基本的には皆さん方には誰からどのような情報が与えられようとも、あまりそれにこだわらずに、自分は自分の生き方を造り上げていっていただきたいと思います。誰の情報が正しいとか、どの情報が正確だとかいう分類はなるべくしないようにしていただきたいと思っております。
ただ、一般に世の中で広まっている新しい考え方の必ずしもすべてが私たちの認めるところではないことは確かです。ただそれはできれば皆さん方が自分で見つけ出し、自分でそれを発見していただきたいと思っています。私たちがいちいちすべてを述べることは必ずしも皆さん方の成長には結びつきません。皆さん方が自分たちで経験し、考え、また改めて工夫をしてみる。そこにこそ学びがあり、成長があり、そして確実に自分の体験とすることができます。
ですから私たちは必ずしも真実はこうで、新しい社会はこうで、皆さん方がやるべきことはこうだと、いちいち説明するつもりはまずありません。それをはじめに理解していただいた上で、話を聞いていただきたいと思います。
皆さん方一人ひとりがどういう選択をし、どこに向かい、自分は何を為すか、それに依存することがたくさんあるために、必ずしもすべてが決まっているわけではありません。皆さん方がどういう選択を為して、何処へ向かうのか。一人ひとり、それを良く考えていただきたいと思います。
私たちが皆さん方に一番理解していただきたいのは、今、経験している一人ひとりの現実、この現実からただ逃げだそうとしていないかどうか。この現実がイヤになって、早く楽になりたいと思っていないかどうか。この現実から逃げ出そうとするものは自分の人生を必ずしもまだ理解しておらず、ましてや自分が何処へ向かうのかも理解してはいないでしょう。
一人ひとりに与えられた現実は一人ひとりの学びのために最高の現実が与えられております。これは逃げるどころか、積極的に受け入れていく必要があります。どうしても家族がうまくいかない、パートナー関係がどうしても気まずい、仕事がやる気にならない、体がどんどんおかしくなっていく、一人ひとりそういう現実を抱えているでしょう。そこからどのようにして自分は克服しようとしているのか。
パートナー関係がうまくいかないと思っている者、自分のペースで相手を持っていかせようとしていないかどうか。自分に相手を合わさせようとしていないかどうか。家族関係がおかしくなっている者、一人ひとりの考えを本当に理解しているかどうか。一人ひとりの考え方の違い、生き方の違いを尊重しているかどうか。
仕事がうまくいかない。仕事に対しての認識を正しく理解しているかどうか。会社を自分の都合の良いように持っていかせようとしていないかどうか。肉体的に不調を訴えている者、肉体を疎かにしていないかどうか。ニューエイジだから、思ったことはすべて現実化する。そう信じ込んで、三次元や肉体を疎かにしていないかどうか。一人ひとり、今の現実を良く認識していただきたいと思います。
現実の中にすべてヒントがあり、ヒントを見つけ出すことによって成長があります。そのヒントを皆さん方は自分で探ろうとせずに、ほかの人から聞き出そうとしている人がおります。誰か的確にヒントを与えてくれる人を探し求めて、次から次へと移っていく人がおります。的確にヒントを与えてくれる人がいれば、その人はよく分かっている人、素晴らしい人、宇宙に通じている人、そういう評価をしてその人にしがみつく人がおります。
皆さん方の現実の中に隠されたヒントは自分で見つけ出し、自分で解を見つけ、そして成長していく。そのために隠されているものであり、ほかの人が与えてくれるものだけですべてが解決されるわけではありません。確かに中にはどうしようもなくて、行き詰まっていて、まったくどうして良いのか分からないときに、まるで光を与えるかのように的確なヒントを与える場合もあるでしょう。これはこれで構いません。闇の中で何年も苦しんでいた人に光が与えられる、そういう役割をもってヒントを与える人もおります。
日常生活において、一番必要なのは自分自身に与えられたヒントを自分で紐解いていく。まずこれが出発点になります。したがって現実から逃げ出そうとしている者、現実をないものにしようとする者、これは自らヒントを捨てているようなものです。
自分の現実の中にあるヒントを見ようとせず、見つけようともせず、ただほかの人から解放されたいとしている。ほかの人に手助けしてもらおうとしている。まずはそういう意味において、自分の現実の中から自分の抱えている問題のヒントを何とかして見つけ出し、自分の力で克服していくというやり方を早く身に着けていただきたいと思います。
