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1998/2/28■土曜練習会から

自分の思いと魂の思いなどでできているアストラル体

@エネルギー体とチャクラを調べる練習

私たちは今の一連のワークを担当していた仲間と思っておいてください。今日は人間のエネルギーの状況についてお互いに確認をとったり、理解を深めるという練習をしていました。これは確かにとても難しい学びであり、単純な人間の言葉ですべて説明できるものではありません。でも、あえてそれを練習するということにもいろんな意味があることでしょう。

まず、エーテル体の状況について、確認をするというのがありました。エーテル体は一般に人間の肉体から放射されるエネルギーの集まりであり、その人自身の肉体の本当のエネルギーの状況をそのまま現しております。しかしそのエーテル体のところにいろんなエネルギーが関与したり、出たり入ったりするために、そのエーテル体からまた肉体にもエネルギー的な影響が入っていきます。

あなたの場合には一般にエーテル体自身のエネルギーの流れが7割ぐらいと思っておいてください。あとの3割はまだ自分の肉体そのものを愛していなかったり、無視していたりするという状況によってエネルギーの流れが不十分であったり、またまったく流れていなかったりするという状況が起こっております。

一番自分にとって流れが不十分というのは、主に精神的なところやそれを肉体レベルで構築しているハートと大脳のところ、ここのところが本来の波動とかなり違う波動で造られてきております。つまり、ハートも思考のところもあなた自身の特性からすればもっともっと直感やインスピレーションをモトにして自分の三次元世界にいろんな影響を与えることができるのです。そしてそれを自分のハートを通していろんな人々に伝えたり、いろんな生命とつながりをつくったりすることができます。

でもそれがまだ人との結び付きにおいて完全な流れができていないために、自分自身の本来の流れが不活発な状況にあり、それによって肉体そのものの流れが不十分という状況になっております。したがって自分の肉体にもっと意識を向け、ほかの人との繋がりにもっと思いやりや愛が入ってくると、あなた自身の肉体自身にもかなり流れが良い方向へと変わっていきます。

でもそれは必ずしも今の段階が悪いという意味ではなく、ほかの人はもっと流れが不十分であったり、人によっては半分も流れていない人があちこちにいます。ですから7割ぐらいの流れが悪いとか、不十分という風には必ずしも思わないでおいてください。

次にアストラル体の説明がありましたが、その説明の通りに、あなた自身のちょうどおなかあたりからある種のエネルギーが外側に出ている状況になっております。これはあなた自身の感情的な作用によってある種のエネルギーがほかのものと繋がっており、そことの関係において自分の感情がある程度、影響を受けるような状況になっております。

そのほかのところというのは、あなた自身が今までに転生した中で造られてきた別の存在に対する影響であり、そことの繋がりにおいて感情的なエネルギーがお互いに関与し合うようにつくられております。したがってある意味ではあなたの感情のエネルギーをコントロールしている存在と思っても良いでしょう。したがって必要なときに必要なエネルギーが流れたり、またそこから吸収されたりして、あなたの日常に大きな影響を与えたりしております。

この種のエネルギーは魂とは別に関与しているために、必ずしも魂の思いとは違う場合もあります。でもそれは良いとか悪いとかの意味ではなく、経験のために必要であり、またそれによってあなた自身がいろんな思いを身に着けることができたりします。これを自分なりにどのように認識していくか。

まず自分自身が本当に魂との繋がりを強くした場合、そのエネルギーは魂の管理の下に移されるでしょう。でも今はあなたが魂とは完全に繋がりをつくっていないために、あなた自身がその存在との間で感情のエネルギーの勉強をしていると思ってください。したがってそれを無事にあなたが学び終わるか、あるいは魂と一体化すると、そのエネルギーは魂のモトに戻されていくでしょう。

左にあったある種の盾のようなもの、これはあなた自身の大いなる存在たちがいろんな意味をもってそこにつくり出していきました。一番大きな働きは、あなたをある種の大きなエネルギーからしっかりと守るためにつくられたものであり、それによってある特別な波動に対してはあなたはまったく影響を受けないという状態がつくられております。

それは主にあなた自身を支配しようとか、コントロールしようとかするエネルギー、自分のいいなりにさせようとするエネルギー、そういったものに対して、そういう盾のようなものが巧妙にプロテクトを行ない、あなたをあまりそういう支配下に持っていかせないような働きをしております。

