私たちはある意味では、今、私たちと交流できる人を中心に話をしております。しかしだからといって、話を聞くことのできない人を無視しているわけではありません。ここに来ていない人、興味を持たない人、敵視している人、ほかにもいろんな人がおります。私たちはそういう人々のことも考え、段階を作り、手順を踏んで、計画を進めております。ただはじめはどうしても私たちの言葉を聞いている人、言葉を受け取っている人から計画を進めざるを得ません。
その意味において、ほかの人からみると、私たちと接触している人だけが恩恵を預かり、特別に守られているという風に受け取れるかもしれません。でも実際にはそんなことはなく、私たちはすべての人間を同じように考え、すべての人間が新しい時代に行けるように計画を進めていきます。では、今、こういう話を聞くことができなかったり、興味を持たない人はどういう風に変わっていくのか。
まったく興味のない人でも、何らかの宗教的なエネルギーに囲まれている人がおります。とりあえずは神を信じていたり、どこかの団体に入っていたり、両親の言うなりに動いている人がおります。そういう人々は何らかの神に対する考え方、捉え方、生き方ができております。どういう生き方をすると、どういう風な結果が起こり、間違いや過ちを犯すと、自分にどう戻ってくるか。それを無意識のうちに理解している人がおります。こういう宗教的なエネルギーで生きている人、こういう人にはそういう人なりの計画が作られております。
宗教そのものがいずれ大きく変化していくでしょう。それは皆さん方が歩んでいる学びとは違う学びかもしれません。でも、この宗教を信じている人自身にいろんな心の葛藤が起こり、現実的な生き方、そして神とは何であるのか、いろんなところで自分で考えざるを得ない状況が生まれてきます。そして本当に自分の身に着けてきた宗教では理解できないこと、解決できないものがたくさん現れてきます。そして宗教以外に答を見出そうとして学びを始めます。
一見、宗教にはまったく関心がなく、拒否している人でも、自分なりの生き方はそこに作られております。人生の目的が何であるのか。自分はどう生きるのか。それを自分なりに見つけております。そして自分の生き方で生きて、自分でいろんな楽しみを見つけようとして、自分の人生をどんどん進めていきます。ところが、やはり人生にはいろんな悩みや問題が起こり、それについて考えさせられることが何度も出てきます。そして相談をするでしょう。友達であったり、専門家であったりします。相談をしているうちに、自ずとどういう生き方、どういう考え方で生きるのが良いのか、自分はどういうところに過ちがあったのか。いろいろと気づかされる場合があります。
やはり正直に素直に、親切にすることが一番良い。そういうことに気がついてきて、心の中の信仰心が目覚めていきます。自分は今まで信じていなかったけれども、やはり純粋な気持ち、親切な気持ち、そういった気持ちこそが価値のあるものであり、自分の目指すべき道だということに理解が及んでいきます。したがって皆さん方のこういう学びにまったく関心がなく、興味がない人でも、自分なりの経験から自分の生き方、行動の仕方にほとんど神の教えと同じやり方を見つける人がおります。
そういう人はそういう人なりに本来の道を歩いており、問題は何一つありません。そしてそういう人々はいずれそういう人々に見合った変化が与えられます。それは皆さん方とは違うパスかもしれません。そういう人たちの相応しい肉体の変化、意識の変化、エネルギーの変化が与えられるのです。したがって皆さん方の場合には、まず自分はどうなのか。自分はどういう風にして変化していくか。まずは自分のことを考えるようにしておいてください。
無理に自分と合わない人、自分と価値観の違う人を何とかしようとか、無理矢理ここの世界に引っ張ってこようと考える必要はありません。あくまでもその人その人の生き方があり、その人の考え方があります。それはそのまま尊重するようにしておいてください。ここに興味のない人を無理矢理連れてきて、エネルギーを変えさせたとしても、実際にはすぐにモトに戻ってしまいます。新しい体を手にすることはできないのです。その人はその人の流れがあり、その人に相応しい変化の仕方があるのです。したがって自分はまず自分がいかに神になるか。自分がいかに新しい体を身に着けるか。まずはそれを考えるようにしておいてください。
一つひとつの決断は初めから与えられた解答であり、情報でありました。個性がなく、皆と同じように選ぶ。皆が正しいと言っているところに進む。そういうやり方で生きてきました。しかしもうこれからはそれは通用しないのです。自分は自分の生き方、自分に見合った生き方をみつけ、自分で歩いていくのです。もうほかの人の歩き方は自分の参考にはなりません。ほかの人はほかの人の道を自分で歩いていく。それを自分で認めてあげることです。ほかの人を無理にコントロールしようとしたり、自分のペースに巻き込もうとすることはしないようにしておいてください。
