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1997/6/9■月曜勉強会

預言を信じる者たちの愚かさ

@預言は宗教の神々が与えた支配計画案

私はサナンダ。先ほど、少し説明がありましたが、もう少し詳しく、今の皆さん方の状況を説明いたしましょう。この地球が今、どういう進路をたどっているのか。多くの人はいわゆる預言的な情報をモトにして地球の流れを考えております。あと二、三年で地球はどうかなり、そしてその後、変化が起こってきてアセンションをする。多くの人はそういう情報を真に受けて、その流れで現在というものを認識しております。

私たちは皆さん方に本当のことを伝えております。今までこの場において何一つ、預言といったことを出した覚えはありません。なぜならば、そういう予定は何一つ、ないからです。皆さん方が耳にした預言という情報は、皆さん方を支配してきた宗教の神々たちがつくりあげたプランにしかすぎません。それを信じ込ませることにより、人間を支配することができます。それを信じている人間がそれを実現させていくのです。

したがって預言を信じている人間は、その預言をつくりあげた宗教の神の配下の下でその時空の流れを歩んでいきます。私たちが何一つ、預言を示していないのは、ここは宗教ではないということ。決められたプランがあるわけでもないということ。すべては皆さん方の選択の自由に任されております。宗教のプランを信じて、その通り歩んでも構いません。そういう人たちはある一定時期にここの時空と切り離され、宗教の神々の下で新しい時空を進んでいくでしょう。

ここでやろうとしているのは、宗教の神々の予定とはまったく別の時空を歩むことです。それは人間を支配する時空ではなく、地球を崩壊させる時空でもなく、本当に多くの生命たちが喜びを分かち合い、人間が創造主となってこの地球を素晴らしい惑星に変えていく時空です。そしてそれは皆さん方の選択にすべて任されております。地球人類がどの道を選択するか。皆さん方は預言というものに非常に興味を持ち、その情報を集めております。

たとえ宗教ではなくても、預言というものをあなた方に伝えている存在は私たちとは別の仲間です。私たちは一切、預言といったものを人類に与えたことはありません。しかし、人類は預言を求めております。執拗に預言を求めてきます。いつ、地球はどうなるのか。自分はいつ、どうなるのか。そればかりを執拗に聞いてきます。あなたの望むとおりに実現します。私たちはそれしか伝えておりません。預言を信ずるものはその通りに進んでいきます。

今までここの場において、何度も質問が出されました。いつアセンションが起こるのか。いつ、フォトンベルトがやってくるのか。そういう質問が何度も出されました。私たちは何一つ、答えたことはありませんでした。にもかかわらず、ここで学びを終え、家に帰ると、すぐ預言書を読みだし、いつどうなるのかという情報にばかり目がいく人がたくさんおりました。ここではまったく否定していながらも、家に帰るとすぐ預言書に身を任せてしまう。ほとんどの人がそうでした。あなた方は何故、そんなに預言を求めるのでしょう。何故、自分でつくるということができないのでしょう。

今の地球人類は根本からして認識を変える必要があります。自分の人生のすべてが決まっていると思い込んでいる人がいます。これも宗教の神々たちがあなた方に植え付けた嘘の概念です。あなた方の思考のエネルギーで何でも可能であるということを分からなくさせるために、運命だの預言だのといってあなた方をごまかしてきました。あなた方はその策略にまんまと引っかかり、自分の未来がすべて決まっているかのように思い込み、そしてそればかりを聞き出そうとしてここにやってきます。自分で創れる、ということがまったく信じられなくなっている。

仮に預言というものが本当に存在し、それが当たっていたならば、今ごろ地球は崩壊しているでしょう。もう、皆さん方はすべての預言が外れているという事実を認識しても良いはずなのです。これまで人類に公表されてきた預言がことごとく外れているという事実を何故、受け入れないのでしょう。にもかかわらず、さらに預言を求めている。

考えることが面倒臭いから。この面倒臭いというのがあなた方に共通した一つのテーマとなっております。瞑想するのも面倒臭い。本を読んで勉強するのも面倒臭い。いちいち整理して考えるのも面倒臭い。この面倒臭いという心理。これを克服しようとして、何かすぐに達成できそうなものを手に入れようとする。一瞬にして頭がよくなりたい。勉強するのが面倒臭いから、すぐ分かるようにして欲しい。瞑想するのが面倒臭いから、すぐに魂と繋がるように癒して欲しい。面倒臭いから、すぐにやって欲しい。

