まず、私たちは皆さん方とはまったく違う世界からコミュニケーションをとっております。私たちの世界というのは、こういう物質的な形のある世界とは違い、それぞれが生命があり、意志があり、常に躍動しており、そしてイキイキとして活動を続けております。
そういう私たちの世界から皆さん方の世界を見たり、話をするということはとても特殊な条件が必要となってきます。私たちの世界からは皆さん方の世界をすぐに理解するということはとても難しいのです。いろんな条件があり、それを一つひとつ克服して初めて皆さん方とつながりを造ることができます。
例えば、皆さん方の今日のテーマである光、これにしても皆さん方の世界における光は私たちの光とはまったく違う意味を持っております。皆さん方の世界においては、太陽から発せられる光があり、それを皆さん方が基準にして光というものを認識しております。私たちの世界には、基本的には生命それぞれが太陽であり、自分から光を発し、そして意思を持って行動しております。
したがって光というものを私たちが認識する場合には基本的に意思を持っているもの、活動しているもの、そして神と繋がっているものという認識があります。これを皆さん方の世界で当て嵌めようとしても、それに相応しい存在がなく、いちいち説明をすると、余計に混乱してしまうという状況にあります。でも、あきらかに光はあり、そして皆さん方にメッセージを与えようとしております。
それはこの世界において光を変えていこうとする作業が進行しているからです。光、今までの皆さん方とのつながりがあった光は役割を終えつつあります。これは気づきや成長のための光でした。神に近づくため、自分が光であるため、それに気づかせるための学びが中心でした。この光の波動がこれから大きく変化していきます。
自分が光である。自分が神である。それに気づいた者たちが新たなる波動を身に着けていきます。光、それは与えられるものではなく、自分を照らすものではなく、自ら発するものであり、自らが造り出せるものである。そういう認識がこれから必要になってくるのです。
自分たちの光、自分の光、それをどこまで認識し、理解し、身に着けてきたか。それによって一人ひとりの働きが変わってきます。自分はどういう光だったのか。自分はどういう役割を演じていくのか。改めてそれがポイントになってくるでしょう。ただ単に光っていればよい。そういう時代もまた変化していきます。自分の役割に応じた光を発していく。そういう風に変わっていくのです。
でも、今の皆さん方にとって、まず一番大切なのはとにかく自分が光であり、自分から光を発するということ。まずはこれが一番大切な出発点となっております。そして自分から光ることができる。ほかの人を照らすことができる。それに変わっていくと、そこから新たなる方向へと光とエネルギーが変化していきます。
自分はどんな光の存在であるのか。自分はどういう仲間たちと一緒に活動していくのか。光は常に皆さん方に勇気を与え、自信を与え、そして気づきと成長を与えていきます。今まで迷っていた者、悩みを抱えていた者、それは光によってどんどん消えていくでしょう。しかし光はただ単純に願っていただけでは自分のものにはなりません。現れることはできます。皆さん方が私たちを望んだときに、私たちは現れることはできます。
ただ、私たちとつながり続けるというのはまた難しい状況があります。どこまで私たちを信じているか。どこまで自分が光であると信じて行動していくか。それによってかなり差がでてきます。光の波動は一人ひとりに生命力を与え、勇気を与え、そして生きがいを与えていきます。
自分が光である。それに気づいた者は自分以外の者に光を与えていきます。自分の光をほかの人を照らすために使っていくのです。まだ光を恐れている者、光を怖がっているものがたくさんおります。私にはまだその資格がない。まだ準備ができていない。それを理由にして遠ざかる者もおります。
ここに来ている人の中で、準備ができていない者は一人もおりません。むしろ、遅いぐらいです。十分に準備はできており、器も用意されており、ドアも開かれており、ほかの仲間たちも今や遅しという時期になっております。ただ自分自身の意思がそれを許しておりません。恐れ、不安が心の底に残っております。
光と繋がったら、どういう責任が出てくるのだろう。これからの生き方がどう変わってくるのだろう。そういう不安を抱えている人がおります。光と繋がれば、自分は光としての役割を演じていきます。光のない者に光を与えていく。光を見失っている者に方向を照らしていく。光を求める者に自らが現れていく。この役割、これを恐れているものがたくさんおります。
