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1998/11/2■月曜交流会から

日本民族を洗脳したエネルギー

@新しい時代に向けての日本人の生き方

私たちはバイワモスの仲間としてお話しいたします。以前、ここでも簡単に挨拶をしました。まだ私たちの役割についてはそれほど述べる予定はありません。今日は別の話をしてみたいと思います。これからの時代に向けて、一人ひとりがどういう意識的な変化を経験し、新しい時代に合った少し、生き方を身に着けていくのか。少しその辺について説明をしたいと思います。

まず家族がどのように変化し、新しい時代においてはどういう家族関係になっているのか。まず、先ほど少し話が為されたように、家族という形態そのものがほとんど意味がなくなってきます。なぜならば、家族は子孫を繁栄させるために夫婦が中心になり、家族を維持してまた次の世代へといろんなものを残して伝えていく。そういう役割のために家族が重要であり、またそれなりの学びもありました。しかし新しい時代においては必ずしも夫婦だけで子孫を残すという形態はかなり減ってきます。家族そのものが、子孫を残すためとか、家族をを維持して学びをするためとかいう役割がほとんど消えていきます。

まずパートナーの関係においては、これまでの執着的な夫婦ではなく、より解放されたパートナーシップへと変化していきます。お互いを結びつけるものは真の愛に変わっていきます。今までの日本においては、体裁を考えたり近所のことを考えて家族を作り、そして家族を良い家族にしようとしてルールを作ったり、しきたりを作って、流れを維持してきました。もうそういうエネルギーは日本からどんどん離れており、これからの時代の家族においてはそういう流れはほとんど意味のないものになっていきます。

ではその時に、パートナーは何を考え、何を目標としてパートナーシップを作るのか。実際には男性と女性でまだかなりの差があります。女性は女性の肉体的な条件から、必ずしも男性と同じようにすべてにおいて自由に好きなことができるという状況にはなっていきません。やはり自分の肉体的な現象やいろんな制限から、女性としていかに生きるべきか、女性というものはなんであるのか、これを追及する方向に意識が進んでいくでしょう。女性としての喜び、女性として一番相応しい生き方は何であるのか。

今までは男性に尽くすこと、家族をうまく持っていかせること。子供を育てて良い子供つくり、そして子供が満足すれば自分も満足する。これが今までの女性の価値観でした。新しい時代に生き、自分が納得する生き方をこれから追及しようとします。男性のため、子供のためではなく、自分のためという観点がかなり強くなってきます。自分が満足すること、自分が楽しいことをどれだけやってきたのか。自分を犠牲にして夫に尽くし、子供に尽くして自分は何を得たのか。

ただ我慢したこと、ただつらかったこと、それしか記憶に残っていない人もいます。またそれで満足していた人もいます。でも実際には、自分の好きなことができなかった、もっといろんな人と恋愛をしてみたい、趣味をもっと作ってみたかった、一人前の仕事をしてみたかった、もっと社会的地位に就きたかった、責任ある行動をとってみたかった、そういう不満を持っている人がたくさんおりました。したがってこれから女性が解放され、自由になってくると、そういう方向に向かう人がどんどん増えてきます。社会で認められること、責任ある行動、自分が満足すること、それをどんどん追及していくでしょう。

したがって家庭や夫、子供に対する感覚がかなり変化してきます。ただその変化の仕方は人によってかなり違います。やはり女性であるからには、どうしても子供を産んで育ててみたいと思う人、そんな面倒臭いことには一切かかわり合わないで自分はもっと能力を生かした仕事をしたい、やはり常にパートナーと一緒にいて、恋愛をずっと続けていたいと思う人、いろんな人が現れてきます。したがってそういう時点において、女性とは何かを論じたときに、共通的に出てくるものがほとんどなくなってきます。

もう女性という枠でくくることができず、一人ひとりの生き方に変わっていきます。女性は単なる性別だけであり、その性別で社会的な制限や生き方、価値観を造り上げることが意味のないものになってきます。女性であるけれども、立派な仕事をしている。女性であるけれども、子供は作らない。女性であるけれども、ひとりで伸び伸びとやっている。女性ということだけで、制限をつけることがなくなってきます。単なる一つの性別にしか過ぎず、それはなんの制限も与えません。その中で自分は何を求めて、何を楽しんでいくか。一人ひとりの価値観がまったく変わってきます。

