私がLaurieという体を使って言語を発するときには、ほとんど私自身の肉体であるかのように話を進めていきます。しかしその時には、大脳に含まれている言語成分が英語をベースにしているために、どうしても英語という言語を通じて表現するしか、方法をとることができません。それは私たち自身、場合によってはとても歯がゆい場合があります。私たちの思っていることとその人の言語体系との間でズレがあっても、私たちの概念に合わないとときには適当な言語を使うことができず、いちばんそれに近い言語を使って表現をとります。
今、この男の意識を使って話す場合は、少し違うやり方で話をしています。確かに日本語という制限はかなり強くありますが、それとは別に私たちのある概念ととても通じやすいやり方でもあります。これはおそらく日本語という言語体系のもつ特殊性からくるものと思われます。つまり、日本語は必ずしも論理的に主語述語を必要としているわけではなく、また言葉の一つひとつに複雑な意味を持たせたり、裏の意味を含ませながら言葉では別の表現をとったりするのにとてもやりやすい言語体系となっております。私たちが皆さん方に伝えるときに、この言語はとても良い手法となって使える場合があります。
確かに科学的なものや論理的なものを扱うときには英語圏の言葉を使った方が理解しやすい場合があります。しかし雰囲気的なものやまだ地球人には理解されていないもの、英語圏では表現することができないもの、そういうものに関しては日本語はとても良い表現をとることができます。したがって私たちがこの男を通じて話す内容と、英語圏を通して話す場合とで、解釈がかなり違う場合があります。
それは必ずしもどちらかが正しく、どちらかが間違っているというものではなく、だからといって英語で言われたものが英語圏の人間だけに通用し、日本語で言われたものが日本人だけに通用するというものでもありません。もっともっと奥深いレベルでお互いに影響し合っているところがあります。
今、改めて日本語という表現を使った場合の愛、自分を愛するというテーマについて、少し説明をしたいと思います。確かに、いわゆるニューエイジという世界では自分を愛することをまず前提にして、愛、他人を愛することを学ぶように指導してきました。今でも多くのいわゆるライトワーカーがそれを前提にエネルギーワークを行っております。自分を愛するために、まず自分自身を認め、あるがままの自分を許し、そのままの自分を受け入れる、自分を否定的な存在と考えるのではなく、極めて価値のある肯定的な存在と考える。自分が今、存在しているのも、それ自体に意味があり、とても大切な役割を演じている。それを理解することによって、自分自身を認め、愛することができる。そういうやり方で一般に、愛を広めております。
先ほど、話されたように、日本においては少し状況が違うところがあります。愛という言葉自体が日本人にはあまりなじまない言葉なのかもしれません。親が子供を愛する。それは多くの家庭にとってある意味では当たり前の話といえます。何故、わざわざ愛するという言葉を使わなければならないのか。愛していないという状況はあまりにも出てきたために、愛するということが必要になってきたのです。
子供を子供とも思わずに、考えることもできないようなことを平気でやってしまう。我が子とも思わずに、暴力や力づくで抑え込んでしまう。こういう状況が目立つと、それを改善させようとして愛というエネルギーをもっと使うようにという表現をとり、子供への愛という言葉が造られてきました。したがって暴力的な行為が初めからなければ、わざわざ子供を愛するという言葉も存在しませんでした。
他人を愛する、も同じです。本来は、人間とも思わず、仲間とも思わず、同じ人類とは思わず、乱暴し、危害を加え、否定する人間が多かったために、それを改善するための方法として人を愛しなさいという言葉ができてきました。初めからお互いに受け入れ、分かち合っていれば、わざわざ愛するという言葉はできなかったでしょう。そのままで良かったからです。
私たちが求めるのは、いうまでもなく初めからその人を受け入れており、認めており、すべてを許している状況です。いくら自分にとって不愉快な言動をとろうとも、自分の価値観と違う言動をとろうとも、その人の生き方であり、その人の自由であるということ。しかし自分の生命が脅かされそうになると、自分の身を守ろうとして先に攻撃してしまう。あるいは自分が殻に閉じ篭って、固くプロテクトしてしまう。これが出発点になりました。
攻撃から自分の身を守る。先に相手を打ち負かしてしまう。自分の身を守るのは、ある意味では生命の自然な反応といえるでしょう。しかし人間と動物の大きな違いはそこにあります。確かに、動物のレベルでは自分の身を守ろうとして先に攻撃したり、必死に戦ったりするでしょう。でも人間が人間であるためには、そういう状態であっても相手を許すことを学んでいくのです。自分の生命が危ない、自分の身が危ない。それでも相手を許すことを学ぶのです。なぜならば、生命そのものは永遠であり、生命自体が滅びることはないからです。
それが分からないために、動物と同じように身を守ろうとして相手を攻撃したり、攻めたりしてきました。つまり身を守ったり相手を攻撃するのは、まだ動物レベルの意識状態といえるのです。人間が人間であるためには、それでもあるがままを受け入れていく。皆さん方は、そうすると、自分の人生がすぐに終わってしまうと思うかもしれません。実際にはそんなことはほとんどありません。自分が本当に相手のことを許し、相手が何をしようとも、相手の行動を認めていると、自分の生命が終わることは絶対にないのです。ひょっとしたら、自分も危ないかもしれない。そういう恐怖感がそういう現実を造っていくのです。本当に相手を受け入れていくと、そういう恐怖感すらも湧いてくることはないのです。
