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1999/5/24■月曜交流会から

地球人は宇宙間での混乱を収束するために在る

@地球人は全宇宙の人類の代表者

私たちは皆さん方のこれからの動きについてお話をいたします。今、地球の人々が宇宙から見た場合に、どのように観察され、見守られているのか。少し、それをお話しいたします。今、宇宙の多くの仲間たちは、地球人類の意識の変化をとても注意深く観察しております。人間という種族が地球という場を共有して、これまで造り上げてきたエネルギーの浄化や造り変え、新たなる創造に向けて体験を続けております。

今までの地球人類が争いや束縛、支配というエネルギーで動かされ、人々の意識は混乱することばかりを当然と思って過ごしてきました。そのために楽しいこと、嬉しいことは争いに勝つことであったり、他を打ち負かすことという価値観が造られてしまいました。

争いや混乱は地球人が今まで長い時間をかけて経験してきました。しかしその多くは地球以外のエネルギーに操作されていたり、あるいは人間を使ってそういうエネルギーが送り込まれてきたものがかなりあります。そのために地球人が自ら争いを好んだのではなく、むしろそれ以外のものたちが造り上げたドラマともいえます。

宇宙において、お互いに争ったり、支配するという過去がありました。自分たちは自分たちの優秀性を証明するために、力をつけ、勢力を拡大させようとしました。地球という惑星にやってくるまで、そういう時代を経験していた者たちがたくさんおります。この宇宙の中において、正常な進化を遂げ、争いや混乱は何一つなく、素晴らしき光だけで活動しているという者たちはほとんどおりません。

一見、正しき者たちのように見えても、どこかで自分たちが正しく、ほかの者たちが間違っているというエネルギーを造り出し、それによって自分たちが正しいというエネルギーを確立させてきました。いろんな人間たちがお互いに混じり合いながら、価値観を合わせようとしたり、ほかの者たちを下に見る動きが続いておりました。

この地球において演じられていた数々のドラマは、この宇宙自体における人間の歴史ともいえます。この地球の人類の争いを研究すれば研究するほど、宇宙における人類の争いが見えてきます。この人類の争いがいまだに続いており、どこまでこれが広がっていくのか。力で弱い者を制圧する。分からない者、未熟なものを支配する。こういうやり方が今までまかり通り、物理的な力が弱い者や経済的な力の弱い者は屈服するという流れが繰り返されております。

この地球が普通の星ではなく、この宇宙においてとても大切な星であり、この星が今までの人類の争いを修正するという重要な働きも持っております。地球上における人類の争いが無事に解決されれば、宇宙での争いも解決されることになります。この地球で争いが続く限り、宇宙での争いは続いていくのです。一人ひとりが宇宙においてどういう混乱をもたらしたり、造り上げたのか。そのエネルギーをもって地球にやってきております。

したがって何らかの形で人類を否定したり無視したりする場が造られている者は、宇宙においての人類を無視したり、否定したエネルギーを体験している状況といえます。この地球にはいろんな争いがあり、その理由はすべて違っております。単なる宗教の違いだけでなく、文化や風習、種族、いろんなところで違いが表に出て争いを造っております。

この地球という惑星でいろんな種類の争いが展開し、その解決法がすべて違うのです。この地球が平和になるということは、宇宙における平和をも意味します。この地球上で一人が他の人を認めると、宇宙においてもある種族がある種族の人類を認めることになります。地球人の一人ひとりの働きが宇宙においていかに大きな意味を持っているのか。何気ない差別や否定の言葉が宇宙でどれだけ多くの人類に影響を与えているか。地球はそれだけ大きな影響力を持っているのです。

今、宇宙の仲間たちが地球人類を入念に観察しながら、一人ひとりをしっかりと見ております。つい人を避けてしまう。同じように宇宙の中で、ある惑星の住民が別の惑星の住民を避けております。地球上で初めて出会った二人が仲良く交流し合い、楽しい場を造り上げる。宇宙において新しい星の住民たちがお互いに出会い、素晴らしい場を造り上げていきます。皆さん方一人ひとりはそういう宇宙における素晴らしき代表者といえます。

