例えば、Shogoさんの場合には、宇宙でいろんな働きを演じてきて、自分の成長のためにいちばん相応しいものを地球の中に見出し、地球で役割を演ずることによって自分を大きくできる流れを造りました。それに対し、Mayumiさんの場合には、仲間との関係ではなく、自分自身の興味から地球に接することになり、自分がこの地球でどこまで体験できるか、仲間とは別に自分の可能性がどこまで広がっていくか、それを試そうとして地球に入っていきました。Isaoさんも仲間の意思とは別に自分の思いがあり、自分の願いによって地球の中に入ることになりました。
したがって仲間と言った場合に、一人ひとり顔触れがまったく違います。Shogoさんの場合には、地球に来るまでに関与したマスターや意識たちが仲間になっており、かなり広いレベルで仲間との繋がりを造り上げております。Mayumiさんはあなた自身の魂と魂が呼び寄せたマスターやエネルギー、ほかの多くの存在たちによって仲間が作られております。Isaoさんはあなた自身の大いなる本質のところのある一つの波動があなたに強く関与しており、その意思によっていろんなところから仲間が集められてきております。一人ひとり、仲間の造り方がかなり変わっております。
したがってこれまでにも皆さん方の仲間という表現でいろんな存在たちが関与しておりました。でもその顔触れは人によってかなり違っております。多くの人は、仲間といわれたときに、宇宙の仲間や魂の仲間を想像するかも知れません。一般に、魂の仲間と一緒に行動しているのは、半分ぐらいといえるのかもしれません。あるいは半分に満たないレベルで仲間となっているかもしれません。なぜならば、魂の仲間たちもそれぞれやるべきことがあり、必ずしも人間の周りに居続けるわけにはいかないというのがあります。したがって人間の周りでいろいろアドバイスをしたり、チェックしたり、監視しているのは、ほかのマスターや存在たち、妖精や精霊たちの場合があります。一人ひとりその光景はまったく違っております。
妖精や精霊たちが仲間になっている人は、この地球においてかなり大きな役割が約束されます。一般に農業や自然、土地などに関する仕事をしている人は妖精や精霊を仲間にしているケースがあります。特に、自然の開発を行ったり、大きな自然環境に携わる人は精霊の中でもかなり役割の大きいものが関与する場合があります。よく天使がついているという言葉を使う人がおります。これも人によってかなり違いますが、基本的にはどの人間も天使につながっております。ただそのつながり方が人によってかなり違い、必ずしも毎日毎日、その人のそばで監視し続けているわけではありません。
天使が現れるのはその人が本当に自分のやるべきことに責任が持てなくなり、どう行動するのか分からなくなったときに影響を与えます。自分をほかのものに明け渡してしまおうとしたり、光でないものを受け入れようとしたり、自分から別のエネルギーの中に飛び込もうとするときに天使がいろいろと働きかけます。したがって皆さん方がよく相談しようとする日常的な話題、どうしたらよいのかとか、助けてほしいとかいうレベルでは、ほとんど天使は現れることはありません。そういうときに現れてくるのは、むしろ妖精や光の仲間であることがあります。
一般によくガイドという名前で、自分を導いている存在がいるという風に説明されております。ガイドという言葉は、ある意味では非常に漠然としており、必ずしも何かのスピリットを特定していっているわけではありません。これはキリスト教的な考えでガイドがいるという風に説明されているために、キリスト教徒のほとんどが自分のガイドがいるという風に信じております。日本人は逆に、守護霊とか指導霊という名前で、自分を守っている存在がいるように解釈をしております。そしてその概念にしたがって、守護霊と呼ばれるものが確かに造られてきました。
この場合の守護霊という存在と、キリスト教徒が考えているガイドは同じ場合があれば、違う場合もあります。というのも、先ほど述べたように、一人ひとり仲間の造り方が違い、現れが違うために、同じようにいうことはできません。ただ、どうしても自分の仲間を理解したいというときには、ある意味では守護霊のようなものがいるという風に理解して構いません。
