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1999/5/3■月曜交流会から

魂の思いと神の思いはかなり違う

@魂は神の思いを地球に届ける媒介

私たちは皆さん方の魂の仲間としてお話をいたします。今日は一人ひとりと、魂について少し学びをしたいと思います。魂という言葉はもう何度も使われ、説明もされたり、いろんな特徴的なことも教わってきました。でもほとんどの人にとって、自分の魂がどういうものであり、具体的には何なのかがまだ分かっておられないものと思われます。

実は魂という概念は人間が造った概念です。私たち自身は魂というものは考えてはおりません。人間が宗教的な学びをする際に、それぞれの人間を導いたり、守ったり、生まれ変わりの元であるような存在を概念的に造り、それをガイドや魂として表現してきました。人間の概念がそういう言葉を生み出したのに過ぎません。本当は、そういう状態にはなっておりません。ですから、私たちは時々、本質という言葉を使って表現をとってきました。

魂という言葉は宗教によって造られた言葉であるために、宗教によって考え方がまったく違います。人によっては、死んだ後のものをすべて魂と呼んでいたり、目に見えないものをすべて魂と呼んでいたり、あるいは難しい説明をいっぱい付けて高次元の自分を魂と名付けたりしております。それは人間が勝手に造った概念であり、本来、神が行っている進化の流れとはまったく違う状態といえます。

一人ひとりの進化の流れを見たときに、魂と呼ばれるものを使って地球にやってきた人がおります。それは地球に来るために魂が必要だったという意味であり、その人の始まりや源が魂というわけではありません。私たちや神の次元において、地球で役割を演じようと思うときに、肉体を地球に創り出す流れを導いていきます。どういう風にして肉体を地球上に創り出していくか。神の思いが少しずつ具体化し、体を造り、役割の波動を身に着けて地球に集まっていきます。

しかし神から離れるに従って波動が荒くなり、思うようには現象化は進んでいきません。魂が必要なときというのは、神の思いがそれだけでは地球に到達せず、肉体を創り出せないときに魂という道具を使って地球まで移動させ、地球上で肉体をまとうように働きかけていきます。もし神の思いがとても強いエネルギーを身に着け、それだけで十分に地球に到達することができ、また肉体を使うことができれば、魂を使わない場合があります。しかし多くの場合は神の思いは地球には達することができないために、神の思いを受け取ることができる進化した生命を使い、その生命の魂を介して地球に移動させ、地球上での経験を使って肉体を進化させていきます。

したがって神の思いを受け取ることができる進化した生命たちは、それぞれいろんなレベルがあり、いろんな波動があります。それによって魂の波動や役割、強さもすべて違っております。地球上の宗教に従えば、人間的な生命体の魂は神のように美しく輝き、いろんな経験をして大いなる智恵を身に着け、永遠の生命を宿しているとされております。実際には一人ひとり、魂の波動や役割、進化のレベルがまったく違っております。したがって比較すること自体が困難なものがほとんどです。

今日、ここに5人の人が集まっております。ひとりは魂レベルでの成長を完全に終えてからこの地球にやってきております。そのために魂について論じようとしても、その人にはほとんど当てはまらない状況にあります。また魂としての進化過程の中にある者でも、一度、マスタークラスの領域にまで進化し、それから改めて地球にやってきた者が3人おります。この地球に入るためには、地球の進化の流れに合わせて魂の波動を造り変える必要があります。そのために一度、進化をなしても地球に合わせるために魂がわざと波動を荒くさせ、分からないようにし、いかにも地球に合わせて進化が未熟な段階であるかのように魂を造り変えてきた人がひとりおります。このようにして、魂といっても地球に来るまでの流れがそれぞれ違っております。それによって一人ひとりの地球での波動や現れ方、役割もすべて違っております。

一度、魂としての進化の流れをすべて修了させてから改めて地球にやってきたMotoさんの場合は、本来はこの地球の波動に魂を合わせるのが極めて困難であるために、自分をこの地球に合わせること、波動を合わせることに大変な時間がかかり、そのための経験が随分と必要になっておりました。あなた自身の生命そのものがかなり損傷したり、地球波動に合わないために何度も何度もやり直しをしたりして、地球の中に入ってきました。これはあなた自身の大いなる大いなる神々たちがこの地球の再生のためにどうしても必要な条件があり、その鍵をあなたが持っていることによってあなたが地球に来ることが約束されました。