いうまでもなく、まだそこまで自立していない人、何をして良いのかが分かっていない人。自分で判断できず、ほかに頼ろうとしている人。こういう人もまだかなり残るでしょう。次第に次第にそういう人は減っていきますが、まだ初めのうちはそういう人もしばらく残ります。自分ひとりでは自信がないために、誰かに付き添って生きていく。やはり女性であるというのは、おとなしく、控え目で、優しい存在でなければならない。そう思っている人もまだかなり残るでしょう。

でも流れはそれ以上に急速に変化していき、女性であることにとらわれず、自由に動き出す人の方が圧倒的な力強さを身に着けていくでしょう。こういう女性たちが社会の中心で動き出し、新しい感覚で行動をとっていくと、まず一番大きな変化として日本人の価値観が根本から崩れていきます。男性が主導権を取り、女性がそれに合わせていた時代、男性が強引に力強さで先に進み、女性が仕方なく付いていった時代、その価値観がまったく通用しなくなり、むしろ女性の力強さに男性が合わせていくという傾向が次第に増えていくでしょう。

女性はもっともっと自立する傾向が強くなり、発言力を増し、そして職業的にもこれまで以上に社会的にかなり中心的なところまで入っていくでしょう。ではそれによって男性がどう変化していくのか。もう今の段階でも、実際には男性のエネルギーがかなり急速に変化してきており、もう一頃の昔のような柱となっていたエネルギーはかなり弱まってきております。強引に女性に自分のやりたいことを押し付けるとか、自分が一家の中心であるという波動がかなり抑えられてきており、ある意味ではただ働くだけのエネルギーに変わってきております。

したがってこれからの鍵を握るのはむしろ男性の方なのです。多くの人がこれからの時代は女性の時代であり、女性が本来の女性性を発揮すると言われておりますが、これはかなり認識が誤っております。むしろ女性は自立し、堂々として行動し、発言力を増し、やりたいことをやっていくでしょう。男性の方が自主性が抑えられていき、発言力が弱まり、自信がなくなり、方向性を見失う可能性があります。

こういうエネルギーが男性に流れてきているのは、ある意味では必然的なものであり、常に女性と男性のバランスをとるために流れてきております。もし男性が今まで通りのエネルギーであるならば、男性と女性が常に衝突し合い、日本はとんでもない混乱の中に入っていくでしょう。ある意味では女性の自立を援助するために、男性がわざとエネルギーを弱めている状態ともいえます。したがって男性は女性の自立を認め、女性がしっかりとして動き出すのを援助しながら、自分の本質的なところを失わずで、ずっと役割を続けていくという必要があります。

では男性がずっと残しておかねばならない必要なエネルギーというものがなんであるのか。男性と女性は考え方が根本的に違っており、それによって仕事においても家庭においても、適しているところと適していないところがあります。これからの女性がどんどん自立をはじめ、自分の能力を発揮させていったとしても、どうしても男性にはかなわない職業もあります。ある意味では創造力を発揮するところ。実際にいろいろものを創ったり、試したりして、新しいものをどんどん創り出していく能力。自分で工夫し、発明・発見をどんどんつくりだし、新しい流れをどんどん引っ張ってくる。これは一般に男性に強いエネルギーです。

女性は、何もないところから創造するということにはあまり適しておりません。確かにインスピレーションや霊感は男性よりも優れております。でもそれはある意味では創造力のインスピレーションではなく、感覚的なもの、感性的なものであり、本来の男性がもっている創造力とは別の種類の能力といえます。したがって雰囲気を感じて、それがこの場に相応しいのかどうか、あの人の波動が自分に合っているのかどうか、そういう感覚的なところは女性が優れております。

しかし本当に何かに困っていて、解決策を見い出そうとしているときに、ひらめくいろんなアイデア、解決法、新しい方向性、それを感じとるのは男性の方が優れております。そういう役割の違いがほかにもたくさんあり、男性には男性にしかできないところがたくさんまだたくさん残っております。その分野を男性がもっともっと自ら目覚めさせ、能力を開発していき、そして女性とともに組み合わせていき、新しい創造の仕方を身に着けたり、生き方を造り上げていく。そのためにも男性は男性で、女性は女性でそれぞれの能力を発揮し合いながら、協力し合うことが本当に大切な時期になっていきます。