ここに宗教が入り込んできました。預言というものを与え、それを信じ込ませることにより、考えなくて済む。神を信じれば願い事が叶うかのように思わせ、楽して過ごしていける。もう、そういう矛盾に気がついても良いころなのです。あなた方がいかに宗教というまやかしにごまかされてきたのか。自分という存在を分からなくさせるために、宗教が巧妙に騙してきたこと。それにもう気づいても良いころなのです。にもかかわらず、いまだに預言を求め、一瞬にして楽になる方法を手に入れようとしております。

自分はどういう生き方をすべきなのか。自分の魂は何を望んでいるのか。自分は今、本当に幸せを感じて人生を送っているかどうか。私たちが今目指している新しい時代、そこにおいては宗教のエネルギーを完全に排除しようとしております。人間をここまで堕落させてしまった宗教。これを完全に排除するつもりで、私たちは計画を造っております。したがって、預言を求める者や楽をしたいと思う者は新しい時代には来れないのです。

一瞬のうちに素晴らしいものを手に入れたい。誰もがそう思うでしょう。自分の願ったことを実現させる。これを実現させるためにはいろんな方法があります。宗教を信じている者は宗教のエネルギーがそれを可能にさせてきました。宗教を信じていない者は一瞬にして手に入れられるということには納得せず、あくまでも論理的に説明がつかないと手に入れられないという別の考えをつくり出してしまいました。

いずれも真理とはかなり違っております。私たちが皆さん方に説明できるのは、自分のエネルギーで現実を造り出すことが可能だということ。宗教のエネルギーを使って一瞬のうちに楽しようとするのは別の考えです。自分自身のエネルギーで現実を変えていく。自分自身の力により、状況を変化させていく。これが私たちのやり方です。

あなた方は自分自身の力を最大限に発揮すれば、一瞬にして消えたり移動することも可能です。でも、そのためには自分自身の力を本当に活性化させる必要があります。自分自身の力を活性化させないで、ただそういう現象だけを期待すると、別のものがやってきてそれを実現させていきます。多くの者はそれを自分の能力だと思い込んで、信じていきます。実際には自分の力ではなく、別の者の力により超能力的な現象を引き起こしているということに気がついておりません。

私たちの目から見ればはっきりと分かります。本人の力はまったく未熟で、何もできないにもかかわらず、宗教のエネルギーがその人間を完全に取り囲み、超能力的な状況を起こしております。皆さん方はもうそれを区別できるようになる時期に入っております。別のエネルギーの力を借りるのではなく、自分自身の力で物事を変えていく。自分自身の力で現実を変えていく。今はそういう時期に入ってきているのです。

面白いことを期待する。それはそれで良いでしょう。ただ、何のためにそれを期待するのか。人に自慢できるから。あの人を見返してやりたい。人より優位に立ちたい。こういう気持ちを持って何かを求めるのであれば、別のものがやってきてそれを実現させていきます。純粋に自分が成長し、現実が豊かで楽しいものとして多くの人と喜びを分かち合いたい。地球を本当によくしていきたい。こういう気持ちで願っている者は私たちが協力をするでしょう。

根本がどこから来ているのか。今まで多くの者が超能力を求め、自分が一瞬にして素晴らしい人間になるのを求めてきました。でも、ほとんどの者が手に入れることができず、別のものに関与されるという状況だけをつくり出してきました。もう、そういう思いを手放して、純粋に自分の本来のエネルギーを活性化させ、地球が喜ぶ方向へと進んでいくのをやっていく時期に入っております。

まだ預言にしがみついている者。超能力を手に入れようとしている者。その波動をいつまでも持ち続けていると、いずれはここに来れなくなります。さぁ、自分の心をよく分析し、完全に手放すことができたかどうか。一人ひとり、よく自分の心をチェックしてください。


A自分のエネルギーで自分の現実をつくるように

私は女神として今、やってきております。今の話の中で、皆さん方がまだ理解できていないところがあります。自分の人生が必ずしもすべて決まっているわけではない。ここのところに疑問を持っている人がおります。やるべきことがある程度、決まっているはず。何も決まっていないはずはない。そう思っている人がおります。