しかしこの地球に体を馴染ませることがとても大変であり、そのつらさばかりが体に現れておりました。しかしあなたの魂に相当するエネルギーの部分は、次第に次第に地球波動に馴染んできて、何とか肉体を維持できる状態に変化し、人間として最低限の生活ができるぐらいに馴染んできました。でもまだ自分の本来のエネルギーを発揮する段階にはなっておりません。そのためにこれからは、自分の本来の役割を為すために、いかに自分の波動を変えていけるか。自分のエネルギーそのものをいかに本来の流れの中に持っていくか。それがポイントになっていきます。

しかしそれは大いなる神々たちの考えであり、あなた自身には何も記憶はありません。あなたは地球人としてごく普通に活動し、生活するだけで、役割がそのまま演じられていきます。あなたは普通の人間として生活しているだけで、神々たちの思いをサポートしております。あなたにとって魂というものがなかなか馴染みがなく、感じられない状態にあるかもしれません。それは極めて特殊な方法で魂を作り直したために、本来の魂と今の肉体を造るのにつくられた仮の魂との間に大きな波動のズレがあるために、自分で馴染みがないという状態になっております。

しかしそれをいちいち気にしたり、それによって何かがどうなるとかいうものでもありません。地球上の生活においてはほとんど何の意味もないことであり、それを知ったからといって何かが変わるというものでもありません。したがってある意味では、ほかの人と同じような概念を造って、自分には魂があり、魂によって行動しているという風に考えても、私たち自身は何も問題はありません。ただ現実問題として、ほかの人がイメージしている魂のようなものはあなたにはあまり意味がないということです。

一度、マスターまでいって戻ってきた3人というのは、Toshiさん、Hiroさん、Isaさんの3人です。一応、魂としての進化過程を経験し、マスターという領域まで進化をして、その状態で宇宙を改めて見直したときに、宇宙の秘密に巡り合い、この宇宙が極めて危機的な状態にあるということに初めて気がつきました。この宇宙がそれこそ崩壊しかねない危機的な状態にあることを知り、それを改善させるために自分は何を為し得るか、自分はどういうサポートができるのか、を心から感じ、それによって地球を造り変えている仲間たちに巡り合い、そこから地球にやってきました。

Toshiさんの場合は、魂の進化過程の間において、少しずつそういう状況が理解され、自分もいずれは宇宙を創り直す援助をするという思いを持ちながら、魂の進化を続けておりました。しかし自分の進化と宇宙での状況がうまく噛み合わなかったために、いつまでも自分の進化を続けていたのでは宇宙に奉仕できなくなるということが理解され、ある程度、自分が奉仕できるという段階になった時点で、すぐに援助をしようとして新たなる働きの仲間に移ってきました。そういう意味ではこのメンバーの中では魂がいちばん若い魂といえます。若いとはいっても、地球時間でいえば、3億年以上の期間を経ております。

Hiroさんの場合は、魂として十分に成長し、進化し、宇宙のいろんな神秘を探り、いろいろな領域において活動しておりました。この宇宙を調べれば調べるほど、この神秘に近づき、分からないこともどんどん増えてきて、宇宙の中の理解のできないものがどんどん増えてきました。それをさらに調べていくうちに、宇宙自身が混沌としていてまだまだ方向性が定まらず、極めて不安定な状態に位置していることが分かってきました。そのためにただ宇宙を調べたり、神秘を探るだけではこの宇宙に何も貢献できないということに気がつき、宇宙を安定させ、秩序を保ち、調和の方向へと導く活動をする決心をしました。それによって光の仲間たちに入り、彼らと一緒の活動を始めました。

