの強さも持っております。むしろ人間がそれ以上の愛を表に出すことができるかどうか。愛を出すことによって動物やペットのエネルギーを変えることができるかどうか。そういうところに意識を向けて学びを続けるようにしてみてください。

Keikoさんの光とのつながりにおいて、今、あなた自身が理解している光と本当の光との間にいろんな問題が起こり、あなたのテーマをより複雑なものに作り変えております。あなたが求めている光が本当の光であるかどうか。その光はあなたに何を与えようとしているのか。もう一度、原点から考え直す必要があります。あなたはあまりにも言葉に惑わされており、言葉で光を作り上げております。あなたにとっての真実の光は言葉だけの世界になっており、本当の光ではなくなっております。今、自分が理解している光は何であるのか。自分はどういう光に向かって進んでいたのか。もう一度、初めからやりなおす意識が必要です。自分が分かったからといって、納得できたからといって、しがみつくのは必ずしも好ましくはありません。頭で理解できるものより、心で理解できる光を求めていってください。


それでは最後に簡単に話をします。今、学んでいる光はとても大切なテーマであり、またある意味ではこれからもずっと学ぶことになります。でもそれは皆さん方自身が光を創るために必要なテーマであり、皆さん方が光を創り出せない以上、闇とのテーマはずっと続くことになります。なぜ、自分はそういう経験をしているのか。なぜ、こういう状況になったのか。その理由をよく調べ、自分が本当に学ぶべきテーマは何であるのか。自分が今、いちばん理解すべきことは何であるのか。それをしっかりと理解するようにしていってください。それでは今日はここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)2000 CentralSun
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