宗教の違い、国の違い、人種の違いを超えて、地球が一つになる。そのためにそれぞれがやるべきことやるべきこととして何があるでしょう。GUDNIはその中ではとても素晴らしい役割をしています。彼は私たちと会うときに、いつも地球人類についていろんなことを質問してきます。それぞれの人類がどうしてこういう風に分かれてしまったのか、何をどうすれば元に戻せるのか、彼はいつもそれを考えております。
確かに皆さん方からすれば、西洋人という一つの枠で見えるかもしれません。しかし彼から見れば、アメリカ人とヨーロッパ人はかなり違っており、ヨーロッパ人も国によってまたかなり違い、人種や宗教による違いが明らかになっています。近くの土地に住んでいながらも、お互いを非難し合う。まったく馴染めない。そういう人ばかりなのです。
アメリカはいろんな人種の人間たちが存在し、人種という枠はかなりとることができる国になっております。しかしアメリカ人にはアメリカ人の閉鎖的なエネルギーがあり、それによってアメリカ人だけが特殊であり、自分たちが優秀というエネルギーがつくられております。彼らは自ら溶け込むことはできず、ほかの地域の人間をいつも下に見ております。
長い人類の歴史において植民地として支配されていた国、奴隷として扱われた国、占領地として悲惨な生き方をしたものたち、こういう国がたくさんあります。彼らの中には人間として生きる気力さえ、失っているものがおります。そういう人々に皆さん方はどういう言葉を出すことができるでしょう。こういう違いを超えて地球が一つになるために、皆さん方は何をすればよいのでしょう。GUDNIはそういうレベルで人類をいつも考えております。
皆さん方のエネルギーを見たとき、とても素晴らしい輝きを見ることができます。占領地としての体験がないために、自らのエネルギーが封印されるということがありませんでした。しかしほかの国々と接するときには、無意識のうちに自分たちが何か劣っており、未熟であり、外国人の方が偉いというエネルギーを出す人がおります。これは占領地の国ではよく見られるエネルギーでした。日本人はそういう体験がないにもかかわらず、エネルギー的にはそういう状態になっております。
やはり第二次大戦後に行なわれたいろんな政策によって、日本人は日本人である魂を抜き取られ、そして欧米のやり方に染まるように変えられてしまったからなのでしょう。今は何が日本人なのか、人間として生きるということはどういうことなのか、それすらも分からなくなっているのです。でも私たちや光の仲間たちは日本人をとても大切にし、これからの計画において何とか日本人にうまく役割を演じていただきたいと願っております。
アメリカからもたらされたニューエイジ的なエネルギーは人間の弱みにつけこんで、その人をまるで宗教的なエネルギーで変えていきました。本来の人間としての生き方が分からなくなってしまい、ただ天使にすがる、なんでもマスターに聞く、エネルギーの素晴らしい人に相談する、という生き方ばかりが作られていきました。多くの若い人たちがそのエネルギーを徹底的に日本に入れ、それを本によって広めたために、今、日本にはかなりそのエネルギーが浸透しております。
これまでのニューエイジ的な生き方がどこまで皆さんに通用し、本来の生き方ができるよう導くことができるのか。今、アメリカにおいてもニューエイジの反動が起こっており、今まで一生懸命、やってきた人が次々と生き方を変えるという事態が起こっております。自分たちが信じていたニューエイジのやり方では自分の人生が面白くないということに気がつき、本来の生き方を求めようとする人がたくさんおります。まだ日本はその段階には至っておりません。まだまだこれから興味本位でこの世界に入ってくる人がたくさんいるでしょう。皆さん方はもうそういう経験を終えており、あえてそういう人たちと一緒になって同じ過ちを繰り返す必要はありません。むしろ皆さん方は、本来の行き方はどうであるのか、自分は神として生きるとはどういうことなのか、それを本当に実践していく時期に入っていきます。
多くの人はまだまだ心の準備ができておりません。皆さん方の考えを理解できる人はほとんどいないでしょう。そういう人にとっては単なる占いやおまじないのほうがずっと興味があり、面白い話題として浸透していくでしょう。中にはそういうことをきっかけにしてだんだん自分の心の光を表に出し、目覚め、自分の本来のエネルギーを活性化させる人もおります。今まではそういう人に対してニューエイジ的なやり方がその人に刺激を与え、そしていろんなワークに導くことによってその人の能力を活性化させることができました。これからは必ずしもそうではありません。