そして自分が否定すれば、自分とつながっている人類すべてがその人を否定します。自分が誰かを愛すれば、自分とつながっている人類すべてが相手を愛します。この地球は宇宙におけるドラマをそのまま演じているのです。これから地球がどう変化していくか。それは宇宙がどう変わっていくかと密接に関係付けられております。

この地球を混乱させようとする者は今まで宇宙を混乱させようとしてきた者たちでした。何とかして地球を守ろうとする者はこれまで宇宙を守ろうとして必死になって活動してきた者たちでした。この地球は今までの流れから抜け出て、素晴らしい惑星に変わっていくのか。それとも今までの延長で破壊と争いが続いていくのか。宇宙の仲間たち全員が慎重に見ているのもそこに意味があります。

地球人のやることは他人事ではなく、宇宙の住民すべてにとってとても大切なことなのです。地球人類が他の民族を認め、許し、愛し合うまでにあとどのくらいの経験が必要なのか。力の強い者が権力を握るという構図がいつまで続いていくのか。

この地球は次第に次第にエネルギーを変えていきます。皆さん方が望む、望まないにかかわらず、地球はどんどん変化していきます。地球を愛と光で満たそうとする者は地球からエネルギーが与えられ、喜びを感じながらこれからの人生を進めていくでしょう。権力と力を手にして今までのやり方を続けようとする者は地球からエネルギーが流されなくなり、地球で生きることが困難になっていきます。そして多くの宇宙の仲間たちもそれを望んでおります。

この地球に本当に愛と光をもたらそうとする者が地球で動き出し、今までの流れとは違う流れを流れを造り上げていきます。今まで通り、力で奪い取ってきた者は地球で生きることがどんどん苦しくなり、今までのやり方がまったく通用しなくなっていくでしょう。

多くの人にとって、それがいつどのように現実化するのか、を知りたいという人がおります。しかしそれは私たちにも分かりません。地球人類が決めることなのです。皆さん方が自分で決めていくのです。今すぐ地球人類全員が愛と光を望み、力を手放す者は今すぐに地球が変わっていくでしょう。まだ多くの者が力を手にし、愛と光の大切さを理解している者がいないときには、地球はそんなに急には変わりません。

地球人類が自分たちで自分の方向を決めていくのです。でもそうすると、愛と光に目覚め、人類を許し、認め合う者はかなり先にずれてしまいます。あまり時期が遅くなると、人類を滅ぼそうとする力の方が強いために、地球は持ちこたえることができず、新たなる愛と光で創り変えることが困難になってしまいます。愛と光の持ち主が十分に働きができるようになるために、あとはどういう流れが必要なのか。力で支配しようとする者の強さがいつどの時点で、弱まっていくのか。これらを慎重に考えた上で、地球人の流れを考えていく必要があります。

今のペースでいくと、人類が自分たちで目覚め、気づくためにはまだかなりの時間が必要となります。そしてそのころには力で奪い取ろうとするものの強さもかなり大きくなっております。したがってそういう者たちが地球上で大きな混乱を招く前に、愛と光で地球のエネルギーを変えてしまう、という流れが必要になってきます。そのためには愛と光の持ち主がどれだけ必要なのか、今、それらを十分にチェックしながら、多くの宇宙の仲間たちが皆さん方を毎日、調べ、チェックしております。

一人ひとりがそういうことから目覚めていき、他を許し、他を愛する場に入っていく。しかしまだまだ現実は争いを求める人間たちが存在しております。力で屈服させて自分たちの思うようにコントロールしていきたい、という人間が次から次と現れてきます。地球はもう変わる必要があります。これ以上、力のある者たちの流れで進めていくと、地球がいっそう苦しくなり、バランスが急に乱れていきます。それを防ぐために、一人ひとりの目覚めや自覚が急がされております。

今、一人ひとりが何を為し得るのか、やはり自分の心の中に争いや差別、コントロールというエネルギーを持っている者はそういうエネルギーを体から手放していき、他の人類を認め、隣の人を愛するという意識に変わっていく必要があります。しかしこれらは口で言ってすぐできるものではありません。体験によって変えていくしか、方法がないのです。

自分の考えと違う人、自分のやり方と違う人をいかに認めることができるか。自分の言ったとおりにしてくれない。ルールを守ってくれない。いろんな理由で人を排除しようとしたり、無視しようとする傾向があります。たとえ自分と違う考え方ややり方があったとしても、その人を否定することはできません。その人が生きている限り、その人が必要なのです。

