1日目(1997/11/22)
先ほど、一人ひとりのお話を私たちも聞いておりました。皆さん方がこの三次元世界でどういう体験を為し、神とのかかわりをどう考え、これから自分はどう生きていったらよいか。それを知るのにとても良い発言となっておりました。そしてそこの感想を少し述べて、休憩の後に続きをしたいと思います。
多くの人は早く神と一体化して、自分が神であるというのを体で感じ、そして役割を演じていきたい。そういう雰囲気を持っているようです。まず、神というものが何故皆さん方を創り出し、この地球に派遣させたのか。一人ひとり確かに役割があり、自分だけの波動を持ち、そして宇宙を創るだけの基礎的なエネルギーも備わっております。
でも、ただ単に皆さん方が自由に好きに満足して生きて、それで十分ということだけを皆さん方に伝えているのではありません。皆さん方の大元となっている本当の自分の存在。これが皆さん方それぞれに必ずあります。この大元の存在は皆さん方が自分で、自分だけの生き方や学びを通して、ほかのどの宇宙にも存在しない自分だけの宇宙を創ろうとして成長しております。
皆さん方の本当の自分は明確に自分だけの宇宙を創っているのです。それはほかのどの宇宙ともまったく違っております。その場合の宇宙というのは必ずしも皆さん方がイメージしているこの三次元の宇宙とは限りません。もっともっとイメージが違い、そして真の宇宙でもあります。皆さん方が見ている宇宙というのはあくまでも三次元的な目によって識別される宇宙の一つの断面にしか過ぎません。単なる星の集まり、銀河系の集まりとしてとらえられている一つの断面にしか過ぎないのです。
私たちが皆さんに表現する場合の宇宙というのは、あくまでもいろんな生命があり、それによって進化を為し、喜びがあり、自分のやりたいことを自由にやっている大きな大きな自分の現れです。この真の宇宙、この宇宙をより素晴らしいものにしようとして皆さん方の真なる自分がいろんな活動を演じております。
中には、必ずしも自分は神という実感を得た人はいないかもしれません。でも、自分の宇宙を皆さん方は本当に創っているのです。ある人の宇宙は、今までどの生命も経験したことのない不思議な領域ばかりを寄せ集めており、それによってどこに行っても必ず感動や驚きがあるような仕組みを造っております。またある人の宇宙は必ずいろんな生命と関わり合うことによって自分のまだ見知らぬ部分を活性化させ、そしてさらにそれがほかの生命へと導いてくれる不思議なエネルギーが得られるような宇宙を創っております。
自分だけの宇宙というものがどういう宇宙であり、それが自分の造り出したいろんな現象にどれだけ素晴らしい愛や喜びを与えていくか。本当にそれを感じてみていただきたいと思います。いまだに多くの人が、自分のことが分からない、自分が何者であり、自分の役割が分からない、そう何度も何度も言ってきました。それを求めることが皆さん方一人ひとりのテーマであり、またそれこそがやるべきことのすべてともいえます。
したがって答を瞬時にして聞き出そうとか、今すぐに分かってしまうとか、そういうつもりで学びをしても意味はありません。これは永遠に続いていくのです。仮に皆さん方がこの三次元世界で役割を終えたとしても、また次の世界での役割がやってきます。そして同じように、そこで自分は何をやるのか、自分は何を為すべきなのか、それを探り出す旅にまた出掛けていくのです。
どこに行っても、皆さん方は自分は何者であり、何をしたらよいのか分からないのです。でも、皆さん方を造り出した大元は常にそれを理解しております。したがってそれを自分で感じてもらおうとしていろんな現象を与えていきます。皆さん方はそれを喜びを持って受け取っていく。そこに大きな大きな意味があるのです。
一人ひとりが、自分が何故今ここにいて、これから何を為し、どういうコースをたどっていくか。それはとても素晴らしい道であり、喜びがいっぱいあり、可能性もたくさんあり、そして確実に成長させてくれるのです。こういった一人ひとりに与えられた喜び、その喜びを皆さん方が表現していただけると、皆さん方の大元がとても嬉しくなり、また共に喜びを味わっていきます。ですから自分が感じた喜びを表現するということはとても良いことなのです。それを抑えておいたり、黙っておくということよりは、喜びを表現するということをもっともっとやってきてください。
今の時点において、皆さん方が自分について理解できないのはある意味では当然のことです。ですから焦ったり、まだ分からないというような自分を責めたりする気持ちはいっさい持たないようにしておいてください。答を手にするのではなく、楽しみながらそれを知ろうとして学んでいく。こういう姿勢が大切なのです。知ろうとする気持ち、楽しみを味わおうとする気持ち、こちらの方にもっと意識を向けておいてください。
ただ、細かいところまで明確に決まっているのではなく、皆さん方の自由意志に任せられているところと何も決まっていないところ、そういったものがあります。そして皆さん方が一瞬一瞬どう考え、どう判断していくか。それによって流れが変わっていきます。例えば、今ここで皆さん方が話を聞いている。自分はいろんなことを考えることができる。
今、皆さん方の思考の中には、皆さん方自身の思いのほかに、皆さん方に何か気づかせようとするエネルギーも同時に流れてきております。このエネルギーは皆さん方のいわゆるハートチャクラから流れてきます。でも、それは自分で受け取って感じた場合に気づきが得られ、そこで感動したり、分かったような状況になってきます。したがってそういう意識がない場合には、せっかくの気づきのエネルギーも何も使われないまま終わってしまいます。
こういう気づきのエネルギー、これを流している大元、これをつまり皆さん方の本質、大いなる自分、本当の自分という風にまず思っておいてください。この本当の自分は地球に来る前からいろんなところで活動しており、そして経験を重ね、成長を続けていっております。この本当の自分は皆さん方の肉体を通して学んでいるのです。そして皆さん方が怒ったり泣いたりしたときもその思いはすべてここに伝わってきます。
ただ皆さん方がもっとこうしたい、こうあってほしい、そう思った場合にも必ずしもそれがすべて実現するとは限らないものがあります。ある程度、自由意志によってそれが可能な場合と、可能でない場合があるからです。しかし皆さん方の場合にはどうしてもやらなければならないもの、どうしても経験せねばならないものという制限が少しずつ薄れてきております。したがって自分の自由意志でつくり出したり、選択を変えることができます。
したがって場合によっては皆さん方が本当に願ったことが自分の本当のところに伝わり、そこから皆さん方望みに従った現実のエネルギーが流されてくる場合があります。皆さん方がそれによって少しでも満足し、喜びを感じていただければ皆さん方の大元がとても嬉しくなるのです。そしてそういう現実が与えられたことに感謝を示して、その意味を理解していくと大元はさらにエネルギーを強く流していきます。
皆さん方と大元がこうやって常にお互いにやり取りしながら、現実を造り、学んで成長していく。これは皆さん方と同時に大元にとっても大きな喜びなのです。こういう現実を一人ひとりがこの地上で役割を演じながら造っていく。私たちからみると、皆さん方はとても素晴らしい働きをしているのです。
今までこの地球において、自分の思い通りに現実を造り変えた人間はそれほど多くはおりませんでした。決められたエネルギーに従い、言われたとおりに行なう。そういう人間が多かったからです。でも、今少しずつそういうエネルギーを手放していく。自分の思い通りに現実を変えていくことが可能なように変わってきております。これからはそういう新しい時代が皆さん方に訪れてくるのです。
