セッション前の雑談で、最近の状況を話していた。特に、宇宙の計画(いわゆるアセンション)と神の計画(地球を根本から創り変える計画)はまったく別のものであること、宇宙の計画はそれぞれのスペースコマンドの思惑がお互いに干渉し合っているためにうまくいっていないこと、神の計画の詳細は宇宙連合にも知らされていないために宇宙がかなり混乱していることなどを話していた。そして、ここ数日でかなり神の動きが本格化し、このセントラルサンにおいてはもはやスペースコマンドの干渉が許されなくなっていた。
今まで、皆さん方にいろいろアドバイスなりメッセージなりを伝えてきた存在たちは私たちとはまったく別のグループです。彼らからすれば、私たちがまったく理解できないのです。彼らからすれば、私たちが神なのか悪魔なのかも、区別がついておりません。したがって私たちを悪魔と思って、ここから去った人がいるというのも、ある意味ではやむを得ないことといえるでしょう。
ただ、それでもサナンダたちは確実に私たちを信じて、宇宙連合全体を指揮しながら、常に協力をしてきました。でも、彼ら自身にも、本当にこのままここの言うとおりにして良いのかどうか、信じて良いのかどうかを常に疑問に思っておりました。彼ら自身はもっといろんな計画があり、確実に地球を進化させるための役割を担っております。
しかし、ここで行なわれていることが必ずしもそれを前提にしていないところがあるために、彼らにとっても非常にやりにくいという状況が起こってきました。そのために彼ら自身でもいろんな相談が常に行なわれ、どこまでここに関与するのか、いつまで分からないまま協力をしていくのか。こういったことが常にテーマにされておりました。
私たち自身もそういう状況はよく理解しております。でも、私たちは私たちの計画を明らかにすることはできないのです。私たちは本当に神でしかできない計画をつくっているのです。これはほかのどんなに進化した存在にでも理解できない計画なのです。それを説明するということ自体が不可能な状況にあります。私たちはそれだけの大変な計画を入念に準備し、そしてそれをいろんなところに入れ込みながら今まで、持ってきました。
この計画を成功させるには、いくつかの条件が必要とされております。宇宙の存在の中でも、明らかに私たちの思いを感じとり、それを理解し始めているものたちがおります。そういうものたちが真剣にそれを実行に移し、ここの場にやってきた場合には、私たちもかなりうまい具合に進めることができるでしょう。ただ、今の段階において、私たちの思いを確実に受け取っている存在はホンのわずかです。そのために、今すぐにこの計画を実行に移したとしても、皆さん方はどこからも協力を得ることなく、行動に移すことになるでしょう。
私たちは、もう地球がどうしようもない、これ以上、放っておくと本当に完全にダメになるという限界のところまで、多くの者たちの計画を許しておりました。でも、ほかのどの宇宙の存在たちの計画も何一つ、成功しておりません。いろんな存在たちが皆さん方にメッセージを与え、エネルギーを与えても誰一人、愛を身に着けたものはおりません。宇宙の真髄を理解できたも者も一人もおりません。それなのに、彼らはいまだに自分たちの計画を実行しようとしてやっきになっております。
宇宙連合の者たちはもうすでに自分たちの計画がうまくいかないということを理解しております。ただ、それを公にしたり、口に出すこと自体が好ましくないために、彼らなりに必死になって活動を続けております。でも、それをあえて今、ここで説明するということの本来の意味を伝えていきましょう。
自らの心の中に、自分だけはましだとか、ほかにももっとすごい人がいるとか、皆も同じだからとかいう理由で正当化を続けている者たちはすでにそこから抜け出せなくなっている証でもある。このような人間たちばかりに地球の進化を任せても、地球自体が奈落の底に落ち込んでしまう。地球はもうこれ以上、苦しみを味わうことを望んではいない。地球の苦しみを理解できる人間はほとんどいない。
多くの人間が奈落の底に向かいつつ、新たなる波動を身に着けたのであれば、新たなる波動の世界そのものがはじめから奈落の底から出発することになる。地球という場において、はじめからそういうハンディを背負っていてはまともな進化はあり得ない。地球を正常に進化させるためには地球人自らが奈落の底から抜け出てこねばならない。
ほとんどの者たちは、自分は大丈夫だけれども、あの人はダメだ。自分はちゃんとやっているのに、あの人が争いを起こしている。そうやって他人の所為にしている。本当に争いの波動がなければ、争いを目にすることはない。
一人ひとりの心の中をよく理解して欲しい。地球は早く今の状態から抜けだそうと頑張っている。人間は頑張っている振りをしている。多くの宇宙の存在たちは真剣に頑張っている。いわゆるマスターや天使と呼ばれる者たちも、全力を尽くして努力している。しかし、人間はまったく無関心のまま、堕落している。
