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1998/8/17■月曜交流会から

意識の成長に合わせて場が与えられる

@人間の進化は意識の成長が目的

私たちはこれからの皆さん方の進化についてお話をします。人間が進化するということがどういう意味を持っているのか。皆さん方は進化をして今の人間になったと考えていることでしょう。でも私たちからの観点から見た場合には、あくまでも人間的な肉体を皆さん方が論じているだけであり、皆さん方の意識という点についてはほとんど何も論じられておりません。

私たちが進化という場合には意識的な成長を前提にしております。したがって肉体的にどういう形態をまとおうとも、それは必ずしも人間の進化とは一致しない場合があります。例えば、皆さん方がこの地球に来る前に、今の皆さん方の姿よりも遅れた進化の人間であったかどうか。実はほとんどの人は今の地球の肉体よりも進化した形態をまとっておりました。にもかかわらず、この地球に来て肉体的な進化の遅れておりところに入り込み、さらに成長を重ねているという状況です。

したがって進化というときに、人間の肉体的な形だけを見て論ずることはできなくなっております。それでは進化ということはどういう意味であるのか。それは皆さん方が意識的な成長を重ね、光をマスターし、この宇宙を理解し、そして創造主になるまでに意識的な能力を高めていくことをいいます。

そういう能力を身につける一つの方法として、惑星の人間の中に宿ってエネルギーを獲得していく。これを何度も繰り返して人間という能力をすべて身につけ、そして思考することや創造することの学びを終え、光の世界に入っていきます。したがって皆さん方が成長するということは意識的な成長が前提となっております。

にもかかわらず、この地球において進化という言葉を使うと、多くの人が肉体的な変化をまず先に考えます。例えば、人間が進化するという話を出すときに、次の進化の段階として超能力を使いこなすとか、空を飛ぶ、物質化を行なえる、瞬間移動できる、ということをイメージする人がいます。確かに新しい時代においてそういうことのできる人が現れてくるでしょう。でも、それは必ずしも全員がすべての能力を身につけるわけではありません。

それができる人がいれば、まったく何もできない人もいます。その人間の能力の使い方や遺伝子的なこと、またその意識エネルギーの使い方、それによって能力がまったく違ってきます。だからといって進化が遅れているとか、進化していないという意味ではありません。何も能力が使いこなせなくても、意識レベルにおいては最高水準にまで進化している人間がいるでしょう。逆に、能力を発揮しながらも、意識レベルにおいてはまだそれほど発達していない人間もいるでしょう。したがってそういう特殊能力で進化を考えるのではなく、あくまでも意識レベルにおいてその人間を判断することが必要となります。

その意識レベル、これは皆さん方にはまだその状況がつかめていないかもしれません。今の多くの人間は自分についてまだその正体が分からず、肉体を持った自分の姿を自分の本当のものと思い、三次元的な生活をいかに楽して過ごすか、これを普通の意識レベルとして理解しております。そして一部の者たちは自分が地球に生まれていることに何らかの意味を感じ、宇宙の思いや自然の思いを感じて、何かをせねばならないという感覚を持っている人がいます。

今の地球の多くの人はこの意識レベルにあり、そしてさらに新たなる波動の世界で波動を高めていこうとしています。多くの人が波動を少しずつ高めていき、この宇宙や地球の思いを自然に感じるようになってくると、自分がこの地球に生かされており、意味があって生存しており、人間がお互いに協力し合う必要があるという思いが自然と沸き起こってきます。

こういう意識レベルに達した人は十分に新しい時代で経験する条件を身に着けており、自分勝手な行動や他を苦しめる行動はなくなってくるでしょう。しかし自分の現実をただ自分の思い通りに持っていかせようとする人間が力の弱い者を自由に操って、思い通りにさせようとしている人々が多くなってくると、その人はもう地球の波動には合わなくなり、自ずと自分の波動に見合った世界に移されていきます。

