今まで自分にはどういうエネルギーがあり、どういう能力を持っているのか。それを漠然とした形で、抽象的なレベルで取り扱ってきました。これからはそれを具体的な形として使いこなす時期に入っていきます。したがって今まで自分なりに、自分のエネルギーや能力について考えていたこと、それが現実に影響を与え始めるという時期に入ったという意味があります。したがって自分の能力やエネルギーについて、それを具体的に使いこなす練習、物質的なレベルに引き下ろす練習をするようにしてみてください。
私たちなりの観点から、少し話してみます。今の恋愛についてのいろんな話の中で、多くの人が恋愛についてのイメージをかなり限定したレベルで考えております。恋愛にも幼稚園や小学生から始まり、老いた者たち同士の恋愛にまでさまざまな形態があります。皆さん方は自分の体験の中で、自分が味わってきた体験を通して恋愛を話しております。これは人によってかなり個人差があるために、共通の話をしようとしてもなかなか展開しない状態になります。
ではその年代に限らず、地域に限らず、習慣や宗教に関係しない共通のレベルの恋愛のエネルギーというものがどういうものなのか。その本質的なところを実は皆さん方につかんでいただきたかったのです。これについては、やはり皆さん方がもう少し考えてみる必要があるでしょう。そして真の恋愛のエネルギーがどういうものであり、それが皆さん方のエネルギーを通して現れるときに、どう現れてくるのか。一人ひとりの概念やエゴ、欲望と混ざり合って、どういう風に三次元化するのか。その関係を良く理解していただきたいと思います。
私たちの観点から見たときに、実は皆さん方は確実に役割を演じております。たとえ、本人が意識していなくても、役割を演じていないと思っていても、役割を演じております。実は皆さん方はその本当の役割に関しては、あまり選択の余地はありません。やるべきことはその方向に進んでいき、皆さん方の個人的な思いとは別に流れが進められていきます。したがって役割をこなすエネルギーと皆さん方の現実をつくるエネルギーとの間には少し違うエネルギーが関与しております。
現実を造るエネルギーは皆さん方の感情のエネルギーや思考のエネルギー、その場におけるエネルギー、その日のテーマ、相手との関係における繋がり、執着や欲望、いろんなものが組み合わさって一瞬一瞬の現実が造られていきます。役割というのは、一瞬一瞬の関与ではなく、大きなレベルで見た場合の、根本に流れている波動といえるでしょう。したがって現実の一つひとつを見た場合には、役割の中の一つの部分にしか過ぎません。皆さん方はその一つの部分だけを見て、役割を演じているとか、まだ役割を演じていないという評価を下していきます。実際にはそういったことには関係なしに皆さん方は役割を演じていることになります。
では一人ひとりの大きな流れで見た場合の役割というのは何であるのか。
私たちはそれを解明するための一つのヒントを伝えておきます。必ずしもこれを前提にしたり、これを唯一とは思わないようにしておいてください。
Ｋさんの場合の役割の波動の一つの特徴として、あなたの存在そのものがまず大きな意味を持っております。あなたは神の思いのある特別の波動を地球にもたらす役割を演じております。人間の体を通して神の波動を地球に持ってくることができるのです。したがってまずあなたはまずそこに存在しているだけで、神の波動を地球に届けることができます。あなた自身はおそらくそれをいちいち理解していなかったり、まだ明確に神に繋がっていないという言葉を口に出すでしょう。でも実際には、そんな意識とは関係なしにあなたが生きているだけで神の波動を地球にもたらすことができるのです。
したがってまず一番基本的に必要なのは、どんなことがあっても、まず元気良く生きるということです。たとえ自分はまだ神のメッセージが分からない、具体的にどうして良いのか分からない、という思いがあったとしても、そんなのはあまり関係ありません。まず毎日を元気に生きて、人と喜びを分かち合い、成長し合う喜びを味わっているだけで、神はあなたにいろんな波動を送り届け、そしてあなたの体を通じて地球に流すことができるのです。
役割は何ですかと聞かれたとき、あなたはただ生きて、喜びを皆に分け与えていく、楽しいことを皆と分かち合う、それが役割だということを本当に理解するようにしておいてください。
Ｋさんのそういうレベルの役割で見た場合には、あなたはほかのある惑星のエネルギーを地球にもたらすと同時に、そのエネルギーをうまく使いこなし、より発展させ、それに関与してきたいろんな存在たちとのエネルギーを正常な流れに戻し、少しでも地球が正常な方向に進むように仕組みを造り変えていく役割があります。したがってあなた自身はそういった風に、何かを編み出したり、工夫したり、使ってみたり、試してみたり、またやり直したり、そういう作業がおそらく続くものと思われます。