金銭を受け取るのがまるであってはならぬことのように思ってしまい、なるべく金銭を手にしないで、楽して生きていけるやり方、スムーズにいくやり方を探そうとしております。確かに新しい時代においては金銭はないことが前提となっております。しかし今の皆さん方の感覚でいう金銭とは別の種類の富のエネルギーがあり、それは一人ひとりに明確に存在しております。
ほかの人を豊かにさせよう、ほかの人に豊かになってもらいたい、というエネルギーをたくさん持っている人はほかの人からも富が与えられます。自分だけ物をいっぱい手にし、楽になり、良い気持ちになりたい、と思っている者はそう思っている者同志が集まってきて、お互いに奪い合いを始めるでしょう。
結局、金銭があろうとなかろうと、皆さん方の心の中に他の者から奪おうという気持ちがある限りは現象としては何も変わらないのです。金銭があろうとなかろうと、奪い合いは起こるかもしれません。それは皆さん方の心が決めることです。お互いに富を分かち合おうと思っている者、自分の富を少しでもそれを望んでいる者に与えようとする者、こういう者はこういう者同志が集まり、お互いに富を分かち合うでしょう。
今の時代において、いくらほかの人に奉仕をしても、ほかの人に富を分けてあげても、自分には富が入ってこない。自分はただ損をしている。そういう人がいるかもしれません。今の皆さん方の社会に流れている金銭のエネルギーがまだ強く影響しており、ただ一瞬だけ、皆のことを考えたり、皆の富のことを考えても、すぐに元に戻ってしまいます。皆さん方の思考のエネルギーがまだ自分の経済的なエネルギーを変えるぐらいの強さにはなっていないのです。したがって皆さん方がそれを現実化するためにはより強い信念で自分の富のエネルギーを変えていく必要があります。
リラックスして、楽な姿勢をとって、落ち着ける態勢で、静かにして、自分が富や金銭に対してどういう思いをもち、執着をもち、人にいろいろと与えたり奪ったりしてきたかを心の中で感じてみてください。お金はどうでも良い、と口に出してはいても、ついお金のことを心配したり、不安を感じたり、追い求めたりしていなかったかどうか。人に何か奉仕をしたように見えても、後でその恩返しや感謝をしていなかったかどうか。ただ与えるだけで、相手が何も反応を示さなくても、自分が満足できたかどうか。
富のエネルギーは奪い合いではなく、自分がほかの者を裕福にさせようとする気持ちが出発点となります。ほかの者の富をもらうのではなく、自分の心の中にある豊かさをほかの者に分け与えていく。これが出発点となります。自分の心の中にある豊かさを見つけ出して、それを大きくしていきましょう。ほかの人が少しでも楽になるように。
北朝鮮で飢えに苦しんでいる子供たち。アフリカで飢えに苦しんでいる者たち。彼らが自然と裕福を手にして、喜びを分かち合える姿。そういったことが自然に心に浮かんでくるように。ただ人からもらおうとか、奪うことを考えていた気持ちはどんどん小さく小さく固めていきます。そしてそれを体の外に出していきます。もう奪い合うエネルギーは下へ下へと降ろしていき、体から地球の中へ降ろしていきます。
皆の不要なエネルギーがどんどん地球の中に入って、それが一つになります。一人ひとりが造り上げた執着や奪い合う気持ち、それが一つになって地球の中にあります。さぁ、そこに今度は自分の造り上げた富のエネルギーで光に変えていきます。自分の光をいっぱい当てて、宇宙の光も当てて、奪い合う執着のエネルギーを富のエネルギーに反転させます。さぁ、富のエネルギーをどんどん入れてください。
富のエネルギーが地球の中で大きく広がって地球全体が富のエネルギーで満たされていきます。自分も富のエネルギーで満たされて、心が豊かになり、分け与えることの喜びを感じていきます。
宇宙や地球のいろんな存在たちから、皆さん方が新しい富のエネルギーに変われるようにいろんな仕組みを創っていきます。自分の身体に何かエネルギー的な変化が起こるのを感じてみてください。これからは自分の心の中にある富のエネルギーがほかの人へ、社会へと流れていき、自分の心が裕福になると現実が裕福になる、自分の心が豊かになると現実が豊かになる。自分の心が満足すると、周りの人も満足していく。そういう富のエネルギーを確立させてください。
新しい時代に向けて克服すべきテーマはまだかなり残っております。富に限らず、一人ひとりの生き方、パートナーシップ、家族や学校、教育の在り方、仕事、社会人としての生き方、ほかの国との関係、人種差別、宗教、いろんなところに克服すべきテーマがいっぱいあります。皆さん方一人ひとりがそれをどのように克服し、そして自分の意識の成長に使っていくか。
貨幣に関する認識をうまく解決し、自分の富のエネルギーで動けるようになっても、まだまだ今言ったような克服すべきテーマがあります。ただ自分の流れが楽になったとか、裕福になったというだけで、それで留まることなく、さらにさらに新しい社会に向けていろんな役割を演じていっていただきたいと思います。
