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1998/12/12■土曜瞑想会から

概念があると別の次元に入りづらい

@古い概念を手放して新しい波動の中に入る

さて、今日の瞑想でシャンバラと太陽の領域に行っていただきました。初め、シャンバラにおいて皆さんが体験したこと、理解したことはかなり真実と合っています。Sさんの場合で、イルカとか溶鉱炉の話がありました。イルカはあなた自身の肉体的な癒しを意味しておりました。今、肉体においていろんな変化が起こっており、自分の気づかないところ、理解していないところでのエネルギー的な変換が必要となっておりました。そのためにイルカの力を借りて肉体的な癒しを行なうという作業が行なわれました。

溶鉱炉に関してはあなた自身のこれまで造り上げてきたいろんな概念や執着、思いといったものを手放して新たなる波動の世界に入るための準備となっております。いずれ人間は新しい波動に入るときに、そのような溶鉱炉のようなものに入る経験を必ずする時期がやってきます。そして執着を手放すことができない者はそこからすぐに出ることができなくなったりする場合があります。自分の中で執着となっているもの、しがみついているものは何であるのか。まだまだ心に引っかかるものを見つめていくようにしていただきたいと思います。

Iさんの場合は、シャンバラの領域はとても明るく、自分にとって気持ちの良いように感じたというのがありました。この領域は皆さんのために造られた場であり、シャンバラそのものとはまた少し違います。これから何度も練習することにより、その本当の領域に少しずつ近づくことができるようになるでしょう。したがって今日感じたのはシャンバラそのものではなく、皆さん方がシャンバラとして経験しやすい状態を造ったという風に理解しておいてください。

頭に何か重さを感じたというのがありました。これも概念の現れであり、まだまだ頭の中にいろんな概念が入り込んでいるというシンボルがあります。したがって軽くしたければ、自分の頭の中にいつも入っている思い込みや概念、考え方といったものを整理し直し、新しい時代に必要でないものは手放していけるぐらいのやり方を身に着けるようにしておいてください。

太陽の領域においてSさんが仏像のようなものと一つになったという話がありました。あなた自身の心の中にある美しさはあなた自身の大いなる源から与えられた素晴らしいエネルギーです。そしてあなたを常に見守っており、大いなる三千世界を常に眺め、あなたの行く末も見ております。あなたのこれからの流れや今までの流れのすべてを見ており、あなたが必要なもの、体験すべきものをしっかりと用意していきます。これまではあなたをかなり遠いところから見て、いろんな状況を造ってきました。でも少しずつあなたの近くに入ってきて、あなたが必要な状況をすぐにでも造れるように変化してきました。

いずれあなたは自分で自分のすべてを造り出せるようになっていくでしょう。そのときにあなた自身が観音のような状況になり、自分で自分のすべてを理解することができるようになります。あなたの周りでいろんな存在たちが強力し合いながら、それに気づかせようとしてエネルギーを造っておりました。これからも自分の流れ、自分の行動にいろんな意味が与えられてくるでしょう。全体的な流れの中で動かされているというのを常に覚えておいてください。

Iさんの太陽の中ではとても静かで多くの存在がいるという話がありました。あなたに関係していたマスターがたくさんやってきました。とりわけ太陽の中にはあなたにとって親しいマスターが何人かおります。今まで直接、接することができなかったマスターたちもあなたのエネルギーをとても楽しく体験しておりました。自分との繋がりがさらに強くなっていくでしょう。自分をこの地球で自分なりの役割をもって演じる者として、さらによりよい働きができるように意識的な変化を行なっていってください。

赤い本についてはあなた自身の感情的な働きをさらに促進させようとしていろんな情報が与えられておりました。その感情的なものを言葉で読もうとすると、中々読めなくなってしまいます。感情で読み取る、感情で判断する、というやり方も必要になってくるでしょう。自分にとって感情的なものをうまく処理し、流れとして持っていかせるためにはどのようなやり方が良いのか、それをあなたなりに理解していくことになります。

意思はあなたにとってもう一つの大きなテーマでもあります。自分自身を特定化させようとするときに、どうしても不安になったり、自分を見失うこともあります。したがってあなた自身にとって自分は自分でしっかり自分を導くという思いはとても大切になってきます。これからもそういう意味で自分の意思を明確に強くして前に進んでいくということも自分のものとできるようにしておいてください。


A挨拶

今日はシャンバラと太陽で皆さん方との繋がりを造り、私たちなりに面白い経験をすることができました。まだまだ深い繋がりは難しいと思うかもしれません。でもこれをきっかけにして何度も練習をし、別の次元における領域との繋がりも強くして、日常のいろんなところでそれを使いこなせるようにしていっていただきたいと思います。私たちはいろんな意味において常に皆さん方に援助をしております。ただシャンバラにおいては特殊な状態があり、誰でも自由に来れるというわけではありません。したがってシャンバラに来るときにはかなり真剣に、確実に繋がりを造るという思いを持ってやってきていただきたいと思います。私たちはここまでにします。ありがとうございました。


(c)1998 CentralSun
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