でも考え方が違う、一緒にいてもうまくいかない。どちらかが正しい。間違っている方は正しい方に合わせる。こういう構図ができておりました。考え方が違っていた場合に、間違っている者が正しい方に合わせる。こういう解決策は実際には何も平和の方向には進みません。間違っていること、正しいことという価値感がある限りは、そういうエネルギーから抜け出ることはできないのです。

正しい、正しくないではなく、その人にとってはどれがいちばん相応しく、自分にとってはどれがいちばん相応しいのか。両方とも正しいということ。両方とも受け入れるということ。こういう意識が必要となります。一見、間違っているように見えても、その人にとっては必要な場合があります。その人を責める必要はありません。ただそういう考えがこの宇宙の中に造られ、それを誰かが演ずる必要があったということ。それは何を教えようとしていたのか。

相手の生命を奪おうとしていた者。しかしその発端は自分たちの生命を維持しようとして、自分たちの生命を奪うものに対して攻撃的であったところが出発点であった人類もあります。他を滅ぼすのではなく、自分たちが生きることを先に考える。そこから発展したエネルギーでした。したがって元に戻すためには、まず自分たちが普通に生きていける環境を造り上げる。他を否定したり、滅ぼすのではなく、まず自分たちが生きていける環境を作っていく。それに力を入れるだけでもかなり変わっていきます。

お互いに自分たちが生きることだけを考えていく。しかしそれでもどうしてもぶつかり合って、うまくいかない。そういう場合には、それぞれの考え方や生き方がどこでどう違い、どこまで同じなのか。それを冷静に考える必要があります。ほとんどの者が感情的に相手を否定します。自分たちとは違う民族だから。自分たちとは違う人間だから。それだけの理由で相手を否定してしまいます。

これではいくらやっても解決には繋がりません。どこまでを許し、認めることができるのか。絶対に合わない者はどこで合わせるのか。それをお互いがまず、分析することが必要です。しかしこういう民族の問題は一瞬にして解決できるものではありません。長い時間をかけて造られ、とても大きな影響力を与えてきました。今、それを解決するためには、一人ひとりが本当に出発点にまで戻り、本質的なところから考え方を改める必要があります。

なぜ、他の民族を否定してしまったのか。なぜ、他の民族を無視したか。今のほとんどの争いはもうその出発点を忘れてしまい、ただ争うために争う、否定するために否定するという状況になっております。今、そういう理由を元に戻し、お互いが何を求め、何を否定しているのかを客観的に考えられるようになると現実もかなり変わっていきます。今までは人々が力のある者に動かされていたために、反論することもできず、ただ言うなりになってきました。でももうそろそろそれも通用しなくなります。

一人ひとりが自分で考え、自分で判断し、自分で行動することができるように変わっていきます。力のある者の言うことを全員が聞くという状況ではなくなってきます。一人ひとりが自分で判断し、自分で行動できるのです。そうなったときに、自分が納得できない争いを起こさない。自分が望んでいない闘いはしない。そういう風に変わっていきます。

そうすると、地球上において、他を否定するエネルギー、争うエネルギーがどんどん弱くなり、相手を認める方向へ、相手を尊重する方向へと変わっていきます。したがってそういう方向で見た場合に、今、皆さん方がこれからどのようにして行動し、現実を造っていくのか。少なくとも、自分はそういう視点から現実を眺め、自分で判断し、自分で行動するということ。力がある者にただ言うなりになったり、従うのではなく、自分の意思に従うということ。一人ひとり、これが大切になります。

一人ひとりが自分の意思に従って行動するようになると、力のある者の言うなりになることがだんだん減ってくると、結果的に争いを引き起こそうとするエネルギーが弱くなっていきます。今、地球を変えようとするためには、このエネルギーがとても大切なのです。今まで何をするにも、力のある者がすべて指示し、命令し、計画を造ってきました。そのためにいつの時代でも多くの人間を自由を操る人間が現れ、その人間によって歴史が進められてきました。

