前へ戻る
1998/9/21■月曜交流会から

自分の光を信じて一人で行動する

@自分が光であるということを具現化する

私たちはこれからしばらく皆さん方の管理を受け持ったマスターの仲間と思っておいてください。日本人の目覚めのために、いろんなグループが造られており、それぞれの成長に応じて役割を持った活動が為されております。ここに来る人々はいずれはその中心的な活動をしていただくことになる可能性が高く、特別な存在たちが一人ひとりを援助していきます。

しかし皆さん方が選ばれた人間であるとか、天に近い人間であるとかは思わないようにしておいてください。あくまでも全体として役割があるだけであり、一人ひとりは全体的な波動を機能させるために活動していきます。このグループは一人ひとりの自覚が大切であり、単に光と繋がり、真理を学ぶというレベルではなく、自分が光であり、自分の光を地球に使っていくという役割があります。

地球はあなた方の働きを必要としており、いつまでも待ってはいられない段階に入ってきております。これからの地球の流れは今まで以上に変化が激しくなり、いちいち事態を分析している時間もなくなってくるかもしれません。でも、あなた方はそれを世紀末とか、終末とは決して考えず、むしろそういうものとは明確に切り離して考え、単に地球がそのエネルギーを手放している状況であり、新たなる波動を引き寄せるためにまず古いエネルギーを手放し、そして新しい波動を引き寄せるその作用を行なっている状況であるというのを理解しておいてください。

一人ひとりは本当によく頑張って、今年の目標も十分に進めてきました。それぞれの意識からすれば、まだまだ未熟であり、とても神には程遠い状況と思っているかもしれません。でもあなた方の背後の存在はもう十分にあなた方を神と認め、すべてを許し、あなた方の望む通りに現実を進めていっております。

自分の発する言葉が実現し、自分の思ったことが人を呼び寄せ、自分の現実をどんどん進めていっているということにはっきりと理解が及んでくるでしょう。いつまでも、まだ自分には力が及ばず、皆にただ付いていくだけとかいう考えは完全に手放し、むしろ自分が現実を造り上げている状況をしっかりと理解し、周りの人に伝えていく時期に入っております。

皆さん方が成長したいという思いを持っているから、私たちはここにやってきました。早く素晴らしい光の仲間と出会って、少しでも自分が輝きたい、少しでも自分の心を綺麗にしたい、少しでもほかの人に愛を流していけるぐらいに、自分も愛を持った人間になりたい、そういう思いから私たちがここに集まってきました。

あなた方の思いの一つひとつが現実を造り、そして地球を変えていきます。まだ自分たちだけとか、これだけとか思わずに、これを出発点にして機会があれば常に新たなる光を呼び寄せ、新たなる光と共に現実を歩んでいく生き方をマスターしてください。


A自信がないから証がほしい、と望む者

私たちの願いは、まず一人ひとりが確実に私たちと繋がり、自分一人でも良いから私たちの生き方を具現化し、それを誇りを持って、胸を張って実践していくのを望んでおります。誰も分かってくれないとか、ほかの人はまだ分かっていないとか、そんなことを気にする必要は一切、ありません。

たった一人でも私たちの生き方が地上で具現化されれば、それはそれでとても素晴らしいことであり、私たちの仲間全員がその人間を通して地上での役割を演ずることができます。いきなりそれを何十人、何百人に増やそうと、急に考える必要はありません。まずは自分がしっかりと具現化する。自分一人でも良いから、それを現していく。まずはそれを行なってください。

まだまだ認めてくれる人がいないと、ぐらついたり、たった一人でも否定する人がいると、自身をなくしたり、やめてしまったり、元に戻ってしまう人がたくさんおります。せっかく私たちとの繋がりをつくりながらも、何一つ実践せずに逃げ回ってばかりの人もおります。私たちが地上で現れない限り、あなた方は何のためにこういう学びをしているのか、その本質的なところに戻ってしまいます。

皆さん方がここに集まり、一生懸命、光を呼び集め、繋がろうとしているのは、私たち自身が人間と繋がり、地上で歩こうとしている意思の現れなのです。せっかくこうやって繋がりをつくりながらも、肝心の行動するところで元に戻ってしまう。私たちはそういう経験を何度も何度も繰り返してきました。

心優しき者、心の清らかな者ほど私たちとすぐに繋がりながら、一歩も前に進まずにすぐに諦めてしまう。むしろ心がまだまだ人間的で、粗い波動を身に着けながらも、行動力のある人の方が私たちを行動に駆り立てる場合があるのです。ただ過ちも多いために、全面的にその人間を支持することはできません。