これまでは単に肉体的に男性が優れているから。ただこれだけの理由で男性が力仕事や肉体労働的な状況が中心となり、女性はそれを補佐するという感じで生活を続けてきました。これからは男性は男性の本来の能力をは発揮させ、女性は女性の本来の能力を発揮させ、そしてお互いにうまく組み合わせて素晴らしいものを造り上げていく、という本来の働きの方に移っていきます。

一人ひとりもてる能力が違い、自分のできるエネルギー的な役割もかなり違っております。したがって個別に見た場合には、必ずしも男性、女性という区分けではなく、自分でしかできないもの、自分だけができるもの、そういったものがだんだん見えてくるようになります。したがって男性であろうと女性であろうと、自分だけができるもの、自分の得意なもの、自分のやってみたいもの、こちらの方にどんどん意識が移っていくでしょう。

そしてその家庭において自分と別の人がうまくパートナーシップを組むと、お互いに一番うまくいく相手、お互いに成長し合う関係、これがみえてくる場合があります。お互いにパートナーシップを組み、それぞれが自分の能力を発揮させながら、お互いに成長し合う関係を造り上げていくでしょう。

こういうパートナーシップが出来上がると、この二人の間にはとても強いエネルギーが流れていきます。そして宇宙から特殊な波動が送られていき、それぞれの能力が発揮されるように、そして二人が一緒に活動することにより、まったく新しい能力が目覚めていくようにと、いろんな働きかけが行なわれていきます。そしてその影響の中で、パートナーがさらに成長し合い、自分の能力を開発させていきます。こういうパートナーがどんどん増えていき、それぞれの個性を持ったパートナーを造り上げていくでしょう。

こういう時代になってくると、子供という存在や教育の在り方、社会の在り方がかなり変わっていきます。もう子供に対しても一人の人間という意識が前提になっていき、自分のやり方を押し付けるとか、自分が身に着けてきたものをそのまま覚え込ませるというやり方が通用しなくなってきます。子供は子供で自分のやりたいことをかなり早めにやり出すでしょう。中にはかなり幼いころから両親にはできないことを平気でやる子供も出てくるでしょう。親はそれを認めてあげ、子供が何をやろうとも、その能力が常にうまくいく方向へと導いていくでしょう。

このようにして、親と子供の関係も新しいものになり、一人の人間として自立して生きていく流れが次第に強くなっていきます。こういう人たちがどんどん増えていくと、社会の在り方が根本から変わっていきます。今までの自治体の在り方や社会のいろんな制度が崩れていき、新しい価値観に合わせた流れに合わせざるをえなくなってきます。しかし今の日本の政治や官庁の現状の意識レベルはとても低いものであり、新しい時代のことを考えた状況ではありません。まだ何十年も前の意識レベルを前提にいろんな制度を維持しております。

したがって大きな問題として、この社会制度と実際の人間の意識レベルとの間の衝突が起こり、これがどのようにして現象化されていくのか。これがこれからの日本に大きな影響を与えていきます。この社会制度が人間の意識レベルに合わせて、自動的にうまく変化していけば、何も問題はありません。しかし実際にはそれを維持し続けようとするエネルギーがとても強いために、新しい意識へ変化させようとすることはうまく進まないでしょう。この違いはとても大きなものになり、若い人たちにとってとても大きな壁となって現れてきます。この大きな壁をどのようにして崩壊させ、自分たちの生き方に見合ったものに変えていくか。

今、日本にとって一番大切なところがここにあります。率直に言って、現実的な解決策がほとんどない状態になっております。これを維持しようとするものは最後の最後まで抵抗するでしょう。自分が働いている間だけ、うまく給料がもらえるように、ただそのまま維持しようとするでしょう。しかし若い人たちはそれに合わず、そのまま従うことができなくなってくるでしょう。

さて、ここで今の若い人たちに是非とも理解していただきたいのは、こういう日本の制度から逃げ出したり、無視したり、日本が崩壊するのをそのまま見ているのではなく、何とかして自分たちでうまく持っていける在り方を考えていただきたいということです。基本的には制度をつくるのではなく、一人ひとり自分が満足するためにはどうしたらよいのか。自分が納得する生き方をするためには、自分はどう対処していくのか。それを考えていただきたいのです。