私に本当にできるのだろうか。私の光が十分に働くのだろうか。そういう恐れを持っている者、私たちを信じていないために、そういう恐れが出てきます。皆さん方はただ単に私たちとの間のつながりをつくるだけで十分なのです。無理して自分から光る必要はありません。私たちと繋がっているだけで、皆さん方の体を使って光をほかの人間に与えることができるのです。
皆さん方が無理して自分で光ろうとすると、そこでおかしくなってしまいます。自分は単なる、光を伝える者として存在し、私たちの光を送り届けていく。そういう認識で十分なのです。自分の光で一生懸命、ほかに流そうとする者はそこで混乱が起こってしまいます。光、これは明らかに皆さん方の体の中に宿っているエネルギーであり、本来的なものでもあり、また生命力の原点でもあります。
この光は相手に勇気を与えることができ、力強さを与えることもでき、そして方向性を明らかに示すこともできます。でも、自分が何をして良いのか分からない、という人がたくさんおります。自分は迷っているのに、ほかの人を照らすということは私にはできない。そういう人もおります。
でも、それも心配はいりません。皆さん方はただ、光がもっと必要だと思う人のところにいって、私たちと繋がるだけで十分なのです。あとは私たちがその人に光を伝えていきます。したがって自分が光であるということは、私たちと本当に繋がり、光が必要なところにそれぞれが趣いて、私たちと繋がって光を流していく。これが原則となってきます。
あえて自分で一生懸命、光り輝かせるとか、無理して照らし続けるという必要はありません。ただ単に私たちと繋がり、流していく。でも、それでさえも不安を持つ人がたくさんおります。別の光だったらどうしよう。ちゃんと繋がらなかったら、どうしよう。こういう思いによって私たちとの繋がりを切る場合があります。
別の光、真なる光とは別のものの光。これは皆さん方にとって永遠のテーマになるでしょう。何が本当の光で、何がごまかしの光か。それは必ずしも明確に分かるものではありません。常に皆さん方に自由意思が与えられ、どちらを選ぶかも自由となって現象化されます。真の光を求めても構いませんし、別の光を求めても構いません。それによって自分は何を学び、経験していくのか。
私たち以外の光を選んだときに、どういう現象が現れてくるか。一時的に自分も相手もそれによって喜びを得る場合があるでしょう。でも、その後には必ず混乱がやってきます。永遠の安らぎや平安が得られないのです。私たちは一時的な快楽を与えることはあまりありません。むしろ永遠を常に教えていきます。今は苦しくても、それが永遠の喜びに繋がる場合には私たちはそこに光を与えていきます。
でも、別の者は永遠の喜びではなく、今の喜びにその人を目を向けさせます。これが私たちと私たちとは違う光のやり方と思っておいてください。自分がインスピレーションを受けたり、アドバイスを受けたときに、それが一時的な喜びなのか、永遠の喜びなのか、それを自分なりに分析し、それによって真なる光なのか、偽りの光なのかを見抜くことができます。
自分は真なる光として活動していく。それを心に誓う者は、自分を常に永遠の中に置き、永遠の喜びの中で活動していく必要があります。決してその場の一時的な喜びに目を向けることなく、永遠の中で存在し、喜びを見つけるということをやっていく必要があります。永遠とは何であるのか。何故、今ここにいるのか。自分はどういう役割を演ずる必要があるのか。いろいろ思いがあるでしょう。
私たちは必ずしも一人ひとりに、今これをやりなさいとか、今これをすべきだという情報を与えることはありません。それは皆さん方の自由意思に任されており、私たちはそこまで束縛はしません。ただ、永遠の中で私たちと共にあるためには自らが光り、自ら神に近づき、神となって役割を演じていく。ただそれを信じておいて欲しいのです。
自分が光である。そして他の者を照らしていく。お互いがそれを演じていく。これがこれからの生き方となります。光、自分の心の中の光を本当に感じとって、それを成長させていってください。
それは皆さん方につらい経験や苦しい経験を与えることなく、今のまま、少しでも平安を保ったままで変わることができるのです。ただそのためには一人ひとりが本当に光の役を演じ、そして自らが活動していく必要があります。それによって地球が大幅に進路を変更し、そして自らが輝き、この宇宙の中でも一際輝ける星となって機能していくでしょう。