これからもそういう人間が出てくるかもしれません。でも一人ひとりには、従うというエネルギーが弱くなり、自分の意思で行動するという風に変わっていきます。いくら力があっても、人々の心を動かすことができなくなるのです。皆さん方はそれを信じてください。どうせ無理だろう、自分には力がない。そう思ってしまうと、本当にそういう人間が力のある者に動かされてしまいます。

したがって本当は自分の力で、自分の意思で、自分の道を歩いていく。力のある者の言うなりにはならない。力のある者に指図されない。そういう気持ちを強くもって、一人ひとりが自分の生き方を進めることです。そして自分は力で圧倒しようとか、コントロールしようとか思わずに、自分はできるだけ人々をそのまま見つめ、同じレベルで、同じ目線で話し合い、分かち合い、成長していく、という意識を身に着けるようにしておいてください。

全員がそういう意識を身に着ければ、地球は必ず変わっていきます。そして宇宙自身も変わっていきます。皆さん方はそれを信じてこれからの流れを自分の手の中に入れるようにしていってください。


地球の流れは必ずしもすべてが決められているわけではありません。皆さん方の意思に依存するところがたくさんあるのです。皆さん方がどういう選択をするか、どういう行動をとるのか、それによって流れがどんどん変わってしまいます。そのために多くの存在が皆さん方を真剣に眺め、研究をしているのです。皆さん方の行動がうまく宇宙に現れるように、うまく良い方向に進むように、いろんな仕組みを創っています。

したがってこれから自分の意思でどんどん先に進もうとする者、自分から争いを招くのではなく、争いをまったく考えず、ただ分かち合うことを望んでいこうとする者、こういう者たちにはどんどん光がやってきて、その人の生き方が地球の地球の生き方と合うように組み合わされていくでしょう。皆さん方もそれを信じて自分の意思で自分の思う通りに自分の道を進むやり方を身に着けていってください。これからは常にそれを心に焼きつけた上で、自分の人生を、地球の生き方を考えて、行動をとっていってください。

私たちはまずここで休憩をして、また続きを行います。それではありがとうございました。


A生きるという意思を強く持てば現実があとからついてくる

私たちは少し別の観点からお話をしようと思います。先ほど、皆さん方が行動するやり方として、もう力のある者の言うなりになったり、従うのではなく、自分の意思で、自分の思いで進んでいくようにという話がありました。今、その切り替えの時期に来ている人がたくさんおります。パートナーと別れる、影響力のある人から離れる、長い間、従っていたしきたりの中から出てくる、そして自分がどこまで一人でできるのか試してみたい。自分の可能性を追及してみたい。今までできなかったことをやってみたい。こういう思いで自分の行動の仕方を変えている人がたくさん出ています。

今、あまりにもそれが激しいために、一見、社会が急速に壊れたり、大きな組織や管理していた者たちがうまくできずに崩壊するという現実も現れております。大きな勢力を持っていた者ほど、破壊が大きく感じられるかもしれません。そして力のある者が力を失った場合に、全体に与える影響力も大きくなり、それだけ破壊も大きいように感じられてきます。

しかしそれと交換に、一人ひとりは自分を取り戻し、自分の意思を使うことになっていきます。今までできなかったこと、やってみたかったことが表に出てきます。今まで力のある者に従い、言うなりになることによって保証がられ、自分の生命も維持することができました。しかし自分一人で自分のやりたいことをやると、自分はどこまでできるんだろう、それで生きることができるんだろうか、という不安を持つ人が現れてきます。

確かに、大きいところで言うなりになっていた人は、自分を犠牲にしてはいても保証が得られ、生計はそこからまかなうことができました。しかし自分一人になると、自分で稼がねばならない。どうしたらよい。そういう不安を持つようになってしまいます。

これからは一人ひとりの意思が大切であると言いました。その人が生きる、生きようという意思があれば、その人の命が途絶えることは絶対にありません。必ず現実がそういう方向へと進んでいくのです。その人が生きたい、必ず生きるという意思を強く持っていれば、現実は必ず生きる方向へと進んでいきます。

したがって不安や恐れを感ずる必要は何一つないのです。しかしせっかく一人になっても、自分は生きていかれるんだろうか。これからどうなるんだろうか。という不安を強く持っている人は、不安がそのまま現実化されていきます。そのために常にこれからどうなるか分からない。うまくいくかどうか分からない、という現実が現れてしまうのです。