そういうときに、自分の満足すること、自分の喜びとするものが何であるのか、三次元的な肉体を持った自分だけではなく、自分の大元が喜ぶこと、それによって心から満足が得られる。こういう感覚がだんだん分かってきます。心から満足感が得られる。心から喜びが得られてくる。これをどんどん身に着けていくと、自分の行動そのものが自然と大元が望んだことと同じになってきます。
こういう状態そのものが神と一体化する入口といえるでしょう。なぜならば、大元はもう神の思いを十分に理解しており、その思いを達成させようとしてまた自分で活動しているからです。皆さん方がそういう大元の思いを受け取り、そしてそれを喜びとして演じていく。そういう時代がだんだん近づいてきているのです。
さぁ、これ以降の詳しい話は後で行なうことにしましょう。まずは、今、それぞれ自分と大元との関係を少し感じてみていただきたいと思います。皆さん方の大元からエネルギーが流されてきます。自分の場合はどこでどういう風に感じるのか、一人ひとり自分で工夫しながら感じとってみてください。少し、時間をとりますので、自分のやり方で大元のエネルギーを感じてみてください。
それではここで少し休憩にします。ありがとうございました。
ほとんどの人は今、この地球において自分が何らかの役割をなし、そして神と一体化して本来の自分に戻っていく。基本的にこの流れを使いますが、実際には一人ひとり、そこにおいてかなり違う経験が必要とされます。多くの人がこの地球で今、一緒になっております。そしてそれぞれ自分の経験を行ない、自分の成長のために共に学んでいきます。ここにおいて、皆さん方が獲得するいろんな経験は本当に貴重なものであり、今、この地球においてだけそれが体験できるものです。
今、もしこの肉体がなかったら、皆さん方はこの貴重な経験ができないというとても素晴らしい肉体が与えられております。この肉体がどのようにしてつくられ、自分に与えられてきたか。それを皆さん方が理解することができたら、いかに皆さん方の大元がいろんな準備をして入念にその下準備を重ね、皆さん方を地球に送り出した、その状況が良く理解されることでしょう。
そして今、やっと大元の計画通りにそれぞれがこの地球という惑星に来て、一緒の体験を重ねております。この地球という惑星において、一人ひとりが経験すべきこと。いわゆる愛と呼ばれていた表現で、いろんなことが言われてきましたが、この愛にもいろんな種類があり、一人ひとり体験すべき愛の特質も違います。その愛一つとってみても、自分だけの愛を身に着ける必要があり、そして実際にそれを行動することによって身に着いていきます。
皆さん方の大元がそれまでに経験しようとしても身に着けることができなかった素晴らしい愛、人間との関係。今、それを経験しようとして地球にやってきました。この地球にやってこれたお蔭でいろんな人間と出会うことができ、いろんな生命が同時に存在する場合の巧妙な仕組み、何から何まで実にバランスがとられ、巧妙にできているこの自然界、完全なる宇宙の仕組みをこの地球上で実現している素晴らしさ、いろんなことを学ぶことができました。
それぞれがこの地球において、今までに身に着けたものは本当に素晴らしいものです。でも、そのほとんどは皆さん方の魂の大元にとって意味があり、学ぶべきものがたくさんあり、またこの巧妙な仕組みを理解することができました。でも、皆さん方の一人ひとりの意識から見れば、今まであまりそこまでは実感がなかったでしょう。どうしていつもこんなことが繰り返されるのか。どうしてうまくいかないのか。それで悩んだ人も多いはずです。
でも、今、皆さん方は確実に本来の自分に目覚め、人間として本来の能力を発揮する時期に入ってきております。今までとは違う生き方が可能なのです。今まではやりたいこと、喜びを感じるものがいっぱいあっても、それが中々うまくいきませんでした。お互いのエゴがぶつかり合い、欲望がお互いを奪い合ったためにどうしてもそこには自然な流れが起こらず、自分に戻ってきて自分が奪われる状況になってきます。でももうこれからはそういうエネルギーは通用しなくなります。
皆さん方自身も自分が本当に幸せになることを考え、他人が喜ぶものを考えるために、もう奪い合う生活はなくなってきます。お互いがお互いに認め合う時代。お互いに許し合う時代がやってくるからです。さて、一人ひとりが自分を許し、他人を認める時代に入っていき、本当の自分と思いをともにし、本当の自分が実現したいことを自分も同じように感じて行なっていく。自分の喜びが本来の自分の喜びになり、宇宙全体が共に喜んでいる感覚が伝わってくる。自分だけの喜びではなく、自分が楽しいと思うことが宇宙そのものの喜びに繋がっていく。
皆さん方はそういう新しい時代を今、迎えようとしております。ここにいる11人の人々のそれぞれの素晴らしい大元、今、一生懸命皆さん方と繋がろうとしております。そして少しでも同じ思いを抱き、同じ喜びを感じようとしております。皆さん方の大元がどういう役割を持ち、どういう意味を込めてこの地球にやってきたか。それぞれから今、何らかの情報が伝えられます。何とかそれを感じとろうとしてください。
(Kaさん) あなたと私の関係は、私たちがこの地球という惑星を知ったときにつくられたものです。とてもとても古い魂を使ってあなたのエネルギーをつくり出しております。この地球においてあなたをとても素晴らしい人間として進化させ、そして私たちの素晴らしい仲間になり、この宇宙でいずれは光り輝く人間となって活躍していただくのを考えております。
あなたの波動は私たちの中でもかなり特殊なところをたくさん集めてつくり出しております。この体には私たちが経験してきた素晴らしいものがたくさん溜められております。人間としての経験ではまだ確かに納得できなかったところがあるでしょうが、それでも私たちは十分に満足しております。この地球において、まだまだ学ぶべきものがたくさんあります。ですから私たちはまだまだこの地球で活動したいと望んでおります。
ただあなたが時々、とてもつらい思いを抱き、私たちにいろんな感情を出してくるのが分かります。ですからあまりあなたがつらくなることまで私たちは要求はしません。ただ、できればもう少しこの地球で私たちの役割をやっていただきたいと思っております。今、ある意味ではあるプロジェクトの終わりの段階であり、もうじきまた別の計画が始まろうとしております。
したがってこの切り替わりの最中において、いろんな混乱が起こっている状況です。でも、あまりそれにこだわらずに、できればこれからの新しい計画の方、自分とこの地球の新しい波動との組み合わせや新たなる調整を自分でどのように見つけ、そして自分のものとし、大いなる神々とあなたがどのように繋がっていくか、私たちはそれを楽しみに見ております。できればあなたが自分の力でそれを見つけ出して欲しいのです。私たちはそれをとても楽しみにしております。どうか挫けずに、最後までやっていただきたいと思っております。
(Kiさん) あなたが人間として身をまとい、私たちの一人として学びを重ねている。いずれは幸谷ってお互いに理解し合い、コミュケーションをとれる時期がやってくるだろう。今はあまりそれを理解しようとせずに、ただこの地球という惑星で自分が満足して生きられることをまず見つけ出してほしい。人間として確立することをまずやっていただきたい。
ここの惑星はとても大切な惑星であり、ここで人間として確立するということはとても素晴らしい意味がある。この地球で経験できるということは私たちにとってもとても嬉しいものである。あなた自身の輝きは私たちにもよく分かる。自分で確認する必要はない。私たちがよく分かっている。
もし私たちとどうしても繋がりの確認を取りたければ、自分が今まで思ったことや感じたことを大切にし、自分は本当にどういう役割を演じているのが楽しいか、自分は何をやっているのが一番嬉しいか、そこにもっともっと意識を向けていってほしい。あなたがそれにしっかりと意識を向けているときは私たちはいくらでも情報を与えることができる。