自分が何をして良いのか、分からない。いろんな人が言ってきました。今はまだそんなに焦る必要はありません。決める必要はありません。これから新しい時代が近づいてくるにつれ、だんだん分かっていきます。自分の本当のエネルギーが表に出ていき、自分の本当の生き方が分かっていきます。それと共に、地球へ何を施すか。地球との関係がどうなっていくのかが分かっていくのです。したがって今、すぐに自分の生き方や自分の使命を決めようとするのではなく、これからゆっくりみつけていく。これからゆっくりと地球と相談をする。そういう気持ちで生きるようにしておいてください。
先ほどの、Kさんの話で、自分が信じていることと実際に聞いた話で違いがあると、混乱するという話がありました。あなたはまず、自分の信じているものを一通り整理してみる必要があります。そしてどうしてそれを自分は真実と思っているのか。どうしてそれが正しいものと思っているのか。それを分析することが必要です。自分が信じていると思っているものは、単に自分が都合の良いように、自分なりに造り上げた概念に過ぎません。それは真実ではなく、願望であり、期待であることがほとんどです。それをただ単に自分で真実と思っていたに過ぎません。
自分の願望を真実と思い込んでしまう。それは実施にいろんな人から情報を聞いたり、話し合うことをあまり行わず、自分の考えだけでそれが正しいと信じ、進めてしまう傾向から起こされます。実際にはもっともっとコミュニケーションを取り、自分の思いを表現し、相手の言っていることを正しくとらえる練習が必要となります。その練習をあまり行わず、自分の考えだけで進めようとする。まずはそういうやり方を自分なりに理解し、自分はそれでどこまでやってこれたか。どこまでうまく相手に合わせることができたか。それを分析してみることが必要です。
自分が正しいと思っていたことは、ほとんどが願望や期待から起こされております。それは本当の相手の真実とはかなり違います。でもあなたはそれを受け入れることがなかなかできないでしょう。相手と話すことを望んでいなかったり、自分の考えが本当に正しいと思い込んでしまうことがほとんどです。したがってそういう考えを切り替えるためには、本当に強い意思が必要です。今までの自分の考え方そのものを変えてしまうエネルギー、自分なりの行動の仕方を根本から変えてしまうエネルギーが必要です。
そのためには、まず自分の考えといったものは本当の考えではなく、願望や期待から起こされているということ。したがって自分の考えも本心ではなく、あくまでも感情的なマインドにすぎないということ。それをよく理解した上で、自分は本当に相手のことをちゃんと見ているかどうか。相手の言ったことをちゃんと聞いているかどうか。そのレベルにまで戻り、まずコミュニケーションを正しいものにするということ。正しく表現し、相手の表現したことを正しく受け容れる。その練習が出発点になります。
コミュニケーションを面倒臭がる。コミュニケーションを避けてしまう。そういったことをやっていると、いつまで経っても相手の本当のエネルギーが自分には伝わらず、自分の本当のエネルギーも相手には伝わりません。コミュニケーションの練習を重ねなければ、相手の思っていることを正しく受け容れることができないのです。したがって本当に相手の正しいところを引き出そうとするのであれば、コミュニケーションを練習していく以外に方法はありません。そして練習を重ね、自分は真実を語り、相手の真実を受け容れる練習が必要となります。自分なりの考え方、行動の仕方をそういう観点から見直すようにしてみてください。
それでは、まず、簡単ですが、ここで少し、休憩をとります。ありがとうございました。
皆さん方はまだ自分にはそういう能力がない、自分にはインスピレーションがないと思っている人がおります。でも私たちの観点から見れば、皆さん方は格段に成長しております。何年か前と比較をした場合に、以前は感じとれなかったエネルギーを感じとれるようになったり、以前よりは真実の光を取り入れ、それに従って行動する傾向が強くなっております。私たちからみれば、皆さん方は確実に私たちと共に歩いており、何一つ問題はありません。
したがって、ただ単に見えないからと言って、自分の行動を否定したり、自分が価値がないかのように思うのはいっさいしないようにしておいてください。十分にインスピレーションや直観を感じており、その通りに行動している人がたくさんいるのです。もっともっと自分を信じ、自分はちゃんとやっているという風にはっきりと理解をしておいてください。