それでも私たちの思いを実践することは何度もありました。しかし心の清らかな者ほど、何一つ私たちの思いを実践しないまま、逃げてばかりいるのです。もういつまでもあなた方はただ自分の素直な気持ちを大切にしていればよいと言い続ける時期ではなくなってきております。一人ひとりの心はとても清らかで輝いていて、魂も意欲があり、早く地上で活動したいと願っているのにもかかわらず、人間の頭がそれを否定してしまいます。

恥ずかしい、皆から変に思われる、誰もそんなことはしていない。これがほとんどの理由です。では誰が先にやるのでしょう。皆さん方がやらなくて、誰がやるのでしょう。私たち自身の光を純粋に受け取ることのできる人間はそんなに多くはおりません。やっと受け取ることのできる皆さん方が肝心なところで踏み止まってしまう。

確かに、何かを言えば十倍、言い返される場合もあるでしょう。でもそれはあなた方の問題ではありません。あなた方が自分の真実に従い、自分の真実を表現している限り、どのような反論を受けようとも、あなた方には何の問題も関わり合うことはありません。反論した人の問題となります。

それによって傷つけられた。それはあなた方が自分で自分を傷つけているに過ぎません。まだ自分の心の中に、反論されたら困る、自分だけ変な目で見られたら困る、ほかの人と差別されたら困る、そういう思いがある証なのです。まずは自分の心自身を変えていく。責められるとか、皆が同じ意見である必要があるとかいう思いをなくしていく必要があります。自分は自分の真理に従い、自分の真理を表現していく。そのやり方を早く身に着けていってください。

今年はまだまだ経済的な状況が好ましくならずに、社会的にもいろんな不安が湧き起こってくるでしょう。でも皆さん方はそれにとらわれたりせずに、自分の真理を信じ、自分の古いエネルギーを手放し、新しい光を取り入れ、楽にしていける方法を何とか確立してください。

変化の時期はいろんな痛みを伴います。したがって変化を恐れていると、いつまでたっても自分に変化はやってきません。痛みから逃げることなく、それを受け入れ、変化を体験し、新たなる波動の中に足を踏み入れていってください。

私たち自身は、皆さん方の願いがあればできるだけ叶えようとしていろんな準備をしております。ただ金銭やエゴに関するものは、私たちは援助することはできません。それらは古いエネルギーを引き寄せてしまい、逆戻りしてしまうのです。古いエネルギーを手放して、新しいエネルギーを引き寄せる。そのための手助けをしていきます。自分なりに何が古いエネルギーで、何が新しいエネルギーなのか、それを理解し、そして私たちと共に新しい波動に変われるように日々を過ごしていってください。



これまでの生き方をかなり急速に変えていくのを望んでおります。今までとは違う価値観が必要になり、違う信念が必要になってくるでしょう。思いきってそれを変えていく勇気を身に着けてください。

大いなる仲間たちから祝福のエネルギーが与えられ、休憩をとります。

それでは私たちは少し皆さん方の話を聞いております。ありがとうございました。


B完璧な現実と成長を望む自分

一人ひとりが自分なりに理解を深め、少しでも満足した生き方を身に着け、幸せな生活を送ろうと願っております。逆にいうと、今の現実が必ずしも思った通りに実現されておらず、まだまだ見直すところが残っており、克服すべき課題が多いと考えております。確かにこれまで皆さん方には一人ひとり、今年のテーマはこれであり、今の問題はこうであり、いつごろまでにはここまでに成長しているように、ということを述べたこともありました。

いろんな見方があり、いろんな解釈の仕方があり、いろんな生き方があります。今のすべてが完璧であり、満足するものであり、これで十分であるとする。これはこれである意味では真理です。現実は完璧に現象化されており、自分は完全な存在であり、自分の一番良い現実が常にやってきます。

ただ生命として肉体をまとっているものは進化の流れに入っており、自分の意思で進化していく学びが必ず入っております。したがって進化することを否定して現実に満足していると、必ずしも完全とはいえない現象が起こることがあります。つまりその人に進化の流れに沿うようにエネルギーが流れてきます。でも本人は進化を望んでいない、というときに本人は現実がおかしいと判断します。

進化をするということ、これとすべてが完璧であるということ、これをどのようにして認識して受け入れていくか、ここでいろんな判断や見方が分かれてきます。厳しく人生を送って成長しようとする者は確かに速い成長が得られ、その人自身も逞しく学びを体験していきます。その人がそれを望む場合は私たちも全面的にそれを協力し、より素晴らしい体験が得られるように現実を進めていきます。

その分、困難が多く押し寄せてきて、本人はつらい経験を味わうことになるでしょう。でもそれを克服することによって得られる学びや成長はとても大きなものであり、ほかの人々や地球に奉仕をすることになるでしょう。そんな苦痛を味わずに、なるべく現実の普通の流れで平凡な日々の中で暮らしていきたい、と願う人はその通りの現実が現れてきます。