先ほど、皆さん方が心の中で挙げたいろんなテーマのほとんどは、自分の身を守ろうとしたり、相手から非難されるのを恐れて先に攻撃しようとしたり、自分であることをしっかりと認めてもらおうとしたときにつくられたエネルギーともいえます。まだまだ自分を先に守ろうとしているのです。先に自分を守ろうとするところから、愛がだんだん分からなくなってしまったのです。
したがって人間が肉体をつくって一人ひとりが別の行動をなす場合に、分からぬ者が攻撃してきたときについ身を守るのは動物としての自然な反応でしょう。ですから初めの段階においてはそういう経験は十分に許される範囲であり、天使であろうと神であろうと、それを責めることはいっさいありません。それが学びのスタートであり、そこから一つひとつを何か身に着けていくのです。
ただ皆さん方の場合はその時間があまりにも長すぎたのです。何度、何十回と転生を重ねても、自分の身を守ることを優先させてしまい、相手を許すことができなくなってしまったのです。したがって今、その本質的なところに意識を向け、まずはどのような相手であってもそれを許していく、一見、自分が否定されたり攻撃されるようにみえても、それでも相手を許す。それでつらくなったり、惨めになることがあるかもしれません。でもそれはそんなに永遠に続くものではありません。いつかの時点で、むしろ自分の方が解放されていきます。
皆さん方が人間としての愛に目覚めるためには、これを切り抜けることが必要といえます。これを切り抜けることなくして、本当に人間の愛を身に着けるのは難しいといえるかもしれません。したがって一人ひとり、まずは回りの人から自分がどのような評価を受けたり、どのような認識をもたれようとも、それはその人の価値観として許していく。自分は精一杯、自分の人生を生きる。そこに意識を向けるように変えていってみてください。
今の地球人の多くの人は仲間を探し、気の合う人と友達になり、排他的な人には背くという波動がありました。そのために同じような人とばかり接し、自分と違うエネルギーの人には馴染まないという状況が造られておりました。特に日本人にその傾向が強く、合う人と合わない人を作り出し、合わない人にはいつまで経っても合わないという場がありました。
これをうまく持っていかせようとして、あなたのお大いなる魂の一人の存在は、あなた自身の体に細工をし、自分と波動の違う人を少しずつ現せ、自分の波動と繋がりを造り、自分自身の波動を変化させていくように仕組んでおりました。そのために初めは、違和感や恐れ、恐怖があっても、接していくうちにその恐れが少しずつなくなっていき、新しい価値観を身に着けたり、新しい波動を身に着けることができるように現実が造られておりました。
こういう経験を続けていくうちに、自分にとって良い人間、良くない人間が次第に出来上がってきて、自分にとって良い人間とだけつながり、良くない人間は避けるという波動ができ上がってきました。自分にとって新しい波動であっても、好みによって受け入れたり受け入れなかったりしたことがあったのです。今、あなたに必要なのは、自分とは違う波動の存在をいかに自分が受け入れていくか。自分が恐いと思っている人をいかに受け入れていくか。ここで大きな戸惑いが生じております。
自分がいちばん最適な人間であり、自分と近い者を愛し、自分から離れている者を恐れる。こういう構図がいつの間にか、出来上がっております。自分と遠い波動の者を受け入れるときに身構えてしまう。恐れを感じてしまう。あなたがそれを受け入れるためには、そういう波動と積極的に交わり、そこから得られる喜びを作り出すことが必要になります。
今は、初めから恐れや否定が造られてしまい、瞬時にそれによって不快な現実が現れてしまいます。したがって本当は、そういう波動が違う人でも否定の現実や不快感はいっさい作り出されないということ。自分の思い込みで造ってしまっているということ。それに気づき、分かっていくと、波動の違う人がやってきても、否定的な現実が現れることはありません。自分から先にそれを造り出し、用意してしまっているのです。
自分のいちばん合わないという人を今、想像してみてください。今、目の前に自分に合わない人がやってくる。普段とは違って、自分の方から楽しくい声をかける雰囲気を作ってみてください。相手はあなたのエネルギーをそのまま受け取って、そのまま素直に反応しております。自分の造り出した不安や恐怖を次々と手放していきます。もう必要なかった。自分の妄想だった。幻想だったと感じて、もう二度と考えないようにします。
あなた(Izumiさん)自身のハートは十分に愛に満ちており、いろんな人とつながることができ、いろんな領域の存在と繋がることができます。あなたはさらにもっともっといろんな存在とつながって、多くの人に愛を届けようとしております。確かに愛には器があり、その器の範囲内でしかエネルギーを使うことができません。器を大きくしたい、と思っても、あなたの器はもうすでに十分に大きいですよ。これ以上、大きくすることを考えるよりも、今の器そのままを愛することをやってみてください。
あなたの愛の器は美しいピンク色で、ところどころに黄金や緑、爽やかなオレンジ色が入ったりして、人々に癒しや温かさを与えることができます。あなたの愛の波動は多くのレベルの人々にも伝わることができ、そして生命、植物や動物にも伝わることができます。まだまだ自分で満足できない、せっかくのこの体をもっと使いたい、という積極的な気持ちから、愛をもっと大きくしようとしております。