そしてそれをうまく克服する方法として、自分だけがただ楽することを考えていなかったかどうか。本当に相手の言おうとしていること、相手の考えていたことを理解していたかどうか。自分の都合で相手を巻き込んでいなかったかどうか。いろいろと調べてみて、自分が変わることによって相手も変わり、周りが変わる。自分のちょっとした意識の持ち方や考え方の違いで、周りがどんどん良くなっていく。そういうイメージを心の中につくってください。
自分が考え方を変える。少し行動を変える。表現を変える。それで周りがどんどん良く変わっていく。さぁそれをイメージして、確実なものに造り上げていってください。
楽にして、自分が肉体的にも精神的にも執着から解放され、どんどん新しい波動に変わっていくのを感じてみてください。いろんなことが自分の思い込みや執着から起こっています。一応、言葉で何かの所為にしたり、他人の所為にしたり、物事の所為にしたりして理屈をつけますが、ほとんどは自分の思い込みや感情的なもの、執着から起こっております。今までの自分を壊さないために、今までの自分でそのままいけるように、自分が楽をするように、自分が壊されないように、皆、そういう執着からいろんな現象を引き起こします。
自分が変わらないと現実が変わらない。自分が動かないと何も動かない。まずはそれを明確に理解しておいてください。逆に自分が変わればどんどん周りも変わっていく。自分がすっきりすれば周りもすっきりしていく。自分が変わることによって新しい社会がどんどん近づいてくる。そういう意識を造り上げてください。それではここで少し、休憩にします。ありがとうございました。
今、地球の人々が私を求めてとても強い声を出しているのがよく分かります。いよいよ二千年になり、新しい世紀になり、私たちが地上に現れると信じて、声を強くして求める者がおります。私たちはこの地球人類の意識がどこまで成長し、本当の愛をどこまで身に着け、宇宙や神と一体となって具現化していくか。それをいつも考え、それに合わせていろんな仕組みを創っております。
先ほど、聖ジャーメインの指導の下で一人ひとりの富のエネルギーが調整され、また心にある大きなしこりもかなり癒されておりました。新たなる時代は皆さん方の心の中にもう用意されております。自分の心の中に新たなる波動がしっかりと用意され、新しい人間として生きるエネルギーも用意され、神として行動するエネルギーも用意されております。
自分はまだそこまで理解していない、まだまだ執着が多すぎる、こんな私にはまだ資格がない、そういう波動を持っている人もたくさんおります。でも私たちはそれを理由に皆さん方から離れたり、無視したりするつもりはまったくありません。皆さん方が光と共に歩き、自分が光であることを信じている限り、私たちは常に皆さん方と共にあります。
自分は光である。自分は神である。いろんな本にそう書かれています。皆さん方ももう何十回も耳にしたことでしょう。でも現実を見ると、自分はただの人間になってしまう。自分が光であるとはまったく考えられない。なぜ、自分は光なんだろう。どうして自分が神なんだろう。思うようにいかないのに。
光はほかの者に光を与えようとしたときにその真の光を放ちます。光はほかの者を照らそうとしたときに真の光を放ちます。自分が光であるのか光でないのか、分からない。そういう人は自分の光をほかの人に与えようとしたことがどれだけあったかをよく考えてみてください。
光をもらってから光を与えようとしていなかったか。そういう人は出発点から間違っています。ほかの者に光を与えようとしたときに光り輝くのです。ほかの者を生かそうとしたときに光り輝いてくるのです。まず先に光をもらってから光を与えようとしていなかったかどうか。
光はそういうものであり、もらうものでもなく、与えられるものでもなく、また初めからすべて用意されているものでもありません。光を与えようとしたときに、自分が光り輝くもの。それが光の証です。したがって与えようと一度も考えたことのない者はせっかく準備ができていても、輝いてこないのです。待ってばかりいる者、準備ができていないとただ待っている者、まず自分から先に光を与えていく。自分から光を流していく。それを初めにやることをまずしっかり覚えておいてください。
一人ひとりの成長の仕方が、今まで多くの人は知識をたくさん取り込み、それによって安心感を覚え、正解となる情報をもとにしてそれを選択してきました。そして多くの人が同じやり方をすると、正しかったと判断し、多くの人から支持を得ることができました。一人ひとりの生き方がどんどん違ってきて、ほかの人の生き方が自分に当てはまらなくなってくる。自分には自分にしか当てはまらない情報が増えてくる。