その人は宇宙から見た場合に、進化をしているのかどうか。私たちの観点から見た場合に、進化の進み方にも人それぞれ違いがあり、経験の仕方も違っております。普通の進化の流れに沿って順調に進化を重ねていくと、この地球上においては確実に次の新しい時代に向かっていき、地球の波動とうまく対応して、自らの波動も変えていくことができるでしょう。

しかし地球の進化の流れに自分をうまく合わせることができずに、どうしても自分のペースでもっとゆっくり進めていきたいと思っている者、こういう人はその意識レベルに応じた進化の流れに移されることになります。したがって相対的に見れば、進化の遅い流れの仲間に入っていくように見えるでしょう。でも確実にそれでも進化の流れに入っており、実際に進化はしていきます。

たとえ遅く、同じような経験をしているように見えても、進化の流れに入っている限り必ず進化は行なわれます。ではその新しい世界においても、さらにその進化の流れに合うことができず、また自分は自分は自分のペースでなるべく何も考えず、判断せず、きままにやっていきたいと願っており、より遅い進化を望んでいる者、そうするとまたその世界においての波動の変換に乗ることができず、また別の場へ移されていくでしょう。したがって自らの進化を望まない者はこのようにして次々と流れの遅い世界に移されていきます。

ところがこの世界にも限界がある程度あり、もうこれ以上、進化の遅い人間の流れがないという状況までやってきたときには、もう自分に見合う進化の流れが存在しておらず、自分の進化が宇宙の流れの中に合わない状況が起こります。そういう人間がある程度増えてきたときに、宇宙の方ではとてもつらい選択をせねばならなくなってきます。それは望んでいることではなく、前提にするつもりもありませんが、進化の流れに合わない上、宇宙の流れから外されてしまい、結局、人間の宇宙には入ることができなくなってしまいます。

人間の宇宙からはみ出てしまった魂はどういう進化を為すのか。人間の宇宙以外の宇宙でその魂に見合った進化が可能かどうかを見つけ出し、自分に見合った宇宙があればそこで進化を重ねた方が良いかどうかを話し合い、そしてそこでできると思われた場合にはそこの宇宙に入り込んでいきます。一般にそういう宇宙として用意されているのが、皆さん方の言葉でいう動物やまったく皆さん方の概念にはない別の宇宙の状況となります。

そしてその魂に見合った進化がそこで体験できればそこで新たにいろんな流れに入り、自分の魂を成長させていきます。したがって本当に大きな流れから見た場合には、どのような事態に陥ろうともそれに見合った進化の場は必ずどこかに存在します。ただ、今、人間として地球に生存している者は本来は人間の進化レベルで成長することができ、またそれができるという前提で生まれてきております。

これだけ多くの人間がこの地球に約束して生まれてきて、そしてお互いに認め合うように経験を重ねてきました。でもそれが中々うまくはかどらず、意識レベルがそれほど高まらず、他を愛することよりは自分を守ることにまず意識を向け、自分が楽することを常に考えて体験を重ねております。

人間がこの地球において少しずつ目覚めていき、やるべきことを理解し始め、お互いに協力し合う時期になってきたときに、分かち合える者はどんどん一緒に分かち合い、反発する者はどんどん離れていくでしょう。そして本当に地球と一緒になって活動する者と自分の都合の良いように進めていこうとする者に分かれてしまい、自分の都合の良いように進めていこうとする者は次第に地球の流れから外されていき、自分の意識レベルに応じた場に移されていきます。

この地球がこれから大きな変化を経験していき、人間もそれによってどんどん変化していき、新しい意識を獲得していく者は新しい地球のい流れに入っていき、この地球における新しい人間の創造に協力をすることになるでしょう。今、地球人類がどのように自覚し、理解し、そして進化していくか。とても大切な時期に入ってきております。

