今、多くの人が現実がうまく流れず、楽しくない状態があるときにはその原因がどこにあり、それを解決することによって毎日が楽しく、自分に都合が良く現実が進むものと解釈しております。しかし実際には何も問題がない場合でも自分の思うようにいかないときに問題があるように感じたり、どちらかが間違っている、誰かが間違っているという思いを造って間違っている人を責めたり、心を変えさせようとする動きが起こっていきます。
それによって、本来は何も問題がなかったものが新しく問題を造り出し、その造り出された問題がさらに膨れ上がってより大きな問題を造り出す現象さえ見られます。どちらも間違っていないのにもかかわらず、どちらかを間違っているかのように造り上げ、そして間違っている人がさらに大きな問題を造り出すかのように考え違いをして、現象がどんどんおかしくなる場合もあります。
したがってそういう構図から抜け出すためには、そもそも間違っている人や悪い人はいないということ、といった出発点に戻ることが必要になります。間違っている人を直し、悪人を正しい者に変えることによって世の中を平和に、楽にさせようとする動きがこれまでとられてきました。でも、実際には悪い人がいるという前提がある限り、悪い人は永遠に現れてきます。悪い人は初めからどこにも存在しないという意識に戻らなければ、この学びから抜け出ることはできません。
したがって今、皆さん方が必要なのは、何が間違っているとか、誰が間違っているとかいう学びではなく、そもそも間違いと思っているものは何であるのか、悪いと思っていた感覚はいつどのようにしてできたのか。そこに戻ることが必要になります。先ほど、一人ひとりに今、いちばん解決すべきことを考えてくださいと提案をしました。今、いちばん皆さん方に理解していただきたいのは、間違いとか、悪いとか、良くないとかいう感覚自体がいつどのようにしてできたのか、そういったものを手放すために、自分はどうすべきか。それを考えていただきたいと思っていました。
確かに、癒すべきテーマを抱えていて、そこから抜け出せない人もいます。そしてそれが本当に必要で、その癒しが終わらない限りは新たな段階に進めない人もいます。しかし地球の波動はどんどん変化し始め、必ずしも癒しというプロセスを経て新しい時代に入るだけではなく、ほかのいろんな手段で新しい流れに入ることもできます。
今、皆さん方は癒しというプロセスを通らないで、地球自身がそういった思いから解放される流れへと入っていくところに移っていっていただきたいと思っております。癒しが無意味とか、癒しが必要でないということではありません。ただそれは癒しが本当に必要だと思っている人、癒しが行われなくては次のプロセスに進むことができないと思っている人たちに任せてください。
皆さん方はもうそういう構図から抜け出て、癒さなくても次の段階に進むことができ、むしろ癒しというプロセスを通過しないで、次の段階に入るべき流れも経験する必要があるということを理解していっていただきたいと思います。したがってそもそも癒しという世界から抜け出るにはどうしたらよいのか。今までの癒しと、本当の宇宙が望んでいるエネルギーの変化とはどう違っているのか。それについて改めていろんな意識を向けていっていただきたいと思います。
あなたの心の中に、正しい生き方というのが暗黙のうちに造られてしまい、その生き方に沿うことによって自分が正しい人間であるという証を確認してきました。正しいということは何であるのか。正しくないとどうなるのか。あなたは小さいころから、正しくないことに染まる恐れや不安があり、正しくないことをしたときに、自分はどういうことになってしまうのか。周りの人間からどう非難され、自分はどういう世界に入ってしまうのか。そういう恐れを持っておりました。
そしてそれがだんだん体に染みついてきて、正しいことに常にすることによって正しくないことをする不安から解放され、自分が常に正しき人間であるという証を得るようになっていきました。
今、あなたが本当にパターンから解放されようと望むのであれば、正しくないことに対する恐れや不安、また自分を否定するものに対しての反動や怒り、といった者を手放していく必要があります。そしてそれを完全に身に着けるには、そもそもなぜ正しいという感覚が身についたのか、正しくないということがいつ、どのようにして心に宿ったのか。それを調べていく必要があります。
