私たちは皆さん方の言葉で言えば、アシュタールコマンドの仲間としてお話をいたします。私たちは宇宙においてあるひとつの大きな流れをつくり、地球の進化を行うべく準備をしております。これまで皆さん方に伝えられた情報のうち、いくつかは私たち自身が伝えてきました。今、私たちは地球人との接触において、とても重要な位置についております。皆さん方はいつかの時点で宇宙の存在たちと明確に繋がりをつくり、理解し合い、お互いに協力し合うという契約を交わす時期がやってきます。
これまでも多くの惑星がそういう契約をして宇宙の仲間になり、宇宙の意思と一体となって進化するという流れに入ってきました。皆さん方の太陽系においても、いくつかの惑星が私たちと契約をし、今、宇宙と一体となって進化をしております。地球人がいつ、どの段階で私たちと契約を結ぶか。それを多くの仲間たちがとても興味を持ってみているのです。
一般に、皆さん方が西洋の人間から教えられた知識として、アクエリアスの時代になるときに、人類が新たな意識に変わるとか新しい波動に変わるとかいう風に伝えられてきました。私たち自身は必ずしもそういう流れをつくってはおりません。ただいつかの時点で、皆さん方と契約をして、それによって一緒に進化するという時期が来ることは明確にあります。いつ皆さん方と一緒に契約をするか。地球人類が私たちの存在を理解し、自分たちの進化の必要性を理解し、人類が一つであるという意識を身に着けるのがいつになるのか。
理想的にいえば、できるだけ早くそういう意識を身に着け、私たちとの契約を済ませることが望まれます。しかし今の現状を見る限り、人類が一つになって私たちと契約をするということはきわめて難しい状況といえます。私たちからすれば、人類が一つになるのを待っていても間に合わないというのがあります。ということになれば、人類が一つになるのを待つのではなく、人類の中で認められたものたち、代表するものたち、しっかりと意識できるものたちが契約をし、それによって私たちと人類との契約を済ませたという風に理解するやり方があります。
今、地球の人類において、とりあえず許可さえ出れば、人類の代表としてサインしても良いという人間が12人、用意されております。この者たちには、意識している者がいれば、意識していない者もおります。ただそのうちの誰が実際的な契約を任されるのかは決まっておりません。また本当に12人のうちの誰か一人に任せるのかどうかということすらも決まっておりません。地球の波動はどんどん変わっております。当初に予定していた波動とは違う波動にどんどん変わっているために、当初の予定ではうまく進まないものがたくさんあるのです。
12人の候補者たちをうまく成長させ、そのうちのどれか一人と契約を交わしたとしても、私たちの観点から観れば、うまくいかないという見通しが出てきております。宗教的な背景や国民性、社会的な背景からして、一人だけを代表させるということが困難な状態にあるのです。白人と黒人、キリスト教とイスラム教、いろんな背景があるために、一人が代表してサインするということは余計に争いを生み出す可能性があるのです。そのために誰かが代表して、私たちと契約をするということが現実的に難しい状態にある、と私たちは考えております。
ではどのようにして人類と私たちが契約を交わすのか。人類が一つになっていれば、問題はありません。一つになっていれば誰と契約を交わそうとも、人類全員の思いと一致しているために、問題がないのです。まだ人類が一つになっていないために、代表者と契約をするということが余計に問題を造り出してしまうのです。代表者を選んだり、人類を一つにすることを待っていても、もう地球の流れではあまり時間がないというのが率直な意見となっております。ではどのようにして私たちは皆さん方と契約をするのか。
私たちが今、考えているのは、もう一人ひとりと直接、契約するしか、もう方法がないのではないか。一人ひとりと契約をし、契約をした者たちだけが私たちと協力して地球の進化のために活動していく。契約をしたものたちだけで新しい地球人類の集合意識を造り出していく。まずはこれをひとつの方法として考えております。もうひとつの方法としては、人種や民族ごとに代表者を決め、その代表者の集まりで集合意識をつくり、代表者の総意のモトで私たちと契約をする。こういう方法もあります。
ただ、今の地球上のエネルギーからみた場合に、代表者を決めるということと、異なる文化背景・宗教背景を持っている者同志を集めた場合の集合意識があまり好ましい状況にはならないということ。だからといって、一人ひとりと契約をするやり方を取ると、これはとても時間がかかり、人類が一つになるのと同じぐらいの時間がかかってしまうのではないかという思いがあります。私たちと皆さん方、どういう風にして契約をしたらよいのか。Tさんは何か、考えがありますか。
−国ごと代表者を通して契約していかなければ、難しいと思います。
私たちも何度かそれを考えたことがあります。国がまとまっているところではうまくいくかもしれません。しあkしヨーロッパの国とかインドとか、いろんな民族が混ざり合っている国においては、代表者を決めるときにいろんな混乱が起こるのではないかという思いがあるのです。それがスムーズにいくのであれば、まずはそういう方法も成り立つかもしれません。Kさんは何か、考えがありますか。
−そういうことを考えたことがなかったので...
