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1998/8/1■土曜学習会から

食べ物を摂取するときは感謝の念を忘れずに

@ラ・ムーのエネルギー

あなた方がこの地において私たちが願っていたことを実現しようとしている。この土地において長年にわたり、争いや支配が繰り広げられ、人間が身動きできない状況にあった。人間はもう自分たちの一切を忘れてしまい、神の思いも届くことなく、己のためだけに生きている。今、新たなる波動が地球にやってくるに伴って、私たちも何らかの手助けをしようとしている。

あなた方の言葉でムーと呼ばれた時代は平和もあり、混乱もあった。人間はまだ足ることを知らず、常に素晴らしいものを見つけては自分のものにしようとしていた。多くの人間が私のもとを訪れ、意見を聞きに来ていた。この地球上で一番尊いものは何ですか。私は常に答えた。この地球において、人間が人間を思いやることこそが素晴らしいものであり、人間が人間を無視することが最もつらいことである。

人間が人間を思わなくなったとき、争いが起こり、支配が起こった。人間が人間としてあるためには、他の人間を思いやることが大切である。あなた方がここでやろうとしていること、人間を思うことを常に忘れないように、それだけを私は言っておきたい。

私たちの持代はまだいろんな学びがあり、人間自身の進化のためにも必要な経験がたくさんあった。今のあなた方の時代はあまりにもやるべき課題が複雑になり、自らさらに複雑に造り変えていっている。人間を思いやることはそんなに難しくはない。難しく感じるには、その反応を期待したり、見返りを考えるから、複雑になってしまう。単純に思いやることの面白さを見つけ出していくように。

私たちはこの地球が素晴らしい惑星になるのをいつも考えている。この地球が光り輝き、人間も自立してくると、この宇宙がかなり変わっていく。私はそれを言うためにあなたの前に現れてきた。地球を大切にしながら、自分の成長を進めていってもらいたい。私はここまでにしておく。


A胃のエネルギー

あなた方の言葉で人間の胃と称されている器官は、肉体の中において一つの大きな働きがあります。胃は食べ物を消化し、自分の体の中に送り込みます。したがって自分以外のものを自分の体の中に取り込み、自分のものとする入口となります。

胃に来るまではまだ自分のものではなく、ほかのエネルギーの影響下にあります。場合によってはまだほかの生命の一部であったりします。それを胃のところで自分の肉体のエネルギーに入れるように変換をしていきます。したがって胃においては、エネルギーをかなり自分のものに変換していき、自分のためになるようにいろんな造り変えを行なっていきます。

ほかから取り入れたものを自分のものとする。そこにおいてほかのものに対する感謝や思いやりが薄いときには、取り入れて自分のものとする場合にも、愛や思いやりが入っていないために、自分自身の愛には結びついていきません。それを自分のものとするときに、元々の生命に対する思いやりや感謝を込めて自分のものとすると、その思いやりや感謝が自分のものとなっていきます。

ただ食べられればよい、ただ取り込めばよい。こういう気持ちで食べ物を食べていると、自分の肉体にいくら栄養を取り込んでいるようにみえても、心の栄養にはなっていきません。自分の胃、そこには自分を愛する原動力があるというのを理解しておいてください。


B肝臓のエネルギー

肝臓。人間は肝臓を悪くすると、飲みすぎとか栄養のバランスが悪いと診断を下します。肝臓とアルコールは本来、何の関係もありません。ただアルコールに含まれている成分が肝臓を害しやすいという繋がりはあります。肝臓は胃から送られてきた食物をエネルギーとして溜めておき、肉体を維持するのに必要な分だけが送り込まれるようになっております。

肝臓にはいろんな種類のエネルギーが溜まっており、必要に応じて使われていきます。肝臓を害する一番の理由は自分の活力のモトが自分自身の価値観や存在、自分という本質、それをしっかりと理解した上で、自分を維持しようとしているかどうか。

肝臓が悪い人のほとんどは自分が確立していなかったり、自分のエネルギーが不十分であり、自分の生きる意味、価値観、そういったところを認めていない人が肝臓を悪くしていきます。肝臓にはいろんな種類のエネルギーがあり、実際にはどのエネルギーが不十分であるかによって、いろんな症状が変わってきます。

他を生かすエネルギー、他を何とかして成長させていきたいというエネルギー、こういうエネルギーが溢れている人は、その人の言動が自然にそのような方向に動き、いわゆる愛に溢れた人間として評価されるでしょう。自分のことを中心に考え、人のエネルギーで自分が生きている者は、本来の肝臓の機能を正常に使っていないために、その人の肝臓がおかしくなっていきます。