その人の意思、その人の思いがいかに現実に影響を与えていくか。これからはそれがはっきりと分かっていくのです。したがって大きな束縛のエネルギーが解き放たれ、自分一人で自由を楽しめることができるようになった人は、まず、生きるという強い意思を心の中に造り上げ、それを信じて生きることがとても大切になります。不安や恐れをいっさい抱くことなく、自分は生きるんだ、自分は絶対に生きる、というエネルギーをしっかりと造り上げてください。そうすれば現実は生きる方向へと流れていくのです。

皆さん方の多くは金銭を獲得することによって人生が保証されると信じ込んできました。そのために現実の流れもそういう風に動いてきたのです。しかし金銭は自分の現実にはほとんど影響することなく、必要なときに必要なものが入ってくる。必要なものだけで自分はしっかりと生きていける。こういう思いを強く造り上げ、そう信じて生きている人には金銭があろうとなかろうと、現実はうまく展開していくのです。

したがって金銭を前提にしてこれからの流れを考えるのではなく、生きるという意思によってこれからの流れを造るということ。生きるという意思ができていれば、現実がそれを造っていくということ。この関係をまず理解するようにしておいてください。

皆さん方はまだまだこれから生きることができます。そして宇宙と共に歩んでいる者ほど、それは確実に保証されます。ただし生きるという強い意思、宇宙と共に生きるという強い意思がある場合に限ります。まだ自分は宇宙とつながっていない。やはりお金がないとダメだ、自分一人だと何もできない、こう思っている人は、残念ながら宇宙からのいろんな援助を受けることが難しくなってしまうのです。

自分はしっかりと自分の意思で、一人でも自分の現実を造ることができ、宇宙と共にこの地球に光を与える。地球を変えていく。自分も変わっていく。そのために束縛のエネルギーはどんどん自分から離れ、地球からも離れていく。そう信じている人にはその通りの現実が造られていくのです。皆さん方もそういったことを現実で体験しながら、自分と地球のエネルギーが変化していくのを楽しむようにしていってください。


B宇宙との繋がりが強くなると現実がうまく展開する

私たちが最後に少しだけお話をいたします。一人ひとり、自分なりに学びを重ね、これからの流れに対しても意識を向けることができるようになってきました。自分の現実を自分の手で造る。自分の意思で自分の道を切り開く。もう十分に理解されてきました。でも私たちや宇宙との繋がりはさらに強くなるのです。決して私たちを無視したり、避けて皆さん方が思い通りに自由に進むのではありません。皆さん方が自分の意思を強くすれば強くするほど、私たちとの繋がりも強くなり、現実が私たちと一緒のものに変わっていくのです。

むしろ今まで、会社に身を捧げたり、パートナーに身を捧げていた者ほど、私たちとの繋がりが弱かったり、まったく繋がっていなかったりしていたのです。一人ひとりの自由な心が制限され、宇宙の思いがなかなか入っていかなかったのです。しかし束縛のエネルギーが解放され、一人ひとりの自由意思が活性化したときに、皆さん方の心にも宇宙のエネルギーがどんどん入り込み、自分のやりたいことをどんどん進めていく。自分の本来のものがどんどん入ってくる。自分の喜びが分かってきて、どんどんやってみる。そういう方向へと進んでいくのです。

自分は好きなことをどんどんやってみる。それは宇宙との繋がりを強くしている証でもあるのです。束縛から離れ、自分が楽しんでいるとき、それは決してエゴではなく、自分勝手な行動でもありません。宇宙がそれを望んでいることがたくさんあるのです。したがって引け目を感じたり、自分を責めたりする必要はいっさいなく、やりたいことをどんどんやってみてください。

そして自分の可能性を追及し、自分はさらに何をすると嬉しいのか、どういうところだと才能が発揮できるのか、どんどん試してみてください。皆さん方はそれによってさらに宇宙を身近に、自分の心の中に見出すことができるでしょう。皆さん方の心の中に自分の偉大なるエネルギーをどんどん造り上げ、宇宙との一体感を感ずるようにしていってください。

私たちはここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)1999 CentralSun
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