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1997/10/13■月曜交流会から

神と宇宙人と地球人

@情報を得ることだけの勉強は意味がない

私たちが今日は話をしていきます。今、いくつかの話がなされたので、ついでに私たちの方からもう少し詳しく、見解を示しておきます。

私たちも前々からかなりこういう、いわゆるリーディングという現象についていろんな問題点を感じておりました。多くの人が、何か素晴らしい情報をここで手に入れ、それを知っていることによってほかの人よりも優越感を感じる。まるで自分が神に近い存在として選ばれた感じのような気持ちを持ってしまう。こういうエネルギーをとても強く感じておりました。

確かにここに来ている人は私たちの許可の下にここに来ることが許され、そして私たちと共に私たちの計画を実行する役割をやっていただきたいと望んで、いろんな情報を与えております。でも、ほとんどの人は単に私たちの言葉をそのまま受け取るだけであり、三次元の生活において改善が為されているということがそれほど見られません。

私たちの計画は情報を流すことではなく、地球を変えることです。地球を変えるということは、人間の意識がまず変わる必要があるのです。一人ひとりの生き方が変わるということ。認識の仕方が根本から変わるということ。これが一番の問題となっております。でも、ここに来ている人でも、ほとんどの人がただ受け取る、ただ聞く。これだけのために来ている感じがします。

このままずっとこういう状況が続くのであれば、私たちはもう来なくなる、ということも一時は考えたこともあります。何の成長ももたらさないのであれば、わざわざ私たちがいろんな仕組みを通じてやっと三次元の領域に入ってきても、何も得るところがないからです。それよりはほかのチャネラーのところに行ってもう少し工夫した方がさらによくなる場合もあるでしょう。

今のこの場において、ほとんどの人がただ受け取るだけ。こういう状況においては、私たちが望んでいる結果には結びつかないのです。何故、皆さん方は聞くだけに留まって、それで満足できるのでしょうか。三次元の生活が変わらずして、何故満足できるのでしょうか。私たちにはそれが理解できないのです。この場に何を求めてやってきているのか。

以前にもこのような話をしましたが、すると次のときに来る人が半分以下になってしまう。これが何度も繰り返されました。少し怒られると、もう二度と来なくなる。そんな人間ばかりなのです。私たちはあなた方と一緒になって活動したいと望んでいるのです。そうしなければ、地球は変わらないからです。

私たちは肉体を持っておりません。地球の三次元を変えるのはあなた方人間の役割なのです。私たちは私たちなりの見解でいろんなことを考えることができます。でも、三次元世界を変えることはできないのです。それは地球人類の役割だからです。でも、あなた方がただ聞くだけで、何も行動しない。これでは三次元生活は変わらないのです。

人間という生命体が神との協同によってどのような役割を演じていくか。皆さん方はまだその大切なところを理解していないと思われます。人間の行動力、これをほとんど理解していないようです。人間の話す言葉のエネルギー、人間が与える愛のエネルギー。お互いに話し合ったり、抱き合ったり、喜びを分かち合うという波動がどれほど宇宙に影響を与えていくか。皆さん方はまだそれを理解していないようです。

私たちの話をただ単に聞くだけでは、宇宙は何も変わりません。でも、皆さん方の三次元の生活が変わっていくと、確実に宇宙は変わっていくのです。あなた方が少しでも三次元の中で私たちの言葉を活用していただけるのを本当に私たちは望んでいるのです。


A日本にも蔓延(はびこ)る宗教のエネルギー

私たちの方からも少し説明をしておきます。私たちはこれまでは確かに神として皆さん方の前に現れてきました。そして多くの人が特別な感情を持ったり、不安や恐れを感じて私たちを認識しておりました。神という言葉のイメージがあまりにも特殊なイメージに造り上げられており、私たちの本来の特徴とはまったく違うものになっております。私たちは人間を支配しようとか、裁くとか、全体を管理するという気持ちはまったく持っておりません。