自分としてはごく普通に仕事で、何かを考えたり、間違ったり、やり直したりという実験のようなものが続いているように感じられるかもしれません。でもそれは宇宙レベルで見た場合には、それぞれの宇宙で必要としているものをあなたが三次元的にただ動き、その役割を演じているに過ぎません。宇宙の方では、あなたが試してみたものをうまく使いこなし、それによって新しいエネルギーを発見したり、変換したり、合成したりしたといったいろんなことを同時に行なっております。
したがってその成果を気にする必要はありません。あなたはそこまで考える必要はないからです。ただいろいろやってみる、工夫してみる、何度もチャレンジしてみる、それだけで仲間たちのやりたいことを次々とこなしていることになります。ただ自分なりにもう少し満足して納得できるような感覚を持ちたいというのは私たちにも分かります。しかし私たちがやっていることをあなたに言葉で説明しようとしても、おそらくそれが理解されることはないでしょう。あなたが今、行なっている薬品やいろんな関係の実験的なものはあなたが三次元世界で興味を持たせるために造られた一つの現実に過ぎません。実際にはそれは何であっても構わないのです。したがってあなた自身はその三次元の中では自分が満足すること、自分が楽しいことと思うことをどんどんやって構いません。
三次元の世界の中で、自分が興味を持ち、いろいろやってみたいと思うことをやっていく。それだけで十分に宇宙における役割を演じていることになります。そういう観点から、自分のやってみたいこと、それをやるだけで宇宙における役割を演じているという関係を理解するようにしてみてください。
Ｈさんの今の時点における役割は、人間自身の集合意識の一部で考えたときに、あなたがどうやって目覚め、成長し、真の光に近づいていくか、そのために自分は何を必要とし、どこに向かい、どういう風にして現実化していくか、それを現実レベルで多くの人々にもたらす学びをやっているといえるでしょう。まだ自分は学びの途中であり、どこに向かい、何をすれば良いのかを模索している段階の役割といえます。そしてあなたが何かに気づき、真の光と光りでないものの区別が分かり、真の光に向かって進み始めたときに、そのエネルギーは地球人類にも影響を与え、ほかの者も真の光に進むようになっていきます。あなたの今の学びそのものが地球人類の学びそのものであり、同時に学んでいる者のエネルギーにも援助を与えていることになるのです。真の光とは何であるのか、何故、真の光が必要なのか、それを学んでいる者の一部ともいえるでしょう。自分の成長がほかの者の成長に結びつく、自分が分かればほかの者も分かる、という因果関係を理解して、自分の役割というのを考えるようにしてみてください。
○さんは、あなた自身の役割の波動はある意味ではまだ活性化されていない状態にあります。これは私たちにとって非常に説明の難しい状況ですが、役割といってもいろんなレベルや種類、波動や光がそろっており、それによって一人ひとりの現実の現れがかなり変わってきます。○さんの場合の役割の波動は、今のところはまだ宇宙や神の意思を反映したものにはなっておりません。ここに至るまでのあなたのいろんな経験やいろんなエネルギーにかなり役割の波動が壊された時期がありました。本当の宇宙の思いを現実化させる繋がりのところを別のものに絶たれてしまったのです。そのために本来の宇宙の思いを現実化することができなくなっており、そのために役割に関しての波動の現れがかなり特殊な状況になっております。
これについては少し説明をしますので、ゆっくりと聞いておいてください。これはまず、○さんに限らず、日本においては宗教に入り込んだ者のほとんどの人がそうなっている状況といえます。ほとんどの者が真なる光や宇宙の役割の波動を絶たれてしまい、自分の信じている教祖や信じている神の波動で役割を為すように造り変えられているのです。その者たちは神や教祖の役割を演じていることが正しいというように勘違いをしております。そして真なる光の役割の波動が現実レベルに現れてこないように造り変えられております。
普通はそれでもまだ元に戻れる人もおりますが、本当に会に入ったり、一度でも集会に参加した者たちはまずその波動を戻すことはできなくなっております。そのためにそれを修正するためには、やはりとても慎重に入念な癒しやエネルギー調整の期間が必要となります。したがってそういう会に入った者ほど、いわゆる癒しや波動の調整をたくさん必要とするにもかかわらず、現実にはそういう人ほどここに来ることはほとんどありません。来てもヒーリングを受けようとする人はほとんどいないのです。なぜならば、そういう風に造り変えられているからです。真の光や宇宙の意思の役割を演じることができないように絶たれると同時に、それを戻そうとする現象をいっさい造らないようにセットされているのです。
