前へ戻る
1997/6/4■水曜瞑想会

肉体への感謝の気持ちが少ないと肉体が疲れる

@右は自分の確立、左は新しいことへの取り組み

それでは説明をいたします。まずは先ほどの瞑想の中で、皆さん方が経験をしたことで少し説明をしておきます。先ほど、皆さん方のエネルギー的な変化がやってきておりました。それぞれ現在のエネルギーよりは波動の高いレベルに切り替わったと思っておいてください。ただ、その具体的な現れは一人ひとりまったく違いますので、個別に説明することはやめておきます。

Kさんの場合で、先ほどの自分の思いがフツフツと湧き出てしまう場合の処理の仕方について、質問がありました。ある特定の人間に対して、思いが沸き起こってくる。こういう状況は必ずしも否定的なことではなく、それを避けるべき理由もありません。それが沸き起こったとき、自分が確かにそのエネルギーを持っているということを認めることは必要です。ただ、それを悪いとか、なくさなければいけないとか、取り除くとか、そういう観点で処理をしようとするのは止めるようにしておいてください。

特定の人に対して何か不快感が沸き起こってきた場合、まずは自分の心の中にその人とどこかで通じている波動が必ずあります。それが何なのかを調べてみる必要があります。不快感と言葉で単純に表現しても、その原因はそれぞれまったく違います。ある場合には単純に過去世においてその人との関係の中で以前のことが蘇ってきて不快感を感ずる場合。あるいは今回の人生においてそれと同じ波動を持った人から非常にイヤな思いが経験され、その人もそういうエネルギーで見るようになってしまう場合。いろんな状況があります。

自分がどういう風に違和感を感ずるかをもう少し細かく見ていく必要があるでしょう。その人自身がイヤなのではなく、その人のどこに自分が反応しているのか。人にお節介をするからイヤなのか、人のことを考えずにいろいろ言ってしまうところが気に触るのか、ただ自分の素晴らしさを認めさせようとする言動に引っかかるのか、あるいは態度の一つひとつがオーバーでいかにも自分をアピールしているかのように見えるのが気に触るのか。どこに自分が不快感を感じているのか、よく調べてみてください。そしてそれが自分に何らかの原因をもたらしております。

自分自身に同じ波動があるということを認める勇気が必要となってきます。普通は分からないという風に結論を出しますが、分からないというのではなく、自分で見ようとしない、見たくないというのが本心なのです。私はそんな波動を持っていない。私はそんなずるくはない。そういう風にして自分はそこまでひどくはないという風に判断をして済ませております。

でも実際には自分が感じたのと同じ分だけ、ほかの人も感じているということを理解する必要があります。多くの人間関係において、こういう状況が何度も訪れてきます。素直に自分にその波動があるということを認め、その上で自分をさらに愛していく。ほかの人を許していく。この作業が必要となります。


さて、Mさんの場合で、右半身と左半身とでエネルギーがまったく違う感じがする。これについて説明をしておきましょう。ほとんどの人が右半身と左半身ではエネルギーの状況がかなり違っております。右半身はその人自身の根本的な宇宙観や存在価値を表しております。自分が自分としてしっかり生きるために必要なエネルギーは右にかなり集まっております。自分が自分であるために最低限、必要なものは右のエネルギーで表されてきます。

それに対して、左のエネルギーは違う状況をつくり出し、そこで何らかの経験を経てまったく新しいものを取り入れていく。それによって今までの宇宙とはまったく違う方向に進むこともできる。その中から、自分に適したものを取り込み、そして自分の宇宙を新しい方向へと進めていく。こういうエネルギーが左に入っています。

一般に、左のエネルギーが活発な人は、今までのやり方に必ずしも満足せず、いろんなことをどんどん工夫してやってみたり、まだ誰も想像できなかったようなことを自分がつくり出して新たなる方向へと導く場合があります。右の方のエネルギーが活発な人は、自分というものがかなり確立してきて、自分だけで何でもできるというエネルギーがつくられてきます。

さて、Mさんの場合で、右の方が何か不活発に感じるという場合、自分自身がまだ確立しておらず、自分の存在価値がまだ納得できないという状況のときに、こういう反応が強く現れてきます。自分はこれで本当に良いんだろうか。こういう思いが強くなってくると、右側のエネルギーが不活発になってきます。左側の方がかなり安定してきている。これは新しいことへの取り組みやいろんな状況に対して、工夫をしてそれを克服したり、新しいことをどんどんやってみるという場合に左の方のエネルギーが活発になってきます。