皆さん方が地球に残るかどうか。これを裁くのは皆さん方自身なのです。三次元のエネルギー場でもっともっと楽をしたい者は三次元の星に移されるでしょう。いろんな生命と喜びを分かち合いたい者は新しい地球に来れるでしょう。皆さん方が自分で選択するのです。地球はどうなっていくのか。これは地球の意識と地球人類の集合意識とで決められることです。

私たちは私たちなりの計画を創っておりますが、それを実行するのは地球人類です。したがって地球人類が私たちを無視すれば、私たちの計画は当然、何も実行されることはありません。地球人類がすべての主導権を握っております。いくら私たちが計画を創っても、実行者がいなければ何もならないのです。


神という存在は人間のつくった概念に応じて認識されてきました。宗教的な神はそれを信仰する者に幸福を与え、そして信仰する者は神に服従する。こういう関係の契約が成り立っております。日本においては神という存在がそういうものとは認識されていません。神と契約した人がほとんどいないからです。では、日本において何故神という言葉が特殊なものになってしまったのか。

日本においては元々、宗教的なエネルギーがかなり強く関与してきました。神道が入り始めたころからこのエネルギーが日本人に影響を与え始めてきました。アマテラス、そのほかの存在たちが宗教的なものを造り上げ、そして神に従うというエネルギーを造り上げてきました。それまでの日本においては神に従うという習慣はほとんどありませんでした。

アマテラスたちが神という概念を使って日本人を統一しようとしたときに、それまでの日本人はかなり強く抵抗していました。オオクニヌシと呼ばれた存在たちは特に代表的なもので、一つの存在がすべてを牛耳るということにとても強い抵抗を持っておりました。でも、結果的に日本はこの宗教のエネルギーに負けてしまい、全国に神社を造らせる状況を許してしまいました。

日本におけるこういう宗教的なエネルギーが蔓延し始めたころから、日本人の思考能力がどんどんおかしくなってしまいました。自分で考える、工夫するというエネルギーがどんどん弱くなり、従う、言われたとおりにする、言われないと行動しない、こういうエネルギーにどんどん変わってしまいました。そしてそういう隙を突いて仏教だのキリスト教だのがどんどんと入ってきました。

西洋文明を取り入れるころからさらにおかしくなり、堕落した自分の心を少しでも良く見せようとして文明や道具といったものを他人よりもうまく使いこなす、それによって優越感に浸る、そういう状況がさらに強くなっていきました。日本人の堕落は異常に速かったといえるでしょう。

ほかの国においては宗教が蔓延しているとはいっても、それに抵抗する人間が必ず存在しておりました。自主性をもっともっと重んじる習慣が強いために、一方的に従うという方向には必ずしも進んではいきませんでした。でも、日本人はほとんどすべての人が眠らされてしまい、ただ言うなりになる、おっしゃる通りです、こればかりを連発する人種になってしまいました。日本人は自分たちの思っている以上に宗教のエネルギーが蔓延しているということをもっと理解する必要があります。

これまでの日本の歴史において、宗教戦争といったものがほとんどないために、いかにも宗教には束縛されず、自由に生きていたかのように思われているかもしれません。でも、実際には宗教のエネルギーが完全に牛耳っており、何も考えず、ただ言うなりになる、ただ従う、このエネルギーが根強く残っております。

今、日本人をこの宗教のエネルギーから解放させようとしているのです。自分で考える。自分で行動する。自分が責任をとる。でも、ほとんどの人はすぐ隣の人を見て、ほかの人が先に何かするのを見てから行動するのを考える。自分から進んで行動するということにとても強い抵抗を感じている。自分一人では何も行動できず、判断もできない。日本人を解放するためにはこの宗教のエネルギーを完全に手放すことが必要となります。

今、多くの人が宗教のエネルギーの中で堕落し、人間性を失った生活をしております。これからの日本人がどう変わっていくのか。今の若い人たちは宗教そのものには強い抵抗を感じており、一見、宗教から離れていっているように思えるでしょう。でも、実際にはほとんど変わっておらず、依存する、あるいは素晴らしい人間やよく分かっている者にただ従う、こういう人がとても多く、根本的には何も変わっていないのです。