あなたは日本人として生まれる前に、西洋において、古代の文明において、正しき人間と正しくない人間を区別し、正しくない人間を愚かと思い、無視する言動がありました。正しき者を認め、正しくない者を無視する、という構図が過去にありました。それゆえに、正しくない者は人間とも思えず、相手にしないという状態がありました。あなたが本当にそのパターンから抜け出したいのであれば、まず人間そのものを好きになり、人間そのものを認め、正しいか正しくないかによって人間を考えるのではなく、それ以前に人間が存在するということをまず受け入れる必要があります。
先に人間がいるということ。先に正しいか正しくないかがあるのではなく、先に人間が存在しているという事実をまず受け入れることが必要です。そしてその本当の意味を理解し、正しいか正しくないかではなく、存在しているという意味、存在しているということの教え、そこから物事を考えていくやり方が必要になります。自分にとって正しいと思っているものや、宇宙が存在せしめたという事実を自分なりに考え、自分にとってのやるべきこととは何であるのか、自分はどういう風に意識を持っていくのか、を考えてみるようにしていってください。
正しき者は確かに判断力や行動の仕方において普通の人よりは理解を深めている者が多いでしょう。だからといって正しくない者が否定されたり、無視されるものではなく、彼らは彼らなりに愛を感じ、生命を愛している者がおります。彼らの存在をどう認識するか。それによってあなたのこれからの成長がかなり変わってくるでしょう。自分自身を認め、許したいのであれば、まずは存在している者すべてを認めるということ。そこから自分の意識を大きく変化させていくやり方をやってみてください。
地球はあなた(Michiさん)をとても愛しております。あなたのおかげで癒されたエネルギーがたくさんあります。今まで、本当にいろいろと手伝っていただきました。今、地球が抱えているエネルギーの中で、あなたの家族でないと解消できないエネルギーがあります。家族といっても、いろんな種類のエネルギーがあり、日本人が造り上げた家族のエネルギーや、ほかの文明が造り上げた家族のエネルギーなど、さまざまなエネルギーがあります。あなたの課程に流されているエネルギーは、かなり特殊な家族のエネルギーとなっております。
これは普通の家庭では解消することのできないエネルギーです。あなたの家族でなければ、このエネルギーを解消することはできません。そのために宇宙のいろんな協力を得て、あなたの家族を通してこの地球上で残っている家族のエネルギーを解消しようとしております。しかし家族のエネルギーはあなた一人が頑張っても解消できるものではありません。一人ひとりが我慢をしたり、許したり、愛し合ったり、辛抱したり、時には泣いたり笑ったりして解消されていきます。
この波動をあなたの家庭を通して解消させていくと、地球はとても楽になります。家族でさえも、他人を許し、人を認めるという波動はそんなに造られておりません。この地球上では、子は親に従い、力の強い者に巻かれるというのが家族の中に浸透しております。家族の中でも、他を認めるというエネルギーはそれほど造られておりません。でも、このエネルギーが造られないと、地球での新しい家庭は芽生えていかないのです。今、それを造ろうとして、あなたの家庭を通して、地球は一生懸命、波動を変えようとしております。
子供が目覚め、一人ひとりが成長していくでしょう。遅れている者を決して非難したり、焦ってことを進める必要はありません。それ自体が学びであり、ひとつのプロセスです。結果を焦らず、急がず、地球を信じ、自分の力を信じ、ただ、今必要なことを進めていく、というやり方によって波動を変えていくのを学んでいってください。
必要なときに必要な変化が起こり、必要な状況が造られていきます。家族の間でも家族以外の問題を持ってきて、そこで解消させる場合があります。今までの経験が生きるようなやり方を通して、いろんな現実が造られていきます。したがって何か、困ったとき、分からないときは、今までどうやって乗り切ってきたか、今までどうやって解決してきたかを思い起こし、皆で工夫をしてみてください。必ず何らかのヒントが得られるでしょう。
あなた自身の家族のエネルギーは次第に大きくなり、この地球に大切な種を造っていきます。新しい時代におけるひとつの考え方がイメージ化されていくでしょう。一人ひとりの考え、全体の集合体としての考え、個人の行動の仕方、全体での行動の仕方、いろんな変化が分かってくるでしょう。自分にとって必要なものが自分で分かるようになっていきます。地球で生きている。地球と共に生きている。そして生かされているという風に変化していきます。宇宙の大いなる仲間たちと一緒に新しい家族のエネルギーを造り上げていってください。