ただ、自分は何をやっているのが一番良いのか、そこだけに意識を向けていってほしい。あなた自身の本来の輝きは、美しいオレンジ色に赤紫が混じった宇宙でも極めて珍しいシンボルである。自分自身の光を大切に大切にもっていっていただきたい。
(Muさん) 今までの経験の中でも、この今の人生は極めて大きな意味を持つ。あなたが本来に目覚めて動き出すか、それともまだ不完全なままで終わるか、ちょうどその間にある。完全に目覚めて私たちにのところにくるにはあといくつかの克服する課題が残っている。本当の自分をしっかり見ようとする強い心、そして自分の本当の姿を堂々と表に出す勇気。
私たちの仲間はそれぞれが素晴らしい波動を持っている。どの波動も皆、自分だけの波動を保っている。自分が自分であるために、自分だけの波動を保っている。わずかでも自分を見失ったときに、その者の波動は私たちの仲間から外れてしまう。私たちは私たちであるために、自分以外の波動を取り入れないようにしている。
あなたも私たちと一つになりたければ、自分以外の波動を取り入れないことが必要となる。それは単純ではあるが、易しくはない。正直であるということは素晴らしいことであり、単純ではあるがきわめて難しい。なぜならば、正直な者ほど騙されやすい。自分の波動を保つためにはすべてを理解し、自分をしっかりとさせておく必要がある。自分に負けてはいけない。真の強さを身に着けたければ、自分に負けないことだ。是非、私たちの仲間として頑張ってきてほしい。
(Iさん) 私たちの仲間は12の波動で活動している。あなたはそのうちの8番目の波動から来ている。今までのいろんな経験はあなた自身の波動を完成させるために行なってきた。一つひとつの経験があなたにとってとても大切なものであった。しかしこの大元が今少しずつ変わってきている。あなた自身が新しいエネルギーを取り入れるに従い、私たちの本来の8番目の波動とはかなり違う波動に変わってきている。
私たちはあなたの成長をそのまま評価し、さらなる成長を願って私たちの波動自身を大幅に変えようとしてきた。そのために私たちの大元そのものが急速に変化してきている。あなた自身がもたらした新たなる波動が私たちの仲間全体にも影響を与えてきた。これは私たちにとって喜びでもあれば、また考えてもいなかった展開でもあり、大幅な計画の修正が必要とされている。
今までのあなたの活動とは違う働きが用意されたりするが、でもそれをあなたは次々とクリアしていくだろう。大いなる光の存在たちはあなたをしっかりと導いている。それによってあなたの波動が急速に変わろうとも、何も問題ないようになっている。大いなる光の存在たちと共に、まだまだ波動を新たなるものに変えていってほしい。私たちもあなたに合わせて急速に波動を変えていく。自分の能力をもっともっとしっかりと認識して、今のペースで頑張っていってほしい。
(Taさん) 私たちはあなた自身の活動をとても評価しています。あなたが考えている以上にあなたの活動は意味があります。あなたの行動の一つひとつが私たちの仲間に学びを与え、そして気づきを与えてくれます。私たちはこの地球に来たときにはいろんな意味を込めて活動を考えておりました。でも、その一つひとつが必ずしもここの地球において好ましいことではないとにも気がついたものがあり、少しずつその計画を修正してきました。
いろんな計画の修正が次から次と重なってきて、だんだんあとで不都合が起こるようになってきました。でも、それにもいろんな意味があり、私たちは学ばされることがたくさんありました。今のあなたの体験の一つひとつがその最終的な修正、確認、そして飛躍というエネルギーで進んでいっております。
したがって一つひとつをすんなりいかせようとか、何も問題なく進ませようというのではなく、今までの何をそこで終わらせ、次に向かっていくか、どういうところの間違いをそれで教えようとしたのか、そういった観点から経験を進めるようにしていってください。私たちは一つひとつの経験をとても大切に思っております。あなたという人間の肉体を通していろんなことを理解することができました。
あなたがいろんな思いを抱き、自分を苦しくさせてきたのも一つひとつ意味があります。でもそれは私たちにとっての学びであり、あなたにとっては必ずしも嬉しくはなかったかもしれません。でも、いずれは私たちと活動するようになると、いろんなことが分かってくるでしょう。せめてそれまでは今の人生そのものを何とか楽しむように変えていってください。
私たち自身はあなたの行動の一つひとつをしっかりと見ております。けっして採点したりするつもりはありません。ただ単にあなたがどのような楽しみを見つけ、喜んでくるか、それだけを見ております。是非ともこれからも自分というものを大切にして人間関係を味わっていってください。
(Saさん) さぁ、あなた自身の大いなる本質があなたと接点をつくろうとしております。あなた自身の本質はこの宇宙でも素晴らしい役割を演じております。自分の価値をもっと認めるように。あなたはもっともっと私たちと一つになる必要がある。あなたの輝きはまだまだあなたが考えているものではない。あなた自身の本当の輝きをもっともっと光らせるように。
今までの学びはまだホンの一部にしか過ぎない。あなたがこれから身に着けるべきもの、本来の波動を活性化させるためにはまだまだいろんなものが必要となる。これから大急ぎで本来の自分をもっともっと目覚めさせ、力を発揮していくように。この宇宙の中でも一段と光り輝く素晴らしい光。あなた自身の本質はそこから来ている。
自分はその中でもとりわけ大切な役割を持って地球にやってきている。人間が人間として完成するために、あなたの働きが是非とも必要となる。もっともっと自分を光り輝かせ、しっかりと行動していくように。これから大いなる光の存在を常に自分の身近に置いておくように。一時も離さぬように。毎日、離さぬように。
(Moさん) 私たちはいつもあなたと共に活動をしています。あなた自身の大元はある惑星から生まれたものであり、それはこの宇宙において人間や高度に進化した生命に対していろんな気づきや目覚めの波動を送り続けている永遠なる生命の一つの波動です。この波動が常にあなたを通して人間に流れていきます。人間とは何であり、何故今、生きるのか。どこまで行くのか。そういう気づきを常に与えていきます。
まずは自分が何であり、何故今いるのか、それを自分なりに理解することが必要となります。あなたは何であるのか、それを常に考えることにより周りの人間は自分は何であるかを考えていきます。私は光だ、そう思うと周りの人間も自分は光ではないのか、そう思って伝わっていきます。あなたを通して目覚めや気づきが伝わっていきます。
あなたの存在。自分はそこにいるだけで気づかせ、目覚めさせることができる。さぁ、その能力をしっかりここで身に着けていってください。
(Koさん) 今までのあなたの人生があなたにとってどのような意味があったか。ただ単に好きなように生きてその場をしのいできたとか、それだけの意味では毛頭ない。とても大きな大きな意味がある。私たちはあなたを創るときに、最低限、注意したことがいくつかある。
ここの地球という惑星において、人間が生まれるときにはいろんな条件が必要となる。いずれは神になるために、自分がすべてを管理して責任を持って行動するということが必要とされる。したがって最低限、その能力を身に着けたものしか生まれることは許されなかった。あなたの場合は自分の責任というところにとても難しいところがあった。しかし、私たちはあなたを創り出すことを積極的に望んだ。