自分を生かすエネルギー、他を生かすエネルギー、肝臓はそういうエネルギーの貯蔵庫でもあります。自分の心の中に生かすエネルギーがないときには、肝臓を十分に機能させ、そこから生かすエネルギーを持ってくるようにしておいてください。

肝臓は病としては多くの人が患っており、いろんな症状があります。でも、本質的には自分を否定したり、自分を認めていないところから始まっていきます。自分をもっともっと認め、そしてエネルギーが正しく流れていけるようにしておいてください。


C腎臓のエネルギー

腎臓は肉体の中でもう使われることのないエネルギーを体外に出すための働きをします。しかしそれは不要とかいう意味ではなく、本来は必要だけれども本人が望まなかった場合、せっかく愛のエネルギーが入ってきても自分が受け取らなかったり、まだ時期ではないとして受け入れなかったもの、というものもあります。

したがって体外に出るからといって、すべてが不要物とは限りません。まだ本人が自覚できなかったもの、気づいていなかったもの、あえて取りたくはなかったもの、そういった理由によってそれぞれの器官が消化しきれなかった場合、取り入れることができなかったもの、といったものが体外に追い出されていきます。すべてを受け入れ、すべてを必要なものとして認識していると、体外へ流出するものが次第に減っていきます。

膵臓はある意味では、腐敗物を体外に出すという意味を持っていますが、人間が進化するに連れ、不要なものという思いが減っていき、体外に出されるものも減っていくでしょう。そしてかなり進化したときに、この膵臓はもう人間にとって意味がなくなってきます。そして人間はもう無駄なものを出すという働きはしなくなり、新たなる創造についてだけ周りに出すことになります。

腎臓はそういう意味でとても面白い働きをしています。これからの人生においては何が不要で、何が不要でないのか、そういう思いも大切ですが、理解が深まるに連れ、すべてが必要であるという風に意識が変わっていくでしょう。人間の腎臓はとても面白い働きをしています。


D疲れるというエネルギー

人間の肉体的な疲労は精神的な疲労の現れでもあります。精神的な疲労というのは自分の思いがうまく伝わらず、相手から否定されたり、無視されたときに、思いを遂げようとしていろんな心理が働いていきます。でもそれを実現しようとしても、また相手に誤解されたり、うまく伝わらなかったりして、自分がうまく進めないときに、精神的な疲労がたまっていきます。この精神的な疲労のシンボルとして、肉体の疲労があげられます。

体全体がだるい、これは精神的な思いそのものがうまくいかず、誰も分かってくれず、一人というときに起こりやすい現象となります。いくら肉体的にいろんな活動をし、睡眠時間がとれなかったとしても、精神的に疲労がたまっていなければ、肉体的な疲労には変換されません。逆にいくら睡眠時間を取っても、精神的な疲労が高まれば、肉体的疲労に変換されます。

精神的疲労の一番の特徴は、うまくいかない、納得できない、やってくれない、こういうところから始まります。自分自身の心の中に精神的な疲労をつくり出す原因があれば、それを早く取り除くことが必要となります。

肉体が疲れやすい人、これは他人のことをあまりにもいろいろと考え、うまくいかないことや分かってくれないということに意識が集まっているときに、疲れやすいという現象になります。肉体的な疲労、それは精神的な疲労の現れであるということ。そこから自分の疲労の原因を見つけ出すようにしていってください。


E凝るというエネルギー

肩が凝る。このほとんどはある意味では肉体的な活動によって現れてくる現象ともいえます。本来は肉体そのものの影響ではなくその人の思いですが、その関係はとても複雑です。何らかの肉体的作業をしているとき、つまらないとか面白くない、何で自分がこういうことをやるのだろう、こういう思いを持ちながら肉体的活動をしていると、その時の活動そのものが自分に良いエネルギーを与えないことになり、それによって肉体は肉体だけで活動し、精神との繋がりがうまく展開しないようになります。

その時に活動していた肉体の種々の器官がつまらないとかおもしろくないというエネルギーで染まっていき、そしてそれが後で、凝るとか痛いという風に感じていきます。一般に、気の流れによって肩が凝るとか痛みが出るとか言われますが、気の流れを止める原因となっているものが、流れを否定する思い、面白くない、つまらない、自分だけやって馬鹿みたい、少しでもサボることはできないか、早く休みたい、といったいろんな思いがエネルギーの流れを止める働きをし、その結果として肩が凝ったり、痛みが走ったりします。したがってある意味では思いですが、その思いは肉体的活動に対しての思い、肉体を維持するために機能する思い、そういったところに原因があるというのを覚えておいてください。


(c)1998 CentralSun
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