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1997/8/20■水曜瞑想会から

日本人は本来の役割に目覚める時期にきている

質問
−人間関係において、相手との間で不快感を感じ、頭では冷静に対処しようと思っても、どうしてもうまくいかないことがある。何か、良い方法は。

@人間関係におけるエネルギーの処理の仕方

それでは今日の分を始めます。まず、質問の方から先に答えておきます。人間同志がお互いに出会い、いろんな思いが沸いてきて、自分が相手との間で何らかの不快感や違和感を感じてしまう。その時に頭で理解できた人はこの現実は自分のエネルギーで創られたものであるから、自分でうまくコントロールして何とか良い方向へもっていこうと考えていきます。そして自分はもうこの人を憎んではいない。この人を心から愛している。もうこんな不快感はお互いには必要がない。そう思い込んで、何とか良い方向へもっていこうと考えます。

ところがそれだけでは中々事態が改善されず、結局、相手はそういうところが嫌なのよ、とか言って余計に不快感をもってくる場合があります。どうしてこういうことになってしまうか。一般に自分と相手との間で創られているエネルギーというものは、その人自身の現在における感情と過去に放ったエネルギーとの相互的なもので現象化されます。過去に放って戻ってきたエネルギー、単にそれだけではなく、自分が表している感情、これのお互いの作用によって現実が創られていきます。

したがって、今、自分が何とか良い方向に持っていこう、この人を私は憎んでいない、もうすべてを許している、本人はそういう感情を出していても、過去に放って戻ってきた感情自体が相手のことを本当に憎んでおり、どこかへ行ってしまえとか、もう会いたくないという気持ちが入っている場合には、そのまま戻ってくるのです。したがって今、自分が一生懸命、良い方向へもっていこうと思っても、過去に放ったものにそういうエネルギーがまったく入っていなければ、必ずしも相手に良いエネルギーばかりが届くわけではなく、過去に放ったものがそのまま相手にも影響していくのです。

これは相手にとっても同じであり、相手にとっても過去に放ったエネルギーと今、現在のエネルギーの両方を感じております。したがって相手が、今、何とかして改善しようという気持ちが少しでもあれば、その気持ちと、こちらが出している改善しようという気持ちが少しは反応し合って、お互いにある程度の違和感を感じても、何とか今は黙って許してあげようとか、何とかこれからは良い方向に持っていこうというので、我慢をすることが可能となります。

しかし、相手がそういう気持ちを一切、持っておらず、ただ過去に放ったエネルギーと同じエネルギーを感じた場合には、一方的に違和感や不快感を出し続けることになるでしょう。結果的に、全体的としてつくられた感情のエネルギーは不快感のエネルギーの方が圧倒的に多いという状況になってしまいます。

これを克服するためには、それに負けないぐらいの愛のエネルギーを今、自分が出すこと、これしか方法がありません。でも、それを苦痛として考えたり、諦めてしまうのではなく、やはりそれ自体が今、自分のやるべき役割であるということを認識した上で精一杯、相手を許してあげる。今後の展開を確実に良いものと信じて、今、すべて許し、認めてあげるエネルギーを出し続けていく。これが必要とされるのです。

したがってこういう学びをし始めたばかりで、今までうまくいっていなかった人が急に考え方だけを変えても、初めのうちはうまくいかないというケースが良くありますが、それは今のような理由によって一時的に起こるものであり、これをうまく乗りきれば、それ以降はおそらく少しずつ改善されていくでしょう。

今までずっと違和感を出していて、急に考え方を変えて、それでそれ以降すぐうまくいく、という風に簡単には中々進まず、その切り替えの時期に少々今までのツケが回ってきているということを理解しておいてください。でも、それがまた分かれば、今までの清算をしている段階で、これを何とかうまく乗りきって、これ以降はすべてを許していく方向に行こう、そういう気持ちで過ごしていかれるのを望んでおります。