Aさんは何かありますか。
−宗教的な背景を考えると、良い考えは浮かんできませんでした。
今の地球上の流れでずっと見ていった場合に、人類が一つになる前に国が一つになる、人種が一つになる、といったことが必要な流れが見えてきます。しかし今の地球で国を一つにする、民族を一つにするという価値観が定着するのに、どのくらいの時間がかかるんだろうか。おそらく100年、200年ではとうていできないでしょう。600年、800年? それだけ私たちは待たなければならないのでしょうか。
おそらく皆さん方は今、すぐにでも契約したいという思いがあるはずです。この地球のほかのいろんなところでももう十分に宇宙のことを理解し、人間のやるべきことを理解し、生命の愛を感じ、本当に地球のために人類が一つになって、貧しさや飢えから早く抜け出して、幸せな生活をしたいと願っている人がたくさんいるはずです。そういう人たちは一様に、今、すぐにでも契約したいと思っているはずです。でもそれを実際に行おうとすると、600年も800年も待たなければならない。私たちに限らず、皆さん方もそんなに待てないはずです。地球もそんなに皆さん方を待ち続けることはしないでしょう。
今までのいろんな惑星において、私たちも特別な手段を施したことがありました。ある惑星の場合、やはりとても進化が遅く、進化の流れに間に合わない人種がたくさん残っていて、そのままではとうてい、契約の時期に間に合わないというのがありました。そこで私たちはある特別な人間たちだけを選んで、私たちと一緒になって特別な場を作り、いかに私たちとの契約が必要で、意味があり、大切なものなのかを延々と説明し、そして本当に分かってもらうまでずっと宇宙からのいろんなエネルギーが流され続けたという時期がありました。
そして本当に目覚めたものたちは、それぞれ自分の元に帰り、自分が影響を与えられる範囲内で周りのものたちに理解させ、導き、そしてほとんどの者たちの意識を変えることに何とか成功したケースがあります。ただその場合でも、初めに接触してからそこの住民との契約が成立するまでに、300年ぐらいの時間がかかりました。
ほかの惑星においても、強攻手段によって、いわゆる宇宙船とか宇宙人からの直接的な力によって介入し、理解を求め、そしてお互いに納得し、関係を結んだということがありました。でもそれは結果的には、やはり好ましくない事態を造り出してしまいました。そこの住民がやはり自ら、自分で悟らねば、意味がないのです。無理矢理介入しても、良い結果は出ませんでした。本当に人類が自ら、自分たちで気づき、自分たちの力で変えていきたい、自分たちの力で宇宙と一体になりたい、自分たちの意思で宇宙を求めていく、という力が必要なのです。
人類で宇宙を求めるエネルギーがほとんどないときに、私たちがいくら近くまで行って、無理矢理、強攻手段をとっても、やはり正常な進化は行われなかったのです。今の地球人類で一人ひとりを見たときに、十分に進化を為し、宇宙と一体化できるレベルまできている人も少しはおります。したがってそういう者たちを無視することはできません。でも圧倒的に多いのは、まったく宇宙に関心を向けない者たち、初めから否定する者たち、こういう者たちが宇宙に目を向けるまでずっと待っていても、何百年も何百年もかかってしまうでしょう。
一般に国の上層部は、特に先進国ほどこういう意識にはかなり遠い状態にあります。先進国と呼ばれる者たちにこのような話をして、受け入れてくれる国がどれほどあるでしょうか。それを本当に理解してもらうために、逆に皆さん方が捕まって、実験台にされ、どうしてそういう考えが浮かぶのか、どこから情報を引き出したのかと、おそらくモルモットにされるのが普通でしょう。そんな状態で、本当に国の上層部に任せることができるでしょうか。
私たちは今、とても難しい時点に遭遇しております。今、ここで私たちが無理に介入した場合に、地球がどうなるのか。私たちの介入の仕方によっていろんな段階がありますが、どのやり方を取っても地球は好ましい進化には結びついておりません。では私たちが無理に介入することなしに、地球人類が自ら気づくようにもっともっといろんな計画を創り、いろんな準備をした場合、地球人類が自ら気づいて一つになるのに、どのくらい時間がかかるか。まだまだかなり時間がかかって、実は見通しのつかない状態になっております。なぜならば、人類が一つになる前に、もう地球が危機的な状態になってしまっているからです。地球の波動の変化に合わせて人類も意識を変化させていく。これがうまく行なわれない限り、地球の進化が正常には行われないのです。