自分一人の行動を、たいしたことないとか、私にはそんな力はないと思う人がたくさんおります。でも、そんなことはありません。たった一人、私たちと繋がるか繋がらないかで計画がかなり変わってくるのです。せめてここにいる人全員が私たちと繋がるだけでも地球はかなり変わっていきます。皆さん方がすぐに自分の光を発していけば、地球はどんどん変わっていくのです。本当にそれを信じて、自分が光の一員として喜びのある社会に変わっていけるのを望んでおります。
地球がどんどんおかしくなり、私たちの手から離れ、もう人間の自由な手の中で地球が動かされていったときに、私たちはこれをどのようにして元に戻したらよいのか、再び私たちの手に中に戻すにはどうしたらよいのか、それを常に考えておりました。そしていろんな仕組みを創り、神と約束した者たちが次々と地球に降りていき、何とかして神の下に地球が戻ってくるように、いろんな仕組みが演じられていきました。
そして何万年も人間の歴史が続いていきながらも、地球はどんどん私たちから離れていきました。それでもごく一部の者たちが常に地球と私たちをつなぎ止め、完全に私たちから離れるのを防いでおりました。そして今、新たなる波動の切り替えの時期に皆さん方の力を使って何とかして地球が再び私たちの元に戻ってくることができるようにいろんな仕組みをつくっているのです。
一人ひとりの役割がいかに大きなものか。いかに大切なものなのか。本当に感じとってほしいと思います。地球は決して宇宙の塵にはなりません。私たちがそれを望んではおりません。ただそこに至るまでどれだけつらい経験を繰り返すのか。それとも人間が自ら目覚め、自ら争いを放棄し、自分たちで神に近づいてくるのか。それは皆さん方に任されております。
今のこういう時代において、一人ひとりが自分で目覚める。これは難しいことかもしれません。でも、今、それをあなた方が為さねばならないのです。ほかに誰もやってはくれません。あなた方が自分で目覚め、気づき、そして地球と私たちをしっかりと繋げていく。その役割を常に演じておいて欲しいのです。
私たちはこの光を地球としっかりと繋げておき、地球が新たなる波動へ切り替わるとき、少しでも劇的な変化が起こることなく、人間の愛の中で地球が変わっていけるように望んでいるのです。皆さん方が自分の力によって地球が変わるというのを本当に理解しておいてください。私たちはここで少し、休憩をとって、また後で説明をします。それではありがとうございました。
今まで皆さん方が天使や神と思っていた存在でさえも、新しい波動に切り替わっていきます。そういう意味において今までこの地球の歴史上で関与してきた存在の名前たちを皆さん方が呼んだり、繋がりを強く保つというのは必ずしも私たちの望むものではないのです。
私たちとは今までの存在とは明確に役割が違います。一人ひとり、私たちとの繋がりをつくるということとこれまで地球に関与してきた存在たちと繋がりを強くすることは意味がまったく違うというのを理解しておいてください。
これまでの人間の歴史において、それぞれが自分は正しいと思い、相手を非難し、否定し、そして自分をも傷つけてきました。これを何度も何度も繰り返し、いまだに何が正しいか分からないままこの流れを続けようとしているものがおります。とりあえず自分が平和であればそれで良い。自分に危害が及ばなければそれで良い。そう思って逃げ回っているものがおります。
私たちがこれから創ろうとしているこの新たなる世界は自分から光を放ち、自分から光を示し、力強く生きていく社会です。誰かほかの人の光を信じてほかの人についていくとか、一番力のある者のところにいってそれに従うという生き方はもう通用しなくなります。自分の進むべき道は自分でしか照らすことができないということに気がついてくるからです。
誰をも自分の道を照らすことができず、自分の進むべき道を明確に知らせてくれる者はおりません。自分でしか自分の道を明確に知ることはできないのです。自分の道をどうやって探し当てていくか。自分が光であると信じている者はもうそれだけで十分に自分の進むべき道が分かります。自分が光であり、この光を少しでも広げようとしている者、多くの者に光を与えようとしている者、それだけで自分の進むべき道が見えてきます。