したがって私たちは何としてでもあなたを見守り、しっかりとした人間、そして神にまで育て上げて一緒に学んでいく必要がある。今のところ、私たちは順調にいっていると思っている。ここに来れただけでもあなたは大変な許しが与えられている。しかし、まだ自分というものに対して常に否定してしまう心が残っている。もっと自分に自信を持ち、責任を持って行動していくということに意識を向けていってほしい。
(テープ反転)これからの人生は今のあなたにとって必要なものだ。自分が神となるのに必要な経験である。自分という人間の価値をもっともっと認めてほしい。自分という存在をもっともっと評価してほしい。そして神となって戻ってきてほしい。あなたがそうやってこの地球で頑張っているのを、私たちは光栄に思っている。最後まで頑張ってほしい。
(Naさん) あなた自身の大元はいずれはこの宇宙において大切な役割を演じていく。したがってあなたの思いとはかなり違うとても素晴らしい役割を演じていく。何故あなたの体を創り出したのか。あなたの大元はいろんな経験を望んでいた。この地球において、日本人として生まれることを望んでいた。典型的な日本人のエネルギーを学ぼうとしていた。
男性中心の社会。その中で自分は何も表現できない。女性が美しくなり、自分をどんどん表現していく。でも、自分は何もできない。これはある意味では日本人に共通したエネルギーでもある。あなたはその典型的なものを学ぼうとしていた。しかし、あなたはそれが学びではなく、自分そのものと思い込んでしまっている。それが当たり前と思っている。それは違う。
単なる学びのテーマにしか過ぎない。それはあなたではない。あなたではない。あなたは光り輝いている存在だ。あなたは表現できる存在だ。あなたは思いやりに溢れた人間だ。間違ってはいけない。あなたがそう思いを持っている限り、私たちに繋がることはできない。本当に学びを続けたければ、自分は神だということをしっかりと宣言して行動していくように。
ほかの人間と比較しても意味はない。なぜならば、神は比較することをしない。神はうろたえたり、落ち込んだりしない。神は自分の悪口を言わない。ごまかしがあり、逃げている。もっともっと自分の本質と直面して、自分から近づいていくように。
(Yaさん) 私たちはあなたの体を通してこの地球で体験しています。人間。素晴らしい生命です。この地球も素晴らしい惑星です。良く頑張ってやっております。私たちはこの地球において人々に潤いを与えたい。心が安らかになってもらいたい。私たちの本質の波動は触れ合うことの喜び、接することの喜び、行動することの喜び、そういった波動を持っております。
これは今の人間には必ずしもうまくいかない波動でありました。お節介になったり、嫌がらせ的になったり、出しゃばったり、いろんな方向に曲がってしまうことがあったからです。でも、純粋に相手のことを考え、純粋に自分の光を放っていくと、相手はただそれだけで安らぎが得られ、潤いが出てきます。
あんまり何かしよう、何かしようと気張らずに、気楽に、ただ自分は楽しく動き回っているだけで周りが安らいでいくというのをだんだん分かるようにしていってください。これからもまだまだ活躍する未来があります。楽しみながら、潤いを与えていってください。
(Haさん) さぁ、最後の番だぞ。今までのワークの中でも、今回はとりわけ面白いものがある。今まで自分でも信じられなかったいろんなことが分かってくるだろう。今まで何故ふざけていたか、何故アホらしいメッセージがきたか、何故ばかげた遊びが多かったか、その本質が分かるかもしれない。分からないかもしれない。いかにもあなたの本質が分かってくる。それだけで10年分は得したと思え。ハハハ。
それでは最後に改めて自分の本質のエネルギーと一体感を感じてみてください。一人ひとりの本質がどんなに素晴らしいものであり、役割があり、輝きがあり、そして皆さんを大切に思っているか。本当に理解してほしいと思います。この地球にやってきて今の人生を送っているのにも、本当に大きな意味があるのです。ただ単に間違って生まれたわけではありません。意味があって、役割があって、自分で選んでやってきました。
でも皆さん方の本来の働きは来れからです。まだまだこれからです。でも、そのためにも自分は自分であるということをしっかりと思い出し、本質と共に歩き、神の思いを実現していく。本当にそれをやっていただきたいと思います。皆さん方が本質と一つになり、そして地球が素晴らしい地球になっていくのを私たちは願っております。それではここで少し休憩をとります。ありがとうございました。
2日目(1997/11/23)
ただ、その場合に呼んでくるエネルギーをとても高いものとして認識したり、素晴らしいエネルギーとして認識すると、そういう現れ方しかできなくなってしまいます。したがって本当は皆さん方の本質と同じような光であり、仲間であり、波動である存在が皆さん方のところにやってこようとすると、皆さん方の概念に合わないことがあり、同じレベルで交わろうとしても交われなくなってしまうことになります。
一般に、中々ビジョンが見えないとか分からないという人は、そのように異常に概念で高いものとして造り上げてしまったり、自分とはまったく違うエネルギーであると風に造り上げている場合に、分からないことがあります。したがって本当に同じ仲間であり、同じエネルギーである、あたかも友達であるかのようにと、そういう認識をもって呼んでいただく方が私たちにとってもとてもやりやすくなってきます。そうやってこれからエネルギーを受けるときはそういう雰囲気を造っておいていただきたいと思います。
また先ほどの練習の中で、いろんな存在を呼ぶときに、何度も何度も名前を呼ぶ人がおります。これは必ずしも好ましくはありません。名前そのものは私たちにとっては単なる一つのシンボルであり、その存在そのものではありません。そのシンボルは一度発すると、相手に伝わるために、もうそれで相手はここにやってくる準備ができております。したがって一度名前を呼んだら、あとはただそれを待っている。ひたすら心を空白にして、エネルギーがやってくるのを感じている。そういう状況にしておいてください。
ただ、そういったことを抜きにしても、皆さん方はとてもうまくやっておりました。おそらく今のこの日本の土地において、これだけいろんな波動を自由に呼び出すことができるのはそんなにないものと思われます。ただ、ここでうまくできたからといって、自分のところでも自由にできるとは限りません。自分の家でやるときにはその聖なる場所のようなところを造っておいて、そして本当に綺麗な状態にしてエネルギーを呼ぶという気持ちを常に持っておいてください。
今、皆さん方の波動が少しずつ変わってきている。自分という存在が単に皆に合わせていた自分ではなく、自分が中心になってこの地球の中で息づき、確立した人生を歩んでいくという方向へと変わってきております。自分が確かな人間として実感が得られ、喜びを感じてくる。そのために自分のことをもっともっと理解し、自分の持っている特質をなるべく詳しく知り、そして実際に使ってみて地球にどんな奉仕ができるか、宇宙との繋がりがどうなっているのかを知ろうとする。それによって皆さん方は成長を続けようとしております。
その時に、よく言われる「自分を知る」、「本当の自分を知る」これが常に自分に疑問を投げかけてきます。私は本当は何であるのか。自分は何故今ここにいるのか。本当は何をするのを望んでいるのか。ほとんどすべての人が常にこの疑問に迷っているようです。でも、それは自分で見つけることしか許されておりません。いくらすべて知っているマスターたちでもこれを言うことは許されておりません。自分で見つけるのです。また自分でしか見つけられないのです。自分で見つけることができるのです。