一人のニューエイジ的なリーダーがいろんな人に導きを与えるということはなくなっていきます。今の若い人たちははじめからいろんなことが分かっております。あえて先生という人から学ばなくても、自分自身で知ることができます。分かっている人もおります。皆さん方が苦労して苦労して身につけたものを若い人にははじめから分かっている人がいるのです。そういう人々に対して、今まで皆さん方が身につけてきたやり方はまったく通用しないでしょう。したがってそういう人々に対して、何か教えるとか、何かを導くという、今までと同じやり方ではまったく通用しないのです。その人に合うやり方はやり方は何であるのか。その人には何が必要なのか。それを見分ける能力が必要になってきます。
一人ひとりまったく違う能力を持ち、その人のエネルギーもまったく違うものになってくると、その人が求める生き方、その人と接する人々もかなり違ってきます。ニューエイジというくくりでみることすらもできなくなってくるでしょう。皆さん方はそういう時代に向けて今、歩き出しております。これからを歩くにあたって、今まで自分が身につけてきたニューエイジという概念を完全に手放すようにしておいてください。そして教えるとか、導くとかいう概念も捨て去ってください。その人の持っている潜在能力を自然に開花させ、どうやってそれを行なっていくか。
自分のところにやってくる人は必ずお互いに必要なエネルギーを持っております。自分の目の前にいる人と普通に接するだけで、その人の考え方や生き方に自分が共感を持ち、自分のためになることがあるでしょう。同じように相手は自分の持っている能力をぜひとも活用して目覚めたいと思うときがあり、お互いにそうやって必要なもの同士が常に出会うことになります。自分に必要な人が常に目の前に現れてくる。これの繰り返しになります。自分のところで一生懸命、体験を重ね、とても親しくなったとしても、その人はいつかは離れていきます。そのときに執着しないこと。そのまま離れたままにしておくということ。これはとても大切です。
自分から去ったとか、自分を見捨てたとかは思わないでください。もうそれで十分なのです。そしてまた新しい人がやってくる。またお互いにいろいろと学び合う。そしてまた離れていく。これの繰り返しです。一人ひとり、丁寧に接してください。一人ひとり、自分の持てる能力と知識をフルに使って相手と接するのです。これから皆さん方に必要なのはその体験となります。皆で何かをするとか、リーダーが全体をまとめるとかいう発想はもう通用しません。そういうグループは必ず崩壊がくるでしょう。まとめようとすればするほど、分裂が起こります。今、目の前にいる人と個別に接する。それの繰り返しによって全体が一つになるのです。
今、日本のエネルギーも急速に変わっております。皆さん方が、これが日本だと思っていたエネルギーがどんどん離れております。皆さん方が大切にしていたものは何だったのでしょう。自然を大切にし、自然と共に在ることをとても尊敬の念を持って受け止めておりました。でもいつしかそれが執着になり、概念を作り、本来の自然のエネルギーを封印してしまいました。山はこうあるべきだ、海はこうあるべきだ、風はこうあるべきだ、皆さんの概念が自然を作り変えてしまったのです。そのために自然はとても不自由な状況になっております。
人間に対しての見方を変えるのと同じように、自然に対しての見方も変えてください。山や木もエネルギーの波動を高めると同時に人間との接し方を変えていきます。今までの山ではなく、今までの木々でもありません。新しい波動で皆さん方と接するのです。今までの山とはやはり違う、今日の木はこういう話をしてくれた、そういう風に一日一日、変化を楽しむことができます。自然に対する見方、人間に対する見方、それをどんどん変えていって、今まで自分たちが作り上げてきた概念を手放していってください。