しかし、理想的にはあなたが自分自身の力を強くすれば、そういう影響を受ける必要はないのですが、まだ自分でそのコントロールができないために、別の存在がそういう仕組みを造ったと思っておいてください。

頭のところにある、ある種の遮られたもの、これはあなた自身が持っている本質的な宇宙に対する恐れと思っておいてください。宇宙の学びをしていても、どこかで何らかの罪悪感や申し訳なさ、あるいは理解できていない、分からないという思いによって自分を宇宙の真の光との繋がりを絶ってしまい、それによって大きな遮られたもののような状況ができております。ですからそれはあなた自身が自分を許し、宇宙と本当に一体化していくという思いを心から感ずれば、その妨害は消えていくことになるでしょう。あなた自身の意識がそのまま現れているものと思っておいてください。

メンタル体やコーザル体に関しては、まだ今の段階においては明確にコメントできる状況にはありません。しかし、いずれはこれらに関しても理解を深めていくことは大切でしょう。したがって今の段階においてはエーテル体とアストラル体について認識を深めることをまず理解しておいてください。

ハートチャクラに関しては、あなた自身の本質との接点の場でもあり、またそれによってあなたの本質をどこまで三次元の世界に現していくか、それの大切なポイントでもあります。今はあなた自身の本質をそれなりに受け取り、そして三次元の中で活動しております。それなりにやっているために、良いとか悪いとかの判断はできません。基本的に考えた通りにうまく進行しております。

ただ、ハートの開き具合という点で見た場合には、生命や人間に対しての開き具合がまだ完全ではありません。でも、それはごく普通の範囲内であり、劣っているとか、ダメだとかいう意味でもありません。ほかの多くの人々と同じように、自分と価値観の合わない人には自然とハートが閉じ、攻撃的に接してくる人にも自動的に閉じてしまう。そういう普通の範囲内と思っておいてください。

喉のチャクラが今日、見た中では必ずしも十分ではなく、また自らわざわざ原因となるものをつくりあげていました。表現するという行動にもいろんな表現の仕方があります。あなたの場合には自分の本質を素直に表現するというのが一番、適しているのにもかかわらず、それが中々実行できないというところでそこの流れが不十分になっております。素直に思ったことを表現していく。これの練習が本当に必要でしょう。

第三の目が形という面であなたに大きな問題を与えておりました。これはあなたの本質から伝わってきた情報をあなたが形として現していく、こういう役割を持っております。その場合に、伝わってきた思いをどのようにして形に現していくか。これこそがあなたの価値であり、またあなたが自分で考えながらやっていくことでもあります。

つまりそれは決まったパターンではなく、またはじめから分かっているパターンでもなく、皆と同じパターンでもありません。あなたが自分で一つひとつ考え、工夫して形に現していく。どういう形に現すか。私たちはそれを楽しみに見ているのです。場合によっては表現かもしれません。あるときは確かに行動かもしれません。でも、あるときには空想かもしれません。あるときには歌を唄うことかもしれません。

どんな形になるか、それはあなたが自分で決めることであり、またいろんな選択肢があります。そのどれをとるか、それを皆で楽しみにしてみているのです。ですからその形を定義しようとしたり、何かに決めつけてしまうということをしないようにしておいてください。いろんな形を自分で編み出していってください。


Aまずはエーテル体とアストラル体の認識から

さて、少し説明をして終わりにいたします。今日、お互いが練習したやり方の中で、自分のエネルギーの領域に応じて自分の体を感じていくやり方をやっておりました。今の人間の感覚能力で、メンタル体よりも外側の身体を識別することはかなり困難です。したがって練習的にはエーテル体とアストラル体が一番やりやすいでしょう。もし、メンタル体の練習をするときには、さらに精妙な波動をお互いが認識できるまで十分に練習を積んでからするようにしてみてください。

アストラル体についてかなり明確に理解でき、最後まで分かるようになったら、メンタル体やコーザル体へと広げていってみてください。ただ、練習そのものは構いません。しかし練習しても、今の認識能力ではかなり難しいでしょう。それだけを理解しておいてください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。



(c)1998 CentralSun
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