ただ、その場合、多くの人が常に混乱に陥り不満を感じるのは、あの人は自分のことを知っているのに私はまだ分からない、ほかの人は自分の役割を知っているのに私は理解していない、そういう意識で自分をまだダメな人間だ、まだ役に立っていないという風に思っている人がおります。
一般にほかの人がほかのチャネラーから役割を聞いたり、ヒーラーから自分の情報を引き出したとしても、それはほとんど合っていません。自分のことは自分でしか分からないように造られており、本当は自分の姿をほかの人間が理解して伝えるということはまずできません。ほかの人が自分の役割と思っているものは実際には自分の役割ではありません。それは本当はそういう風に伝えたチャネラーとかヒーラー自身の役割なのです。
そのヒーラーとかチャネラーが相手に対してのメッセージであると言うのは、相手の人のメッセージであるかのように勘違いして伝えているのに過ぎないのです。自分への情報は直接、自分で受け取るしかできないのです。そういう意味で、ほかの人から自分の使命はこうだと伝えられた、私の使命はこういう風だと言われた、そう思って信じ込んでいる人は実際には自分の本来の使命をまだ理解していないのです。
そういった意味から、皆さん方が先ほどいろんなエネルギーを呼んで自分の情報を一生懸命、引き出していました。それこそは皆さん方の真実です。皆さん方の本当の役割でもあります。ですから、ほかの情報に惑わされることなく、自分が直接手にした情報やエネルギーを本当に信じ、そしてそれを自分のものとして使っていってください。
自分は何であるのか。多くの人は、言葉で、あなたはヒーラーが向いている、あなたは指導者タイプだ、あなたは人々を愛する、そういう言葉を期待して自分の正体を知ろうとしております。でも、本当の皆さん方の本質が考えている一人ひとりの役割はそういうものとはまったく違います。
それぞれ自分だけの波動を持っており、その波動をいかにこの地球に定着させるか。地球とのエネルギーのやり取りによって、自分がいかに学びをし、新たなるエネルギーを身に着けていくか。これを一番考えております。したがって実際には皆さん方の一人ひとりの役割はただ単にこの地球において思う存分に楽しみ、十分に自分のエネルギーを発揮していく。これで本当に十分なのです。
あえてほかの人に何かをするとか、大きな働きをするとか、皆の先頭に立って先に行くとか、そういう必要はないのです。また、そういう役割は本来、あり得ません。私たちのつくり出した役割はあくまでも自分の波動を確立するために造ったものであり、ほかの人を導くとか、ほかの人に何かをするとかいう役割はいっさい造っておりません。それは人間の願望によってつくられた役割です。私たちのつくり出した本当の聖なる役割とはまったく違っております。
したがって自分の正体を知ろう、自分の本来の役割を知ろうとするときに、ほかの人とのかかわりで考えるということはもうしないようにしてください。ほかの人とのかかわりを考えた段階で比較ができ、そして自分の競争意識や優越感、プライドみたいなものが次々と出てきて、またおかしな状況に巻き込まれてしまいます。自分は自分のペースでただ自分のエネルギーを確立していく、それだけに一生懸命、思いを持っていってください。
でも、今それが新たなる時代に向け、素晴らしいエネルギーに変わろうとしております。それに向けて、人間の役割が新たなる役割へと変わっていき、この地球をより輝ける惑星にするために人間が中心となって活動していく時代に入っていきます。これからの人間は本当の地球の光のことを考え、人間一人ひとりが持っている本来のエネルギーをこの地球に流し、地球が今までにない輝きを増していく。そのために人間一人ひとりが素晴らしい自分の波動を地球に流していく。これからはそういう時代に入っていきます。
ただ、今まで多くの人間が自分のエゴに負け、他人との争いの中でいろんなエネルギーを地球に与えてきました。地球はそのためにとても苦しい状況に陥ってしまい、急には新しい波動に切り替われない状況になっております。したがって新しい地球に変わるためには、今まで造り出した人間のエネルギーをいかにうまく新しいものに切り替えていくか。皆さん方一人ひとりが今までの執着や概念から切り離され、いかに新たなる波動を流していくか。そこのところが一番大きな鍵を握っております。
多くの概念や執着を手にしている者は新しい地球に変わろうとしてもどうしても難しくなってしまいます。でも、実際にはもうそういうエネルギーそのものがこの地球には合わなくなってきており、地球は大急ぎで新しい波動に変わろうとしております。そのためにも皆さん方が新たなる波動をどんどんと手に入れ、今までの考えや執着を手放していく。それを大急ぎでやっていただきたいと思います。
今、皆さん方の現実において、一番手放すべき概念が何であるか。自分は神である。これをほとんどの人がまだ完全には理解しておりません。自分は思った通りに行動し、それですべてうまくいく。自分の思い通りに物事が進んでいく。それによって自分は神だという証を得ている人もおります。
確かに、これは神の一つの側面ではあります。でも、自分は神であるということの本質はもっともっと奥の深いところにあり、本当に自分がこの宇宙を創り出し、自分の思い通りに物事が進み、周りの者が皆、自分の為に役割を演じてくれている。すべての現象は自分が造り出した通りに進行していっている。
一つひとつがすべて自分の為に現れている。これを完全に理解することが必要となります。また実際にこれが行なわれております。すべての現象がすべて自分の創り出したものであり、自分の為に現れている。この本質を理解したときに、改めて自分の力の偉大さに気がつくでしょう。自分の思考のエネルギーがいかに強いものか。これがいかに大きな影響を与えていくか。一人ひとり理解されていきます。自分の現実がすべて思い通りに進行している。
さて、今ここで皆さん方にいろんなエネルギーが現れてきて、それぞれにアドバイスを与えていきます。
この地球は人間が主導権をとって生命を進化させていくように造られております。したがって人間はほかのいろんな生命をしっかりと管理し、成長を見守っていく役割があります。人間がこの地球の生命のいろんな鍵を握っております。でも、今のところ人間はまだいろんな生命に対して必ずしもよい関係が造られておらず、恐れや不快感のエネルギーがたくさん残っております。
人間にとってイヤな動物、気持ち悪い動物、何故そのような動物が存在していたのか。気持ち悪い。恐い。人間はそういう風に理解していますが、例えばヘビやクモから見た場合に人間をどういう風に見ているか。ヘビの集合意識から人間を見た場合には、人間はとてつもなく巨大なエネルギーの存在であり、自分たちのいろんなエネルギーを破壊するときもあれば、また有効に使うこともある。とても得体の知れないエネルギー体として映っております。
必ずしも人間を恐れているわけではありませんが、かといって本当に友好的な感覚でもありません。ただ、一般論として人間に近づこうとはしておりません。ただ、いろんなエネルギーを次から次と使い、いろんな手を使ってヘビに近づいてくるという感覚は理解しております。
クモから人間を見た場合、人間というのはとても分かりにくいエネルギー体として映っております。ほかの動物の場合は、ある程度、その行動のパターンが読め、何らかの傾向が見受けられております。でも、人間はそういった傾向をいっさい掴むことができず、がむしゃらに襲ってきたり、急にエネルギーを破壊したり、巧妙に誘い出したり、いろんなことを使って接してきます。したがって人間をとても不可思議なエネルギー体として理解しております。
さてこのように動物たちは人間というエネルギー体がきわめて分かりにくく、コミュニケーションがとれず、また一方では狂暴で恐ろしいエネルギーのように感じたりしています。彼らは必ずしも人間に危害を加えたり、襲うという気持ちはいっさい持っておりません。むしろ今までの歴史においては人間が彼らを襲ったことの回数の方がはるかに多いのです。したがって人間が彼らを襲ったり、否定するという根拠は本来、どこにもないのです。