これだけいろんな情報が溢れてきて、本当に地球のことを思い、宇宙のことを考えて、毎日を体験しようとするその大切さが理解されてきているにもかかわらず、それにまったく目を向けない人たち、関心を持たない人たち、こういう人たちがまだ圧倒的に多い状況となっております。そして皆さん方がいくらそれに光を入れていこうとしても、まったく耳を貸さない人々がたくさんおります。

そして彼らは自分なりに利口であり、分かっており、愛があると自認しております。本当に理解し、愛があるならば、私たちの思いが伝わっているはずです。分かっているようで、実はほとんど理解しておらず、自分が何のために地球にいるのかもまったく理解しておりません。

今、地球人に対して最終的な光が無数に投げかけられております。自分に目覚め、地球に意識を向け、宇宙に意識を拡大するように無数の光が投げかけられております。でもそれを感じている者は本当にわずかです。見て見ぬふりをする者、そもそもまったく感じようともしない者、こういう人々が圧倒的に多く、そして光を感じている者をさらに妨害していきます。せっかく光を感じ、地球のために行動しようとしている者がそれによってつらい経験を重ねております。

私たちもいつまでもそういう状況を見過ごしてはいないでしょう。いずれ振るい分けの時期が来たときに、一部の者たちは別のところに移されていくでしょう。そして波動が高まるに連れ、地球を思う者はさらに地球への思いを強くし、宇宙に意識を向ける者はさらに意識を拡大させていくでしょう。今はただつらく、一人で頑張っていた者が次第に強さを発揮していくでしょう。でもそれによって残された人間がどれだけになるのか。

新しい地球を創るのに最低限、必要な人類の数が確保されるのかどうか。この地球は多くの人に残ってもらいたいと望んでおります。でも、ただでさえ早く地球から出たい、早く現実から逃げたい、今の環境から早く抜け出したい、そう望んでいる者が圧倒的に多いために、結果的に地球から離れていきます。

この地球をしっかり愛するということは、毎日の現実を受け入れるということです。毎日の現実を喜びを持って経験していくということです。今はつらいけれども、あとで良い人だけになったら、良い人生を送ろう、こう望んでいる者は残念ながら、体験する場が与えられなくなるでしょう。今与えられた環境にいかに満足するか。これが一番の大切なことなのです。今の地球を受け入れるということ。その本当の意味を早く理解していただきたいと思います。


A混乱を経験しなくとも新しい時代に入れる

さて、今、進化ということについての説明がありました。どうしても皆さん方は新しい時代のことを考えて、いかにその時代に進めるかを知ろうとしてきます。今、私たちはその具体的な方法については知らせる準備ができておりません。なぜならば、皆さん方の意識レベルにかなり左右されるためであり、今の多くの地球人の意識レベルにおいてはとてもつらい経験が必要とされます。でもそれは宇宙の願いではなく、できれば経験したくない状況といえます。そのために少しでも早く意識を変えていただき、なるべく別の方法で新しい時代に入っていただきたいと考えているのです。

でも、多くの人が予言的なことを信じているために、その流れに沿った変化が自然なものとして出来上がりつつあります。それを信じる人が増えてくると、それは本当に現実化されてしまいます。でも、私たちはその流れは望んでおりません。地球人がこれ以上、皆で非難し合ったり、苦しみの声をあげることは私たちの願いではありません。でもそれを望んでいる人がいるのです。

ある者はそれが平和を呼び寄せる唯一の方法だと信じております。平和をもたらすために悪い者をやっつけ、それを地上から追い出すことが平和への最短距離であり、そのためには悪い者をどんどんと消していく。それを信じて実力行使に出ようとする者がおります。また新しい時代を引き寄せるためには天変地異が必要であり、それを終えてから新しい時代がやってくるというのを信じている者がおります。彼らは喜んで災害を受け入れようとします。そしてそれは本当に引き寄せられてしまいます。