あなたにとってパターンと呼ばれているものはかなり解放されております。ただどうしても最終的なものが最後、影響をしております。家族はどうあるべきか、パートナーはどうあるべきか、それに関する概念や執着が少し、残っております。それを自分なりに整理し、そのパターンから解放されるように、あと少し、頑張ってみてください。
私たちはあなた(Asaさん)に伝えたいことを話していきます。自分を考えるときに、自分がどういう役割で、どういうやり方で他人のために活動するかを考えても、あなたにはあまり意味はありません。あなたはまず、自分そのものをそのまま愛するということが必要なエネルギーとなっております。ほかの人から何かをしてもらったり、ほかの人に何かをするというよりも、まず自分が自分のそのまますべてを受け入れ、今、自分が在るという実感を得るということ。
この顔をそのまま認め、優しい目と、おおらかな口と、いろいろ興味を持って行動する手、自分が感じたものはやってみようという思い、自分のすべてをまずそのまま認め、それを受け入れることです。今、なぜ自分がこういう姿をまとっているのか。今、なぜ自分がこういう肉体を選んだのか。あなた自身の体の中にすべてのヒントが隠されております。自分に意識を向け、自分を調べれば調べるほど、あなたの知りたいテーマが見えてきます。
自分はどういうときに、いちばんの喜びを感ずるのか。他人を愛する。他人のために役に立つ。でもそれで本当に心が晴れ晴れしたかどうか。他人の役に立とうとすると、どうすればもっと役に立つのか。どうすればより多くの人の役に立つのか。常に欲が出てきて、心がスッキリしません。心がスッキリしないまま、役に立とうとしても、役には立ちません。自分を愛していないからです。自分を愛しているときに、自分のすべてをそのまま認め、それだけで周りの人が楽になっていきます。自分の体がなぜこういう形をまとい、なぜこういう動きができるのか。自分のことをもっともっと調べていくと、その答が得られます。
あなたの癒しのパターンについては、今はまだそこに意識を移すよりも、まず自分自身の生き方、見方、愛し方を先に扱い、自分をそのまま受け入れるという波動を確立させることをやってみてください。自分をそのまま受け入れ、許すことができたときに、初めて自分についてのパターンや癒しが見えてきて、それがどういう意味を持ち、自分のこれからにどういう影響が出てくるのかが分かってくるでしょう。
人々はあなたに災いをもたらすためにいるわけではなく、あなたから奪おうとして存在しているわけではありません。あなたもそれを受けるために存在しているわけではありません。では何のために今、自分は存在しているのか。この肉体が必要だから存在しているのです。これそのものが必要なのです。あなたは必要な形態をただそのまままとっているに過ぎません。あなた自身のそのままをすべて受け入れ、そのままで生きていくのを願っております。
今のあなたにもし癒しが必要とするならば、自分の家族や身内の中で、自分と何らかのエネルギー的な繋がりが感じられる人、いろんな経験を続けている人との間でのエネルギー的な癒しや浄化、そして波動をより高いものに変えて今までの波動から逃れるということがまず必要となるでしょう。常に感じられてくる思いや感覚が何をきっかけにして沸き起こってくるのか。どういう現象で現れてくるのか。それを調べていき、そのパターンから抜け出して、もう自分はそういったものの影響を受けない、同じ過ちを何度も繰り返さない、という意識でそのパターンから抜け出ることが必要となります。あなた自身のやり方でそれを試してみて、自分のパターンから抜け出るのを工夫してみてください。
受け入れてくれる人と受け入れてくれない人、あなた(Kaoさん)を信じている人とあなたを信じていない人、こういう考え方そのものが最終的なあなたのパターンともいえるでしょう。しかしこれはあなたというわけではなく、地球人類が身に着けてきたパターンでもあります。民族同士の争い、宗教同士の争い、地域ごとの風習や習わし、考え方による争い、それぞれ自分が守ってきたものと自分の守ってきたものを壊そうとするもの、これらの対立によって起こされてきました。