いつかの時点でこれらのエネルギーをすべて手放す必要があります。その時に皆さん方がどのような行動をとっていくか。とても大きな鍵を握っております。せめて自分たちからそのエネルギーを手放すということをしっかりとやっていただきたいと願っております。


B宇宙人を呼び寄せている地球人の非

私はあなた方にいろんなことを説明したいと思います。今、宇宙において何が行なわれているのか、少し説明をしておきましょう。ここの場においていろんな情報が与えられて以来、宇宙でも少し混乱が起こっております。地球人と神が一体となって地球を変えていく。この本質を理解していた宇宙の人間たちは誰一人おりませんでした。スペースコマンドが中心になって地球を変える。皆、それを信じていたからです。

スペースコマンドの計画に従って地球人類が救われる。したがって、いつ宇宙船を地球に降ろすか。いつ、集団で助けにいくか。そればかりを考えておりました。でも、それがすべて実現しないということが決まっております。神の御心に何一つ合っていないということが理解できたからです。今、スペースコマンドはどこまで地球人に介入し、どこまで地球人の自主性に任せるか。そこの再調整をとっております。

今の時点において、地球人にこれからの情報を与えることはほとんどないでしょう。何一つ、実現しないということがもう明らかだからです。では、これから皆さん方にどのような情報を与えるのが好ましいのか。これには正直言って、どのスペースコマンドも本当に迷っております。本当のことを伝えたのであれば、大混乱が起こるでしょう。今まで地球人類に明かされてきた情報のかなりの部分が実は作り話であり、ごまかしのための情報であったからです。

少しでもスペースコマンドが良い宇宙人であるかのようにわざと情報を操作してきたからです。それによって少しでも地球人類に安心感を与える。そしてスペースコマンドと仲良くし、自分のところだけが地球人類と仲良くできる。ほとんどのスペースコマンドがそれを考えておりました。スペースコマンドのほとんどの存在が地球人とは似ても似つかない姿・形であるということ。これは本当に秘密にされてきました。唯一、プレアデスだけが地球人類に似ているために一番、出現が許されておりました。ほかの惑星の生命たちがほとんど地球人の前に現れなかったのは、姿・形がまったく違うからです。でも、それを全面に出すと地球人から嫌われるために、わざと隠してきました。

でも、地球人はそうとは知らずに、皆がプレアデスのような形であると勝手に認識して、いろんな手伝いをしてきました。地球人が知らず知らずに協力してきた活動の中には、地球人自身を苦しめるものもたくさんあるのです。遺伝子的に見て地球人類の遺伝子に制限を加え、ほかのスペースコマンドがそれによって地球人からの良いエネルギーを受け取ることができるように変換したり、細工したりするような手伝いを何度もさせられてきたのです。

私たちはこういったことを話す時期はまだずっと後になると思っておりました。いろんな変化が終わり、地球人類がもうどうしようもないときに私たちが降りていって地球人を救う。姿・形がどんなであろうとも、地球人を救うことによって私たちは一種の優越感を得ることができ、地球人と仲良くして一緒に棲むことができる。これをどのスペースコマンドも考えていたのです。ところが、神のいろんな計画が理解されてくるに従い、そのような思いはまったく神の意に反するということが分かってきました。そのために、もういつまでも秘密にしておくことはできず、少しずつこのような情報を地球人に明らかにする必要性が出てきたのです。

私たちが地球人に為してきたこと。神のように振る舞い、奴隷のように扱ったこともあります。思考をコントロールしてロボットのように扱ったこともあります。未来をいろいろと造り出し、私たちの都合の良いように時空を操作したこともあります。今、私たちはすべてを明らかにせざるを得ない状況になっております。そうしなければ、私たち自身、神から見放される状況が明らかになったからです。これまで地球人に為してきたことを私たちが受けねばならなくなったからです。

私たちはこれ以上、地球人をコントロールするつもりはまったくありません。ただ、地球人がそれを望んでいるのです。自分たちで考えず、ただ私たちから情報をとろうとしている。自分たちで判断せず、私たちに判断させようとしている。自分たちで未来を創らず、私たちの造った未来にすがろうとしている。私たちがもう止めようとしても、地球人類が私たちにしがみついているのです。

あなた方はいつまで私たちに望みを賭けているのですか。あなた方の惑星なんですよ。自分たちの未来なんですよ。私たちはもう、もうこんなことを続けたくはありません。確かに今までいろんなことをやって、今さらという気持ちがあるでしょう。私たちにもよく分かります。本当にいろんなことを地球人にやってきました。わざと争いを起こしたり...