日本はそのために、今、とても危険な状態にあります。自分で自分をコントロールできない人間たちが増えてくるでしょう。自分でも何をやったのか分からないものたちが出てくるでしょう。彼らが悪いとはいいきれません。彼らを使って日本を眠らせておこうとする者たちの働きなのです。可哀想だから、そんなことはしないでもらいたい、と思っても、実際には一人ひとりの判断で行なわれており、私たちにはどうしようもできないのです。本人は自らの意思によって自分の心を別のものに明け渡しているのです。そして別のものの言うなりになって、自分でも分からない行動を平気でとっているのです。
そういうものたちを別のものから取り戻し、少しでも地球のために活動してもらおうと思っているときには、やはり言葉ではホワイトブラザーフッドと一緒になって行動し、エネルギーワークを頻繁に行なってオーラを浄化し、自らの心を清めていく。これしか言うことはできないのです。それに抵抗がある人も確かにいるでしょう。そんなことをしなくても、自分は十分に人生を楽しんでいる。それはそれでかまいません。でも実際には半分以上の日本人は別のものの傀儡（かいらい）となって動いております。自分ではまっとうな仕事をしていると思いながらも、実際には日本を封印させようとする働きばかりを行なっているのです。
そのものたちは私たちの言葉を聞くことはまったくありません。耳に入ることもありません。では皆さん方のように、光に興味を持ち、光と共に歩もうとするものたちが光をたくさん引っ張ってきて光を流していくと、皆さん方の周りにいるものたちは少しはその光によって目覚めることができます。ほんのわずかではあっても、それまでめくら同然となっていたものたちが少し光を見ることができるでしょう。本人は意識していなくても、何が正しく何が間違っているかを少し理解する人が出てくるでしょう。皆さん方の光が周りに影響を与えていくのです。
そしてそのうちの何人かは皆さん方に興味を持ち、共に学びをしたいというでしょう。そしてオーラを清め、光を取り入れ、光の仲間と一緒に活動をし始める。それでその人は光をより強くし、その人の周りに光を流すことができます。それはまた周りにいるものたちに光を広げることができます。こうやって光はゆっくりゆっくりひろがっていくのです。したがって今、迷っているからといって、闇雲にすぐそこに行って浄化をすることがよいわけではありません。自分は自分の光をただいっぱい出して、光り輝いていくのです。そうすると、光に興味を持つものたちがやってきます。そういう人々に話をするだけで十分なのです。
まだ準備のできていないものたちは皆さん方に自らくることはありません。皆さん方からわざわざ出かける必要はないのです。それはまだ準備ができていないのです。準備ができているものたちがやってきます。そのときに自分の持っている能力を自然に使っていく。相手が急に不信感や違和感を出さないように、自然に出すことが必要です。そうやってゆっくりと光が広がっていく。今、皆さん方に求められているのは、こういうやり方なのです。ですから一人ひとり、自分が光を受け取って、その光をまた自分から次のものへと伝えていく。そういう意識さえしっかり持っていれば、皆さん方は十分に光の仲間であり、光の一員として活動しているのです。あえてヒーラーとかティーチャーとかいう名前をつけなくても、光を正しく受け継いでいるものたちは十分に光の仲間なのです。
今はいろんな変化の最中であり、必ずしも一つのやり方が何年も続くということはありません。今、話していることもまたすぐに変わるかもしれません。でも今の段階においてはこのやり方が皆さん形に与えられているやり方であり、しばらくは自分が受け取った光を次のものへと自然に流していくというやり方で日本のエネルギーを活性化させるように意識しておいてください。
日本人は家族を大切にし、皆で同じようなことをやるという学びを長い間、続けてきました。日本を一時、かなり熱心に導いた存在の中に、家族を本当に大切にし、お互いに敬い合うというエネルギーを作り上げた時期があります。このマスターは今は働きが変わっているために、必ずしも日本には直接的な関与はしておりません。でもそのときはとてもよい働きをなされました。日本人は家族を本当に大切にし、皆で同じように楽しむという経験を何度も繰り返してやってきました。
そういった意味で家族というエネルギーを使っていろんな神々を理解することができます。お父さん、お母さん、その子供という図式で皆さん方は神を理解することができます。肉体的な両親とは別に、自分をスピリットの世界で創り出した両親がいる。そこから自分が生まれ、そして育てられている。これは日本人にとても理解しやすい神の構造です。日本人には、そういう意味で皆さん方を創り出した神のお父さんとお母さんがいる、そして同じ兄弟や仲間たちがたくさんいる。そういう図式で日本の神とつながることができます。今の皆さん方からすれば、西洋人的な発想よりはこういう発想の方が神にとてもつながりやすいエネルギーになっております。