そういう気持ち自身は成長を作り、あなたをさらに大きな人間へと導くでしょう。でも今、そのままを愛する。今の自分そのままを受け入れる。それもあなたにとって必要な波動です。一生懸命、尽くす。一生懸命、最後まで面倒を見る。こういう波動がいっぱい作られてきました。あなたの愛の波動は本当に尽くすという波動がびっしりと詰まった愛になっております。それを求める人は、本当にあなたの愛に助けられるでしょう。でもあなた自身が自分で満足できなくなってしまう傾向もあります。常に尽くしていないと、何か自分が落ち着かないのです。もっと楽な愛、気楽な愛も考えてみてください。それは器とは違う、また別のタイプの愛になります。
あなた(Yukoさん)の感情は人間から見てとても素晴らしいバランスの取れた感情になっております。嬉しいときには喜び、悲しいときにはなき、悔しいときには悔やみ、恐れるときには恐がり、満足できないときには不満を感じる。ごく普通のバランスのとれた感情になっております。こういう感情を学ぶこと自体にとても喜びがあり、人間の感情とはいかに容易に変わるものか。喜んだ後でも、すぐに怒りに変わってしまう。楽しい後でもすぐに悲しみに変わる。この感情の変わりやすさ。
感情を学ぶと、人間の面白いところがたくさん分かってきます。感情を表に出して自由に動いている人、感情を表に出さずに制限されて生きている人、感情を押し付けようとして不満を感じている人、いろんな人間がいます。あなたは自分の感情を自分で感じ、そしてほかの人がそれをどう感ずるかを学ぼうとしておりました。自分と同じ体験の場合に、ほかの人はどう感ずるのか。自分の感情とほかの人の感情でどう違うのか。それを学ぼうとしておりました。
でもいつの間にか、あなたは自分の感情がおかしいと思い、自分の感情が普通の人とは違うという風に判断して、自分の感情そのものを責めるようになってしまいました。感情は喜びを表現するのにとてもよいエネルギーをつくっております。不快感を感ずる。つらさを感ずる。それはそのまま口に出して構わないのです。それを表現しても構わないのです。それによってほかの人がどう感ずるか。どう表現するか。そこまで今度、意識を向けてみましょう。
自分が怒りを発したとき、目の前の人はどう反応するか。恐がって顔を背けるのか。一緒に怒ってくれるのか。知らんぷりするのか。自分が悲しんでいるとき、目の前の人はどう反応するのか。無視するのか。同情するのか。感情のエネルギーによって、相手がどんどん変わっていきます。そのうちに、自分が同じ感情のエネルギーを出しても、人によってまったく違う感情を出すということが分かってきます。自分の感情がどこまで影響を与え、どこまでが相手の感情そのものなのか。それが分かってくるのです。
そうすると、自分の発する感情が相手に影響を与えるところ、相手の心には影響を与えることができないところ、それが分かってきます。そうすると、感情についていろんな分析ができ、相手がどういう感情の時には自分がどういう感情を出すとそれで楽しくなったり、喜んだり悲しんだりするのか。そのお互いのエネルギーが分かってくるようになります。あなたはそれを学ぼうとしていろんな感情を出してみたり、人の前でわざと不快感を出してみたりして、その関係を学んでいるのです。感情を学んでいる自分自身をそのまま許して、愛してあげてください。
ほかの人ともっともっと打ち解けて、仲のよい関係を作りたい。ほかの人から良く認められて、良い友人だと思われたい。でもそれがなかなかうまくいかないために、自分自身(Reikoさん)を責めてしまう。それによって自分自身が自分でも認めたくない状況になっております。ほかの人の言っていることなどがそのまま自分では受け入れたくなかったり、納得できないときには、ただ単に自分の考えとして、自分はそうは思わない、私はこう考える、と素直にいえば、それはそれで問題はありません。しかし感情的に、もうそれが相手を否定する感情に変わってしまう。ここのところで、感情のエネルギーが影響を与えていきます。
本来は、感情はあまり必要のないところでも、あなたの感情が動き出して自分の行動を制限させてしまうのです。したがって相手が何気ない言葉、ごく普通に話した言葉でも、あなたは何か自分が傷つけられたように感じたり、自分が否定されたように感じてしまうのです。そうやって感情のレベルでいろいろ判断基準が動いてしまい、論理では分かろうとしても感情的に認めることができない状態になってしまうのです。
これはまだあなたが感情というものについて、学びが浅く、逆にその感情そのものを自分が学んでいる段階といえます。自分の感情がどういうプロセスによって沸き起こるのか。ほかの人の言葉で感情が沸き起こってくる、ほかの人の言動の一つひとつで感情が沸き起こってくる。自分はどういう感情を作り出すのか。不快感、差別感、分離感、寂しさ、いろんなものを作り出していきます。
ほかの人から認めてほしい、分かってほしい、という気持ちがあまりにも強いから、そういう感情が沸き起こってくるのです。つまりいろんな感情の元には、とにかく自分のことを知ってほしい、自分のことをもっと分かってほしい、私はもっとこうなんだ、という思いが強くあり、それが少しでも相手に伝わらなかったり、相手に分かってもらえないときに、ものすごい寂しさや反発心、不快感が沸き起こってきます。
あなた自身は、あえてほかの人から認めてもらわなくても、十分に自分は完成されているということ。それで十分だということになかなか納得が及んでおりません。でもこれは理屈で分かるものではなく、そのままで自分を見て納得するしか、方法はないでしょう。相手の言葉をこれから一つひとつ聞いたときに、誰も、あなたのことを否定したり、遠ざけたりしているものはいないということ。あなたを表から攻撃しているものは誰もいないということ。まずはそれに自分なりに気づくことが必要でしょう。