Isaさんの場合は、いろんな領域や惑星において経験を重ねていたときに、常に対立や争い、破壊といった現象を目にして人間自身の否定的なエネルギー、破壊のエネルギーに巻き込まれ、一時的に自分自身も闇の空間で苦しめられるという事態が起こりました。それによって改めて光でないものの強さ、恐ろしさ、怖さをまざまざと体験し、同じような影響を受けている生命体に何らかの奉仕をしたい、分からぬまま光でないものの餌食になっている生命を救ってあげたい、というところから神にお願いをし、神の特別な計らいによってグループが作られ、そして援助をし始めるようになってきました。あなた自身が持っている闇に対する恐怖、怖さ、否定する思いはその時から身についたものといえます。したがってあなたは奉仕をしていると同時に、まだまだ自分自身の学びも継続しております。光とは何であり、光のないものは何であるのか。なぜそこまで破壊を好むのか、なぜ神に逆らうのか。あなたはまだそれに対する答を見出せておりません。したがって地球への奉仕と同時に、あなたはまだまだ自分に対しての成長を続けていく必要があります。

Tomoさんの場合は、きわめて特殊な仕組みを創って地球波動に見合った魂のようなものをイメージし、それをうまく使いこなせるような肉体を考え、それを何とかして地球上でうまく動かせるような仕組みを創り、それをコントロールできるシンボルとして魂のようなものを創り上げてきました。あなたにとって魂はこの宇宙において普通の魂ではできないことをすべて魂以外のエネルギーで創り出して、それで人間を使い、魂から発することのできないエネルギーをその人間を通して発することができるように仕組んできました。

通常の人間の魂は生命進化の流れを経験しているために、生命進化の過程で身に着けたエネルギーしか地球に影響を与えることはできません。しかしそれでは地球が破壊から抜けることが困難なのです。あなたはそれを理解しているために、魂の持つ生命のエネルギーだけでは解決できない状況を見つけ、それを解決できるようなエネルギーや波動を造り出せる仕組みを創り、それを魂のように動かすことにより、あなたの肉体を動かす役割を演じておりました。

あなたは普通の人間としてごく普通の生活をしております。しかし魂レベルで見た場合には、あなたの波動はまったく違っております。そしてそれを理解できるのはごく一部の存在たちでしょう。ほかの多くの存在たちでさえもあなたの正体を見抜くことはできません。まだまだ多くの秘密が隠されております。しかしそれは今、述べるわけにはいかず、まだまだ時期があり、今、ヘタに話すことによって壊されては元も子もなくなってしまいます。できればあまり特殊なことに目を向けず、ごく普通の人間としていかに振る舞っていけるか、ごく普通の人間のように行動できるか、できるだけそれに専念していただき、自分はごく普通の人間として行動している、そういうやり方を身に着けていっていただきたいのです。そうすることによって、特殊なエネルギーをごく普通の人間から出せるようになり、地球にとってまったく手に入れることのできないエネルギーがあなたの体を通して手に入れることができるようになります。

こういう特殊な波動の持ち主は日本に多く生まれてきております。日本は宗教的な魂という存在の束縛から外れているために、神のレベルで自由に操作しやすい人種になっております。一人ひとりが魂という概念に縛られず、自由に自分と神との間を造り、制限のないまま神を考えております。そのために神からした場合に、余計な概念がないために、一人ひとりの人間を創るときにとても自由に創りやすい状態にあります。逆に西洋人からみたら、まったく理解できない人間のように思われるでしょう。それはそれで意味のあることです。今までの地球波動を変えるために、西洋人がこれまでの地球のエネルギーを経験し、宗教や人種間の争い、富を独り占めにしようという争いを経験しております。日本人はほかにもいろんな新たなる波動のための経験を演じております。

一人ひとりは神が直接、考えて創られた進化の流れを通っております。魂と呼ばれるものひとつにしても、神が入念に考え、長い期間を経て地球に導き、そしてこの肉体を創り出しました。神は決して漠然としたものや訳の分からないものではなく、皆さん方の細胞の一つひとつから明確に目的を持って創り上げた大いなる存在です。皆さん方の顔・形・考え方・行動の仕方一つひとつが神の意思によって創られたものです。