でも先程のように、生命進化の流れがあり、いくら平凡な日々を送ろうとしても、必ず何らかの気づきが与えられるような現象が起こってきます。その現象を経験し、それを受け入れていく者は確実に成長していくでしょう。でもその経験を否定し、逃げ回っている者は、何度も何度もそれが繰り返されることになります。

本人は、こんなことは望んでいない、私の成長には必要ない、私のカルマから取ってほしい。いろんなことを言って、私たちに相談をしに来ます。でもそれを取ってしまって、どんな成長があり、どんな喜びがあるのでしょう。人間と交わるのが恐ろしい、人間から攻撃されるのが怖い、だからなるべく人間と出会わないような現実を造ってほしい。優しい人ばかりを周りに集めてほしい。

そういう現実を本当につくったときに、皆さん方はどのような人生を送ることになるのでしょう。そこで得られる喜びというものは何なのでしょう。常に自分の言うことを受け入れてくれて、自分の言うことを何でも正しいとすぐに相づちを打ってくれる人、自分が願ったことを何でも実現してくれる人、そういう人ばかりが回りにいて、皆さん方はどういう成長ができるのでしょう。

地球を愛することを身に着けることができるでしょうか。他人の苦しみを理解することができるでしょうか。否定されることや攻撃されること、これは確かに気持ちは良くないかもしれません。でも、それも人間が交わる一つのきっかけなのです。同じ気持ちを持った者同士が集まるのも、人間の交流の一つですが、攻撃されたり、無視されたりするのも交流の一つの方法です。

自分の好きな人にだけ出会いたいという気持ちがあるから、好きでない人と出会うエネルギーを造り上げてしまいます。自分と同じエネルギーの人とだけ出会いたいと思うから、エネルギーのまったく違う人と出会うことになります。そういう判断をなくしていき、ただ必要な人が現れてくる。それを受け入れていくと、宇宙の方から見て必要な人間だけが目の前に現れてくることになります。

人間を恐れていないで、自分の方から近づいてみてください。本来、逃げてばかりいるために、わざわざイヤな人が厭なときに出会うように造られていた場であるときに、自分の方からむしろ愛をもって近づいていくと、その場が一気に変わってしまいます。本来のエネルギーが逆転してしまい、流れがまったく変わってしまいます。その時の喜びを一度、味わってみてください。

ただ犠牲感を持ったりつらい思いを抱きながら、そこにわざといっても意味はありません。本当にハートを広くし、受け入れて近づいていく。そうすると、場が一気に変わってしまいます。これは経験した者にしか分からないでしょう。皆さん方は経験をしないまま、不安を造り上げ、逃げていきます。

一人ひとり、自分の心の中に強さが造られており、あとは行動に移すだけの段階になっております。実際にはもうそんなに頭ごなしに否定されたり、無視される状況はかなり減っております。自分が相手を許している限り、そんなに極端に否定されることはありません。ただだんだん感情的になってきて、自分も気分が高まってくると、そういう思いがぶり返したりしてしまいます。感情を荒げずに、なるべく冷静に相手を受け入れていく。そういうやり方を練習してみてください。



C必要以上に相手を変えようとしないこと

今までの学びは決してムダにはならず、あなた方の成長に役立っております。自分なりに自信が身に着かず、証がほしいと思っているために納得できないところがあるだけであり、実際にはもう十分に身に着いております。ただあとはなるべく自分の言葉で自分の真理を口に出し、そしてそれだけに留めておく。単に自分の生き方を表現するだけで、決して相手の世界には入り込まず、その手前で抑えておく。それを常に心掛けるようにしておいてください。

皆さん方は必要以上に相手を変えようとしております。だから相手が不安を感じ、反発をしてきます。相手を変えようとか、分からせようとかはしないように、しておいてください。ただ自分はどうであるか、自分の真理は何であるか、それを語るだけです。それ以上は相手のエネルギーには介入しないようにしておいてください。


D自分自身の心に従うこと

今ここにいて、私たちはいろんな学びをしております。一人ひとりがどういう考えをし、どういう繋がりをつくろうとしているのか。私たちもそれをいろいろと考えながら、いろんなことを仕組んでおります。

今の時点では自分自身の心に従うということをまず実践することが必要であり、自分の頭で考えたことと、心で思うことが一つになっておりません。自分の心で感じたことをそのまま実行に移していく。自分が受け取ったものをそのまま表現していく。この働きがまだ弱い段階にあります。自分なりの表現の仕方、自分なりの行動の仕方、それを本当に良く見抜くようにしておいてください。


私たちはしばらくは皆さん方と新たなる関係を造り上げるために、ここで学びを続けていきます。自分たちの成長のために、私たちを自由に使っていってください。私たちはここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)1998 CentralSun
前へ戻る