周りの人は十分にあなたと接し、人間として迎え、お互いに繋がりを造ろうとしております。誰も、無視しようとしたり、仲を悪くしようとは考えてもおりません。でもあなたのあまりにも自分をもっと知ってほしいという思いが強いために、自然と自分が分離されている感情が沸き起こってしまうのです。自分をもっともっと気楽に考え、周りの人は十分に初めから自分を理解し、接してくれているということが本当に分かることが必要でしょう。
あなたがそれを体験しているのは、もっともっと自分に意識を向け、自分がそのままでも十分に完成されているということ。自分は立派に創られた人間であるということに気づくことがテーマになっているのです。自分で自分の存在にしっかりと気づき、それを許していく。これにあなたは挑戦をしております。いつの日か、自分でそれに気づく日がやってくるでしょう。このまま、ずっと続くというわけではありません。
あなたは自分で自分に目覚め、自分に気づく時期がやってきます。私たちはそれまであえていろんな言葉を出したり、無理にそこに持っていかせようとすることはあまり考えておりません。なぜならば、自分で分からない限り、何の意味もないからです。でもいつかはそれに目覚めることを私たちは知っております。自分についてもっと受け入れ、そのままの自分を認めるように意識を向けていってください。
ここの世界に来るときに、自分(Akemiさん)の体をどういう風に作るかといろんな観点から考えておりました。ここの世界で生まれる自分の体をどういう風に作ると、自分の波動をいちばん表に出しやすいのか。あなた自身の持っている波動はこの宇宙においてはとてもダイナミックに移り変わり、目覚めや成長、新たなものを生み出すという役割があります。この波動を地球にもたらすために、あなた自身の体をどういう風に作っていくのか。そしていろんな存在たちと協力して、今の体を作ってきました。
そして本来の波動を流すために、どう造り上げるか。新たな刺激を生み出すように体を造るためには、それまでの既成概念や価値観に束縛されず、思っていることをそのまま口に出せるような感情にしておきたい。自分自身の内面の強さを有効に使えるようにしたい>たとえ相手が偉い人であろうと強い人であろうと、自分は負けることなく自分のエネルギーを使うようにする。どのような状況にあっても、自分の強さを全面にする。こういう条件がつくられ、それに応じて感情の働きが作られてきました。
したがってあなたは感情を使うときに、相手がどういう人であろうとも、まず自分は負けることなく、自分のエネルギーを出す。すぐに言うなりになったり、合わせるのではなく、自分の思いをしっかりと告げる。新たなものを生み出す喜びを感じながら、動いていく。こういう波動を造り上げました。今の生活において、自分の価値観を押し付けようとしたり、今までの流れで安易に過ごそうとする人には、あなたはなかなかうまく合わないところがあります。
そのためにそういう人たちがやってきて話をしようとしても、あなたは根本的に受け入れたくない思いがあります。無理して合わせようとしても、心が満足しません。そのために自分が本当に安心できる人とだけ話をする。自分と価値観の合わない人は面倒臭いから話さない。そういう状況になっていきます。
あなたの本来の役割から見た場合には、自分を愛するというのは、あなたの本来、持っている波動を使えるようにするということ。既成概念にしがみつく人がいたら、新しい考え方を教えていく。執着している者がいれば、別のやり方を示す。新しい考え、新しいやり方を伝えていく。それによって自分の強さが表に出てきて、自分が生きているという実感を感じていく。これがあなたの本来の波動になります。それに向かってあなたが体験している限り、あなたは自分をそのまま愛することができます。
ほかの人を認めることができなかった、ほかの人を許すことができなかった、それは考え方の違いといえるでしょう。相手も自分の考えを持ってきて、それを説得させようとします。あなたは自分の考えがあり、自分は新しい価値観に向かって進もうとしております。相手を認めるというのは、とりあえず相手は相手のエネルギーでそういう経験をしており、相手の世界においては相手の言っていることは真実である、ただそれを認めることです。
でも自分の世界においては、自分は自分の生き方でやっていく。自分の考え方でやっていく。相手を認めても、自分の考えに入れることはしない。同じように、自分の感じていることは、自分が表現し、自分はただそれに従って行動をとっていきます。相手がそれを受け入れるかどうかは、相手の問題であり、相手が受け入れなくても自分は気にする必要はありません。
相手の言っていることをただそのまま自分も採用したり、その通りにすることが相手を受け入れることではありません。相手の言っていることはそのまま相手の世界で真実であり、それを本当に分かってあげる。でも自分は自分のやり方でやる。そのやり方を身に着けていくと、相手と自分の言動が違っても、混乱することはありません。自分は自分の世界で生きることができます。
相手を優先させると、自分が生きられなくなる。確かにそういう場合もあるかもしれません。でもそれはお互いに強い繋がりを造っている場合に限られます。またどこかにお互いに執着的なエネルギーが存在している場合です。したがってその場合には、うまくいかせるとか、どちらかに合わせるとかいうのではなく、お互いの間に作られている執着のエネルギーを先に見ることが必要となります。