確かにいろんな古い制度はこれからどんどん崩れていくでしょう。ほとんど意味がなくなり、意識が追いつかず、自ら崩壊していくでしょう。でもそうすると、日本の大切なところもどんどん崩れていってしまいます。今まで日本を維持してきたエネルギー。皆で仲良くしよう、皆でうまくやろう。これは今まではある意味では良い働きをして日本全体が経済大国になる土台をつくってきました。今、これを突然、否定し、自分だけ何とかうまくできればよい。自分が満足できればそれで良い。そこへ急速に意識を変えていくと、せっかく日本を造り上げてきた和や協調性のエネルギーがどんどん崩壊していきます。

したがって和や協調性のエネルギーを残しながら、一人ひとりが自分の満足する生き方をするためには、どのような生き方が良いのか。そこにもっと意識を向けていただきたいのです。一人ひとり自立し、自分が満足し、自分の能力を発揮できる生き方をするのは、それはそれで構いません。でも日本人にずっと受け継がれてきた和、協調性、これを否定したり、無視する必要性もないのです。

これをうまく両立させるために、一人ひとりがどのような生き方をし、どのような価値観を身に着け、そして今の社会にうまく照らし合わせていくのか。これからの生き方で一人ひとりに気をつけていただきたいのはそこのところにあります。一人ひとりが自立する必要性がある。自分の意思で自分の現実を創る必要がある。これは真実です。でもそれと同じように、和や協調性もやはり同じようにしておく。これを忘れないようにしていただきたいと思っております。


A自分が納得する生き方を

今、一人ひとりがいろんな思いを持ち、じゃぁ自分はどうしようか、どういう生き方が自分に合っているんだろうか、自分の能力とは何であるのか、をいろいろ考えております。私たちは必ずしも今すぐに結論を出せとか、答えを出しなさいと言うことはありません。これからの長い人生において、少しずつ少しずつ見出していき、そして自分が納得する生き方を少しずつ造り上げていく。それで十分です。ただ、意識的にこれから、先ほど言ったような流れにゆっくりと変わっていく。それだけを理解していただきたいのです。

ただ現実的には変化がかなり急速に進んでいくでしょう。一年ごとに波動が急速に変わり、社会でいろんな事件が起こると同時に、新しい価値観が必要になってきます。したがって皆さん方ももう今から自分の現実を少しでもその方向に合わせるために、毎日毎日をうまく持っていく、という意識を常に持っておいていただきたいと思います。


B偉い人に従うというのは過去の日本人

私たちは少しお話をして終わりにいたします。今、日本と一人ひとりの生き方についての話がありました。確かに日本人はこれまで自分で工夫をしたり、自主的に行動するということが苦手であり、誰か権威のある人、偉い人から指図してもらい、それに従うという生き方を身に着けてきました。でもそれは本当の日本のエネルギーではありません。

それは明治以降に作られた、日本を過ちに導いたエネルギーです。それまでの日本は必ずしも誰かひとりの権威のある人に従うという傾向はありませんでした。もっと言いたいことを言い、表現したいことを表現して生きてきました。農民であろうと、やはり地主たちに文句があれば皆で立ち上がり、反対をする。役所が変なことをしていれば皆で立ち上がる。そういったことも何度も行なわれておりいました。

しかし今、日本人は完全にそういうエネルギーが否定されてしまい、どんなに自分がおかしな目に遭っても、ただそれを甘んじて受けるという状態になっております。 むしろそのまま甘んじて受けることが日本人であるかのように勘違いされております。たとえどんな状況であろうとも、人間の心をないがしろにして自主性を取り除くような行為があれば、それは許されるものではありません。それに敢然と立ち向かう勇気があって、本来は自然なことといえます。

今の日本人は、ただ言うなりに従う、誰か素晴らしい人にだけ付いていって安心をする、という波動に完全に切り替わっております。これからの日本はそういう波動ではなく、やはり一人ひとりが自分の信念に従い、自分が納得することをしていく。自分がやりたいことをやっていく。でも、皆で最終的には喜びを分かち合う。こういうエネルギーに少しでも近づけるように一人ひとりの意識を変えていっていただきたいと思います。

社会にはまだいろんな問題があったり、思うようにいかないこともあるでしょう。でも基本的には皆さん方の意識が出発点です。自分はどうあるべきか。自分はどうしたいか。その意識に合わせて社会が変化していきます。皆さん方が何も変わらないと、社会は変わりません。自分の意識に応じて社会が現実化してくる。それを良く理解しておいて、自分から変わるということを常に行動に移すようにしておいてください。