ただ、私たちは必ず何らかの方法があることを信じております。何らかの方法によって、人類と契約を結び、進化の時期にうまく間に合わせ、地球が新しい流れに入っていく。これを信じているのです。それがいつ、どのようにして現れるのか。実はまだ見えておりません。皆さん方がこれからどう進化し、どう変わっていくか。それに依存する部分が多いために、見えないところがたくさんあるのです。
人類はこれからどこへ進むのか。私たちの存在をいつ、理解できるのか。私たちはここの場で皆さん方の成長をずっと眺めてきました。ほかの現実の場で学んでいる人に比べると、ここで学んでいる人は本当に素晴らしい成長を遂げております。現実にもっと意識を向け、現実を生きることがいかに大切か。バランスをうまくとり、オカルトに走るわけではなく、金銭に走るわけでもなく、バランスのとれた良い生き方をし、かつ自分の心を見つめ、現実から自分の心を理解しようとして学びを進めております。(多くの人が)皆さん方のような生き方をすれば、地球ももっともっとスムーズに変化することができ、必要なときに必要なものが常に与えられていくでしょう。
でも宇宙から見ていると、やっていただきたいことがまだたくさん残っているのです。地球は本当に素晴らしい星です。私たちは何としてでもこの星を素晴らしい星にしたいと考えております。この地球が新しい星になったとき、この光は宇宙全体に輝き、宇宙のいろんなところから祝福が感じられ、地球人として生存していることがいかに素晴らしいことか、はっきりと分かってきます。
皆さん方がこれからどう成長し、どう意識を変えていくか。私たちはもう少し、様子を見てみましょう。それによって契約の仕方をどうするか、地球人類との繋がりをどうするか、また考え直してみたいと思います。
この地球で自分が楽しいと思ってやったこと、喜びとしてやったことがたくさんあります。一人ひとり、その価値観が変わってきて、いずれは自分だけの喜びになっていくでしょう。皆さん方が自分なりに身に着けてきた価値観がどんどん変わってきて、自分は自分だけの喜びがあり、自分の生き方しかできないということに気がついてきます。自分だけの生き方が分かってくると、自分は自分で良い、自分の生き方で良いと分かっていきます。自分の生き方が分かってくると、自分の価値観や自分の考え方がかなり楽になり、スムーズなものに変わっていきます。
それまでは無理して、人に勝つことや人よりも上にいくことを考えていた価値観がもっと楽になり、ただ自分のためにすればよいということがだんだん見えてきます。そして自分はただ存在しているだけで意味があり、喜びを表現するだけで意味があるということ。その本質的なところに理解が及んでいきます。
自分は自分。自分でやる。そうやって、すべてが自分に戻ったときに、改めて自分の流れが明確に自分のものになります。自分についてもっともっと意識を向け、自分だけのやり方が分かり、自分だけでやっていける。こういう意識が芽生えてきたときから、もうその人は完全に自分のペースで、自分の現実を楽しんで生きていくことになります。自分が自分のために自分でやっていく。自分はどういう喜びを見つけていくか。
皆さん方の一人ひとりにはこれからの流れに向けてのいろんな予定が創られております。中には自分の流れ、自分の方向性についてかなり厳密に造っている人がおります。ただその通りにいくかどうかはまったく分かりません。皆さん方の想像を超えたところにとても強力な力があり、それによって地球はどんどん新しい方向へと変わっていっております。今、皆さん方はこれまでの考え方とはまったく違う別の考え方で自分の流れを見ていく必要があります。
自分の考え方、価値観、これからの地球に合う生き方、そういったものをうまく統合させ、自分が納得できるようなものに造り変えていくと、自分の流れが非常にスムーズにいくと同時に、地球との繋がりもより良いものへと変わっていきます。地球との繋がりを常に意識しながら、自分の流れ、自分の方向性を見出していく。皆さん方はこれからそれを一人ひとりが自分で行っていく必要があります。自分はどういう流れで、どういう風に地球とつながって、地球のために動いていくか。
さて、一人ひとり、自分についてはどう考えていくか。自分だったらどうするか。それを少し、自分なりに整理しながら、皆さんで話し合いをしてみてください。あとでまた皆さんとお話をしたいと思います。それでは少し休憩をとります。ありがとうございました。