どこで繋がっているのか、相手を説き伏せようとしているエネルギーが一緒なのか、思い通りにさせようとするエネルギーが一緒なのか、そこをまず見つけることが必要になります。そしてその執着のエネルギーを取り払うと、あとはお互いにそれぞれ自分のやり方でやっても、相手の言動で自分がおかしくなったり、自分の言動で相手がおかしくなることはありません。お互いの世界でそれぞれが生きられるようになっていくのです。
あなたはもう十分に自分についての考え方が身についてきて、自分なりの生き方ができるようになってきております。ただ寂しさがあり、悲しみがあるために、自分に満足できない人生になっております。あなたが喜びに溢れた人生に入るためには、まず自分自身が今のやり方で何も問題なく、十分に自分は愛される要素を持ち、自分は愛されるに十分な資格を持っているということを自分が受け入れる必要があるでしょう。
自分で自分を受け入れていくと、不思議なようにほかの人も自分を受け入れてくれます。そうすることによって、受け入れることの大切さ、受け入れることがいかに素晴らしいことかが分かってくるでしょう。まずは自分で自分をそのまま受け入れて、それが相手に広がっていくのを体験するようにしていってください。
あなた(Reikoさん)地球に来るときに、いろんな存在から祝福を受け、大いなる仲間たちからも絶大なる援助を受けて地球にやってきました。あなたがそれまで体験してきたいろんな世界の仲間たちがあなたを援助し、あなたがこの地球で十分な役割を演じられるように皆が眺めておりました。あなたはそれまでに関係してきたいろんな仲間たち中で、特に選ばれた魂であり、ほかのものたちができなかった資質をたくさん身に着けておりました。
そして地球で、いざ生まれるときに、その素晴らしい資質をどのようにして肉体に反映させるか、ほかのいろんな仲間たちも皆、一緒になって考えておりました。地球で最初に生まれたときに、思う通りにいかないということが明確に分かり、その段階でいろんな修正が行われました。そして背後にいる多くの仲間たちがいろんな状況を考えて、一つひとつあなたの体を丁寧に造り上げ、そしてそれ以降の地球での働きが十分になされるように仕組みを変えていきました。
あなたの体はもうどの人間がやってきても変えることのできない素晴らしいエネルギーになっております。今までの人生の一つひとつ、一瞬一瞬にいろんな仲間たちが手を加え、力を入れ、光を当て、癒し、あなたに力を与えてきました。本当に長い間、どの時代においてもあなたに力を与え、癒しを与えてきました。これだけ念入りに、丁寧に作られた肉体はそんなにあるものではありません。そのためにあなたは普通の人間とはかなり違う反応を示すようになっております。
あなた自身は繊細な肉体と共に、とても強い精神を身に着けております。それはほかの人からどう言われようとも、自分の考えは絶対に変えることのない、本当に自分を信頼している精神があります。あなたは自分の心を本当に大切にしており、ほかの人から何を言われようとも自分は自分であり、自分はそう簡単には妥協しないという強さがあります。大いなる、大いなる仲間たちはその強い精神の中で共に歩み、共に学び、地球のためにさらにこの波動をどう使っていこうか、毎日毎日、それを考えております。
あなたはあなたの考えている以上に多くの仲間たちの協力と力によって今、存在しております。そして、たとえそれがほかのどの人間と違おうとも、仲間たちはまったく気にすることはありません。あなたはあなたの素晴らしい肉体があり、それで十分だからです。この肉体を同じように作ろうとしても、そんなに簡単に作ることはできません。本当に、長い間、入念に、一瞬一瞬をとても大切にして作られております。これは宇宙から見ても、とても素晴らしい肉体の一つになるでしょう。
あなたはもっともっと自分を愛することができます。今まで、ただそれに向かう意識のやり方、感じ方が分からなかったに過ぎません。自分の価値を何か、特別な能力があるかのように、...(テープ反転)。実際にあなたの価値はこのすばらしい体、そして強い精神、これがあなた自身の素晴らしい価値です。これはほかの誰にでも真似できるものではありません。自分のこの存在すべてをそのまま受け入れるようにしていってください。
あなた(Yoshikoさん)はあなたの思っている以上に成長し、自分に目覚め、自分の歩き方を学んでおります。あなたはもう十分に自分を愛しており、受け入れており、認めております。ほかの人との話で自分の世界に引き込もうとするのは、今までの自分の習慣的なやり方ともいえるでしょう。どうしても自分を認めてもらいたい、理解してもらいたいという思いが強く、相手の世界ではなく自分の世界で話し合いたいという感覚がありました。
そのためになるべく自分の世界でコミュニケーションをとり、自分のことを分かってもらう、自分のことを理解してもらうという波動がありました。この波動はあなたにとって不快に感ずることもあれば、喜びに感ずる場合もあります。ほかの人がわざとそれを好む場合もあります。ほとんど無口で、自分のことを話さない人は、ほかの人の世界で楽しんだり、ほかの人の世界を知ることで喜びを感ずる場合があります。
したがってそういう人があなたと一緒にいてあなたの世界に入って、あなたの世界を体験したとしても、それを苦痛と思わず、喜びに感ずる場合もあります。したがってあなたがそれをイヤだと思っても相手は望んでいたり、楽しい場合もあります。一概に自分の世界に引き込むことが良くないとか、悪いこととかは限りません。ましてやそれを理由に自分を好きになれないというのも、あなたが自分でそう感じているだけのことでしょう。ほかの人はまったくそういうことには関心を向けない場合があります。