それではここで少し休憩をとります。ありがとうございました。


C食べ物の光のエネルギー部分を吸収する

私たちはまず、今の話のことから説明をしていきます。先ほど、たくさん物を食べていてのいろんな状況についての話がありました。一般に、女性が物をたくさん摂るときの心理状態としては、自分が何か制約的なものを受けていてそれが今までの自分にいろんなストレスをためてきた場合、その制約が放たれたときに急に楽になって、動き出す場合。あるいは、本当に自分につらいことやイヤなこと、悲しいことがあって、話す相手もあまりいないときに、自分自身で何か行動でそれを発散していこうとするときにとる行動。大体、このどちらかが中心になってきます。あと時々、その人の本当に肉体的な消化能力からたくさん物を食べるケースがあります。今、この消化能力のケースについてお話をしてみます。

物をどんどんたくさん食べて、実際にはかなり大量の物を食べていて、普通には信じられないぐらいの消化をこなしていくケースがあります。これは多くの物を自分が取り入れて、自分の体の中にエネルギーを入れていく。自分の体の中でエネルギーを取り出し、それをうまく使いこなして体で使っていく。ただこういう場合と、もう一つ、どんどんエネルギーを取り入れながらも、自分の体の中にはうまくエネルギーを取り入れることができずに、またさらにエネルギーを補給しようとして食料を摂取し、エネルギーを体に回そうとする。物質的には消化されたとしても、エネルギーそのものは体内にうまく流れることができずに、また別の食料を必要として体内に取り込もうとする。こういうことで次から次へと食べるケースがあります。

先ほどのあなたの場合のケースがこの場合であり、あなたとしては食料をどんどん摂取して自分の肉体のためにエネルギーを使っているようにみえております。でも実際に自分のオーラやエネルギー的な体に対しての供給が不十分であるために、高いレベルの波動で自分のオーラを清め、さらにエネルギーを摂取しようとします。そして食料をさらに取り込んでいく。でもそのエネルギーが完全に自分のオーラやエネルギーの体に供給されないために、また食料を取り込んでいく。ただ肉体そのものは肉体を維持するエネルギーをどんどん取り込むために、肉体の方は次第に大きくなっていく。こういう状況が起こってきます。

いっぱい食料を取りながらも、オーラやエネルギーの体に繁栄されてこない。これは実際には食料を摂取するときの心構えやエネルギーに対する見方から起こってきます。食べ物を食べるときに、単なる物質的なおいしさや形態だけで食料をイメージし、それを食べることによって太るか太らないかだけを気にしている人は、一般に肉体だけにエネルギーが流れ、オーラやエネルギー体の方には中々エネルギーが流れていきません。肉体だけではなく、その食料の中には光のエネルギーや自分の高次元の体を維持するエネルギーが入っていることを信じ、それを摂取するということを理解していると、実際に自分のエネルギーの体にもそれなりのエネルギーを流すことができます。

おそらくそういう認識がほとんどなかったために、実際に自分のエネルギーの体に供給することができず、そのために次々と食料を求めたことが原因と思われます。これから物を食べるときに、目に見える物質的な形態だけではなく、そこに含まれている光のエネルギー、自分のオーラやエネルギー体を浄化するエネルギー、それも入っていると理解しておくのが良いと思われます。

一般に、オーラを良くする食べ物として、きれいな水やなるべく自然に近い物、人間の手があまり加わっていない物、あまり高くない物、そういう素朴な物を大切にして体に取り込むと、自分のエネルギーの体もかなり光り輝いてきます。かなり高価な物や人間が手を加えた物、いろんな細工をしてつくられた物、それはエネルギー的にかなり濁っているケースが多く、自分のオーラやエネルギー体をどんどん重くしてしまう傾向があります。自分なりに外見だけではなくエネルギー的なものを感じながら、食べ物を工夫してみる状況をやってみてください。


宗教をどのようにして認識し、接していくのか。今、日本においてもかなり多くの人が宗教のエネルギーに関与しており、ほかの国々以上に強いものがあります。これは日本民族が持っている伝統的なエネルギーの中に宗教が入り込み、皆一緒、皆同じという波動の中に宗教が入り込んできているからです。したがって宗教を広めようとする者たちはそういう心の隙を付いて、家族や親戚、友達を中心にして仲間を増やし、それによって自分たちも同じことをやっているという安心感を得ようとします。