今はまだ、自分はまず自分のこと、地球人類全体とか日本人全体とかいう意識はとてもとても私の手には負えない、と思っているかもしれません。でも、意外と早く、あぁこれが地球人類全体の集合意識なのか、これが日本人の集合意識なのか。それを体感する時がやってくるでしょう。そうすると、常に自分は地球人類という観点で物事を考えたり、行動することができるようになっていくのです。つまり地球人類の一員として自分は自分の肉体を動かしていく。そしてそういう人がどんどん増えてくると、一人ひとりが地球人類全体の意識を感じながら、自分の役割を演じていく。そういう意識ができ上がっていくのです。
したがってまず、皆さん方が自分のできることをやるという考えは、それはそれで構いませんが、いつかの時点で地球人類全体という意識を自分が感ずることができる。日本人全体の集合意識を感ずることができる。それをしっかりと信じておいてください。そしてそれを明確に意識化しておくと、そういう意識を持ち、機会があるたびに、自分は今、地球人類全体の意識を感じている。もし今、自分が地球人類全体だったら、どうするだろう。
私は今、地球人類全体の代表として、契約をする。私は今、地球人類全体として、光と一つになる。こういう感覚が身についてくるのです。私たちは皆さん方がそういう時期がすぐにでもやってくることを実は信じているのです。何十年後、何百年後ということではなく、今、すぐにでも地球人類全体を感ずることができる。あぁ、私は地球人類の集合意識を感じているんだ。そのひとつの肉体として、今、ここに座っている。それを信じてもらいたいのです。
皆さん方がそれを信じて行動していくと、それは地球人類のほかの人々にも確実に影響を与えていくのです。実感できなくても、信じるだけで、その思いが通じていくのです。そうすれば、いちいち何かの方法によって国を一つにするとか、人類を一つにするとか、宗教をなくすとかいう活動をしなくとも、人類の意識が繋がることが可能なのです。私たちは、できればそういう方法によって皆さん方の意識が一つに繋がっていくやり方を望んでおります。
今、自分が地球人類全体の集合意識とつながって、地球人類のすべてが自分の意識とつながって、地球人類すべてが一人の人間として存在しているのを感ずることができる。今、そういう練習をしてみてください。
今、確かに肉体を持っているのは自分だけれども、もっともっと高い意識があり、人類全体で一つである。今、自分はたまたま日本人という意識を分担して意識しているにすぎない。日本人という場で動ける体を使っているにすぎない。地球人類全体は、またそれはそれで一つであった。別に別れてはいなかったんだ。一つだったんだ。一つにするのではなくて、もともと一つだったんだ。別れていたのではなくて、たまたま自分が別れていたように錯覚していたんだ。自分は繋がっていたんだ。自分は地球人類の集合意識とつながっていたんだ。
それを何とか、感じてください。
そうか、自分は集合意識だ。人類すべてとつながっているんだ。無理に繋げようとか、今、切れているというわけではなくて、もう今、繋がっているんだ。今、自分は自分であるけれど、人類の集合意識とも繋がっている。今、自分は集合意識と明確に繋がりをつくっている。自分は集合意識。全体であると同時に、自分は肉体を意識している。
今、自分は地球人類の集合意識として、宇宙の仲間たちと約束をします。地球人類は宇宙の仲間と協力し合って、早く新しい地球で新しい人類を体験して、新しい経験を進めていくということを。宇宙の仲間、進化を見守る仲間たちと一緒になって活動していくということを私は誓います。
今、皆さん方が契約したのは、皆さん方個人としての意識ではなく、集合意識として契約したことをしっかりと記憶しておいてください。
私たちは皆さん方の宣言をしっかりと受け取りました。皆さん方は一人とか、数人とかで契約したわけではなく、集合意識として宇宙と契約したことをしっかりと理解しておいてください。そしてこれからも常にそれを意識し、自分は集合意識としていつでも行動できるということ。常に集合意識を意識できるということ。自分は一人であり、地球人類のすべてでもあるということ。これからはそういう行動が皆さん方に要求されます。地球人類の集合意識として契約した以上、皆さん方は集合意識の一つとして行動する義務が発生したのです。これからの生き方を、常にそれを元にして進めていくようにしていってください。
でも、否定的なことをしたり、不快なことをしたからといって、それを常に集合意識に結びつける必要もありません。あまり深く考えず、前向きなところ、発展的なところは常に集合意識として成長していくという意識だけを身に着けていってください。
これからも皆さん方と良い関係を保ちながら、地球のため、人類の新たなる文明のために、私たちも頑張っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
それでは今日は、ここまでにいたします。ありがとうございました。