�@神と自分とのつながり

Tsukikoさんが今日、たどっていった神の波動は、今までの中ではあなたにとって一番、現れやすい波動であり、またあなたから見て十分に感じられる波動でもありました。ただ、この波動は人間の解釈では理解できない波動であるために、見ようとか聞こうとかすると、そういう形態ではまったく認識することができません。自分なりにどういう感じ方をしたか、それを調べていき、自分にとって一番感じやすい波動を見つけていってください。

Akikoさんは自分と神という間を作ったときに、その間の波動が一番伝わりやすいところを感じていただきました。この波動はあなたにいろんな影響を与えております。あなたが何か、神について考え、情報がほしいと思ったとき、メッセージがほしいと思ったときに、ここの波動を使っていつも現れていきます。したがってあなたがこの感覚を体で覚え、理解したとき、そういう感覚がよみがえったときには、神から何らかのメッセージが来ているということ、神のアドバイスがきているという風に確認をとることができます。自分なりにこの波動を自分のものにして、常に神の思いを受け取ることができるようにしておいてください。

�A日本を創った大元の思い

でも日本には日本の国を造り、これまでずっと導いてきた大きな存在がおります。この存在は残念ながら、どの日本人にも神として崇められたことはなく、名乗り出たこともなく、姿を現したこともありません。そのためにほとんどの人にとっては神というイメージでこの存在とつながった人はありません。でも明らかに皆さんの心に宿っているのです。人を大切にする。自然を大切にする。相手を思いやる気持ち、皆で楽しくしようとする思い、これらはすべてこの存在の波動からやってきております。そういう、皆で楽しくやろうという思いを心の中に持っている限り、その人の心には日本のこの神のエネルギーが宿っているのです。

何かを具体的に考えようとしたり、個別に考えてしまうと、かなり本当のこととは違う状況になってしまいます。今まで偶像化された神々たちがたくさんおります。多くの日本人がそれを拝んできました。でもその瞬間にそれは神ではなくなってしまいます。人間のエネルギーがまとわりつき、人間的な観点で、人間の枠でしか行動できない存在になってしまうのです。本来の神が神として機能するためには、人間のエネルギーを体にまとうことはありません。そのためには普通、あまり人間から限定されないように、人間の制約を受けないような活動の仕方を選んでいきます。その結果、皆さん方に名前をいうことはなく、姿を見せることもなく、でもかつ心に確実に残るようなやり方を工夫していきます。

これまで日本の神々として君臨してきた多くの存在たちは、そのような形で日本人との関係をずっと続けてきました。ただ、今、それが大きな節目であることは確かです。人類が一つになる方向へ向かっており、宗教の壁や文化の壁をなくして一つにしようとしております。ただ、日本人はこれからどう変わっていくのか。日本人は日本の神を捨てねばならないのか。これについては皆さん方が一人ひとりで決めることになります。皆さん方一人ひとりがとった行動の集合意識として、日本のエネルギーがつくられていくでしょう。一人ひとりがこれからどう選択していくのか。西洋的な神を拝むのか。それともどの宗教もすべて否定するのか。いろんな選択肢があります。

今の段階では、まだ私たちは何も言うことはできません。一人ひとりの自由意志に任されているために、私たちが皆さん方に今はいうことはできません。あくまでも一人ひとりがどう神とつながっていきたいのか、どういう神として自分は存在したいのか。そこにすべてが入ってくるからです。したがって皆さん方がこれから自分の力で、自分の頭で考え、そして自分なりの神とのつながり方を作り上げていってください。

日本にはいろんな神としてのエネルギーが残っております。でも私たちから見た場合には、皆さん方から本当の神と呼ばれるものはこの日本のすべての計画を常に創り出し、進めている大いなる存在のことをいうでしょう。でもこの存在は名前をつけたり、姿を現すことはあまり好んでおりません。エネルギーレベルで皆さん方とつながろうとしております。でも中には、どうしても名前で理解したい人、ビジョンを見てつながりたい人がいるでしょう。そういう人にはそういう人に見合った現れ方があります。そしてそこからいろんなことを学んでいくでしょう。

まだまだ皆さん方には学びの時間があります。焦る必要はありません。今のペースでゆっくりと自分なりに理解を深め、知識を得ながら、自分と神との関係をうまく作り上げていってください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。