ただ自分がそれを感じているのであれば、ほかの人と話をするときに、その人は自分の世界を知ろうとしているのか、それともその人の世界を自分が知ろうとしているのか、それを良く見極めた上で、お互いにスムーズなエネルギーのやりとりができるような場を作ることは確かに良いことかもしれません。ただ、一方的に自分の場に連れてきたからといって、一概にそれも否定されることではないということも理解しておいてください。
あなた自身は自分を愛するために残されているテーマがあと、いくつかあります。そしてその大きなものは、やはり自分をいろいろと判断してしまい、自分自身に対してまだここまで残っている、これがまだできない、こうしないとダメとかいう判断で動かされる場合があります。自分を本当に愛するためには、そういった条件や制限そのものを手放すことが必要になります。
自分がどういう状態であっても、どういうレベルであっても、そのまま自分を受け入れていく。それに意味があり、そういう状態が必要だということを分かっていく。良いとか悪いとかの問題ではなく、常にいちばん必要なことを体験している。そこに意識を向け、どのような状態の自分であっても、そのまま受け入れることのできるような意識を身に着けていってください。
あなた(Tamamiさん)が今回の人生を作るときに、あなた自身にいろんな考えがあり、自分でどういう風に進めていくかを悩んでおりました。これからの時代に向けての貴重な体験をする。でもその時に、どういう風にして自分の波動を高めていき、どういう風にして新しい時代に入っていくのか。実はそれ自体が自分でも分かっておりませんでした。そのために自分も今回の人生を作って新しい時代につなげようとしても、具体的にどういう人に出会い、どういう経験でどういうプロセスで新しい時代に入るかははっきりとは分かっておりませんでした。
それでも、この人生が作られたのは、あなたの背後にある存在たちがあなたを完全に信頼し、あなたのやり方を見て学ぶことにあります。なぜならば、あなたの魂はとても素晴らしい魂であり、あなたがどのような人生を送ろうとも、確実に新しい波動までいくだろうということが多くの者に分かっておりました。あなたの素晴らしい魂の存在からして、あなたが迷ったり、混乱したりすることなく、確実に新しい時代に入るということが当然、予想されたのです。でもそれが三次元的にどういうプロセスで流れていくのかは誰にも分かっておりませんでした。そのために皆があなたの生き方を興味を持って見ている状況といえます。
あなたが自分ではどうして良いのか分からず、ほかの人の意見にいろいろ左右されるという話がありました。それは本当に自分ではまだ分かっていないために、ほかの人からいろんな情報を仕入れたり、いろんな話を聞いたりして、それで自分を考えるというやり方が身についてしまったのです。そして現実にあなたが自分を造るときに、決まったものが自分でも分かっていなかったために、ほかの人の話を聞いてそれで進めるというやり方が身についております。
したがってこれはあなた独自に関してのやり方ですが、ほかの人の話を聞いてそれで自分を考えていくというやり方は間違ってはおりません。しかしこれはあなたにだけ通用するやり方と思っておいてください。普通はほかの人より自分の考えを優先させることが前提になります。しかしあなたの場合は、自分でも明確に造っておらず、ほかの人との出合いや話によって進んでいく。そしてそれをコントロールしているのがあなたの背後にある偉大なる魂です。
偉大なる魂が適当な人間を連れてきて、あなたに必要な情報を与えていきます。あなたはそこでいろんな体験をするでしょう。喜びを分かち合ったり、悲しみを体験したり、怒りや不快感を感ずることもあるでしょう。一つひとつが必要な経験として魂が作り出しております。そしてそれを着実に体験していくことによってあなたは新しい波動に向かっていくでしょう。したがってあなたはすべてを受け入れ、そのまま出会う人、目にするもの、耳にするものを受け入れて、そこから自分を成長させるやり方だけを続けていってください。
そうすると、あえて自分で目標を造らなくても、確実に新しい世界に向かうことができます。そういうひとつのやり方もあるということを自分でも理解し、一人ひとりがまったく違うやり方をしているんだ、一人ひとりがまったく違うやり方で新しい世界に向かっているんだ、というのを理解することが必要になります。そしてあなたのそのやり方を見て、多くの者たちがさらにその裏にある意味を学んでいくことになります。
あなたの偉大なる魂が何を教えようとしているのか。何を伝えようとしているのか。それを背後にいる者たちが皆で学んでいるのです。あなたが分からないと言って困っているときは、背後にいる仲間も分からなくて困っているときです。あなたはただ単に自分が悩んでいると思っているかもしれません。あなたの仲間も皆で悩むときがあるのです。そうすると、偉大なる魂がそれに回答を与えるかのように、新しい人間を連れてきます。そうやって学びを続けているのです。自分の思っていること、感じたこと、それはすべて真実です。それを受け入れて、自分なりの成長の仕方を完成させるようにしていってください。
あなた(Naokoさん)が身に着けてきた感情のエネルギーはいろんな人間を通じて自分と分かち合えるもの、まだ自分には分かち合えないもの、という感覚でエネルギーを取り入れてきました。そのためにあなたの感情のエネルギーは自分と分かち合えるものを優先して取り入れ、自分と分かち合えないものは反発するという働きをしておりました。自分の思っていること、自分の感じていることと似ていれば積極的に受け入れ、お互いに感情的な喜びを分かち合う。自分の波動とかなり違うときには、それを受け入れないで、あまり分かち合おうとはしないようにする。こういう風にして感情が作られてきました。
