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1997/9/24■水曜瞑想会から

各自の行なうエネルギーワークは無駄にはならない

質問
−瞑想(地球内での会議に出席)で体験したことの意味(時間を決めるということ、命綱)
−オリオンの存在たちに、すべてを神の計画に任せるように、頼みたい


@地球の抱えている問題は人間に関することだけではない

それでは今日のお話をします。先に、質問の方からお答えをしていきましょう。Nさんの、時間を決めていろいろと進めていくように、というのはある意味ではあなた自身に与えられたアドバイスと思っておいてください。

日常の生活そのものがかなり自由になっているために、自分自身の生活のコントロールというところに少しずつ甘さが出てきているところがあります。確かに制限を造る必要はありません。また、わざわざ三次元的な尺度に合わせる必要もありません。ここで言っているのは、もう少し毎日の時間帯に自分のペースを入れていくと、それに合わせて仲間たちも協力しやすくなるということを意味しているのです。

例えば、いつごろにどこで考え事をするとか、今日はここで少し宇宙と繋がってみるとか、そういったことをあらかじめ時間を決めて連絡しておくと、いろいろと協力しやすいという状況になっていきます。そのためにもし宇宙や仲間たちとの間でメッセージをやり取りしたり、コミュニケーションをとろうとする場合には、初めに時間的なものを設定して、そこに意識を向けるようにしていってほしいというのが一つあります。

また、ある意味ではあなた自身の性格そのもののアドバイスでもあります。これからいろんな意味で自分自身にとって必要な経験がやってきて、そして成長していくでしょう。その時に、次はどの段階にいき、何を学んでいくか。そこにある程度、自分なりのペースを決めておくと、周りの存在たちもそれに合わせて計画を進めることができます。

確かに、あまりそこに意思を入れてすぎておかしくなってしまうと意味がありませんが、ある程度、自分の希望や自分の願い、そういう方向性も一つは必要なこととなっております。自分が何を求めているのか。何をしたいのか。それによって必要な経験として、いつ、何がやってくるのか。そういう調整が取りやすくなったりすることがあります。

そういった意味で、ある程度、自分の意思を表示した方が良いという意味で、時間とかいろんなことをアドバイスとして差し上げたと思っておいてください。


Hさんの、命綱ともいえるような、このコードがどういう意味を持っているのか。人間自身の肉体と霊的な体の間に、確かにシルバーコードと呼ばれているようなものがあり、おなかの部分と頭の部分で繋がっております。これはそれぞれの霊的な体同士を繋ぎ合わせるのに必要なコードであり、それぞれの間でエネルギーのやり取りをしたり、また生命がそこから流れているというシンボルでもあります。これを辿っていくと、その生命の大元に戻っていきます。基本的な生命エネルギーが流れてくるところ、そこと繋がっていると思っておいてください。

自分自身の体に必要なエネルギーはいろんなところから流れてきます。生命エネルギーが今のようなシルバーコードに流れてきて、魂からのエネルギーはハートチャクラの方に流れてくると思っておいてください。

それぞれにチャクラという概念をつくって、エネルギーの出入口を説明している人もおります。チャクラはその人間の体に流れるエネルギーの出入口であり、ほかの次元やその次元における必要なエネルギーの供給源、出入口となっております。これは必ずしも生命の根本にかかわるものではなく、それ以外の体を維持するのに必要なエネルギーと思っておいてください。

したがって整理すると、まず生死にかかわるような生命エネルギーはシルバーコードに流れてきます。そしてカルマや感情を誘発するようなエネルギーといったものは魂からのエネルギーで流れてきます。そして現実を造ったり、宇宙の法則に関与したり、いろんな人間同士のエネルギーのやり取りはチャクラなどを通じて出入りが行なわれます。

さて、Kさんの発言にありました、オリオンの存在たちを真の神々たちに預けてしまうというお願いをしたい、ということについては、必ずしも今のレベルで単純に決められるようなテーマではありません。ただ、そういう意見が地球人から与えられたということは私たちの記憶の中にしっかりと入れておきます。

確かに、ほとんどの地球人がそれを口にする時期がやってきた場合には、本当にそれを考慮するに値する出来事かもしれません。今の状況においては、まだほとんどの地球人はその意味すらも分からないために、まだそれを私たちが認める状況にはなっておりません。したがってしばらくはまだオリオンがこの地球上で学びを続ける必要があると解釈して、彼らがどのようにしてこの地球上でうまく解決していくか、それを見届ける協力をしてあげてください。


さて、先ほどの地球での会議の席において、皆さん方がそれぞれ自分たちの仲間と一緒に交流をしてきました。海におけるいろんな生命たちが皆さん方といろいろと関係を保とうとしてたくさんやってきました。海の中の状況はまたいろんな特殊な事情が入っており、海の生命たちや地球の浄化作用だけでは中々解決できない問題が含まれております。したがっていずれは人間も何らかの形で関与する必要があるでしょう。