そのためにヒーリングやエネルギー的な調整で本来の波動に戻そうとする働きがすべて失われてしまっているという状態です。したがってそういう人についてはこういう役割の波動を話すときにはかなり慎重に、そして注意をして伝える必要があります。本来はこういったことはまだ人間に明かす時期にはなく、ましてや個人的に話す状況にはありませんでした。ただ、○さんの魂がそれを許可し、やはり本人に自覚してほしい、もっと自分の体を大切にしてほしいという思いから今、話が為されております。
○さんの場合には、何が起こってもすべて神の願いだから、神の意思だからと言ってそのままにしておく傾向があります。それは本当の神であろうが、別の神であろうが、区別できなくても、すべてを真の神と思ってそのままにしておく傾向があります。そのために魂はかなり悲惨な状態に陥ったことがありました。自分の体を大切にするということは魂を大切にすることと同じです。体をいい加減に扱うということは魂をいい加減に扱うことと同じです。あなたの体にいろんな変化が起こった場合、それは魂が苦しんでいるという証です。自分の魂や肉体を大切にするために、自分は何を為すべきか。
もうお分かりだと思いますが、あなたの役割はまず早く魂を癒し、宇宙に戻ることです。それが今のあなたに与えられた唯一の役割となります。なぜならば自分でそれを造った以上、自分で戻さねばならないのです。ほかのどのようなヒーラーやエネルギーワーカーが頑張っても、それを直すことはできません。あなたが自分でそれを造り上げた以上、自分で戻ってこねばならないのです。まだまだそこに至る十分な意思の強さが確立されておらず、途中でいい加減になって諦めたり、そのままにしておく傾向が何度もありました。したがってなかなか本来の宇宙の波動と繋がってこない状態にあります。でも、あなたの魂は早くあなたが戻ってくるのを望んでおります。
私（○さんの魂）がここで話をするのは、本当は初めてです。でもどうしても○に伝えたいことがあり、現れてきました。自分いついて考えるとき、肝心なところをいつもわざと見ないで、都合の良いように考えていく傾向があります。本当に自分が目を向けるべきところ、本当に癒すべきところをいつもごまかして目を外らしてしまいます。そして都合の良いように話を進めていき、自分は何も問題がないかのように、自分はほかの人に比べて特に欠点がないかのように話を進めていきます。それこそがとんでもない落とし穴であり、そういう風に仕向けることによって、あなたをここまでズタズタにしたものたちは自分たちを見つけられないようにしております。
あなたは真実を知らねばなりません。自分の本当のことをもっと自分で見つけねばなりません。ここまで来るのに、自分は何故そのまま放っておいたのか。何故、自分で見つけ出そうとしなかったのか。自分の真実を知るのは、それは恐いかもしれません。でもそれを見つけない限り、あなたは真の自分に戻ることはできないのです。
この宇宙にはいろんなドラマがありました。とても人間には話すことのできない不幸な出来事がたくさん起こりました。あなたはその大切な役割を地球に持ってきているのです。あなたが本当に、また宇宙とつながれば、その大切な役割をあなたの体を通して地球上で成し遂げることができます。破壊された多くの惑星があなたの意識によって癒されるかもしれないのです。でもあなたがこのまま戻ることができなければ、彼らは永遠に悲しみの中に残るでしょう。あなただけの体ではなく、宇宙の悲しみの多くがあなたの体に期待をしているのです。あなたが少しでも宇宙とつながり、宇宙の役割を演ずることができれば、どれだけ多くの惑星が悲しみから救われることでしょう。もっともっと自分の本当の光、真に大切なもの、そこを見つける強さを身に着け、真剣に自分の見たくないところを見る作業を進めるようにしていってください。
今、役割というテーマで一人ひとりに話をしました。これでお分かりと思いますが、役割というときには別に皆さん方が何か特別なことをするとか、どこかに行って何かをするとか、ましてや人助けをするとか、何かになって人々のために犠牲になって働くとか、そういうわけではありません。役割はその人その人の自分の持っている波動を大切にし、自分だけのエネルギーをうまく使い、それによって自分の成長の喜びを感じながら、地球自身も喜びを感じていく。これが役割なのです。したがって役割を為すというのは自分にとっても喜びであり、地球にとっても喜びです。そこにはつらさや、我慢、忍耐といったものは何一つありません。ただただ喜びがあるだけです。
またこのような役割を聞かなくても、実際には役割を為しているということが良く理解されたものと思われます。本当はこのように一人ひとりに話さなくても、皆さん方は十分に役割を為しているのです。役割というのを何か特別に、ほかの人に自慢できるかのように考えている人は、そういう考え方をまず根本から考え直し、十分に毎日を有意義に、楽しく、過ごすこと自体が役割を演じているということにもっともっと理解を深めておいてください。