もう人の情報は当てにならない。それゆえに一人ひとり、自分に必要な情報だけを求めるようになっていきます。そのためにいろんな人々に、いろんな人々のための必要な情報が流されてきます。結果的に、皆さん方からすれば、いろんな情報が、多くの情報が地球に与えられたように思えるでしょう。でも、実際にはいろんな人のために必要な情報をただ集めただけに過ぎず、自分に必要なのはそのホンの一部です。ホンのわずかなところです。
その多くの情報の中からいかに自分に必要な一部を見つけ出し、自分に活かしていくか。それがこれからの学びの仕方になってくるでしょう。すべての情報を自分に当てはめようとすると、自分は自分でなくなってきます。自分に必要なものだけを取り入れていく。そういう学び方を確立するようにしておいてください。
二千年前の人間は人間が信じられず、だまし合いや奪い合いは日常のことでした。作物がうまくとれない年や収穫がほとんどなかった年は食べるものもまったく手に入らず、奪い合いや殺し合いもたくさん行なわれておりました。今、皆さん方の周りでは食べ物がたくさん溢れており、身の回りも十分に安全になっております。でも、人を恐れる気持ち、人を怖がる気持ち、は意外と変わっておりません。
ほかの人から何かを求められても、素直に応じることができなかったり、信用できるかどうかを先に考えてみたり、うまくいかなかったときのことを考えてしまう。人間が信じられない。本当にその人のために尽くすことができない。これは二千年前と同じです。社会は裕福になってきて、自分の身の回りも安全になっているのにもかかわらず、人を信用できない。
自分はほかの人を信用したことがあったかどうか。たとえ身近な人でも、家族でも、すべてを信用できているかどうか。どこかで信じられないこと、裏切られたり、言うことを聞いてくれなかったり、うまくいかなかったことを考えてしまいます。自らの心に本能的に不安があり、恐れがあります。人間と接するだけで不安や恐れが表に出てくる人もおります。
自分の心の中で、人間に対する恐れ、本能的に避けてしまう、完全に自分の心をオープンにして曝け出すことができない、どうしても壁を造ってしまいその壁から内面には誰も入ってこさせないようにしてしまう、こういったものを自分の心の中で感じてみてください。仲のよい人でも、どうしてもある一線以上は自分を守ってしまう、つい心を閉じてしまう、顔を背けてしまう。一人ひとりの心の中にこういうエネルギーがあります。
こういうエネルギーの中で一人ひとりが自分を作り上げ、その中で自分はこうであると信じてきたものがあります。そのエネルギーの外側は自由にほかの人に見せていながらも、内側は見せていませんでした。本当は人間がとても嫌いなのに、人間が好きなような顔をしてきた自分。本当は人づきあいが一番苦手なのに、仲がよいように装ってきた自分。本当はお金がいっぱいほしいのにお金はなんでもないよと言ってきた自分。本当の自分が心の真ん中にしっかりと居座っております。
そんな自分は心の中で居座って何を考えていたか。何を望んで心の中に居座っていたのだろうか。ただそこにじっと居座って、それが自分だ、これが自分だ、と言い聞かせていただけです。その心の中でうずくまっている自分。単純です。ほかの人に何かしてあげようという気持ちがまったく入っておりません。一人ひとり、良く調べてください。ほかの人に光を、ほかの人に愛を、ほかの人に優しさを、と考えていた自分がそこにいたかどうか。
心の中にうずくまっている自分を、心の中に、さぁほかの人に光を与えよう、ほかの人を裕福にさせよう、ほかの人を楽にさせよう、という光を入れて、新しい自分を造り上げてください。心の中でうずくまっていた自分、でもやはり自分から周りの人に光を流していこう。自分から優しくしていこう。自分から楽にさせていこう。そういう自分を造り上げて、そこから光を出していくようにしてみてください。
うずくまっていた自分がだんだん輝いてきて、しっかりとしてきて、自信をもって、延び延びとした人間に変わっていきます。自分から光が出ていく。心の壁を造っていたエネルギーがその内面からの光で消えていきます。自分を守っていたエネルギー、閉じていたエネルギーが内面からどんどん消えていきます。
心の壁がどんどん溶けていき、内面からの光が外に出やすくなってきます。自分の光がほかの人にどんどん流れやすくなっていきます。人との関係においても、不安や心配よりも先に光を与えることの喜びが中心になっていきます。