私たちにもいくらでも反論はできます。地球人が望んだから。地球人が求めていたから。だから言うとおりに願いを叶えてあげた。私たちはいくらでも方便を言うことができます。でも、もう、もういくらあなた方が求めようとも、私たちは協力したくはない。もう、あなた方の願いを叶えることはしたくないのです。もう、お互いに、お互いに止めませんか。

あなた方の惑星をあなた方と偉大なる存在たちとの間で創り上げていってください。私たちはこれ以上、地球人に関与すると、私たち自身の惑星が危険な目に遭ってしまうでしょう。あなた方に与えたものをすべて惑星に戻されるからです。私たちはもう、もう関与したくはない。お願いです。もう、宇宙人にすがるのは止めてください。お願いします。

(参加者の方から、もう宇宙人にはすがらないという宣言が出される)

私たちももう、関与しないようにやっていきたいと思います。あなた方がいくら求めようとも、なるべく無視していきます。失望感とかいう気持ちを持たないようにしておいてください。私たちはすべてを神に預けようと思っております。今まで、申し訳ございませんでした。

(参加者から、自分たちで地球を創り変えるという意思表示が出される)


あなた方の言葉を地球人類の意見としてしっかりと採用させていただきます。ただ、集合意識のレベルではまだすがっているエネルギーが強いために、必ずしもすべてがうまくいくとは限りません。ただ、ここの場においてはあなた方の意思を反映した存在たちが集まってくるでしょう。あなた方のところ以外でいろんな現象が起ころうとも、それはその人間が望んだことであるというのを理解し、それはそれでそのまま見守っておいてください。

[注:宇宙人にすがらないということは、単に宗教の神々にすがらないということだけではなく、ヒーリングや瞑想におけるエネルギー的な現象を期待したり(多くは宇宙船の操作によって起こされている)、ペンダントなどのグッズに依存したり、アセンションなどの情報を追い求めることを手放すということを意味する]


C宗教と排斥という二つの大きなエネルギー

私たちは今の話を聞いていて、いろんな思いを持っております。この地球には本当に数多くの惑星の存在たちが関与しております。その数を調べれば、本当に皆さん方は驚かれることでしょう。それぞれの人種ごとに惑星の数があると思って構いません。ですが、そこにもいろんな理由があり、必ずしもすべてが地球人類をコントロールしようとしてやってきたのではありません。中には真剣に平和をもたらそうとしてわざわざ降りてきた存在たちもおります。ただ、結果的にどれをとってもうまくいかず、真の平和はどこにも造られませんでした。

この地球という惑星がかなり初期の段階から別のものに支配され、そのエネルギーの中で人類が創られてきました。人類はかなり初期の段階から別のものの支配下に置かれてしまい、恐れや恐怖がはじめからつくられるように仕組まれてきたのです。それに気づいていた存在たちはほとんど居なかったのです。ですから、次から次とやってきた惑星の人間たちはそんなこととはつゆ知らず、次から次とあらたなる人種を造っていきました。そして人種間の争いがどんどん増えるばかりとなりました。

これまでの地球の歴史がこのような状況であったという現実が確かにありました。でも、皆さん方はそのエネルギーに負けることなく、本当に真の平和を造っていっていただきたいのです。相手を認め合い、許し合い、喜びを分かち合う社会を本当に造っていただきたいのです。今まで、何故争いが絶えなかったのか。