今、地球からこの波動を変えるために、人々が皆、その波動を分けて、経験しております。したがってどの人間も、自分が信じてきたもの、自分が必死になって守ってきたもの、それとそれを壊そうとするものとのエネルギー的な対立が続いております。こういうパターンから抜け出すためには、どういう風に意識を変えていくのか。まず自分が否定されたり、壊されたり、信じて守ってきたものが失われるという感覚がある限りは、このパターンからは抜け出せません。
自分の信じてきたもの、守ってきたものが自分の心の中にしっかり残っている限り、相手はそれを否定することが絶対にできないのです。自分の信じているものが本当に光っており、宇宙や神とつながり、真実であるならば、ほかのどの人間が何を言おうとも、それは壊されることは在りません。しかしそれが壊されるのを恐れてしまう。つい守ってしまう。避けようとしてしまう。それはその本当の内面のところに自分の信じているものが本当の光かどうかをまだ疑っているのです。
ひょっとしたら壊されてしまうかもしれない。真の光でなかったら、今まで自分が信じてきたものは何であったのだろう。自分が光と思っていたものは本当は何であったのか。それに対する恐れでもあるのです。自分が信じて守っているものは真の光であると思っていたい。したがって壊されるということがあってはならない。だから守っておく。壊されないように。でも本当にそれが真実の光であるならば、ほかの者が何をしようとも壊されることはあり得ないのです。守る必要もなく、避ける必要もなく、闘う必要もありません。
真実の光はただ光っているだけです。しかしそれが真実かどうかは分からない。そのために壊されたことを不安に思い、つい守ってしまう。こういう行動がとられてしまうのです。したがってこのパターンから抜け出すためには、自分の信じているものが本当の光であり、壊されることはなく、逃げる必要もなく、守る必要もない意識へと変える必要があります。
そうすれば、自分を否定するものが現れたとしても、自分はそれを避けたり、逃げたり、隠れたりすることはいっさい意味がないのです。そういう意識の持ち方を工夫しながら、このパターンから抜け出るやり方をやってみてください。
あなたにとって新しい光がたくさん待っております。あなたは少しずつそれらを取り入れる準備をしております。そしていくつかは確かにあなたに流され、感じたりしておりました。しかしそれらがなかなかスムーズに先に進んでいないような感覚が感じられております。なぜならば、新しい光を取り入れる順番が少し違うのと、あなたがその意味を本当に理解していないために、光を取り入れても使い方が分からず、自分の体の中に定着しきれない状態があります。
そのためにせっかくいろんな光を取り入れたつもりでも、どこかでしっくりこなかったり、自分のものとして使うことができなかったり、次の段階に行くのに時間がかかったりする状態が続いております。新しい光を取り入れるときの流れ、プロセス、体験の仕方、活用の仕方、そういったところにも意識を向け、無駄なエネルギーを使わずに、そのまま自分の体になっていくやり方を身に着けていってください。
自分は一生懸命、エネルギーを取り入れても、自分のものとして使うことができず、ただ周りに溜めていると、肉体的にも無駄なエネルギーばかりがつき得られてしまい、自分の中身に反映されない状況になっていきます。流れをよくするということ、そのためにはそれを使いこなすそのプロセスや、流れといったところにも意識を向け、なるべきムダな労力を使わずに、新しい波動をどんどんと使いこなせるやり方を工夫するようにしてみてください。
確かにあなた(Sumiさん)の場合には、思考レベルでの流れと、感情や肉体レベルの流れに不整合が起こっております。思考による流れで納得したり理解することと、体験を通して満足したり感情で受け入れることが繋がってはおりません。しかしそれが悪いとか間違っているとかいうわけではなく、あなたの現れの一つといえます。仮に、思考レベルと感情レベルがもう少し繋がっていくと、思考の裏側の感情を同時に理解することができ、今までは思考で納得していたことが、やはりそれは現実に合わず、思考で受け入れることもできない、逆に現実を尊重するために思考を少し変える必要がある、という雰囲気が次第に出てくるようになります。
今はまだ、思考を現実に合わせたり、感情を思考に合わせたりすることができないために、別々の働きをして、自分に影響を与えております。まず、それだけに的を絞った場合に、あなたがもう少し現実で楽にすごし、心から納得できる状態を造り上げるためには、思考で判断していること、頭で納得できたことの現実的な面をもっともっと見つめていって、そこからどういう感情が沸き起こってきたか。頭では分かっても心では受け入れることができない現象を体験したときにどうして感情で受け入れることができないのか。そこに少しずつ意識を向ける必要があるでしょう。