新しい時代はそんな経験をしなくても呼び寄せることは可能なのです。にもかかわらず、多くの人は何らかの大きな変化があってそれから新しい時代が来ると信じております。何故、平和の中に新しい時代に変わるということを信じないのでしょう。地球はもうこれ以上、争いや苦しみを経験したくはありません。一度に何万人もの命が奪われる様を見たくはありません。

でも、それを、カルマだから仕方がないとか、それによって浄化されるとか、地球が楽になるからと信じている者がいるのです。実際にそこで苦しんでいる人間が造り出す恐怖の思いがどういう影響を与えるのか、考えたことがあるのでしょうか。その恐怖や苦しみのエネルギーはまた地球に残ります。結局、平和にはなりません。何故、苦しみを経験することが浄化になるのか。全然、意味が理解されていないのです。

苦しいことがあれば、これも意味があるからとか、必要だからとかいってただ我慢する人がいます。それは本当の癒しにはなりません。本当の癒しを行なっているときには我慢とか、苦しいとかいう感情は湧き起こってはこないのです。癒しというものが何であるのか。経験するということはどういうことなのか。まだまだその本質が理解されないまま、単に癒しごっこを皆でしております。

皆さん方が大きな意識的な変化を遂げるためには、そこの本質を理解することが必要となります。これが理解できないうちは、本当の地球の思いを理解することができなければ、愛と癒しを理解することもできないでしょう。自分は毎日、どのような意識で体験を重ね、そして地球と一つになっていくのか。そこの本質的なところにもっともっと意識を向けていただきたいと思います。


B本当の自分には感情が入っていない

さて、少し話をして休憩にします。まず先程、これまでうまくいっていたことがだんだんうまくいかなくなってきたという話がありました。これはある意味では、ある程度理解をし始めた者に与えられる経験のエネルギーです。はじめは宇宙を信じ、現実を受け入れるために、その人の思考がうまく現実化するようにマスターやガイドからエネルギーが調整されていきます。でも、ただそれをずっと続けていくと自分のエゴが表面化していき、必ずしも発展性のある思考が養われなくなっていきます。自分を見つめることもいつの間にか忘れていき、うまくいかなくなると他人の所為にする状況が造られていきます。

そのためにある程度進み出した者は自分に目を向けるように、自分がテーマとすべきことが意識的にうまく分かるように、流れが創られていきます。うまくいかなかったときに、自分はどういう感情を発するのか、どういう思いを持って相手を判断していくか。それがテーマとなってきます。

ただ、これもいつまでも続くというわけではなく、ある程度自分が理解され、相手を通して自分を見るやり方が養われてくると、またうまく進むようにエネルギーが変わっていきます。一般に1年ごとにこれが繰り返されていき、そして自分は少しずつその積み重ねによって自分をコントロールするコツをつかんでいきます。

何を思考したときにはうまく展開し、何を思考するとうまく進まないのか。それが少しずつ判断されていきます。そして自分の思い通りにいくところはあくまでも自分の世界の範囲内で可能なものであり、相手のエネルギーに関するものはうまくいかないということに気がついてきます。

そして思考のエネルギーや感情のエネルギーについて理解が深まり、自分の現実と他人の現実をどううまく共存させていくのか。お互いの現実がうまくいくために自分はどういう思考を発するのか。それを次の段階で学ぶことになります。そういう流れの中で、何がうまくいき、何がうまくいかないのかを見つけ出していくように練習をしていってください。


また、先程、本当の自分という点についての話がありました。自分の本質というものはある意味では人間の思考レベルでは見つけられないところにあります。頭で理解しようとしてもそれは捉えられるものではありません。むしろ言葉や感情をまったく入れることなしに、自然に思い、行動していくところ、それは本質に近いところと思っておいてください。つまり理屈とか、理由づけをすることなく、感情に動かされるものでもなく、ただ湧き起こる思いから行動していく、これは本当の自分といえます。