Shogoさんの場合には、守護霊として認識できるスピリットが宇宙の多いなる存在として現れております。これはあなたから見たときには、光の身体を持った存在であるかのように見えるでしょう。そして常に自分を見つめ、あるがままを許し、自分が本当に困ったときにヒントやアドバイスをくれる存在であるかのように見えてきます。そしてその本質は宇宙の中で特に光り輝いており、あなたが満足のいく地球での転生が続けられるようにいろんな導きを行っております。
Mayumiさんの場合に守護霊として解釈できるスピリットは、あなた自身の心をしっかりと理解し、自分がどれだけ混乱の中に落ちようとも、ひたすらそこから這い上がることができる力を与え続け、あなたが確実に本来の場所に進むことができるように導いてくれる天使のような存在に見えるかもしれません。そしてこの存在は、あなたが地球での役割を終えるまで、ずっとあなたを導き続けます。
Isaoさんの守護霊として見える存在は、あなた自身の成長を常に望んでおり、一つひとつの経験から何かを学び、確実に自分が新たなる段階に入っていくのをひたすら望んでいる、まったく新しい宇宙の意識の一つと思っておいてください。あなたに対して、かなり新しいやり方で導きを行っております。それは必ずしも今までの地球上で造られてきたやり方や概念では理解されません。あなたがそれに気づき、いつ自分の手で自分を成長させるか、自分で見つけ、自分で歩いていくか、それに気づくまで、ただあなたに気づくべき波動を送り続けるだけです。
このように、守護霊のように見えるスピリットも一人ひとりまったく違っております。自分がどういうタイプのスピリットから見守られ、自分がどういう直観を得て、成長していくのか。一人ひとりかなり異なっている状況が理解されるものと思われます。皆さん方の多くが、今、こういう時代に生まれてきて、この日本において学び、宇宙に意識を向け、地球の新たなる波動の変化に何らかの役割を演じようとしております。そして少しずつ宇宙に目覚めてきた皆さん方に対し、仲間たちがいろんな手助けをしようとしております。
確かに分かっていないときに、いろいろと何かを為せとか、我慢せよ、というのは難しいかもしれません。本当は、今の地球人のレベルではいちいち理解したり、分かって現実を送るというのはまだ難しい状況にあります。本来ならば、宇宙のことは考えず、三次元的な生活を楽しく演じていく。日常をただ満足して生きる。それで十分なのです。ただその場合に、方向性が分からなくなったり、宇宙の思いが感じとれなくなって三次元的なやり方がおかしくなってしまう場合がある、そういった意味で、宇宙の願いとひとつになろうとして学びをしております。
でも、実際に宇宙の思いを理解するというのはとても難しい学びです。皆さん方の両親や先生の心ですらも、本心は分からないでしょう。どうして宇宙の本心が分かるでしょうか。また、分かる必要もありません。ただ、感じるだけで良いのです。頭で理解するとか、納得する必要はありません。もっと気楽に、楽に考えて現実を送るやり方を学んで言ってください。現実を送るのはそんなに難しいやり方ではありません。もっともっと自然に、楽に生きることができます。そのやり方を身に着けていただき、普通に三次元を送るだけで、十分に役割を演じているというのを実感するようにしておいてください。
Mayumiの仲間としてお話をいたします。今までのいろんな体験はある意味ではあなたの望むとおりに演じてきました。私たちはあえてそれを止めようとか、止めさせようとすることはしませんでした。あなたの自由意志であり、あなたが望んだためにそれを許してきました。そして今、自分は何を思っているか。自分のやりたいことをどんどんやってみたい、確かめてみたい、これがあなたの原動力でした。そしてそれをすべて許し、あなたが最低限、生きられるように、最低限の条件だけをつくってあなたを体験させてきました。自分はたくさんの満足を得たでしょう。十分に地球のエネルギーを受け取ったでしょう。でもいつかの時点で、自分一人でやることのつらさややるせなさに気がつくでしょう。