この状況を改善するためには通常の教えやワークといった方法ではまったく功を奏しない。誰の先生の方が素晴らしいとか、どこの方が良いとか、そういう評価しか頭に入ってこない。本当に自分の心を見つめる者がほとんど出てこない。いろんな手を尽くし、とても素晴らしいテキストが現れたとしても、急に事態が良くなることはほとんどあり得ない。しかし、そのままでいくと地球は完全なる進化を全うすることができない。
宇宙連合はすべてを神に託した。あなた方の魂もほとんどの者がすでに神に託している。神と契約した者は、神が直接、関与する。あなた方一人ひとりの今後のエネルギーは全て神の手にある。しかし、奈落の底から這い上がってくるのは自分の力でしかできない。這い上がってきた者に神は祝福を与える。そして神と一体となって、本格的に活動していただく。
一人ひとりの中に神の奥義が渡されている。それは神でしか使うことが許されない。ある者は瞬時にして移動できるだろう。ある者は時空を超えられるだろう。一人ひとり、自分だけの奥義が隠されている。この奥義をそれぞれが使いこなせば、今までの時空とはまったく違う時空が訪れてくる。そしてそれをうまく巧妙に使いこなすことにより、今までの人間が造り上げた時空とはまったく別の時空が完成する。それは神でしか行なうことができない。
一人ひとりの持つ奥義。これは自らの手で開発せねばならない。人よりも優れているとか、ほかの人の奥義よりも良いとか、そういう思いを持つ者は許されない。一人ひとりの生き方がそれによって根本的に変わってくる。多くの者たちはまだその段階にはきていない。まずは自らが這い上がってくることが必要だ。他を蹴落としてはいけない。他を無視してはいけない。自らの力で這い上がってくることだ。
神はこれにすべてを託している。何人の協力者が出てくるか。これは神にも分からない。最悪の場合、ごくわずかな人数だけで行なうことになるだろう。しかし、せめて地球規模において1万人ぐらいいれば、何とか地球は根本から変わる。今、その候補者は数十人、存在している。しかし、もっともっと目覚めさせる必要がある。地球人全員にその資格がある。一人ひとり、自分で這い上がってきて、自分で奥義を身に着けるのをやって欲しい。いずれまた詳しく、説明しよう。
しかし、具体的に何をどうしたらよいのか、私たちにはまったく知らされていない。今までの経験からして、私たちがヘタに動くとかえって邪魔をするということも何度かあった。そういう意味で、なんでもかんでも皆の願いを聞くわけにもいかなくなってきている。そのために今、約束できることは、私たちからみて明らかに好ましいという場合には協力をするが、神の思いに必ずしも合っているかどうか分からないときには協力できないことがある。したがってこれからは無闇に私を呼ばない方が良いと思われる。
一般的なエネルギーは私たちよりは神から直接、いただいた方が良い。一人ひとり、練習をすることにより、直接、神からエネルギーを授かることができる。しかし、その前に一人ひとりが本当に自分に目を向け、自分を自ら輝かせることが必要だ。いつまでも何かに頼ったり、甘えた気持ちで勉強しようとするのはもうすっかり忘れてしまうように。
私たちは直接、関与するケースがほとんどなくなってくるだろう。でも、それはあなた方を見捨てたりとか、無視するつもりではない。先ほど言ったように、私たちがヘタに動くよりも、すべてを神に任せた方がうまくいくというのが分かってきた。だから、私たちもそれにすべてを賭けようとしている。一人ひとりの置かれている立場、地球人としての置かれている立場をよく理解しておくように。
一人ひとりが全員、神と繋がり、自分の能力を活かし、地球が新しい地球になるためにホンのわずかでもその奥義を使っていただけるのを望んでおります。私たちはここで少し、休憩をとります。ありがとうございました。
宇宙の計画は、計画が造られたときにそのエネルギーも造られ、ほとんどの場合、それが成功するように考えられて進行をしていきます。ところがこの地球に関しては、そういういろんな計画を持ち込んだ存在たちがお互いに自分だけで造り上げたためにそれがぶつかり合い、そしてお互いに計画がうまくいかなくなっているという状況になっております。そのために、私たちは地球で造られたエネルギーを前提に計画を進めてもうまくいかないということは完全に理解しております。
これからも、どのスペースコマンドの計画も何一つ成功しないでしょう。お互いに、特に最後が近づくにつれ、自分の計画だけを成功させようとして強いエネルギーを造り上げております。それがお互いに激しくぶつかり合うことでしょう。それは地球にとっても悲しい状況となります。私たちは、そういう状況になる前にそれを回避しようとして、いろんなことを考えてきました。