そして真の働きはこれから地上で行われます。今まではそれに気づくための学び、自分で自分を見つけるための学びをしてきました。でも次第に次第に神との接点が見出され、やるべきことが分かり、自分なりの行動をとるようになっていくでしょう。皆さん方は魂に限らず、神という存在も明確に意識し、自分をここに連れてきたもの、自分と一緒に活動しているものという風に理解をして、これから人生を楽しく、面白く演じていかれるようにしていっていただきたいと思います。


A魂にはいろんな側面がある

私たちは少しだけ話をして休憩にします。今、一人ひとりに話された魂の説明は、それぞれの持っている魂のホンのわずかな側面にしか過ぎません。決して先ほどの説明を自分の魂のすべてとは思わないようにしておいてください。魂にはいろんな側面があり、いろんな顔を持ち、いろんな思いがあります。たまたま今の皆さん方から理解しやすい言葉で、理解しやすいところだけを説明したのが先ほどの話です。けっしてそれはすべてを現したものではありません。見方によっては、まったく違う側面もあります。ですから、一つのことに限定させたり、信じ込んだりせずに、常に大きな視点で幅広く考える見方を養うようにしていってください。

それではここで休憩にいたします。ありがとうございました。


B神の思いと一人ひとりの現実との関係

それでは続きを進めたいと思います。一人ひとりが神のレベルからの思いによって地球に集められ、そこで活動しているということが説明されました。したがって皆さん方から見た場合に、今の自分の人生はある意味では神がやりたいと思ったことを演じているひとつの現象です。でもほとんどの人には神という存在が理解されておりません。

仮に、「私が神であり、あなたは私の役割を演じている」という証があれば、一人ひとりは具体的に自分と神との関係を認識できるのかもしれません。でも私たちはそういうことをすることはほとんどありません。なぜならば、神は皆さん方と別のところにいるわけではなく、また人間的に話しかける存在でもありません。むしろ分からないように存在しているものを神と称していると認識しても構いません。表には現れず、言葉で伝えることもなく、なおかつ皆さん方のすべてを創り出し、何らかの役割を為そうとしているものを神と呼んでおります。

したがって自分にとって自分の神は何であるのか。それは一人ひとり、自分のテーマとして与えられていきます。自分の神は何を思って自分をここに連れてきたのか。それが皆さん方の出発点になります。今、なぜ自分はここにいるのだろうか。なぜ自分はこういう姿をしているんだろうか。一人ひとりが自分に問い、自分で答を見つけていきます。

今、ここにいるのはここにいる人のメンバーの波動をうまく使いこなすために集められたんだろう。じゃぁ、自分はその中でどういう波動を出せばよいのか。自分のいつもの波動は場を楽しくさせる波動。じゃぁ、今日、一生懸命、楽しい波動を出しておこう。こう思っている人は、神の思いをそのまま演じております。緊張している人が多いから、少しでもほぐれるような話題を見つけてあげよう。なるべく場が緊張することなく、スムーズに流れていけるように、常に話題を工夫してみよう。こういう人も神の波動をそのまま演じております。それを常に演じていくと、その場その場において自分は何を為すべきか。自分は何のために、今、そこにいるのかがだんだん分かってきます。自分が今、何のためにここいるのか。そこに意識を向けるだけで、自分の波動が見えてきて、神との繋がりが見えてきます。

一人ひとり、まったく違う波動を持っているために、何人かが集まると、そこには必ずいろんな場ができ上がっていきます。緊張的な場を造り出す場合。優しさや愛に溢れた場が現れる場合。難しい話、高度な話ばかりが飛び交う場の場合。いろんな場合があるでしょう。自分がそういう場に出会ったときに、自分がどういう波動を出すと、その場において自分はもっとも適当な役割を演ずることになるのか。それを考えていきます。自分はどういう波動を身に着けていたのか。今、何ができるのか。神はできないことを無理して要求することはあまりありません。その人の得意な波動、その人のいちばん、現しやすい波動をただ演ずることを望んでおります。一人ひとりはそういう神の思いによって集められ、演じております。