自分一人で満足することは十分にやって、もう一人で得られる満足感の限界が見えてきます。あなたが本当にそれに気づき、自分一人では真の満足が得られないと気づいたとときに、あなたの仲間がすべて入れ換わる用意が為されております。あなたのその思いに従って、あなたと共に歩もうとする仲間がすべてやってきます。これまでの経験をうまく活かせるように、仲間が環境を造っていくでしょう。あなたはどこまで一人で持ちこたえられ、頑張り続けるか、私たちはそれをよく見ながら、流れを見守っております。そこから得られるもの、学べるものを、今のうち、たくさん身に着けておいてください。それによってあなた自身、大いなる大いなる成長を遂げることができます。
Isaoの仲間としてお話をします。迷い、不安、これが常にあなたの体に流れており、自信を持って堂々と自分が歩くという流れに入っていけない状態にあります。なぜ迷い、不安を引き寄せるのか。あなたは仲間から離れた段階で、非常に不安に駆られてしまい、一人で行動することに恐れを感じてしまいました。もともとは自分一人だけでないとできないものがあり、それをあなたは体験するためにやってきました。それが必要があることは分かっていても、行動するときに常に不安が押し寄せてきました。したがってあなたの行動自身、不安がよぎってしまい、なかなか行動できない状態にあります。
もうこの時期になってしまうと、意識を根本から変えるというのはかなり難しい状態になるでしょう。あなたがこれから為すべきこと、自分自身についての見方や考え方、それをどこまで切り替えていくか。心の中の波動をよく感じて、自分を認めていないエネルギー、自分よりもしっかりしたものを求めようとするエネルギー、それに気づき、自分一人でも堂々と歩けるように、意識を変えていく必要があります。何かを求めるのではなく、あるがままの自分を認める。自分自身をただそのまま受け入れていく。これがとても弱い状態にあります。自分のすべてを、あるがままを認めていく。とにかくそれを造り上げるように意識を変えていってください。
皆さん方の仲間は必要性があれば何度でも現れて、交流を深めることができます。しかし答を得ようとか、教えてもらうとかいう波動があると、彼らとは合わなくなってしまいます。自分が何をしたいのか、自分はどうあるべきか、まず自分から考えるようにしていってください。一人ひとりやろうとしていること、やってもらいたいことはまったく別です。自分は何を望んでいるのか、どこに行きたいのか、自分でよく考えて、自分の足で歩けるように、意識を変えていってください。
私たちは、まずここで休憩をとります。ありがとうございました。
それぞれ、自分だけの波動があり、それによって三次元を体験できるように動いていきます。それをお互いにうまく組み合わせ、自分だけのやり方と相手のやり方をうまく組み合わせて、よりよいものを造り上げていく。より素晴らしいものを現実化していく。それによって三次元がより豊かに、楽しく変わっていく場合があります。
したがって三次元の生活をしている人はお互いの人間を大切にし、むしろほかの人間を自分の仲間であるかのように接し、現実を送ることがとても大切になっていきます。そして本当に皆さん方がそういう意識になり、ほかの人間が自分と同じように素晴らしいものに見え、大切にし、愛し合う関係になってくると、必ずしもガイドや守護霊などという存在をいちいち気にする必要はなく、三次元の人生をうまく行うだけで十分なものになります。その時には、自分が自然に行っている行動がもう魂や大元のレベルで了解していることであり、いちいち何らかのメッセージを受け取ったり、言うなりになるということがほとんどなくなっていきます。
ほかの人間との一体感を感じ、ほかの人間と一緒に協力し合いながら、やっていく。これで十分になります。しかしそういう環境がこの地球で実現されるのは、まだまだかなり後になります。民族の違いや宗教の違い、言語の違いが大きく影響するために、地球のすべての人間が同じ仲間であり、自分と同じように他人を愛するということを実現するのにとても時間がかかっていきます。でもそれから逃げることはできません。必ず実現させる必要があります。人種を超え、習慣や宗教を超えて、ほかの人を自分と同じように見ることができる、そしてお互いに協力し合って、より豊かな三次元社会を造り上げていく。それが皆さん方のいちばんのテーマであり、目標でもあります。多くの仲間たちはそれを実現させようとして、いろんな役割を演じていきます。