では何故、人間はそのような動物を次から次と否定したり、恐れたりしてきたのでしょう。人間は愛することを教えられ、その大切さを学んできました。でも、あまりにもその人間愛が強く出すぎたために、人間同士の行動ばかりに目が行き、動物とのかかわりや自然とのかかわりをどんどん薄くしていってしまいました。
確かにそれでも人間同士が愛を身に着け、豊かになり、そこから動物にまで意識を拡大していけば、問題はなかったでしょう。でも、現実には人間同士で争いが起こり、否定し合い、憎しみ合うエネルギーが次々と造り上げられてしまったのです。人間同士が愛に満ちた社会になるということが確立されず、ただ否定のエネルギーのみが膨れ上がってきました。当然、動物に対して意識を向けるということはほとんどなく、同じように憎しみや否定のエネルギーだけが動物に対しても向けられてしまいました。
日本では古代においては必ずしも動物を否定的なものとは扱っておらず、自然の中の一つの生命としてお互いに交わっていた時期がありました。必ずしも、ヘビやクモでさえも気持ち悪いとかイヤだとかいう雰囲気で捉えられたことはありません。でも、西洋文明が入ってくると同時に思いが人間の感情の面にどんどん向かっていき、動物に対しての愛情が薄れていくようになってしまいました。必ずしも西洋文明が悪いというわけではありませんが、その取り入れによって失ったものがたくさんあります。
今、新しい時代に入ろうとしているこの時期に、動物に対してのこのような思いをどううまく処理して持っていくか。人間の場合は、一度、否定したり、憎しみを持った場合に、それを愛に変えるということがとても難しくなっています。一度、嫌ってしまったものをもう一度、好きになる。これがきわめてできにくい感情の構造になっています。でも、そういうと、まったくこれからの見通しがなくなってしまいます。ですからこれは克服すべき課題として残っております。では、動物に対して友好的な感情を身に着けていくにはどのようにしていけばよいのだろう。
皆さん方の場合は、たまたま日本において、昔話でいろんな動物とのかかわりが記されております。本当に人間と動物が仲良く暮らしていたときもあります。できれば日本の方々がそういった昔を思い出して、動物が別に悪いわけではなく、否定されるものでもなく、恐れるものでもないというのを思い出して欲しいのです。皆さん方の心にはそれが必ず宿っております。
動物のお蔭で助かった時期もあります。動物のお蔭で救われ、心が癒された者もおります。必ずしも恐れたり、攻撃したことばかりではありません。そういった仲間として接したこともある。そういう思いを何とか思い出して欲しいのです。ほとんどの人は否定してしまう気持ち、恐いとか恐ろしい、気持ち悪いというエネルギーを先に呼び出して、そこから動物を克服しようとしている。でも、それは極めて難しい。そうではなく、昔、仲の良かったころ、動物と一緒になって平和に楽しんでいたころ、そのころのエネルギーを呼び戻して欲しいのです。
今、気持ちを何千年も前に戻していって、豊かな自然、森があり林があり、青々と茂った草がある。空は晴れ晴れとして、とても気持ちの良い風が吹いている。カラスが自然と一体となった美しい声で鳴いている。カラスの鳴き声はそこに棲める生命たちへのメッセージであり、気づきでもあり、呼び掛けでもある。
さぁそろそろ自分のところに戻れるように。さぁ皆、次の段階へ進んでいく。カラスは自然にそう訴えているのです。さぁ、人間もそこから、よし、それではそろそろ帰ろうか。お互いにコミュニケーションをとっている。
ウサギがピョンピョン跳ねている。素早い動き。その動きの一つひとつにいろんな意味が入っている。ほかの動物たちとのいろんな調和をとったり、新しいエネルギーを身に着けてそれを伝えてあげる。喜びを少しでも見つけ出そうとして、探し回っている。新しいものが見つかるとすぐに跳んでいって、そして伝えてあげる。
さぁ、人間はそのウサギからいろんな情報を受け取ることができる。向こうの山では今、こうなっている。森の向こうでは今、こうなっている。そんな情報を持ってきてくれる。大いなる自然のエネルギー。風が皆にささやきかける。いつまでクヨクヨしているんだ。この空気を思いっ切り吸って、晴れ晴れとして自由にやってごらん。
さぁ、動物も自然も人間も、同じ世界でお互いに分かち合うことができる。動物は何も怖くはない。何も恐ろしくはない。むしろ友達になろうとしている。いろんな動物と接していってほしい。恐れることなく、愛情を持って、正面から接してみてほしい。向こうもちゃんと合わせてくれる。
動物は人間にいろんな気づきやイメージをもってきてくれる。動物が現れたときに、何か一言でも良いから会話をしてみてほしい。コミュニケーションをとってみてほしい。そのたった一つのコミュニケーションがとても必要な会話であり、また動物に対する愛でもある。この積み重ねがこれからの地球の生命を生かしていく。これからの生命を生かすためにも、動物との一つひとつの会話を大切にしていってほしい。それを自分のものとして造り上げていってほしい。
大いなる大いなる神々たちよ、皆さん方に祝福を与えよ。さっき、身に着けたやり方で自分の神々とのエネルギー交換をして、交流をしてみてほしい。さぁ、神々と皆さん方との交わりの儀式である。
それではここで少し休憩をとります。ありがとうございました。
私は2000年前に人間の本質的なところを伝えようとし、人々が何故愛することを恐れ、自分の生き方を押し付け、家族でさえも罵り合うのか。その現実をしっかりと自分で見つめ、神の法の下に本来の役割を演じていく。それを少しでも理解していただきたいと思い、人々に伝えて歩きました。
その時の私は今の皆さん方と同じように、神の助けがありながらも、自分が何であるのか分からず、自分はどうして良いのか分からず、自分を疑い、分からないまま行動をとってきました。人々は私を神のように扱い、魔術師のように扱い、私を崇めたものも出てきました。
私は天なる父の言葉を聞くことができました。天なる父は常に私に激励の言葉を与え、人々を愛することを伝え、そして当時の社会から不正がなくなるのを伝えてきました。しかし、当時の社会は私の言葉をまったく受け入れようとせず、父なる神の言葉さえも理解しようとせず、金銭に執着し、愛欲におぼれた人生を歩んでおりました。人々が願っているのは何であったのか。人々は何を求めて行動しているのか。
私はいろんな素晴らしい人間たちと出会い、聖職者に出会い、僧侶たちにも出会って話を聞きました。それぞれは代々伝わるいろんな教えを頭でしっかりと理解し、多くの人々に伝えておりました。
でも、彼らの心には本当に人を思う気持ちがまったく感じられなかった。戒律を守ることだけを第一に考え、神の教えを守ることだけを頭に入れ、本当に人を心から包み込む優しさを身に着けようとする者はどこにもいなかった。それで本当に人生が楽しいのだろうか。神から教えられたという戒律だけをただ守って、その通りに行動することで人生が楽しいのだろうか。
男は女を求め、女は男を求め、生活を豊かにするために金銭を求め、そして神が来たときだけ神に懺悔する。そんな生活が本当に楽しいのだろうか。少なくとも私は楽しいとは思わなかった。私の天なる父もそんなことは認めていなかった。なのに社会は完全にただ戒律を守り、神を畏れ、聖職者を崇めている。そんな生き方に何の喜びがあるのだろう。自分たちの真の喜びはどこにあるのだろう。
それから2000年、今、皆さん方の生き方はどうであるのか。心から楽しい生き方が確立されたのであろうか。何かに従い、目に見えぬ法則に合わせ、神を畏れ、あなた方の真の喜びはどこに現れているのか。私は皆さん方に神を信ぜよとは言わない。戒律を守れなどと言うはずもない。