この海の状況を明確に伝えることは難しいのですが、人間の仕業によって造られたいろんなものが残っており、それによって好ましくない影響を与えているところがあります。人間の想像以上にそのエネルギーの作用は強いものがあり、海底の方からエネルギー的な不調和が発せられ、そして地球全体に不快感を伴うようなエネルギーを放出しているところもあります。いずれはそれは人間の手で解決していく必要があるでしょう。

さらに山や森林、いろんなところにおける生命たちもやってきておりました。彼らは本来の働きを満足させようとして、自分たちの機能をもっともっと活性化させたいと望んでおります。確かに地球全体の波動がかなり苦しくなっており、山自体も一見、混乱を経験しているように思われますが、すべてこれも新しい波動への調整という状況で、今、事態を見守っております。ただ、やはり人間が介入しているところではどうしてもエネルギー的に不調和が起こることが多く、何らかの対策が必要とされております。

これらの場所において、いずれも新しい波動に向けて少しずつ変化を遂げようとしております。人間の方も、それらを自然なものとして認識し、自然と一体となって波動を高めていくような意識を持っていただきたいと願っております。

地球自身はまだまだこれから経験すべきものがたくさん残っております。それは人間の造り上げたものだけではなく、ほかにも必要な経験が残っております。したがって人間と直接関係していないほかの領域においても、地球にとって必要な学びのテーマがあるということです。つまり、地球自身は人間とのかかわりだけではなく、ほかにもいろんな問題を抱えており、総合的な観点からこの地球の進化を考える必要があるのです。

そういう意味で、人間の意識が重要な鍵を握っていると同時に、ほかにも重要なテーマがいくつかあります。人間の一存だけですべてを決めることができないというのもこういうところからきています。人間との協力が必要であることはいうまでもありませんが、また人間のいうことだけですべてが変わっていくというわけでもありません。これからはそういう観点で、地球の経験というものを考えていってください。


今の経験の中で、ローソクを見た人がおります。このシンボルは、火が灯っている、火はその人自身の生命力であり、それが灯っていることの喜びでもあります。その喜びをずっと灯し続ける、ほかの人の喜びを認めて上げ、共に分かち合う。ローソクは火を移すことができます。ほかの人に自分の喜びを移すことができます。ローソクを見たときには、自分の心の中にそのローソクを灯すようにイメージをし、そして自分が常にその光で輝いている、そういうイメージを持つようにしていってください。


A地球との接し方も一人ひとり違う

最後に少しだけ説明をして、終わりにいたします。今日のように、地球のいろんな存在たちとコミュニケーションをとるということもとても面白い企画だと思われます。人間の思考はとても強いエネルギーを発するために、皆が一緒に物事を行なえばそれは確実に何らかの反応を戻していきます。そして現実にいろんな存在たちが皆さん方のために協力をしておりました。

先ほどの質問の中で、こういう風にやっていること自体がどれだけの意味があるのか、本当に地球が変わるのか、という話がありました。確かに、この惑星の中で、自分一人がこういうことをやったからといって、本当にこの地球が変わるのか、そう思うのも無理はありません。

でも、現実には、エネルギー的に影響を与えることは明らかに可能となります。そして自分はそれによって変わったエネルギー場に移動していきます。自分と地球との接点は、常に自分が地球に対して与えたエネルギーによって造られていきます。自分が一生懸命、地球に癒しのエネルギーを送る。地球では誰かから送られてきた癒しのエネルギーの場がそこに造られていく。

癒しのエネルギーを送った人は、その場を接点として常に地球と繋がっていきます。その人からみれば、地球自身は常に癒されているように思われるでしょう。したがってすべての地球から見た場合には、実際には全体を癒していることにはならないかもしれません。でも、いろんな人々が同じようにそれぞれが自分のできる範囲内で癒しを行なうと、地球全体から見るといろんなところに癒しの場ができてきます。これはこれでとても意味があるのです。

したがってどのようなエネルギーワークにしても、自分との何らかの関係においては、直接自分と接するところにおいての状況が変化していくということ。それは無駄になることは絶対にありません。でも、それによってすべてが急に変わるということもありません。自分は常に自分によって造られたエネルギー場を接点として、その相手とかかわりを持っていく。自分が常に楽しく、愉快な波動の場を造っておけば、常にその場を通してその相手と接することができます。

決して、疑問や不安を伴うことなく、今のペースでいろんなワークを続けていってください。それでは今日はここまでにいたします。ありがとうございました。



(c)1997 CentralSun
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