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1999/11/3■水曜瞑想会から

他人の瞑想の仕方は自分には当てはまらない

@アストラル次元への旅

私たちは今の瞑想を見ていた仲間たちです。今日はアストラルの次元に意識をとばすという練習をしておりました。それぞれが一番自分に相応しい領域に意識を流し、そこで体験をしてきました。

Kさんの場合、よく分からなかったという表現がありました。一応、それなりに自分で感じた9次元や12次元という世界は、今までの話にはなかった分類での次元と思っておいてください。あなたの場合における9次元はあなたの意識的な成長を遂げた場合での人間的な最後の領域の世界といえます。人間的な感覚、人間的な思い、人間的な思考で通じる最後の世界といえるでしょう。そしてその領域を超え、人間的な概念や人間的な進化過程を終えたときに、新たなる世界に入っていき、そこでのまた最終的な領域が12次元の世界といえます。そして12次元の世界を超えると、今までの体験そのもののすべてが終わり、その大元へと戻っていきます。

その、それぞれの最後の節目にあなたが招待され、9次元においては人間としての進化過程のすべての最終的な調整が行なわれ、12次元においては神から出てきて戻るまでのプロセスの最終的な修正が行なわれました。それによってこれからのあなたの人生の流れにいろんな変化が起こるかもしれません。したがって今日、自分では見えなかったとか、いろいろ表現されましたが、まずその9次元、12次元という響きに意味があり、人間としての流れの再調整、神から生まれた生命の再調整、というシンボルがあり、それは自分にとってとても大切な意味があったという風に理解をしておいてください。

Tさんの場合は、余り記憶にないという話がありました。確かに今日、準備がうまくできなかったために、あなたの意識とアストラルの次元の間の繋がりを明確につくる時間がありませんでした。でもあなたの今、身に着けている範囲内で最善の意識の旅が行なわれておりました。あなたが今まで身に着けてきた範囲内で、一番高い次元に、一番自分が必要としているエネルギーの世界につれていかれました。そしてそこでいくつかの新しいエネルギーを身に着け、あなたはそこで今までまったく見たことのない体験をしておりました。

それぞれ今までにはまったく想像もしなかった経験があったために、あなた自身の心には今までとは違う感覚が常に沸き起こっておりました。そしてさらに今まで出会ったことのないいろんな存在から祝福を受け、新たなエネルギーをもらって戻ってきておりました。記憶には残らなくても、エネルギー的にはあなたの体にしっかりと残っております。したがってまず自分が今、感じている雰囲気、何となく自分がそうだと思う雰囲気、それを大切にして、持ってきたエネルギーを使いこなせるように、日常を過ごしてみてください。

Mさんはおもしろい話をされました。二つの意識が別々に進行している状況を話しておりました。これは今のあなた自身に新しい学びが起こっている出来事といえます。いろんな世界に通じ、いろんなことが分かるに連れ、学びのレベルがどんどん上がっていきます。今、ただ単にいろんな世界で学びをするというのではなく、それぞれの世界と自分がどういう繋がりを持ち、自分はその多次元の世界において何を為すか。多次元の世界を同時に生きる自分として今何が必要なのか。そういう学びへと移っていきます。

したがってそもそも人間は多次元の領域に同時に存在し、同時にいろんな世界で活動し、今、この肉体はそのすべての能力を身に着けることができる。自分の肉体を通していろんな学びをし、いろんな領域でいろんな活動をすることができる。そのためにはあと何が必要で、自分は何を身に着けていくのか。多次元の世界で行動する場合のルール、やって良いことややっていけないこと、そういったことを学んでいる時期にあります。そうやってこれからもいろんな次元で体験するケースが増えるかもしれません。そのときにあくまでも多次元の領域の中で自分が行動し、そこでルールを学び、勉強している最中であるという理解をしておいてください。

Nさんの瞑想において、新聞のようなものを見て驚いたという話がありました。あなたがそこで新聞を目にしたというのは、これはあくまでもシンボルであり、あなた自身はほかの世界へいくときに何らかの情報を参考にし、その情報を通じてそれぞれの世界に行くという特徴があります。ほかの世界への出入口になっているのが情報となっているのです。これはあなたにしかできない一つの特殊なやり方であり、あなたはその自分だけのやり方を身に着けております。いろんな情報をもとにしてその世界に入っていく。話や文章、言葉、そういったものをキーワードにしてそこからその世界に入ることができるのです。

これはあなたに与えられた極めて特殊な能力であり、それによって実際にはまだ自分は行ったことのない世界でもいろんな情報からその世界の中に入ることができます。これはあなたがさらに能力を高め、自分のものにしておくと、図書館に行っていろんな情報を目にし、その中に自分の意識を入れ込み、その世界の中に入っていく。アカシックレコードを次々と自分で読んで、その人の人生の中に入っていく。そういったことが可能になっていきます。自分のそういう隠れた能力を一つひとつ思い出し、そしてそれを使いこなし、自分自身の本来の働きに目覚めるように、意識を向けていってください。


A自分に見合った瞑想のやり方をすること

それでは少し、別の話をして終わりにいたします。一人ひとり、自分に見合った瞑想のやり方があります。人によっては体験したり、エネルギーを感じたりする方が楽しいという人や、静かなところで何時間もただ静かな状態を味わっていたいという人や、あるいは単純に何か結果だけを求めて瞑想する人、いろんなやり方があります。自分に見合った瞑想のやり方が何であるのか。まずそれを自分なりに見つけ、その自分に相応しいやり方をまず自分で完成できるように練習してみてください。

自分に合わない瞑想をずっと続けて、無理矢理、練習したり、あまり好きではないけれどもしなさいといわれたから仕方なくやっている、こういう瞑想は自分のためにはなりません。自分に合わない瞑想のやり方をずっと続けていても、実際にはあまりうまくはなりません。自分に合う瞑想のやり方を続けて、それでやっと少しずつ瞑想がうまくなります。自分に合わない瞑想のやり方は何度練習しても、なかなか自分のものにはなりません。したがって自分に合う瞑想のやり方をなるべく早く探し出し、自分に合うやり方だけでまずは自分のものにする練習をしてみてください。

あまりほかの人の言うこと一つひとつをそのまま信用して鵜呑みにしたり、我慢してそれをずっと続けるということもあまり意味のない場合があります。自分に合わないと思うものは潔くそれを無視して自分のやり方で進めるという意思の強さも身に着けるようにしてみてください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)1999 CentralSun
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