ある段階まで成長すると、好むと好まざるとにかかわらず、いろんな人間が近づいてきて、自分の感情を総合的に高めようとしてきます。そのためにそれまで自分が反発していた感情のエネルギーもどんどん自分に流れてくることになり、自分にとってはあまり楽しくない、心地よくない感情を経験することになりました。そのためにあなたは心地よい感情になろうとして、受け入れたものを突き放す反応が自動的に起こってきます。
自分があまり受け入れたくないもの、自分の考えとは違うものを直感的に反発させてしまうのです。これはある段階まで続くことになります。自分がそれを反発しても、意味がないということ。自分が反発すればするだけ、自分の感情の部分が壊されていくということに気がついてきます。そして自分が造り上げた感情のシステムを根本的に壊してしまい、自分の波動と違うものを追い出したり、反発させたりするという行為そのものがなくなっていきます。
そしてそれを超えると、あとは自分の好んでいない感情がやってきても、単に不快を感ずる、単に居心地が悪いと感ずるだけで、それに反発したり、追い出すことはなくなることになるでしょう。したがって今、行っている感情の作用は、次の段階への感情を造るためのひとつの変化の過程と思ってください。そしてこれを経験しているうちは、思わず反発したり、急に追い出そうとしても、それは自分の感情のシステムが造り上げた自然なる感情であり、別にあなたが悪いとか、あなたの感情が悪いとかいう問題ではないということを理解しておいてください。
感情のシステムとしてきわめて正常な反応が起こっており、この変化を経て次の段階に入っていきます。同じように、感情のシステムが次の段階に入っても、またさらに次の段階に変わるときに、またいろんな変化が訪れるでしょう。自分はとりあえず、いろんな感情を受け入れることができた、どういう感情の存在をもとりあえず理解することができた、という段階に入ったとしても、さらに次の段階に入っていきます。
次は自分にとって本当に喜びを伴う感情だけを残し、自分にとって喜びを感じないものは自然に出ていく作用が作られてきます。その時に、またいろんな人間関係を通して感情の学びをすることになるでしょう。したがってこういう感情システムが次々と変化していくひとつの過程であり、あなた自身の人格を傷つけたり、人格を否定する行為ではありません。その感情のシステムそのものを受け入れるようにしていってください。
感情は本来、人間が喜びを感じたり、ほかの人のいろんな価値観を理解して喜びを感ずる、その人が成長するのをみて自分も嬉しくなってくる、ほかの人が美しいのを見て自分も美しい気持ちになる、ほかの人がより良い成長をすれば自分も成長したかのように感ずる、これが感情の出発点となっております。しかしそれがうまく行われず、否定的な感情がどうしても沸き起こってきて、感情そのものをあまり受け入れたくないという人もおります。
これは必ずしもあなた(Yukikoさん)自身のテーマではなく、今の地球人類そのもののテーマにもなっております。なぜならば、多くの人が不安や恐れを作っており、不安や恐れを感情の原点にしている人がおります。人と出会うときに、喜びよりは先に不安を感じてしまう。新しいところに行くときに、喜びよりも不安が先に来る。新しい体験をしようとするときに、まず恐れが来る。こういう風にして体験の一つひとつが恐れや不安から造られている人間が圧倒的に多くいます。
そしてそういう体験を通してやってきた場合で、あとは一人ひとりの役割によってそういう経験を何度もしなければいけない人、いくらやってもうまくいかないという経験を積む必要がある人、そういう人はどうしても否定的な感情を身に着けてしまったり、人間を信ずることができなくなったりしてしまう場合があります。人によって個人差はありますが、感情がどうしても否定的なものが多くなってしまうと、感情そのものが何か否定的であるかのように感じてしまう場合もあります。
あなたの場合には、必ずしも感情が否定的なものに染まっているというわけではありません。ただ喜びの表現よりは驚いたとき、おかしいと思ったとき、疑問に思ったときに発する言葉に感情が入るときがあり、それが相手に必要以上に反応を起こす場合があります。自分としてはごく普通の会話をしていたときでも、相手がそれによって不快感を感じてしまったり、相手が不安を感ずる場合があったりします。それによって相手は、あたかもあなたが感情的に話しているかのように感じてしまうのです。
したがって必ずしも感情そのものに原因があるのではなく、まず一つは表現の仕方がテーマになってくるでしょう。自分が不安に思ったり、おかしいと思ったときにも、それを感情を込めて表現するのではなく、むしろ喜びや楽しさ、面白さを込めて表現してみる。おかしいと思ったときに、ストレートにおかしいと表現するよりも、ユーモラスに楽しい感覚を味わいながら疑問を投げかけてみたり、相手にもう一度尋ねてみたりする。そういう工夫によって感情を豊かなものに、楽しいものに変えることは可能です。
したがってあなた自身の今いちばんのテーマは感情そのものよりも表現の仕方、自分の面白さや楽しさをいかに表していくか。疑問に思ったこと、不安に思ったこと、相手に対して変だと思ったときでも、楽しく面白く表現するにはどうしたらよいのか。そういう表現が実はテーマになっております。感情そのものは必ずしもあなたのテーマには今はなっておりません。表現についてもう少し、いろんな観点から学ぶようにしてみてください。