自分の光が相手の人の心に伝わると、相手と自分との間で光がとても美しい色に輝き、お互いの間でものすごいバイブレーションを引き起こしていきます。相手の心とつながった瞬間に光がまったく新しい色に輝いてお互いの心をとても和やかなものにしていきます。心の中で、自分の好きな人やパートナー、誰かをイメージして、その人の心と自分の心を今の新しい光でつなげてみてください。お互いの光り輝く心がつながって、素晴らしい光を感じていきます。
自分の一番苦手な人、今までどうしても本心を伝えることができなかった人、その人を真ん中において、自分と今の好きな人の間において、両側から光をその人の心の中に入れていってください。苦手な人を、自分と好きな人で囲って、両側から光を与えていきます。自分のイヤだった人の心が両方からの光でだんだん心が溶けていきます。その人の硬い心がどんどん消えてきて、自分の心ともつながってきて、光が行き来するようになります。自分が嫌がっていたのは単なる心が造り上げた妄想であり、その人の真の心はとても優しいものであったということが分かってきます。
自分が変われば、相手も周りも変わっていく。それは自分の心から光を流していくと、ほかの光が輝いていくという意味です。自分が光を放つと、ほかの人の光がいっそう輝いていく。ほかの人の輝いていなかった心が輝いていく。その人が輝いていなかったのは、自分が光を流していなかったからです。その人が心を閉ざしていたのは、自分が光を与えていなかったからです。自分が光を与えると、その人の心が輝いていきます。閉じている人を責めたり、攻撃するのではなく、まず自分から光をその人に与えていく。それによって人間関係が変わっていく。
皆さん方の心が少しずつ変化してきて、、自分の本来の光を思い起こした人もおります。本当はどう生きるべきかを感じている人もおります。自分の心、真剣に見つめないと分からないところがありますが、それを今、短時間で体得した人もおります。自分の心からほかの人にどんどん光を流していく。それをこれからの現実でも意識するようにしておいてください。
それでは少し楽にして構いません。
ほとんどの人は、自分の心と思っていたものは人に言っても良いところ、安心なところしか口に出しておりません。本当に他人に言いたくないところ、見られたくないところを完全に覆い隠しており、自分でもそれを見ないようにしております。でも、本当に必要なのはそういう心であり、そこにこそいろんなヒントが隠されております。自分の心を見るということは、人に見せたくないそういうものところ、人に見られたくないところをしっかり見るということ。そういう練習をして自分を見つけ出すようにしていってください。
ここで少し、休憩をとりますので、楽にして休んでいてください。
今日は一日、新しいエネルギーをたくさん引き入れて、多くの目覚めを経験した人もおります。これからの現実をどのようにして良いものにしていくか。多くの人の心の中に、いかに多くの光を見出していくか。自分の成長は多くの人の光の成長と同じであるということ。自分から変わることによって周りが変わっていくということ。常にここに意識を向けて学びを進めていってください。
一人ひとり悩みを抱えたり、イヤなことを経験してつらいと思っている人がいるかもしれない。私たちはそういう現実をあえて無理やり与えたわけではなく、また必ずしも経験しなければならないものとして与えたわけでもありません。ただ皆さん方が自分で造り上げ、自分で引っ張ってきたものは私たちにもどうしようもできないのです。私たちも本当はそういったエネルギーから早く皆さん方が解放され、多くの光の中で楽しく、陽気に過ごしていっていただきたいと願っております。
自分で造り上げたものは自分で元に戻す。それが一人ひとりの原則であり、私たちにもどうしようもできないのです。でも、私たちはそんな中でも皆さん方が私たちを呼べば、私たちは必ずここに現れてきます。そして何とかしてアドバイスをあげ、早く楽に、一緒になっていきたいと願っております。
皆さん方も何も心配せずに、いろんな宇宙のマスターや存在たちをどんどん呼んで、自分の人生を明るくするために、楽しくするために、使って構いません。それによって自分の人生が楽になれば、私たち自身も何も不満はありません。心配せずに、安心して私たちをどんどん呼んでください。私たちは一人ひとりが楽になるのを楽しみに待っているのです。
やはり心を解放してすべてを曝け出すことの方が本当に楽で、楽しいものである。むしろ壁を造って着飾っていたり、自分だけの心で生活している方がいかにつらく、面倒臭く、不自由であるか、それを本当に分かってほしいのです。私たちは皆さん方の心が晴れるためなら、何でもする用意をしております。これからも決して背けたり、逃げたりせずに、正面から堂々と私たちと一緒に前に進んでいくようにお願いをいたします。
それでは今日は、一日、ありがとうございました。