この調整をどのようにしてとっていくか。いうまでもなく、いろんなことを試みて、新しいこともどんどんやってみながらも、自分は自分でしっかりと確立しているという状況を完成させることが必要です。自分が何をやって良いのか分からないまま、新しいことをどんどんやっていくと、左側のエネルギーだけが活発になってきます。新しいことに対する精神が不足している場合には、左側のエネルギーが不活発になってきます。そういう観点で、右と左を考えてみてください。


Hさんの、肉体の意識とコンタクトをうまくとりながら、お互いに一緒にやっていく良い方法。これについてですが、確かに、肉体を酷使すると疲れが出てきて、肉体がかなり痛みを感じます。疲労という現象は肉体に対しての思いが少ないときに起こりやすい現象となります。肉体自身が喜びを感ずることなしに、人間の意識によって酷使される場合に、疲労感が溜まってきます。

したがって何か仕事をする場合でも、肉体という意識を十分に考えながら、一緒に楽しく仕事をしているという感覚を持っていると、疲労感はそれほど感じなくなってきます。自分の思いだけで肉体をどんどん酷使し、しかもそれによって自分が有名になれるとか、お金がもらえるという価値観で肉体を酷使している場合に、疲労感がどんどん溜まってきます。

睡眠については、最低限、必要な睡眠時間を確保していただければ、それほど神経質になる必要はありません。最低限、必要な睡眠時間は肉体の状況によってかなり違います。疲労感が確かに多いときには、長い睡眠時間が必要になる可能性はあります。睡眠を取る直前に、肉体によく愛を流しておいて、回復がスムーズにいくように願いをかけながら、睡眠に入ると、肉体は本当にその間に愛を受け取って睡眠による回復がかなり早くなってきます。

ですから、常に肉体と一緒に活動している、自分が肉体から意識を離しても肉体は一生懸命、頑張ってエネルギーを調整している。そういう思いをしっかりともっていただければ、肉体は十分に感謝をし、あなた方と一緒に体験しているという実感を得ることができるでしょう。


さて、Kさんに見えたいろいろなビジョンですが、まずKさんの意識にはないビジョンがたくさん現れておりました。一番あなたに必要であったビジョンがあります。それはこれからのあなたのために必要なメッセージであり、あなたがこれから自分としてしっかりと生きていくために必要なものが与えられておりました。自分は本当に楽しく人生を送ることができる、自分は満足している、本当に宇宙は自分に協力してくれている、こういう思いが伝わってくるようなメッセージがいくつか与えられておりました。あなたが時々、感涙するような状況になるのは、こういうエネルギーが流されているときと思っておいてください。

そして紫色のエネルギーのようなもの、勾玉のようなシンボルについてですが、これにはいろんな意味が込められております。一つは宇宙とあなたとの契約を意味しております。あなたが宇宙との繋がりをより強く保ち、自分は確実にこの地球で役割を演じていくということを宣言した証でもあります。また、あなたの魂自身が、あなたはそろそろ役割をスタートする時期だということを与えたメッセージでもあります。これから、そういう意味で魂や宇宙との繋がりがより強く感じられる状況に入っていくでしょう。

今まで、自分の身近な存在というものに対して、中々実感が持てなかったかもしれません。でも、実際にはあなたと密接な関係を常に保ち、あなたにいろんなアドバイスを与えておりました。今まで、あなたが考えてもいなかったような状況がこれからどんどん訪れるようになるかもしれません。宇宙の存在たちが確実にあなたにメッセージを与えていきます。そういう意味で、これからあなた自身に新たな展開が訪れてくるという、いろんなメッセージが込められておりました。自分をしっかりと宇宙と繋げ、本来の自分が発揮できるような行動に変えていってください。


A挨拶

さて、最後に少し説明をして、終わりにいたします。

今の皆さん方のエネルギーが初めに来たときとはかなり変わっております。それぞれ自分の波動がどう変わったのか、なるべく自分で分かるような工夫をしてみてください。人によっては今までよりもかなりエネルギー的に敏感になり、いろんな違いが分かりやすくなってくるかもしれません。特に、自分の身近な仲間たちという存在たちとの繋がりが強くなってきており、日常においていろんなアドバイスが与えられるようになるでしょう。

一人ひとり、地球をしっかりと守り、宇宙と協力してエネルギーを変えていくという作業が待っております。そのために必要な準備が何度も行なわれました。これからもそういう観点で、自分をしっかりと導いていってください。

それでは私たちはここまでにします。私たちから、最後に祝福のエネルギーを流して、これで終わりにします。

それではありがとうございました。


(c)1997 CentralSun
前へ戻る