今、地球に必要とされているいろんな計画は私たちが完全に牛耳っております。ただ、それがうまくいくためには、人間自身が気づく必要があります。今までの流れを前提にしてそれを信じ込んでいる人は、そのエネルギーから抜け出ることはできません。しかし、それが無意味な計画であり、人類や地球に平安をもたらすことがないと気がついた時点で、そのエネルギーを解放することができます。
その時点で、人間がどういう選択をするか。私たちはその時に、いろんなインスピレーションを与えようとしております。そしてうまくこの場を知ることができた者には何とかしてここに連れてきて、新たなる計画の実行者になっていただきたいと願っているのです。今後、こういう人々がどれだけ増え、そして神と繋がってくるか。私たちは本当に、1万どころか10億、20億という数が私たちと繋がることを望んでおります。
一人ひとりがあまりにも大きな課題を造りすぎました。ホンのわずかな執着を取り除くだけでも、数えきれない経験が必要となっております。パートナーから何度も何度も裏切られる。そういう経験を経て、やっとパートナーとの執着がなくなるように造っている人がたくさんおります。金銭から逃れるために、とことんまで金銭の影響を受け、もう本当にこんなことはイヤだと心から金銭を放棄して、初めて金銭から解放される人がおります。
それぞれが造り上げた執着のエネルギー。これを短期間で取り除いてもらうために、それぞれには一時的にとてもつらい状況が集中的に起こるかもしれません。でも、それにも本当に意味があり、うまく乗り越えれば、あとは楽にそこから抜け出てこれるというのを本当に信じていただきたいのです。
実際にそういう状況にある人にとってはとても堪えられず、悲惨で、惨めかもしれません。でも、それを手放さなければ、永遠にそのエネルギーに巻かれたままになってしまいます。今、行なうのが一番の時期でもあり、また本当に最後の時期でもあるのです。心を強くし、真剣に自分のエネルギーを解放していっていただきたいと思います。
人間として生きていた最大の祝福が与えられるのです。今までの人間として活動してきた証として、最大限の能力が与えられるのです。今は苦しいかもしれない。つまらないかもしれない。でも、そう思っていた自分を本当に手放し、解放され、本来の自分に目覚め、自分が神に近づいていくと、神としての自分がそこに完成するのです。
皆はたまたま早くこの情報を手に入れたのにすぎません。でも、先に知った者は早く具現化していただきたい人間なのです。知識で広めるのではなく、具現化することによって広めていただきたいのです。一人では不安があるかもしれません。でも、お互いに確認し合ったり、練習を重ねていくと、お互いに成長が早まっているのがだんだん理解されてきます。
自分にこういう能力がだんだん目覚めてきた。自分がその場に行くだけで、周りの雰囲気が急に変わるのがよく分かってきた。ほかの人の思いが自然に感じられるようになってきた。今、ほかのところで何が起こっているのかが分かってくるようになってきた。本来の自分が何を伝えようとしているのかが瞬時に理解できた。自分が神だということ本当に分かってきた。自分なりの気づき方がそれぞれあります。
決してほかの人が先に目覚めたからといって、自分を卑下したり、まだダメだとか評価することは絶対にしないようにしていただきたいと思います。能力が人によって違うように、目覚め、開発される速さも人によってまったく違います。早く目覚めるのが素晴らしい能力、とは限りません。能力によってはかなり時間がかかる人もいます。ですから比較すること自体、意味がないということをよく理解しておいてください。
今まで、中々こういう話をする機会がありませんでした。どうしても能力の方にばかり意識が向いてしまい、またおかしな方向に進む可能性があるからです。能力を得るために奈落の底から這い上がるのではなく、単に自分を解放するため、自分が輝くために不要なエネルギーを手放していく。それをよく肝に銘じておいてください。皆さん方が心からお互いに理解し合い、自然に楽しく、確実に成長されていくことを望んでおります。
多くの宇宙の存在たちは必ずしもすべてを理解していないために、ここで何かが行なわれるときには必ず偵察隊がやってきます。そしてその情報を持って帰り、自分たちの計画と照らし合わせて修正をしたり、皆で調整をとったりして進めていっております。ここにおける一言一言が宇宙全体にどれだけ大きな意味を持っているのかをよく理解しておいてください。皆さん方がいずれは神の下僕となって確実に地球の上を歩いているのを私たちは望んでおります。
一人ひとりに輝ける星のエネルギーを流して終わりにします。
あなた方に祝福を与えて終わりにします。ありがとうございました。