自分が本当に楽しい人生というのはどういう人生なのだろう。お金をたくさん獲得し、異性をたくさん、周りに侍らせる。本当にそれが心の喜びに繋がるのだろうか。執着だけが大きくなり、一向に喜びは得られないであろう。さらに欲望だけは膨れていく。欲望が満たされたときには一時だけの喜びだけが得られ、心の底からの永遠なる喜びはまったく表に出てこない。
多くの人間が私の名前を呼び、神様、神様として崇めてきた。私にすがることで何の喜びが得られるのだろうか。私に何を望んでいるのだろうか。あなた方の喜びは自分で見つけることしかできない。私があなたに代わって喜んであげることはできない。あなた自身の心が内面から喜びを表現しない限り、真の喜びにはなってこない。心の奥底で感じる喜び。これは何であろうか。肉体的な満足でなければ、物質的な満足でもない。もっともっと本質的な喜び、これはどこにあるのだろうか。どこからどうやって入ってくるのだろうか。自分の本当の喜び。
今、こうやって生きている。今、自分の肉体が生きている。心臓が鼓動し、手足が脈を打ち、肉体が生命活動を続けている。肉体はしっかりと生きて、この世界で活動しているのをとても喜びとしている。皆さん方の生きようという意識が肉体を生かしている。皆さん方が生きたいという思いがあるから、肉体が生きている。肉体は皆さん方に感謝をしている。皆さん方が生きたいと思うから肉体を生きている。肉体はとても喜んでいる。
たとえ目が小さくとも、鼻が少し違っていようとも、口が少し大きかろうとも、関係なしに肉体は喜びを持って生きている。人間としての肉体をまとい、確実に生命が息づいている。皆さん方はこの肉体に宿り、自分の意識を成長させようとしている。人間という肉体を通してほかの人間の意識と学び合いを演じている。地球という惑星において、人間同志が交流し、ほかの意識と交わることができる。
ほかの人間の姿・形を見て、単にそういう一人の人間と思うかもしれない。でも、お互いにその本質を見ることができたら、本当に愉快になるだろう。こんな素晴らしい本質の光が、こんな不格好な顔で出てきている。こんな形で人間として生まれ変わっている。とても愉快になるだろう。お互いに愉快になるということをもっともっと感じてほしい。自分の本質がいかに素晴らしい光で、精妙な波動であるのか。それが学びのために今、この人間という肉体を使ってここで活動をしている。
お互いにそれを演じ合っている。それをお互いの肉体同士を比較して、自分の方が綺麗だとか、動きが良いとかいって何になる。それは本質的なことではない。自分の肉体を通して、ほかの肉体とコミュニケーションをとる。意識同士のやり取りを行なう。素晴らしいことではないか。肉体があるからほかの人間の肉体を理解することができる。そして相手の肉体を通してその意識と通ずることができる。
人間として生まれたことにもっともっと喜びを感じてほしい。肉体を持っているということに喜びを感じてほしい。肉体は確実に生きている。息づいている。ただ、一人ひとりの意識がまだまだ眠っている。目覚めていない。あなた方は肉体ではない。肉体を借りて学んでいる。でも、肉体はあなた方に提供している。自分で生命活動を行ないながら、皆のために肉体を貸してあげている。
私の説いた愛は肉体同士の愛ではない。意識同士のコミュニケーション、お互いに尊重し合う気持ち、お互いに認め合う気持ち、お互いの成長を喜び、存在そのものを認め合い、そして喜びを分かち合う。素晴らしいことではないか。何故人々は分かち合うことの喜びを見失ってしまったか。
自分は上になりたい。自分が先にやりたい。常に自分が人よりも上でありたい。こういう気持ちがある限り、相手を認めるということができなくなってしまう。常に自分が上でありたい。これによって相手は常に自分より下になってしまう。相手は常に自分よりも上にいくことができなくなってしまう。相手の成長を阻んでしまう。自分は下で良い。これも自分の成長を阻んでしまう。自分は自分、相手は相手。それぞれが最大の喜びを見つけていく。常にこういう気持ちが必要となる。
でも、一人ひとり、もうたくさん学んだはずだ。人を愛するということ。もう何度も何度も耳にしている。今、必要なのは愛という言葉の意味の解釈やそのやり方を学ぶことではない。本当に愛する喜びを自分が感じること。そしてそれが自然に行動に出ていること。もう自然に自分の存在自体が愛を表現している。でも、これを頭で理解しようとしてはいけない。そのためには単純に今生きていること自体に喜びを感じ、満足感を得る。今、自分は生きている。まずはそこに喜びを見つけてほしい。
今、生きている。私たちはいくらでも皆さん方の前に現れることができる。何度でも話をすることができる。でも、皆さん方が成長するかどうかは皆さん方一人ひとりの課題となっている。もう基本的な情報は何度もあなた方に伝えている。もう知るべきことはほとんど伝わっている。あとは自分でそれを高めていくという段階に今、入ってきている。
私との繋がりを強くするために、私のエネルギーを感じてほしい。
一人ひとりにしっかりと私のシンボルが刻まれている。私はマスターイエス。
私たちは今、日本人という人間を一番注目している。これからの地球にとって必要な波動が日本人の中に眠っている。分かち合う、一緒に楽しむ、この本来の波動が途中で歪められてしまい、皆を同じエネルギーで染めてしまう、一つの枠の中に閉じ込めてしまう、そんな風に造り変えられてしまっている。
今その枠を一人ひとりが取り外し、人に合わせることなく、人を束縛することなく、それぞれが自分の本心で分かち合う心を出し、自然と皆が和やかに調和を保っていく。こういうエネルギーを造り上げていってほしい。一人ひとりが自分から行動するということをまず理解してほしい。誰かほかの人がやってから動くというのではなく、ほかの人の言動を確認してから動くというのではなく、自分から行動していってほしい。
別に、ほかの人と違っても構わない。違っていて結構。それが自分の本来だから。自分のやりたいことだから。そう素直に自分を認めるようにしてほしい。自分だけの喜びが最終的には全員の喜びに変わっていく。それを信じてほしい。自分とほかの人との関係。別々に考えるのではなく、常に全体の流れの中で自分を位置づけ、調和を保ったままで成長を進めていってほしい。
さぁ、私のエネルギーをしっかりと感じてほしい。
私はマイトレーヤ。
ただこれはあくまでも人間が勝手に付けた名前であり、名前そのものは本質とはかなり違っております。イエスやマイトレーヤといえども、日本人と関係がないわけではなく、実際にはいろんな繋がりをつくっております。そしてこれからさらにこの関係を強くしていきます。
今まで西洋的な観点からこれらを捉えておりましたが、必ずしも名前にはこだわらずにこれからは日本とも非常に繋がりの深い存在であるという認識を持った上で学びを進めていってください。便宜上、イエスとかマイトレーヤという名前を使ってはおりますが、その本質そのものは名前とは関係なしに皆さん方といろんなかかわりを持っております。
ですから、ほかの国のエネルギーとか宗教的に捉えるのではなく、常に自分たちの仲間であり、これから新しい時代を造っていく一緒の光の存在であるという風に、思いを持っておいてください。決して特別な思いは持たないようにしておいてください。それではここで少し、休憩をとります。ありがとうございました。
3日目(1997/11/24)
私たちは今、この地球を根本から変えるためにいろんな準備をし、そしてかなりその最終的な段階に入っております。人間がいろんな面において鍵を握っており、これからの重要な決定権も持っております。ごくわずかの人間ではあっても、私たちと共に活動している人間がいるということを私たちは本当に嬉しく思っております。
