前へ戻る
2000/2/2■水曜瞑想会から

理解するのが難しい魂

@魂の概念がかけ離れているとつながりにくい

私たちは今の瞑想を手伝っていた仲間たちです。今日は皆さんの意識を魂の故郷に導くという瞑想をしておりました。今日は一人ひとりの意識の一部を本当に皆さん方の魂の世界に引っ張っていって、そこの世界との出会いをつくるというワークを設定しました。実感が得られた人、ほとんど実感が得られなかった人、いろんな人がいると思われます。エネルギー的にみた場合に、ほとんどの人は確実に魂の世界に繋がり、そこで何らかの接触を行なっておりました。

Masakoさんの場合、あなたの魂とあなたの意識が出会った場所はとても神秘なところであり、それはあなたがこの世界に入ってきたときの入口ともなっております。そこの接点があなたと魂との接点になっており、そこであなたと魂が出会うことができました。しかしこの世界での経験がまだそれほど進んでいないために、あなたのいろんな体験の情報を魂に伝えるにはまだ不十分な状態にありました。そのために魂はまだあなたからいろんな情報を一生懸命、吸収するという状態ではないために、ただあなたにこれからのいろんな調整や期待、流れに向けてのいろんなエネルギーが流されておりました。あなたがいろいろとまた体験を進め、この世界でのいろんな仕組みを理解するようになると、魂は積極的にあなたに意識を向け、いろんな情報を得ようとするようになるでしょう。今の時点においては、魂はまだあなたの成長をずっと見守っている段階といえます。したがってあまり焦ったり混乱したりせずに、自分のペースで成長するようにしていってください。

Yukikoさんの場合は、魂との出会いの場所があなたにとって馴染みのあるところにつくられ、そこで出会いを重ねておりました。あなたにとって必要なもの、自分で用意できるものがあなたの意思だけで何でもできるような場所があり、そこで魂があなたにいろんな状態を創り出しておりました。あなたがやりたいこと、望んでいることがうまくいくように、魂がいろいろと創り出しておりました。したがってあなたにとってみれば、魂の姿を直接、感ずるよりは自分の願っていること、思っていることが具現化される、それが分かる、確認できるという状態で魂の存在を理解することになるでしょう。

Taeさんの場合は、あなたが自分で理解している魂と、あなたの本当の魂との間にまだズレがあるために、今、直接、あなたに姿が見えることはありません。今の段階でのあなたとの関係は、魂が地球でやりたいこと、そしてあなたがまだ自分を見つけていないために迷っているところ、これらの総合的なエネルギーであなたの流れが創られております。したがってほとんどはまだあなたが自分で理解できないにのもかかわらず、魂の方で流れをつくり、その流れに沿って経験を進めているという状態といえます。したがってこれからは魂の思い、魂の考え方を理解できるようにしていくと、魂との繋がりが少しずつ強くなることになっていくでしょう。

Chihiroさんの場合は、あなた自身がハートから先へ進めなかったという話がありました。まず、あなたの今のエネルギーのレベルそのものがいわゆる異次元的な現象や不思議な世界での体験をするには、エネルギー的に活性化されていない状態にあります。まだまだエネルギーワークがほとんどされておらず、ほかの次元での学びの許可も得られておらず、あなた自身が自分で積極的に行動できる状態にはなっておりません。ただ自分で瞑想するときに、闇雲にするのではなく、やはり一般的なルールといったものを最低限理解し、正式なやり方で自分の意識を高めていく練習が必要となるでしょう。瞑想をする場合でも、ただ闇雲に瞑想するのではなく、まず自分自身のグラウンディングから始まり、自分をしっかりとプロテクトし、そして光の仲間と一緒にいろんな世界へ旅に出る。そういう最低限のルールだけは守るようにしておいてください。

Akiko.sさんの場合は、あなた自身の仲間や兄弟、家族といったものがあなたに身近に感じられるように仲間たちが皆で協力しておりました。あなたにどのように感じられたか分かりませんが、仲間たちは一つひとつ、とても大切にビジョンを創り、あなたに良い体験ができるように流れをつくっておりました。風船という風に表現されたものは、あなた自身の心の軽やかさを示すために、一つのシンボルとして表されております。あなたはまだ自分で自分の心を軽やかにするやり方を見出しておりません。本当は心も風船のように軽く、自分でコントロールできるのにもかかわらず、あなたは自分の心をわざと重くしてしまったり、固いものにしてしまったりする傾向があります。あなたの心の中に風船を入れる、まず心そのものを風船と同じように考える、そういった練習によって心を軽くし、心の中に溜まっているものをどんどん追い出してもっと自由に、楽に生きられるような生き方を身に着けるようにしておいてください。

Akiko.Fさんの場合は、自分自身を見つける旅、自分を知る学びとしていくつかの瞑想を行なってきました。今日、行なわれたのは、その中でも特にあなたに一番必要な瞑想となっておりました。今までの瞑想では本来の魂となかなか出会うことができず、魂自身があなたと何とかして接触したいという思いを持っておりました。そのために今日は確実にあなたと魂が出会えるようにいろんなところで仕組みを創っておりました。あなたが感じた黄色い棒というのは、これはあなた自身が自分が光であり、光をほかの人に分け与えることができる、その棒を使うことによって自分の光をどんどん遠くまで流すことができる、というシンボルとしてあなたに与えられたものです。あなたはそういったものをこれから使いこなし、自分の光をほかの人にも、ほかの多くの人々に分け与えるという役割が出てくることになります。自分自身の魂、これからの心、そういったものをもっともっと大切にして、自分の成長を行なうようにしていってください。


皆さんは魂と何とかして出会って、いろんな情報を聞きたいと思っている人がいるかもしれません。でも一般に魂は皆さんと出会えたからといって、何でもかんでも話してくれるわけではありません。皆さん方には皆さん方のテーマがあり、ほとんどは皆さん方が自分で見つけるべきテーマを魂に聞く場合があるからです。それは魂にいくら聞いても、魂は答えることはありません。皆さん方が自分で見つけるのです。自分で見つけるためのヒントとして、いろんな本が出されたり、いろんな情報が渡されたりしております。でもそれが自分に合うかどうかは別問題となります。いくらたくさん本を読んで、どれか自分に当てはまるものがあるだろう、という感覚で本をたくさん読んでいる人もいるかもしれません。でも実際にはそんなことをしても、自分の知りたい情報に出会えるわけではありません。本当にその人に必要な本は、ほとんど誰も知らないような本屋さんの隅で見つかったり、誰も手にしたことのない分野で手にしたりするときに、意外とそれが自分に一番相応しい本である場合があります。

皆が読むからといって、皆がやっているからといって、それを手にして知識として蓄え、そして自分に当てはまるものとして勘違いしてしまうと、とんでもない方向にいってしまう場合があります。自分を探すというのは自分だけの旅であり、自分にしかできない旅です。それをよく理解した上で、自分を知る旅をさらに続けていかれることを望んでおります。

私たちはここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)1999 CentralSun
前へ戻る