今はまだ私たちが中心になって話をしておりますが、次第にここの場もいろんな変化が出てくるでしょう。そして今まで皆さん方と接触することのできなかった存在たちがやってきて、いろんな話を伝えたり、皆さん方が興味をもちそうな話をどんどんしてくれるようになるでしょう。皆さん方と友達になりたいと思っている存在がたくさんいるのです。本当に多くの存在たちが今、ここにやってきて、話をしたいと望んでおります。それが今までできなかったのにはいろんな理由がありました。
私たちは今、人間と話をする場合にはいろんな条件を付けております。あまり無闇に人間に話しかけないように、ひとつの約束が作られております。今、人間が私たちから情報を受けていると、言っている人がたくさんおりますが、そのほとんどは私たちではありません。まったく別のものから、あたかも私たちであるかのように話がされる場合が多いのです。そのために混乱を招いている人がたくさんおります。私たちはそういう混乱を増やさないために、私たちは話をする人間をかなり限定しております。そのために私たち自身はどこでも現れたり、自由に話をするということをしないようにしております。
今、日本において、いろんな変化が起こっており、その変化のほとんどに私たちが何らかの影響を与えております。日本人の意識をどう変化させていくか。日本人の考え方、行動の仕方をどう変えていくか。私たちはそれを目標にいろんな計画を造っております。日本人が今までの考え方や概念から抜け出し、まったく新しい考え方、まったく新しい認識の中に入っていくために、どうしたらよいのか。今までの考え方では解決できない事件を起こす。今までのやり方では通用しない事態が起こる。そういうことの繰り返しによって、今までの考え方から発展的な考え方に成長していくように計画を造っております。
したがって皆さん方も何かを勉強したり、学ぶときに、ひとつのやり方に固執するのではなく、さらに発展的な考え方、より大きな考え方を常に身に着けるようにしておいてください。そしていろんな考え方、新たな見方、多角的な見方ができるようになってくると、私たちとの繋がりもより発展的になり、皆さん方の意識が拡大していきます。そして私たちと皆さん方との繋がりがさらに良い関係を創るようになり、私たちの言おうとしていることが瞬時に分かるようになっていくでしょう。そして私たちが、本当に何を理解してもらいたいのか、何を知ってもらいたいのかが分かるようになっていきます。
皆さん方は、そうすると、次は自分は何を勉強して、どこに向かうのかが自分で分かるようになっていきます。一人ひとり、自分が何をするか。自分はどういう道を歩んでいくのか。自分で分かるようになっていきます。私たちはそれを目標にして皆さん方をうまく進めていこうと考えております。一人ひとりで自分で自分の道を見つけ、自分で歩くことができる。それが目標なのです。しかしそこにもっていくために、一人ひとりが必要としている経験はかなり別です。一人ひとり、自分に必要な経験があり、それを克服して自分の道を理解し、自分一人で歩くことができるようになります。
したがって皆さん方は、あくまでも自分だけの生き方、自分だけのやり方を常に考えるようにしておいてください。ほかの人には何一つ、通用しません。自分の場合はどういう経験が必要であり、それを克服することによって自分の道が何であるのかが分かり、そして自分で歩いていく。これがこれからの皆さん方の生き方になります。あくまでもほかの人のことをいろいろ考えたり、心配したりするよりも、まず自分はどうするのか、自分はどう生きるのか。常にそれを考えて、自分の道を歩いていってください。
皆さん方の進化とともに、皆さん方を使って地球を変えていきます。皆さん方が成長するということは、この地球が成長するひとつの流れにもなります。地球を変えるためには、皆さん方が変わる必要があるということ。地球が新しい波動になるためには、皆さん方が新しい波動になるということ。皆さん方の変化がとても大切なのです。いずれ、そういう仲間の存在たちも皆さん方と明確にコンタクトできる日がやってくるでしょう。皆さん方がどこまで自分を高め、成長させることができるか。多くの仲間たちが興味を持って見ております。
地球は皆さん方の大切な星です。皆さん方で変えていかねばなりません。私たちが変えるのではないのです。皆さん方の星であり、皆さん方の手で創り、守っていく必要があるのです。何でもかんでも、私たちに預けるのではなく、自分たちでやってしまう。自分たちが変えていく。そういう意識も強く持つようにしておいてください。皆さん方のそういう強い気持ちがこの地球を本当に変えていくことになります。私たちの力にすべてを預けるのではなく、どうか皆さん方の方で工夫をしながら、アイデアを出し、そして自分たちの行動力で地球を変えていってください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。