(Kaさんの後ろで) 私たちにはまだまだやることがたくさん残っており、また人間にやっていただきたいこともたくさん考えております。でも、皆さん方がかなり理解されてきたように、言葉でそれを伝えようとか、手取り足取り導くということはほとんどありません。皆さん方は本当に人間同士がいかに楽しく交わり合い、分かち合っていくか。本当にそれを考えていただきたいと思います。
皆さん方が自分の本心から人間が好きになり、動物が好きになり、何の別け隔てもなく、自然と接していける、単にそれを実現していただくだけで十分なのです。それだけで本当の自分が光り輝き、その力が地球に漲り、生命が躍動していく。大いなる自然との一体感を体で感じていただきたいのです。そして神々との一体感を感じていただきたいのです。
(Saさんの後ろで) 確かにこの地球はまだまだ混乱が続き、争いも残り、人々が非難し合う状況があちこちであるでしょう。でも決してそれを否定的に捉えることなく、排除しようとか、なくそうとか、まだ愚かだとか、そんな感覚は決して持たないようにしていただきたいのです。皆さん方はそこに意識を向けるのではなく、ただ皆が自然に楽しく役割を演じている。それだけを考えていただきたいのです。新しい社会において自分はどういう役割を演じているか。自分が楽しくあるために、周りとどういううまく協調していくか。それだけを考えていただきたいのです。
(Yaさんの後ろで) 確かにまだ自分にはまだ能力がないとか、分からないとか、不安もあるかもしれません。でも、それはあなた方だけではなく、私たちと共に歩む者すべてが同じ不安を抱き、皆、分からないまま歩んでいるのです。それを不安には思わないでいただきたいのです。この先にどういう楽しみがあるのだろう。これからどういう喜びが訪れてくるのだろう。常にそういう気持ちを持っていただきたいのです。
これから自分に波動の合った人々がどんどん集まってくる。どういう喜びを持ってやってくるんだろう。どういう新しいものを持ってやってくるんだろう。自分の心がもっと軽やかになってくる。自分という人間が何と素晴らしい人間なんだろう。自分はこうやって肉体を持って考えることができ、行動することができ、生きることができる。肉体を持っているということに本当に喜びを感じて欲しいのです。今、自分は生きている。今、自分は鼓動している。自分の肉体が自分の意識の成長のために協力してくれている。この肉体にもっともっと感謝をしながら、共に活動していこう。
(Iさんの後ろで) 確かに肉体を持つが故に制限があり、自分と他人が明確に切り離され、分かってもらえない、理解してくれないという思いが強調されるのは仕方ありません。肉体がなければ、自分と他人との一体感がもっと明確になり、同じ仲間として地上にやってきているということがより明確に理解されるでしょう。
でも、自分という肉体を自分でコントロールすることにより、自分の能力を強く発揮することができるのです。表現の得意な者、美しさを全面に出せる者、行動力を出せる者、自分の特徴を肉体を使うことによってより明確に現すことができるのです。肉体は制限を与えるためにあるのではなく、皆さん方の素晴らしい能力を思う存分に発揮できる体としてとても大切なものです。体をもっともっと大切にして、肉体をいたわり、そして自分の力を思う存分に発揮していただきたいのです。
(Taさんの後ろで) 今までの人生が自分にとっては思い通りにいかず、常に相手からの干渉があり、願ってもいない方向に進んでいく。そういう記憶も確かにあったでしょう。でもその一つひとつも必ずしもつらさを与えるために造られたものではなく、相手を理解するために、自分を理解するために造られたものです。肉体として行動している以上、ある程度の制限はやむを得ません。それは苦しみの制限ではなく、必要以上に自分がエネルギーを使いすぎないように。
まだ皆さん方はエネルギーのコントロールが十分にできておりません。したがって不用意にエネルギーを使うと混乱を招くケースがあるために、なるべく不用意なエネルギーを使いすぎないように、わざといろんな歯止めを造っておいたのに過ぎません。したがってそのエネルギーの使い方が分かり、現実の造り方を理解してきた者は肉体の制限が少しずつ解放されていきます。そうすると、本当に自分の望む通りに現実を造り変えていくことができます。でも、そのためには自分の肉体を愛し、制限をなくし、肉体と共に現実を造っていくという実感を本当に持っていただきたいと思います。
(Koさんの後ろで) 人々が、自分が正しいと言い張り、他人を愚かと罵り、どれが本当の真実かを求めて争いを繰り返してきました。もうそれぞれが正しく、それぞれが自分の信念に従い、一人ひとりが神となって行動している。そういう時期に入ってきているのです。まだまだ自分はできない。まだ自分には能力がない。そう思っている者は望み通りには能力が発揮されないのです。本当に自分の思っていることが現実化している。どんなことでも、思ったことは現実化している。自分は現実を創造しているんだ。本当にそれに気づいて欲しいのです。
(Naさんの後ろで) 一人ひとりの心の中にはまだ不安があり、心配もあるでしょう。それは自分が、間違っていたらどうしよう、違うところにいったらどうしよう、ほかの人から指摘されたらどうしよう。そういう思いから来ることです。でも、皆さん方はこの三日間で確実に本質に繋がり、光の存在たちに導かれ、自分を知りつつあります。神と共に歩み、光の存在たちに見守られている者たちが何故不安を抱くのでしょうか。何故心配をするのでしょうか。安心して進んで欲しいのです。
(Muさんの後ろで) 多くの多くの者たちが私たちを求め、泣き叫ぶかのように私たちにすがってきた者もおります。でも私たちは必ずしも手を差し延べはしませんでした。無責任に私たちにすがる者には私たちは必ずしも手を差し延べないのです。本当に自分の成長のために、地球を愛するために、生命を慈しむために、私たちに思いを馳せる者に私は力を与えます。
(Moさんの後ろで) 本当に信じて欲しいのです。地球を愛し、生命を愛する者を私たちは無視することはありません。この地球の上で、肉体を持って人々を愛そうとする者に私たちは何故無視をするのでしょうか。私たちは同じようにあなたを愛します。光ある者たちに祝福されたあなた方、最後の最後まで自分を愛し、人々を愛し、生命を愛し、地球のために頑張っていただきたいのです。
(Kiさんの後ろで) 自分一人だけ頑張って、はたして地球はどこまで変わるのか。そう思う人もいるかもしれません。自分のできる範囲内で自分が最大限にがんばる。それが一人ひとりの役割です。ほかの人のことか、皆でとかを考える必要はありません。自分のできる範囲内で自分が頑張る。
(Haさんの後ろで) 自分が成長すれば、人類も成長する。自分が人を愛するようになれば、人類同士が愛するようになる。自分が生命を愛すれば、地球人類が生命を愛する。自分が地球を愛すれば、人類は地球を愛する。本当にそれが真実なのです。自分の価値を本当に認めてください。自分の存在に自信を持ってください。あなた方は貴重な人間なのです。でも、それで苦しくなったり、必要以上に責任感を造り上げる必要はありません。楽しく、心を軽やかにして制限をなくし、自由な気持ちで分かち合っていって欲しいのです。
自分の心が一段と輝き、光ある者たちはより強い光を発揮し、目覚めた者たちはさらに大きな活動をしていくでしょう。比較することなく、自分は自分のペースで確実に進んでいってください。
一人ひとりの魂の本質が皆さん方にいろんな情報を与えて、今日の終わりにいたします。それぞれ自分なりの方法で何らかのシルシを受け取ってみてください。
それでは最後に光のハイアラーキーからの祝福を与えて、終わりにいたします。
では、ありがとうございました。