したがって皆さん方の仲間も、いかにそういう社会に早く辿り着くか、自分がその中でどういう役割を演じていくのか、それを常に考えております。自分は自分のペースでやっていく。それはそれで構いません。一人ひとり、自分のやり方があり、自分のペースがあります。それをわざわざ変えたり、人に合わせる必要はありません。自分のやり方で、自分を導いていく。それで十分に新たなる社会がやってきます。
これからもいろんな人と出会い、学びを重ねていくでしょう。一人ひとり、やり方が違い、考え方が違い、テーマが違います。それをいかに受け入れていくか。その一瞬、一瞬の心の働きが影響を与えていきます。皆さん方のこれからの人生もその一瞬一瞬によって造られていきます。自分が自分であるために、最高の自分を表現するために、自分の思いを大切にして、演じていくようにしていってください。
もう皆さん方は十分に真理に目を向け、学びを重ねてきました。今年はいちばん本質的なもの、根本的なものをいかに理解していただくか、そこにかなり焦点を当てようとしております。皆さんにとって、いちばん大切なものは何であるのか。なぜ、人を愛するのか。なぜ自分がいるのか。なぜ他人を愛するのか。そういう基本的なところをたくさんたくさん理解していただき、自分のものにしていただきたいと思っているのです。今まで、言葉では何度も聞きました。文字でも何度も読みました。でもそれを本当に理解し、身に着けている者がどれだけいるのでしょう。いくら言葉で暗記していても、実践していなければ、何の意味もありません。
もう本を読む時代は終わっております。考える時代も終わっております。いかにそれを具現化していくか。そういう時代に入っております。そのためには、その言おうとしているエッセンスを本当に理解し、具現化することです。今はもうそれをすぐに実践しなければなりません。いつまでもいつまでも言葉の解釈をしたり、暗記する時代ではなくなっています。本当の意味を理解し、日常の中で具現化していく。もうその時代なのです。今まで学んできたもの、理解してきたものを本当に自分のものとして表現していくようにしていってください。
一人ひとりが十分に仲間とつながっており、無意識のうちで役割を演じております。したがって自分を卑下したり、寂しく思う必要は何一つありません。ただ、あくまでも皆さん方は一人の人間であり、自分で考え、自分で行動する必要があるのです。したがって仲間の思いをいちいち理解して、それを具現化するとか、その通りに行動するということは何の意味もないのです。自分で考えて行動していく。これが必要なことなのです。仮に仲間がたくさんいたとしても、それをいちいち詮索しようとしたり、理解する必要は何もないのです。皆さん方は自分で考えて、自分で行動する。まずはそれを身に着けるようにしておいてください。
一人ひとりがそうやって動き始め、自分の思いでどんどん進んでいく。当然、対立が起こるでしょう。自分とは違うやり方を無理矢理押し通そうとする人が出てくるでしょう。それは問題でもなんでもなく、当たり前のことなのです。一人ひとりが人間として神に近づいていくためには、やり方が違い、考え方が違うのは当然のことなのです。皆さんがすべて神につながったからといって、同じ考えになるのではありません。やはり考え方は違い、行動の仕方も違います。神につながればよい、という問題ではなく、皆さん方が何を考え、どう行動していくのか。これが問題なのです。自分にとっての行動の仕方、考え方にもっともっと意識を向け、自分をうまく導くやり方を身に着けていってください。
自分たちが本来の役割を演じようとするとき、いろんな思いが沸いてきたり、心配になったりすることもあるでしょう。でもいちいち判断したり、否定する必要は何もありません。皆さん方の思いがそのまま仲間の表れである場合があります。その中から自分のやりたいことをやっていく。自分の望むものをやっていく。それで十分です。自分の受け取った感覚を十分に信じて、そしてそれを自分で判断し、行動していく。そういう矢里う方で自分を進めていくようにしておいてください。
今までとは違う思いが沸いてくる人がいるかもしれません。仲間からの波動も少しずつ、変化していきます。でも常に見失わない自分の本心を常に大切にしながら、自分を成長させるように行動をとっていってください。私たちはここまでにいたします。ありがとうございました。