物を奪うとか利益を得るとかいう以前に、別の人種を見るだけで嫌悪感が先に出てしまう。別の人種そのものが問題となっていたのです。同じ人間と、どうしてみることができなかったのか。日本人でさえも、同じ日本人にしか愛さない人が多いのです。人種間の争い。結果的に宗教の争いに拍車をかけてしまう。今、問題となっている宗教のエネルギー、そして人種間の差別のエネルギー。これはかなり密接な関係を持っております。

皆さん方はまず、この二つの強力なエネルギーを本当に手放していただけるのを望んでおります。これまで以上に地球自身はこの二つのエネルギーによって混乱を増していく可能性があります。でも、皆さん方だけはせめてそれに拍車をかけることのないように、自分は自分でしっかりと行動するということを身に着けていってください。それではここで少し、休憩にします。ありがとうございました。


D創造主の証は自分で考え、自分で行動すること

今、皆さん方の一番のテーマとなっている神、そして宇宙人、地球人。神という概念は地球が造り上げた概念ではある。しかし、本来は別の意味が造られていた。地球人が文明をつくり始めたころ、宇宙のいろんな存在たちが巧妙にいろんなことを仕組んできた。その文明というものに自分たちの思いを密かに入れていき、自分たちの介入がしやすいようにと関与していった。

それをやっているうちに、地球人のいろんな考え方がその惑星の考え方に近づいていき、そして地球人がいつの間にか宇宙人と似たような感覚を受けるようになっていった。そうすると、それに影響を与えている宇宙人たちはさらにうまくいくようなやり方を理解しているために、巧妙に自分たちが優れていて、自分たちの言うことを聞けばうまく事が運ぶというような状況を造り出すことに成功していった。

そしていつかの時点で、彼らが地球人の前に降りていって、巧妙に自分たちがすべてを理解し、自分たちの言うことを聞けばうまくいくというようなやり方を造り出していった。そのころ、地球人類はまだ思考能力が発達していないために、その存在たちの言うなりになってすべてを任せていた。しかし、ある段階にまできたときに、その宇宙人たちは必ずしも進化過程にそぐわないようないろんな状況が見られたために、この地球から去ることを決めていった。

それまで宇宙人に従っていた宇宙人たちは、急に居なくなった宇宙人のために自分たちは何をして良いのか、完全に見失ってしまう現実が訪れてきた。それまでのすべてを任せていたために、彼らはまったく行動できなくなってしまった。そして宇宙人にまた戻ってきてもらうように、いろんなものを造り出していった。そして神という概念がその時からかなり強く存在し、神を呼ぶ、神に助けてもらう、そういう思いがだんだん強くなっていった。

そういうエネルギーがまず一番はじめに造られ、それからしばらくして今度は地球人を支配しようとする宇宙人が関与するようになっていった。そして地球人を支配するために、いろんな道具や仕組みを造り出し、巧妙に自分たちが地球人の支配者であるかのようにエネルギーを造り上げていった。そしてあたかもはじめに去っていった宇宙人の仲間であるかのように自分たちは振る舞い、そして自分たちが神として君臨するようになっていった。

このときにやってきた宇宙人たちがこの地球にかなり強く関与している。そして宗教というエネルギーや神というエネルギーをこの地球に根強く定着させることになった。地球人類はかなり初期の段階から何かにすがる、神に助けてもらう、こういう思いが造られていた。

日本人はその中では比較的、その影響力が少ない民族として育てられていた。日本民族は真の創造主に繋がっている人間が必ず地上に派遣されていた。そしてその人間を中心に、日本人の遺伝子がずっと続くように仕組まれていた。日本人は真の創造主のいろんな思いが込められており、最後の最後まで途絶えることがないように造られていた。今、この時点において、日本人は本来のエネルギーを活性化させることができるか、それともそのまま眠ってしまうのか、とても大切な時期にきている。

神と共に行動できる人間がどれだけ存在するか。真の創造主が日本人を創り出し、そして地球を創り変えようとしている。スペースコマンドの影響をなるべく受けないようにし、創造主の思いをなるべく受け取れるように、巧妙に創られている。しかし、ほとんどの日本人が神にすがるような現象を創り出し、次第に真の創造主から離れる者が増えてきている。今の時点において、真の創造主に繋がる可能性のある者は1割にも満たない。