皆さん方は時間の流れも、思考のエネルギーの使い方も、まだほとんど理解されておりません。皆さん方が考えている時間の流れというものは本来、まったく存在しておりませ ん。時間という概念は三次元の人間が自分の都合の良いように勝手に造り上げた概念であり、私たちはそれを真実として説明したつもりは一回もありません。皆さん方には必要な経験があり、それを自分が適宜選んで選択していくということは何度も述べました。これは時間とはまったく別問題としてつくられております。

一人ひとり、時間というものによって体験が進み、毎日の生活をしていきます。でも実際には一人ひとり別の流れで体験を重ねていきます。自分だけの選択肢がたくさん用意されており、それぞれは自分だけの選択肢の中で進んでいっております。ほかの人と同じ環境で体験をしているように思っているかもしれません。でも、実際には自分は自分だけの選択肢をただ選んでいるだけです。ほかの人との繋がりはあまりありません。

どれを選択していくかは、あなた方が一瞬一瞬選択していくことです。決まっているものはありません。にもかかわらず、ほとんどの人は決まっているかのように勘違いし、それを聞き出そうとしております。それで、これこれこういうことになります、という風にたまたま誰かが言うと、それを信じ込んでしまい、そしてその選択をとっていきます。そして預言が当たったという風に勝手に判断をしていきます。

皆さん方には本当は決められた選択というのは存在しておらず、何を選択するのもまったく自由であるというのを本当に信ずる必要があります。何を選択してもすべて許されます。多くの人が、それを信じたくない。もっと何か具体的なアドバイスが欲しい。いつもそう言ってきます。自分で選択するのも面倒臭い。どれを選択して良いのか、教えて欲しい。あなた方の人生をどうして私たちが選択できるのでしょう。あなた方一人ひとりの問題なのです。

仮にその時に、こうしなさいとかあぁしなさいと言う存在がいたとすれば、それはもうルール違反を犯しております。私たちはそういったことは一切、しないように約束しております。しかし、宗教のエネルギーたちはその法則をすべて無視し、ひたすら人間をコントロールできることを進めていっております。もう、人間はそういうエネルギーと完全に縁を切り、自分で自分の人生をつくりあげていくというのを本当に身に付ける時期に入っております。

小さなこと一つひとつ、大きな流れの一つひとつ、すべて自分で決めて、選択していくということを本当に身に付けてください。自分がうまくいかなかった。運命でなければ、なるべくしてなったわけでもなく、自分が選択しただけなのです。悪いことが起こったときに、運命として片付けてしまう。これは逃げです。ごまかしです。その理由を考えようとしない。考えるのが面倒臭いから。自分の所為だと認めたくないから。運命の所為にして、ごまかしてしまう。運命の所為ではなく、自分の選択がそうであったということを本当に理解する必要があります。

これからは自分がしっかりと選択していない限り、自分自身が正しく生きていけなくなってくるというのがだんだん明確に分かってきます。単に、預言に従ったり、運命の所為にしたりしている人は、もう自分の力で現実をつくることができなくなってきます。宗教のエネルギーの支配力がだんだん強くなってくるからです。そして私たちの影響力がだんだん弱くなってきます。本当に、新しい時代まで辿り着きたい者、自分のエネルギーでそこまで辿り着けるように、しっかりと選んでいってください。


B挨拶

あなた方に思考のエネルギーが確実に自分のものとして現実化に反映していくように、エネルギーをつくり変えていきましょう。自分の思考のエネルギーを信じてください。何かの所為にするのではなく、自分の思考で現実が展開されるというのを本当に信じてください。


C挨拶

これからの展開として、あなた方に素晴らしい未来が待っているように、私たちも大いなる祝福を与えて、少し、休憩にしましょう。

それではここで少し、間を取ります。


D宗教のエネルギーは想像以上に浸透している

それでは続きを始めます。まず、今の皆さん方の話の中から少し、説明をしておきます。何故、宗教に対して私たちがこれほどまでに執拗に注意を促しているか。地球のエネルギーはほとんどすべて宗教のエネルギーで支配されております。皆さん方が物事を考えるときに、まず不安や心配を先に考えます。未来を考えるとき、もしこうなったらどうしよう、失敗したらどうしよう、うまくいかなかったらどうしよう... これも宗教のエネルギーです。