しかし中には西洋人的な発想が一番、体に合うという人もおります。それまでの歴史において、西洋でのエネルギーをたくさん身につけ、特に十字軍に参加したものたちはかなり西洋的なエネルギーで自分を作り上げております。したがってすべての日本人が必ずしも日本のエネルギーで動くというわけではありません。西洋的なエネルギーですっきりするという人もおります。したがって皆さん方は、どれが自分に合うのかは自分で見つけていってください。日本人だからといってそこまで同じにする必要はありません。自分に合う神との接し方、自分に合う神の考え方、それを作り上げて構わないのです。そこでは真実は自分にしか分かりません。自分に見合うものを自分で作り上げていくのです。
少なくとも自分がしっくりしないものを無理して信用する必要はありません。それを責めるものは誰一人おりません。自分に見合ったものを自分で作り上げ、そして自分の真実の中で自分の道を歩いていってください。それでは少し、休憩をとります。ありがとうございました。
一般に霊感が高いといわれている人、昔からあちこちに出かけて何かをやっているという人、そういう人たちは私たちの霊感や直観を受け取っていることもたくさんあります。そして本当によい働きをしている人々もおります。その人が何かを行なうだけで、その場のエネルギーが急速に変わったり、閉ざされている光が急に流れ込んだりする場合があります。多くの場所でいろんなワークが行なわれております。そしてこれからもたくさん行なわれていくでしょう。
もし皆さん方がそこでいろんなことをするときに、そこに集まっている人、一人ひとりのエネルギーをよく、お互いが感ずるようにしておいてください。そして光のないもののエネルギーを感じた場合、そのエネルギーを徹底的に排除し、光だけで行なうということを常に意識しておいてください。ここで必要なのは、その人間を排除することではありません。エネルギーを、光を見るのです。多くの人は人間に意識が移ってしまい、その人がダメだとか、その人がよいとかいう判断をする人がおります。それは真実ではありません。あくまでもエネルギーであり、エネルギーはいろんな人を通じて現れていきます。その人の問題ではなく、エネルギーが問題なのです。
そしてそのエネルギーをしっかり見極め、光とだけしっかりとワークする。光以外のものはまったく関与しないようにする。この気持ちが必要です。そういう意識を持たずに、ただいわれた通りワークをやってしまうと、別のもののいうなりになって、結局は本来の光を封印してしまう場合があります。一見、光の働きをしているように見えながら、実際には光でない働きをしている人がたくさんいるのです。これからはそれを本当に意識し、光だけを取り入れていく。光だけでワークを行なう。常にそれを意識するようにしておいてください。
光は光を集めていきます。皆さん方が純粋に光を愛し、光を求め、光と一緒にワークをしている限り、光あるものたちが皆さん方に集まってきます。しかし自分の心に弱さがあり、甘さがあり、隙がある人は光でないものを呼び込んでしまいます。そしてその光でないエネルギーはさらに別の心を使って光でないものを集めてきます。光でないものを避けるには、心の隙をなくし、甘さを取ることです。面倒くさい、あまり自分はやりたくない、誰かがやってくれる、これはすべて心の弱さです。そういう弱い人を通じて光のないものはどんどん広がっていきます。自分の心の中にどういう弱さがあるか、それを本当に見つめてしっかりと光として生きる。それを身につけるようにしていってください。
それでは皆さん方にエネルギーを流して終わりにしたいと思います。皆さん方がさらに自分の光が強くなり、私たちの思いをしっかりと受け止め、いろんなワークをするときに光とだけワークができるように、エネルギーを流してみます。
それではこれからも皆さん方と一緒に光を広げ、新しい地球で直接、会うことができるように私たちも一緒に協力していきたいと思います。それではありがとうございました。
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