しかし、自分が光であることを理解せず、信じようとしない者は、いくらほかの人間が光を自らに照らしたとしても自分で気づくことはできません。光は何であるのか。ただ単に気持ちよく、暖かく、その人を包み込む。それだけではないのです。自分が光を放つ、それが原点にあり、自分が生きていく、自分は力強く神に向かっていく。そういう証でもあるのです。自分から積極的に宇宙を創っていく。自分の道を自分で進んでいく。光はそういうものです。
これまで多くの人間が光を求めてきました。光を与えてください。私に光を示してください。そういう教えはもう役割を終えてきています。光を求めたり、現れてもらうのではなく、自らが光るということ。自分が光であるということ。これからはそういう時代に入っていくのです。
自分以外に光を教える者がいたら、それは私たちとは別の存在です。これからの時代にはそれは通用しないのです。自分が光であり、自分から光っていく。これがこれからの生き方であり、これを身に着けていないものは本当に生きることができなくなってしまいます。自分の心の中に、ホンのわずかでも光っているものがあればそれを大きく大きく成長させていってください。
自分以外に光を見つけようとする者。もうこの地球では生きていくことができなくなるだろう。地球は自らが光ろうとしている。地球は自らが光であると信じている。したがって自らが光ることを信じない者はもう地球が必要としていない。地球と共に歩もうとする者はまず自分が光であるということを本当に信じる必要がある。
そして地球の光と自分の光を本当にうまく一致させ、自分の光が地球の光に大きく貢献していくように生き方をい変えていく必要がある。自分はまだ分からない。納得できない。私たちはいつまでも、それでもいいんだよとか、まだ大丈夫だよとかいう時期ではなくなってきているのを告げねばならない。
もう何十年も同じことを言い続けている。まだまだ大丈夫とか、いつかは分かる時期が来るとか、そう言い続けてきた。その間にどれほどの人間が気がついたのであろうか。ほとんど何も変わっていない。本当に光であり、自分から積極的に地球に光を与えていこうとする者、そういう者しか気がつかなかった。
自分が光であるということ。私たちはせめてここにいる者だけでも私たちと明確に繋がり、地球に光を送り届け、新たなる波動へ切り替わる手助けをしてほしいと思っている。しかし一人ひとりの心には迷いがあり、恐れがあり、自信のなさが窺える。私たちが望んでいる一人一人の生き方は、単に自分が光っているというのを信じて生きるだけで十分である。
人間がこの地球上で何を為し得るのか。自分が光となって地球の波動を変えていく。これが人間に与えられた唯一の役割となっている。したがって自分が光であるということに気がつかない者は人間としての役割を全うすることができない。
光。それはただ単にニコニコと明るくしているだけではなく、強い信念と意志があり、自分は明確に自分の現実を造っているという思いがあり、そして多くの仲間と喜びを分かち合っていこうとするいたわりや思いやりが漲っている。今までの生き方とはまったく違う生き方が必要とされる。
自分は光として立派に活動していっていきたいと願う者は自らの心にしっかりと誓いの言葉を述べ、私たちと一緒になってここから自宅に戻ったり現実の中で生活するようにしていってほしい。
あなた方の中でかなりの者が私たちに意識を向け、行動することを誓った。私たちはその言葉を信じ、これからをしっかりと光として生きていかれるのを望んでいる。自分自身の心に偽りや疑いを持つことのないように、常に私たちを迎え入れていってほしい。
私たちはこういう機会が与えられて、皆さん方との繋がりが確立されたのをとても喜んでいる。そしてそれと共に、私たちの計画が少しずつ現実的なものになり、地球が新たなる波動へ切り替わっていく、その時期が近づいてきたのを感じとっている。
人間がどこまでどう意識を変えていくか。永年のテーマであった。私たちにとってはまったくの未知数であった。ホンのわずかな人間であっても、こうやって繋がりが造れたのを私たちはとても喜びとしている。誓いを立てたものは決して私たちと離れることなく、自らが光であるということを否定せずに、最後の最後までこの地球のために自らの光を輝かせていってほしい。
皆さん方に祝福のエネルギーを流して終わりにいたします。
一人ひとりが新たなる波動に切り替わったのを感じ、これからも光と共に歩み続けるようにしていってください。私たちはここまでにいたします。ありがとうございました。