A日本は神の願いによって創られた

あなた方に話をするのは初めてです。先ほどのワークにおいて、私たちの領域に訪れいただいたということを私たちは喜びとしております。少しだけ、話せる範囲内において、説明をしておきます。

日本という国は極めて特殊なエネルギーの場としてつくられております。これは、地球が計画されたとき、地球自身がかなり混乱を経験して進化するということが明らかに分かったころ、それを回避するために、なるべくほかの者の影響を受けないような特別な領域をつくり、そして地球が確実に進化できる方向に向けて仕組みをつくってきました。

日本という国においては、この地球を混乱に陥れた様々なエネルギーを必ずしも受け入れることができないように創られております。そしてむしろそういうエネルギーがいずれ地球から離れていくことができるように、いろんな仕組みを日本に入れておりました。地球を混乱に導いたのは、争いや人間の差別、宗教、支配、こういうエネルギーであり、日本という国においてはこういうエネルギーがなくても存続できるように仕組みが創られておりました。

日本においては争いに限らず、支配や布教といったものを一切、経験しなくても、確実に神の思いを受け取り、地上で具現化できるように考えられておりました。西洋の文明が日本に入り込んできてから、日本人の意識が少しずつ、邪なる者に支配され始め、日本というエネルギー場が次第に濁ってきました。日本という国がこのまま別のエネルギーを吸収し続けるのであれば、日本人自身の役割が剥奪され、新たなる仕組みによって地球が変化していくでしょう。

しかし、日本人が本来のものに目覚め、光を取り戻したならば、日本の役割は改めて神の許しのもとに開始されるでしょう。日本人が目覚めるか、このまま邪なるものに支配されてしまうか、それは日本人自身の選択によります。日本人が日本人として目覚めるためには、競争意識や自分だけ目立とうとする気持ち、他を非難してでも自分を正当化させようとする気持ち、これを完全に手放し、自分の心を神のもとに送り届ける必要があります。日本人がこれに目覚められない場合、日本という国自身がその存在を否定され、神の約束を果たせなかった責任をそれぞれが背負うことになるでしょう。

本来の日本人は西洋的な考えを取り入れる必要はなく、ただひたすら神の教えを取り入れる必要がありました。西洋的な社会を取り入れるのではなく、神の思いを取り入れる必要がありました。神が日本という国を創るとき、いろんなことを考え、そして富士山やそれぞれの地域の特定の場所に秘密の仕組みを隠してきました。

今の日本人の意識レベルではまだそれらを使いこなすことができず、明らかにする時期には達しておりません。できれば、あと10年以内にはほとんどの日本人に目覚めていただければ、まだ何とか間に合うのではないかという気持ちもあります。でも、この目覚めの際に、自分たちが優れているとか、西洋人よりも日本人の方が神に近いとかいう思いを持つ者が逆に増えてしまった場合、余計に混乱を招いてしまいます。そういう思いを一切、抱くことなく、純粋に自分が目覚めていく。地球のために自分が目覚めていくという本来の波動を発揮させていただければ、良い方向へと向かうでしょう。

今の時点においては、まだ邪なるエネルギーの方が強いために、真実の日本を説明すると、余計に混乱を招いてしまいます。まだまだ準備ができていないのです。まずは邪なる者のエネルギーを完全に自分の心から追い出し、素直な気持ちで地球のために自らの生命を捧げるというぐらいの気持ちを持っていただきたいと願っているのです。

日本人。神が最後の手段として創り出した人類。日の本。本来の地球が完成するために、大いなる存在たちが集まってくる場所。光が日の本に集まるとき、日の本の民族が目覚めているように。光あるものは日の本に集まるように...

ありがとうございました。


B地球を守れ

日の本の民族よ。
地球は確実に成長を続けていく。
地球を愛せよ。地球を守れ。
自らの生命を捧げよ。
神の光を地球に送り届け、地球と一体となれ。

我は日の本を導く。
大いなる神々よ、
早く地球にやってこられるように。


私たちはここまでにします。ありがとうございました。



(c)1997 CentralSun
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