しかし多くの場合、それが見失われるのは感情的な違和感や不快感が内面から起こったときに、それは本当の自分なのか、あるいは自分がつくりだした好ましくないものなのか、その区別がつかないところにあります。一般に、感情的な思いというものがどういうものなのかが理解されていないためにその混乱が起こります。

もし、内面から湧き起こるもの、実際にはそれが何らかの感情のエネルギーに染まっているときは、どこかでうまくいかないときに反発したり、悲しくなったり、否定されると無理に反論したり、いろんな行動をとる場合があります。これは明らかに感情のエネルギーやそれまでの自分のエネルギーに染まっており、本当の自分ではありません。

期待をしたり、反発したり、ムキになる場合はほとんど自分のテーマとなっているエネルギーでつくられた思いです。それは本当の自分とはかなり違います。内面から湧き起こってくる自分の思いを分析していく。本当の自分なのか。それともつくられた自分のエネルギーなのか。それを見分ける練習をある程度、進めていってください。

それではここで少し、休憩をとります。ありがとうございました。


C肌荒れが目立つ人は新しい肉体への変化の最中

それでは私たちから話をいたします。先程、肌や石鹸などについての話がありました。今の若い人々の中で、自然のエネルギーとの関係がうまく身体になじまずに、アレルギー的な炎症や皮膚の乱れ、消化器官の異常などが起こっております。これらはある意味では、自分の肉体そのものを造り変えている現れであり、今までの地球上を支配してきた肉体のエネルギーから新たなる時代に適応できる新しい身体へ変化している最中ということができます。

今、地球のエネルギーが急速に変化してきており、これは自然現象に大きな変化を与えております。すでに気候の変化や温度、空気や海での変化にも大きな影響を与えております。自然がこれだけ急速に変わっているのであれば、人間の身体が変わるというのも本来は問題がないということが分かると思います。

人間は自然のエネルギーと共に共存しており、お互いにエネルギーをやり取りしております。したがって自然が急速に変化している以上、人間の肉体も急速に変化していって当たり前といえるのです。ただそれに敏感な人と、それほど影響を受けていない人がいます。一般にエネルギー的に敏感な人は、その変化を生きている最中に行なうことに意味があり、そして新しい人間の肉体を生きながらにして手にすることができます。

しかし、その変化をうまく体験できずに、今までの肉体のエネルギーのままで時代を進めていくと、一見、その人の肉体は強く、どのような環境にでも対応しているように見られるかもしれませんが、実際には新しい波動とのズレがどんどん大きくなってきて、その変化に肉体を合わすことができないという状況になってきます。

こういう人は、一見、何の問題もなく生活しているように見えても、実際に地球からのエネルギーを十分に肉体に吸収することができなくなってきております。したがって肉体を維持するためのエネルギーの獲得の仕方が、これまでの地球のエネルギーの獲得の仕方だけに偏ってきて、いわゆる食生活や自然とのやり取りが今までのやり方だけのものになり、新たなる方法でエネルギーを獲得することができなくなってきております。

こういう人が時代を進めていくと、いつかの時点で新しいエネルギーを吸収することができずに、肉体的な変化を行なうことが難しくなってきます。したがってこういう人には特別な仕組みが与えられてきます。もし、その人の魂が新しい時代に行く許可が出された場合には、特別な手段であたらしい肉体に変換され、そして新しい肉体で新しいエネルギーを吸収することになります。

しかし魂が新しい時代へ進むことを許可されなかった場合には、新しい肉体は与えられずに、その肉体を持ってその肉体に見合った場へと移されていきます。新しい肉体を手にするためにはいろんな準備があり、その人の働きを管理している存在たちの指導の下で行なわれていきます。これは人によってかなりやり方が違ってきて、普通はある特別な場所に転送され、そこで新たなる肉体へと変更されていきます。そしてその時点で新しいエネルギーを吸収するように調整され、それに十分に馴染んでから地球に戻されます。