本質的にはすべての日本人は創造主に繋がるだけの遺伝子を身に着けている。しかし、それぞれが造り上げた概念や思い込みによってまったく違う方向に進んでいる者が多い。宗教のすべてが悪いとは言い切れないが、ただ単にすがるだけで平和が得られると勘違いしている者、ただ祈っていれば幸福になれると思っている者、彼らは創造主に繋がることはないであろう。

これまで強く影響を与えていた宇宙人たちは自らの非に気がつき、地球人から離れようとしている。しかし、地球人はしがみつこうとしている。そこに入ってくるのはまったく別のものであり、神であるかのような振りをして地球人の前にやってくる。いずれその別のものとそれにすがる地球人は別の惑星に移されるだろう。それでも気づかない人間がまだまだ多い。

日本人が優れているとはいわない。ただ、創造主に繋がりやすい遺伝子を持っているということは事実である。でも、それを活性化させなければ繋がることはできない。自分たちの心の隙は何であったのか。苦しいときの神頼み。初詣でやいろんなお宮参りに行って、逆に悪魔に取り憑かれる者が後を絶たない。すがる。身を任せる。

創造主に繋がるということは自分で行動するということである。すがることではない。やってもらうということではない。自分でやるということが創造主の証である。自分で判断し、自分で現実を創る。これが創造主と繋がるという意味である。現実を創ってもらう。判断してもらう。これは神にすがっている。今、日本人に必要なのは、自分で考え、自分で行動するということ。これが創造主に繋がる秘訣である。

今までいかに楽をし、ごまかして生きようとしてきたのか。人の前で良い子のフリをする。善人であるかのように振る舞い、少しでも愛を兼ね備えているかのように自分を着飾ってきた。心の中は見栄や虚栄心でいっぱいである。地道に愛を身に着けることが面倒臭いために、愛のある証をたくさん身に着けようとする。

プライド、優越感、これも心の隙を造る。いろんな魔が入ってくる。しかし自分はそれが魔だということに気がつかない。「皆、やっている。私だけではない」。これ自体が魔である。他人の所為にしている。自分で行動していない。

今まで神という言葉は絶対者であり、完全であり、すべてが善であり、人間の遥か頂点にあるものとしてつくられていた。しかし、神としての宇宙人は支配欲に満ち、争いを好み、かなり傲慢なエネルギーを身に着けていた。巧妙に地球人をだまし、いかにも自分たちは完全で素晴らしい存在であるかのように思わせていた。

地球人は完全なる神を目指して修行を積み、勉強を重ねていた。いくらそういう修行を続けていっても、完全な人間にはなれないことを神は知っており、巧妙に騙して地球人類に修行を強いていた。何万年もの間、人間は修行を重ねながら、誰一人、神になれなかった。

地球人類は本来、神からのエネルギーを直接、受け取ることができる。しかし、宗教の神々はそんなことをまったく理解していなかった。巧妙に地球人を騙すことにより、地球そのものを自分の手に入れようとしていた。今、地球人類がそれに気づき、手放して、真の神々に意識を向ける時期にきている。しかし、真の神々は完全な支配者ではなく、絶対者ではない。真の神々が早く地球人類と一緒になって本来の地球を完成させようと頑張っている。真の神々の思いを早く地球人類に理解していただきたい。


E教えよう、広めようとしないように

さて、今日は神と宇宙人、これをテーマにいろいろと説明してきました。ここの場においては少しずつ理解が進んでいますが、まだ日本、地球という規模においてはまだまだ混乱が続いており、理解が不十分な状況にあります。でも、だからといって教えようとか、広めようとかいうエネルギーはつくらないようにしておいてください。自分がただ、実践していく。自分が自分で考えて行動していく。これが一番の近道なのです。

一人ひとりが自分の行動によって変えていく。これを本当に理解しておいてください。間違っても、教えようとか、広めようというエネルギーは出さないようにしておいてください。私たちは今日はここまでにします。ありがとうございました。



(c)1997 CentralSun
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