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1998/9/30■水曜瞑想会から

そのまま受け入れるという姿勢を保つ

@拒むのは概念の仕業

それでは私たちの方から話をいたします。まず、今の質問の件から説明をいたします。光の色が変わってきて、自分にはあまり好ましくない状態に感じたというのがありました。本当はその色はあなた(Sさん)自身が望んでいた光であり、今、自分はその学びをしている最中でもありました。

青は本来、精神的な学びや自分の意識の成長を意味しております。この青を身に着けるために今、必要となっているのは、あなた自身の成長をもたらすための知識や感情をいかに現実に照らし合わせて自分のものにしていくか、という学びをしています。知性や感情は黄色やオレンジとしてシンボル化されます。

これがあなた自身の判断において、自分がまだ身に着けていないという評価が為されており、また自分でもそれを正面から見ていないために、わざわざそれを置いてきたというシンボルで示されてきました。今、あなたが必要なのはそれを正面から受け入れ、黄色な黄色で、オレンジ色はオレンジ色で立派に輝かせていく必要があります。

自分の見たままのものを正直に受け入れ、感じたままのものを心で受け取っていく。今、その大切さを学んでおります。まず、それを受け入れる前に自分の頭で判断し、多くの場合は他人とのかかわりで造られた概念によって切り捨てられております。まだ自分の判断に自信が持てず、信頼もできないという思いが湧き起こってきて、そのままを受け取るということができにくい状態になっておりました。

まず、受け取るためには判断をやめるということ。自分が感じたもの、認識したものをそのままとにかく受け入れていく。これが必要となります。今までは判断は生きていくためには必要なものであり、自分が間違わないようにするために造られた概念でした。でもそれが正しく使われることがなく、ほとんどの場合は必要なものであってもそれを切り捨てるものとして概念が使われてきました。

なるべく理解できないものは入らないようにする。手に入れないようにするというやり方で学んできました。これからはそういうのを取り払っていき、まず正直に受け入れていく、取り入れていくという学びが必要になっていくでしょう。


自分の席に行こうとしたときに、別の者が先に座っていて、自分の席に座れなかったというのがありました。これも先程と同じ意味があり、せっかく自分に用意された場があっても、自分でそれを認めず、疑ってしまい、それによって肝心の大切なものを手にすることができないという状態が何度もありました。あなたが必要なものを手にすることができなかった。必要な人と出会うことができなかった。そのほとんどはそれによって造られた現象です。

せっかく場が与えられ、状況が整っても、あなた自身がそこに入ろうとはしませんでした。そのほとんどは自分の頭で判断し、否定してそこから出てきたものです。まずは与えられた場をそのまま受け入れていく。認めていくという生き方を早く確立するようにしておいてください。


リンゴというシンボルが出てきました。この地球人はある意味ではこの地球にやってきたシンボルとしてリンゴが良く使われます。この地球に皆さん方がリンゴとしてやってきて、そして種を植え、実を造り上げていく。でも一人ひとりは自分だけのリンゴの種類を持っており、味や色がすべて違います。したがって一人ひとりのリンゴの種類がある意味では違っているともいえるでしょう。

自分はどういうリンゴの味を造り出し、どういう味わいを持っているのか。せっかくつくったリンゴを誰が食べてくれるのか。一人ひとり大切なリンゴの味をもっております。したがって今、そのリンゴに目覚め、その実を熟させるのは一人ひとりが真に目覚めたということを意味しており、この地球の中で自分の役割を確実に行なうことを理解した時期ともいえます。

リンゴにもいろんな種類があり、一人ひとりの役割の違いによってリンゴの味も違っております。そういう意味で、リンゴは地球との約束のシンボルでもあり、一人ひとりが持っている色や味を意味しております。


Aいちいち確認する必要はない

さて、私たちは少しお話をして終わりにいたします。この間のワーク(9/26-27の「魂の真実」)において、モナドとの結び付きが造られたために、今日もモナドからのエネルギーをかなり活用して瞑想をしていただきました。あなた(Sさん)自身の意識にも少しずつ変化が出てきております。

自分ではまだうまくできたとは思っていないかもしれませんが、もうモナドの思いをかなり感じられるようになっており、あなたの想像以上に繋がりができております。ただそれを確認することができていないだけであり、またその必要もありません。いちいち確認しなくても、あなたの行動そのものがモナドの現れであり、何も問題はないということが分かってくるでしょう。

これからもそのようにして、いちいち確認を得ようとしたり、自信がないからダメだとは思わずに、ただそのまま自分の思った通りに進んでいく。そういうやり方を身に着けるようにしておいてください。

今のペースで練習をしていけば、次第にいろんな能力が活性化されていき、これまで以上にエネルギー的な能力も高まっていくでしょう。でもそれはあくまでも確認する一つの方法であり、それだけに固執する必要はありません。たとえエネルギー的に何も感じることがなくても、自然にとった行動、何気なくとった行動、それが宇宙の思いであることがたくさんあります。

いちいちそれを確認する必要はなく、行動するだけで十分なのです。自分という存在をもっともっと認め、十分に価値があるものとしてこれからも自分を見守っていくように意識を変えていってください。

あと、もう少し瞑想をうまくやりたいと思うのであれば、自分がやりやすい瞑想の仕方を早く自分なりに掴み、それをずっと繰り返していくと、自分がどのようにして成長していくかが分かるようになっていきます。何時頃瞑想するのが一番体に合うのか、どういう姿勢で行なうのが一番良いのか、その時々の温度や天気、雰囲気などで一番瞑想がやりやすい状況のときはどういうときか、それをまずいろいろと調べていき、自分なりのペースをつかんだら、あとはそこで何度も練習をしてみてください。

あまりそういったことを気にせずに、ただいろいろとやっても、実際にはそういったことが大きく関与していることがあり、自分でもうまくいったときとうまくいかない時の違いが分からない場合があります。実際にはうまくいっているときはいろんな状況が整えられており、それによってスムーズに進むことがあります。それを自分なりに少しでも分かるように、意識を変えてみてください。

それではここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)1998 CentralSun
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