現実の中において、不快な出来事が起こる。自分が否定されてしまう。そういう経験をしているとき、神は自分に何を演じようとしたのか。神は苦しい思いをさせるために連れてきたのではありません。そういう緊張のエネルギーが地球にたくさん残っており、それを解放させようとしてその場を創り出したのです。相手を否定するエネルギー、相手を下に見るエネルギー、相手を恥ずかしくさせるエネルギー、いろんなエネルギーが地球に残っております。それを誰かが演じなくては、消えることはありません。そのために、それが消える場を創り、それを感じてやってきた人が、相手を辱めたり、罵ったりして、その場を経験していきます。

つらい経験やイヤな経験、不快な経験があったとしても、それはすべて必要な経験であり、それによって地球はどんどん変わっていきます。ただ一人ひとりから見た場合に、耐えられない、理解できない、望んでいないと思うかもしれません。その場合でも実際にはその人のエネルギーがそれを造り出しております。その人自身の心の中に、相手を辱めようとする思い、自分の方が分かっているというのを知らしめる思い、いろんな思いが入っております。それによって自分自身の心の貧しさを知らしめるためにそういう場が創られます。

他を罵って辱めている場合、実際には自分の心の未熟さを現しております。したがって自分自身がそれに気づけば、もう同じことを繰り返しはしないでしょう。でもそれが分からず、何度も何度も繰り返す者もおります。神はそんな人にでも、何度も何度も現象を創り、自分で目覚めていけるように流れを創っております。何度、同じ間違いをしようとも、気づかないままいようとも、ひたすら経験を続けさせていきます。

皆さん方は、気づかないときの不安を抱えて、うまくできなかった場合をとても心配しております。しかし神のレベルでは、そんな思いをまったく持っておりません。気づくかどうかは本人の問題であり、神がいちいち心配する問題ではないのです。たとえ、どのような同じ経験を繰り返そうとも、気づかない者は気づきません。それでも神は何も不安や文句をいうことはありません。本人の選択であり、それで十分なのです。皆さん方も、いちいち自分の行動を否定したり、採点したりする必要は何もありません。

ただ気づくという思いを常に持っておけば、気づきがたくさん得られるでしょう。気づきが得られると、現実が分かってきます。現実が分かると、神の思いが分かりやすくなっていきます。神の思いが分かりやすくなると、自分の生き方がスムーズに展開していきます。自分の生き方がスムーズになると、不安や恐れがなくなり、人生が楽しくなっていきます。人生が楽しくなると、地球に生きている喜びがたくさん湧き出てきます。地球で生きていて、喜びがたくさん湧き出てくると、地球そのものが喜びを発していきます。地球そのものが喜びを発すると、宇宙に喜びのエネルギーが発されていきます。宇宙に喜びのエネルギーが放出されると、宇宙は次第に喜びに溢れたものに変わっていきます。宇宙が喜びに溢れたエネルギーに変わっていくと、神自身が喜びを感じます。一人ひとりの喜びが神の喜びにつながっていくのです。自分の成長を否定したり、未熟と思わずに、ただ気づいたときの喜びをたくさん発するように、意識しておいてください。


C自分に合う魂や神の認識を作るように

私たちは少し話をして終わりにいたします。今日は魂と神について、お話がありました。皆さん方にとっては漠然としていて、実体のつかめない概念の言葉といえるでしょう。こういう言葉に必ずしも惑わされたり、振り回される必要はありません。自分に実感がなく、納得できない人は信ずる必要はありません。一人ひとり、魂や神の波動が違うために、ここでいわれたことと自分の感覚がまったく違う人も当然、いることでしょう。そのときには自分の思いにいちばん、ピッタリするもの、自分の感性でいちばんピッタリするものを信ずるようにしておいてください。

ただ言えることは、一般に、難しく説明されている本や、宗教的な説明による魂や神の概念は本来の私たちの認識とはかなり違っております。したがってそういう知識によって、もし自分の概念を創っているのであれば、それはなるべく早く手放すようにしておいてください。

夢や瞑想において、いろんな経験をする場合があるでしょう。それらも注意深く記録に残しておけば、どれが魂からのメッセージで、どれは神からのメッセージであったのかが分かるようになっていきます。練習次第で、どんどん成長していきます。自分の経験を生かしながら、これからの生き方、成長の仕方にうまく反映させるように、学びを続けていってください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)1999 CentralSun
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