感情的な喜び、肉体的な喜びが何なのかが分かっていないということに気がついてきます。今は感情や肉体レベルにおいて、何が喜びであり、何が喜びでないのかがまだ分かっていないのです。思考レベルにおいては、理性的に納得できたら快感を覚え、理性で納得できないときには不快感をえるでしょう。しかし肉体や感情において、どうすると、喜びが得られ、どうすると喜びが得られないのかがはっきりと分かっていないのです。
したがって肉体や感情レベルにおいて、何が喜びであり、何が喜びではないのか。そのエネルギーの流れを自分なりに調べてみて、体験することが必要となります。友人との話し合いや趣味において、自分はどういうときに喜びを感じるのか。自分が喜びと感じていたものを分析してみると、実際にはやはり思考に戻り、思考のレベルで納得して満足していることが多いということに気がついてきます。思考のレベルでの納得を考えなかったときに、自分はどういう感情の喜びを経験していたか。本当に感情や肉体のレベルで喜びを感じたかどうか。それを調べてみてください。
自分の感情や肉体でいちばん喜びを感ずるときは、どういうときであるのか。肉体や感情レベルでほかの人の心とつながることができないために、こういう状況が起こっております。ほかの人と思考のレベルで合わせようとして、感情や肉体レベルで合わせようとしておりません。感情や肉体レベルでは相手の心との繋がりをどこかで避けており、逃げているところがあります。思考レベルだけで合わせておき、感情や肉体レベルでは相手との心の触れ合いを避けております。なぜ、避けているのか。
自分の心を相手に知られたくない。相手に分かってもらいたくない。どこかで隠しておきたい。こういう思いがあります。そのために相手の心と自分の心との繋がりを無意識のうちに避けてしまい、繋がりが絶たれてしまいます。それによって感情や肉体レベルでの相手との繋がりが得られず、喜びというものが感じられなくなってしまいます。したがって自分の心を相手の心と完全にオープンにして繋げるという経験が必要になってくるのです。
あなたにとってやるべきパターンの解消はまずはそういう心のレベルでの接し方、オープンによる繋がり方。思考のレベルを追及するあまりに、心のレベルでの繋がりが弱くなり、今ではそれが普通のようになっております。思考で相手を考え、繋がり、仲良くしようとして、肉体と感情がなかなかついていけません。そのために相手も感情のレベルで受け入れることができず、どこかで不釣り合いな状態が造られていきます。自分がそういうパターンから抜け出し、本当の相手の心と繋がりたいのであれば、自分の心を完全に表に出して、それによる繋がりを造る練習が必要です。
あなたの感情レベルでの流れが不釣り合いになったのは、やはり日常の家庭や家族との間における影響があるのかもしれません。したがって友人だけではなく、家族との中においてそういう調整をどう持っていくか。癒しをどう行うのかも大切になるでしょう。しかしつい感情を扱う場合でも思考で考えて、思考で解決しようとするやり方がつい出てしまいます。肉体を癒したり、感情を癒す場合でも、つい思考レベルで終わらせてしまうケースがあります。そのために、分かっているつもりで、実際には分かっていないことが多く、癒しになっていないことがあります。
肉体や感情を癒すということはどういうことか、それは自分の肉体や感情レベルをオープンにし、そこから相手の心と本当に繋がりを造るということ。まだそれがうまく発揮されておりません。本当に自分がの心を素直に解放させ、そして相手の心と繋がる。それを自分なりに努力するようにしてみてください。
決して焦ったり、義務感でやる必要はありません。自分のペースで、自分のできる範囲内で、自分のやり方でやってみて構いません。やり方に公式があるわけではなく、ルールがあるわけでもありません。いちいちそれを聞いて学んで進めたりするのではなく、自分の心に従って、自分の心を信じてやるということ。それを自分なりにやってみてください。
自分のやり方とほかの人のやり方がまったく違い、意味がないと思われても、根本のところで共通している話があります。したがって具体的な話で合わないところがあっても、その深いレベルでの共通的なところで相手の参考になるようなやり方を工夫するようにしてみてください。
私たちはここまでにいたします。ありがとうございました。