ここでいろいろと、自分は創造主である、思ったことが実現する、思考のエネルギーですべて創れる、とこう話しても、本当だろうか、信じられない、うまくいった試しがない... これも宗教のエネルギーです。まず恐怖や不安、恐れをあなた方に植え付けてきました。皆さん方の日常の行動はこの宗教のエネルギーによって動かされているのです。まず、不安と恐れが存在し、これを前提にして、これを乗り切ることを教えられてきました。

不安や怖れを無くすために、宗教に基づくように彼らが教えてきたのです。だから、幸せを求める。喜びを求める。わざわざ探したり、求めたりしないと、幸福や喜びが見つけられないように、植え付けられてしまった。これも宗教のエネルギーなのです。本来はそんなことしなくても、毎日が楽しく、毎日が幸福なのです。始めから恐れや不安を皆さん方に与えてしまったために、皆さん方はそこから抜け出る方法を模索しなければならなくなったのです。

本来の地球に生まれ変わるためには、始めから恐れや不安をまったく意識することなく、何か教えられるたびにすべてを喜びを持って受け入れていく。何一つ、不安や疑問を持たない。これが必要となるのです。何か、私が一つ言うたびに、不安を感じたり、自分はできるのかどうか、自分だけがほかの人よりもついていっていないのかもしれない。自分はまだだめなのかもしれない。こういう風に思う人、これも宗教のエネルギーなのです。

皆さん方が悪いのではありません。宗教のエネルギーで巧妙に騙されているのです。それほど、宗教のエネルギーは完全にあなた方を支配しているのです。これを本当に、手放すためには、単に教団から離れるとか、教義を忘れてしまうとか、そういう程度では難しいのです。不安や怖れをすべて取り除いてしまう。口では簡単ですが、これを実践するためにはよほどの訓練が必要となります。でも、そういうと、また不安に思ってしまう。これも宗教のエネルギーです。

私たちは、でも、もうそれを黙認しておくことができなくなってきました。いつまでもいつまでも、そのままで良いんだよ、と言い続けることは無理になってしまいました。もう、できる人間はやっていただかねばならないのです。それを手放すことの用意ができている者は本当に手放していただく時期に入っているのです。いつまでもいつまでも、勉強中ということはもう許されなくなっているのです。

私たちはこれからも宗教に対しては厳しく表現していくでしょう。でも、その本質は今言ったように、すぐ否定的に考えてしまう、すぐ疑いを持ってしまう、すぐできるかどうか不安に思う、こういう気持ちを無くすことを言っているのです。単に、教団から離れるという意味ではなく、すべてを喜びをもって受け入れていく。これをやっていただきたいのです。


E単なる思いと思考ではエネルギーが違う

さて、私たちからはまた、続きを説明いたします。皆さん方が思考のエネルギーで現実を良い方向に展開していきたいと考えております。思考のエネルギーで自分の現実を良い方向に変えていく。ところが、多くの人はただ思うことと思考のエネルギーの区別がついていないのです。こうあって欲しい、こうして欲しい。これと思考のエネルギーはまったく違います。お金が欲しい。良いパートナーが欲しい。こういう願望は必ずしも現実には起こりません。

思考のエネルギーというのは論理的な手順によってつくられるエネルギーの集まりと思っておいてください。そこには論理的な一貫性がなければなりません。お金が欲しい。この論理的な一貫性。その人にはそれぞれ必要な貨幣の量があります。必要以上の貨幣の量を望んでも、それは宇宙の法則では満たされません。必要以上の富を望んだ場合に、それにうまく適合するエネルギーを創らないと、それ以上の富は与えられません。

論理的な一貫性というのはそういう法則にうまく合致した状態のことを言っております。思考のエネルギーで富を得ようとする場合には、自分が他人に与えた富の量と同じものしか自分には与えられないという、その範囲内で思考のエネルギーで富を得ることができます。自分がほかの人に対して何一つ、富を与えていない場合に、いくら富を求めてもそこには論理的な流れが成立しません。これは思考のエネルギーによって現実化するということができなくなってしまいます。