こういうことを体験する人がこれから増えてくるようになるでしょう。でも、まだそんなに多くはありません。今の段階においては、まだそういう状態が表面化する時期ではないために、それらの詳しいことについては説明されることはないでしょう。

ただ、石鹸や自然のもので皮膚や肌などにいろんな影響を受けやすい人は新たなる肉体への変化を行なっている状況から起こる現象であるというのを理解しながら、その中でいかに自分は新しいエネルギーを取り入れていくか、それを身に着けるようにしていってください。


D強い意思と自立心を養うように

それでは私たちの方からお話をいたします。一人ひとりが自分なりの成長について意識を向け、自分のこれからの生き方をどうしようかと考えております。これから日本がどう変化していき、自分はその中でどういう生き方を進めていくのか。とても興味があるでしょう。今、日本はとても苦しい時期に入ってきております。経済的に苦しくなり、そして家庭の中において家庭の場が悪くなっていったり、お互いに楽しくない状況がつくられるようになっていくでしょう。

でも、そういう時期になったとしても、皆さん方は決して自分の心の明かりを消すことなく、自分の方から光を周りに与えていく思いを常に実行していっていただきたいと思います。日本はそういう経験をしながらも、そこで何らかの強さを身に着けていく必要があります。これまでは誰かほかの人の言うことに従い、合わせ、一緒に居るという安堵感を身に着けてきました。

それによって自立心が疎かになり、個性が失われ、仲間という意識に依存するようになってしまいました。そういうエネルギーを克服し、自分は自分でしっかり生きる、自分のことは自分で責任を持って行なう、という流れに入っていくために、こういう現実が訪れております。経済的に苦しくなり、ほかの人にもあまり頼れなくなってきたときに、自分の人生は自分で創らねばならない、自分は自分で必死になって自分のために行動せねばならない、という思いが強くなってきます。

今まで経済的に恵まれた中で自立しなさいとか、自分でしっかりやりなさいと言っても、誰も耳を傾けませんでした。そんな必要がなかったからです。経済的に恵まれているうちは自立する必要性を感じなかったのです。でも、これからさらに苦しくなってくると、もう人のことにいちいち口を出したり、また人に頼むこともできなくなってきます。

自分は自分のためにしっかり自分で行なわなければならない。そういう時期が確実にやってきます。それによって皆、自立するということを必然的に学ぶことになってきます。したがってこれから押し寄せてくるものは自分の意思を強く、自立させるために行なわれたものであり、自分は生きるという強い意思がある限り、しっかり生きることができる。それを本当に信じる必要があります。

今まで、経済的に恵まれているうちはできるだけ楽をし、他人に合わせ、それによって楽しみを得ようとしてきました。でもそんな余裕がなくなってくると、必死になってくるでしょう。もうムダな仲間意識やどうでも良いことに金銭を使うことがなくなってきて、自分が自分であるために最低限必要なものだけに意識が向かっていくでしょう。

でも、それによって何が本当に必要であり、なくても良いものに今までどれだけしがみついてきたのかが分かるでしょう。それも大きな学びの時期であり、自分にとって大切なものは何であるのか。本当にそこに意識を向けていっていただきたいと思います。


今日は初めに新しい時代に向けての進化の流れを説明いたしました。これからも少しずつ、それに関する情報が流されてくるでしょう。でも、それらをたくさん手にすることが決して宇宙に近いという意味ではなく、悟っているという意味でもなく、ただ単に必要な人に必要な情報が与えられているという事態にだけ意識を向けていってください。

皆さん方のそれぞれに必要なときに必要な情報が流されてきます。そしてこれからそういう情報が必要な人がどんどん増えてくるでしょう。自分にとって必要な情報を自分が受け取り、そして自分がそれを材料にして提供していく。そういう学びの仕方を確立させていただきたいと思います。

今日は一人ひとりのエネルギー的な調整をして終わりにいたします。

それではここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)1998 CentralSun
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