あなた(Akiraさん)の魂も概ね、あなたに満足しております。魂から見たときに、あなたはかけがいのない人間になっております。実はあなたをつくるときに、いろんな条件が重なり、とても急いで送り出さねばならない状態にありました。そのためにエネルギーを十分に造り上げてから送り出すとか、十分な体験を重ねてから送るということができずに、まず必要な時期にこの人生をまず作らねばならないという制約があり、そのために魂の持てるエネルギーを最大限に使って送り出す状況が必要になっておりました。
したがって魂から見たときに、あなたがいくつかのトラブルを起こしたり問題を起こしても、それはいつも大目に見られており、あまり大きな問題に感ずることはありません。むしろそれよりも、この必要な時期にちゃんとあなたを造り出すことができたこと、世に送り出すことができたこと自体に一安心しており、あとはあなたがこの経験を通していかに自分に目覚め、喜びを感じていくかを非常に楽しみにしております。
あなたがそういう流れから作られた波動であったために、自分についてうまくできないことや満足できないこと、不十分な点をところどころに感ずるかもしれません。でもそれでも魂は毎日のようにその後の調整を測っており、あなたが不自由を感じないようにいろんなレベルで援助を続けております。
あなた自身がさらに今を楽しむ方向に意識を向け、自分の体をいかに有効に使うか、まず三次元の肉体をいかに活用させるか、そこにもっともっと意識を向けて、自分なりのやり方をつかんでいくと、魂はさらにやりやすい環境になっていくでしょう。あなたが自分を認め、自分をそのまま許していくと、魂もとてもやすらぎを感じ、あなたに自然な愛を送ることができます。
ただ、あなたがこれから本当に自分の望むとおりに現実を動かしていきたいのであるならば、自分の思っていること、感じていることを正しく表現する、相手の言ったことを正しく解釈する、この練習が必要になるでしょう。どうせこういうことだろうとか、いつものことだからとかで、主観的に考えてしまうと、概ね、違う場合もあります。その場その場の現実を良く見つめ、相手の言葉をしっかりと受け止め、その真意を受け取る練習を続けてみてください。
それによって自分の心と相手の心を繋げることができ、今までとは違う流れができ上がっていきます。そういうやり方で、自分をまた新しい展開に持っていく工夫をしてみてください。
あなた(Masayoさん)の魂はこの宇宙において、とても貴重な役割を演じております。そして地球に来るときに、その魂はある集まりを造り、その集まり全体であなたを援護するように指示を出しておりました。あなたがこの地球において役割を為すときに、あなた自身が魂に目覚め、その仲間たちに目覚めるときに、大いなる協力が得られるように作っておりました。
あなたが自分に対して価値がない、杜感じているのは、あなた自身が自分のペースで生きて良いように造られているからです。必ずしもほかの人の何かを参考して自分が成長するとか、ほかの素晴らしい人に出会って成長するとかいう流れではなく、自分は自分のペースで成長するように作られております。そしてその流れを創る際に、とても不思議な状況がありました。
先ほどのいろんな集まりのグループがあなたにいろんな情報をもたらします。あなたはいろんなところに興味を持ち、足を運ぶことになるでしょう。それはそれぞれあなたの魂が集めたグループの情報となります。したがってあなたが接しているいろんな人間たちはそのいろんなグループから流されてきたエネルギーであり、あなたはその情報をモトにして自分を成長させることになります。
あなたは自分を信じていればそれで良く、自分のペースで、自分のやり方で学んでいくことができます。しかしそこでほかの人と比較したり、ほかの人をもってくると、まったくあなたの価値に合わないものができてしまいます。ほかの人はほかの人のペースで、自分のやり方で成長をしております。あなたはあくまでもあなたの背後にいるいろんな存在たちの中で成長をしております。それはあなただけのものであり、あなたは自分でやることによって一つひとつ成長をしていきます。
したがってあなたには、ほかの人と比べたり、それを獲得したり、自分の成長のために使おうとしても、実際にはあなたは自分に必要なものしか、得られることはできません。それはあなたの背後にいる者たちがすべてしっかりとコントロールしております。そしてそのすべてのものをあなたが身に着け、十分な時期になったときにあなたは背後の者たちと一緒になって、ひとつの大きな働きを為すことになるでしょう。
しかしそれにはその背後の者たちが必要としているエネルギーをあなたがいろんな人間関係を通じて身に着けていくことになります。今はまだその段階であり、これからはいろんな人といろんな情報を交換し合うことの喜びを感じていき、そして自分は自分のペースでひたすら自分の真理に向かっていく喜びを見つけるようにしていってください。
あなた自身の魂はいろんな方法であなたに働きかけております。それは必ずしもインスピレーションや直観だけではなく、ニュースや新聞、本、いろんなところであなたに囁きかける場合があります。現実のいろんなところに意識を向けて見て、そこから魂からのメッセージを感じとれる練習をするようにしてみてください。
皆さん方は、ついそれは自分以外の人間という風に考えてしまう傾向があります。自分以外の人間に当てはまるのではなく、むしろ自分だけに当てはまる、私のために言ってくれている、私のことだ、そう思えるぐらいに自分中心に考えても問題はないのです。もっともっと自分は十分に愛されている、生きる価値があり、存在している価値があるというのを心から感じとれるように意識を変えてみてください。
私たちはここまでにいたします。ありがとうございました。