それを、執拗に実現するように思いを強くした場合に、思考のエネルギーとは別に、その思いを満足させるエネルギーがやってきます。欲望というものに興味を持ち、それを満足させようとする存在たちがおります。そしてその人の周りで、その欲望が成就するように仕組みを創っていきます。その人の願い通りにいろんな現象が起こるようにと、仕向けていきます。誰かとても素晴らしい人が近くにやってくると、良い。是非とも、誰かを紹介して欲しい。そういうエネルギーを放出していると、実際にそれが現実化するように、その周りの存在たちが仕組みをつくっていきます。そしてその人の周りに一見、新しい人々が寄ってきて、その人に良い現実が造られたかのように思わされていきます。

多くの人々は、何か新しいこと、不思議なことを求めております。そしてそういう面白いことに非常に興味を持ち、それが与えられることを喜びとして受け入れていきます。多くの、そういう欲望に満足させようとしている存在たちはなるべくそういう面白さ、不思議さを全面に出して関心をもたせ、いかにも自分の思ったことが実現しているかのように仕向けていきます。したがってそれに騙されて、一見、欲望を満足させる者たちの巧妙な手口に騙されて、自分の現象化がうまくできているかのように勘違いする人もおります。

したがってここで皆さん方にまた一つ、大きな課題が与えられております。願ったことは実現する。これは真実ですが、その実現の仕方として欲望を満たす存在たちがそれを可能にする場合と、その人自身の思考のエネルギーで可能になる場合と、両方の実現の仕方があるということ。それを皆さん方は見極める必要があります。自分の思考のエネルギーだけで純粋に現実化が行われる場合、それは論理的な一貫性が確実に存在しているために、自分でも納得がいきます。そして同じようなやり方で、自分の未来をさらに良いものに変えていくことができるでしょう。

自分の欲望によって現実化が行なわれた場合、他人を不幸にすることがあります。あの人よりも上に立ちたい、あの人なんか居なくなればよい、こういったこともすべて実現していきます。自分の欲望によって現実化された場合、それは必ずしも思考のエネルギーで現実化されたわけではないということをまず理解してください。この区別がついていないうちは、まだ思考のエネルギーによる現実化が許されない場合があります。

単に願ったことが実現する。そのレベルで止まっている場合には、まだ思考のエネルギーによる現実化が許されない場合があるのです。そして欲望を満たす存在たちの配下の下で、自分の思いが現実化していくのを経験することにより、不幸な出来事がもう起こってはいけない、願ってはいけない、ということが確実に分かり、他人を犠牲にするような思いを一切、持たなくなったときに改めて思考のエネルギーによる現実化が許されてくるでしょう。こういうことによって現実化にもいろんなエネルギーが関与しているということを覚えておいてください。


F最後まで付いてくるように

さて、最後に私たちから説明をいたします。皆さん方が学びを重ね、自分を成長させていく。それによってこの地球がどこまで正しい方向へ進んでいくか。私たちは今、ここに焦点を当てております。私たちは地球を何とかして変えようとしており、そのために人間をつかっております。人間のエネルギーが地球に与える影響がとても大きいために、人間と協力しない限り、地球が正常には変わっていかないのです。

しかし、人間が放出しているエネルギーの多くは地球を別の方向へと導いております。したがって地球を本来の素晴らしい流れに持っていくために、人間の思考のエネルギーを変えていただく必要があります。これができる人間がまだまだ少ないために、私たちは少しでも多くの人間にこれに目覚めていただきたいと、メッセージを与えております。

今までの流れの中で、人間が思考のエネルギーの使い方にまだまだ慣れていないということがよく分かってきました。単なる思いと思考が分離されておらず、その使い方が理解できていないということ。これが大きなポイントでした。今日から、皆さん方は思考のエネルギーということをもっと明確に理解し、欲望ではなく、純粋に思考で現象化を行なっているということを理解していただきたいと思っております。

皆さん方の現実も思考のエネルギーで変わっていきます。でも、それは欲望に根づいた思いではないということを理解しておいてください。皆さん方に祝福のエネルギーを流して、終わりにいたしましょう。


皆さん方の一人ひとりが、最後の最後まで、一緒について来られるのを望んでおります。それではありがとうございました。


(c)1997 CentralSun
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