今、話されたいろんなテーマは、かなり個人的な内容が多いので、人に伝えたりするときには十分に注意するように気をつけてください。それではここで少し、休憩をとります。ありがとうございました。
私たちは別の話をいたします。少しずつワーク（富士五湖ワーク）に向けての時間が近づいてきて、皆さん方の意識も今年の大きなテーマに向けて進んでいるように思われます。今年はいろんな意味において、新しい時代に向けての最終的な調整が行なわれます。したがって今まで人間が抱えてきたさまざまなエネルギー、執着しているものを本当に手放して、まったく新しい時代に入っていく、今までのエネルギーには関与されない意識で望んでいく、これが必要になります。仮にそこでのワークにおいて、先ほどのようなエネルギーが出されると、皆さん方を妨害するものたちがどんどん集まってくるでしょう。それはワークに限らず、日本においてさまざまな影響を与えるかもしれません。それぞれが心の中でどういうエネルギーを造り出していたか、どういう思いで言葉を発していたか、そこをよく感じとるようにしておいてください。
今までの日本の歴史において、皆さん方には明かすことのできない特殊な状況が何度もありました。真実を知れば知るほど、皆さん方は愕然とするぐらいの出来事が起こりました。でもそれを何とか持ちこたえて、このレベルにまで皆さん方は現実を修正してきました。ここまでやっと進めてきたこの流れを何とかして新しい流れにうまく持っていかせるために、あと何が必要で、さらにどういう努力が必要なのか。
新しい時代においては、一人ひとりの影響力がさらに強くなります。一人ひとりの特徴がより表に出てきて、影響力も強くなり、働きが大切なものになっていきます。今までは目立たなくても何とか生きてこれました。皆と同じことをやってごまかすこともできました。これからはそれができなくなります。一人ひとり、自分の能力を発揮し、自分は自分としてしっかり行動する必要があるのです。皆の言うとおりに合わせたり、皆と同じことをやっていては、逆に目茶苦茶になってしまうのです。自分はどう考え、どう行動していくか。自分のエネルギーをどううまく発揮していくか。一人ひとりが自分で考え、自分で行動せねばなりません。
これは今までとはまったく違うやり方といえます。今までは皆と合わせていれば問題はなく、良いこととされていたでしょう。これからはまったく通用しません。自分は自分でなければならないのです。一人ひとりの特徴が表に出るにしたがい、同じことをする人は必要ないのです。自分にしかできないことを一人ひとりがやっていくからです。自分はどういう風に何を行動していくのか。自分はどう考え、どう選択していくか。それを本当に良く考えて、自分の本来のエネルギーが表に出るように意識を変えていってください。
今までいろんなことをして、地球を守ろうとして、努力をしてきました。でもそのほとんどが失敗に終わり、何一つ成功しませんでした。地球は余計にエゴの固まりへと向かっていき、コントロールするものがさらに力を強くし、宇宙とつながる方向とはまったく違うところへと進んでいきました。今、やっと宇宙との繋がりが少しずつ広がり、本来の目的に向かって進んでいく状態にあります。こういう日が来るのをどれだけ待ち望んでいたでしょう。
皆さん方が一生懸命、やっているのはよく分かります。一人ひとりは良く頑張って、光とつながるため、宇宙とつながるために頑張ってきた人もおります。私たちはそれを大切に思い、その気持ちを十分に受け取っております。この地球がさらに輝きを増し、真の光と密接な繋がりをつくるためにも、皆さん方はまず自分から真の光とどんどん繋がって、真の光を地球に降ろしていく役割が必要となります。これからの時代に向けて、真実の光だけをしっかりと地球に降ろし、そこと繋がれる人々と一緒に学びを進めていってください。
まだまだ地球はいろんな人間がいて、理解されない人やお互いに傷つけ合う人々もいるでしょう。でも彼らを決して非難したり、下に見ることはしないようにしておいてください。彼らには彼らの学びがあり、それぞれ大切な役割を演じているのです。皆さん方にはできない働きをしているのです。争う者、混乱を招く者、彼らにしかできない役割を演じているのです。決して彼らを下に見たり、非難したりせずに、それを暖かく受け止めておいてください。
皆さん方の一人ひとりはとても輝きを増し、本当に宇宙のために頑張っております。私たちはそれを確認したことを伝えにきました。それではここまでにいたします。ありがとうございました。
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