一度、こういうエネルギーに関与すると、そこから抜け出すのはとても難しいものがあります。本当にそこから抜け出すためには、自分は違っていて構わない、ほかの人と違うことをしていても構わない、皆に合わせる必要がない、こういうエネルギーをまず完全に身に着けることが必要であり、自分だけ変なことをしたらおかしいと思われる、自分が違うことをやっているのは恥ずかしい、という思いを持っていると、そのすきを突いて宗教のエネルギーが強く関与してきます。

自分は自分、自分の生き方は自分で決める、そういう思いを明確に強く持ち、自分ひとりでやっていけるという意思の強さが必要になってきます。ただ、先ほど話された方の魂のレベルでは、ある意味ではこの関与を学びとして与えており、そんなに深刻にはとらえておりません。これはあなた自身の学びのために造られたものであり、それが悪いとか困るというレベルではありません。魂は納得しており、また魂自身は確実に光を理解しております。

したがって困るとか困らないとかいうことではなく、あなたがいかに自分で目覚め、自分の力で自立し、自分の道をどうやって見つけていくのか。ただそのテーマを与えております。良いとか悪いとかいう価値観ではなく、いかに自分が自分の道を歩いていくのか。そういう観点で自分の生き方を造り出すようにしていってください。


Dコントロール欲を持っている日本人

私たちは今までの日本において、とてもイヤな役を演じてきました。全員を支配下に置き、日本人全員を都合の良いように持っていかせる。こういう役割を演じてきました。日本人は素直で、真面目で、お互いに思いやり気持ちが強いために、一度洗脳すると全員が同じ方向に進むというとてもやりやすい環境にあります。

この日本の地において、日本民族を自由に使いこなし、思う存分に好きなことをやってみる。私はそれを楽しんでおりました。これが永遠に続かないことは分かっておりました。したがってその短い間にトコトンまで楽しもうとして徹底的に日本民族を支配することに挑戦していました。この経験の中で私なりに学んだことを伝えていきます。

本来の日本人は私たち以上にいろんなものをコントロールしたいというエネルギーを持っていました。自分の思うように相手をコントロールしたい。このエネルギーがどこかにありました。そのために日本人は私たちのような存在をいつかは引き込むことが予想されておりました。私はそのために特別に許可が下りてきて、日本民族を支配することを命じられてきました。

日本民族は言うなりになって、自分をなくしながら、上司に従う、上官に従うという生き方をしてきました。でも、支配されていた者は一度支配する側に立つととても強いエネルギーを発揮し、中国において、ビルマにおいて、とても残虐なことをやってきました。日本人は一度上に立つと、下の者を徹底的に自分の思うようにする、というエネルギーがあるのです。

もし皆さん方が本当に、もう洗脳されるのはイヤだ、他人から支配されるのがイヤだと望むのであれば、自分の心の中にある「他人をコントロールしよう」、「自分の思う通りにさせよう」という気持ちを完全になくすことが必要です。そういうエネルギーをもっていると、また私たちのようなエネルギーを引き込むかもしれません。

せっかく和を重んじ、協調性を求めるエネルギーがありながらも、支配しようとするエネルギーも同時に持ち合わせていたのが日本人なのです。したがって日本人を今のままで、仮に世界を支配するような側に立たせると、世界はとんでもない状況になるでしょう。今、日本の政府が次々と破壊されているのも、もう支配するエネルギーが取り上げられてきているからです。普通の一人ひとりの人間にエネルギーが移ってきているからです。支配されるのを望んでいない者は支配することも望まないようにしておいてください。


一人ひとりの心の中に、他人を自分の思う通りに持っていかせたいとか、自分の言うことを分からせてあげる、自分の信じているものを知らせてあげる、という気持ちを持っている者があれば、自分の心を良く見つめて、もうその必要はないということ、相手はそれを望んでいない、自分もそれを望んでいないというのをはっきり理解し、支配する・支配されるというエネルギーを心の中からつまみ出して、この部屋の真ん中に集めてください。

支配のエネルギーがもう役割を終えて宇宙へ戻っていくように、光を当ててください。


自分が何かにコントロールされていると感じたときにはコントロールしようとする思いがあるということを必ず理解するようにしておいてください。私たちはここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)1998 CentralSun
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